JP2012243357A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカスエラー信号振幅調整の際に、対物レンズが光ディスクに衝突して光ディスクを傷つけることを抑制できる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】少なくとも2種類の光源のうち1種類の光源を使用して測定されたフォーカスエラー信号振幅とフォーカス和信号振幅の比率であるFE・FS比率を算出するFE・FS比率算出部と、前記算出されたFE・FS比率と閾値の比較によりFE・FS比率が異常か否かを判定するFE・FS比率判定部と、前記FE・FS比率が正常である場合、フォーカスサーボをオンとするフォーカスサーボ部と、フォーカスサーボのオンの後、フォーカス和信号振幅測定値に基づきフォーカスエラー信号振幅調整値を算出するフォーカスエラー信号振幅調整部と、を備え、前記FE・FS比率が異常である場合、前記光源の種類を変更して前記FE・FS比率算出部のリトライが行われる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク装置に関する。
従来よりブルーレイディスク、DVD、CD等の光ディスクに対応した光ディスク装置が様々提案されている。このような光ディスク装置では、フォーカスエラー信号に基づきフォーカスサーボを行い、光ビームの焦点位置を光ディスクの記録層に追従させる制御を行う(フォーカス制御装置の一例としては例えば特許文献1参照)。
ここで、従来の光ディスク装置には、光ディスクのマウント処理においてフォーカスエラー信号(FE信号)振幅を調整するものがあり、従来のFE信号振幅調整処理の一例を図4のフローチャートに示す。
図4のフローチャートが開始すると、まずステップS1で、マウントされた光ディスクがブルーレイディスク(BD)、DVD、CDのいずれであるかの判別処理が実行される。ここでは例えば、各ディスク用のLD(レーザダイオード)を順次発光させつつFE信号の振幅を測定し、測定結果に基づきディスク判別される。以下の処理では、まずここで判別されたディスクに対応するLDを使用する。
次に、ステップS2で、FE信号振幅調整を行う。より具体的には、対物レンズのフォーカス方向(光ディスクの記録面に対して垂直方向)移動によりFE信号の振幅を測定し、測定値と目標FE信号振幅との比率をFE信号振幅調整値として算出する。
そして、ステップS3で、上記ステップS2で算出されたFE信号振幅調整値によりFE信号を調整しつつフォーカスサーボをオンとする。なお、FE信号振幅調整値によりFE信号を調整とは、FE信号にFE信号振幅調整値を乗算することをいう。
次に、ステップS4で、フォーカス和信号振幅レベルより、FE信号振幅調整を行う。より具体的には、まずフォーカス和信号の振幅を測定し、下記(1)式によりフォーカス和信号調整値(FS調整値)を算出する。なお、フォーカス和信号とは、光ピックアップ内の光検出器が有する分割された各受光領域の和信号となる。
FS調整値 = 目標フォーカス和信号振幅/フォーカス和信号振幅測定値 (1)
それから、下記(2)式によりFE信号振幅調整値を算出する。
FE信号振幅調整値 = FS調整値×α(αは固定値) (2)
そして、ステップS5で、上記ステップS4で算出されたFE信号振幅調整値によりFE信号を調整しつつフォーカスサーボのオンをリトライする。フォーカスサーボのオンが成功すれば(ステップS6のY)、処理は終了となるが、失敗すれば(ステップS6のN)、使用するLDを変更してステップS2からリトライする。
特許第3436536号公報
上記図4のような従来のFE信号振幅調整処理では、光ディスクと使用するLDが対応していない場合(例えばDVDに対してBD用LDなど)、FE信号振幅とフォーカス和信号振幅の比率がαから大きくずれるため、調整後のFE信号振幅が小さくなる。ステップS5でフォーカスサーボのオンをリトライすると、対物レンズをフォーカス方向に移動させてFE信号(一般的に知られているようにFE信号はS字形状となる)が所定レベルに到達するかを判定するが、FE信号振幅が小さいため所定レベルを検出できず、フォーカスサーボのオンが失敗と判定される(ステップS6のN)。このとき、対物レンズのフォーカス方向に移動により、対物レンズが光ディスクに衝突して、光ディスクを傷つける場合があった。
上記問題点を鑑み、本発明は、フォーカスエラー信号振幅調整の際に、対物レンズが光ディスクに衝突して光ディスクを傷つけることを抑制できる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、異なる種別の光ディスクに対応する少なくとも2種類の光源を有する光ディスク装置において、
前記少なくとも2種類の光源のうち1種類の光源を使用して測定されたフォーカスエラー信号振幅とフォーカス和信号振幅の比率であるFE・FS比率を算出するFE・FS比率算出部と、
前記算出されたFE・FS比率と閾値の比較によりFE・FS比率が異常か否かを判定するFE・FS比率判定部と、
前記FE・FS比率が正常である場合、フォーカスサーボをオンとするフォーカスサーボ部と、
フォーカスサーボのオンの後、フォーカス和信号振幅測定値に基づきフォーカスエラー信号振幅調整値を算出するフォーカスエラー信号振幅調整部と、を備え、
前記FE・FS比率が異常である場合、前記光源の種類を変更して前記FE・FS比率算出部のリトライが行われる構成とする。
このような構成によれば、光ディスクと使用する光源が対応している場合は、FE・FS比率が正常となるので、フォーカスサーボがオンとされ、フォーカスエラー信号振幅調整が行われる。一方、光ディスクと使用する光源が対応していない場合は、FE・FS比率が異常となるので、フォーカスサーボはオンとされずに、光源の種類を変更してリトライが行われる。従って、フォーカスサーボのオンにより対物レンズが光ディスクに衝突し、光ディスクが傷つくことを抑制できる。
また、フォーカスサーボのオンが成功したか否かを判定するフォーカスサーボ判定部を備え、フォーカスサーボが成功した場合、前記フォーカスエラー信号振幅調整部が算出を行い、フォーカスサーボが失敗した場合、前記光源の種類を変更して前記FE・FS比率算出部のリトライが行われるようにしてもよい。
また、前記FE・FS比率が異常と判定された場合、FE・FS比率異常フラグをオンとし、前記FE・FS比率が正常と判定された場合、前記FE・FS比率異常フラグをオフとするフラグ設定部と、
前記FE・FS比率異常フラグがオンか否かを判定するフラグ判定部と、を備え、
前記FE・FS比率異常フラグがオンの場合、前記リトライが行われ、前記FE・FS比率異常フラグがオフの場合、フォーカスサーボがオンとなるようにしてもよい。
また、光ディスクの種別を判別する判別部を備え、前記判別部による判別結果に対応する光源から最初に使用されるようにしてもよい。
また、前記少なくとも2種類の光源は、ブルーレイディスク、DVD及びCDに対応する少なくとも3種類の光源であるようにしてもよい。
本発明によると、フォーカスエラー信号振幅調整の際に、対物レンズが光ディスクに衝突して光ディスクを傷つけることを抑制できる。
本発明の一実施形態に係るディスクプレイヤを示す概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る光ピックアップの光学系を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るFE信号振幅調整処理に関するフローチャートである。 従来のFE信号振幅調整処理に関するフローチャートである。
以下に本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
<全体構成について>
図1は、本発明の一実施形態に係るディスクプレイヤ100(光ディスク装置)を示す概略構成図である。ディスクプレイヤ100は、光ピックアップ1、信号生成回路21、DSP(Digital Signal Processor)31、再生処理回路32、出力回路33、システムコントローラ41、ドライバ42、表示部43、操作部44、送りモータ51、及びスピンドルモータ52を備えている。
光ピックアップ1は、光ディスク2に光ビームを照射して、光ディスク2に記録された音声情報、画像情報等の各種情報の読み取りを行う。この光ピックアップ1には、CD用LD(レーザダイオード)、DVD用LD、BD(ブルーレイディスク)用LDが設けられている。なお、光ピックアップ1内部の詳細については後述する。
信号生成回路21は、光ピックアップ1が含む光検出器19(図2)により得られた信号をもとに演算処理を行い、RF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、フォーカス和信号等の各種信号を生成する。そして生成した各種信号を、DSP31へ出力する。
DSP31は、信号生成回路21より入力されたRF信号をもとに画像処理を行うことにより画像信号を生成し、再生処理回路32へ与える。再生処理回路32は、画像信号を不図示のモニタへ出力するためにD/A変換処理を行う。変換処理により得られた信号は、出力回路33により外部装置へ出力される。
またDSP31は、信号生成回路21より入力されたフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号に基づいてサーボ信号を生成する。例えばトラッキングサーボを行うためのトラッキングサーボ信号や、フォーカスサーボを行うためのフォーカスサーボ信号を生成する。生成されたサーボ信号はドライバ42へ与えられる。これにより例えば、光ピックアップ1が含む対物レンズ17(図2)のトラッキング制御やフォーカス制御等が実施される。
システムコントローラ41は、DSP31を介して、光ピックアップ1、送りモータ51、及びスピンドルモータ52等の動作を制御する。なおシステムコントローラ41は、例えば複数のマイクロプロセッサ等の演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現される。操作部44は、ユーザからの操作入力を受け付け、各種キー等を有する。表示部43は、再生状態等の各種情報を表示する。
ドライバ42は、DSP31から与えられるサーボ信号等に基づいて、光ピックアップ1、送りモータ51、及びスピンドルモータ52の駆動を制御する。送りモータ51は、光ピックアップ1を光ディスク2の半径方向に駆動する。スピンドルモータ52は、光ディスク2を回転方向に駆動する。
<光ピックアップの構成について>
図2は、本発明の一実施形態に係る光ピックアップ1の光学系を示す概略図である。光ピックアップ1は、光ディスク2に対して、光ビームを照射して反射光を受光する。これにより、光ディスク2の記録面に記録されている情報を読み取る。
光ピックアップ1は、第一光源11aと、第二光源11bと、ダイクロプリズム12と、コリメートレンズ13と、ビームスプリッタ14と、立ち上げミラー15と、液晶素子16と、対物レンズ17と、検出レンズ18と、光検出器19と、アクチュエータ20と、1/4波長板24とを備えている。
第一光源11aは、DVDに対応する650nm帯の光ビームと、CDに対応する780nm帯の光ビームとを出射できるLDである。第二光源11bは、BDに対応する405nm帯の光ビームを出射できるLDである。即ち、第一光源11aは、DVD用LDかつCD用LDであり、第二光源11bは、BD用LDである。
なお、本実施形態では、第一光源11aとして、2種類の波長の光ビームを出射できる二つの発光点を有する2波長一体型のLDを用いているが、これに限られる趣旨ではなく、例えば単一の波長の光ビームのみを出射するLDを用いても構わない。
ダイクロプリズム12は、第一光源11aから出射される光ビームを透過し、第二光源11bから出射される光ビームを反射する。そして、第一光源11a及び第二光源11bから出射される光ビームの光軸を一致させる。ダイクロプリズム12において、透過又は反射された光ビームは、コリメートレンズ13に送られる。
コリメートレンズ13は、ダイクロプリズム12から出射した光ビームを平行光に変換する。コリメートレンズ13で平行光とされた光ビームは、ビームスプリッタ14に送られる。
ビームスプリッタ14は、入射する光ビームを分離する光分離素子として機能し、コリメートレンズ13から送られてきた光ビームを透過して、光ディスク2側へと導くとともに、光ディスク2で反射された反射光を反射して光検出器19側へと導く。ビームスプリッタ14を透過した光ビームは、立ち上げミラー15に送られる。
立ち上げミラー15は、ビームスプリッタ14を透過してきた光ビームを反射して光ディスク2へと導く。立ち上げミラー15は、ビームスプリッタ14からの光ビームの光軸に対して45°傾いた状態となっており、立ち上げミラー15で反射された光ビームの光軸は、光ディスク2の記録面と略直交する。立ち上げミラー15で反射された光ビームは、液晶素子16に送られる。
液晶素子16は、透明電極に挟まれた液晶(いずれも図示せず)に電圧を印加することで、液晶分子がその配向方向を変える性質を利用して、屈折率の変化を制御し、液晶素子16を透過する光ビームの位相の制御を可能とする素子である。
この液晶素子16を配置することによって、光ディスク2の記録面を保護する樹脂層の厚みの違い等によって生じる球面収差の補正が可能となる。液晶素子16を通過した光ビームは1/4波長板24へ送られる。
1/4波長板24は、入射する直線偏光を円偏光に変換するとともに、入射する円偏光を直線偏光に変換する機能を有する。液晶素子16から送られて1/4波長板24を通過するレーザ光は、直線偏光から円偏光へと変換されて対物レンズ17に送られる。
対物レンズ17は、1/4波長板24を透過した光ビームを光ディスク2の記録面上に集光させる。また、対物レンズ17は後述するアクチュエータ20によって、例えば、図2の上下方向(光ディスク2の記録面に対する垂直方向)及び左右方向(光ディスク2の半径方向)に移動可能とされており、フォーカスサーボ信号及びトラッキングサーボ信号に基づいてその位置が制御される。
光ディスク2で反射された反射光は、対物レンズ17、1/4波長板24、液晶素子16の順に通過し、立ち上げミラー15で反射された後、さらにビームスプリッタ14で反射されて、検出レンズ18によって光検出器19上に設けられる受光素子へと集光される。
光検出器19は、フォトダイオード等の受光素子を用いて受光した光を、電気信号に変換して信号生成回路21へ出力する。光検出器19は例えば四分割された光ビームを受光する受光領域を備えており、領域ごとに個別に光電変換を行って電気信号を出力することが可能である。
アクチュエータ20は、ドライバ42(図1)で生成され出力された対物レンズ駆動信号に従って、対物レンズ17を光ディスク2の半径方向に移動させる。アクチュエータ20は、例えば永久磁石(不図示)によって形成される磁界内に位置するコイル(不図示)に駆動電流を流し、ローレンツ力にて対物レンズ17を駆動することができるものであればよい。
またアクチュエータ20は、対物レンズ17を光ディスク2の記録面に沿う方向に移動させるトラッキング動作の他に、対物レンズ17を光ディスク2に対して接近離反するように移動させるフォーカス動作も行うことができる。
<FE信号振幅調整処理について>
次に、このような構成であるディスクプレイヤ100によるFE信号振幅調整処理について図3のフローチャートを用いて説明する。本処理は、光ディスク2のマウント処理において実行される。
図3のフローチャートが開始すると、まずステップS11で、システムコントローラ41は、光ディスク2がBD、DVD、CDのいずれであるかを判別する。ここでは例えば、DSP31によってBD用LD、DVD用LD、CD用LDを順次発光させつつFE信号振幅を測定し、システムコントローラ41が測定結果に基づき光ディスク2の種別を判別する。以下の処理では、まずここで判別された種別用のLDを使用する。
次に、ステップS12で、システムコントローラ41は、FE信号振幅・フォーカス和信号振幅比率異常フラグ(以下、FE・FS比率異常フラグ)をオフとする。
そして、ステップS13で、システムコントローラ41は、FE信号振幅調整を行う。より具体的には、DSP31によって対物レンズ17をフォーカス方向に移動させてFE信号の振幅を測定し、システムコントローラ41が測定値と目標FE信号振幅との比率をFE信号振幅調整値として算出する。また、このとき、DSP31によりフォーカス和信号の振幅も測定しておく。なお、フォーカス和信号とは、光検出器19における分割された各受光領域の和信号である。
次に、ステップS14で、システムコントローラ41は、測定されたFE信号振幅と測定されたフォーカス和信号振幅の比率であるFE・FS比率(FS/FE)を算出する。そして、ステップS15で、システムコントローラ41は、算出されたFE・FS比率が閾値より大きいか否かを判定する。
もし、算出されたFE・FS比率が閾値より大きければ(ステップS15のY)、ステップS16に進み、FE・FS比率異常フラグをオンとしてステップS17に進む。一方、算出されたFE・FS比率が閾値以下の場合は(ステップS15のN)、そのままステップS17に進む。
ステップS17で、システムコントローラ41は、FE・FS比率異常フラグはオンであるか否かを判定し、もしオンである場合は(ステップS17のY)、使用するLDを変更してステップS12からリトライする。一方、オフである場合は(ステップS17のN)、ステップS18に進み、システムコントローラ41は指示によりDSP31にフォーカスサーボをオンとさせる。このとき、ステップS13で算出されたFE信号振幅調整値によりFE信号を調整する。
ステップS18の後、ステップS19で、システムコントローラ41は、フォーカスサーボのオンが成功したか否かを判定する。フォーカスサーボをオンとして対物レンズ17をフォーカス方向に移動させたときに、FE信号は所定レベルにはほぼ確実に達するが、FE信号が不安定となる可能性はある。このようにFE信号が不安定であることをDSP31が検知すると、システムコントローラ41は、フォーカスサーボのオンが失敗したと判定する(ステップS19のN)。この場合、使用するLDを変更してステップS12からリトライする。
一方、フォーカスサーボのオンが成功したと判定された場合は(ステップS19のY)、ステップS20に進む。ステップS20で、システムコントローラ41は、上述した(1)式によりフォーカス和信号調整値(FS調整値)を算出する。そして、ステップS21で、システムコントローラ41は、上述した(2)式によりFE信号振幅調整値を算出する。これで処理は終了となる(エンド)。
なお、図3の処理において、LDを変更することで全種のLDを使用してもステップS17のYまたはステップS19のNとなった場合は、最初のLDからリトライする。そして、例えば図3の処理が開始してから一定時間が経過すると処理を中断し、OSD(On Screen Display)画面によりエラー表示を行い、さらに光ディスク2をイジェクトしてもよい。
このような本実施形態に係る処理によれば、光ディスクと使用するLDが対応していない場合は、FE・FS比率が閾値より大きくなるので、FE・FS比率異常フラグがオンとなり、フォーカスサーボはオンとされずにLDが変更されてリトライされる。これにより、対物レンズ17がフォーカスサーボのオンにより光ディスク2に衝突し、光ディスク2を傷つけることを抑制できる。
そして、光ディスクと使用するLDが対応する場合、FE・FS比率は閾値以下となるので、FE・FS比率異常フラグはオフとなり、フォーカスサーボがオンとされ、FE信号振幅調整が行われる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、BD/DVD/CDに対応する3種類のLDを設けるようにしたが、少なくとも2種類のLDを設けた光ディスク装置に本発明は適用可能である。また、本発明の光ディスク装置は、光ディスクに対して記録・再生の少なくともいずれかを行うものであればよい。
また、上記実施形態での「比率」については、いずれの値を分母としても構わない。
100 ディスクプレイヤ(光ディスク装置)
1 光ピックアップ
2 光ディスク
11a 第一光源
11b 第二光源
12 ダイクロプリズム
13 コリメートレンズ
14 ビームスプリッタ
15 立ち上げミラー
16 液晶素子
17 対物レンズ
18 検出レンズ
19 光検出器
20 アクチュエータ
21 信号生成回路
24 1/4波長板
31 DSP
32 再生処理回路
33 出力回路
41 システムコントローラ
42 ドライバ
43 表示部
44 操作部
51 送りモータ
52 スピンドルモータ

Claims (5)

  1. 異なる種別の光ディスクに対応する少なくとも2種類の光源を有する光ディスク装置において、
    前記少なくとも2種類の光源のうち1種類の光源を使用して測定されたフォーカスエラー信号振幅とフォーカス和信号振幅の比率であるFE・FS比率を算出するFE・FS比率算出部と、
    前記算出されたFE・FS比率と閾値の比較によりFE・FS比率が異常か否かを判定するFE・FS比率判定部と、
    前記FE・FS比率が正常である場合、フォーカスサーボをオンとするフォーカスサーボ部と、
    フォーカスサーボのオンの後、フォーカス和信号振幅測定値に基づきフォーカスエラー信号振幅調整値を算出するフォーカスエラー信号振幅調整部と、を備え、
    前記FE・FS比率が異常である場合、前記光源の種類を変更して前記FE・FS比率算出部のリトライが行われることを特徴とする光ディスク装置。
  2. フォーカスサーボのオンが成功したか否かを判定するフォーカスサーボ判定部を備え、フォーカスサーボが成功した場合、前記フォーカスエラー信号振幅調整部が算出を行い、フォーカスサーボが失敗した場合、前記光源の種類を変更して前記FE・FS比率算出部のリトライが行われることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記FE・FS比率が異常と判定された場合、FE・FS比率異常フラグをオンとし、前記FE・FS比率が正常と判定された場合、前記FE・FS比率異常フラグをオフとするフラグ設定部と、
    前記FE・FS比率異常フラグがオンか否かを判定するフラグ判定部と、を備え、
    前記FE・FS比率異常フラグがオンの場合、前記リトライが行われ、前記FE・FS比率異常フラグがオフの場合、フォーカスサーボがオンとなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 光ディスクの種別を判別する判別部を備え、前記判別部による判別結果に対応する光源から最初に使用されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光ディスク装置。
  5. 前記少なくとも2種類の光源は、ブルーレイディスク、DVD及びCDに対応する少なくとも3種類の光源であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の光ディスク装置。
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