JP2009281250A - 電動コンプレッサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータハウジング2の貫通孔2d内に、気密端子41が配置されている。気密端子41は、貫通孔2d内に配置される端子本体42と、端子本体42を貫通する導電部材43とを備えている。インバータカバー7には、インバータ6と気密端子41とを電気的に接続するためのコネクタ46が設けられている。インバータカバー7を、ボルト9を用いてモータハウジング2に固定することによって、導電部材43とコネクタ46とが当接する。導電部材43とコネクタ46とが当接することによって、気密端子41が押さえ付けられ、貫通孔2d内に保持される。
【選択図】図2
Description
また、特許文献1に記載の電動コンプレッサのように電動コンプレッサのハウジングにサークリップを用いて、気密端子を取り付ける以外に、前記ハウジングと気密端子とをボルトで固定するものも存在する。この場合も、気密端子の組付け時において、ボルトで固定する作業が必要となる。また、前記ハウジング及び気密端子にボルトで固定するためのボルト貫通孔を形成する必要がある。すなわち、電動コンプレッサのハウジングに気密端子をボルトで固定する場合も特許文献1に記載の電動コンプレッサ同様、気密端子の組付けや部品加工に多くの工数を要するため、製造コストを低減することが困難であるという問題点を有していた。
気密端子は、ハウジングの貫通孔内に配置される端子本体と、端子本体を貫通して固定され、インバータと電動モータとを電気的に接続する導電部材とを有しており、当接部材は、気密端子の端子本体に当接してもよい。端子本体と導電部材との接合部を介することなく端子本体が直接保持されるため、端子本体と導電部材との接合部の破損を防止することが可能となる。
当接部材は、インバータと気密端子とを電気的に接続するコネクタであって、インバータとコネクタとは、一体として形成されてもよい。
インバータカバーをハウジングに固定すればインバータと気密端子とが電気的に接続されるため、インバータと気密端子との間の配線作業が不要となり、製造コストがさらに低減される。
実施の形態1.
図1に、この実施の形態1に係る電動コンプレッサ1を示す。尚、電動コンプレッサ1における前後方向及び上下方向を、図1に示す矢印によって規定する。
電動コンプレッサ1は、モータハウジング2を備えている。モータハウジング2の前方側の端部にはフロントハウジング3が設けられており、モータハウジング2とフロントハウジング3とが、複数のボルト4によって接合されている。モータハウジング2は、後方側に底部2aを有する略円筒形状の部材であって、その内部には、前方側に開口する空間部5が形成されている。空間部5内には、電動モータ11と、電動モータ11によって駆動される圧縮機構部31とが収容されている。ここで、モータハウジング2及びフロントハウジング3は、電動コンプレッサ1におけるハウジングを構成する。
図2に示すように、気密端子41は、モータハウジング2の貫通孔2d内に配置される端子本体42を備えている。貫通孔2dは、モータハウジング2の外部側に位置する大径部2eと、内部側に位置し、大径部2eより小さい開口面積を有する小径部2fとを有している。端子本体42は、大径部2eと小径部2fとの間に形成された段差である肩部2g上に配置されている。また、気密端子41は、端子本体42を貫通する円筒状の部材である導電部材43を備えている。導電部材43は、端子本体42に設けられた孔42c内を貫通しており、孔42cの内周面と導電部材43の外周面43aとの間に塗布された絶縁性の接着剤44によって、端子本体42と導電部材43とが一体として固定されている。
図2に示すように、まず、モータハウジング2内に電動モータ11が嵌入される。次いで、端子本体42の窪み部42bにOリング45が設けられ、気密端子41とOリング45とが、貫通孔2dの大径部2e内に配置される。気密端子41が大径部2e内に配置されると、インバータカバー7が複数のボルト9によってモータハウジング2に固定される。インバータカバー7の凹部7aには、予めコネクタ46が嵌入されている。ここで、気密端子41を先にコネクタ46に取り付けた後に、インバータカバー7をモータハウジング2に固定することも可能である。次いで、空間部5内に延出する導電部材43の先端部43cにクラスタブロック47が取り付けられると、インバータ6と電動モータ11とが電気的に接続される。
次に、この発明の実施の形態2に係る電動コンプレッサについて説明する。尚、以下の実施の形態において、図1〜4の参照符号と同一の符号は同一または同様の構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
図5に、この実施の形態2に係る電動コンプレッサにおける気密端子41周辺の構造を示す。実施の形態2に係る電動コンプレッサは、実施の形態1におけるコネクタ46の代わりに、以下に説明するコネクタ56を用いて構成したものである。
また、実施の形態1及び2において、コネクタはインバータカバーの内部壁面に設けられた孔に嵌入されたが、インバータカバーとコネクタとが互いに別体の部材であることに限定するものではなく、これらを一体の部材として形成することも可能である。
また、実施の形態1、2において、コネクタを介して気密端子が保持されるように構成されたが、当接部材がコネクタであることに限定するものではなく、インバータカバー自体を気密端子に当接させて気密端子を保持することも可能である。
また、実施の形態1、2において、貫通孔2dは、楕円形状に形成されていたが、楕円形状に限らず、円形形状、四角形状などであってもよい。
さらに、実施の形態1、2において、気密端子41の端子本体42は、貫通孔2dに形成された大径部2eと小径部2fとの間に形成される段差である肩部2g上に配置されていた。しかし、実施の形態1、2のように軸支持部材21が気密端子41と対向するように配置されており、気密端子41がモータハウジング2の外部から内部へ移動することを規制することができるのであれば、貫通孔に肩部が形成されていなくてもよい。この場合、当然、気密端子41の導電部材43がクラスタブロック47に接続されていてもよい。すなわち、気密端子41と軸支持部材21との間にクラスタブロック47が配置されており、クラスタブロック47と軸支持部材21とが対向することによって気密端子41がモータハウジング2の外部から内部へ移動することを規制するものであってもよい。
また、実施の形態1、2における貫通孔2dに形成された肩部2gをなくす構成として、気密端子41につば部を設け、コネクタ46、56が気密端子41に当接することによって、前記つば部がモータハウジング2の平坦部2bに押し付けられることによって、気密端子41がハウジング2の外部から内部へ移動することを規制してもよい。
Claims (5)
- 冷媒を圧縮して吐出する圧縮機構部と、
前記圧縮機構部を駆動する電動モータと、
前記圧縮機構部及び前記電動モータを内部に収容するハウジングと、
前記ハウジングの外部に設けられ、前記電動モータに電力を供給するインバータと、
前記ハウジングに設けられる貫通孔内に配置され、前記電動モータと前記インバータとを電気的に接続するための気密端子と、
前記ハウジングの外部に設けられ、前記インバータ及び前記気密端子を覆うインバータカバーと
を備える電動コンプレッサにおいて、
前記インバータカバー内には、前記気密端子に当接可能な当接部材が配置されており、
前記当接部材は、前記インバータカバーを前記ハウジングに固定することによって、前記気密端子に当接し、
前記気密端子は、前記当接部材に当接することによって、前記ハウジングの前記貫通孔内に保持されることを特徴とする電動コンプレッサ。 - 前記気密端子は、
前記ハウジングの前記貫通孔内に配置される端子本体と、
前記端子本体を貫通して固定され、前記インバータと前記電動モータとを電気的に接続する導電部材と
を有しており、
前記当接部材は、前記気密端子の前記導電部材に当接する請求項1に記載の電動コンプレッサ。 - 前記気密端子は、
前記ハウジングの前記貫通孔内に配置される端子本体と、
前記端子本体を貫通して固定され、前記インバータと前記電動モータとを電気的に接続する導電部材と
を有しており、
前記当接部材は、前記気密端子の前記端子本体に当接する請求項1に記載の電動コンプレッサ。 - 前記当接部材は、前記インバータと前記気密端子とを電気的に接続するコネクタであって、前記インバータカバーと前記コネクタとは、互いに別体の部材である請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
- 前記当接部材は、前記インバータと前記気密端子とを電気的に接続するコネクタであって、前記インバータと前記コネクタとは、一体として形成される請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動コンプレッサ。
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