JP7262971B2 - 電動圧縮機 - Google Patents
電動圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7262971B2 JP7262971B2 JP2018203747A JP2018203747A JP7262971B2 JP 7262971 B2 JP7262971 B2 JP 7262971B2 JP 2018203747 A JP2018203747 A JP 2018203747A JP 2018203747 A JP2018203747 A JP 2018203747A JP 7262971 B2 JP7262971 B2 JP 7262971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- inverter
- control board
- wall
- side connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
また、インバータ回路部は、冷却する必要から圧縮機構や電動機を収容するモータハウジングに隣接して設けるようにしている。
このような構成によれば、凹部にインバータ側コネクタが収容保持されるので、中継コネクタのターミナルピンの圧入荷重をインバータハウジングで受け止める効果に加え、インバータ側コネクタがインバータハウジグの端面から表出されなくなり、異物混入のリスクをさらに抑えることが可能となる。
このような構成によれば、収容ケースにバスバーが一体化されたレセプタクルが収容されてユニット化されるので、収容ケース単位でインバータハウジングに支持させることが可能となり、特に複数のレセプタクルを同時に支持する場合に有用である。
このような構成においては、インバータハウジングによってバスバーが一体化されたレセプタクルが収容固定されると共に直接支持されるので、部品点数の削減や省スペース化を図ることが可能となる。
このような構成によれば、ユニット化による前記効果に加え、バスバーに代えてリード線が用いられているので、インバータ側コネクタを介して制御基板に伝達される応力がなくなり、また、インバータ側コネクタの制御基板への取り付け位置を厳格に決める必要もなくなる。
(i)圧縮機構3と、電動機4と、これら圧縮機構3及び電動機4をハウジング内で隔てるブロック部材5とを収容する可動機構収容空間6を備え、軸方向の前端部を閉塞する壁部21aが一体に形成されたモータハウジング21と、
(ii)電動機4に給電するインバータ回路部8を備えた制御基板9を収容するインバータ収容空間10を備え、モータハウジング21の壁部21aに付き合わせて組付けられる壁部22aが後端部に一体に形成されたインバータハウジング22と、
(iii)モータハウジング21の可動機構収容空間6の開口側を図示しないガスケットを介して閉塞するように組み付けられるヘッド部材23と、
(iv)インバータハウジング22のインバータ収容空間10の開口側を閉塞する蓋部材24と、
を有して構成されている。
これらモータハウジング21、インバータハウジング22、ヘッド部材23、及び蓋部材24は、図示しないボルト等により軸方向に締結され、特にモータハウジング21とヘッド部材23とは気密に結合されている。
モータハウジング21の壁部21aの略中央には、ステータ側(後方)に向かって膨出する膨出部21bが形成されている。また、ブロック部材5は、ステータ11(前方)に向かって膨出する膨出部5aと、その軸方向後端部から径方向外側へ延設されたフランジ部5bとを備えている。
なお、旋回スクロール32の自転防止機構として、図示しないリングとこれに遊嵌されるピンとが、ブロック部材5及び旋回スクロール32に設けられている。
また、コンデンサ等の大きな電子部品26は、インバータハウジング22の壁部22aを切り欠いた部分を介してモータハウジング21の壁部21aと対峙させている。
このインバータ側コネクタ50は、この例においては、図2乃至図5にも示されるように、中継ターミナル40のターミナルピン42が圧入されて電気的に接触するレセプタクル51と、このレセプタクル51に係合して電気的に接続するバスバー52と、このバスバー52を一体化したレセプタクル51を収容する絶縁性の収容ケース53とを有して構成されている。
なお、ここで「バスバー52が一体化されたリセプタクル51」とは、バスバーとリセプタクルが通電状態にあるように統合部品として機能していることを意味し、それぞれ個別のバスバーとリセプタクルを溶接、カシメ等により接合するものであっても、バスバーとリセプタクルがひとつの連続した部品として形成されるものであってもよい。
また、バスバー52を取り付けた3組のレセプタクル51をピン受け部51aの受け口が収容ケース53の開口側に向けられるように凹部53aに収容し、バスバー52の端子部52bを端子保護部53cを挿通させた状態とし(図4参照)、その後、制御基板9が固定されたインバータハウジング22の壁部22aの凹部55に、バスバー及びレセプタクルが収容された収容ケース53を挿入し、端子保護部53cを貫通孔55bに挿通させると共に端子保護部53cから突出したバスバー52の端子部52bを制御基板9の通孔9aに挿通させ、収容ケース53の底部53bを凹部55の底面55aに接触させるように収容する(図2,図5(b)参照)。
この際、中継ターミナル40のターミナルピン42をカバー54の通孔54cを介してインバータ側コネクタ50のレセプタクル51のピン受け部51aに挿着させるよう、モータハウジングの壁部とインバータハウジング22の壁部22aとを位置を合わせて突き合せる必要があるが、作業者は、この突き合せる過程において、中継ターミナル40のターミナルピン42をカバー54の通孔54cに挿入するところまでは目視することができるが、ターミナルピン42をレセプタクル51のピン受け部51aに圧入させる状態を目視することはできない。
以上のように、前記制御基板9に電気的に接続されたインバータ側コネクタ50を、制御基板9とはインバータハウジング22の壁部22aを隔てて配置するとともに、中継ターミナル40と対向するよう配置したので、インバータハウジング22とモータハウジング21の互いに対峙する壁部22a,22aを組み付けることでモータハウジング21に固定された中継ターミナル40がインバータ側コネクタ50に接続され、また、インバータ側コネクタ50へのターミナルピン42の圧入の力が壁部22aで支持されるので、制御基板9に強い力が作用して過度の変形を起こしたり破損したりする不都合を回避することが可能となる。
また、上述の例では、ブロック部材5をハウジング2と別部材とした例について説明したが、ブロック部材5はハウジング2と一体に形成されるものであってもよい。
さらに、上述の例では、モータハウジング21内に圧縮機構3と電動機4とを収容した例を示したが、圧縮機構と電動機4とを別々のハウジングに収容し、モータハウジング21内に電動機4のみを配設させる電動圧縮機においても、同様の構造を採用可能である。
2 ハウジング
3 圧縮機構
4 電動機
6 可動機構収容空間
8 インバータ回路部
9 制御基板
10 インバータ収容空間
21 モータハウジング
22 インバータハウジング
42 ターミナルピン
40 中継ターミナル
47 電動機側コネクタ
50 インバータ側コネクタ
51 レセプタクル
52 バスバー
53 収容ケース
54 カバー
Claims (5)
- 圧縮機構を駆動する電動機を収容するモータハウジングと、このモータハウジングの軸方向の一端側に対峙し、前記電動機に給電するインバータ回路部を備えた制御基板を収容するインバータハウジングと、を備え、それぞれのハウジングは互いに対峙する端部に壁部を有しているとともに、この壁部を対峙させて組付けられる電動圧縮機において、
前記モータハウジングの外部から前記電動機が収容される前記モータハウジングの内部空間への給電を可能とするための中継ターミナルを、前記モータハウジングの前記壁部に固定し、
前記制御基板に接続されるインバータ側コネクタを、前記インバータハウジング内で前記制御基板に電気的に接続させ、前記制御基板とは前記インバータハウジングの壁部を隔てて配置すると共に前記中継ターミナルに対向するように配置したことを特徴とする電動圧縮機。 - 前記インバータハウジングの前記壁部に凹部を設け、前記インバータ側コネクタは、前記凹部に収容して保持されることを特徴とする請求項1記載の電動圧縮機。
- 前記インバータ側コネクタは、前記制御基板に電気的に接続可能なバスバーが一体化されると共に前記中継ターミナルのターミナルピンが圧入可能なレセプタクルを収容ケースに収容して構成され、前記収容ケースを前記インバータハウジングの壁部によって支持し、前記収容ケース及び前記インバータハウジングの壁部から突出させた前記バスバーを前記制御基板に接続させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動圧縮機。
- 前記インバータ側コネクタは、前記制御基板に電気的に接続可能なバスバーが一体化されると共に前記中継ターミナルのターミナルピンが圧入可能なレセプタクルによって構成され、このレセプタクルを前記凹部に収容すると共に前記インバータハウジングの壁部によって支持し、前記インバータハウジングの壁部から突出させた前記バスバーを前記制御基板に接続させることを特徴とする請求項2に記載の電動圧縮機。
- 前記インバータ側コネクタは、リード線が一体化されると共に前記中継ターミナルのターミナルピンが圧入可能なレセプタクルを収容ケースに収容して構成され、前記収容ケースを前記インバータハウジングの壁部によって支持し、前記収容ケース及び前記インバータハウジングの壁部から引き出された前記リード線を前記制御基板に接続させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018203747A JP7262971B2 (ja) | 2018-10-30 | 2018-10-30 | 電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018203747A JP7262971B2 (ja) | 2018-10-30 | 2018-10-30 | 電動圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020070732A JP2020070732A (ja) | 2020-05-07 |
JP7262971B2 true JP7262971B2 (ja) | 2023-04-24 |
Family
ID=70547424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018203747A Active JP7262971B2 (ja) | 2018-10-30 | 2018-10-30 | 電動圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7262971B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7561985B2 (ja) * | 2021-05-31 | 2024-10-04 | 三菱電機株式会社 | 電動機制御装置 |
JPWO2023054485A1 (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-06 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003214340A (ja) | 2002-01-21 | 2003-07-30 | Denso Corp | 電動圧縮機とインバータの接続構造 |
JP2005054716A (ja) | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動圧縮機 |
JP2009281250A (ja) | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Toyota Industries Corp | 電動コンプレッサ |
JP2010013979A (ja) | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Sanden Corp | 電動圧縮機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140038088A (ko) * | 2012-09-20 | 2014-03-28 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량용 전동 압축기 |
-
2018
- 2018-10-30 JP JP2018203747A patent/JP7262971B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003214340A (ja) | 2002-01-21 | 2003-07-30 | Denso Corp | 電動圧縮機とインバータの接続構造 |
JP2005054716A (ja) | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動圧縮機 |
JP2009281250A (ja) | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Toyota Industries Corp | 電動コンプレッサ |
JP2010013979A (ja) | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Sanden Corp | 電動圧縮機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020070732A (ja) | 2020-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1336760B1 (en) | Compressor unit | |
US8757989B2 (en) | Motor-driven compressor | |
KR101178753B1 (ko) | 전동 압축기 | |
JP5252006B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
WO2014068914A1 (ja) | 電動圧縮機 | |
EP2662566B1 (en) | Compressor motor and electric compressor using same | |
EP1840378A2 (en) | Electric compressor | |
JP6001356B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
JP7262971B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
EP2050959A2 (en) | Electric compressor manufacturing method and electric compressor | |
US20180091016A1 (en) | Electric compressor | |
US20110158833A1 (en) | Electric compressor | |
JP2011236858A (ja) | 電動圧縮機のアース接続構造 | |
US8876496B2 (en) | Offset electrical terminal box with angled studs | |
JP6601246B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
JP2006042409A (ja) | モータ一体型コンプレッサ | |
JP5045550B2 (ja) | 電動コンプレッサ | |
WO2016067764A1 (ja) | 電動圧縮機 | |
US7049518B2 (en) | Shielded cable, process for assembling the same and compressor unit having the same | |
JP7331809B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
JP2016142166A (ja) | 密閉型圧縮機 | |
JP2004003516A (ja) | コンプレッサユニット | |
JP2011241799A (ja) | 電動圧縮機の中継接続構造 | |
JP2002180984A (ja) | 冷媒圧縮用電動式圧縮機 | |
WO2023203951A1 (ja) | インバータ一体型電動圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220913 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20221109 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20221109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20221109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7262971 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |