JP2009279093A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小さい段階から大きい段階に向かって演出内容が進行するように演出内容に連続性を持たせた段階演出の出力において、演出内容の連続性とランダム性との両立を図る。
【解決手段】段階演出A〜段階演出Eからなる段階演出を備える。未だ出力されていない最も段階の小さい段階演出の選択確率を他の全ての段階演出の選択確率より高く設定する。また、既に出力済みの段階演出のうち最も段階の大きい段階演出が存在し、かつそれより段階の小さい段階演出の全てが既に出力済みであるとき、その最も段階の大きい段階演出の選択確率を他の全ての段階演出の選択確率より高く設定する。さらにまた、既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が存在し、かつそれより段階の小さい段階演出が未だ出力されていないとき、その未だ出力されていない段階演出の選択確率を他の全ての段階演出の選択確率より高く設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、スロットマシンや弾球遊技機等の遊技機において、演出を選択する技術に関するものである。
従来より、遊技機のうち、例えばスロットマシンでは、スタートスイッチの操作時に、役抽選が行われるとともに、役の抽選結果に基づいてリールが停止制御される。また、役の抽選結果に基づいて演出が抽選によって選択され、選択された演出が出力される。演出の出力は、スロットマシンに設けられた演出出力機器、例えばランプ、スピーカ、画像表示装置(例えば液晶表示装置)等によって行われる。
ここで、演出の出力において、前回や前々回等と同一内容の演出が重複して実施されることを抑えることができる遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、様々な演出内容を遊技者に見せることが可能となり、遊技内容が単調となることを回避することができる、というものである。
特開2001−327658号公報
しかし、前述の従来の技術は、直前に出力された演出を、次に選択すべき演出の中から除いたり、演出の出力の順序を並べ替えるものである。このような演出の選択は、ランダムに演出を選択する場合には有効である。
しかし、複数回の断続又は連続する遊技にわたる一連の演出や、ボーナスゲームごとに、前回のボーナスゲームから(演出内容に連続性を持たせつつ)1段階発展させた演出(以下、これらを「段階演出」という。)を行う場合がある。このような段階演出には、上記特許文献1の技術を用いることができない。
上記のような段階演出を行う場合には、予め定められた順序に従って出力していくのが通常であるが、このように段階演出を出力すると、規則的になりずぎて、段階演出の選択にランダム性を持たせることができないという問題がある。このため、その遊技機の演出の順序を熟知している遊技者にとっては、次に出力される演出の内容が事前にわかってしまうので、演出内容に意外性を出すことができないという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、段階の小さい段階演出から段階の大きい段階演出に向かって演出内容が進行するように演出内容に連続性を持たせた段階演出の出力において、演出内容の連続性とランダム性との両立を図ることである。
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、遊技中に出力すべき演出を抽選によって選択するとともに、選択した演出を予め定められた所定のタイミングで出力するように制御する演出制御手段を備える遊技機であって、前記演出制御手段は、第1段階演出、第2段階演出、・・・、及び第X段階演出(Xは、3以上の整数)からなる段階演出であって、段階の小さい段階演出から段階の大きい段階演出に向かって演出内容が進行するように演出内容に連続性を持たせた段階演出の内容を記憶する手段と、既に出力済みの段階演出の情報を記憶しておく手段と、未だ出力されていない段階演出のうち、最も段階の小さい段階演出が第「L」段階演出(Lは、1以上の整数)であるとき、第「L」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する手段と、既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が第「M」段階演出(Mは、2以上の整数)であり、かつ第「M」段階演出より段階の小さい段階演出の全てが既に出力済みであるとき、第「M+1」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する手段と、既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が第「N」段階演出(Nは、2以上の整数)であり、かつ第「N」段階演出より段階の小さい第「N−K」段階演出(Kは、1以上の整数)が未だ出力されていないとき、第「N−K」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、第「P」段階演出(Pは、1以上の整数)は、複数種類有し、前記演出制御手段は、複数種類の第「P」段階演出のうち、いずれか1つが既に出力済みであるときは、第「P」段階演出を、既に出力済みの段階演出に設定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、前記演出制御手段は、1つの段階演出を複数回選択可能に設定し、各段階演出ごとに、出力された回数の情報を記憶する手段を備え、出力された回数が多いほど、その段階演出の選択確率が低くなるように設定することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の遊技機において、前記演出制御手段は、2種類以上の段階演出の中からいずれか1つの段階演出を選択するためのものであって、選択される段階演出ごとに選択確率が予め設定された演出抽選テーブルを備え、前記演出抽選テーブルは、既に出力済みの段階演出の組合せごとに設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の遊技機において、特定役を含む役の抽選を行う役抽選手段を備え、前記演出制御手段は、前記役抽選手段で前記特定役が当選したことを条件として、段階演出を選択することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の遊技機において、遊技機が操作されていない時間が一定時間以上になったこと、遊技機に予め設けられた操作ボタンが押されたこと、又は遊技者を検知するセンサが遊技者の不在を検知したことのうち、少なくとも1つによって遊技者が入れ代わったことを検知する手段を備え、前記演出制御手段は、前記検知する手段により遊技者が入れ代わったことを検知したとき、それまでに記憶されていた出力済みの段階演出の情報を初期化する手段を備えることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の遊技機において、遊技状態が所定の条件を満たすか否かを判断する手段を備え、前記演出制御手段は、前記判断する手段により所定の条件を満たすと判断されたことを条件として、段階演出のうち、特定の段階演出を選択可能に設定することを特徴とする。
請求項8の発明は、遊技中に出力すべき演出を抽選によって選択するとともに、選択した演出を予め定められた所定のタイミングで出力するように制御する演出制御手段を備える遊技機であって、前記演出制御手段は、第1段階演出、第2段階演出、・・・、及び第X段階演出(Xは、3以上の整数)からなる段階演出であって、段階の小さい段階演出から段階の大きい段階演出に向かって演出内容が進行するように演出内容に連続性を持たせた段階演出の内容を記憶する手段と、既に出力済みの段階演出の情報を記憶しておく手段とを備えるとともに、未だ出力されていない段階演出のうち、最も段階の小さい段階演出が第「L」段階演出(Lは、1以上の整数)であるとき、第「L」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する第1手段、既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が第「M」段階演出(Mは、2以上の整数)であり、かつ第「M」段階演出より段階の小さい段階演出の全てが既に出力済みであるとき、第「M+1」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する第2手段、既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が第「N」段階演出(Nは、2以上の整数)であり、かつ第「N」段階演出より段階の小さい第「N−K」段階演出(Kは、1以上の整数)が未だ出力されていないとき、第「N−K」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する第3手段の3つの手段のうち、少なくとも1つの手段を備えることを特徴とする。
(作用)
請求項1又は請求項8の発明においては、演出として、第1段階演出、第2段階演出、・・・、及び第X段階演出(Xは、3以上の整数)からなる段階演出であって、段階の小さい段階演出から段階の大きい段階演出に向かって演出内容が進行するように演出内容に連続性を持たせた複数の段階演出が設けられている。例えば以下の第1実施形態では、段階演出Aから段階演出Eまでの5種類が設けられている。また、段階演出とは、例えば、複数の段階演出を連結すると、1つのストーリーとなるような演出が挙げられる。
いずれかの段階演出が出力されると、その旨が記憶される。
そして、未だ出力されていない最も段階の小さい第「L」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出が抽選によって選択される。
例えば第1実施形態では、図3のパターンDの場合において、未だ出力されていない最も段階の小さい第「L」段階演出は、段階演出Cに相当する。このパターンDの場合には、段階演出Cの選択確率(60%)は、他の全ての段階演出の選択確率以上に設定されている。さらに、少なくとも他の1つの段階演出(第1実施形態では、段階演出C以外の全ての段階演出)の選択確率よりも高く設定されている。
また、既に出力済みの段階演出のうち最も段階の大きい段階演出が第「M」段階演出であり、かつ第「M」段階演出より段階の小さい段階演出の全てが既に出力済みであるとき、第「M+1」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出が抽選によって選択される。
例えば第1実施形態では、図3のパターンDの場合において、既に出力済みの段階演出のうち最も段階の大きい第「M」段階演出は、段階演出Bに相当する。このパターンDの場合には、第「M+1」段階演出に相当する段階演出Cは、他の全ての段階演出(段階演出C以外の全ての段階演出)の選択確率以上(60%)とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出(第1実施形態では、段階演出C以外の全ての段階演出)の選択確率よりも高く設定されている。
さらにまた、既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が第「N」段階演出であり、かつ第「N」段階演出より段階の小さい第「N−K」段階演出が未だ出力されていないとき、第「N−K」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出が抽選によって選択される。
例えば第1実施形態では、図3のパターンCの場合において、既に出力済みの段階演出のうち最も段階の大きい第「N」段階演出は、段階演出Bに相当する。また、第「N」段階演出より段階が小さく、かつ未だ出力されていない第「N−K」段階演出は、段階演出Aに相当する。このパターンCの場合には、段階演出Aの選択確率(70%)は、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出(第1実施形態では、段階演出A以外の全ての段階演出)の選択確率よりも高く設定されている。
また、請求項2の発明においては、1つの段階演出に対して複数種類設けておけば、出力される段階演出がより多様化される。さらに、その段階演出の中でいずれか1つの段階演出が出力されたときは、その段階演出を出力済としておけば、演出の重複出力をなくすことができる。
さらにまた、請求項3の発明においては、1つの段階演出が複数回選択可能となる。例えば第1実施形態では、パターンBの場合において、段階演出Aは既に出力されているが、再度の段階演出Aの選択が可能に設定されている。この場合に、一度選択された段階演出(段階演出A)の選択確率を低くすることで、演出の重複出力を少なくすることができる。
さらに、請求項4の発明においては、既に出力済の段階演出のパターンに応じて演出抽選テーブルが設けられており、この演出抽選テーブルを用いて段階演出が選択される。例えば第2実施形態では、全てのパターンごとに演出抽選テーブル(1〜9)が設けられている。
また、請求項5の発明においては、段階演出の出力の条件を、特定役の当選に設定することができる。ここで、特定役としては、特別役、小役、又はリプレイのいずれでも良く、例えば第1実施形態では、BBの当選を条件としている(BB遊技中に出力する)。
さらにまた、請求項6の発明においては、遊技者が入れ代わったことを検知する手段を設けておき、遊技者が入れ代わったことを検知したときに、それまでに記憶されていた出力済みの段階演出の情報を初期化する。第1実施形態では、遊技者が入れ代わったことを検知する手段として、リセットスイッチ43が設けられている。また、出力済みの段階演出の情報を初期化する手段として、全てのフラグをオフにする手段が設けられている。
さらに、請求項7の発明においては、段階演出のうち、特定の段階演出が設けられており、遊技状態が所定の条件を満たしたときに、その特定の段階演出が選択可能となる。よって、段階演出の中にも、出力されやすい段階演出と出力されにくい段階演出とを設けておくことができる。
特定の段階演出は、第3実施形態において、プレミア段階演出に相当する。
本発明によれば、段階の小さい段階演出から段階の大きい段階演出に向かって演出内容が進行するように演出内容に連続性を持たせた段階演出の出力において、演出内容の連続性とランダム性との両立を図ることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の制御手段(遊技の進行等を司る手段)としては、遊技制御手段(メイン制御手段)60と演出制御手段(サブ制御手段)70との2つを備える。遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行を制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行等を制御するものである。遊技制御手段60は、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
また、演出制御手段70は、スロットマシン10の演出の出力を制御する手段である。演出制御手段70は、上記メイン制御基板とは別個のサブ制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、演出の出力に必要なプログラムや演出データ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
遊技制御手段60と演出制御手段70とは電気的に接続されており、遊技制御手段60側から演出制御手段70に対してコマンド(情報)を送信できるように構成されている。
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42、及びリセットスイッチ43からなる操作スイッチが電気的に接続されている。なお、操作スイッチは、本実施形態で示したものに限定されるものではない。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。なお、メダル投入口44は、操作スイッチそのものではないが、実際のメダルを遊技者が投入する部分であり、メダル投入口44からメダルを投入することは、ベットスイッチ40を操作することと同様の役割を果たす。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。すなわち、左リール31を停止させるときのストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときのストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときのストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
さらに、リセットスイッチ43は、遊技者が、段階演出(後述)をリセットしたいときに操作するスイッチである。
遊技制御手段60の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
また、図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の上段、中段及び下段にそれぞれ設けられた水平方向の3本の図柄組合せラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の2本の図柄組合せラインとの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
さらに、5本の図柄組合せラインの中から、有効ラインと無効ラインとが設定される。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
本実施形態では、遊技中は、いずれも、3枚のメダルを投入して、5本全ての図柄組合せラインを有効ラインに設定して遊技を行うようになっている。
なお、これに限らず、メダル投入枚数が1枚のときは水平方向中段の1本の図柄組合せラインを有効ラインに設定して遊技を行うことや、メダル投入枚数が2枚のときは水平方向の3本の図柄組合せラインを有効ラインに設定して遊技を行うようにしても良い。
さらにまた、演出制御手段70の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23からなる演出出力機器が電気的に接続されている。なお、演出出力機器は、本実施形態で示したものに限定されるものではない。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
図2は、第1実施形態における役(後述する役抽選手段61で抽選される役)の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。図2に示すように、役としては、特別役、小役、及びリプレイが設けられている。そして、図2に示すように、役に対応するリール31の図柄の組合せが予め定められている。なお、小役1における「any」とは、どの図柄でも良いことを意味する。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる遊技)に移行させる役である。本実施形態では、図2に示すように、特別役として、BB(第1種ビッグボーナス)、及びRB(レギュラーボーナス)が設けられている。BBは、特別遊技の1つであるBB遊技に移行させる役であり、RBは、特別遊技の他の1つであるRB遊技に移行させる役である。
なお、他の特別役として、MB(ミドルボーナス。2BB(第2種ビックボーナス)ともいう。)、SB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらにまた、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1、小役2、及び小役3の3種類が設けられている。そして、各小役ごとに、払出し枚数及び図柄の組合せが設定されている。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数(本実施形態では3枚)を維持した再遊技が行えるようにした役である。
上述した各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
持ち越される役としては、特別役(BB及びRB)が挙げられる。BB又はRBに当選したときは、リール31の停止時に、BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
このように、BB及びRBの当選は持ち越されるのに対し、BB及びRB以外の役(小役及びリプレイ)は、持ち越されない。役の抽選において、BB及びRB以外の役に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役に当選した遊技では、その当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止(入賞)可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
なお、BBやRBに当選していない遊技中(BB又はRBの当選が持ち越されていない遊技中)を、「非内部中」という。また、当該遊技又はそれ以前の遊技においてBB又はRBに当選しているが、当選したBB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技中(BB又はRBの当選が持ち越されている遊技中)を「内部中」という。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口44からメダルを投入し、スタートスイッチ41を操作(オン)する。スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60(具体的には、後述するリール制御手段62)は、この信号を受信すると、全てのモータ32を駆動制御して、全てのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、各ストップスイッチ42を操作する(押す)ことで各リール31の回転を停止させる。ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60(具体的には、後述するリール制御手段62)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。そして、全てのリール31の停止時に、有効ライン上に停止したリール31上の図柄の組合せが予め定められたいずれかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
遊技制御手段60は、以下の役抽選手段61等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41がオンされた時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル61aと照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値が小役1の当選領域に属する場合は、小役1の当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
役抽選テーブル61aは、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。役抽選テーブル61aは、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。役抽選テーブル61aとしては、通常遊技中(非内部中)に用いられるもの、通常遊技中(内部中)に用いられるもの、及び特別遊技中に用いられるものがそれぞれ設けられている。
リール制御手段62は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段62は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、停止位置決定テーブル62a(役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたもの)を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
例えば、リール制御手段62は、役に当選した遊技では、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間から停止するまでの移動図柄数が4図柄以内)において、当選役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
これにより、ストップスイッチ42の操作を検知した瞬間からリール31の停止制御の範囲内にある図柄のいずれかが有効ラインに停止させるべき図柄であるときは、ストップスイッチ42が操作されたときに、その図柄が有効ラインに停止するように制御されることとなる。
すなわち、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
停止図柄判断手段63は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段63は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検出することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
払出し手段64は、停止図柄判断手段63により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判断され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段65は、特別遊技(BB遊技又はRB遊技)の開始(通常遊技からBB遊技又はRB遊技への移行)、BB遊技中及びRB遊技中の遊技の進行、及びBB遊技又はRB遊技の終了を制御するものである。
特別遊技制御手段65は、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技からBB遊技に移行させる。
そして、本実施形態では、BB遊技の終了条件として、BB遊技中の払出し枚数が所定枚数(本実施形態では350枚)以上になったことに設定されている。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段65は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。そして、特別遊技制御手段65は、カウントされた払出し枚数が所定枚数以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
また、特別遊技制御手段65は、RBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技からRB遊技に移行させる。
そして、本実施形態では、RB遊技の終了条件として、RB遊技中の払出し枚数が所定枚数(110枚)以上になったことに設定されている。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段65は、RB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。そして、特別遊技制御手段65は、カウントされた払出し枚数が所定枚数以上となったと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。
なお、BB遊技やRB遊技の終了条件としては、種々設定することができる。例えば、払出し枚数で規定するのではなく、差枚数で規定しても良い。また、BB遊技中やRB遊技中の遊技回数が所定回数に到達したこと、又はBB遊技中やRB遊技中における役の入賞回数が所定回数に到達したときに、BB遊技やRB遊技を終了するようにしても良い。
情報送信手段66は、遊技制御手段60側における遊技結果に関する情報を、演出制御手段70側に送信するものである。情報の送信は、遊技制御手段60側から演出制御手段70側に、一方向で行われる。
送信される情報としては、ベットスイッチ40が操作された旨の情報、メダルが投入された旨の情報、スタートスイッチ41が操作された旨の情報(リール31の回転が開始した旨の情報)、当該遊技でのメダル投入枚数(ベット数)の情報、役の抽選結果に係る情報、ストップスイッチ42が操作された旨の情報(そのストップスイッチ42に対応するリール31が停止した旨の情報)、停止図柄の情報(入賞役の情報、及びどの有効ラインに役に対応する図柄の組合せが停止したかの情報)、リセットスイッチ43が操作された旨の情報、等である。
演出制御手段70は、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段70は、情報受信手段71を備える。情報受信手段71は、遊技制御手段60の情報送信手段66により送信されてくる各種情報を受信し、その受信した情報に基づいて、出力すべき演出を制御する。
演出制御手段70は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段70は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役当選時、小役当選時、リプレイ当選時、非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
また、演出制御手段70は、段階演出の出力のため、以下の手段を備える。
ここで、「段階演出」とは、第1段階演出、第2段階演出、・・・、及び第X段階演出(Xは、3以上の整数)からなる段階演出であって、段階の小さい段階演出から段階の大きい段階演出に向かって演出内容が進行するように演出内容に連続性を持たせた段階演出(いいかえれば、連続演出)を意味する。
先ず、演出制御手段70は、段階演出を記憶する手段を備える。記憶する手段には、例えばサブ制御基板上に設けられたROMが用いられる。段階演出は、第1実施形態では、段階演出A〜段階演出Eまでの5つを備える。また、第1実施形態の段階演出は、BB遊技中に出力される演出である。
具体的には、段階演出Aは、主人公キャラクタと敵キャラクタとがそれぞれ登場する演出であり、段階演出Bは、登場キャラクタの紹介等を行う演出である。
また、段階演出Cは、主人公キャラクタと敵キャラクタとが対決し、敵キャラクタが攻撃する演出であり、段階演出Dは、主人公キャラクタと敵キャラクタとが対決し、主人公キャラクタが攻撃する演出である。さらにまた、段階演出Eは、主人公キャラクタと敵キャラクタとが対決し、最終的に主人公キャラクタが勝利する演出(エンディング演出)である。これらの段階演出は、上述した演出出力機器によって実行される。
図3は、段階演出の選択を示す図である。先ず、演出制御手段70は、段階演出A〜段階演出Eの各々に対応するフラグであるフラグA〜フラグEを備える。そして、いずれかの段階演出が選択され、その段階演出が出力されたときは、その段階演出に対応するフラグがオフからオンにされる。具体的には、フラグAは段階演出Aに対応し、フラグBは段階演出Bに対応し、フラグCは段階演出Cに対応し、フラグDは段階演出Dに対応し、フラグEは、段階演出Eに対応する。したがって、例えば段階演出Aが選択され、段階演出Aが出力されたときは、段階演出Aに対応するフラグAがオフからオンにされる。なお、フラグA〜フラグEのオン/オフは、段階演出が選択された後であれば、いつ行っても良い。例えば、段階演出選択時、段階演出出力開始時、又は段階演出の出力中、段階演出の出力終了時等のいずれであっても良い。
先ず、電源投入直後は、フラグA〜フラグEは、リセットされ、全てがオフにされる。
そして、演出制御手段70は、役抽選手段61による役の抽選でBBに当選し、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、BB遊技に移行したときは、いずれか1つの段階演出を選択する。
なお、段階演出の選択のタイミングは、BBの当選時、BBの入賞時、又はBB遊技の開始直前のうち、いずれであっても良い。
図3において、全てのフラグがオフであるとき(電源投入直後等)は、パターンAとなる。パターンAの場合には、図3に示すように、段階演出A又は段階演出Bが選択可能に設定され(図3中、「Yes」)、段階演出C〜段階演出Eは選択不可に設定される(図3中、「No」)。
また、図3中、かっこ書きで示す数値は、選択確率を示している。例えばパターンAの場合には、段階演出Aが選択確率50%で選択され、段階演出Bが選択確率50%で選択される。段階演出の選択(抽選)は、例えばソフトウェア乱数を用いて行われる。
そして、全てのフラグがオフの状態で最初にBBに当選すると、段階演出A又は段階演出Bのいずれかが選択される。そして、これらいずれかの段階演出が選択されてBB遊技に移行し、そのBB遊技が終了して通常遊技に移行したときは、図3中、パターンB又はパターンCとなる。ここで、先の選択で段階演出Aが選択されたときは、フラグA(のみ)がオンとなるので、図3中、パターンBとなる。したがって、次にBBに当選したときは、段階演出Aが30%の確率で選択され、段階演出Bが70%の確率で選択される。
一方、先の選択で段階演出Bが選択されたときは、フラグB(のみ)がオンとなるので、図3中、パターンCとなる。したがって、次にBBに当選したときは、段階演出Aが70%の確率で選択され、段階演出Bが30%の確率で選択される。
また、例えば最初に段階演出Aが選択され、次に段階演出Bが選択されたときは、次の通常遊技では、パターンDとなる。したがって、パターンDでは、図3に示すように、段階演出Aが15%の確率で選択され、段階演出Bが25%の確率で選択され、段階演出Cが60%の確率で選択される。
これに対し、例えば最初に段階演出Aが選択され、パターンBの通常遊技でさらに段階演出Aが選択されると、次の通常遊技もパターンBのままとなる。同様に、例えばパターンEの通常遊技においてBBに当選し、段階演出Cが選択されたときも、次の通常遊技もパターンEのままとなる。このように、BBに当選し、BB遊技を消化しても、パターンに変更がない場合もある。
また、段階演出A〜段階演出Dの全てが選択されると、パターンFとなり、次にBBに当選したときは、100%の確率で段階演出Eが選択される。そして、段階演出Eが出力されるBB遊技が終了すると、演出制御手段70は、全てのフラグA〜フラグEをオフにし、パターンAに戻して通常遊技を開始する。図4は、このときの様子を示す図である。
以上のような段階演出の選択方法であれば、第1に、段階演出の選択が規則的になりすぎないという効果を有する。例えば、フラグA〜フラグEのいずれもオフであるときは段階演出Aを100%の確率で選択し、段階演出Aが出力された後は、段階演出Bを100%の確率で選択し、・・・、段階演出A〜段階演出Dが出力された後は、段階演出Eを100%の確率で選択するようにすると、遊技者は、次に選択される段階演出が事前にわかってしまうので、演出に意外性を与えることができない。
一方、BB遊技ごとに、毎回、ランダムに段階演出A〜段階演出Eを選択すると、最初からいきなり段階演出E(エンディング演出)が選択されてしまう場合もあるので、遊技者に違和感を与える。
そこで、本実施形態では、図3に示すように段階演出を選択することで、段階演出の連続性(規則性)を保ちつつ、選択される段階演出が適度にばらつくようにしている。
次に、遊技者が変わった場合について説明する。
例えば遊技者が、パターンFの状態でそのスロットマシン10での遊技をやめたとき、次にそのスロットマシン10で他人が遊技を行うと、最初のBB遊技で段階演出Eが出力されてしまうこととなり、遊技者に違和感を与えてしまう。
そこで、本実施形態では、図1に示すように、段階演出をリセットするためのリセットスイッチ43を設けている。リセットスイッチ43を設ける位置は任意であるが、スロットマシン10の前面側において、例えばベットスイッチ40の隣や、図示しない精算スイッチの隣等が挙げられる。
リセットスイッチ43が遊技者によって操作(オン)されると、それまでオンとなっていた全てのフラグがオフにリセットされる(フラグのオン/オフを記憶している例えばRAMのデータを書き換える)。例えばパターンDの状態で遊技者が代わり、新たな遊技者がリセットスイッチ43を操作すれば、フラグA及びフラグBがオフとなり、パターンAの状態となる。図5は、このときの様子を示す図である。
なお、リセットスイッチ43の操作は、遊技者が代わったときに限られるものではなく、それまで遊技を行っていた遊技者が、最初から演出を見たい場合等にリセットスイッチ43を操作しても良い。
このようにフラグのリセット(全てオフ)を行うことにより、遊技者は、パターンAの状態にして最初の段階演出(段階演出A又は段階演出B)から演出を見ることができる。
また、第1実施形態では、リセットスイッチ43の操作によりフラグをリセットするように制御するものであるが、フラグのリセットはこれに限られるものではない。
例えば第1に、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42、及びメダル投入口44からのメダルの投入が一定時間(例えば30分)以上なかったときは、全てのフラグをオフにするように制御しても良い。
また第2に、そのスロットマシン10の座席に遊技者が着席しているか否かを、光学的手段(例えば発光素子と受光素子)によって検知し、遊技者が着席していない状態を連続で一定時間(例えば30分)検知したときは、全てのフラグをオフにするように制御しても良い。
さらにまた第3に、スロットマシン10の座席に感圧センサ(重量検知センサ)を設け、遊技者が存在するか否かを検知し、遊技者が存在しないと検知した時間が一定時間経過したときは、全てのフラグをオフにするように制御しても良い。
さらに、本実施形態では、BB遊技中に段階演出を出力するようにしたが、これに限らず、通常遊技、RB遊技、AT(Assist Time )遊技、又はRT(Replay Time )遊技に段階演出を出力するようにしても良い。
例えば通常遊技に段階演出を出力するときは、各段階演出ごとに50種類程度設け(具体的には、段階演出Aとして段階演出A1、段階演出A2、・・・、段階演出A50を設け、段階演出Bとして段階演出B1、段階演出B2、・・・、段階演出B50を設け、・・・)、毎遊技、抽選によって選択するようにしても良い。そして、例えばBB遊技を1回消化するごとに、パターンA、パターンB、・・・と移行するようにすれば良い。
また、役抽選手段61で抽選される役のうち、特定役の当選時に、段階演出を出力するようにしても良い。
例えば、特定役を小役1とし、最初の小役1の当選時にはパターンAなので段階演出A又は段階演出Bを選択し、2回目の小役1の当選時には、パターンB又はパターンCなので段階演出A又は段階演出Bを選択する、というような方法が挙げられる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、段階演出A〜段階演出Eまで設けられているのは第1実施形態と同様である。しかし、第2実施形態では、段階演出Aは、段階演出A1及び段階演出A2の2つを有し、段階演出Bは、段階演出B1及び段階演出B2の2つを有する点で、第1実施形態と異なる。
また、第2実施形態では、フラグのオン/オフの全てのパターンごとに、演出抽選テーブルが設けられており、この演出抽選テーブルに定められた選択確率で、次の段階演出を選択する。
図6及び図7は、第2実施形態の段階演出の選択(フラグのオン/オフ)と演出抽選テーブルとを示す図である。
図6において、段階演出Aが選択される場合において、段階演出A1及び段階演出A2のいずれも未だ選択されていないときは、先ず、段階演出A1が選択される。そして、さらに次に段階演出Aが選択されるときは、段階演出A2が選択される。段階演出Bについても同様である。
先ず、図6のパターン1に示すように、全てのフラグがオフであるときは、右側に図示した演出抽選テーブル1を用いて段階演出の抽選が行われる。この抽選は、第1実施形態と同様に、ソフトウェア乱数を用いて行われる。また、選択確率は、演出抽選テーブル1に定められた確率(段階演出Aが50%、段階演出Bが50%)で行われる。
この抽選において、段階演出Aが選択されたときは、上述のように段階演出A1が選択され、図6のパターン2に示すようにフラグA1がオンとなる。一方、段階演出Bが選択されたときは、段階演出B1が選択され、図6のパターン3に示すようにフラグB1がオンとなる。
パターン2の状態から、次に段階演出Aが選択されたときは、(段階演出A1は既に選択されているので)段階演出A2が選択され、図6のパターン5に示すようにフラグA2がオンとなる。一方、段階演出Bが選択されたときは、段階演出B1が選択され、図6のパターン4に示すようにフラグB1がオンとなる。
また、パターン3の状態から、次に段階演出Aが選択されたときは、段階演出A1が選択され、パターン4に示すようにフラグA1がオンとなる。一方、段階演出Bが選択されたときは、(段階演出B1は既に選択されているので)段階演出B2が選択され、図7のパターン6に示すようにフラグB2がオンとなる。
次に、パターン4の状態から段階演出Aが選択されたときは、(段階演出A1は既に選択されているので)段階演出A2が選択され、パターン7に示すようにフラグA2がオンとなる。一方、段階演出Bが選択されたときは、(段階演出B1は既に選択されているので)段階演出B2が選択され、図7のパターン8に示すようにフラグB2がオンとなる。また、パターン4では、演出抽選テーブル4に示すように、段階演出Cが選択される場合もある。
また、パターン5では、全ての段階演出Aが既に選択されているので、その後は段階演出Aが抽選されず、段階演出Bが100%の確率で選択される。
同様に、パターン6では、全ての段階演出Bが既に選択されているので、その後は段階演出Bが抽選されず、段階演出Aが100%の確率で選択される。
一方、パターン7又はパターン8となったときは、段階演出Cが選択される場合がある。また、パターン9の場合には、100%の確率で段階演出Cが選択される。
なお、それ以降の段階演出の選択は、図示を省略するが、段階演出Cが選択された場合において、段階演出A1、段階演出A2、段階演出B1、及び段階演出B2の全てが未だ選択されていないとき(パターン7又はパターン8の状態から段階演出Cが選択されたとき)は、次の選択では、未だ選択されていない段階演出A2又は段階演出B2を選択する。
段階演出A、段階演出B、及び段階演出Cの全てが選択されたときは、段階演出D又は段階演出Eのいずれか(ただし、段階演出Dの選択確率は、段階演出Eの選択確率よりも高い)が抽選によって選択される。なお、この場合には、段階演出Cを含めて抽選を行っても良い。
さらに、段階演出A、段階演出B、段階演出C、及び段階演出Dの全てが選択されたときは、次は、段階演出Eを100%の確率で選択する。
なお、既に出力された段階演出を記憶するのは、上記のようにフラグによるものではなく、単に、選択された回数をカウントするものであっても良い。
図8及び図9は、第2実施形態における段階演出の選択処理の流れを示すフローチャートである。以下、本処理の流れを、図8及び図9のフローチャートに基づき説明する。
先ず、図8のステップS1において、演出制御手段70は、BBが入賞したか否かを判断し続ける。BBが入賞したと判断したときは、ステップS2に進み、演出制御手段70は、遊技情報、すなわち現時点でのフラグA1〜Eのオン/オフの状態を取得する。
次にステップS3に進み、演出制御手段70は、フラグA1又はフラグA2の少なくとも一方、及びフラグB1又はフラグB2の少なくとも一方がオンであるか否かを判断する。ステップS3の判断においてYesであるときはステップS8に進み、Noであるときは図9のステップS4に進む。
図9のステップS4において、演出制御手段70は、フラグA1又はフラグA2がオンであるか否かを判断する。オンであると判断されたときはステップS5に進み、オンでないと判断されたときは、ステップS6に進む。
ステップS5では、演出制御手段70は、フラグA2がオンであるか否かを判断する。オンであるときはステップS22に進み、オンでないときはステップS21に進む。
ここで、ステップS3において、フラグA1又はフラグA2の少なくとも一方、及びフラグB1又はフラグB2の少なくとも一方がオンでなく(No)、かつ、ステップS4でフラグA1又はフラグA2がオンである(Yes)ときは、フラグB1及びフラグB2のいずれもオフで、かつフラグA1又はA2がオンであるときである。そして、ステップS5でフラグA2がオンであるときは、当然、フラグA1もオンであるので、図6のパターン5に相当する場合である。このときは、ステップS22に進んで演出抽選テーブル5をセットする。そしてステップS27に進む。
これに対し、ステップS5でフラグA2がオンでないときは、フラグA1のみがオンであるときであるので、ステップS21に進み、演出抽選テーブル2をセットし、ステップS27に進む。
一方、ステップS4でフラグA1又はフラグA2がオンでないと判断され、ステップS6に進むと、演出制御手段70は、フラグB1又はフラグB2がオンであるか否かを判断する。オンでないと判断されたときは、全てのフラグがオフであるときであるので、ステップS18に進み、演出抽選テーブル1をセットし、ステップS27に進む。
これに対し、ステップS6でフラグB1又はフラグB2がオンであると判断されると、ステップS7に進み、演出制御手段70は、フラグB2がオンであるか否かを判断する。オンでないと判断されたときは、フラグB1のみがオンであるときであるので、ステップS19に進み、演出抽選テーブル3をセットし、ステップS27に進む。
一方、ステップS7でYesのときは、フラグB1及びフラグB2がオンであるときであるので、ステップS20に進み、演出抽選テーブル6をセットし、ステップS27に進む。
図8のステップS3において、フラグA1又はフラグA2の少なくとも一方、及びフラグB1又はフラグB2の少なくとも一方がオンであると判断され、ステップS8に進むと、演出制御手段70は、フラグCがオンであるか否かを判断する。オンであると判断されたときはステップS9に進み、オンでないと判断されたときはステップS10に進む。
ステップS10では、演出制御手段70は、フラグA2及びフラグB2がオンであるか否かを判断する。オンであると判断されたときは、フラグA1、フラグA2、フラグB1及びフラグB2がオンであるときであるので、ステップS26に進み、演出抽選テーブル9をセットし、ステップS27に進む。
これに対し、ステップS10でオンでないと判断されたときは、ステップS11に進み、演出制御手段70は、フラグA2がオンであるか否かを判断する。オンであると判断されたとき(すなわち、フラグA1、フラグA2、フラグB1がオンであるとき)はステップS25に進み、演出抽選テーブル7をセットし、ステップS27に進む。
また、ステップS11でオンでないと判断され、ステップS12に進むと、演出制御手段70は、フラグB2がオンであるか否かを判断する。オンであると判断されたとき(すなわち、フラグA1、フラグB1、及びフラグB2がオンであるとき)はステップS24に進み、演出抽選テーブル8をセットし、ステップS27に進む。一方、ステップS12でオンでないと判断されたとき(すなわち、フラグA1及びフラグB1がオンであるとき)はステップS23に進み、演出抽選テーブル4をセットし、ステップS27に進む。
一方、ステップS8からステップS9に進むと、演出制御手段70は、フラグA2又はフラグB2がオフであるか否かを判断する。オフであると判断されたときはステップS15に進み、演出制御手段70は、オフになっているフラグ(フラグA2又はフラグB2のいずれか)の段階演出を選択し、ステップS28に進む。
これに対し、ステップS9でオフでないと判断されたとき(すなわち、フラグA1、フラグA2、フラグB1、フラグB2、フラグCがオンのとき)は、ステップS13に進み、演出制御手段70は、フラグDがオンであるか否かを判断する。フラグDがオンであると判断されたときはステップS29に進み、演出制御手段70は、段階演出Eを選択する。そしてステップS28に進む。
一方、ステップS13でフラグDがオンでないと判断されると、ステップS14に進み、演出制御手段70は、段階演出D又は段階演出Eを選択するための抽選を行う。そして、次のステップS16で、段階演出Dに当選したか否かが判断され、当選したと判断されたときはステップS30に進み、段階演出Dを選択する。そしてステップS28に進む。これに対し、ステップS16で段階演出Dに当選していないと判断されたときはステップS29に進む。
ステップS18〜ステップS26からステップS27に進むと、演出制御手段70は、セットした演出抽選テーブルを用いて段階演出の抽選を行う。そしてステップS28に進む。ステップS27、ステップS15、ステップS29、又はステップS30からステップS28に進むと、演出制御手段70は、選択した段階演出をセットし(選択した段階演出に係るフラグをオンにし)、本フローチャートによる処理を終了する。
なお、本フローチャートでは処理を省略するが、段階演出Eが選択され、全てのフラグA1〜フラグEがオンとなったときは、演出制御手段70は、BB遊技の終了時に、全てのフラグをオフにする処理を行う。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態の段階演出に加えて、下記の演出を備える。
第3実施形態では、第1実施形態と同様に、段階演出A〜段階演出Eまでを備える。そして、第1実施形態と同様に、順次、段階演出Aから段階演出Eまでが出力される。
また、第3実施形態では、さらに、遊技状態に応じて(所定の条件を満たしたときに)、プレミア段階演出が出力される。プレミア段階演出は、全ての段階演出A〜段階演出Eごとに設けられている(段階演出Aのプレミア段階演出、段階演出Bのプレミア段階演出、・・・)。なお、プレミア段階演出は、通常の段階演出と異なる(出力頻度すなわち選択確率の低い)段階演出であって、例えば、演出中の登場人物が通常の段階演出と異なるとか、通常の段階演出と異なるサウンド(音楽)が出力される演出である。
先ず、通常遊技において、特別役に当選しなかった遊技が連続して1000ゲームに到達した場合とき(1000ゲームはまりとなった場合)において、その後にBBに当選したときは、高確率で、選択された段階演出に係るプレミア段階演出X1を選択する。
例えば、特別役に当選しなかった遊技が連続して1000ゲーム未満の場合にBBに当選したときは、段階演出Aから段階演出Eまでのいずれかを、選択確率99%で選択する。一方、1%の確率で、選択された段階演出に係るプレミア段階演出X1を選択する。
これに対し、特別役に当選しなかった遊技が連続して1000ゲームに到達した場合において、その後にBBに当選したときは、高確率で(例えば70%の確率で)、選択された段階演出に係るプレミア段階演出X1を選択する。
また第2に、特別遊技の終了後は、通常遊技に移行するが、特別遊技から移行した通常遊技の1ゲーム目でBBに当選したときは、そのBBが入賞して移行したBB遊技では、選択された段階演出に係るプレミア段階演出X2を選択し、出力するように制御する。
さらにまた第3に、第3実施形態では、RT遊技が設けられている。ここで、「RT遊技」とは、リプレイの当選確率を通常遊技時のリプレイの当選確率よりも高く設定することにより(例えば、通常遊技時のリプレイの当選確率は1/7.3程度であるのに対し、RT遊技でのリプレイの当選確率は1/1.2程度)、メダルがほとんど減らない、メダル枚数をほぼ現状維持して遊技を継続できる、又は遊技の継続とともにメダルが徐々に増加していく遊技状態をいう。
そして、第3実施形態では、特別遊技の終了後は、1/2の確率で、RT遊技に移行するか否かの抽選を行う。この抽選に当選したときは、特別遊技の終了後、例えば100ゲームのRT遊技を実行し、そのRT遊技の終了後は通常遊技に移行する。これに対し、上記抽選で当選しなかったときは、特別遊技終了後は、通常遊技に移行する。
さらに、特別遊技終了後、RT遊技に移行したか否かを記憶しておく。そして、特別遊技の終了後、3回連続でRT遊技に移行したときは、その後にBBに当選してBB遊技に移行したとき、そのBB遊技において、選択された段階演出に係るプレミア段階演出X3を選択し、出力するように制御する。
図10は、以上の第3実施形態での演出の出力の制御を示す図である。通常は、パターンAであるが、通常遊技で連続で1000ゲーム特別役に当選しなかったときは、1000ゲームはまりのフラグがオンとなる(パターンB)。また、特別遊技の終了後、1ゲーム目の通常遊技でBBに当選したときは、1ゲーム連のフラグがオンとなる(パターンC)。さらにまた、特別遊技の終了後、3回連続でRT遊技に移行したときは、RT3連のフラグがオンとなる(パターンD)。そして、各フラグの状態に応じて、BBに当選したときに、上述したように、段階演出又はプレミア段階演出が制御される。
(第4実施形態)
上記の実施形態では、BB遊技中に段階演出が選択され、出力されるようにした。これに対し、第4実施形態では、通常遊技中にも段階演出が選択されるようにするとともに、通常遊技中に選択された段階演出に応じて、BB遊技中の段階演出を出力するものである。
第4実施形態では、通常遊技中に選択される段階演出として、段階演出αを備える。段階演出αは、通常遊技中に選択される演出パターンと独立して設けても良いが、段階演出αを出力するための演出パターンを設けても良い。
通常遊技では、演出制御手段70は、毎遊技、段階演出αを選択するか否かの抽選を行う。
そして、演出制御手段70は、この抽選に当選したとき(段階演出αが選択されたとき)は、当該遊技において、段階演出αに基づく演出を出力するように制御する。
また、段階演出αが既に出力されたか否かを判別するためのフラグを備える。そして、段階演出フラグαに係るフラグがオフであるときは、演出制御手段70は、段階演出αを選択するか否かの抽選を行う。
次に、段階演出αが選択され、出力されると、段階演出αに係るフラグがオフからオンにされる。そして、演出制御手段70は、段階演出αに係るフラグがオンとなった後は、段階演出αの選択抽選を行わない。
第4実施形態では、BB遊技中の段階演出は、第1実施形態と同様に、段階演出A〜段階演出Eまでの5つを備える。そして、段階演出A〜段階演出Eの全てが選択されたときは、そのBB遊技の終了後は、図4に示すように、段階演出A〜段階演出Eに係るフラグA〜フラグEの全てがオンからオフにされるが、このときに同時に、通常遊技中の段階演出αに係るフラグがオンであるときは、オフにする。
図11は、第4実施形態における段階演出A〜段階演出Eの選択を示す図である。第4実施形態では、段階演出αに係るフラグのオン/オフに応じて、BB遊技での段階演出の選択確率が異なるように設定されている。すなわち、演出制御手段70は、段階演出αに係るフラグ及びフラグA〜フラグEのオン/オフに基づいて、BB遊技中の段階演出A〜段階演出Eを選択するように制御する。例えばパターンBにおいて、段階演出αに係るフラグがオフであるときは、段階演出Aが50%の確率で選択され、段階演出Bが50%の確率で選択される。これに対し、パターンBにおいて、段階演出αに係るフラグがオンであるときは、段階演出Aが30%の確率で選択され、段階演出Bが70%の確率で選択される。
なお、第4実施形態では、通常遊技中の段階演出として、1つの段階演出αを例に挙げたが、1つに限らず、段階演出α、段階演出β、段階演出γ、・・・というように、複数設けておき、これらのフラグのオン/オフに応じて、BB遊技中の段階演出をさらに細かく選択することも可能である。
(第5実施形態)
第5実施形態では、遊技者が遊技をやめるときに、その時点での段階演出A〜段階演出Eのフラグのオン/オフのデータを持ち出すことができ、別のスロットマシン10(別のホールのスロットマシン10を含む)で遊技を行うときや、後日改めて遊技を行うときに、前回の遊技をやめた時点での段階演出A〜段階演出Eのフラグのオン/オフのデータをそのスロットマシン10にロードして、遊技を行うことができるようにしたものである。
図12は、第5実施形態におけるスロットマシン10を含むシステムを示す図である。第5実施形態では、前提として、遊技者は、携帯通信端末100を保有している。ここで、「携帯通信端末」とは、外部コンピュータ(サーバーコンピュータ200)と通信機能を有する携帯電話機、モバイルコンピュータ(ノートブック型パーソナルコンピュータ等)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA;携帯情報端末)等であり、特に本実施形態では、例えば有効画素数が少なくとも数10万ピクセル程度の解像度を有するカメラ(CMOSセンサ)が内蔵されているものである。さらに、携帯通信端末100には、情報表示用のディスプレイ(液晶ディスプレイや、有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ等)101、入力キー(数字、英文字、平仮名、カタカナ、クリア、リターン等のキー)102、及びデータの(電波による)送受信装置103等を備える。
なお、遊技者は、携帯通信端末100を所持していなくても、スロットマシン10で遊技を行うことは可能である。
遊技者は、遊技を終了するときは、遊技待機中(非遊技中)に、例えばスロットマシン10に設けられた精算スイッチ(図示せず)を押す。精算スイッチは、メダルがクレジットとして貯留されているときに、その貯留分のメダルを払い出すためのものである。この操作が検知されると、演出制御手段70は、図13に示すように、画像表示装置23に、二次元コードを表示する。この二次元コードには、サーバーコンピュータ200のウェブサイトのURL(ユニフォームリソースロケータ;ウェブページのアドレス)の情報と、段階演出がどの段階まで出力されたかを示す情報が含まれている。すなわち、精算スイッチが操作されると、演出制御手段70は、フラグA〜フラグEのオン/オフに基づいて、段階演出がどこまで出力されたかを判断し、出力された演出段階のデータを含む二次元コードを作成(生成)して、それを画像表示するように制御する。
そして、遊技者は、携帯通信端末100のカメラによってこの二次元コードを読み取る。これにより、図14に示すように、携帯通信端末100のディスプレイ101には、サーバーコンピュータ200のURLが表示される。
そして、表示されたURLを指定すれば、携帯通信端末100からサーバーコンピュータ200のウェブサイトにアクセスすることができる。サーバーコンピュータ200は、上記のようにして携帯通信端末100からアクセスがあると、そのときに送信されてきたデータに基づいて、段階演出がどの段階まで出力されたかを示す情報であるパスワードを発行する。サーバーコンピュータ200では、出力された段階演出に対応するパスワードのデータを記憶している。そして、サーバーコンピュータ200は、送信されてきたデータに対応するパスワードを抽出し、そのパスワードを携帯通信端末100に送信する。これにより、図15に示すように、携帯通信端末100のディスプレイ101には、発行されたパスワードが表示される。
遊技者は、次に遊技を開始するときは、遊技待機中(非遊技中)に精算スイッチを押す。これにより、演出制御手段70は、この操作を検知すると、図16に示すように、画像表示装置23に、パスワード入力画面を表示するように制御する。
一方、スロットマシン10では、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42を用いてパスワードを入力することが可能になっている。遊技者は、これらのスイッチを用いてパスワード入力した後、例えばスタートスイッチ41を操作して入力を確定させる。
ここで入力されたパスワードは、演出制御手段70で読み取られる。そして、演出制御手段70は、読み取ったパスワードに基づいて、段階演出のフラグのオン/オフを設定する。例えば、入力されたパスワードが図3中、パターンDであるときは、フラグA及びフラグBをオンにするとともに、フラグC〜フラグEをオフにする。これにより、遊技者は、前回の遊技終了時、すなわちパターンD(段階演出A及び段階演出Bは既に出力されているが、段階演出C〜段階演出は未だ出力されていない状態)から遊技を開始することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
さらに、本発明の遊技機をスロットマシン10に適用した例を示したが、これに限らず、弾球遊技機等その他の遊技機に広く適用することができる。
(2)第1実施形態において、各段階演出は、1つずつ設けたが、これに限らず、複数種類設けても良い。例えば、第1実施形態において、段階演出Aを、段階演出A1〜A3の3種類を設ける。そして、いずれか1つの段階演出Aが選択されたときは、段階演出Aを選択済(フラグAをオン)にしても良い。あるいは、いずれかの段階演出Aが選択された後は、次に段階演出Aが選択される確率は、いずれかの段階演出Bが選択される確率よりも低く設定しても良い。このようにすれば、段階演出A1と段階演出A2のように、(演出の内容自体は異なるが)共通する段階演出が重複して出力される確率を低くすることができる。
(3)また、第1実施形態において、各段階演出は、複数回選択可能に設定した。例えば、パターンB(フラグAがオン)の場合においても、再度、段階演出Aが選択される可能性があるように設定した。この場合に、既に選択された段階演出の選択確率と、未だ選択されていない段階演出の選択確率とは、同一であっても良いが、既に選択された段階演出の選択確率を未だ選択されていない段階演出の選択確率よりも低く設定すれば、重複して段階演出が出力される確率を低くすることができる。
第1実施形態におけるスロットマシンの制御概略を示すブロック図である。 第1実施形態における役の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。 段階演出の選択を示す図である。 全てのフラグA〜フラグEをオフにする様子を示す図である。 フラグをオフにする様子を示す図である。 第2実施形態の段階演出の選択(フラグのオン/オフ)と演出抽選テーブルとを示す図である。 第2実施形態の段階演出の選択(フラグのオン/オフ)と演出抽選テーブルとを示す図である。 第2実施形態における段階演出の選択処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における段階演出の選択処理の流れを示すフローチャートであり、図8に続くフローチャートである。 第3実施形態での演出の出力の制御を示す図である。 第4実施形態における段階演出A〜段階演出Eの選択を示す図である。 第5実施形態におけるスロットマシンを含むシステムを示す図である。 画像表示装置に二次元コードが表示された例を示す図である。 携帯通信端末のディスプレイに、サーバーコンピュータのURLが表示された例を示す図である。 携帯通信端末のディスプレイに、パスワードが表示された例を示す図である。 画像表示装置に、パスワード入力画面が表示された例を示す図である。
符号の説明
10 スロットマシン
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 リセットスイッチ
44 メダル投入口
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
61a 役抽選テーブル
62 リール制御手段
62a 停止位置決定テーブル
63 停止図柄判断手段
64 払出し手段
65 特別遊技制御手段
66 情報送信手段
70 演出制御手段
71 情報受信手段
100 携帯通信端末
101 ディスプレイ
102 入力キー
103 送受信装置
200 サーバーコンピュータ

Claims (8)

  1. 遊技中に出力すべき演出を抽選によって選択するとともに、選択した演出を予め定められた所定のタイミングで出力するように制御する演出制御手段を備える遊技機であって、
    前記演出制御手段は、
    第1段階演出、第2段階演出、・・・、及び第X段階演出(Xは、3以上の整数)からなる段階演出であって、段階の小さい段階演出から段階の大きい段階演出に向かって演出内容が進行するように演出内容に連続性を持たせた段階演出の内容を記憶する手段と、
    既に出力済みの段階演出の情報を記憶しておく手段と、
    未だ出力されていない段階演出のうち、最も段階の小さい段階演出が第「L」段階演出(Lは、1以上の整数)であるとき、第「L」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する手段と、
    既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が第「M」段階演出(Mは、2以上の整数)であり、かつ第「M」段階演出より段階の小さい段階演出の全てが既に出力済みであるとき、第「M+1」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する手段と、
    既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が第「N」段階演出(Nは、2以上の整数)であり、かつ第「N」段階演出より段階の小さい第「N−K」段階演出(Kは、1以上の整数)が未だ出力されていないとき、第「N−K」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する手段と
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    第「P」段階演出(Pは、1以上の整数)は、複数種類有し、
    前記演出制御手段は、複数種類の第「P」段階演出のうち、いずれか1つが既に出力済みであるときは、第「P」段階演出を、既に出力済みの段階演出に設定する
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、
    前記演出制御手段は、
    1つの段階演出を複数回選択可能に設定し、
    各段階演出ごとに、出力された回数の情報を記憶する手段を備え、
    出力された回数が多いほど、その段階演出の選択確率が低くなるように設定する
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の遊技機において、
    前記演出制御手段は、2種類以上の段階演出の中からいずれか1つの段階演出を選択するためのものであって、選択される段階演出ごとに選択確率が予め設定された演出抽選テーブルを備え、
    前記演出抽選テーブルは、既に出力済みの段階演出の組合せごとに設けられている
    ことを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の遊技機において、
    特定役を含む役の抽選を行う役抽選手段を備え、
    前記演出制御手段は、前記役抽選手段で前記特定役が当選したことを条件として、段階演出を選択する
    ことを特徴とする遊技機。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の遊技機において、
    遊技機が操作されていない時間が一定時間以上になったこと、遊技機に予め設けられた操作ボタンが押されたこと、又は遊技者を検知するセンサが遊技者の不在を検知したことのうち、少なくとも1つによって遊技者が入れ代わったことを検知する手段を備え、
    前記演出制御手段は、前記検知する手段により遊技者が入れ代わったことを検知したとき、それまでに記憶されていた出力済みの段階演出の情報を初期化する手段を備える
    ことを特徴とする遊技機。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の遊技機において、
    遊技状態が所定の条件を満たすか否かを判断する手段を備え、
    前記演出制御手段は、前記判断する手段により所定の条件を満たすと判断されたことを条件として、段階演出のうち、特定の段階演出を選択可能に設定する
    ことを特徴とする遊技機。
  8. 遊技中に出力すべき演出を抽選によって選択するとともに、選択した演出を予め定められた所定のタイミングで出力するように制御する演出制御手段を備える遊技機であって、
    前記演出制御手段は、
    第1段階演出、第2段階演出、・・・、及び第X段階演出(Xは、3以上の整数)からなる段階演出であって、段階の小さい段階演出から段階の大きい段階演出に向かって演出内容が進行するように演出内容に連続性を持たせた段階演出の内容を記憶する手段と、
    既に出力済みの段階演出の情報を記憶しておく手段と
    を備えるとともに、
    未だ出力されていない段階演出のうち、最も段階の小さい段階演出が第「L」段階演出(Lは、1以上の整数)であるとき、第「L」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する第1手段、
    既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が第「M」段階演出(Mは、2以上の整数)であり、かつ第「M」段階演出より段階の小さい段階演出の全てが既に出力済みであるとき、第「M+1」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する第2手段、
    既に出力済みの段階演出のうち、最も段階の大きい段階演出が第「N」段階演出(Nは、2以上の整数)であり、かつ第「N」段階演出より段階の小さい第「N−K」段階演出(Kは、1以上の整数)が未だ出力されていないとき、第「N−K」段階演出の選択確率を、他の全ての段階演出の選択確率以上とし、かつ少なくとも他の1つの段階演出の選択確率よりも高く設定して、次に出力すべき段階演出を抽選によって選択する第3手段
    の3つの手段のうち、少なくとも1つの手段を備える
    ことを特徴とする遊技機。
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