JP2006055386A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】役の抽選に用いられ、遊技媒体の投入数がMのときの特別役の当選確率がP1に設定され、遊技媒体の投入数がNのときの特別役の当選確率がP2(P2>P1)に設定された役抽選テーブル62と、通常遊技状態において所定の条件を満たしたときに特定遊技状態に移行させるように制御する遊技状態制御手段68とを備える。通常遊技状態では遊技媒体をMだけ投入して遊技を行うとともに遊技媒体数がNでは遊技を行うことができず、特定遊技状態では、遊技媒体をNだけ投入して遊技を行う。特別役に当選しなかった遊技が連続して所定遊技回数に到達したときは、リプレイの当選確率が高確率である役抽選テーブル62(62c)を用いて特別役に当選するまで役の抽選を行う。
【選択図】図1
Description
一方、スロットマシンに対して弾球遊技機と同様の手法で単に確率変動を設けたとしても、技術的には弾球遊技機と何ら変わらないものとなってしまう。
また、特別役に当選しない遊技が所定回数続いた場合(いわゆるハマリが生じた場合)であっても、特別役を強制的に当選させることはできない。
(請求項1)
請求項1の発明は、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役、及び当該遊技で投入された遊技媒体数を自動投入して再遊技を行わせるためのリプレイを含む役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したことを条件として、前記特別遊技を実行するように制御する特別遊技制御手段と、前記役抽選手段での役の抽選に用いられ、遊技媒体の投入数がM(Mは、自然数)及びN(Nは、Mより小さい自然数)であるときの役の当選確率を定めたものであって、遊技媒体の投入数がMであるときの前記特別役の当選確率がP1(0<P1<1)に設定されているとともに、遊技媒体の投入数がNであるときの前記特別役の当選確率がP2(P2>P1、かつ0<P2<1)に設定された役抽選テーブルと、通常遊技状態において、遊技状態を移行するための条件を満たしたときに、前記通常遊技状態とは遊技状態の異なる特定遊技状態に移行させるように制御する遊技状態制御手段とを備え、前記通常遊技状態では、遊技媒体をMだけ投入して遊技を行うとともに遊技媒体数がNでは遊技を行うことができないように設定されており、前記特定遊技状態では、遊技媒体をNだけ投入して遊技を行うように設定されており、前記役抽選テーブルは、前記リプレイの当選確率がQ1(0<Q1<1)に設定された第1役抽選テーブルと、前記リプレイの当選確率がQ2(Q2>Q1、かつ0<Q2<1)に設定された第2役抽選テーブルとを備え、前記役抽選手段は、前記特別遊技の終了後から前記役抽選手段で前記特別役に当選しなかった遊技が連続して所定遊技回数に到達したときは、少なくとも前記役抽選手段で前記特別役に当選するまで、前記第2役抽選テーブルを用いて役の抽選を行うことを特徴とする。
したがって、遊技状態によって投入される遊技媒体数が異なるとともに、遊技媒体数によって特別役の当選確率が変化する。これにより、遊技状態によって特別役の当選確率が変化する。
したがって、特別遊技の終了後から特別役に当選しなかった遊技が連続して所定遊技回数に到達した後は、遊技媒体の減りが少ない状態で特別役に当選するまで遊技を行うことができる。
さらに、リプレイの当選確率Q1は、以下の実施形態では1/7.3に設定されており、Q2は、1/3に設定されている。また、所定遊技回数は、以下の実施形態では1000ゲームに相当する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段は、前記特別遊技の終了後は、予め定められた遊技回数に到達するまで前記第2役抽選テーブルを用いて役の抽選を行い、予め定められた遊技回数に到達したときは、前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選を行うことを特徴とする。
したがって、特別遊技の終了後の100ゲーム間は、遊技媒体の減りを少なくしつつ、遊技を継続することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、投入される遊技媒体は、メダルであり、Mは、3枚であり、Nは、1枚であることを特徴とする。
請求項3の発明においては、通常遊技状態では、メダルが3枚投入されて遊技が行われ、特定遊技状態では、メダルが1枚投入されて遊技が行われる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段は、遊技者にとって有利となる特定遊技に移行させるための特定役を含む役の抽選を行い、前記遊技状態制御手段は、前記通常遊技状態において前記役抽選手段で前記特定役に当選し、前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したことを条件として、前記特定遊技状態である前記特定遊技に移行させるように制御することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載のスロットマシンにおいて、前記特定役は、前記特別役とは種類の異なる第2特別役であり、前記遊技状態制御手段は、前記役抽選手段で前記第2特別役に当選し、前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したことを条件として、1遊技のみ、第2特別遊技を実行するように制御することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載のスロットマシンにおいて、前記第2特別遊技で前記リプレイに当選したときは、次遊技では、遊技媒体をNだけ自動投入して遊技を行うように設定されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段は、前記特別役、小役及び前記リプレイを含めて役の抽選を行い、前記役抽選テーブルは、遊技媒体の投入数がMとNとでは、前記特別役の当選確率のみが異なり、前記小役及び前記リプレイの当選確率は等しく設定されていることを特徴とする。
請求項7の発明においては、通常遊技状態と特定遊技状態とで、特別役の当選確率のみが異なるようになる。
請求項1の発明によれば、遊技状態によって特別役の当選確率を変化させることができる。これにより、スロットマシンの確率変動を実現することができる。
また、特別遊技の終了後から特別役に当選しなかった遊技が連続して所定遊技回数に到達した後は、遊技媒体の減りが少ない状態で特別役に当選するまで遊技を行うことができる。
請求項2の発明によれば、特別遊技の終了後の100ゲーム間は、遊技媒体の減りを少なくしつつ、遊技を継続することができる。
請求項3の発明によれば、通常遊技状態と特定遊技状態(確率変動状態)とで投入メダル枚数が異なるように設定することができるとともに、特定遊技状態では、最少枚数のメダルで遊技を行うことができる。
請求項4の発明によれば、特定役の当選及び入賞をもって特定遊技状態(確率変動状態)に移行させることができるので、特定遊技状態への移行を明確にすることができる。
請求項5の発明によれば、第2特別役の当選及び入賞をもって特定遊技状態(確率変動状態)に移行させることができる。これにより、1遊技のみ、特定遊技状態である第2特別遊技(SB遊技)に移行させることができるので、特定遊技状態への移行回数を多くすることが可能となる。
請求項6の発明によれば、第2特別遊技中(確率変動中)にもリプレイを抽選し、リプレイに当選したときは、遊技媒体数Nを維持して通常遊技を実行することができる。
請求項7の発明によれば、通常遊技状態と特定遊技状態(確率変動状態)とで、特別役の当選確率のみを異ならせることができる。これにより、遊技者には遊技状態が判別できないようにすることも可能となる。
(遊技制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段50は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し、演出の出力等を制御する。
図1に示すように、遊技制御手段50の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技を開始するときに、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが有効化されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを有効化するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作に含まれるものである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
遊技制御手段50の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段50によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役を構成する図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
さらにまた、遊技制御手段50の出力側(図1中、右側)には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯するものである。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に固定されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
図2は、本実施形態における役(後述する役抽選手段61で抽選される役)の種類及び当選確率を示す図である。図2に示すように、通常遊技中の役としては、特別役であるBB、RB及びSB、リプレイ、小役である小役1〜小役3、及びSB役が設けられている。
さらにまた、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、3種類の小役1〜小役3が設けられている。なお、本実施形態のように複数種類の小役が設けられた場合には、通常は、小役の種類に応じて、その役に対応する図柄の組合せ及びメダルの払出し枚数が異なるように設定される。
さらに、SB遊技中の役として、SB役(JAC)が設けられている。このSB役は、小役と同様に、当選・入賞によって、所定枚数のメダルが払い出される役である。
ここで、本実施形態では、通常遊技状態として、リプレイの当選確率が通常確率(1/7.3(Q1))である状態と、リプレイの当選確率が高確率(1/3(Q2))である状態とに分けられる(Q2>Q1)。リプレイの当選確率が高確率の場合は、リプレイの当選確率が通常確率と比較して、リプレイの当選確率のみが異なっており、他の役の当選確率は、同一である。
また、通常遊技状態は、メダルの投入枚数が3枚でのみ遊技可能であり、1枚又は2枚では遊技を行うことができないように設定されている。
特別遊技状態のうち、BB遊技状態では、第1遊技状態と第2遊技状態とが設けられている。そして、第1遊技状態では、3枚のメダルを投入して遊技を行うものであり、小役1〜小役3及び移行役の抽選が行われる。ここで、移行役とは、BB遊技の第1遊技において、第2遊技に移行させるための役である。そして、移行役に当選・入賞すると、第1遊技状態から第2遊技状態に移行する。
さらにまた、特別遊技状態のうち、SB遊技では、図2に示すように、特別役、リプレイ、小役(小役1〜小役3)にSB役を加えた役の抽選が行われる。なお、リプレイ通常確率中にSBに当選・入賞してSB遊技に移行したときは、そのSB遊技中のリプレイの当選確率は、通常確率(1/7.3)となる。一方、リプレイ高確率中にSBに当選・入賞してSB遊技に移行したときは、そのSB遊技中のリプレイの当選確率は、高確率(1/3)となる。
持ち越される役としては、特別役のうち、BB及びRBが挙げられる。BB又はRBに当選したときは、リール31の停止時に、BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、BB又はRBの入賞となるまでの遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
メダル投入枚数検知手段60は、ベットスイッチ40の操作によって投入されたメダル枚数、又はメダル投入口から実際に投入されたメダル枚数を検知するためのものである。遊技制御手段50は、メダル投入枚数検知手段60が検知したメダル枚数に基づいて、遊技を開始可能であるか否かを判別し、開始可能であるときは、スタートスイッチ41の操作によって遊技を開始させるように制御する。これに対し、開始不可能であるときは、スタートスイッチ41が操作されても遊技を開始させないように制御する。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、リプレイ、小役及びSB役等)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェアからなる乱数発生器)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態(通常遊技状態(リプレイ通常確率/高確率)、特別遊技状態)ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。
各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有するとともに、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
なお、図示しないが、役の当選確率は、出玉率の設定値ごとに定められている。
特別役当選持越し手段63は、特別役であるBB又はRBに当選したときに、BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(当選したBB又はRBが入賞するまで)の遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
リール停止制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル65を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
停止位置決定テーブル65は、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の停止位置を定めたものである。
停止位置決定テーブル65は、以下のBBテーブル、RBテーブル、SBテーブル、リプレイテーブル、小役1〜小役3テーブル、SB役テーブル、非当選テーブル、移行役テーブル、及び所定役テーブルを備える。
さらにまた、小役1〜小役3テーブルは、それぞれ、当該遊技で小役1〜小役3に当選したことを条件として用いられ、リール31の停止可能位置の範囲内においてそれぞれ小役1〜小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、それ以外の図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、非当選テーブルは、通常遊技状態(非内部中)、及び特別遊技の非当選時に用いられ、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
停止図柄判別手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。停止図柄判別手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
払出し手段67は、停止図柄判別手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
遊技状態制御手段68は、通常遊技状態と特別遊技状態との間の移行、及び通常遊技状態においてリプレイの当選確率が通常確率と高確率との間の移行を制御するものである。
先ず、遊技状態制御手段68は、通常遊技中に、BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき(BB又はRBが入賞したとき)は、遊技状態を、通常遊技状態からBB遊技状態又はRB遊技状態に移行する。そして、BB遊技又はRB遊技の終了条件を満たしたときに、それぞれBB遊技状態又はRB遊技状態から通常遊技状態に移行するように制御する。
したがって、遊技状態制御手段68は、BB遊技の終了後は、遊技回数をカウントし続け、カウント値が100に到達したときは、リプレイが通常確率の通常遊技状態に移行させる。
なお、本実施形態では、RB遊技の終了後は、リプレイが通常確率の通常遊技状態(第1役抽選テーブル62aを用いた役抽選)に設定し、リプレイが高確率の通常遊技状態には移行しない。
これにより、BB又はRBが長い間当選しなかったときは、リプレイの当選確率を高確率にして、メダルの減りを少なくした遊技を行うことができる。
特別遊技実行手段69は、特別遊技(BB遊技、RB遊技又はSB遊技)中の遊技の進行等を制御するものである。
特別遊技実行手段69は、BB遊技においては、最初に第1遊技を開始させる。この第1遊技は、通常遊技と同様に、所定枚数(本実施形態では3枚)のメダルを投入して遊技を行うものである。この第1遊技で役抽選手段61により抽選される役は、上述したように、小役1〜小役3及び移行役である。また、BB遊技の第1遊技では、役抽選テーブル62として第3役抽選テーブル62eが用いられる。
第2遊技に移行すると、特別遊技実行手段69は、第2遊技中の遊技回数及び所定役の入賞回数をカウントする。第2遊技は、第1遊技とは異なり、メダルの投入枚数が1枚に設定された遊技を行うものであり、役抽選テーブル62として第3役抽選テーブル62fが用いられ、所定役のみが抽選される遊技である。なお、所定役は、例えば99%程度の高確率で当選し、かつ入賞するように設定されている。
本実施形態でのBB遊技の終了条件は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数が上限値を超えたことに設定されている。ここで、本実施形態の上限値は、360枚に設定されている。
そして、遊技状態制御手段68は、カウントされた払出し枚数が上限値を超えたと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判別する。
一方、上述したように、通常遊技状態では、メダルを3枚投入して遊技を行うように設定されており、1枚では遊技を行うことができないように設定されている。
これに対し、SB遊技状態では、メダルを1枚投入して遊技を行うように設定されている。
図3は、本実施形態での通常遊技状態での遊技の流れを示すフローチャートである。
図3のステップS1において、遊技制御手段50は、メダル投入枚数検知手段60によってメダルが3枚投入されたことを検知したか否かを判別し続ける。すなわち、遊技者により、メダル投入口からメダルが3枚投入されたことを検知したか否か、又は3枚投入用のベットスイッチ40が操作されたことを検知したか否かを判別する。
ステップS11では、払出し手段67は、入賞した小役に対応する枚数のメダルの払出し等の処理(クレジットへの加算処理を含む。)を行う。そしてステップS12に進む。
ステップS15では、当該遊技で投入された枚数(3枚)のメダルの自動投入処理を行う。そしてステップS2に進む。
なお、BB遊技及びRB遊技での遊技の流れは、通常のBB遊技やRB遊技と同様であるので、本実施形態ではフローチャートによる説明を省略する。
(1)本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
あるいは、リールの停止制御が異なる(ストップスイッチ42が操作された時からリール31が停止するまでの図柄の移動量、あるいはリール31の停止制御時間が異なる)遊技を実行するようにし、その遊技状態を特定遊技状態に設定しても良い。
また、BB又はRBに当選せずに1000ゲームを超えたときに、特別役の当選確率を高めることができるので、いわゆるハマリをできるだけ早く脱出できるように設定することができる。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
50 遊技制御手段
60 メダル投入枚数検知手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
62a、62b 第1役抽選テーブル
62c、62d 第2役抽選テーブル
62e、62f 第3役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
63a 特別役フラグ
64 リール停止制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判別手段
67 払出し手段
68 遊技状態制御手段
69 特別遊技実行手段
Claims (7)
- 遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役、及び当該遊技で投入された遊技媒体数を自動投入して再遊技を行わせるためのリプレイを含む役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したことを条件として、前記特別遊技を実行するように制御する特別遊技制御手段と、
前記役抽選手段での役の抽選に用いられ、遊技媒体の投入数がM(Mは、自然数)及びN(Nは、Mより小さい自然数)であるときの役の当選確率を定めたものであって、遊技媒体の投入数がMであるときの前記特別役の当選確率がP1(0<P1<1)に設定されているとともに、遊技媒体の投入数がNであるときの前記特別役の当選確率がP2(P2>P1、かつ0<P2<1)に設定された役抽選テーブルと、
通常遊技状態において、遊技状態を移行するための条件を満たしたときに、前記通常遊技状態とは遊技状態の異なる特定遊技状態に移行させるように制御する遊技状態制御手段とを備え、
前記通常遊技状態では、遊技媒体をMだけ投入して遊技を行うとともに遊技媒体数がNでは遊技を行うことができないように設定されており、前記特定遊技状態では、遊技媒体をNだけ投入して遊技を行うように設定されており、
前記役抽選テーブルは、前記リプレイの当選確率がQ1(0<Q1<1)に設定された第1役抽選テーブルと、前記リプレイの当選確率がQ2(Q2>Q1、かつ0<Q2<1)に設定された第2役抽選テーブルとを備え、
前記役抽選手段は、前記特別遊技の終了後から前記役抽選手段で前記特別役に当選しなかった遊技が連続して所定遊技回数に到達したときは、少なくとも前記役抽選手段で前記特別役に当選するまで、前記第2役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、前記特別遊技の終了後は、予め定められた遊技回数に到達するまで前記第2役抽選テーブルを用いて役の抽選を行い、予め定められた遊技回数に到達したときは、前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
投入される遊技媒体は、メダルであり、
Mは、3枚であり、
Nは、1枚である
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、遊技者にとって有利となる特定遊技に移行させるための特定役を含む役の抽選を行い、
前記遊技状態制御手段は、前記通常遊技状態において前記役抽選手段で前記特定役に当選し、前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したことを条件として、前記特定遊技状態である前記特定遊技に移行させるように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項4に記載のスロットマシンにおいて、
前記特定役は、前記特別役とは種類の異なる第2特別役であり、
前記遊技状態制御手段は、前記役抽選手段で前記第2特別役に当選し、前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したことを条件として、1遊技のみ、第2特別遊技を実行するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項5に記載のスロットマシンにおいて、
前記第2特別遊技で前記リプレイに当選したときは、次遊技では、遊技媒体をNだけ自動投入して遊技を行うように設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、前記特別役、小役及び前記リプレイを含めて役の抽選を行い、
前記役抽選テーブルは、遊技媒体の投入数がMとNとでは、前記特別役の当選確率のみが異なり、前記小役及び前記リプレイの当選確率は等しく設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。
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