JP5046358B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、複数種類の図柄を表示した複数のリールと、各前記リールに対応して設けられ、前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、遊技者に再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率がX1に設定された通常遊技と、前記リプレイの当選確率がX2(X2>X1)に設定されたRT遊技とを有するスロットマシンにおいて、前記RT遊技では、図柄の組合せが異なる複数種類の特定役を含めて役の抽選が行われ、各前記リールにおいて、1つの特定役に係る図柄が有効ラインに停止するタイミングで前記ストップスイッチが操作されたときは、他の1つの特定役に係る図柄は有効ラインに停止できないように、前記1つの特定役に係る図柄と前記他の1つの特定役に係る図柄とが配置されており、前記RT遊技中にいずれかの前記特定役に当選した場合において、最後に停止する前記リール以外のすべての前記リールの停止時に前記特定役の図柄の組合せが有効ラインに停止する可能性を有することを条件として、最後の前記リールに対応する前記ストップスイッチが操作される前に、当選した前記特定役の図柄の組合せが有効ラインに停止することを回避するための情報の報知を行うとともに、最後に停止する前記リール以外のすべての前記リールの停止時に前記特定役の図柄の組合せが有効ラインに停止する可能性を有さないときは前記報知を行わないようにする報知手段を備え、前記特定役の図柄の組合せが有効ラインに停止したときは特定遊技に移行し、この特定遊技でRT遊技終了役に当選し、前記RT遊技終了役の図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記RT遊技を終了し、前記ストップスイッチの操作タイミングに応じて、前記RT遊技終了役の図柄の組合せが有効ラインに停止する場合と停止しない場合とを有するように、前記RT遊技終了役に係る図柄が前記リールに配置されていることを特徴とする。
上記発明においては、RT遊技では、リプレイの当選確率が通常遊技より高く設定されている。したがって、その分、出玉率(遊技媒体の投入数に対する払出し数の期待値)が高くなるので、RT遊技は、通常遊技以上に有利となる。
RT遊技中に、RT遊技終了役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止すると、RT遊技が終了する。また、RT遊技中は、特定役の抽選が行われ、この抽選に当選し、特定役が入賞すると、特定遊技に移行する。特定遊技では、RT遊技終了役の抽選が行われるが、それに当選しても、遊技者のストップスイッチの操作(目押し;特定の図柄が有効ラインに停止するように狙ってストップスイッチを操作すること)によって、入賞を回避することが可能となる。
以下の実施形態では、RT遊技終了役として、小役1が設けられている。また、通常遊技では、リプレイの当選確率(X1)は、1/7.3に設定されており、RT遊技では、リプレイの当選確率(X2)は、1/1.5に設定されている。
また、特定役は、SBに相当し、特定遊技は、SB遊技に相当する。SB遊技中では、図柄の組合せが「赤チェリー」−「any」−「any」である小役1の抽選が行われる。ただし、小役1に当選したとしても、遊技者は、左リール31に対して「赤チェリー」の図柄が有効ラインに停止しないように、目押しをすることが可能である。
さらにまた、特定役であるSBは、12種類設けられており、各SBごとに、異なる図柄の組合せが定められている。
さらに、以下の実施形態では、通常遊技中に、特別役であるBB及びRBの抽選が行われ、BB又はRBに当選・入賞すると、特別遊技であるBB遊技又はRB遊技に移行する。そして、BB遊技又はRB遊技が終了すると、RT遊技に移行する。
(遊技制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作に含まれるものである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
遊技制御手段60の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
さらにまた、遊技制御手段60の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
図2は、本実施形態における役(後述する役抽選手段61で抽選される役)の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。図2に示すように、役としては、特別役、小役、リプレイ、及びRB遊技移行役が設けられている。
また、RB遊技移行役とは、BB一般遊技中に抽選される役であり、RB遊技移行役が入賞すると、次遊技からRB遊技が実行される役である。
持ち越される役としては、特別役のうち、BB及びRBが挙げられる。BB又はRBに当選したときは、リール31の停止時に、BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
(役抽選手段)
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、リプレイ、及びRB遊技移行役)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態(通常遊技中(非内部中/内部中)、RT遊技中、BB一般遊技中、RB遊技中、及びSB遊技中)ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。
図3において、役抽選テーブル62Aは、通常遊技の非内部中に用いられる役抽選テーブル62である。役抽選テーブル62Aでは、BB、RB、SB、小役1、小役2、リプレイの当選領域が設けられている。
さらにまた、役抽選テーブル62Cは、通常遊技の内部中に用いられる役抽選テーブル62であり、役抽選テーブル62Aと比較すると、役抽選テーブル62Aでの特別役の当選領域が、役抽選テーブル62Bでは、非当選領域に設定されている。
さらに、役抽選テーブル62Eは、RB遊技中に用いられる役抽選テーブル62であり、小役1及び小役2の当選領域のみが設けられている。
また、役抽選テーブル62Fは、SB遊技中に用いられる役抽選テーブル62であり、小役1及び小役2の当選領域のみが設けられている。なお、役抽選テーブル62Fにおいて、小役1の当選確率は、1/1.2に(SB遊技中は、ほぼ、小役1が当選するように)設定されている。
そして、BB遊技、及びRB遊技が終了すると、抽選テーブル62Bが用いられる遊技(RT遊技)となる。
これに対し、SB遊技が終了すると、SB遊技前の遊技状態(役抽選テーブル62Aが用いられる通常遊技、又は役抽選テーブル62Bが用いられるRT遊技)となる。
特別役当選持越し手段63は、特別役(ここでは、BB又はRBを指し、SBを除く)に当選したときに、その特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(その特別役が入賞するまで)の遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
リール制御手段64は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル65を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
停止位置決定テーブル65は、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたものである。
停止位置決定テーブル65は、BBの当選時に用いられるBBテーブル、RBの当選時に用いられるRBテーブル、SBの当選時に用いられるSBテーブル(12種類)、小役1の当選時に用いられる小役1テーブル、小役2の当選時に用いられる小役2テーブル、リプレイの当選時に用いられるリプレイテーブル、RB遊技移行役の当選時に用いられるRB遊技移行役テーブル、非内部中において非当選時に用いられる非当選テーブルを備える。
また、RBテーブルは、当該遊技でRBに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技でRBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、上記BBテーブルにおける「BB」を「RB」と読み替えたものに相当する。
小役2テーブル、リプレイテーブルについても、それぞれ上記と同様であり、小役1テーブルにおける「小役1」を、それぞれ「小役2」又は「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
さらに、非当選テーブルは、特別役の当選を持ち越していない非当選時の遊技で用いられ、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
図4は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図4では、一部の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されているおり、図4では図示を省略している。
また、各リール31には、「RP」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「RP」の図柄がリール31に配列されている。同様に、「ベル」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内で、「ベル」の図柄がリール31に配列されている。
以上より、「RP」及び「ベル」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「RP」及び「ベル」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
よって、本実施形態では、小役2、リプレイ又はRT遊技移行役に当選した遊技では、常に、小役2、リプレイ又はRT遊技移行役が入賞する。
例えば、中リール31について、特定有効ライン上に「赤チェリー」の図柄が停止するようにストップスイッチ42を操作した場合において、現に中リール31が「赤チェリー」であるSBに当選していれば、「赤チェリー」の図柄は、特定有効ライン上に停止する。なお、このときは、中リール31の10番から17番までの図柄の特定有効ライン上に位置している瞬間に、ストップスイッチ42がオンされることが条件となる。
したがって、「赤チェリー」に対して、リール31の停止時における停止制御の範囲内において有効ラインに停止させることができない位置に、他の種類のSBを構成する図柄である「緑チェリー」を配置している。
右リール31について、特定有効ライン上に「赤チェリー」の図柄が停止するようにストップスイッチ42を操作した場合において、現に中リール31が「赤チェリー」であるSBに当選していれば、「赤チェリー」の図柄は、特定有効ライン上に停止する。なお、このときは、右リール31の11番から19番までの図柄の特定有効ライン上に位置している瞬間に、ストップスイッチ42がオンされることが条件となる。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
払出し手段67は、停止図柄判断手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判断され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段68は、特別遊技(BB遊技、RB遊技及びSB遊技)の開始(通常遊技から特別遊技への移行)、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了(特別遊技から通常遊技への移行)等を制御するものである。
BB遊技では、最初にBB一般遊技が行われる。BB一般遊技では、役抽選テーブル62Dを用いて役の抽選が行われ、このBB一般遊技中にRB遊技移行役に当選・入賞すると、次遊技から、RB遊技が行われる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断し、次遊技以降、RT遊技(役抽選テーブル62Bを用いる遊技)に移行するように制御する。
演出制御手段69は、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段69は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段69は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段69は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
図5は、本実施形態におけるBB遊技、RB遊技、SB遊技、通常遊技、及びRT遊技間の移行状態を示すブロック図である。
先ず、通常遊技中又はRT遊技中に、BB又はRBに当選し、BB又はRBが入賞すると、それぞれ、BB遊技又はRB遊技に移行する。
そして、BB遊技又はRB遊技が終了すると、RT遊技に移行する。RT遊技の終了条件は、200G消化したこと、又は小役1が入賞したことに設定されている。
また、RT遊技中にSBが入賞すると、SB遊技に移行する。SBの当選確率は、合算値で1/10であるが、個々の図柄の組合せに係るSBの当選確率は、それぞれ1/120に設定されている。
報知手段69aは、RT遊技中にSBに当選し、かつ入賞すると、その遊技の終了時(SBの入賞時)に、次遊技ではSB遊技が実行される旨の報知を行うものである。
これにより、遊技者は、次遊技(SB遊技)では、小役1が入賞しないように、注意を払うことができる。
あるいは、SB遊技の開始前(スタートスイッチ41が操作される前)に、小役1を入賞させてはいけない旨や、当該遊技では注意を払うべき旨の報知をしても良い。
例えば、「白7」−「赤チェリー」−「緑チェリー」に係るSBに当選し、左、中の順でストップスイッチ42が操作されたときに、有効ラインに停止した図柄の組合せが「白7」−「赤チェリー」−「回転中」である場合(当選したSBがテンパイした場合)に、第3(右)停止時には、SBが入賞する可能性がある旨を報知しても良い。また、SBの当選時に、当選したSBに係る図柄を(全て)報知しても良い。
これに対し、SB遊技中に小役1に当選した場合において、遊技者のミスで、小役1を入賞させてしまったときは、RT遊技が終了し、通常遊技に移行する。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)本実施形態では、報知手段69aによる注意のための報知を行うようにしたが、報知を行わないようにしても良い。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62(62A〜62F) 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
63a 特別役フラグ
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 演出制御手段
69a 報知手段
Claims (1)
- 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
各前記リールに対応して設けられ、前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、
遊技者に再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率がX1に設定された通常遊技と、
前記リプレイの当選確率がX2(X2>X1)に設定されたRT遊技と
を有するスロットマシンにおいて、
前記RT遊技では、図柄の組合せが異なる複数種類の特定役を含めて役の抽選が行われ、
各前記リールにおいて、1つの特定役に係る図柄が有効ラインに停止するタイミングで前記ストップスイッチが操作されたときは、他の1つの特定役に係る図柄は有効ラインに停止できないように、前記1つの特定役に係る図柄と前記他の1つの特定役に係る図柄とが配置されており、
前記RT遊技中にいずれかの前記特定役に当選した場合において、最後に停止する前記リール以外のすべての前記リールの停止時に前記特定役の図柄の組合せが有効ラインに停止する可能性を有することを条件として、最後の前記リールに対応する前記ストップスイッチが操作される前に、当選した前記特定役の図柄の組合せが有効ラインに停止することを回避するための情報の報知を行うとともに、最後に停止する前記リール以外のすべての前記リールの停止時に前記特定役の図柄の組合せが有効ラインに停止する可能性を有さないときは前記報知を行わないようにする報知手段を備え、
前記特定役の図柄の組合せが有効ラインに停止したときは特定遊技に移行し、この特定遊技でRT遊技終了役に当選し、前記RT遊技終了役の図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記RT遊技を終了し、
前記ストップスイッチの操作タイミングに応じて、前記RT遊技終了役の図柄の組合せが有効ラインに停止する場合と停止しない場合とを有するように、前記RT遊技終了役に係る図柄が前記リールに配置されている
ことを特徴とするスロットマシン。
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