JP2009273283A - 永久磁石形同期電動機の制御装置 - Google Patents

永久磁石形同期電動機の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】永久磁石形同期電動機に高周波交番電圧を印加した時に、適切な大きさの高周波電流を流して磁極位置を正確に演算可能とする。
【解決手段】x軸高周波電流振幅を検出するバンドパスフィルタ24と、x軸高周波電流振幅から電気角360度周期で脈動する成分を検出し、かつ、d軸高周波電流振幅を検出するフーリエ級数演算器31と、d軸高周波電流振幅指令値にd軸高周波電流振幅検出値が一致するように、第1の高周波電圧振幅指令値V **を演算する高周波電流調節器32と、電動機80に印加する高周波電圧を演算するための第2の高周波電圧振幅指令値V を第1のγ軸高周波電圧振幅指令値Vγh **から演算し、かつ、角度誤差演算ゲインKθerrをx軸高周波電流振幅検出値の脈動成分から演算する制御定数演算器33と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁極位置検出器を持たない永久磁石形同期電動機の制御装置に関し、詳しくは、永久磁石形同期電動機のインダクタンス値等の電気定数が未知である場合にも、制御定数を最適に設定することにより電動機の磁極位置を正確に演算可能とした永久磁石形同期電動機の制御装置に関するものである。
永久磁石形同期電動機(以下、PMSMともいう)の制御装置のコストを低減するため、磁極位置検出器を使わないで運転する、いわゆるセンサレス制御技術が実用化されている。
センサレス制御技術の多くは、回転子の永久磁石によって電動機の端子間に誘起される誘起電圧を利用して磁極位置を演算するものであり、中高速領域の運転に適用されている。しかしながら、この磁極位置演算方法は電動機の停止時を含む低速領域には適用できないため、他の方法によって磁極位置を演算する必要が生じる。
ところで、PMSMは、回転子の構造により、表面磁石構造永久磁石形同期電動機(以下、SPMSMともいう)と埋込磁石構造永久磁石形同期電動機(以下、IPMSMともいう)とに大別される。これらのうち、IPMSMにおいては、回転子の突極性を利用して磁極位置を演算する技術が実用化されている。
一方、SPMSMや回転子の突極性が小さいIPMSMの磁極位置を演算する技術としては、電動機鉄芯の磁気飽和特性を利用する方法が知られている。
例えば、特許文献1には、PMSMの推定磁束軸であるdc軸及びqc軸の電圧指令値に微小変化を与え、このときのdc軸及びqc軸の電流変化率、またはその逆数であるインダクタンスの変化から磁極位置を演算する方法が記載されている。
この方法によれば、比較的簡単な処理によって磁極位置を短時間に演算できる特徴がある。更に、dc軸及びqc軸の電流変化率から求めた位置演算誤差が零になるように周波数指令値を演算し、この周波数指令値を積分して磁極位置を演算することも可能である。
特開2002−78392号公報(段落[0079]〜[0082],[0100]〜[0112],[0120]〜[0121]、図16〜図19,図23〜図25,図28等)
特許文献1に記載された磁極位置演算を実現するためには、電流検出器の検出精度の制約から、十分な大きさの高周波電流が流れるように高周波電圧の大きさを決める必要があり、また、磁極位置演算を安定かつ高応答に行うためには、制御定数を最適に設計することが必要である。
これらを実現するためには、PMSMのインダクタンス値や磁気飽和特性などの電気特性の情報が不可欠であり、特に、電気特性が未知のPMSMを対象として磁極位置演算を行うためには、これらの電気特性を測定してこれをもとに制御定数を調整する手段が必要になる。
すなわち、従来において、PMSMの電気定数が不明である場合に、磁極位置を確実に演算するためには制御定数の設計や調整に多くの手間やコストを必要とするものであった。
そこで、本発明の解決課題は、電動機の電気定数が不明であっても、電動機に印加する高周波電圧の振幅を自動調整することにより、電動機の磁気飽和特性を利用した磁極位置演算を確実に実現可能とした永久磁石形同期電動機の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る制御装置は、磁極位置検出器を持たない永久磁石形同期電動機の制御装置であって、
電動機の端子電圧及び電流をベクトルとしてとらえ、電動機の磁気飽和特性を利用して、電動機に高周波交番電圧を印加したときに流れる高周波電流から電動機の磁極位置を演算する磁極位置演算手段を備えた制御装置において、
前記高周波交番電圧の振幅指令値を自動的に調整する自動調整手段を有し、
前記自動調整手段は、
振幅とパルス幅とが等しく、極性が互いに異なる二つのパルス電圧からなる矩形波の高周波交番電圧を複数のベクトル方向に印加する手段と、
前記高周波交番電圧と同一周波数の高周波電流の振幅を検出する手段と、
この手段により検出した高周波電流振幅検出値から、前記高周波交番電圧を電動機の磁極位置と平行方向に印加したときの高周波電流振幅であるd軸高周波電流振幅を検出する手段と、
d軸高周波電流振幅指令値に前記d軸高周波電流振幅検出値が一致するように、前記高周波交番電圧の振幅指令値を演算する高周波電流調節手段と、
を有するものである。
これにより、電動機のインダクタンス値が未知である場合にも、磁極位置演算手段において電動機に印加する高周波交番電圧の振幅指令値を最適調整することができ、磁極位置演算を確実に実施することができる。
請求項2に係る制御装置は、請求項1に記載した制御装置において、
前記磁極位置演算手段における制御定数を自動的に調整する制御定数自動調整手段を備え、
前記制御定数自動調整手段は、
前記高周波電流振幅検出値から前記高周波交番電圧のベクトル方向に依存して電気角360度周期で変化する成分であるフーリエ級数1次成分を抽出する手段と、
前記フーリエ級数1次成分から前記制御定数を演算する手段と、
を有し、
前記制御定数は、前記高周波交番電圧の振幅指令値を少なくとも含むものである。
請求項3に係る制御装置は、請求項1または請求項2に記載した制御装置において、
前記高周波電流調節手段は、
前記d軸高周波電流振幅指令値と前記d軸高周波電流振幅検出値との偏差を増幅して前記高周波交番電圧の振幅指令値を演算する手段からなるものである。
この発明によれば、比較的簡単な構成で制御装置を実現することができる。
請求項4に係る制御装置は、請求項1または請求項2に記載した制御装置において、
前記高周波電流調節手段は、
前記高周波交番電圧の振幅指令値とゲイン推定値とからd軸高周波電流振幅の推定値を演算する高周波電流振幅推定手段と、
前記d軸高周波電流振幅の推定値と前記d軸高周波電流振幅検出値との偏差を増幅して前記ゲイン推定値を演算するゲイン推定手段と、
前記d軸高周波電流振幅指令値と前記ゲイン推定値とから前記高周波交番電圧の振幅指令値を演算する手段と、からなるものである。
本発明は、電動機のインダクタンス値が未知の場合でも高周波電流の応答性を速くすることができる。
請求項5に係る制御装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載した制御装置において、
前記高周波電流振幅検出値から前記高周波交番電圧のベクトル方向に依存して電気角360度周期で変化する成分であるフーリエ級数1次成分を抽出する手段と、前記フーリエ級数1次成分の大きさから磁極位置演算の可否を判定する手段と、を備えたものである。
この発明によって磁極位置演算が実施可能かどうかを判別することで、磁極位置演算の失敗によるPMSMの不安定現象や暴走を未然に防止することができる。
本発明によれば、電動機のインダクタンス値等の電気定数が不明な場合にも、電動機に印加する高周波交番電圧の振幅の最適値を自動調整することができ、電動機の磁気飽和特性を利用した磁極位置演算を確実に実現することができる。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。まず、磁気飽和特性を利用した磁極位置の演算原理について説明する。
PMSMは、回転子のd軸(回転子の磁極方向)とd軸から90度進んだq軸とに従って電流制御を行うことにより、高精度なトルク制御を実現可能である。しかしながら、磁極位置検出器を持たない場合にはd,q軸を直接検出できないので、d,q軸に対応して角速度ω(=速度演算値)で回転する直交回転座標系のγ,δ軸を制御装置側に推定して制御演算を行っている。
ここで、図4は磁極位置演算に使用する座標軸の定義を示す図である。
図4において、d,q軸は、回転子と同期して回転する回転座標であり、回転子の磁極方向をd軸、d軸から90[deg]進み方向をq軸と定義する。γ,δ軸は、d,q軸の推定軸であり、PMSMの電流制御及び電圧制御は、制御装置がγ,δ軸上の諸量を用いて実施する。d,q軸の回転速度、γ,δ軸の回転速度は、それぞれω,ωとする。
また、γ軸(γ,δ軸)とd軸(d,q軸)との角度差θerr、すなわち位置演算誤差を、数式1により定義する。
Figure 2009273283
一方、図4におけるx,y軸については、磁極位置演算時にインダクタンスを測定するために永久磁石形同期電動機の固定子巻線に印加する高周波交番電圧のベクトル方向をx軸、x軸から90[deg]進み方向をy軸と定義する。γ軸を基準としたx軸との間の角度差(角度ともいう)をδと定義すると、x軸(x,y軸)とd軸(d,q軸)との角度誤差θxerrは、数式2によって表される。
Figure 2009273283
次に、図5は、d軸電流と鎖交磁束との関係、及び、d軸電流とd軸インダクタンスとの関係を示している。
d軸電流Iが零のときの鎖交磁束は、永久磁石磁束Ψに等しい。d軸電流Iをプラス側に制御すると、永久磁石磁束とd軸電流Iにより発生する磁束とが合成されて磁束が増加し、電動機の鉄芯が磁気飽和してd軸インダクタンスが減少する。
一方、d軸電流Iをマイナス側に制御すると、永久磁石磁束とd軸電流Iにより発生する磁束とが相殺されるので、電動機の鉄芯は磁気飽和が緩和され、d軸インダクタンスが増加する。つまり、d軸電流Iの値によってインダクタンスが変化する。
以上のことから、d軸と電流ベクトルとの角度誤差に依存して磁気飽和特性が変化し、これによってインダクタンスが変化することになる。
図6は、x軸プラス方向に一定の電流を通流したときのx軸とd軸との角度誤差θxerrとx軸インダクタンスとの関係を示している。なお、図6では、原理を分かりやすく説明するため、回転子に突極性がない(d軸インダクタンスとq軸インダクタンスとが等しい)SPMSMの場合について示してある。
図6より、x軸インダクタンスは角度誤差θxerrに対して電気角1周期で変化する。このことを利用すると、数式1及び数式2の関係式より、γ軸の角度θを一定としてx軸インダクタンスが最小になるような角度δを求めることで、d軸の角度(磁極位置)を演算することができる。
ここで、x軸インダクタンスは、x軸方向に高周波交番電圧を印加して、このときに流れるx軸高周波交番電流から測定可能である。
図7は、x軸高周波交番電圧vxh,x軸電流i及びx軸高周波電流振幅Ixhの波形を示している。基本原理を理解するため、図7では電圧、電流の高周波成分に着目し、基本波成分は零としてある。
x軸に印加する高周波交番電圧vxhは、振幅とパルス幅とが等しく、極性が互いに異なる2つのパルス電圧を合成した矩形波とする。なお、高周波交番電圧vxhの1周期をTとする。
x軸プラス方向に一定の電流を通流したときのインダクタンスを測定する場合、図示するように、周期T内において、x軸高周波電圧vxhの振幅Vを最初の半周期ではプラスに制御し、次の半周期ではマイナスに制御する(以下、この高周波電圧の印加を「x軸プラス方向への高周波電圧印加」と定義する)。このとき、x軸電流iは、図示する如く最初はx軸プラス方向に変化し、続いて高周波交番電圧vxhの印加開始直前の値に復帰する。図7から明らかなように、x軸には、x軸プラス方向に直流バイアス成分を持った振幅Ixhの高周波電流ixhが流れる。
同様に、x軸マイナス方向に一定の電流を通流したときのインダクタンスは、周期T内において、x軸高周波電圧vxhの振幅Vを最初の半周期ではマイナスに制御し、次の半周期ではプラスに制御し(以下、この高周波電圧の印加を「x軸マイナス方向への高周波電圧印加」と定義する)、このときに流れる高周波電流ixhから測定することができる。
図7より、高周波電流振幅Ixhは、x軸高周波電圧vxhの極性が変化するサンプル点の電流の偏差から演算することができる。ここでは、基本波電圧や基本波電流の影響を受けないようにするため、数式3によって高周波電流振幅Ixhを演算する。
Figure 2009273283
次に、高周波電流と磁極位置との関係を導出する。
図7に示したような矩形波の高周波交番電圧vxhを印加したときに流れる高周波電流の振幅ベクトルIxyhは、数式4によって表される。
Figure 2009273283
図8は、数式4に示した、角度誤差θxerrとx軸高周波電流振幅Ixhとの関係を示しており、ここでは、原理を分かりやすくするため、d軸インダクタンスとq軸インダクタンスとが等しいSPMSMの場合について例示してある。なお、図9はIPMSMの場合のものである。
x軸高周波電流振幅Ixhは、電気角360度周期で脈動し、角度誤差θxerrが零のときに最大になる。このことから、x軸高周波電流振幅Ixhが最大となるx,y軸の角度から磁極位置を演算することができる。
次に、磁極位置演算の原理を説明する。
x軸高周波電流の角度δについて電気角360度周期で変化する成分は、フーリエ級数として、数式5によって演算することができる。
Figure 2009273283
ここで、各角度δにおいて、図7のようにx軸プラス方向とx軸マイナス方向とに高周波電圧vxhを印加する場合は、数式5の代わりに、角度δについて零から180[deg]までのフーリエ級数より数式6によって演算する。
Figure 2009273283
数式6により求めたフーリエ級数より、位置演算誤差θerrは、数式7によって演算することができる。
Figure 2009273283
次に、具体的な磁極位置演算方法について説明する。
数式5より、x軸高周波電流振幅のフーリエ級数Ixhb1は、位置演算誤差θerrの正弦波関数である。このため、位置演算誤差θerrが零近傍の場合、フーリエ級数Ixhb1と位置演算誤差θerrとは比例関係にあると近似でき、フーリエ級数Ixhb1を入力とするPLL回路を構成することで、磁極位置及び角速度を演算することができる。
数式6より、フーリエ級数Ixhb1を求めるためには、角度δが90[deg]のときのx軸高周波電流振幅Ixhの情報があればよい。角度δが90[deg]のときx軸はδ軸に一致するので、フーリエ級数Ixhb1は、δ軸に高周波電圧を印加したときのδ軸高周波電流振幅Iδhから演算できる。このときの電圧波形と電流波形とを図10に示す。
x軸高周波電流振幅Ixhは、数式8により演算する。
Figure 2009273283
また、フーリエ級数Ixhb1は数式9により演算する。
Figure 2009273283
角度誤差演算値θerrestは、フーリエ級数Ixhb1に比例するものとして数式10により演算する。
Figure 2009273283
速度演算値ωは、数式11のように角度誤差演算値θerrestを比例積分演算して求める。
Figure 2009273283
磁極位置演算値θは、上記の速度演算値ωを積分して演算する。
これらの演算によってフーリエ級数Ixhb1を零に収束させるPLL回路が構成され、磁極位置θを演算することができる。
図11は、この実施形態において、電動機の磁気飽和特性を利用した磁極位置演算を行うための制御ブロック図である。
まず、磁極位置検出器を持たない永久磁石形同期電動機80を駆動する主回路について説明すると、50は三相交流電源であり、整流回路60は電源50の三相交流電圧を整流して直流電圧に変換する。この直流電圧はPWMインバータからなる電力変換器70に供給され、電動機80を駆動するための所定の三相交流電圧に変換される。
次に、制御装置の構成及び作用は以下の通りである。
電流座標変換器14は、u相電流検出器11u、w相電流検出器11wによりそれぞれ検出した相電流検出値i,iを、磁極位置演算値θに基づいてγ,δ軸電流検出値iδ,iγに座標変換する。
ノッチフィルタ23は、γ,δ軸電流検出値iγ,iδから、磁極位置演算のために重畳する高周波交番電圧によって流れる高周波電流を除去し、γ,δ軸基本波電流iγf,iδfを検出する。
γ軸電流指令値iγ とγ軸基本波電流iγfとの偏差を減算器19aにより演算し、この偏差をγ軸電流調節器20aにより増幅してγ軸基本波電圧指令値vγf を演算する。一方、δ軸電流指令値iδ とδ軸基本波電流iδfとの偏差を減算器19bにより演算し、この偏差をδ軸電流調節器20bにより増幅してδ軸基本波電圧指令値vδf を演算する。なお、γ,δ軸電流指令値iγ ,iδ は何れも零とする。
高周波電圧演算器21は、振幅が高周波電圧振幅指令値V に等しく、周期がTである矩形波のδ軸高周波交番電圧指令値vδh を演算する。このδ軸高周波電圧指令値vδh の波形は、図10に示した通りである。
前記γ軸基本波電圧指令値vγf はγ軸電圧指令値vγ としてそのまま電圧座標変換器15に入力される。一方、加算器22により、前記δ軸基本波電圧指令値vδf にδ軸高周波交番電圧指令値vδh が重畳され、その結果がδ軸電圧指令値vδ として電圧座標変換器15に入力される。
γ,δ軸電圧指令値vγ ,vδ は、電圧座標変換器15によって磁極位置演算値θに基づき相電圧指令値v ,v ,v に変換され、PWM回路13に与えられる。
PWM回路13は、相電圧指令値v ,v ,v と電圧検出器12により検出した電力変換器70の直流入力電圧Edcとから、ゲート信号を生成する。電力変換器70はこのゲート信号に基づいて内部の半導体スイッチング素子を制御することにより、永久磁石形同期電動機80の端子電圧を前記相電圧指令値v ,v ,v に制御する。
一方、バンドパスフィルタ24は、数式8により、δ軸電流検出値iδからx軸高周波電流振幅Ixhを演算する。フーリエ級数演算器27は、数式9により、x軸高周波電流振幅Ixhのsin成分Ixhb1を演算する。速度演算器25は、数式10、数式11により、各種ゲインKθerr等を用いて速度演算値ωを演算する。電気角演算器26は、速度演算値ωを積分して磁極位置演算値θを求める。
次いで、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示す制御ブロック図であり、請求項1,2に記載した発明に相当する。この第1実施例は、図8,図9に示した角度誤差θxerrとx軸高周波電流振幅Ixhとの関係、及び、x軸高周波電流振幅Ixhを指令値に制御するための高周波電圧振幅V **を測定し、これらの情報から、磁極位置演算を実施するために最適な制御定数を演算するものである。求める制御定数は、図11に示した高周波電圧演算器21に入力される高周波電圧振幅指令値V 、及び、速度演算器25に入力される角度誤差演算ゲインKθerrである。
図1と図11とは、実質的にδ軸高周波電圧指令値vδh 及びγ,δ軸の角速度ωの与え方が異なるだけであり、その他の演算処理は同じである。図1の制御ブロック図の説明は、図11と異なる箇所を中心に行うものとし、同じ箇所については省略する。
すなわち、図1において、γ,δ軸の角速度ωを一定値ωLθに制御して電気角演算器26に入力し、γ,δ軸の角度θを一定の速度ωLθで回転させる。バンドパスフィルタ24は、数式8により、δ軸電流検出値iδからx軸高周波電流振幅Ixhを演算する。
フーリエ級数演算器31には、x軸高周波電流振幅Ixh及び角度θが入力されており、フーリエ級数演算器31は、x軸高周波電流振幅Ixhの角度θに依存しない直流成分Ixha0、電気角360度周期で脈動する成分Ixhc1、及び、電気角180度周期で脈動する成分Ixhc2を、角度θについての零から180[deg]までのフーリエ級数により、それぞれ数式12〜数式14に従って演算する。
なお、これらの数式12〜数式14において、添え字(θ),(θ+π)は、それぞれx軸プラス方向、x軸マイナス方向を意味している。
Figure 2009273283
Figure 2009273283
Figure 2009273283
数式12〜数式14の演算結果を用いて、d軸プラス方向に高周波電圧を印加したときの高周波電流振幅であるd軸高周波電流振幅検出値IdhPは、数式15により求められる。
Figure 2009273283
高周波電流調節器32は、フーリエ級数演算器31により求めた上記d軸高周波電流振幅検出値IdhPが図示されていないd軸高周波電流振幅指令値Idh に一致するように、第1の高周波電圧振幅指令値V **を演算する。
高周波電圧演算器21は、振幅が第1の高周波電圧振幅指令値V **に等しく、周期がTである矩形波のδ軸高周波交番電圧指令値vδh を演算する。このδ軸高周波交番電圧指令値vδh の波形は、図10に示したとおりである。
また、制御定数演算器33は、第1の高周波電圧振幅指令値V **、及び、x軸高周波電流振幅の電気角360度周期で脈動する成分Ixhc1から、第2の高周波電圧振幅指令値V 及び角度誤差演算ゲインKθerrを求める。ここで、第2の高周波電圧振幅指令値V は、図11において高周波電圧演算器21に入力されている高周波電圧振幅指令値V に相当する。
電流検出器11u,11wの検出誤差を考慮した場合、磁極位置演算の精度は、x軸高周波電流振幅の電気角360度周期で脈動する成分Ixhc1が大きいほど高くなる。
このため、制御定数演算器33は、上記成分Ixhc1が所定の値よりも大きい場合には磁極位置演算の精度は十分であると判断し、第2の高周波電圧振幅指令値V として第1の高周波電圧振幅指令値V **をそのまま用いて高周波電圧演算器21により高周波交番電圧指令値vδh を演算する。
勿論、Ixhc1の大きさが必要最小限になるように、制御定数演算器33により、第2の軸高周波電圧振幅指令値V を第1の高周波電圧振幅指令値V **よりも小さく設定して高周波交番電圧指令値vδh を演算することにより、高周波電流による騒音を低減してもよい。
一方、Ixhc1が所定の値よりも小さい場合には、必要な磁極位置演算精度を得るのに十分なIxhc1が流れるようにするため、制御定数演算器33により、第2の高周波電圧振幅指令値V を第1の高周波電圧振幅指令値V **よりも大きく設定して高周波交番電圧指令値vδh を演算することが望ましい。
また、制御定数演算器33では、角度誤差演算ゲインKθerrを、数式5におけるθerrの零近傍での線形近似により、数式16のように設定する。
Figure 2009273283
なお、図1において、バンドパスフィルタ24、フーリエ級数演算器31、高周波電流調節器32、高周波電圧演算器21等は請求項1における振幅指令値自動調整手段を構成し、フーリエ級数演算器31、高周波電流調節器32、制御定数演算器33等は請求項2における制御定数自動調整手段を構成している。
以上のようにこの第1実施例では、x軸高周波電流振幅の電気角360度周期で脈動する成分Ixhc1に応じて、磁極位置演算のための最適な高周波電圧振幅指令値V 及び角度誤差演算ゲインKθerrを演算し、これらの制御定数を用いて、図11に示した制御ブロック図により電動機80の磁極位置θを正確に演算することができる。
次に、本発明の第2実施例を説明する。
この第2実施例は、第1実施例における前記高周波電流調節器32を、図2に示す高周波電流調節器32Aのように積分調節器によって構成したものであり、請求項3に記載した発明に相当する。
すなわち、図2において、d軸高周波電流振幅指令値Idh とd軸高周波電流振幅検出値IdhPとの偏差を減算器101により演算し、この偏差を積分調節器102により増幅して第1の高周波電圧振幅指令値V **を演算する。
この結果、簡単な構成によってd軸高周波電流振幅検出値IdhPを指令値Idh に制御することができる。
更に、本発明の第3実施例は、第1実施例における前記高周波電流調節器32を、図3に示す高周波電流調節器32Bのように構成したものであり、請求項4に記載した発明に相当する。この第3実施例によれば、制御対象の特性が不明である場合にも応答性及び安定性を確保することができ、電動機80のインダクタンスが不明な時でも高周波電流の応答を速くすることができる。
図3において、d軸高周波電流振幅指令値Idh を除算器201に入力し、ゲイン推定値Θest1により除算して第1の高周波電圧振幅指令値V **を演算する。また、乗算器202により高周波電圧振幅指令値V **とゲイン推定値Θest1とを乗算し、d軸高周波電流振幅推定値IdhPestを演算する。
更に、減算器203により、d軸高周波電流振幅推定値IdhPestとd軸高周波電流振幅検出値IdhPとの偏差εを演算し、この偏差εをゲイン推定器204により増幅してゲイン推定値Θest1を演算する。
具体的な演算内容は、次の数式17の通りである。
Figure 2009273283
以上の演算処理の結果、ゲイン推定値Θest1は偏差εを零にするために真値に収束し、高周波電流調節器32Bは、d軸高周波電流振幅検出値IdhPを指令値Idh に制御するための高周波電圧振幅指令値V **を出力できるようになる。
最後に、本発明の第4実施例は、図11の磁気飽和特性を利用した磁極位置演算を実施可能かどうかを事前に判別し、磁極位置演算の失敗によるPMSMの不安定現象や暴走を未然に防止するためのものであり、請求項5に係る発明に相当する。
実際の装置では、電力変換器の最大出力電圧及び最大出力電流の制約がある。このため、これらの制約から、高周波電流振幅の電気角360度周期で脈動する成分Ixhc1を、磁極位置演算を実現するために十分な値に制御できないことがある。
そこで、この第4実施例では、Ixhc1を所定の値より大きく制御できない場合は、磁極位置演算が不可能であると判定する。
こうして磁極位置演算が不可能であると判定した場合は、他の方法による磁極位置演算、または、電流ベクトルを一定に制御して、回転子を電流ベクトルに引き込んでから始動する方法等、他の始動方法を使って運転すればよい。
本発明の第1実施例を示す制御ブロック図である。 本発明の第2実施例における高周波電流調節器の制御ブロック図である。 本発明の第3実施例における高周波電流調節器の制御ブロック図である。 磁極位置演算に使用する座標軸の定義を示す図である。 d軸電流と鎖交磁束との関係、及び、d軸電流とd軸インダクタンスとの関係を示す図である。 SPMSMにおける角度誤差とx軸インダクタンスとの関係を示す図である。 本発明の実施形態におけるx軸高周波交番電圧,x軸電流及びx軸高周波電流振幅の波形図である。 SPMSMにおける角度誤差とx軸高周波電流振幅との関係を示す図である。 IPMSMにおける角度誤差とx軸高周波電流振幅との関係を示す図である。 本発明の実施形態におけるδ軸高周波交番電圧,δ軸電流及びx軸高周波電流振幅等の波形図である。 本発明の実施形態における、磁気飽和特性を利用した磁極位置演算を行うための制御ブロック図である。
符号の説明
50 三相交流電源
60 整流回路
70 電力変換器
80 永久磁石形同期電動機(PMSM)
11u u相電流検出器
11w w相電流検出器
12 電圧検出器
13 PWM回路
14 電流座標変換器
15 電圧座標変換器
19a,19b 減算器
20a γ軸電流調節器
20b δ軸電流調節器
21 高周波電圧演算器
22 加算器
23 ノッチフィルタ
24 バンドパスフィルタ
25 速度演算器
26 電気角演算器
31 フーリエ級数演算器
32,32A,32B 高周波電流調節器
33 制御定数演算器
101 減算器
102 積分調節器
201 除算器
202 乗算器
203 減算器
204 ゲイン推定器

Claims (5)

  1. 磁極位置検出器を持たない永久磁石形同期電動機の制御装置であって、
    電動機の端子電圧及び電流をベクトルとしてとらえ、電動機の磁気飽和特性を利用して、電動機に高周波交番電圧を印加したときに流れる高周波電流から電動機の磁極位置を演算する磁極位置演算手段を備えた制御装置において、
    前記高周波交番電圧の振幅指令値を自動的に調整する振幅指令値自動調整手段を有し、
    前記振幅指令値自動調整手段は、
    振幅とパルス幅とが等しく、極性が互いに異なる二つのパルス電圧からなる矩形波の高周波交番電圧を複数のベクトル方向に印加する手段と、
    前記高周波交番電圧と同一周波数の高周波電流の振幅を検出する手段と、
    この手段により検出した高周波電流振幅検出値から、前記高周波交番電圧を電動機の磁極位置と平行方向に印加したときの高周波電流振幅であるd軸高周波電流振幅を検出する手段と、
    d軸高周波電流振幅指令値に前記d軸高周波電流振幅検出値が一致するように、前記高周波交番電圧の振幅指令値を演算する高周波電流調節手段と、
    を有することを特徴とする、永久磁石形同期電動機の制御装置。
  2. 請求項1に記載した制御装置において、
    前記磁極位置演算手段における制御定数を自動的に調整する制御定数自動調整手段を備え、
    前記制御定数自動調整手段は、
    前記高周波電流振幅検出値から前記高周波交番電圧のベクトル方向に依存して電気角360度周期で変化する成分であるフーリエ級数1次成分を抽出する手段と、
    前記フーリエ級数1次成分から前記制御定数を演算する手段と、
    を有し、
    前記制御定数は、前記高周波交番電圧の振幅指令値を少なくとも含むことを特徴とする、永久磁石形同期電動機の制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載した制御装置において、
    前記高周波電流調節手段は、
    前記d軸高周波電流振幅指令値と前記d軸高周波電流振幅検出値との偏差を増幅して前記高周波交番電圧の振幅指令値を演算する手段からなることを特徴とする、永久磁石形同期電動機の制御装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載した制御装置において、
    前記高周波電流調節手段は、
    前記高周波交番電圧の振幅指令値とゲイン推定値とからd軸高周波電流振幅の推定値を演算する高周波電流振幅推定手段と、
    前記d軸高周波電流振幅の推定値と前記d軸高周波電流振幅検出値との偏差を増幅して前記ゲイン推定値を演算するゲイン推定手段と、
    前記d軸高周波電流振幅指令値と前記ゲイン推定値とから前記高周波交番電圧の振幅指令値を演算する手段と、
    からなることを特徴とする、永久磁石形同期電動機の制御装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載した制御装置において、
    前記高周波電流振幅検出値から前記高周波交番電圧のベクトル方向に依存して電気角360度周期で変化する成分であるフーリエ級数1次成分を抽出する手段と、
    前記フーリエ級数1次成分の大きさから磁極位置演算の可否を判定する手段と、
    を備えたことを特徴とする、永久磁石形同期電動機の制御装置。
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