JP2009267134A - 有機トランジスタ - Google Patents
有機トランジスタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009267134A JP2009267134A JP2008115743A JP2008115743A JP2009267134A JP 2009267134 A JP2009267134 A JP 2009267134A JP 2008115743 A JP2008115743 A JP 2008115743A JP 2008115743 A JP2008115743 A JP 2008115743A JP 2009267134 A JP2009267134 A JP 2009267134A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- compound
- organic
- organic transistor
- semiconductor layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
【解決手段】有機半導体層を有する有機トランジスタにおいて、該有機半導体層に一般式(1)で表される化合物を少なくとも1種含有してなる有機トランジスタ。
(式中、X1〜X4はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、直鎖、分岐または環状のアルキル基、直鎖、分岐または環状のアルコキシ基、直鎖、分岐または環状のアルコキシアルキル基、あるいは置換または未置換のアリール基を表し、環Aおよび環Bはそれぞれ独立に、置換または未置換のチオフェン環、あるいは置換または未置換のベンゾ[b]チオフェン環を表す)
【選択図】 なし
Description
Appl.Phys.Lett.,63,1372(1993) Appl.Phys.Lett.,72,1854(1998) Science,268,270(1995)
有機半導体層を有する有機トランジスタにおいて、該有機半導体層に一般式(1)で表される化合物を少なくとも1種含有してなる有機トランジスタである。
2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、3−エトキシフェニル基、4−エトキシフェニル基、4−n−プロポキシフェニル基、4−イソプロポキシフェニル基、4−n−ブトキシフェニル基、4−イソブトキシフェニル基、4−n−ペンチルオキシフェニル基、4−n−ヘキシルオキシフェニル基、4−シクロヘキシルオキシフェニル基、4−n−ヘプチルオキシフェニル基、4−n−オクチルオキシフェニル基、4−n−ノニルオキシフェニル基、4−n−デシルオキシフェニル基、4−n−ウンデシルオキシフェニル基、4−n−ドデシルオキシフェニル基、4−n−テトラデシルオキシフェニル基、2,3−ジメトキシフェニル基、2,4−ジメトキシフェニル基、2,5−ジメトキシフェニル基、3,4−ジメトキシフェニル基、3,5−ジメトキシフェニル基、3,5−ジエトキシフェニル基、2−メトキシ−4−メチルフェニル基、2−メトキシ−5−メチルフェニル基、2−メチル−4−メトキシフェニル基、3−メチル−4−メトキシフェニル基、3−メチル−5−メトキシフェニル基、
2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニル基、2−メチル−4−クロロフェニル基、2−クロロ−4−メチルフェニル基、3−クロロ−4−メチルフェニル基、2−クロロ−4−メトキシフェニル基、3−メトキシ−4−フルオロフェニル基、3−メトキシ−4−クロロフェニル基、3−フルオロ−4−メトキシフェニル基、2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル基、4−フェニルフェニル基、3−フェニルフェニル基、4−(4’−メチルフェニル)フェニル基、4−(4’−メトキシフェニル)フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、4−メチル−1−ナフチル基、4−エトキシ−1−ナフチル基、6−n−ブチル−2−ナフチル基、6−メトキシ−2−ナフチル基、7−エトキシ−2−ナフチル基、2−フリル基、2−チエニル基、5−n−プロピル−2−チエニル基、5−n−ヘキシル−2−チエニル基、5−n−デシル−2−チエニル基、5−フェニル−2−チエニル基、5−(2’−チエニル)−2−チエニル基、3−チエニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基などの置換または未置換のアリール基を挙げることができる。
ゲート電極としての抵抗率0.02Ω・cmのシリコン基板に、厚さ200nmの熱酸化膜(SiO2)を形成した。ここで、シリコン基板自体がゲート電極となり、シリコン基板表面に形成されたSiO2層がゲート絶縁層となる。この上に、真空下(5×10−4Pa)で、例示化合物番号3の化合物を、蒸着速度0.03nm/secの速度で、30nmの厚さに蒸着し、有機半導体層を形成した。さらに、この上に、マスクを用いて、金を蒸着してソース電極およびドレイン電極を形成した。尚、ソース電極およびドレイン電極の厚みは40nmであり、チャネル幅は5mm、チャネル長は20μmであった。
以上のように作製した有機トランジスタは、p型のトランジスタ素子としての特性を示した。有機トランジスタの電流−電圧(I−V)特性の飽和領域から、電荷移動度を求めた。
さらに、ドレインバイアス−50Vとし、ゲートバイアス−50Vおよび0Vにした時のドレイン電流値を測定し、電流のオン/オフ比を求めた。
さらに、作製した有機トランジスタ素子を大気中で、25℃で、1ヶ月保存した後、再度、電荷移動度と電流のオン/オフ比を測定した。測定結果を第1表に示した。
実施例1において、有機半導体層の形成に際して、例示化合物番号3の化合物を使用する代わりに、例示化合物番号9の化合物(実施例2)、例示化合物番号12の化合物(実施例3)、例示化合物番号24の化合物(実施例4)、例示化合物番号31の化合物(実施例5)、例示化合物番号38の化合物(実施例6)、例示化合物番号45の化合物(実施例7)、例示化合物番号60の化合物(実施例8)、例示化合物番号69の化合物(実施例9)、例示化合物番号80の化合物(実施例10)、例示化合物番号91の化合物(実施例11)、例示化合物番号101の化合物(実施例12)、例示化合物番号103の化合物(実施例13)、例示化合物番号125の化合物(実施例14)、例示化合物番号129の化合物(実施例15)、例示化合物番号145の化合物(実施例16)、例示化合物番号154の化合物(実施例17)を使用した以外は、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタを作製した。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べ、結果を第1表に示した。
実施例1において、有機半導体層の形成に際して、例示化合物番号3の化合物を使用する代わりに、ペンタセンを使用した以外は、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタを作製した。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べ、結果を第1表に示した。
尚、1ヶ月放置後には、有機トランジスタとしての特性を示さなかった。
実施例1において、有機半導体層の形成に際して、例示化合物番号3の化合物を使用する代わりに、α−ヘキサチエニレンを使用した以外は、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタを作製した。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べ、結果を第1表に示した。
実施例1において、有機半導体層の形成に際して、例示化合物番号3の化合物を使用する代わりに、ジベンゾ[a,j]ナフタセンを使用した以外は、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタを作製した。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べ、結果を第1表に示した。
実施例1において、有機半導体層の形成に際して、例示化合物番号3の化合物を使用する代わりに、ジベンゾ[de,qr]ナフタセンを使用した以外は、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタを作製した。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べ、結果を第1表に示した。
ゲート電極としての抵抗率0.02Ω・cmのシリコン基板に、厚さ200nmの熱酸化膜(SiO2)を形成した。ここで、シリコン基板自体がゲート電極となり、シリコン基板表面に形成されたSiO2層がゲート絶縁層となる。シリコン基板を80℃に加熱しておき、その上に、例示化合物番号17の化合物のクロロベンゼン溶液(濃度:0.5重量%)を塗布したところ、クロロベンゼンが蒸発し、50nmの厚さの例示化合物番号17の化合物からなる有機半導体層を形成した。さらに、この上に、マスクを用いて、金を蒸着してソース電極およびドレイン電極を形成した。尚、ソース電極およびドレイン電極の厚みは40nmであり、チャネル幅は5mm、チャネル長は20μmであった。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べたところ、移動度は、3.7×10−2(cm2/Vsec)であり、電流のオン/オフ比は3.5×105であった。
実施例18において、有機半導体層の形成に際して、例示化合物番号17の化合物を使用する代わりに、例示化合物番号36の化合物を使用した以外は、実施例18に記載の方法により、有機トランジスタを作製した。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べたところ、移動度は、2.8×10−2(cm2/Vsec)であり、電流のオン/オフ比は3.3×105であった。
実施例18において、有機半導体層の形成に際して、例示化合物番号17の化合物を使用する代わりに、例示化合物番号131の化合物を使用した以外は、実施例18に記載の方法により、有機トランジスタを作製した。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べたところ、移動度は、3.3×10−2(cm2/Vsec)であり、電流のオン/オフ比は2.8×105であった。
実施例18において、有機半導体層の形成に際して、例示化合物番号17の化合物を使用する代わりに、例示化合物番号140の化合物を使用した以外は、実施例18に記載の方法により、有機トランジスタを作製した。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べたところ、移動度は、3.5×10−2(cm2/Vsec)であり、電流のオン/オフ比は3.6×105であった。
実施例18において、有機半導体層の形成に際して、例示化合物番号17の化合物を使用する代わりに、例示化合物番号156の化合物を使用した以外は、実施例18に記載の方法により、有機トランジスタを作製した。
さらに、実施例1に記載の方法により、有機トランジスタの特性を調べたところ、移動度は、4.2×10−2(cm2/Vsec)であり、電流のオン/オフ比は3.4×105であった。
21:ゲート電極
31:ゲート絶縁層
41:ドレイン電極
51:有機半導体層
61:ソース電極
12:基板
22:ゲート電極
32:ゲート絶縁層
42:ドレイン電極
52:有機半導体層
62:ソース電極
13:基板
23:ゲート電極
33:ゲート絶縁層
43:ドレイン電極
53:有機半導体層
63:ソース電極
14:基板
24:ゲート電極
34:ゲート絶縁層
44:ドレイン電極
54:有機半導体層
64:ソース電極
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115743A JP5284677B2 (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 有機トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115743A JP5284677B2 (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 有機トランジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009267134A true JP2009267134A (ja) | 2009-11-12 |
JP5284677B2 JP5284677B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=41392597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008115743A Active JP5284677B2 (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 有機トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5284677B2 (ja) |
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010059147A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-03-18 | Gracel Display Inc | 新規の有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子 |
JP2010150229A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-07-08 | Hiroshima Univ | 新規化合物及びその製造方法、並びに有機半導体材料、及び有機半導体デバイス |
WO2011074232A1 (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | 出光興産株式会社 | 多環縮環化合物、及び、それを用いた有機薄膜トランジスタ |
WO2011078248A1 (ja) * | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 住友化学株式会社 | 高分子化合物、これを含む薄膜及びインク組成物 |
JP2012001442A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Yamamoto Chem Inc | チオフェン化合物、および該化合物を含有してなる有機トランジスタ |
WO2012090462A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 出光興産株式会社 | 有機半導体材料、当該材料を含んでなる塗布液、及び有機薄膜トランジスタ |
JP2013515016A (ja) * | 2009-12-22 | 2013-05-02 | 上海 カサイル ディスプレイ テクノロジー エルティーディ | 非平面型金属フタロシアニンのウィークエピタキシャル膜のための誘起層材料 |
JP2013159584A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Univ Of Tokyo | 電子材料およびこれを用いた電子素子 |
WO2013121664A1 (ja) | 2012-02-16 | 2013-08-22 | 国立大学法人広島大学 | アセンジカルコゲノフェン誘導体用中間体及びその合成方法 |
JP2013253080A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Samsung Electronics Co Ltd | 縮合多環ヘテロ芳香族化合物とこれを含む有機薄膜、及びこの有機薄膜を備える電子素子 |
CN103664995A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 昆山维信诺显示技术有限公司 | 萘并二噻吩类衍生物有机电致发光材料及其应用 |
WO2014156773A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 新日鉄住金化学株式会社 | 芳香族複素環化合物、その製造方法、有機半導体材料及び有機半導体デバイス |
JP2015519300A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-07-09 | コーニング インコーポレイテッド | 新規な縮合ナフタレンシクロヘテロ環式化合物、並びにその方法及び使用 |
JP2015199716A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-12 | 日本化薬株式会社 | 多環縮環化合物、有機半導体材料、有機半導体デバイス及び有機トランジスタ |
WO2016047391A1 (ja) * | 2014-09-24 | 2016-03-31 | 富士フイルム株式会社 | 有機半導体素子及びその製造方法、化合物、有機半導体膜形成用組成物、並びに、有機半導体膜 |
WO2016051977A1 (ja) * | 2014-09-29 | 2016-04-07 | 新日鉄住金化学株式会社 | 有機電界発光素子用材料及びこれを用いた有機電界発光素子 |
US9447111B2 (en) | 2012-10-15 | 2016-09-20 | Fujifilm Corporation | Organic thin film transistor, organic semiconductor thin film, and organic semiconductor material |
JP6047261B2 (ja) * | 2014-03-12 | 2016-12-21 | Dic株式会社 | 化合物、並びにそれを含有する有機半導体材料、有機半導体インク及び有機トランジスタ |
JPWO2014133100A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2017-02-02 | 日本化薬株式会社 | 新規縮合多環芳香族化合物及びその用途 |
JP2017141194A (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 有機化合物及びその用途 |
EP3193383A4 (en) * | 2014-09-01 | 2017-08-30 | Fujifilm Corporation | Composition for forming organic semiconductor film, organic semiconductor film and method for manufacturing same, and organic semiconductor compound |
JP2017526642A (ja) * | 2014-07-10 | 2017-09-14 | ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド | 有機電界発光化合物及びそれを含む有機電界発光デバイス |
US9988472B2 (en) | 2015-08-31 | 2018-06-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Composition, electronic device, and thin film transistor |
WO2018207722A1 (ja) * | 2017-05-08 | 2018-11-15 | ソニー株式会社 | 有機光電変換素子 |
US10358578B2 (en) | 2015-05-29 | 2019-07-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Insulating ink and insulator and thin film transistor and electronic device |
US10522771B2 (en) | 2014-12-01 | 2019-12-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Composition, electronic device, and thin film transistor |
JP2021073189A (ja) * | 2016-06-03 | 2021-05-13 | エルジー・ケム・リミテッド | 電気活性化合物 |
US11038116B2 (en) | 2018-11-26 | 2021-06-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Compound and organic thin film and thin film transistor and electronic device |
US11069863B2 (en) | 2018-12-03 | 2021-07-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Organic thin film and organic thin film transistor and electronic device |
US11242357B2 (en) | 2017-10-18 | 2022-02-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fused polycyclic heteroaromatic compound and organic thin film and electronic device |
US11770974B2 (en) | 2017-10-23 | 2023-09-26 | Sony Corporation | P active materials for organic photoelectric conversion layers in organic photodiodes |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11195790A (ja) * | 1997-10-16 | 1999-07-21 | Lucent Technol Inc | 薄膜トランジスタ及び薄膜トランジスタ用半導体材料 |
JP2006089413A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Japan Science & Technology Agency | 新規な有機半導体化合物、その製造方法およびそれを用いた有機半導体デバイス |
JP2007088016A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機半導体材料、有機半導体膜、有機半導体デバイス、有機薄膜トランジスタ及び有機エレクトロルミネッセンス素子 |
-
2008
- 2008-04-25 JP JP2008115743A patent/JP5284677B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11195790A (ja) * | 1997-10-16 | 1999-07-21 | Lucent Technol Inc | 薄膜トランジスタ及び薄膜トランジスタ用半導体材料 |
JP2006089413A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Japan Science & Technology Agency | 新規な有機半導体化合物、その製造方法およびそれを用いた有機半導体デバイス |
JP2007088016A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機半導体材料、有機半導体膜、有機半導体デバイス、有機薄膜トランジスタ及び有機エレクトロルミネッセンス素子 |
Non-Patent Citations (6)
Title |
---|
JPN6009066792; COROPCEANU,V. et al: 'Vibronic coupling in organic semiconductors. The case of fused polycyclic benzene-thiophene structur' Chemistry--A European Journal Vol.12, No.7, 2006, p.2073-2080 * |
JPN6009066796; TILAK,B.D.: 'Synthesis of thiophenes and thiapyrans. IV. Thiophenes and thiapyrans from naphthalenethiols' Proceedings - Indian Academy of Sciences, Section A Vol.33A, 71-7, 1951, p.33A, 71-7 * |
JPN6009066798; UMEDA,R. et al: 'Formation of naphthodithiophene isomers by flash vacuum pyrolysis of 1,6-di(2-thienyl)- and 1,6-di(3' Comptes Rendus Chimie Vol.12, No.3-4, 20081128, p.378-384 * |
JPN6013010553; Agostino Pietrangelo,: 'Synthesis and Structures of Novel Luminescent Bent Acenedithiophenes' Organic Letters Vol.9,No.18, 20070809, 3571-3573 * |
JPN6013010554; Jaclyn L.Brusso et al: 'Two-Dimensional Structural Motif in Thienoacene Semiconductors: Synthesis, Structure, and Properties' Chem. Mater. 20, 20080307, 2484-2494 * |
JPN6013010555; Hung-Chin Shen: 'Short and Efficient Synthesis of Coronene Derivatives via Ruthenium-Catalyzed Benzannulation Protoco' J. Org. Chem. 70(24), 20051021, 10113-10116 * |
Cited By (61)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014237682A (ja) * | 2008-07-14 | 2014-12-18 | グレイセル・ディスプレイ・インコーポレーテッドGracel Display Inc. | 新規の有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子 |
JP2010059147A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-03-18 | Gracel Display Inc | 新規の有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子 |
JP2010150229A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-07-08 | Hiroshima Univ | 新規化合物及びその製造方法、並びに有機半導体材料、及び有機半導体デバイス |
US8816100B2 (en) | 2008-11-21 | 2014-08-26 | Hiroshima University | Compound, method of producing the compound, organic semiconductor material and organic semiconductor device |
US8946688B2 (en) | 2009-12-14 | 2015-02-03 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Polycyclic ring-fused compound and organic thin film transistor utilizing the same |
WO2011074232A1 (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | 出光興産株式会社 | 多環縮環化合物、及び、それを用いた有機薄膜トランジスタ |
CN102666549A (zh) * | 2009-12-14 | 2012-09-12 | 出光兴产株式会社 | 多环稠环化合物以及使用该多环稠环化合物的有机薄膜晶体管 |
JP5666474B2 (ja) * | 2009-12-14 | 2015-02-12 | 出光興産株式会社 | 多環縮環化合物、及び、それを用いた有機薄膜トランジスタ |
JP2013515016A (ja) * | 2009-12-22 | 2013-05-02 | 上海 カサイル ディスプレイ テクノロジー エルティーディ | 非平面型金属フタロシアニンのウィークエピタキシャル膜のための誘起層材料 |
WO2011078248A1 (ja) * | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 住友化学株式会社 | 高分子化合物、これを含む薄膜及びインク組成物 |
CN102666643A (zh) * | 2009-12-25 | 2012-09-12 | 住友化学株式会社 | 高分子化合物、含有该高分子化合物的薄膜和墨液组合物 |
US8921836B2 (en) | 2009-12-25 | 2014-12-30 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polymer compound, and thin film and ink composition each containing same |
JP2012001442A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Yamamoto Chem Inc | チオフェン化合物、および該化合物を含有してなる有機トランジスタ |
CN103299446A (zh) * | 2010-12-28 | 2013-09-11 | 出光兴产株式会社 | 有机半导体材料、含有该材料而成的涂布液以及有机薄膜晶体管 |
US20140061616A1 (en) * | 2010-12-28 | 2014-03-06 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Organic semiconductor material, coating liquid containing the material, and organic thin film transistor |
WO2012090462A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 出光興産株式会社 | 有機半導体材料、当該材料を含んでなる塗布液、及び有機薄膜トランジスタ |
JP2013159584A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Univ Of Tokyo | 電子材料およびこれを用いた電子素子 |
CN104114563A (zh) * | 2012-02-16 | 2014-10-22 | 国立大学法人广岛大学 | 并苯二硫族元素杂环戊二烯衍生物用中间体及其合成方法 |
WO2013121664A1 (ja) | 2012-02-16 | 2013-08-22 | 国立大学法人広島大学 | アセンジカルコゲノフェン誘導体用中間体及びその合成方法 |
JP2013166728A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Hiroshima Univ | アセンジカルコゲノフェン誘導体用中間体及びその合成方法 |
US9018398B2 (en) | 2012-02-16 | 2015-04-28 | National University Of Corporation Hiroshima University | Intermediate for acenedichalcogenophene derivative and method for synthesizing same |
EP2816044A4 (en) * | 2012-02-16 | 2015-10-21 | Univ Hiroshima Nat Univ Corp | INTERMEDIATE FOR A DICHALCOGENOPHENE ACEN DERIVATIVE AND METHOD FOR SYNTHESIS |
JP2015519300A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-07-09 | コーニング インコーポレイテッド | 新規な縮合ナフタレンシクロヘテロ環式化合物、並びにその方法及び使用 |
JP2013253080A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Samsung Electronics Co Ltd | 縮合多環ヘテロ芳香族化合物とこれを含む有機薄膜、及びこの有機薄膜を備える電子素子 |
CN103664995A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 昆山维信诺显示技术有限公司 | 萘并二噻吩类衍生物有机电致发光材料及其应用 |
US9447111B2 (en) | 2012-10-15 | 2016-09-20 | Fujifilm Corporation | Organic thin film transistor, organic semiconductor thin film, and organic semiconductor material |
JPWO2014133100A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2017-02-02 | 日本化薬株式会社 | 新規縮合多環芳香族化合物及びその用途 |
CN105073754A (zh) * | 2013-03-29 | 2015-11-18 | 新日铁住金化学株式会社 | 芳香族杂环化合物、其制造方法、有机半导体材料及有机半导体元件 |
KR20150135792A (ko) * | 2013-03-29 | 2015-12-03 | 신닛테츠 수미킨 가가쿠 가부시키가이샤 | 방향족 복소환 화합물, 그 제조방법, 유기 반도체 재료 및 유기 반도체 디바이스 |
KR102090300B1 (ko) | 2013-03-29 | 2020-04-14 | 닛테츠 케미컬 앤드 머티리얼 가부시키가이샤 | 방향족 복소환 화합물, 그 제조방법, 유기 반도체 재료 및 유기 반도체 디바이스 |
WO2014156773A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 新日鉄住金化学株式会社 | 芳香族複素環化合物、その製造方法、有機半導体材料及び有機半導体デバイス |
JPWO2014156773A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-02-16 | 新日鉄住金化学株式会社 | 芳香族複素環化合物、その製造方法、有機半導体材料及び有機半導体デバイス |
TWI577683B (zh) * | 2013-03-29 | 2017-04-11 | 新日鐵住金化學股份有限公司 | 芳香族雜環化合物、其製造方法、有機半導體材料、有機半導體元件、有機半導體膜、有機薄膜電晶體及有機光伏元件 |
US10032993B2 (en) | 2013-03-29 | 2018-07-24 | Nippon Steel & Sumikin Chemical Co., Ltd. | Aromatic heterocyclic compound, manufacturing method thereof, organic semiconductor material, and organic semiconductor device |
JP6047261B2 (ja) * | 2014-03-12 | 2016-12-21 | Dic株式会社 | 化合物、並びにそれを含有する有機半導体材料、有機半導体インク及び有機トランジスタ |
JP2015199716A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-12 | 日本化薬株式会社 | 多環縮環化合物、有機半導体材料、有機半導体デバイス及び有機トランジスタ |
JP2017526642A (ja) * | 2014-07-10 | 2017-09-14 | ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド | 有機電界発光化合物及びそれを含む有機電界発光デバイス |
EP3193383A4 (en) * | 2014-09-01 | 2017-08-30 | Fujifilm Corporation | Composition for forming organic semiconductor film, organic semiconductor film and method for manufacturing same, and organic semiconductor compound |
WO2016047391A1 (ja) * | 2014-09-24 | 2016-03-31 | 富士フイルム株式会社 | 有機半導体素子及びその製造方法、化合物、有機半導体膜形成用組成物、並びに、有機半導体膜 |
JPWO2016047391A1 (ja) * | 2014-09-24 | 2017-04-27 | 富士フイルム株式会社 | 有機半導体素子及びその製造方法、化合物、有機半導体膜形成用組成物、並びに、有機半導体膜 |
JPWO2016051977A1 (ja) * | 2014-09-29 | 2017-08-31 | 新日鉄住金化学株式会社 | 有機電界発光素子用材料及びこれを用いた有機電界発光素子 |
CN106716667A (zh) * | 2014-09-29 | 2017-05-24 | 新日铁住金化学株式会社 | 有机电致发光元件用材料及使用了其的有机电致发光元件 |
WO2016051977A1 (ja) * | 2014-09-29 | 2016-04-07 | 新日鉄住金化学株式会社 | 有機電界発光素子用材料及びこれを用いた有機電界発光素子 |
US10879475B2 (en) | 2014-12-01 | 2020-12-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Composition, electronic device, and thin film transistor |
US10522771B2 (en) | 2014-12-01 | 2019-12-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Composition, electronic device, and thin film transistor |
US10358578B2 (en) | 2015-05-29 | 2019-07-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Insulating ink and insulator and thin film transistor and electronic device |
US9988472B2 (en) | 2015-08-31 | 2018-06-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Composition, electronic device, and thin film transistor |
JP2017141194A (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 有機化合物及びその用途 |
JP7270934B2 (ja) | 2016-06-03 | 2023-05-11 | エルジー・ケム・リミテッド | 電気活性化合物 |
JP2021073189A (ja) * | 2016-06-03 | 2021-05-13 | エルジー・ケム・リミテッド | 電気活性化合物 |
WO2018207722A1 (ja) * | 2017-05-08 | 2018-11-15 | ソニー株式会社 | 有機光電変換素子 |
JPWO2018207722A1 (ja) * | 2017-05-08 | 2020-03-26 | ソニー株式会社 | 有機光電変換素子 |
JP7065838B2 (ja) | 2017-05-08 | 2022-05-12 | ソニーグループ株式会社 | 有機光電変換素子 |
US11335861B2 (en) | 2017-05-08 | 2022-05-17 | Sony Corporation | Organic photoelectric conversion element |
JP2022101621A (ja) * | 2017-05-08 | 2022-07-06 | ソニーグループ株式会社 | 有機光電変換素子 |
CN110603656A (zh) * | 2017-05-08 | 2019-12-20 | 索尼公司 | 有机光电转换元件 |
CN110603656B (zh) * | 2017-05-08 | 2023-10-24 | 索尼公司 | 有机光电转换元件 |
US11242357B2 (en) | 2017-10-18 | 2022-02-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fused polycyclic heteroaromatic compound and organic thin film and electronic device |
US11770974B2 (en) | 2017-10-23 | 2023-09-26 | Sony Corporation | P active materials for organic photoelectric conversion layers in organic photodiodes |
US11038116B2 (en) | 2018-11-26 | 2021-06-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Compound and organic thin film and thin film transistor and electronic device |
US11069863B2 (en) | 2018-12-03 | 2021-07-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Organic thin film and organic thin film transistor and electronic device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5284677B2 (ja) | 2013-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5284677B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5352260B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5334465B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2010177642A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2010177643A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5436811B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2010034450A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2009182034A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5284678B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2009182033A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5209999B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2010177637A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5209996B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2009033067A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2009302466A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2010219302A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5166816B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5288870B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5192782B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2009049088A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2009123738A (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5261036B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5209998B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP5209997B2 (ja) | 有機トランジスタ | |
JP2010034460A (ja) | 有機トランジスタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100430 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130514 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5284677 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |