JP2009267063A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】占有面積が小さく、かつ十分な電荷蓄積面積を有するキャパシタを備え、さらにビット線間容量を低く抑えた半導体装置を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る半導体装置は、半導体基板1と、半導体基板1上に、隣接するもの同士でソース・ドレイン領域3を共有して直列配置された複数のトランジスタ2と、半導体基板1および複数のトランジスタ2上に形成された層間絶縁膜4と、層間絶縁膜4上に、所定の間隔で1列に配置された複数の電極からなるキャパシタ下部電極12と、キャパシタ下部電極12の上に、キャパシタ絶縁膜11を介して所定の間隔で2列に千鳥配置された複数の電極からなるキャパシタ上部電極10と、キャパシタ上部電極10とソース・ドレイン領域3の一方を接続するキャパシタコンタクト13と、キャパシタ下部電極12とソース・ドレイン領域3の他方を接続するキャパシタコンタクト14と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の一態様に係る半導体装置は、半導体基板1と、半導体基板1上に、隣接するもの同士でソース・ドレイン領域3を共有して直列配置された複数のトランジスタ2と、半導体基板1および複数のトランジスタ2上に形成された層間絶縁膜4と、層間絶縁膜4上に、所定の間隔で1列に配置された複数の電極からなるキャパシタ下部電極12と、キャパシタ下部電極12の上に、キャパシタ絶縁膜11を介して所定の間隔で2列に千鳥配置された複数の電極からなるキャパシタ上部電極10と、キャパシタ上部電極10とソース・ドレイン領域3の一方を接続するキャパシタコンタクト13と、キャパシタ下部電極12とソース・ドレイン領域3の他方を接続するキャパシタコンタクト14と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置に関する。
従来の半導体装置として、強誘電体キャパシタとトランジスタを並列接続した構成のメモリセルをチェーン(鎖)状に配列したチェーン構造を有する強誘電体メモリが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の半導体装置によれば、キャパシタ駆動線を複数のメモリセル間で共有することができるため、メモリセルの占有面積を縮小することができる。
また、従来の他の半導体装置として、立体キャパシタ構造を採用したFeRAM(強誘電体メモリ)が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2に記載の半導体装置によれば、キャパシタ構造を立体にすることにより、デバイスの動作に必要な信号量を得るために十分な電荷蓄積面積を確保しつつ、キャパシタセルの占有面積、延いてはメモリセルの占有面積を縮小することができる。
特開2003−298026号公報
特許第3833887号公報
本発明の目的は、占有面積が小さく、かつ十分な電荷蓄積面積を有するキャパシタを備え、さらにビット線間容量を低く抑えた半導体装置を提供することにある。
本発明の一態様は、半導体基板と、前記半導体基板上に、隣接するもの同士でソース・ドレイン領域を共有して所定の方向に直列配置された複数のトランジスタと、前記半導体基板および前記複数のトランジスタ上に形成された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上に、前記所定の方向に略平行な方向に所定の間隔で1列に配置された複数の電極からなる第1のキャパシタ電極と、前記第1のキャパシタ電極の上または下に、キャパシタ絶縁膜を介して前記所定の方向に略平行な方向に所定の間隔で2列に千鳥配置された複数の電極からなる第2のキャパシタ電極と、前記第1のキャパシタ電極と前記ソース・ドレイン領域の一方を接続する第1のキャパシタコンタクトと、前記第2のキャパシタ電極と前記ソース・ドレイン領域の他方を接続する第2のキャパシタコンタクトと、を有し、前記第2のキャパシタ電極の2列のうちの一方の列の各電極は、前記第1のキャパシタ電極のうちの一方の端から2n番目(nは正の整数)に配置された電極の一部と、2n−1番目に配置された電極の一部の上または下に形成され、前記第2のキャパシタ電極の2列のうちの他方の列の各電極は、前記第1のキャパシタ電極のうちの前記一方の端から2n番目に配置された電極の一部と、2n+1番目に配置された電極の一部の上または下に形成された、ことを特徴とする半導体装置を提供する。
本発明によれば、占有面積が小さく、かつ十分な電荷蓄積面積を有するキャパシタを備え、さらにビット線間容量を低く抑えた半導体装置を提供することができる。
〔第1の実施の形態〕
(半導体装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のキャパシタ構造を表す上面図である。また、図2〜4は、それぞれ図1の鎖線II−II、III−III、およびIV−IVにおける切断面を図中の矢印の方向に見た断面図である。
(半導体装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のキャパシタ構造を表す上面図である。また、図2〜4は、それぞれ図1の鎖線II−II、III−III、およびIV−IVにおける切断面を図中の矢印の方向に見た断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置はチェーン構造を有するFeRAMであり、半導体基板1と、隣接するもの同士でソース・ドレイン領域3を共有して所定の方向に直列配置された複数のトランジスタ2と、半導体基板1およびトランジスタ2上に形成された層間絶縁膜4aと、層間絶縁膜4a上に形成されたキャップ層5と、キャップ層5上に形成されたキャパシタ下部電極12と、キャパシタ下部電極12上にキャパシタ絶縁膜11を介して形成されたキャパシタ上部電極10と、キャパシタ上部電極10とソース・ドレイン領域3の一方を接続するキャパシタコンタクト13と、キャパシタ下部電極12とソース・ドレイン領域3の他方を接続するキャパシタコンタクト14と、キャップ層5、キャパシタ上部電極10およびキャパシタ絶縁膜11上に形成された層間絶縁膜4bと、層間絶縁膜4b上に形成され、ソース・ドレイン領域3のドレイン端にビット線コンタクト7を介して接続されたビット線8と、層間絶縁膜4b上のビット線8間に形成された配線間絶縁膜9と、を有する。
半導体基板1は、単結晶Si等のSi系単結晶からなる。
トランジスタ2は、半導体基板1上に形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、ゲート電極の上面および側面を覆う絶縁膜と、半導体基板1中のゲート電極の両側に形成されたソース・ドレイン領域3
を含む。
を含む。
ソース・ドレイン領域3は、例えば、イオン注入法を用いて半導体基板1表面に導電型不純物を注入することにより形成される。導電型不純物は、p型不純物としてB、BF2、In等が用いられ、n型不純物としてAs、P等が用いられる。また、ソース・ドレイン領域3は、図4に示すように、素子分離領域6により、隣接する素子領域と分離される。素子分離領域6は、例えば、SiO2等の絶縁材料からなり、STI(Shallow Trench Isolation)構造を有する。
層間絶縁膜4a、4bは、SiO2、SiN、Al2O3等の絶縁膜からなる。また、キャップ層5は、SiN等の絶縁膜からなる。また、配線間絶縁膜9は、SiO2、Al2O3等の絶縁膜からなる。
キャパシタ下部電極12は、Ir、IrO2、Ru、RuO2、Pt等の導電材料からなり、また、IrとTiAlN、IrとTiSIN、IrとTaAlN等の組み合わせからなる積層構造であってもよい。また、キャパシタ下部電極12は、スパッタ法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、めっき法等により材料膜を成膜し、フォトリソグラフィ法とRIE(Reactive Ion Etching)法等によりこれをパターニングすることにより形成される。
キャパシタ下部電極12は、トランジスタ2の配列方向に略平行な方向(図1内の上下方向)に所定の間隔で1列に配置される複数の電極からなる。また、キャパシタ下部電極12の各電極の短手方向は、キャパシタ下部電極12の配列方向に略等しいことが好ましい。ここで、キャパシタ下部電極12の隣接する電極同士の間にキャパシタコンタクト13が形成されるため、上記の所定の間隔(キャパシタ下部電極12の隣接する電極同士の間隔)は、キャパシタコンタクト13の直径よりも大きい。
キャパシタ上部電極10は、Pt、Ir、IrO2等の導電材料からなり、また、SRO(Strontium Ruthenium Oxide)とPt、SROとIr、SROとIrO2、SROとIrとIrO2等の組み合わせからなる積層構造であってもよい。また、キャパシタ上部電極10は、スパッタ法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、めっき法等により材料膜を成膜し、フォトリソグラフィ法とRIE法等によりこれをパターニングすることにより形成される。
キャパシタ上部電極10は、キャパシタ絶縁膜11を介してキャパシタ下部電極12上に、トランジスタ2の配列方向に略平行な方向(図1内の上下方向)に所定の間隔で2列に千鳥配置された複数の電極からなる。また、キャパシタ上部電極10の各電極の長手方向は、キャパシタ上部電極10の配列方向に略等しいことが好ましい。
キャパシタ上部電極10の2列のうちの一方の列の各電極は、キャパシタ下部電極12のうちの一方の端から2n番目(nは正の整数)に配置された電極の一部と、2n−1番目に配置された電極の一部の上に形成される。また、キャパシタ上部電極10の2列のうちの他方の列の各電極は、キャパシタ下部電極12のうちの一方の端から2n番目に配置された電極の一部と、2n+1番目に配置された電極の一部の上に形成される。
すなわち、キャパシタ上部電極10の各電極は、キャパシタ下部電極12の隣接する2つの電極との間でそれぞれキャパシタセルを形成し、キャパシタ下部電極12の各電極もまた、キャパシタ上部電極10の隣接する2つの電極との間でそれぞれキャパシタセルを形成する。これにより、キャパシタセルのアレイ構造は、ジグザグに繋がったチェーン構造となる。
また、キャパシタ上部電極10の各電極は、少なくとも、キャパシタ下部電極12の隣接する2つの電極の上面の一部である第1の領域R1、およびそれら2つの電極の向かい合う側面の一部である第2の領域R2上に、キャパシタ絶縁膜11を介して形成される。なお、キャパシタの電荷蓄積面積を大きくとるために、図1〜4に示したように、キャパシタ上部電極10の各電極は、第1の領域R1、第2の領域R2、第2の領域R2が含まれる側面の反対側の側面の一部である第3の領域R3、および第1〜第3の領域R1〜R3に隣接する側面である第4の領域R4上に、キャパシタ絶縁膜11を介して形成されることが好ましい。
キャパシタ絶縁膜11は、PZT(Lead Zirconium Titanate)等の強誘電材料からなり、CVD法、スパッタ法等により形成される。また、キャパシタ絶縁膜11は、キャパシタセル領域においてキャップ層5およびキャパシタ下部電極12上の全領域に一体に形成される。
キャパシタコンタクト13、14およびビット線コンタクト7は、W、多結晶Si等の導電材料からなる。また、キャパシタコンタクト13、14およびビット線コンタクト7は、例えば、上部がW、下部が多結晶Siの2層構造のように、異なる材料からなる多層構造であってもよい。なお、Wのような金属材料からなる箇所には、Ti膜、TiとTiNの積層膜等からなるバリア層が周囲に形成されてもよい。
キャパシタコンタクト13は、キャパシタ下部電極12の隣接する電極同士の間に位置するキャパシタ上部電極10の下面に接続される。また、キャパシタコンタクト14は、キャパシタ下部電極12の下面に形成される。
ビット線8は、Cu、Al、AlとCuの合金等の導電材料からなる。
(第1の実施の形態の効果)
本発明の第1の実施の形態によれば、キャパシタ上部電極10、キャパシタ絶縁膜11およびキャパシタ下部電極12からなるキャパシタセルの構造を立体にすることにより、デバイスの動作に必要な信号量を得るために十分な電荷蓄積面積を確保しつつ、キャパシタセルの占有面積を小さくすることができる。その結果、通常の平面構造のキャパシタセルを有するチェーン構造の強誘電体メモリよりもメモリセルの占有面積を縮小することができる。
本発明の第1の実施の形態によれば、キャパシタ上部電極10、キャパシタ絶縁膜11およびキャパシタ下部電極12からなるキャパシタセルの構造を立体にすることにより、デバイスの動作に必要な信号量を得るために十分な電荷蓄積面積を確保しつつ、キャパシタセルの占有面積を小さくすることができる。その結果、通常の平面構造のキャパシタセルを有するチェーン構造の強誘電体メモリよりもメモリセルの占有面積を縮小することができる。
また、キャパシタ上部電極10とキャパシタ下部電極12は、それぞれ長手方向が直角になるように配置され、キャパシタセルのアレイ構造がジグザグのチェーン構造となっている。これにより、直線のチェーン構造をとる場合と比較して、隣接するビット線コンタクト7同士、およびビット線8同士の間隔を小さくし、ビット線間容量を小さく抑えることができる。
なお、図5に示すように、キャパシタ上部電極10とキャパシタ下部電極12の配置関係は逆であってもよい。すなわち、キャパシタ下部電極12を構成する複数の電極は、トランジスタ2の配列方向に略平行な方向(図5内の上下方向)に所定の間隔を置いて2列に千鳥配置され、キャパシタ上部電極10を構成する複数の電極は、キャパシタ絶縁膜11を介してキャパシタ上部電極10上に、トランジスタ2の配列方向に略平行な方向に所定の間隔を置いて1列に並列配置される。なお、図5は図1に対応する上面図である。
また、キャパシタ上部電極10の各電極は、1枚の膜で形成されなくてもよい。例えば、図6に示すように、キャパシタ下部電極12の隣接する2つの電極上にそれぞれ形成された導電膜10aが、プラグ10bおよび層間絶縁膜4c中の配線10cを介して接続された構成であってもよい。なお、図6に示される断面は、図2に示される断面に対応する。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態は、キャパシタ下部電極の形状において、第1の実施の形態と異なる。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、説明を省略または簡略化する。
第2の実施の形態は、キャパシタ下部電極の形状において、第1の実施の形態と異なる。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、説明を省略または簡略化する。
(半導体装置の構成)
図7(a)、(b)は、それぞれ本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置のキャパシタ構造を表す上面図である。
図7(a)、(b)は、それぞれ本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置のキャパシタ構造を表す上面図である。
図7(a)に示すキャパシタ下部電極12aは、その平面形状が、第1の実施の形態に係るキャパシタ下部電極12のキャパシタコンタクト13側の2つの角を落とした形状と等しい六角形となっている。なお、キャパシタコンタクト13側にスペースを設けるような形状であれば、六角以上の多角形であってもよい。
また、図7(b)に示すキャパシタ下部電極12bは、その平面形状が、キャパシタコンタクト13側にスペースを設けるように傾いた楕円形状となっている。
(第2の実施の形態の効果)
本発明の第2の実施の形態によれば、キャパシタ下部電極12aおよび12bが、キャパシタコンタクト13側にスペースを設けるような平面形状を有するため、キャパシタ下部電極12の隣接する電極同士の間隔をキャパシタコンタクト13の直径よりも小さくすることができる。これにより、キャパシタ下部電極の配置間隔を小さくして、キャパシタセルの占有面積をより小さくすることができる。
本発明の第2の実施の形態によれば、キャパシタ下部電極12aおよび12bが、キャパシタコンタクト13側にスペースを設けるような平面形状を有するため、キャパシタ下部電極12の隣接する電極同士の間隔をキャパシタコンタクト13の直径よりも小さくすることができる。これにより、キャパシタ下部電極の配置間隔を小さくして、キャパシタセルの占有面積をより小さくすることができる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態は、キャパシタ絶縁膜の形状において、第1の実施の形態と異なる。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、説明を省略または簡略化する。
第3の実施の形態は、キャパシタ絶縁膜の形状において、第1の実施の形態と異なる。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、説明を省略または簡略化する。
(半導体装置の構成)
図8は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。なお、図8に示される断面は、図2に示される断面に対応する。
図8は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。なお、図8に示される断面は、図2に示される断面に対応する。
キャパシタ絶縁膜11aの下面は、そのほぼ全ての部分においてキャパシタ下部電極12に接する。すなわち、キャパシタ絶縁膜11aは、キャパシタ下部電極12に接する領域以外のキャップ層5に接する領域には実質的に形成されない。ここで、キャパシタ絶縁膜11aのキャパシタ上部電極10側の面を上面、その反対側のキャパシタ下部電極12側の面を下面とする。また、図8中でキャップ層5に接している面をキャパシタ絶縁膜11aの側面とする。また、キャパシタ絶縁膜11aは、フォトリソグラフィ法とRIE法等により材料膜をパターニングすることにより形成される。
(第3の実施の形態の効果)
本発明の第3の実施の形態によれば、誘電率の高いキャパシタ絶縁膜の形成領域を第1の実施の形態よりも小さくすることにより、キャパシタコンタクト13に加わる寄生抵抗を低減することができる。
本発明の第3の実施の形態によれば、誘電率の高いキャパシタ絶縁膜の形成領域を第1の実施の形態よりも小さくすることにより、キャパシタコンタクト13に加わる寄生抵抗を低減することができる。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施の形態は、キャパシタセルが平面構造を有する点において、第1の実施の形態と異なる。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、説明を省略または簡略化する。
第4の実施の形態は、キャパシタセルが平面構造を有する点において、第1の実施の形態と異なる。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、説明を省略または簡略化する。
(半導体装置の構成)
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置のキャパシタ構造を表す上面図である。また、図10〜12は、それぞれ図1の鎖線X−X、XI−XI、およびXII−XIIにおける切断面を図中の矢印の方向に見た断面図である。
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置のキャパシタ構造を表す上面図である。また、図10〜12は、それぞれ図1の鎖線X−X、XI−XI、およびXII−XIIにおける切断面を図中の矢印の方向に見た断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置は、半導体基板1と、隣接するもの同士でソース・ドレイン領域3を共有して所定の方向に直列配置された複数のトランジスタ2と、半導体基板1およびトランジスタ2上に形成された層間絶縁膜4aと、層間絶縁膜4a上に形成されたキャップ層5と、キャップ層5上に形成されたキャパシタ下部電極22と、キャパシタ下部電極22上にキャパシタ絶縁膜21を介して形成されたキャパシタ上部電極20と、キャパシタ上部電極20とソース・ドレイン領域3の一方を接続するキャパシタコンタクト23と、キャパシタ下部電極22とソース・ドレイン領域3の他方を接続するキャパシタコンタクト24と、キャップ層5、キャパシタ上部電極20およびキャパシタ絶縁膜11上に形成された層間絶縁膜4bと、層間絶縁膜4b上に形成され、ソース・ドレイン領域3のドレイン端にビット線コンタクト7を介して接続されたビット線8と、層間絶縁膜4b上のビット線8間に形成された配線間絶縁膜9と、を有する。
キャパシタ下部電極22は、トランジスタ2の配列方向に略平行な方向(図9内の上下方向)に所定の間隔で1列に配置される複数の電極からなる。また、キャパシタ下部電極22の各電極の短手方向は、キャパシタ下部電極22の配列方向に略等しいことが好ましい。ここで、キャパシタ下部電極22の隣接する電極同士の間にキャパシタコンタクト23が形成されるため、上記の所定の間隔(キャパシタ下部電極22の隣接する電極同士の間隔)は、キャパシタコンタクト23の直径よりも大きい。
キャパシタ上部電極20は、キャパシタ絶縁膜21を介してキャパシタ下部電極22上に、トランジスタ2の配列方向に略平行な方向(図9内の上下方向)に所定の間隔で2列に千鳥配置された複数の電極からなる。また、キャパシタ上部電極20の各電極の長手方向は、キャパシタ上部電極20の配列方向に略等しいことが好ましい。
キャパシタ上部電極20の2列のうちの一方の列の各電極は、キャパシタ下部電極22のうちの一方の端から2n番目(nは正の整数)に配置された電極の一部と、2n−1番目に配置された電極の一部の上に形成される。また、キャパシタ上部電極20の2列のうちの他方の列の各電極は、キャパシタ下部電極22のうちの一方の端から2n番目に配置された電極の一部と、2n+1番目に配置された電極の一部の上に形成される。
すなわち、キャパシタ上部電極20の各電極は、キャパシタ下部電極22の隣接する2つの電極との間でそれぞれキャパシタセルを形成し、キャパシタ下部電極22の各電極もまた、キャパシタ上部電極20の隣接する2つの電極との間でそれぞれキャパシタセルを形成する。これにより、キャパシタセルのアレイ構造は、ジグザグに繋がったチェーン構造となる。
また、キャパシタ上部電極20の各電極は、キャパシタ下部電極22の隣接する2つの電極の上面の一部上に、キャパシタ絶縁膜21を介して形成される。すなわち、キャパシタ上部電極20、キャパシタ絶縁膜21およびキャパシタ下部電極22は、平面構造のキャパシタセルを構成する。
キャパシタ絶縁膜21は、キャパシタセル領域においてキャップ層5およびキャパシタ下部電極22上の全領域に一体に形成される。また、キャパシタ絶縁膜21は、キャパシタ下部電極22に接する領域にのみ形成されてもよい。
キャパシタコンタクト23は、キャパシタ下部電極22の隣接する電極同士の間に位置するキャパシタ上部電極20の下面に接続される。また、キャパシタコンタクト24は、キャパシタ下部電極22の下面に形成される。
(第4の実施の形態の効果)
本発明の第4の実施の形態によれば、平面構造のキャパシタセルを構成するキャパシタ上部電極20とキャパシタ下部電極22が、それぞれの長手方向が直角になるように配置され、キャパシタセルのアレイ構造がジグザグのチェーン構造となっている。これにより、直線のチェーン構造をとる場合と比較して、隣接するビット線コンタクト7同士、およびビット線8同士の間隔を小さくし、ビット線間容量を小さく抑えることができる。
本発明の第4の実施の形態によれば、平面構造のキャパシタセルを構成するキャパシタ上部電極20とキャパシタ下部電極22が、それぞれの長手方向が直角になるように配置され、キャパシタセルのアレイ構造がジグザグのチェーン構造となっている。これにより、直線のチェーン構造をとる場合と比較して、隣接するビット線コンタクト7同士、およびビット線8同士の間隔を小さくし、ビット線間容量を小さく抑えることができる。
なお、図13に示すように、キャパシタ上部電極20とキャパシタ下部電極22の配置関係は逆であってもよい。すなわち、キャパシタ下部電極22を構成する複数の電極は、トランジスタ2の配列方向に略平行な方向(図12内の上下方向)に所定の間隔を置いて2列に千鳥配置され、キャパシタ上部電極20を構成する複数の電極は、キャパシタ絶縁膜21を介してキャパシタ上部電極20上に、トランジスタ2の配列方向に略平行な方向に所定の間隔を置いて1列に並列配置される。なお、図13は、図9に対応する上面図である。
また、キャパシタ上部電極20の各電極は、1枚の膜で形成されなくてもよい。例えば、図14に示すように、キャパシタ下部電極22の隣接する2つの電極上にそれぞれ形成された導電膜20aが、プラグ20bおよび層間絶縁膜4c中の配線20cを介して接続された構成であってもよい。なお、図14に示される断面は、図10に示される断面に対応する。
また、キャパシタ下部電極22は、図7(a)、(b)に示した第2の実施の形態に係るキャパシタ下部電極12a、12bと同様に、六角形または楕円形の平面形状を有してもよい。これにより、キャパシタ下部電極22の隣接する電極同士の間隔をキャパシタコンタクト23の直径よりも小さくし、キャパシタ下部電極の配置間隔を小さくして、キャパシタセルの占有面積をより小さくすることができる。
〔他の実施の形態〕
本発明は、上記各実施の形態に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
本発明は、上記各実施の形態に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
また、発明の主旨を逸脱しない範囲内において上記各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。
1 半導体基板。 2 トランジスタ。 3 ソース・ドレイン領域。 4a 層間絶縁膜。 7 ビット線コンタクト。 8 ビット線。 10、20 キャパシタ上部電極。 11、11a、21 キャパシタ絶縁膜。 12、12a、12b、22 キャパシタ下部電極。
Claims (5)
- 半導体基板と、
前記半導体基板上に、隣接するもの同士でソース・ドレイン領域を共有して所定の方向に直列配置された複数のトランジスタと、
前記半導体基板および前記複数のトランジスタ上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜上に、前記所定の方向に略平行な方向に所定の間隔で1列に配置された複数の電極からなる第1のキャパシタ電極と、
前記第1のキャパシタ電極の上または下に、キャパシタ絶縁膜を介して前記所定の方向に略平行な方向に所定の間隔で2列に千鳥配置された複数の電極からなる第2のキャパシタ電極と、
前記第1のキャパシタ電極と前記ソース・ドレイン領域の一方を接続する第1のキャパシタコンタクトと、
前記第2のキャパシタ電極と前記ソース・ドレイン領域の他方を接続する第2のキャパシタコンタクトと、
を有し、
前記第2のキャパシタ電極の2列のうちの一方の列の各電極は、前記第1のキャパシタ電極のうちの一方の端から2n番目(nは正の整数)に配置された電極の一部と、2n−1番目に配置された電極の一部の上または下に形成され、
前記第2のキャパシタ電極の2列のうちの他方の列の各電極は、前記第1のキャパシタ電極のうちの前記一方の端から2n番目に配置された電極の一部と、2n+1番目に配置された電極の一部の上または下に形成された、
ことを特徴とする半導体装置。 - 前記第1および第2のキャパシタ電極のうち、上側に位置する方のキャパシタ電極は、隣接する2つの下側に位置する方のキャパシタ電極の上面、および前記隣接する2つの下側に位置する方のキャパシタ電極の向かい合う側面上に、前記キャパシタ絶縁膜を介して形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記ソース・ドレイン領域のドレイン端にビット線コンタクトを介して接続されたビット線を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
- 前記第1のキャパシタ電極は、平面形状が六角以上の多角形または楕円形である下側に位置する電極であり、
前記第1のキャパシタ電極の前記複数の電極の前記所定の間隔は、前記第2のキャパシタコンタクトの直径よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。 - 前記キャパシタ絶縁膜の下面は、そのほぼ全ての部分において前記第1および第2のキャパシタ電極のうちの下側に位置する方のキャパシタ電極に接することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の半導体装置。
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