JP3906215B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャパシタを有する半導体装置に関する。
近年、キャパシタの誘電体膜に強誘電体膜を用いた強誘電体メモリ、すなわち(FeRAM:Ferroelectric Random Access Memory)の開発が進められている。
強誘電体キャパシタの作製に際しては、RIE(reactive ion etching)によるキャパシタの加工工程、CVD(chemical vapor deposition)による層間絶縁膜の堆積工程、RIEによるコンタクトホールの形成工程等、還元性雰囲気での各種の処理が行われる。したがって、キャパシタ絶縁膜(誘電体膜)の還元を防止するため、還元性雰囲気に含まれる水素のキャパシタへの拡散を防止することが重要である。
そこで、キャパシタを水素バリア膜で覆うことで、キャパシタへの水素の拡散を防止するようにしている。例えば、特許文献1では、キャパシタの下部電極の直下にTiAlN等の水素バリア膜を設けるとともに、キャパシタの上面及び側面をアルミニウム酸化物等の水素バリア膜で覆っている。これにより、各キャパシタは個別に水素バリア膜で覆われることになる。
しかしながら、特許文献1では、個々のキャパシタに対する拡散防止対策が提案されているだけである。強誘電体メモリでは、回路的に関連した二つのキャパシタが隣接して配置されている場合があり、このような場合には、上述した従来技術を用いても最適化された構造を得ることは困難である。したがって、隣接した二つのキャパシタに対して、水素の拡散防止機能を有する最適化された構造をどのようにして実現するかは、重要な課題である。
特開平11−54718号公報
本発明は、キャパシタへの水素の拡散防止機能を有する効果的な構造を実現することが可能な半導体装置を提供することを目的としている。
本発明の一視点に係る半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に設けられた絶縁領域と、前記絶縁領域の上方に設けられた第1の強誘電体キャパシタと、前記絶縁領域の上方に設けられ、前記第1の強誘電体キャパシタに隣接する第2の強誘電体キャパシタと、前記第1及び第2の強誘電体キャパシタへの水素の拡散を防止するものであって、前記絶縁領域と前記第1の強誘電体キャパシタとの間及び前記絶縁領域と前記第2の強誘電体キャパシタとの間に介在した第1の部分と、前記第1の部分の外側に位置する第2の部分とを有し、前記第1の強誘電体キャパシタの下部電極と前記第2の強誘電体キャパシタの下部電極とを接続する導電性水素バリア膜と、前記第1及び第2の強誘電体キャパシタへの水素の拡散を防止するものであって、前記第1の強誘電体キャパシタ、前記第2の強誘電体キャパシタ及び前記導電性水素バリア膜の第2の部分を覆う絶縁性水素バリア膜と、を備え、前記導電性水素バリア膜の前記第2の部分は前記第1の部分よりも薄く、前記絶縁性水素バリア膜は、前記第1の強誘電体キャパシタの下部電極と前記導電性水素バリア膜との境界及び前記第2の強誘電体キャパシタの下部電極と前記導電性水素バリア膜との境界を覆う
本発明によれば、導電性水素バリア膜によって、水素の拡散を防止できるとともに、隣接するキャパシタを接続することができるため、構造の簡単化及び製造工程の簡単化をはかることができ、キャパシタへの水素の拡散防止機能を有する効果的な構造を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1〜図4は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造工程例を模式的に示した断面図である。
まず、図4を参照して、本発明の実施形態に係る半導体装置(強誘電体メモリ)の構成を説明する。
p型シリコン基板(半導体基板)100の表面領域には、素子分離領域(図示せず)及びMISトランジスタ10が形成されている。このMISトランジスタ10は、ゲート絶縁膜102と、ポリシリコン膜104及びタングステンシリサイド膜105で形成されたゲート電極(ワード線)と、ゲートキャップ膜106と、ゲート側壁膜103と、ソース/ドレイン拡散層101とによって形成されている。
シリコン基板100上には、層間絶縁膜107、ポリシリコンプラグ108、層間絶縁膜109、層間絶縁膜110、バリアメタル膜111及びタングステン(W)プラグ112を含む絶縁領域20が形成されている。すなわち、MISトランジスタ10は、層間絶縁膜107によって覆われており、層間絶縁膜107を貫通するコンタクトホール内には、ソース/ドレイン拡散層101の一方に接続されたポリシリコンプラグ108が形成されている。層間絶縁膜107上には層間絶縁膜109及び110が形成されており、層間絶縁膜109及び110を貫通するコンタクトホール内には、バリアメタル膜111及びタングステンプラグ112が形成されている。
層間絶縁膜110上には層間絶縁膜113が形成されている。層間絶縁膜113には溝が形成されており、この溝は導電性水素バリア膜114で埋められている。導電性水素バリア膜114は、キャパシタ31及び32への水素の拡散を防止するものであり、例えば層間絶縁膜に用いられるシリコン酸化膜よりも水素に対するバリア性が高い。この導電性水素バリア膜114には、チタン、アルミニウム及び窒素を含有する膜(TiAlN膜)が用いられる。導電性水素バリア膜114は配線としての機能も有しており、導電性水素バリア膜114によってキャパシタ31の下部電極115とキャパシタ32の下部電極115とが接続されている。また、導電性水素バリア膜114は、タングステンプラグ112及びポリシリコンプラグ108を介してソース/ドレイン拡散層101に電気的に接続されている。導電性水素バリア膜114は、酸素の拡散を防止する酸素バリア性も有しており、タングステンプラグ112の酸化を防止することができる。
導電性水素バリア膜114上には、キャパシタの下部電極115、キャパシタの誘電体膜116及びキャパシタの上部電極117が順次形成されており、これらの下部電極115、誘電体膜116及び上部電極117によって強誘電体キャパシタ(キャパシタ31及び32)が形成されている。下部電極115には、Ir膜、IrO2 膜、Pt膜、Ti膜及びSrRuO3 膜(SRO膜)が順次積層された積層膜が用いられる。誘電体膜116には、Pb(ZrxTi1-x )O3 膜(PZT膜)が用いられる。上部電極117には、SRO膜及びPt膜が順次積層された積層膜が用いられる。
キャパシタ31及び32の上部電極117上には、アルミニウム酸化物(Al23:アルミナ)膜118及びシリコン酸化膜(TEOS膜)119が形成されている。これらのアルミニウム酸化物膜118及びシリコン酸化膜119は、上部電極117、誘電体膜116及び下部電極115をRIEによって加工する際のマスクとして用いられる。
上部電極117及び誘電体膜116及び下部電極115をRIEによってエッチングする際に、導電性水素バリア膜114の露出した部分もある程度エッチングする。その結果、導電性水素バリア膜114では、絶縁領域20とキャパシタ31との間及び絶縁領域20とキャパシタ32との間に介在しない部分(第2の部分)の厚さは、絶縁領域20とキャパシタ31との間及び絶縁領域20とキャパシタ32との間に介在した部分(第1の部分)の厚さよりも薄くなる。例えば、第2の部分の厚さは、第1の部分の厚さの1/3から1/2程度とすることが望ましい。
上述した構造は、絶縁性水素バリア膜120によって覆われている。絶縁性水素バリア膜120は、キャパシタ31及び32への水素の拡散を防止するものであり、例えば層間絶縁膜に用いられるシリコン酸化膜よりも水素に対するバリア性が高い。この絶縁性水素バリア膜120には、アルミニウム酸化物(Al23:アルミナ)膜が用いられる。絶縁性水素バリア膜120及び上述した導電性水素バリア膜114により、キャパシタ31及びキャパシタ32の周囲が覆われており、キャパシタ31及びキャパシタ32への水素の拡散が防止される。
絶縁性水素バリア膜120の周囲には、層間絶縁膜121が形成されている。また、アルミニウム酸化物膜118、シリコン酸化膜119、絶縁性水素バリア膜120及び層間絶縁膜121を貫通するヴィアホール内には、上部電極117に接続されたヴィアプラグ122が形成されている。さらに、ヴィアプラグ122には配線123が接続されている。これらのヴィアプラグ122及び配線123には、アルミニウム或いはタングステンが用いられる。
以上述べたように、本実施形態によれば、導電性水素バリア膜114が、キャパシタ31及びキャパシタ32への水素の拡散を防止する拡散防止機能及び、キャパシタ31及びキャパシタ32の下部電極115どうしを接続する配線機能を有している。このように、導電性水素バリア膜114が、水素拡散防止機能及び配線機能の両者を有しているため、水素バリア膜と配線を別々に設ける必要がない。したがって、構造の簡単化及び製造工程の簡単化をはかることができ、隣接するキャパシタ31及び32への水素の拡散防止機能を有する効果的な構造を実現することが可能となる。
また、本実施形態の導電性水素バリア膜114は、絶縁領域20とキャパシタ31及び32との間に介在しない部分(第2の部分)の厚さが、絶縁領域20とキャパシタ31及び32との間に介在した部分(第1の部分)の厚さよりも薄くなっている。仮に、第1の部分と第2の部分との厚さが等しいとすると、導電性水素バリア膜114と下部電極115との境界が、導電性水素バリア膜114と絶縁性水素バリア膜120との境界に一致することになる。一般に境界では拡散が大きく進行するため、境界に沿って水素が容易に拡散し、拡散した水素が下部電極115を通して誘電体膜116に容易に侵入する。その結果、キャパシタの特性を劣化させることになる。本実施形態では、第2の部分の厚さが第1の部分の厚さよりも薄くなっているため、導電性水素バリア膜114とキャパシタの下部電極115との境界は、絶縁性水素バリア膜120によって確実に覆われており、キャパシタへの水素の拡散を効果的に防止することができる。
また、本実施形態では、導電性水素バリア膜114が酸素の拡散を防止する酸素バリア性も有しているため、タングステンプラグ112の酸化を防止することができる。タングステンプラグ112が酸化されると、トランジスタ10とキャパシタ31及び32との電気的的な接続が悪化し、正常な動作が妨げられるおそれがある。本実施形態によれば、導電性水素バリア膜114によってタングステンプラグ112の酸化を効果的に防止することが可能である。
次に、図1〜図4を参照して、本実施形態に係る半導体装置(強誘電体メモリ)の製造方法を説明する。
まず、図1に示すように、シリコン基板100の表面に溝を形成し、この溝をシリコン酸化膜で埋めてSTI型の素子分離領域(図示せず)を形成する。続いて、スイッチ動作を行うためのMISトランジスタを以下のようにして形成する。まず、熱酸化により全面に厚さ6nm程度のシリコン酸化膜(ゲート絶縁膜102)を形成する。続いて、砒素をドープしたポリシリコン膜104、タングステンシリサイド(WSix )膜105及びシリコン窒化膜(ゲートキャップ膜)106を、順次形成する。その後、ポリシリコン膜104、タングステンシリサイド膜105及びシリコン窒化膜106を、通常の光リソグラフィ法及びRIE法によって加工し、ゲート電極を形成する。さらに、シリコン窒化膜を堆積し、このシリコン窒化膜をRIEによって加工し、ゲート電極の側壁にゲート側壁膜103を形成する。なお、詳細な説明は省略するが、本工程において、イオン注入法等によってソース/ドレイン拡散層101も形成される。
次に、全面に層間絶縁膜107としてCVD酸化膜を堆積し、さらにCMP(chemical mechanical polishing)法によってCVD酸化膜を平坦化する。続いて、ソース/ドレイン拡散層101に達するコンタクトホールを層間絶縁膜107に形成する。続いて、CVD法によりn+ ポリシリコン膜を全面に堆積し、さらにCMP法によってコンタクトホール外のn+ ポリシリコン膜を除去する。これにより、コンタクトホール内にn+ ポリシリコン膜で形成されたポリシリコンプラグ108が形成される。その後、全面に層間絶縁膜109としてCVD酸化膜を堆積し、さらに層間絶縁膜110としてCVD窒化膜を堆積する。続いて、コンタクトホールを層間絶縁膜109及び110に形成する。さらに、このコンタクトホール内に、バリアメタル膜111及びタングステンプラグ112を形成する。
次に、全面に層間絶縁膜113としてCVD酸化膜を堆積し、光リソグラフィ及びRIEによって層間絶縁膜113に溝を形成する。このとき、シリコン窒化膜で形成された層間絶縁膜110がエッチングストッパとして機能する。続いて、全面にスパッタリング法によって、TiAlN膜(導電性水素バリア膜114)を堆積する。
次に、図2に示すように、CMPによって溝外のTiAlN膜114を除去し、溝内にTiAlN膜114を残す。これにより、TiAlN膜114(導電性水素バリア膜)で形成された配線が溝内に形成される。
次に、キャパシタの下部電極膜115として、Ir膜、IrO2 膜、Pt膜、Ti膜及びSrRuO3 膜(SRO膜)を順次形成する。続いて、キャパシタの誘電体膜(強誘電体膜)116として、Pb(ZrxTi1-x )O3 膜(PZT膜)を形成する。さらに、キャパシタの上部電極膜117として、SRO膜及びPt膜を順次形成する。これらの下部電極膜115、誘電体膜116及び上部電極膜117の形成には、スパッタリング法、CVD法或いはゾル・ゲル法が用いられる。なお、PZT膜に対しては、酸素雰囲気中でのRTA(rapid thermal annealing)によって結晶化を行うことが好ましい。その後、アルミニウム酸化物膜118及びシリコン酸化膜119を順次形成する。これらのアルミニウム酸化物膜118及びシリコン酸化膜119は、上部電極膜117、誘電体膜116及び下部電極膜115をRIEによって加工する際のハードマスクとして用いられる。
次に、図3に示すように、光リソグラフィ及びRIEによってアルミニウム酸化物膜118及びシリコン酸化膜119をパターンニングする。続いて、パターニングされたアルミニウム酸化物膜118及びシリコン酸化膜119をハードマスクとして用い、上部電極膜217、誘電体膜216及び下部電極膜215をRIEによってパターニングする。このパターニング工程において、導電性水素バリア膜114の露出した部分もある程度エッチングして薄くする。
その後、絶縁性水素バリア膜120としてアルミニウム酸化物(Al23:アルミナ)膜を形成し、絶縁性水素バリア膜120によってキャパシタ構造を覆う。このアルミニウム酸化物膜120の形成には、ALD(atomic layer deposition)法が用いられる。ALD法によってアルミニウム酸化物膜を堆積することにより、水素バリア性に優れた絶縁性水素バリア膜120を形成することが可能である。
次に、図4に示すように、層間絶縁膜121としてCVD酸化膜を全面に堆積する。続いて、キャパシタ加工時にPZT膜114に生じたダメージを除去するために、酸素雰囲気下で熱処理を行う。さらに、CMPによって層間絶縁膜121の平坦化を行う。その後、光リソグラフィとRIEによってヴィアホール及び配線溝を形成する。続いて、バリメタル膜(例えばTiNとTiの積層構造)及びアルミニウム(又はタングステン膜)を堆積し、さらにCMPによって平坦化処理を行うことで、ヴィアホール及び配線溝内にヴィアプラグ122及び配線123を形成する。
その後の工程は図示しないが、ドライブ線及びビット線の形成工程、さらに上層メタル配線の形成工程等を行う。
以上のようにして、図4に示すように、導電性水素バリア膜114及び絶縁性水素バリア膜120によってキャパシタ31及び32が囲まれた構造を有する強誘電体メモリが得られる。
なお、上述した実施形態では、導電性水素バリア膜114としてチタン、アルミニウム及び窒素を含有する膜(TiAlN膜)を用いたが、チタン、シリコン及び窒素を含有する膜(TiSiN膜)、タンタル、アルミニウム及び窒素を含有する膜(TaAlN膜)、或いはタンタル、シリコン及び窒素を含有する膜(TaSiN膜)を用いてもよい。一般的には、導電性水素バリア膜114は、所定の金属元素(特にTi或いはTa)及び窒素を含有することが好ましい。
また、上述した実施形態では、キャパシタ31及び32の誘電体膜116としてPb(ZrxTi1-x )O3 膜(PZT膜)を用いたが、SBT膜(SrBi2Ta29 膜)等を用いてもよい。一般的には、誘電体膜116は、金属酸化物で形成された強誘電体膜を含むことが好ましい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば発明として抽出され得る。
本発明の実施形態に係る半導体装置の製造工程例を模式的に示した断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造工程例を模式的に示した断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造工程例を模式的に示した断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造工程例を模式的に示した断面図である。
符号の説明
10…MISトランジスタ 20…絶縁領域
31、32…キャパシタ
100…シリコン基板 101…ソース/ドレイン拡散層
102…ゲート絶縁膜 103…ゲート側壁膜
104…ポリシリコン膜 105…タングステンシリサイド膜
106…ゲートキャップ膜
107、109、110、113、121…層間絶縁膜
108…ポリシリコンプラグ 111…バリアメタル膜
112…タングステンプラグ 114…導電性水素バリア膜
115…下部電極 116…誘電体膜
117…上部電極 118…アルミニウム酸化物膜
119…シリコン酸化膜 120…絶縁性水素バリア膜
122…ヴィアプラグ 123…配線

Claims (3)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられた絶縁領域と、
    前記絶縁領域の上方に設けられた第1の強誘電体キャパシタと、
    前記絶縁領域の上方に設けられ、前記第1の強誘電体キャパシタに隣接する第2の強誘電体キャパシタと、
    前記第1及び第2の強誘電体キャパシタへの水素の拡散を防止するものであって、前記絶縁領域と前記第1の強誘電体キャパシタとの間及び前記絶縁領域と前記第2の強誘電体キャパシタとの間に介在した第1の部分と、前記第1の部分の外側に位置する第2の部分とを有し、前記第1の強誘電体キャパシタの下部電極と前記第2の強誘電体キャパシタの下部電極とを接続する導電性水素バリア膜と、
    前記第1及び第2の強誘電体キャパシタへの水素の拡散を防止するものであって、前記第1の強誘電体キャパシタ、前記第2の強誘電体キャパシタ及び前記導電性水素バリア膜の第2の部分を覆う絶縁性水素バリア膜と、
    を備え
    前記導電性水素バリア膜の前記第2の部分は前記第1の部分よりも薄く、
    前記絶縁性水素バリア膜は、前記第1の強誘電体キャパシタの下部電極と前記導電性水素バリア膜との境界及び前記第2の強誘電体キャパシタの下部電極と前記導電性水素バリア膜との境界を覆う
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記絶縁領域には、前記導電性水素バリア膜に接続されたプラグが含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記導電性水素バリア膜は、酸素の拡散を防止する酸素バリア性を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
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