JP2009265610A - クリーニング装置、これを備えた画像形成装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents

クリーニング装置、これを備えた画像形成装置、及びプロセスカートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】球形トナーに対しても効果的に感光体表面上に残存するトナーを除去できるブレードを備えたクリーニング装置の提供。
【解決手段】電子写真方式の画像形成装置における感光体上の残存トナーをブレードにより除去するクリーニング装置であって、下式(1)の条件を満たすように、前記感光体上に前記ブレードの先端を配置することを特徴とするクリーニング装置である。
Figure 2009265610

(ここで、θは、直径が(D−σ)の真球が、感光体表面とブレードに同時に接触しているときの、前記真球と感光体表面の接触点における接線1と真球とブレードの接触点における接線2が前記真球を挟む角度である。D及びσは、前記トナー粒子の平均粒径、及び粒度分布の標準偏差である。μは、トナーと感光体表面との摩擦係数μと、トナーとブレードとの摩擦係数μのうち小さい方の摩擦係数である。)
【選択図】なし

Description

本発明は、クリーニング装置、これを備えた画像形成装置、及びプロセスカートリッジに関する。
近年、電子写真複写機、電子写真プリンタなどの電子写真方式の画像形成装置には、オフィス環境の効率利用の観点から小型化、低コスト化が要求されている。さらに、高品質な画像情報の出力の必要性から高画質化、経済性、環境資源保護の観点から長寿命化、高耐久性が要求されている。
電子写真方式の画像形成装置(以下、特別に断らない限り電子写真方式の画像形成装置を単に画像形成装置という。)の高画質化の観点から、感光体の汚れを除去するクリーニング装置が知られている。感光体にはトナー像が形成され、このトナー像が中間転写媒体や記録媒体に転写されているが、一部のトナーは感光体上に残ってしまうことがある。感光体は、繰り返しトナー像を形成し、中間転写媒体等に転写するものであり、感光体上に一部のトナーが残存すると、次回の画像形成の際にこのトナーが汚れとなり、画像品質を低下させてしまう。このため、画像形成装置には、感光体上に残されたトナーを除去するクリーニング装置が配置されている場合が多い。
クリーニング装置のクリーニング方式としては、ブラシを用いるクリーニング方式と、ブレードによるクリーニング方式が広く知られている。ブレードによるクリーニング方式は、小型、低コストのゴム製のブレードを用いて、感光体上の残存トナーを除去するコスト、感光体寿命などの点から広く採用されている。
好適なクリーニング用ブレードを提供するための技術としては、例えば、特許文献1〜4に開示されている。特許文献1〜3では、ブレード部材の弾性や形状、圧接方法、圧力などの条件を特定することにより、感光体上の残存トナーのクリーニング効果を発揮している。特許文献4では、ブレードを振動させることにより残存トナーの除去効率を向上するクリーニング方法が開示されている。
一方、画像形成用のトナーを球形、小粒径化することが、高画質化の方策として効果が大きいことが知られるようになり、多くの電子写真方式の画像形成装置で球形小粒径トナーが用いられるようになってきた。しかし、球形トナーは、感光体上に残存した残存トナーを除去し難いという問題も現れてきている。このため、さらに残存トナーの除去性能のよいブレードが求められている。
従来のブレードタイプのクリーニング装置のブレード先端部は、図7に示すようにゴムブレードが感光体表面に圧接されており、感光体表面が移動するとブレードの先端部は感光体表面の移動につられて引きずられるように変形して、ブレード先端部と感光体表面の間にくさび形状の隙間が形成される。真球度低い粉砕トナーに対しては、この間隙にせき止められ易く、このようなブレードでも十分なクリーニング作用を持つが、小粒径の球形トナーは、トナーが回転しながら間隙の奥まで入り込み、さらにブレードと感光体表面の接触部もすり抜けてしまい、感光体表面のトナーを十分除去することが難しくなる。
特許文献5には、球形トナーの除去を目的としたクリーニング方法が開示されている。特許文献5に開示されたクリーニング方法においては、トナーに対するブレード先端部と感光体表面の摩擦係数と、トナーと感光体表面との付着力と、ブレードのトナーに対する圧接力と、ブレード先端部と感光体表面との圧接角との間に所定の関係を設定するものであり、これにより感光体表面に付着する球形の残存トナーを効果的に除去できるとしている。
特開平09−292722号公報 特開平05−119686号公報 特開2000−330441号公報 特開2001−66963号公報 特開2005−99125号公報
特許文献5に開示されたクリーニング方法によれば、感光体表面に残存した球形トナーは除去できるが、非常に多くのパラメータを測定又は設定する必要があり、容易に好適な条件設定がし辛い。また、このクリーニング方法においては、感光体表面とブレード先端により堰き止められた球形トナーの回転の影響が十分考慮されておらず、残存トナーの除去に不必要に厳しい条件を設定している可能性がある。真球度の低い従来の粉砕トナーであれば、トナーの回転を伴う堰き止め効果は小さかったと考えられるが、球形トナーの場合は、トナーが感光体表面上で回転すれば、ブレードと感光体表面との間隙をくぐり抜けていくことはなくなると考えられる。
本発明の目的は、上記課題を踏まえ、球形トナーに対しても効果的に感光体表面上に残存するトナーを除去できるブレードを備えたクリーニング装置、これを利用した画像形成装置及び画像形成装置用のプロセスカートリッジを提供することである。
上記課題を解決するため本発明者等は、以下の発明を完成した。
本発明は、電子写真方式の画像形成装置における感光体上の残存トナーをブレードにより除去するクリーニング装置であって、下式(1)の条件を満たすように、前記感光体上に前記ブレードの先端を配置することを特徴とするクリーニング装置である。
Figure 2009265610

ここで、θは、直径が(D−σ)の真球が、感光体表面とブレードに同時に接触しているときの、前記真球と感光体表面の接触点における接線1と真球とブレードの接触点における接線2が前記真球を挟む角度である。D及びσは、前記トナー粒子の平均粒径、及び粒度分布の標準偏差である。μは、トナーと感光体表面との摩擦係数μと、トナーとブレードとの摩擦係数μのうち小さい方の摩擦係数である。
好ましい本発明は、前記ブレードの先端部が、半円筒状であることを特徴とする前記クリーニング装置である。
好ましい本発明は、前記ブレードの先端部の表面が、前記トナーとの間の摩擦係数がブレードとトナーとの間の摩擦係数よりも小さい材料で被覆されていることを特徴とする前記クリーニング装置である。
好ましい本発明は、前記ブレードの先端部が、複数の凸部を備えたことを特徴とする前記クリーニング装置である。
好ましい本発明は、前記複数の凸部が、前記感光体表面に対し相対移動可能であることを特徴とする前記クリーニング装置である。
本発明は、電子写真方式の画像形成装置における感光体上の残存トナーをブレードにより除去するクリーニング装置であって、軸を中心にして回転可能な円筒状の基体表面に、複数のブレードを備え、それぞれのブレードは、下式(1)の条件を満たすように、前記感光体上に前記ブレードの先端を配置可能なことを特徴とするクリーニング装置である。
Figure 2009265610

ここで、θは、直径が(D−σ)の真球が、感光体表面とブレードに同時に接触する際の、前記真球と感光体表面の接触点における接線1と前記真球とブレードの接触点における接線2が前記真球を挟む角度である。D及びσは、トナー粒子の平均粒径、及び粒度分布の標準偏差である。μは、トナーと感光体表面との摩擦係数μと、トナーとブレードとの摩擦係数μのうち小さい方の摩擦係数である。
好ましい本発明は、前記ブレードの先端部が、半円筒状であることを特徴とする前記クリーニング装置である。
好ましい本発明は、前記ブレードの先端部の表面が、前記トナーとの間の摩擦係数がブレードとトナーとの間の摩擦係数よりも小さい材料で被覆されていることを特徴とする前記クリーニング装置である。
本発明は、前記クリーニング装置のいずれかを備えた画像形成装置である。
本発明は、画像形成装置用のプロセスカートリッジであって、前記クリーニング装置のいずれかを備えたプロセスカートリッジである。
本発明によれば、球形トナーに対しても効果的に感光体表面上に残存するトナーを除去できるブレードを備えたクリーニング装置、これを利用した画像形成装置及び画像形成装置用のプロセスカートリッジを提供することができる。
本発明のクリーニング装置は、電子写真方式の画像形成装置における感光体上の残存トナーをブレードにより除去するクリーニング装置であって、ブレードの先端が感光体上に下式(1)の条件を満たすように配置されている。
Figure 2009265610

ここで、θは、直径が(D−σ)の真球が、感光体表面とブレードに同時に接触しているときの、前記真球と感光体表面の接触点における接線1と真球とブレードの接触点における接線2が前記真球を挟む角度である。D及びσは、前記トナー粒子の平均粒径、及び粒度分布の標準偏差である。μは、トナーと感光体表面との摩擦係数μと、トナーとブレードとの摩擦係数μのうち小さい方の摩擦係数である。なお、摩擦係数μ、μ、μ、は滑り摩擦係数を表す。
すなわち、感光体及びクリーニング装置のブレードが所定のものであり、トナーの平均粒径、及び粒度分布の標準偏差が決まれば、感光体表面に対するブレードの配置が容易に特定できる。一般に、感光体及びクリーニング装置のブレードは長期間使用し、トナーについても純正品として平均粒径、及び粒度分布の標準偏差等の一定の特性を持ったものが使用される。この為、最初に感光体表面に対するブレードの配置を決めておけば、その後は変更する必要はない。また、トナーの性状を変更した場合にも、上記式(1)によりθを算出し、このθに対応するブレードの配置とすればよい。このようにすれば、感光体上に残存したトナーは、容易に除去される。
図1を参照にして、本発明のクリーニング装置における式(1)の意味を説明する。図1は、半径rの球形トナーが感光体表面とブレードの先端部に同時に接触している状態を示したブレードの先端部付近の拡大図である。簡単のため、感光体表面は平面としている。また、ブレード先端部の感光体表面からトナーまでの間を曲率半径Rの円筒形状(図1においては、断面図であるので円形として示している。)としている。
感光体表面は、回転により図の右方から左方へ移動しているため、感光体表面に付着しているトナーには、ブレード下の楔形の空間に侵入しようとする力が働いてしている。トナーと感光体表面との接触点で垂直抗力Nと接線方向の力fが、トナーとブレードとの接触点では垂直抗力Nと接線方向の力fが働く。これらの力は、それぞれ図中の矢印の方向を正方向とする。トナーとブレードの接触点における接線のトナーを挟む傾き角をθとする。このとき、トナーの運動方程式は次式(2)〜(4)となる。
Figure 2009265610

座標(x,y)はトナー中心の位置座標、mはトナー質量、Iはトナー球の慣性モーメント、ωはトナーの回転角速度である。またトナーに働く重力は小さいので無視している。式(2)〜(4)におけるθはθを初期値として、トナーがブレード下に侵入した際のトナーとブレードの接触面の傾き角(挟み角)である。
なお、図1に示すように、ブレード先端部の感光体表面との接触部からトナーとの接触部までの間を曲率半径Rの円筒形状としている場合は、初期接触角(初期挟み角)θは下式(5)で表される。
Figure 2009265610

rは、トナー粒子の半径を表す。
式(2)〜(4)において、fとfはトナーとブレード及び感光体表面との接触点における摩擦力であるから、次式(6)〜(8)のように表される。
Figure 2009265610

なお、μはトナーと感光体表面間の滑り摩擦係数、μはトナーとブレード間の滑り摩擦係数である。
ここで、感光体の回転に伴って、トナーとブレードの接触点でスリップが起こっていれば、トナーはその位置で空転して間隙に入り込むことがない。トナーと感光体表面の接触点でスリップが起こっていれば、トナーは回転せず静止したまま停留する。逆に、どちらでもスリップが起こらなければ、トナーは転がりながら楔形の間隙の中に入り込み、最終的には楔形の間隙をすり抜けてしまう。このとき、ゴム製のブレード先端部は、変形してトナーが楔形の間隙の中に入り込んでいる。
そこで、式(6)〜(8)の運動方程式から、トナーが楔形の間隙をすり抜けない条件について求める。図1において、接触部で働いているトナーを挟み込む力については、つり合いが生じており、垂直抗力NとNはほぼ同程度の大きさ(N=N=N)になる。そこで、摩擦係数μとμが等しい(μ=μ=μ)とすれば、トナーに働くx方向の力、すなわち式(6)は次式(9)で表される。
Figure 2009265610

この式(9)が負にならない、つまりトナー粒子に図1におけるx軸上の負の方向である左方向への加速度が生じないためには、次式(1)の条件が必要になる。
Figure 2009265610

トナー粒子に左方向への加速度が生じないということは、トナー粒子が楔形の間隙をすり抜けていかないということである。すなわち、式(1)により、トナー粒子が楔形の間隙をすり抜けないための摩擦係数μに対するθの関係が得られる。式(1)の右辺はθの単調増加関数なので、θ=θ(初期接触状態)のときに式(1)が成り立たなければ、それ以後のθ<θにおいても成り立たず、トナー粒子は楔形の間隙をすり抜ける。逆に、θ=θにおいて式(1)が成立すればトナー粒子は楔形の間隙への侵入を開始しない。したがって、次式(10)が、トナー粒子が楔形の間隙をすり抜けないための初期状態における条件になる。
Figure 2009265610
式(9)は、式(6)においてμ=μ=μとしたが、μとμとが異なっている場合は、そのうち小さい方をμとすれば、θは90度未満であるので、NもNcosθも正であり、(μN+μNcosθ)は(μN+μNcosθ)より小さくなり、式(9)の値は式(6)の値より大きくなる。すなわち、トナーと感光体表面との間の摩擦係数μ1、あるいはブレードとの間の摩擦係数μ2のどちらか小さい方の摩擦係数が上式を満たせばトナー粒子は楔形の間隙をすり抜けない。
式(5)の関係を式(10)に代入すると、式(11)が得られる。
Figure 2009265610

この条件は、図1に示すように、ブレード先端部の形状と配置が、感光体表面との接触部からトナーとの接触部までの間を曲率半径Rの円筒形状となっている場合の、トナー粒子が楔形の間隙をすり抜けない条件となる。
以上説明したことを観念的に説明すると、球形トナー粒子の感光体表面とブレード先端部の間隙のすり抜けは、トナー粒子が感光体表面とブレードとの接触部から摩擦力を受けて、両接触部で滑りを発生させないように転がりながらブレード下に食い込んでいく現象である。なお、この場合、ブレードの先端部がトナー粒子に押圧されて変形することになる。
以上は、球形トナーのすり抜けの現象を解析的に示したものであるが、このことは数値シミュレーションによっても確認されている。図8、9は個別要素法(Distinct Element Method DME法)と呼ばれる粉体粒子の挙動解析手法を用いて、球形トナーがブレードと感光体の間隙に入り込んで行く様子を計算した例である。
図8は図1に相当する計算モデル図で、図1で示したブレードと感光体が球形トナーを挟む角度θ=15、30、45度に対して、それぞれトナーと感光体表面との摩擦係数μ1と、トナーとブレードとの摩擦係数μ2を変えて計算している。
図9(a)は、それぞれθ=15、30、45度のときのトナーがすり抜けないための限界の最大摩擦係数を、本発明における式(1)を用いた解析、及びDME法による数値シミュレーションにより算出した結果を示している。トナーがすり抜けないための限界の最大摩擦係数をμcとして表わしており、θ=15、30、45度のときにそれぞれμc=0.13、0.26、0.41と算出されている。図9(b),(c),(d)は、それぞれ数値シミュレーションの結果から、μ1、μ2に対してトナーすり抜けの限界領域を表したグラフである。図9(a),(b),(c),(d)から、μ≦μcであればトナーはすり抜けないことがわかる。ここで、μはμ1、μ2のうち小さいほうの摩擦係数である。また、数値シミュレーションによりθ=15、30、45度のときに得られたμcの値は式(1)で与えられる条件式にθ=15、30、45度を代入した値と1%以内で一致していることがわかる。数値シミュレーション結果からも、球形トナーのすり抜けを本発明において説明した現象と捉えることができ、すり抜け防止のための条件が式(1)で表されることがわかる。
トナー粒子と感光体表面間の摩擦係数が小さい場合は、感光体表面と接触部にすべりが生じて間隙のすり抜けが起こらず、トナー粒子とブレード間の摩擦係数が小さい場合は、トナー粒子が回転してトナー粒子とブレードと接触部にすべりが生じて、この部分では空転状態となり、間隙をすり抜けないことになる。
実際のトナー粒子は、粒径、形状ともバラツキがあるが、除去すべきトナー粒子の粒径をDとすれば、直径Dの真球のトナーが式(10)を満たすように設定すれば、トナー粒子は間隙をすり抜けない。トナーの粒度分布をガウス分布とみなして平均粒径をD、標準偏差をσとすると、粒径が(D−σ)以上のトナーが84.1%以上存在する。例えば、トナーの粒度分布をσ=0.2D程度とすれば、D=D−σ=0.8Dとして、このDを用いて式(10)に代入すれば84.1%以上の残存トナー粒子を除去することができる。また、粒径が(D−2σ)以上のトナーは、97.7%以上存在する。上記と同様にして、D=D−2σ=0.6Dとして、このDを用いて式(10)に代入すれば97.7%以上の残存トナー粒子を除去することができる。
このように、本発明においては、DをDに対してどの程度小さくするかによって、どの程度完全に残存トナーを除去できるかが設定できる。除去すべき残存トナーが少なく、形成された画像品質にあまり影響していないときには、84%の残存トナーが除去されれば十分であり、D=(D−σ)とすればよい。除去すべき残存トナーが比較的多かったり、高品質の画像を追求したいときには、残存トナーを十分に除去できるように、D=(D−2σ)、さらにはθ=(D−3σ)とすることが好ましい。
本発明を実施するための最良の形態例を必要に応じて図面を参照にして説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態とすることは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明の好ましい形態における例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
(実施形態1)
本発明の実施形態1のクリーニング装置のブレード先端部付近を図1に示す。図1は、感光体上に配置された本発明のクリーニング装置のブレード先端部付近に、感光体に付着している残存トナー粒子が接触している状態を示している。図1において、1はブレード、2は感光体表面とブレード1との間隙、3は感光体表面、4はトナー粒子(半径r)、5はトナー粒子4と感光体表面3との接触点で働く垂直抗力N、6はトナー粒子4とブレード1との接触点で働く垂直抗力N、7はトナー粒子4と感光体表面3との接触点で働く摩擦力f、8はトナー粒子4とブレード1との接触点で働く摩擦力fである。
実施形態1に示したクリーニング装置におけるブレード1の先端部は、円筒形の一部である。図1は、断面図なので、ブレード1の円形の一部の先端が感光体3に接するように配置されている。そして、感光体3に付着している残存トナー粒子4が、ブレード1の円形の先端部とも接している状態を表している。図1から分かるように、トナー粒子4と感光体表面3との接線と、トナー粒子4とブレード1との接線とのトナー粒子4を挟んでなす角θは、ブレード1の先端部の円の曲率中心(0,R)点からみた、ブレード1と感光体表面3との接点と、ブレード1とトナー粒子4とのなす角度に等しい。
ここで、すでに説明したように、式(11)を満足するように上述の摩擦係数μ(トナー粒子4と感光体表面3との間の摩擦係数μ1と、トナー粒子4とブレード1との間の摩擦係数μ2のどちらか小さい方の摩擦係数)と、ブレード1の先端部の円形の曲率半径Rと、トナー粒子4の半径rとを設定すれば本発明のクリーニング装置となる。感光体3及びトナー粒子4を所与のものとすれば、ブレード1の先端部の円形の曲率半径Rを、式(11)を満足するように形成すればよい。また、感光体3及びブレード1を所与のものとすれば、トナー粒子4を、半径rが式(11)を満足するように選択すればよい。なお、すでに説明したように、トナー粒子4の半径rは、トナー粒子4の平均粒径をDとした場合、{(D−σ)/2}とする。ここで、σはトナー粒子4の粒径分布における標準偏差である。
例えば、トナー粒子4の半径rを5μm、感光体表面3の摩擦係数を0.1とすると、式(11)によりブレードの曲率半径Rは、0.5mmより小とすればトナー粒子4は間隙2をすり抜けないことになる。なお、従来のブレード1は図7に示すように配置されているため、ブレード1のエッジが感光体の回転方向に引き込まれるため、ブレード1の先端部曲率半径はずっと大きくなってしまう。
(実施形態2)
本発明の実施形態2のクリーニング装置のブレード先端部を図2に示す。図2は、感光体上に配置された本発明のクリーニング装置のブレード先端部1a付近に、感光体に付着している残存トナー粒子4が接触している状態を示している。実施形態1のクリーニング装置におけるブレード先端部1aは、ほぼ半円筒形をしている。ただし、ブレード1は感光体表面3に押圧されているので、ブレード1の半円筒形の最先端部は、変形して感光体表面3と同じ形状のほぼ平面になっている。
図2のようにブレード先端部1aが半円筒形状の場合、感光体表面3との挟み角θが大きくなるようなブレード形状であれば、式(10)の右辺の値が大きくなり、この式を満たすことが可能である。ブレード1を感光体表面3に圧接することでθはさらに大きくなるが、圧接力が大きくなると感光体駆動の負荷が大きくなる。そこで、ブレード1に制御しながら微小な圧接力を加えて、式(10)を満たすようにすることが好ましい。あるいは、シリカ微粒子などを潤滑剤としてブレード1と感光体表面3の摩擦力を低減しながら、挟み角θは式(10)を満たすようにしてもよい。
(実施形態3)
本発明の実施形態3のクリーニング装置の外観は、実施形態2に示したクリーニング装置と同じである。実施形態3のクリーニング装置は、ブレード1の先端部1aの表面を、トナー粒子4との間の摩擦係数の小さい材料で被覆している。通常は、トナー粒子4と感光体表面3との間の摩擦係数μと、トナー粒子4とブレード1の先端部1aとの間の摩擦係数μの関係は、ブレード1がゴム製であるので、μ<μである。そこで、ブレード1の先端部1aの表面をトナー粒子4との間の摩擦係数の小さい材料で被覆することで、μ<μとすれば、μ=μとして式(10)を満たすことが可能である。そして、ブレード表面の材料の摩擦係数μに配慮する必要がなくなり、μについても取り得る自由度が増加する。
(実施形態4)
本発明の実施形態4のクリーニング装置のブレード先端部を図3に示す。図3は、感光体上に配置された本発明のクリーニング装置のブレード先端部1a付近に、感光体に付着している残存トナー粒子4が接触している状態を示している。実施形態4のクリーニング装置は、実施形態2のクリーニング装置と違い、ブレード先端部1aが感光体表面3と接触していない。但し、ブレード先端部1aと感光体表面3とのギャップ9は、トナー粒子4の直径よりも小さい。トナー粒子4の直径は、上述の(D−σ)を用いればよい。
このように、ブレード1と感光体表面3が接触していなくとも式(10)を満たすことが可能である。なお、実施形態4で示したようなブレードの先端部1a表面を定摩擦材料で被覆することも可能である。
(実施形態5)
本発明の実施形態5のクリーニング装置のブレード先端部を図4に示す。図4は、感光体上に配置された本発明のクリーニング装置のブレード1の先端部1a付近に、感光体に付着している残存トナー粒子4が接触している状態を示している。この形態のクリーニング装置は、実施形態2のクリーニング装置と異なって、ブレード1の先端部1aに複数の凸部を有している。そして、それぞれの凸部1a、1b、1c、・・が、式(10)の関係を満足するように配置されている。この場合、それぞれの凸部は、ブレード1と感光体表面3が接触していても、接触していなくとも、それぞれ式(10)を満たしていればよい。この形態のクリーニング装置においては、それぞれの凸部1a、1b、1c、・・において、感光体表面上に残存したトナー粒子の除去が可能であり、複数のブレードによる複数回のクリーニングと同じ効果がある。
実施形態1〜4のクリーニング装置のように半円筒形状のブレード1を用いた場合、式(10)を満たすには、ブレード1の先端部1aの曲率半径Rを、小さくしなければならないことが多いが、その際に感光体の幅方向(表面の進行方向に垂直な方向)に、一様な非接触状態や微弱な圧接状態を実現することは、実際の部材の構成上困難で、感光体の幅方向にバラツキを生じ、局所的にはすり抜けを防止できない箇所も生じる。そこで、図4に示したように、複数の凸部を有するブレード1を用いて、その接触面の凹凸の曲率半径を式(11)、または式(10)を満たすように設定すれば、多段式のブレードクリーニングを実現できる。このような形状のブレードを用いれば、球形トナーが外乱などによって最初の凸部をすり抜けたとしても、以降の凸部でトラップされる。
また、複数の凸部において、最初にトナー粒子4を除去する凸部1aは、トナー粒子のうち粒径が(D−σ)のものを除去できるように設定し、次の凸部1bは、トナー粒子のうち粒径が(D−σ)のものまで除去できるように設定し、さらに次の凸部1cは、トナー粒子のうち粒径が(D−3σ)のものまで除去できるように設定することもできる。このようにして、ブレード1の凸部1a、1b、1c、・・のトナー粒子除去の負荷を均一化することができる。
また、ブレード1に形成した複数の凸部1a、1b、1c、・・をのうち、最初は凸部1aのみが有効にトナー除去できるようにブレード1を配置し、凸部1aが疲労等によるトナー除去効果が落ちてきたら、凸部1bが有効にトナー除去できるようにブレード1を配置し、凸部1bが疲労等によるトナー除去効果が落ちてきたら、凸部1cが有効にトナー除去できるようにブレード1を配置するというように、この形態のクリーニング装置を使用してもよい。なお、この場合には、複数の凸部1a、1b、1c、・・は、ブレード1の先端に平面上に配列されるよりは、曲面上の基体にそれぞれの凸部が配列されることが好ましい。
(実施形態6)
本発明の実施形態6のクリーニング装置のブレード先端部を図5に示す。図5は、感光体上に配置された本発明のクリーニング装置のブレード1と、感光体に付着している残存トナー粒子4が接触している状態を示している。
この実施形態のクリーニング装置におけるブレード1は、円筒状の基体10の表面に複数配置されている。そして、それぞれのブレード1、11などのうち、少なくとも一つのブレードの先端部が、式(10)又は式(11)を満たすように感光体表面3に対して配置されている。図5においては、ブレード1及びブレード11が式(11)を満たしている。このため、トナー粒子4は、ブレード1及びブレード11により除去されている。長期の使用により、ブレード1及びブレード11が劣化してきたら、基体10を回転させて他のブレードを感光体表面3に式(10)又は式(11)を満たすように配置することができる。このようにして、クリーニング装置の寿命を大幅に延長することができる。なお、この形態のクリーニング装置においても、ブレード表面の被覆は有効な手段である。
これまでの本発明のクリーニング装置の説明において、式(10)又は式(11)を用いてブレードの材質、配置、トナー粒子の選択などにより、本発明のクリーニング方法が達成できることも説明してきた。場合によっては、感光体表面の材質を選択して本発明のクリーニング方法が達成できる。
(実施形態7)
本発明の実施形態7の画像形成装置の例を図6に示す。この画像形成装置は、フルカラー画像形成装置であり、その構成のおいては、従来の電子写真式の画像形成装置と同様である。本発明の実施形態7の画像形成装置の特徴は、感光体のクリーニング装置として、上述の本発明のクリーニング装置を使用している。図6に示す画像形成装置50においては、4つの画像形成部20y、20c、20m、20kを備え、それぞれの画像形成部に本発明のクリーニング装置を有している。勿論、最も使用頻度が多く、トナーの汚れも目立ちやすい画像形成部20kのみに本発明のクリーニング装置を使用してもよい。しかし、高画質の画像を得るためには、それぞれの画像形成部に本発明のクリーニング装置を備えることが好ましい。
この形態の画像形成装置は、給紙部26と、給紙された記録紙27に上述の画像形成部20y、20c、20m、20kと、画像形成部20y、20c、20m、20kで形成された画像を転写する転写ベルト28と、転写ベルト28から記録紙27に画像を転写する転写ローラ29と、記録紙27に転写された画像を記録紙27上に定着させる定着装置30とを備えている。画像形成部は、例えば画像形成部20yで説明すれば、感光体21と、帯電装置22と、潜像形成装置23と、現像装置24と、本発明のクリーニング装置25とを備えている。
(実施形態8)
本発明の実施形態8は、プロセスカートリッジである。実施形態8のプロセスカートリッジは、図6に示す画像形成装置の画像形成部20y、20c、20m、20kのうちのいずれか、例えば画像形成部20yから潜像形成装置23を除いたもので構成される。本発明のプロセスカートリッジは、感光体21と、本発明のクリーニング装置25とは必須の構成である。他の部品や装置は必須ではないが、現像装置は備えていることが好ましい。
本発明のクリーニング装置、画像形成装置、プロセスカートリッジ、及びクリーニング方法は、連続画像形成が可能な電子写真方式の印刷機や複写機に有効である。特に、高速大型の連続印刷機のように一定時間高速で高品質、高信頼性の画像を形成する必要がある場合に好適に用いられる。
本発明のクリーニング装置のブレード先端部とトナーの関係の説明図 本発明のクリーニング装置のブレード先端部の拡大図(1) 本発明のクリーニング装置のブレード先端部の拡大図(2) 本発明のクリーニング装置のブレード先端部の拡大図(3) 本発明のクリーニング装置の説明図 本発明の画像形成装置 従来のクリーニング装置のブレード先端部の拡大図 本発明のクリーニング装置のトナーすり抜けシミュレーションの説明図(1) 本発明のクリーニング装置のトナーすり抜けシミュレーションの説明図(2) (a)は、球形トナーのすり抜けない条件(最大摩擦係数μc)の算出結果表 (b)は、θ=15度のときのすり抜け限界範囲を示すグラフ (c)は、θ=30度のときのすり抜け限界範囲を示すグラフ (d)は、θ=45度のときのすり抜け限界範囲を示すグラフ
符号の説明
1、11 :ブレード
1a、1b、1c、11a :先端部
2 :間隙
3 :感光体表面
4 :トナー(半径r)
5 :トナーと感光体表面との接触点で働く垂直抗力N1
6 :トナーとブレードとの接触点で働く垂直抗力N2
7 :トナーと感光体表面との接触点で働く摩擦力f1
8 :トナーとブレードとの接触点で働く摩擦力f2
9 :ブレードと感光体表面のギャップ
10 :基体
20y、20c、20m、20k :画像形成部
21 :感光体
22 :帯電装置
23 :潜像形成装置
24 :現像装置
25 :クリーニング装置
26 :給紙装置
27 :記録紙
28 :転写ベルト
29 :転写ローラ
30 :定着装置
31 :加熱ベルト
32 :定着ローラ
33 :加圧ローラ
50 :画像形成装置

Claims (10)

  1. 電子写真方式の画像形成装置における感光体上の残存トナーをブレードにより除去するクリーニング装置であって、
    下式(1)の条件を満たすように、前記感光体上に前記ブレードの先端を配置することを特徴とするクリーニング装置。
    Figure 2009265610

    (ここで、θは、直径が(D−σ)の真球が、感光体表面とブレードに同時に接触しているときの、前記真球と感光体表面の接触点における接線1と真球とブレードの接触点における接線2が前記真球を挟む角度である。D及びσは、前記トナー粒子の平均粒径、及び粒度分布の標準偏差である。μは、トナーと感光体表面との摩擦係数μと、トナーとブレードとの摩擦係数μのうち小さい方の摩擦係数である。)
  2. 前記ブレードの先端部は、半円筒状であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記ブレードの先端部の表面は、前記トナーとの間の摩擦係数がブレードとトナーとの間の摩擦係数よりも小さい材料で被覆されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記ブレードの先端部は、複数の凸部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
  5. 前記複数の凸部は、前記感光体表面に対し相対移動可能であることを特徴とする請求項4に記載のクリーニング装置。
  6. 電子写真方式の画像形成装置における感光体上の残存トナーをブレードにより除去するクリーニング装置であって、軸を中心にして回転可能な円筒状の基体表面に、複数のブレードを備え、それぞれのブレードは、下式(1)の条件を満たすように、前記感光体上に前記ブレードの先端を配置可能なことを特徴とするクリーニング装置。
    Figure 2009265610

    (ここで、θは、直径が(D−σ)の真球が、感光体表面とブレードに同時に接触する際の、前記真球と感光体表面の接触点における接線1と前記真球とブレードの接触点における接線2が前記真球を挟む角度である。D及びσは、トナー粒子の平均粒径、及び粒度分布の標準偏差である。μは、トナーと感光体表面との摩擦係数μと、トナーとブレードとの摩擦係数μのうち小さい方の摩擦係数である。)
  7. 前記ブレードの先端部は、半円筒状であることを特徴とする請求項6に記載のクリーニング装置。
  8. 前記ブレードの先端部の表面は、前記トナーとの間の摩擦係数がブレードとトナーとの間の摩擦係数よりも小さい材料で被覆されていることを特徴とする請求項6又は7に記載のクリーニング装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のクリーニング装置を備えた画像形成装置。
  10. 画像形成装置用のプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のクリーニング装置を備えたプロセスカートリッジ。
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