JP2009265097A - スピンドルに締結するための開口を有する微小機械部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】小さいアセンブリ(駆動)力で高いクランプ力を供することのできる、不良の少ない微小機械部品を提供する。
【解決手段】 スピンドルに締結される微小機械部品は、少なくとも一つの開口(10、20、30)を有し、その開口の縁には剛性部(11)と弾性部(12、22、32)とが交互に配設される。前記剛性部(11)の前記開口(10、20、30)の中央Cに最も近い端部(13)を通る第1円C1の直径は、前記弾性部(12、22、32)の前記開口の中央に最も近い端部(15、25、27)を通る第2円C2の直径より大きい。該微小機械部品において、各剛性部(11)は開口(10、20、30)に突出する凸部からなる。
【選択図】 図3

Description

本発明はスピンドルに締結される微小機械部品、たとえばホイール、ピニオン、スタッド、ピンまたはヘアスプリング等であって、少なくとも1つの開口を有し、その開口の縁には交互に剛性部と弾性部とが配置されることを特徴とする機械部品に関する。
1959年6月に、図1に示したような複数の剛性アーム1を有するホイールであって、剛性アームの各端部2を通る円の直径が該ホイールの中央に挿入されるスピンドルの直径と同等であるスリップカップリングが、特許文献1に開示された。各剛性アーム1はそれぞれ放射状の延長部を有し、各延長部は内向きの弾性アーム3として機能する。ホイールがスピンドルに取り付けられると、各弾性アーム3はホイールとスピンドル間の摩擦係合を実現する。
2006年2月、つまり上述の従来例のほぼ半世紀後に、わずかに異なる形状を有する開口を使用する提案がなされた。特許文献2は、図2に示す微小機械部品を提案した。この微小機械部品には、強化/位置決め部4と弾性変形部とが交互に配置され、弾性変形部は舌部5からなり、その端部6は開口内に突出してスピンドルの理論上の外形を超えて延びることにより、スピンドルが取付位置に挿入駆動されたときにクランピング機能を奏する。開示された発明の目的は部品を損傷することなくスピンドルやスタッドに挿入駆動してアセンブリを構成することにある。
スイス特許第338146号 欧州特許出願公開第1826634号明細書
前述の各特許文献に記載される開口の形状は、損傷のおそれを回避するのに適切であるように見受けられるが、しかしながら特に両者とも低いアセンブリ(駆動)力と高いクランプ力(後者は部品がスピンドル上で空転を起こさない限界の高い伝達トルクを明示する必要がある)とを同時に実現していないことから、満足のいくものとはいえない。
本発明者らは、半世紀もの間解決されることなかった上述の問題を解決するための手段に到達することに成功した。
本発明者らは、スピンドルに締結するための微小機械部品であって、少なくとも一つの開口を有し、その開口の縁には複数の剛性部と複数の弾性部とが交互に配設され、前記剛性部の前記開口の中央に最も近い端部を通る第1円の直径は、前記弾性部の前記開口の中央に最も近い端部を通る第2円の直径より大きく、前記剛性部は開口に突出する凸部からなることを特徴とする微小機械部品を開発した。
本発明に係る上述の特徴を有する微小機械部品によると、特に以下のことが可能となる。
・ホイールの中央とスピンドルの中央とを高い精度で位置合わせすることができる。
・駆動工程中の損傷のリスクを減少させることができる。
・アセンブリを構成する部品の許容差範囲を拡大することができる。
・脆弱な部品の組み立てに際し、より高い制御性を有することができる。
・微小クラックのリスクを減らすことができる。
・過剰にきついクランピングまたは締まりばめによって組み立てられたアセンブリ(部品を構成する材料が脆弱な場合、微小クラックが形成されやすい)を容易に検出することができる。
・アセンブリの品質を系統的かつ容易にチェックすることができる。
・微小クラックの有無を電子顕微鏡で調べるという手間のかかる工程が不要となったことにより、製造作業を簡易化することができる。
本発明の微小機械部品によると、凸部は開口の中央に向かって突出することが望ましい。
本発明の第1実施例によると、各弾性部は湾曲したアームからなる。
本発明の第2実施例によると、各弾性部は少なくとも1つの湾曲したフィンガーからなる。
本発明の第3実施例によると、各弾性部は少なくとも1つの実質的に直線的なハーフアームからなる。
望ましくは、本発明の微小機械部品は3つの剛性部と3つの弾性部とを有する。特に、この2掛け3の部分からなる構成は均衡性を有することから、接触点の数を同数にすることができ、かつ最適な中央合わせが可能となる。
さらには本発明は、スピンドルと本発明の微小機械部品とを組み合わせたアセンブリの製造において、不良アセンブリのリスクを減少させる方法に関する。
さらに、本発明はスピンドルと本発明の微小機械部品とを組み合わせたアセンブリの製造方法に関する。
上記の各方法により、微小クラックの可能性を実質的にゼロとしたアセンブリを容易な方法で得ることが可能となり、特に、抵抗トルクが小さすぎることによる不良を実質的にゼロとすることができる。
前記特許文献1に開示されるホイールであって、剛性部をつなぐ円を記載した図。 前記特許文献2の第1実施例に係る微小機械部品であって、剛性部をつなぐ点線を記載した図。 本発明の第1実施例に係る微小機械部品の部分図。 本発明の第2実施例に係る微小機械部品の部分図。 本発明の第3実施例に係る微小機械部品の部分図。 本発明に係る微小機械部品にスピンドルを挿入駆動する力の、得られた干渉に応じた変化を示す曲線。 本発明に係る微小機械部品に挿入されるスピンドルからなるアセンブリによって伝達される最大トルクの、得られた干渉に応じた変化を示す曲線。
本発明は、特に時計製造の分野に関し、特に非常に小さな(ミリメートル単位程度の)寸法を有する歯車、ピニオン、コレット、(アンクル用の)けん先、ディスプレイディスク等の製造に適している。
具体的には、スピンドルをホイールの中心穴に挿入することにより得られるアセンブリは、所望の機能を供するために十分な抵抗力をもって保持されることが必要である。要するに、一方の部品が他方の部品に対して空転することなくトルクを伝達することが必要である。また、場合によっては、所定のトルクを超えた場合は空転を起こすことが必要となる。
つまり、最悪の場合における最小駆動力に対応する最小抵抗トルクは、空転を防止するためには、最大負荷トルクより大きくなければならない。さらに、(最大抵抗トルクに対応する)最大駆動力は、組立中の損傷(例えば微小クラックや塑性変形等)が発生しない限界の閾値より小さくなければならない。
図3は本発明の第1実施例にかかる微小機械部品の部分図である。この微小機械部品は平坦で薄く、スピンドル(図示せず)を受け入れるための開口10を有する。剛性部11と弾性部12が交互に開口10の縁に形成される。
各剛性部11は、図3において点Cと図示される開口10の中心方向に向かって、微小機械部品から突出する凸部からなる。各剛性部11の輪郭は円弧状である。すべての剛性部11は同一形状を有し、それぞれの剛性部の開口10の点Cに最も近い端部13を結ぶことにより、点Cを中心とする第1円C1が得られる。
各弾性部12は点Cに向かって湾曲するアームからなる。各アームは、点Cに向かって微小機械部品から突出する輪状片の形状を有し、その最大直径部分は点Cに向かって配置される。この輪状片によって開口10と微小機械部品との間に実質的に楕円形の切り抜き部14が形成される。
弾性部12は、切り抜き部14を含む環状形状を有することにより、剛性部11よりも著しく大きい弾性を有する。すべての弾性部12は同一形状を有し、それぞれの弾性部の開口10の点Cに最も近い端部15を結ぶことにより、点Cを中心とする第2円C2が得られる。
第2円C2の直径は第1円C1の直径よりも小さい。
各剛性部11とその両隣に各々配置される弾性部12との間には間隔16が形成される。
この第1実施例に係る微小機械部品は交互に配置された3つの剛性部と3つの弾性部を有し、それにより3つの対称な部分からなる。
図4は本発明の第2実施例に係る微小機械部品の部分図である。この微小機械部品もまた平坦で薄型である。
剛性部11は第1実施例の剛性部と同等であるため、ここでは詳述しない。
本実施例と第1実施例の違いは弾性部の形状にある。具体的には、第2実施例において、各弾性部22は2つの湾曲したフィンガー22a、22bからなる。
各フィンガー22aは実質的に機械部品から突出する輪状の形状を有しており、その輪の一部が取り除かれて空間23aが形成される。同様に、各フィンガー22bは実質的に機械部品から突出する輪状の形状を有しており、その輪の一部が取り除かれて空間23bが形成される。
同一の領域22にあるフィンガー22aおよび22bの空間23aおよび23bは中心点Cに向かって配置されているのではなく、輪状部の自由端27と微小機械部品の残りの部分との間に形成される。フィンガー22aと22bとの間には空間24が形成される。フィンガー22aの空間23aはフィンガー22bの反対側に配置され、フィンガー22bの空間23bはフィンガー22aの反対側に配置される。フィンガー22aおよび22bは、中心点Cとフィンガー同士の中間に位置する空間24の中心点とを通る直線に対して対称である。
弾性部22は、フィンガー22aおよび22bの環状形状と空間23aおよび23bを有することにより、剛性部11よりも著しく大きい弾性を有する。すべての弾性部22は同一形状を有し、開口20の中心点Cに最も近いそれぞれの弾性部の端部25を結ぶことにより、点Cを中心とする第2円C2が得られる。
第2円C2の直径は第1円C1の直径よりも小さい。
フィンガー22aおよび22bが実質的に半径方向外側に向かって押されると、空間23aおよび23bの寸法は減少して、最終的には空間がなくなり、フィンガー22aおよび22bの自由端27が微小機械部品の残りの部分と接する。つまり、後者はフィンガー22aおよび22bの支え部となる。
各剛性部11とその両隣に各々配置される弾性部22との間には間隔26が形成される。
この第2実施例に係る微小機械部品もまた、交互に配置された3つの剛性部と3つの弾性部を有し、それにより3つの対称な部分からなる。
図5は本発明の第3実施例に係る微小機械部品の部分図である。この微小機械部品もまた平坦で薄型である。
剛性部11は前述した他の実施例の剛性部と同等であるため、ここでは詳述しない。
本実施例と前述した他の実施例との違いは、主に弾性部の形状にある。具体的には、第3実施例において、各弾性部32は2つの実質的に直線的なハーフアーム32aおよび32bからなる。各ハーフアーム32aは、微小機械部品から、2つのハーフアーム32aと32bとの間の中間点を通る円C1の接線に対してわずかな角度(10度以下)を有する方向に突出して形成される。これにより、各ハーフアーム32aの自由端33aは開口30の中心を示す点Cにより近い位置に配置される。
同様に、各ハーフアーム32bは、微小機械部品から、前記接線に対してわずかな角度(10度以下)を有する方向に突出して形成され、これにより、各ハーフアーム32bの自由端33bは開口30の中心を示す点Cにより近い位置に配置される。
ハーフアーム32aおよび32bは互いに相対しており、それぞれの自由端33aおよび33bの間には空間34が形成される。ハーフアーム32aおよび32bと微小機械部品の残りの部分との間にはそれぞれ空間35aおよび35bが形成され、ハーフアーム32aおよび32bの根本部分(つまり各ハーフアームが部品から突出する部分)はそれぞれ拡大されて水滴形状38aおよび38bが形成される。
弾性部32は、ハーフアーム32aおよび32bの突出形状と空間35aおよび35bを有することにより、剛性部11よりも著しく大きい弾性を有する。すべての弾性部32は同一形状を有し、開口30の中心点Cに最も近いそれぞれの弾性部の端部37を結ぶことにより、点Cを中心とする第2円C2が得られる。
当然、本実施例においても、第2円C2の直径は第1円C1の直径よりも小さい。
ハーフアーム32aおよび32bの自由端33aおよび33bが実質的に半径方向外側に向かって押されると、空間35aおよび35bの寸法は減少して、最終的には空間がなくなり、自由端33aおよび33bが微小機械部品の残りの部分と接する。つまり、後者はハーフアーム32aおよび32bの支え部となる。
各剛性部11とその両隣に各々配置される弾性部32との間には間隔36が形成される。
この第3実施例に係る微小機械部品もまた、交互に配置された3つの剛性部と3つの弾性部を有し、それにより3つの対称な部分からなる。
本発明の第1(P1)、第2(P2)および第3(P3)実施例に係る微小機械部品を対象とする実験がANSYS(登録商標)ソフトウェアを利用して行われた。各部品はNi−P合金を使用して製造された。
部品P1の厚さは0.2mm、円C2の直径は0.49mm、円C1の直径は0.51mm、凸部の曲率半径は0.15mm、アーム12の幅は0.04mmで外径は1.0mm、円C1と空間16の一番遠い端部との距離は0.15mm、そして切り抜き部14の幅は0.12mmで長さは0.26mmであった。
部品P2の厚さは0.2mm、円C2の直径は0.49mm、円C1の直径は0.51mm、凸部の曲率半径は0.15mm、フィンガー22aおよび22bの内径は0.06mmで外径は0.14mm、円C1と空間24の一番遠い端部との距離は0.15mm、空間23aおよび23bの端部27と部品P2の対向する壁部との距離は0.02mm、そして円C1と空間26の一番遠い端部との距離は0.15mmであった。
部品P3の厚さは0.2mm、円C2の直径は0.49mm、円C1の直径は0.51mm、凸部の曲率半径は0.15mm、ハーフアーム32aおよび32bの長さは0.18mmで幅は0.04mm、空間34の実質的にハーフアーム32aおよび32bの軸にそって計測した長さは0.02mm、円C1と空間36の一番遠い端部との距離は0.04mm、空間35aおよび35bの最小幅は0.02mm、そして水滴形状部38aおよび38bの広がった部分の一番遠い壁部の間の距離は0.37mmで、これら水滴形状部の直径は0.07mmであった。
各部品P1、P2およびP3について、干渉に応じて、つまりスピンドルの直径と円C2の直径の違いに応じて、700HVの硬度を有する20APスチール製のスピンドルを部品P1、P2およびP3の各開口10、20および30に挿入する(駆動する)力をシミュレーションした。スピンドルと各部品P1、P2およびP3の摩擦関数μは0.15であった。
図6にその結果を示す。
3つの部品P1、P2およびP3の数値はそれぞれ初期に直線的に増加し、干渉が20μmを超えると屈折する(傾斜がきつくなる)。
上記から推測可能なように、干渉が0から20μmの範囲では、駆動の直線状の増加は許容レベルである。しかしながらその範囲を超えた場合、駆動力は直線的ではなく急激に増加する。そのため、干渉が20μmに到達したときに、スピンドルが剛性部に接触したと考えられる。それ以降の干渉値(>20μm)の増加は、剛性部の抵抗を受ける。それゆえに、図6の屈折(駆動力の急激な増加)が引き起こされる。弾性部のアームは、ここに記した20μmの値ではなく、もっと高い値においてその弾性限界を迎える。つまり弾性部のアームはその弾性限界に達することはない。具体的には、剛性部の存在により、クランプ力が急激にかつ著しく増加を見せた場合は、アセンブリは不良品と判定することができる。
部品P1、P2およびP3はそれぞれ、上記数値が20μmに到達したときに、剛性部の突出部分との接触がおこり、弾性部の弾性限界の約70%に到達するよう設計される。具体的には、安全域を設けつつ、駆動力の増加が破損の恐れのある部分の始まりに対応するよう、剛性部の位置を慎重に定める必要がある。干渉が20μmに達した場合の駆動力の増加は、スピンドルの挿入駆動が剛性部に当接することのみによっておこる。もし剛性部が存在しなかったら、駆動力の異常によって材料の弾性限界を超えたとしても、そのことを検知することは不可能である。
本発明によると、剛性部と当接したとき、各アームはその弾性限界領域を超えないよう設計されている。
そのため、本発明の部品P1、P2およびP3によると、各部品の寸法の偏差が駆動力に与える影響は少ない(各アームの弾性応力領域の範囲内に留まる)ので、部品の製造公差の許容範囲は広い。この力は許容差範囲内のすべての部品に対して満足なものであり、これにより実際には製造要求を低くすることやノンコンプライアンスによる不良品の数を減らすことができる。
さらに、「ドライブアウト」(スピンドルの逸脱)に対する抵抗は駆動力と直接関連しており、もし5000gの衝撃によって起こるドライブアウトの最小抵抗が概して少なくとも0.1Nである必要があるならば、本発明の3つの部品P1、P2およびP3によると、たとえ干渉が最小であったとしても(4μm)、上記の最小衝撃抵抗を達成することができる。
次に、アセンブリによって伝達可能な最大トルクの値(言い換えると、伝達される最大の値であって、それ以上は伝達不可能である値)が、干渉に応じてシミュレーションされた。
図7にその結果を示す。
図示されたケースにおいて、アセンブリが伝達可能な最小トルク値は少なくとも16μNmでなければならない。一番低い値を示したP3の場合であっても、4μmの干渉においては80μNmという必要値より著しく大きい値が得られることがわかった。
さらに、P3のケースにおいて、最大伝達トルクは干渉の増加に伴ってわずかにしか増加しない。慎重にその寸法を設計することにより、部品P3は伝達されるトルクのリミッタとしての応用が可能となる。そのような応用は、本発明の部品が大きな寸法変動を許容しつつも、アセンブリが伝達可能な最大トルクを制限することができる点で好ましい。
[比較例]
本発明の微小機械部品P2を前記従来例1および2に示される2つの部品と比較した。
これら3つの部品のシミュレーションは、同じ条件のもとでANSYS(登録商標)ソフトウェアを利用して行われた。その条件は以下の通りである。
・同一のスピンドル(直径0.51mm、硬度700HVの20APスチール)
・素材:NiP、厚さ0.2mm、スピンドルとの摩擦係数μ=0.15、干渉12μm
・同一のシミュレーションパラメータ(メッシュ寸法、計算増分、接触定式化等)
比較基準は最大主応力に対する抵抗トルクの比である(脆弱な素材に対する標準検証基準)。基準の値が高ければ高いほど、微小機械部品の品質はよい。
上記の結果を表に示す。
Figure 2009265097
従来例の各部品に比べて、本発明の部品P2は非常にすぐれた結果を得ることができることがわかった。
[本発明の手法]
本発明にかかる微小機械部品によると、スピンドルを開口に挿入駆動する時に、剛性部が主にガイドの役割を果たし、弾性部はクランプによりスピンドルが微小機械部品に対して回転しないよう、かつ部品の平面に対して実質的に垂直な方向に移動しないように保持する。
図6に示すとおり、本発明に係る微小機械部品の各々について、その値を超えると駆動力が急速に増加し、その結果微小機械部品に微小クラックが生じる危険が無視できなくなるような干渉値を規定することができる。
そのため、高い駆動力を要したアセンブリの部品は不良品と判定することが望ましい。
同様に、空転を起こすことなく正しく力を伝達するのに必要な最小トルク以上のトルクを保証できない部品は、不良品と判定することが望ましい。
上述したとおり、本発明は、スピンドルと上述の本発明に係る微小機械部品とからなるアセンブリの製造において、不良アセンブリを製造するリスクを減少することのできる方法に関する。この方法は以下の一連のステップを有する。
・スピンドルを微小機械部品に挿入するのに必要な力を測定し、
・測定値を第1基準値および第2基準値と比較し、
・測定値が第1基準値より大きいか第2基準値より小さい場合、アセンブリを不良品と判断し、
・測定値が第1基準値以下で、かつ第2基準値以上である場合、アセンブリを良好であると判断して維持する。
本発明の方法に使用する第1基準値は、弾性部の弾性限界よりほぼ30%少ない値に対応し、上述のテストにおいて、部品P1、P2およびP3において20μmの干渉に対応する。
第2基準値は、その値を下回ると部品が正しい伝達を行うために必要なトルクを伝達することができなくなる限界の値である。
同時に、本発明はまた微小機械部品とスピンドルからなるアセンブリを製造する方法であって、以下の一連のステップを有する。
・挿入に必要な力を測定しつつスピンドルを本発明にかかる微小機械部品に挿入し、
・測定値を第1基準値および第2基準値と比較し、
・測定値が第1基準値より大きいか第2基準値より小さい場合、アセンブリを不良品と判断し、
・測定値が第1基準値と同じか小さく、かつ第2基準値と同じか大きい場合、アセンブリを維持する。
図3、4および5は本発明に係る微小機械部品の、発明を説明するのに必要な部分のみを図示している。当業者であれば、図示を省いた各部品、たとえばホイール、ピニオン、スタッド、ピン、ヘアスプリング等、を加えて図示の部品を完成することが可能である。
本発明に係る微小機械部品は、たとえばシリコン、ニッケル、ニッケル−リン等のニッケル合金、ダイアモンド、石英等の材料を使用して製造することができる。
ニッケルまたはニッケル−リンを使用して比較的複雑な形状を有する部品を製造するには、LIGA(ドイツ語でRontgenlithographie,Galvanoformung,Abformung、つまりX線リソグラフィ、電気めっき、成形、の略)として知られる製造技術を採用することが望ましい。シリコン、ダイヤモンドや石英製ウェハを使用して比較的複雑な形状を有する部品を製造するには、例えばディープエッチングなどの微細加工技術を採用することができる。
図3から図5に図示される微小機械部品はすべて望ましい構成として3つの剛性部と3つの弾性部を有する。しかしながら、本発明の範囲から逸脱することなく、剛性部や弾性部の数を増やしたり、異なる寸法や形状を有している微小機械部品を完成させることができる。たとえば、凸部は円弧状に限らず、可変曲率を有する形状や楕円形状であってもよく、開口の中央に向かって形成されるかわりに、中央から外れた方向に向かって形成されてもよい。
さらに、本発明に係る微小機械部品は平坦でなくてもよい。実際、上述のLIGA技術によれば、たとえばピニオンを有するホイール板などの多層部品を製造することが可能である。
さらに、部品がニッケル−リンやシリコンによって作られた場合、圧縮より張力に対して、より脆弱である。そのため、曲げ応力が中央部分においては低い張力となり反対部分においては高い圧縮力となる、本発明の部品P2(図4)が特に好ましい。
最後に、部品の対称性をより低くすることも可能である。たとえば本発明の部品P2およびP3において、ハーフアームを(長さまたは幅方面に対して)対称としないことにより、部品の抵抗トルクを一方向について他方向よりもより高く設計することができる。
10、20、30 開口
11 剛性部
12、22、32 弾性部
13、15、25、27 端部
22a、22b フィンガー
23a、23b、24、34、35a、35b 空間
26 間隔
32a、32b ハーフアーム
33a、33b 自由端

Claims (10)

  1. スピンドルに締結される微小機械部品であって、少なくとも一つの開口(10、20、30)を有し、その開口の縁には剛性部(11)と弾性部(12、22、32)とが交互に配設され、前記剛性部(11)の前記開口(10、20、30)の中央Cに最も近い端部(13)を通る第1円C1の直径は、前記弾性部(12、22、32)の前記開口の中央に最も近い端部(15、25、27)を通る第2円C2の直径より大きく、前記剛性部(11)は前記開口(10、20、30)に突出する凸部からなることを特徴とする微小機械部品。
  2. 前記凸部は前記開口(10、20、30)の中央に向かって突出することを特徴とする、請求項1に記載の微小機械部品。
  3. 前記各弾性部(12)は湾曲したアームからなることを特徴とする、請求項1または2に記載の微小機械部品。
  4. 前記各弾性部(22)は2つの湾曲したフィンガー(22a、22b)からなることを特徴とする、請求項1または2に記載の微小機械部品。
  5. 前記各弾性部(32)は少なくとも1つの直線的なハーフアーム(32aまたは32b)からなることを特徴とする、請求項1または2に記載の微小機械部品。
  6. 3つの剛性部(11)と3つの弾性部(12、22、32)とを有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の微小機械部品。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の微小機械部品と、スピンドルとからなるアセンブリ。
  8. 請求項5に記載の微小機械部品とスピンドルとからなるアセンブリにおいて、伝達されるトルクを制限することを特徴とする、微小機械部品の使用方法。
  9. 請求項7に記載のアセンブリの製造において、不良アセンブリのリスクを減少する方法であって、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の微小機械部品にスピンドルを挿入するために必要とする力を測定するステップと、
    測定した力の値と第1基準値とを比較するステップと、
    測定した力の値と第2基準値とを比較するステップと、
    測定値が第1基準値より大きいか、または第2基準値より小さい場合は、該アセンブリを不良品と判定するステップと、
    測定値が第1基準値以下で、かつ第2基準値以上である場合は、該アセンブリを維持するステップと、
    の一連のステップを有することを特徴とする方法。
  10. 請求項7に記載のアセンブリの製造方法であって、
    挿入に必要とされる力を測定しつつ請求項1から6のいずれか一項に記載の微小機械部品にスピンドルを挿入するステップと、
    測定値と第1基準値とを比較するステップと、
    測定値が第1基準値より大きいか、または第2基準値より小さい場合は、該アセンブリを不良品と判定するステップと、
    測定値が第1基準値以下で、かつ第2基準値以上である場合は、該アセンブリを維持するステップと、
    の一連のステップを有することを特徴とする方法。
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