JP2012088315A - 塑性域を持たない部品の組み付け部 - Google Patents

塑性域を持たない部品の組み付け部 Download PDF

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Abstract

【課題】塑性域を持たない材料でできた部品を、延性材料で構成される部材に固定する。
【解決手段】特に時計の分野に関するもので、組み付け部22は、第1の材料でできた部材27が、塑性域を持たない第2の材料でできた部品3の円形開口部28に、上記部材27と上記部品3との間に取り付けられる第3の材料でできた中間部品24を用いて、軸方向に打ち込まれる。中間部品24は、上記部材27を受けるための穴を備えた連続シリンダであって、これにより、中間部品24は、上記部材27の軸方向の打ち込み力の少なくとも一部を、径方向に均一に吸収する。また、上記部品3は、その円形開口部28の周りに分散配置されて弾性変形手段を構成する穿孔26を備えており、これらは、上記径方向の力のうち中間部品24に吸収されないものを吸収するためのものであり、これによって、上記部品3を破壊しないように当該組み付け部22を固定している。
【選択図】図2

Description

本発明は、塑性域を持たない材料でできた部品の、異種の材料で構成される部材への組み付け部に関するものである。
シリコン・ベースの部品を含む従来の組み付け部では、一般的に、接着による固定が行なわれている。しかしながら、接着は、状態の長期保持は必ずしも満足のいくものではない。また、その作業は、極めて細かい塗布を必要とし、これによって費用がかさむことになる。
特許文献1は、中間の金属部品を用いて金属のアーバに組み付けされる、シリコン・ベースの第1の部品を開示している。しかしながら、この文献で提案されている形状のバリエーションは、満足なものではなく、組み付け中にシリコン部品が壊れることになるか、あるいは部品が互いに十分に固着されないものである。
欧州特許出願公開第1850193号
本発明の目的は、塑性域を持たない材料でできた部品を、例えば金属又は金属合金といった延性材料で構成される部材に固定することができる、接着剤なしの組み付け部を提供することにより、上記の欠点のすべてあるいは一部を克服することである。
そこで、本発明は、第1の材料でできた部材が、塑性域を持たない第2の材料でできた部品の円形開口部に、上記部材と上記部品との間に取り付けられる第3の材料でできた中間部品を用いて組み付けられる、組み付け部に関するものであって、中間部品は、上記部材を受けるための穴を備えた連続シリンダであって、これにより、中間部品は、弾性変形及び/又は塑性変形によって、上記部材の軸方向の打ち込み力の少なくとも一部を、径方向に均一に吸収し、また、上記部品は、その円形開口部の周りに分散配置された穿孔を備えており、これらは、上記径方向の力のうち中間部品に吸収されないものを吸収するためのものであり、これによって、上記部品を破壊しないように当該組み付け部を固定していることを特徴としている。
この構成による効果として、部品−中間部品−部材を含む組み付け部を、従来の精度調整された部材への接着なしで固定することができ、このとき、上記部品は、例えばそれがシリコンで構成されたものであっても、破壊を生じさせるような応力を受けることがないように保証される。
本発明のその他の効果的な特徴によると、
−穿孔は、円形開口部の周りでこの円形開口部から距離を置いて、二連に並んだひし形の孔により構成されており、これらは、V字形割線状に配置されたビームを形成するように5つ目型配列に分散配置されている。
−穿孔は、上記最初の二連と円形開口部との間に、ひし形の孔で構成される第3連を含み、これは、最初の二連の1つと共に5つ目型配列に分散配置されて、これによりX字形割線状に配置されたビームを形成している。
−上記部品は、上記第3の一連の孔を円形開口部に連通させるスロットを備えている。
−穿孔は、円形開口部の周りでこの円形開口部から距離を置いて、第1の一連の長円形の孔により構成されており、これらは、第2の一連の三角形の孔と共に5つ目型配列に分散配置されており、第2の一連の孔は円形開口部の最も近くに配置されて、各三角形孔は、切り欠きによって円形開口部と連通しており、これによって、上記長円形孔の厚みに応じて径方向に可動であるビームを形成している。
−穿孔は、第3の一連の三角形の孔を含み、この第3の一連の孔の各々は、上記第2の一連の三角形孔の2つの間に配置されて、スロットにより円形開口部と連通しており、これによって、2つの独立したアームをもつビームを形成していて、それらは、上記長円形孔の厚みに応じて径方向に可動であり、また、スロットの厚みに応じて接線方向に可動である。
−上記配列された孔は、円形開口部の縁から100μmと500μmの間に含まれる幅に渡って広がっている。
−円形開口部は、0.5から2mmの間の直径を有している。
さらに、本発明は、前述の変形例のいずれかによる組み付け部を含むことを特徴とする時計に関するものである。
最後に、本発明は、第1の材料でできた部材が、塑性域を持たない第2の材料でできた部品の中に軸方向に打ち込まれる、組み付けの方法に関するものである。この方法は、以下のステップを含んでいる。
a)円形開口部及び穿孔を備える上記部品を形成するステップであって、それらの穿孔は、弾性変形手段を構成するように円形開口部の周りに分散配置される。
b)穴を備え、第3の材料でできた連続シリンダである中間部品が、応力を伴うことなく円形開口部に挿入されるステップ。
c)中間部品を、その穴に上記部材を用いて圧延し、弾性的及び/又は塑性的に伸張するステップであって、このとき、上記部品の弾性変形手段があることによって、円形開口部の周りで、上記部品の壁に対して均一な径方向の応力がかかる。
この方法による効果として、上記部材の軸方向の打ち込みが、上記部品に軸方向の応力をかけることなく可能である。実際に、本発明による効果として、均一な径方向の弾性変形のみが部品に加えられる。最後に、この方法は、各種構成要素の製造ばらつきに適応して、部品−中間部品−部材を含む組み付け部を結合する。
本発明のその他の効果的な特徴によると、
−ステップb)では、円形開口部の直径と中間部品の外部断面の直径との差異がおよそ10μmである。
−ステップc)では、圧延伸張操作によって8から20μmの間のクランプ変位が生じる。
−ステップb)及びc)では、中間部品は、ショルダを利用して円形開口部内に保持される。
−上記第2の材料は、シリコン・ベースのものである。
−上記第3の材料は、金属ベース又は金属合金ベースで構成されている。
−上記部品は、例えば、時計の歯車装置、時計のアンクル、時計のゼンマイ、振動子、さらにはMEMSとすることができる。
その他の特徴及び効果は、限定するものではない例として、添付の図面を参照して行なわれる以下の説明により明らかになるであろう。
図1は、本発明に係る3つの組み付け部を含む、時計のムーブメントの部分概略図である。 図2は、図1の部品拡大図である。 図3は、本発明に係る弾性変形手段の第1の実施形態の変形例の図である。 図4は、本発明に係る弾性変形手段の第1の実施形態の変形例の図である。 図5は、本発明に係る弾性変形手段の第1の実施形態の変形例の図である。 図6は、本発明に係る弾性変形手段の第1の実施形態の変形例の図である。 図7は、本発明に係る弾性変形手段の第2の実施形態の変形例の図である。 図8は、本発明に係る弾性変形手段の第2の実施形態の変形例の図である。 図9は、本発明に係る組み付け方法の連続するステップの概略図である。 図10は、本発明に係る組み付け方法の連続するステップの概略図である。 図11は、本発明に係る組み付け方法の連続するステップの概略図である。 図12は、本発明に係る組み付け部を含む、時計のヒゲゼンマイの部分概略図である。
上記で説明したように、本発明は、脆性材料、すなわちシリコン・ベースの材料のように塑性域を持たないものを、金属又は金属合金といった延性材料に固定するための、組み付け部及びその組み付け方法に関するものである。
この組み付け部は、時計製作技術の分野において利用されるために考案されたものである。しかしながら、特に航空工学、宝飾品、自動車産業、又は食器など、その他の分野も非常に多く想定することができる。
時計製作技術の分野では、シリコン、石英、コランダム、あるいは、より一般的にセラミックスをベースとするものなど、脆性材料の重要性の高まりによって、このような組み付け部が必要とされている。例として、ヒゲゼンマイ、テンプ、アンクル、それらの受け部、さらにはガンギ車などの歯車装置を、全体的又は部分的に、シリコン・ベースで形成することを想定することができる。しかしながら、その製造が極められている通常の鋼のアーバを常に使用しなければならないことが制約となって、これと、塑性域を持たない部品の使用との両立が困難となっている。実際に、鋼のアーバを打ち込むことは不可能であり、それによって、脆性部品すなわち塑性域を持たない部品に破断がシステマティックに生じる。
そこで、本発明は組み付け部に関し、その組み付け部では、例えば鋼のような延性材料である第1の材料でできた部材が、シリコン・ベースの材料のような塑性域を持たない第2の材料でできた部品の円形開口部の中に、第1の材料より高延性の第3の材料でできた中間部品を用いて軸方向に打ち込まれ、このとき、中間部品は上記部材と上記部品との間に取り付けられる。
本発明によれば、中間部品は上記部材を受けるための穴を備えた連続シリンダであって、これにより、中間部品は、弾性変形及び/又は塑性変形によって、上記部材の軸方向の打ち込み力の一部を、径方向に均一に吸収する。実際に、研究したところ、圧延伸張操作により生じる径方向の応力を、円形開口部の周りで、中間部品がその壁に均一に分散させているに違いないことは明らかであった。
従って、脆性部品の開口部の壁の一部において局部的に生じて当該部品を破断する恐れのある応力を防ぐためには、連続シリンダ、すなわち径方向のスロットも軸方向の穿孔も備えていないシリンダが必要である。
このような解釈は、さらに、連続シリンダの上端部又は底部にカラーを用いないことの正当性を説明している。実際、この種のカラーは、圧延伸張操作中に部材からの軸方向の力の一部を脆性部品の上端部(又は底部)に伝達する。このため、脆性部品の上端部(又は底部)において特にカラーの角部により引き起こされるせん断によって、同じく、脆性部品を破断する恐れのある局部応力が生じる。
従って、穴を備える連続シリンダは、シリンダ断面が円形である場合、連続的な内側及び外側の壁を有する完全なリングであると解釈することができ、すなわち如何なる溝も備えないもの、より一般的には材料の不連続性を含まないものと解釈することができる。よって、連続シリンダは、円形開口部の周りの壁において、弾性変形及び/又は塑性変形により均一な径方向の応力のみを生成し、特に部材の打ち込みの軸方向についての観察を必要としない。
また、上記部品は、弾性変形手段を構成する穿孔を備えており、それらの手段は、部品においてその円形開口部の周りに、円形開口部から距離を置いて分散配置されて、上記径方向の力のうち中間部品に吸収されないものを吸収するためのものであり、これによって、上記部品を破壊しないように組み付け部が固定される。このようにして、穿孔により脆性部品が弾性変形することで、この脆性部品は、連続シリンダの塑性変形により固定された中間部品−部材を含む組み付け部に、固定される。
本発明による組み付け部は、時計製作技術の分野における適用例を示す図1〜図8を参照することで、より良く理解されるであろう。図1は、アンクル1とガンギ車3とを含む、時計の脱進機構を示している。
アンクル1は、一例として、本発明に係る組み付け部2、12を2つ含み、それぞれ、剣先7とホゾピン17をレバー5に固定するためのものである。図1に示すように、各組み付け部2、12は、剣先7又はホゾピン17とアンクル1のレバー5との間で協働する、完全なリングの形態の中間部品4、14を有している。さらに、各組み付け部2、12は、円形開口部8、18の周りでレバー5に形成された穿孔6、16を含み、これらは弾性変形手段を構成するためのものである。このような組み付け部2、12が、その構成要素間で相対移動が生じないようにするための十分な耐性を示すものであることは明らかである。
ガンギ車3、また、より一般的に歯車装置3は、一例として、それぞれホゾピン27を歯車3の本体25に固定するための組み付け部22を含んでいる。図1及び図2に示すように、組み付け部22は、ホゾピン27と歯車3の本体25との間で協働する、完全なリングの形態の中間部品24を有している。さらに、組み付け部22は、歯車3の円形開口部28の周りでハブに形成された穿孔26を含み、これらは弾性変形手段を構成するためのものである。
従って、このような例示の組み付け部22を、どのタイプの歯車装置にも適用できることは、明らかである。また、ホゾ27は、カナを一体に含んで完全な歯車装置を構成しているものであってもよい。
穿孔の例を図3〜8に示している。図3〜6に示す第1の実施形態によれば、穿孔は、円形開口部の周りで円形開口部から距離を置いて、二連に並んだひし形の孔により構成されており、これらは、V字形割線状に配置されたビームを形成するように5つ目型配列に分散配置されている。
図3は、図1及び図2の穿孔6、16、26の図である。より簡単化するため、図3では、再び歯車3のみを参照して用いている。図3は、穿孔26を示しており、これらは、脆性材料でできた本体25の厚さ全体を貫通していることが好ましい。穿孔26は、円形開口部28の周りで円形開口部から距離を置いて分散配置されており、円形開口部は、脆性材料でできた本体25の厚さ全体をやはり貫通するように形成されていることが好ましい。
図3に示すように、穿孔26は、開口部28から最も遠く離れた第1の一連の孔31と、第2の一連の孔33とを構成しており、これらは、ひし形状であって、5つ目型配列になっている。図3は、このような穿孔31、33により、互いに割線となったV字形のビーム32が形成されることを示している。
図4に示す第1の実施形態の第1の変形例では、穿孔26’は、やはり第1と第2の一連の孔31、33を含み、さらにひし形の孔35で構成される第3連が追加されていて、これは、最初の二連と円形開口部28との間に、すなわち開口部28の最も近くに配置されている。図4に示すように、第3の一連の孔35は、最初の二連の1つ33と共に5つ目型配列に分散配置されて、これによりX字形割線状のビーム34を形成している。
図5に示す第1の実施形態の第2の変形例では、穿孔26’’は、やはり図4の穿孔26’を含み、さらにスロット36が追加されていて、これらのスロットにより、第3の一連の孔35が円形開口部28と連通している。
本発明によれば、都合のよいことに、孔31、33、及び35と、スロット36とを用いて弾性変形手段を構成しており、これによって、径方向の応力、すなわち円形開口部28の中心からその円形開口部を取り囲む本体25の壁に向けて及ぼされる力を、吸収することができる。
当然のことながら、上記の二連又は三連の孔は、所望の最大クリアランス及びビーム32、34を変形させるための所望の応力に応じて、互いにより近くすることあるいは互いからより遠く離すこと、及び/又は異なる形状とすること、及び/又は異なる寸法とすることが可能である。
一例として、図5の代替案を図6に示している。穿孔26’’’は、図5のもの26’’と類似していることがわかる。ただし、三連の孔が、互いからさらに大きく離間されている。また、孔とスロットの両方の形状及び寸法が異なっていることがわかる。これによって、図6の代替案では、シリコンにおける弾性変形手段の剛性が変更されていることが明らかである。
穿孔26、26’、26’’、26’’’は、円形開口部28の縁から100μmと500μmの間に含まれる幅に渡って広がっていることが好ましい。また、スロット36は、15μmから40μmの間に含まれる。最後に、円形開口部28の直径は、好ましくは0.5から2mmの間に含まれる。
図7及び図8に示す第2の実施形態によれば、穿孔は、円形開口部の周りで円形開口部から距離を置いて、第1の一連の長円形の孔により構成されており、これらは、第2の一連の三角形の孔と共に5つ目型配列に分散配置されている。第2の一連の孔は円形開口部の最も近くに配置されていて、各三角形孔は切り欠きによって円形開口部と連通しており、これによって、長円形孔の厚みに応じて径方向に可動であるビームを形成している。
図7は、このような穿孔46を示しており、これらは、脆性材料でできた本体25の厚さ全体を貫通していることが好ましい。穿孔46は、円形開口部28の周りで円形開口部から距離を置いて分散配置されており、円形開口部は、脆性材料でできた本体25の厚さ全体をやはり貫通するように構成されていることが好ましい。
図7に示すように、穿孔46は、第1の一連の長円形の孔51と、第2の一連の三角形の孔53とを構成している。第2の実施形態によれば、二連の孔51、53は、5つ目型配列に配置されている。
また、各三角形孔53は、切り欠き57によって円形開口部28と連通している。図7は、このような穿孔46が、切り欠き57によって互いから分離された台形状のビーム52を形成していることを示している。さらに注目すべきことは、各ビーム52は長円形孔51の中心に位置していることであり、これによって、各ビーム52は長円形孔51の厚みに応じて径方向に可動になっている。
図8に示す第2の実施形態の変形例では、穿孔46’は、やはり図7の穿孔46を含んでおり、さらに第3の一連の三角形の孔55が追加されている。また、第3の一連の孔55の各々は、第2の一連の三角形孔53の2つの間に配置されており、スロット56によって円形開口部28と連通している。このような穿孔46’は、2つの独立した対称な略L字形アームをもつビーム54を形成しており、それらは、孔51の厚みに応じて径方向に可動であり、また、スロット56の厚みに応じて接線方向に可動である。
当然のことながら、第1の実施形態の場合と同様に、上記の二連又は三連の孔は、所望の最大クリアランス及びビーム52、54を変形させるための所望の応力に応じて、互いにより近くすることあるいは互いからより遠く離すこと、及び/又は異なる形状とすること、及び/又は異なる寸法とすることが可能である。
穿孔46、46’は、円形開口部28の縁から100μmと500μmの間に含まれる幅に渡って広がっていることが好ましい。また、スロット56あるいは切り欠き57は、15μmから40μmの間に含まれる。最後に、円形開口部28の直径は、好ましくは0.5から2mmの間に含まれる。
以下、組み付けの方法について、概略図9〜11を参照して説明する。より簡単化するため、図9〜11では、再び歯車3のみを参照して用いている。本発明によれば、第1のステップは、円形開口部28及び穿孔26を備える部品3を、塑性域を持たない材料から形成するものであり、穿孔は、例えば上記で説明した実施形態に従って、円形開口部28の周りに分散配置されて、弾性変形手段を構成するためのものである。図9に示すように、円形開口部28は直径e4を有し、穿孔26は断面e5をもつ孔を含んでいる。
このステップは、ドライエッチング又はウェットエッチング、例えばDRIエッチングにより達成することができる。
また、第2のステップでは、この方法は、第2の材料で、最大断面e6を有するホゾピン27を形成する。上記で説明したように、第2のステップは、通常のアーバ製造工程に従って実行することができる。ホゾピン27は、金属であることが好ましく、例えば鋼で形成することができる。
第3のステップでは、この方法は、内部断面e2と外部断面e3をもつ穴23を備えた連続シリンダである中間部品24を、第3の材料で形成する。このような第3ステップは、従来の機械加工又は電気鋳造により達成することができる。このような中間部品24は、100から300μmの間の厚さを有するものとすることができ、また、外部断面e3から内部断面e2を差し引いたものである幅l(l=e3−e2)は、やはり100から300μmの間に含まれるものとすることができる。
第3の材料は、ピン27の第2の材料よりも高延性であることが好ましく、これによって、圧延伸張操作中に第2の材料が変形しないようにされる。中間部品24は、好ましくは金属であって、そこにはニッケル及び/又は金を含めることができる。しかしながら、その他の延性材料を、効果的に第3の材料に追加することあるいはそれに置き換えることもできる。
当然のことながら、最初の3つのステップは、特に連続性に従う必要はなく、同時に実行されるものであってもよい。
第4のステップにおいて、中間部品24は、接触することなく円形開口部28に挿入される。これは、図9に示すように、円形開口部28の直径e4が、中間部品24の外部断面e3以上の大きさであることを意味している。
好ましくは、円形開口部28の直径e4と中間部品24の外径e3との差異はおよそ10μmであり、すなわち、中間部品24に対して部品3の本体25を隔てている厚みが5μm前後である。
また、本発明によれば、中間部品24は、断面e1のボアをもつショルダ21を用いて円形開口部28内に保持されることが好ましい。
最後に、この方法の第5のステップは、中間部品24を、その穴23にピン27を軸方向Aに嵌合させることによって圧延し、弾性的及び/又は塑性的に伸張するものであり、このとき、部品3の弾性変形手段すなわち穿孔26があることによって、円形開口部28の壁に対して均一な径方向の応力Bがかかるようになっている。
この場合、まず初めに、図10に示すように、ピン27が(図示のように)方向Aにそって穴23の中に入ると、ピン27の断面e6が中間部品の断面のe2よりも大きいことによって、中間部品24の弾性変形及び/又は塑性変形が生じ、このときの変形は、ショルダ21に当接することによって専ら径方向Bに生じる。
本発明によれば、圧延伸張操作は、円形開口部28の周りで変形していない中間部品24と部品3の壁との間のギャップにおいてクランプ力がより大きくなるように設定されることが好ましい。クランプ力は、8から20μmの間に含まれる変位を提供するように設定されることが好ましい。
従って、第1段階での中間部品24の弾性変形及び/又は塑性変形の後に、第2段階において、圧延伸張操作により円形開口部28の周りで本体25の弾性変形が生じることが望ましく、これによって、図11に示すように、ピン27、中間部品24、及び歯車3を含む組み付け部が1つに結合される。この弾性変形によって、ピン27‐中間部品24を含む組み付け部が自動的に中央配置される。これに関連して、図11では、穿孔26がe7で参照される断面を有し、もはやe5ではないことを示している。
本発明によれば、都合のよいことに、歯車3の本体25のどちら側からでもピン27を打ち込むことが可能である。また、その過程で、歯車3の本体25に軸方向の力が加えられることはない。径方向の弾性変形のみが加えられる。さらに、注目すべきことは、連続シリンダである中間部品24を用いることで、中間部品24が径方向に変形Bする間、円形開口部28の周りで本体25の壁に均一な応力が作用することであり、これによって、歯車3の脆性材料の破断を防ぐと共に、各種構成要素の製造ばらつきに適応している。
当然のことながら、本発明は図示の例に限定されるものではなく、当業者が思い付くであろう様々な変形及び変更が可能である。特に、脆性材料でできた部品の穿孔は、上記で提示した実施形態よりも多い又は少ない連数の孔を含むものであってもよい。
図1及び図2は、時計のムーブメントのアンクル1及びガンギ車3といった脱進機構への適用例を示している。当然のことながら、当該組み付け部2、12、22は、その他の要素に適用することもできる。例として、ヒゲゼンマイ、テンプ、受け部、あるいは、より一般的に歯車装置を、上記で説明したような組み付け部2、12、22を用いて構成することを想定することができる。
その場合、図12に示すように、本発明に係る組み付け部62を用いて、ヒゲゼンマイ61をアーバ67に固定することができる。この場合の穿孔66は、ヒゲゼンマイ61のコレット63に形成することができ、中間部品64は、前述のものと同様にしてコレット63の開口部68に取り付けることができる。
また、国際公開第2009/115463号(この文献は参照により本明細書に組み込まれる)の弾性手段48又はシリンダ63、66に代えて、組み付け部2、12、22、62を用いることも可能であり、これによって、一体型テンプ振動子がホゾピンに固定される。
最後に、どのようなタイプの時計でも、あるいはその他の部材でも、その本体が塑性域を持たない材料(シリコン、石英など)で構成されて、アーバを備えるものであれば、本発明に係る組み付け部2、12、22、62により1つに結合することが可能であり、それは例えば、音叉振動子、あるいは、より一般的にMEMS(Micro Electro Mechanical System: 微小電気機械システム)などである。
当然のことながら、上記のような部材2つを、2つの別々の組み付け部2、12、22、62を用いて同じアーバに固定することも可能であり、これによって、それぞれのムーブメントが結合される。

Claims (20)

  1. 第1の材料でできた部材(7、17、27、67)が、塑性域を持たない第2の材料でできた部品(1、3、61)の円形開口部(8、18、28、68)に、前記部材と前記部品との間に取り付けられる第3の材料でできた中間部品(4、14、24、64)を用いて組み付けられる、組み付け部(2、12、22、62)であって、
    前記中間部品(4、14、24、64)は、前記部材を受けるための穴(23)を備えた連続シリンダであって、これにより、前記中間部品(4、14、24、64)は、弾性変形及び/又は塑性変形によって、前記部材の軸方向の打ち込み力(A)の少なくとも一部を、径方向(B)に均一に吸収し、
    前記部品(1、3、61)は、その前記円形開口部(8、18、28、68)の周りに分散配置されて弾性変形手段を構成する穿孔(6、16、26、26’、26’’、26’’’、46、46’、66)を備えており、これらは、前記径方向の力のうち前記中間部品(4、14、24、64)に吸収されないものを吸収するためのものであり、これによって、前記部品を破壊しないように当該組み付け部(2、12、22、62)を固定していることを特徴とする、組み付け部。
  2. 前記穿孔(6、16、26、26’、26’’、26’’’、66)は、前記円形開口部(8、18、28、68)の周りでこの円形開口部から距離を置いて、二連に並んだひし形の孔(31、33)により構成されており、これらは、V字形割線状に配置されたビーム(32)を形成するように5つ目型配列に分散配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の組み付け部(2、12、22、62)。
  3. 前記穿孔(26’、26’’、26’’’)は、前記最初の二連(31、33)と前記円形開口部(8、18、28、68)との間に、ひし形の孔(35)で構成される第3連を含み、これは、前記最初の二連の1つ(33)と共に5つ目型配列に分散配置されて、これによりX字形割線状に配置されたビーム(34)を形成していることを特徴とする、請求項2に記載の組み付け部(2、12、22、62)。
  4. 前記部品(1、3、61)は、前記第3の一連の孔(35)を前記円形開口部(8、18、28、68)に連通させるスロット(36)を備えていることを特徴とする、請求項3に記載の組み付け部(2、12、22、62)。
  5. 前記穿孔(46、46’)は、前記円形開口部(8、18、28、68)の周りでこの円形開口部から距離を置いて、第1の一連の長円形の孔(51)により構成されており、これらは、第2の一連の三角形の孔(53)と共に5つ目型配列に分散配置されており、
    前記第2の一連の孔(53)は前記円形開口部(8、18、28、68)の最も近くに配置されて、各三角形孔(53)は、切り欠き(57)によって前記円形開口部(8、18、28)と連通しており、これによって、前記長円形孔(51)の厚みに応じて径方向に可動であるビーム(52)を形成していることを特徴とする、請求項1に記載の組み付け部(2、12、22、62)。
  6. 前記穿孔(46’)は、第3の一連の三角形の孔(55)を含み、この第3の一連の孔(55)の各々は、前記第2の一連の三角形孔(53)の2つの間に配置されて、スロット(56)により前記円形開口部(8、18、28、68)と連通しており、これによって、2つの独立したアームをもつビーム(54)を形成していて、それらは、前記長円形孔(51)の厚みに応じて径方向に可動であり、また、前記スロット(56)の厚みに応じて接線方向に可動であることを特徴とする、請求項5に記載の組み付け部(2、12、22、62)。
  7. 前記配列された孔(31、33、35、51、53、55)は、前記円形開口部(8、18、28、68)の縁から100μmと500μmの間に含まれる幅に渡って広がっていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の組み付け部(2、12、22、62)。
  8. 前記円形開口部(8、18、28、68)の直径は、0.5から2mmの間に含まれることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の組み付け部(2、12、22、62)。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の組み付け部(2、12、22、62)を少なくとも1つ含むことを特徴とする、時計。
  10. 第1の材料でできた部材(7、17、27、67)が、塑性域を持たない第2の材料でできた部品(1、3、61)の中に軸方向に打ち込まれる、組み付けの方法であって、
    a)円形開口部(8、18、28、68)及び穿孔(6、16、26、26’、26’’、26’’’、46、46’、66)を備える前記部品(1、3、61)を形成するステップであって、それらの穿孔は、弾性変形手段を構成するように前記円形開口部(8、18、28、68)の周りに分散配置される、ステップと、
    b)穴(23)を備え、第3の材料でできた連続シリンダである中間部品(4、14、24、64)が、応力を伴うことなく前記円形開口部(8、18、28、68)に挿入されるステップと、
    c)前記中間部品(4、14、24、64)を、その前記穴(23)に前記部材を用いて圧延し、弾性的及び/又は塑性的に伸張するステップであって、このとき、前記部品(1、3、61)の前記弾性変形手段を利用して、前記円形開口部(8、18、28、68)の周りで、前記部品(1、3、61)の壁に対して均一な径方向の応力(B)がかかる、ステップと、を含む組み付け方法。
  11. 前記ステップb)では、前記円形開口部(8、18、28、68)の直径(e4)と前記中間部品(4、14、24、64)の外部断面(e3)との差異がおよそ10μmであることを特徴とする、請求項10に記載の組み付け方法。
  12. 前記ステップc)において、前記圧延伸張操作により生じるクランプ変位は、8から20μmの間に含まれることを特徴とする、請求項10又は11に記載の組み付け方法。
  13. 前記ステップb)及びc)では、前記中間部品(4、14、24、64)は、ショルダ(21)を利用して前記円形開口部(8、18、28、68)内に保持されることを特徴とする、請求項10ないし12のいずれか1つに記載の組み付け方法。
  14. 前記第2の材料は、シリコン・ベースのものであることを特徴とする、請求項10ないし13のいずれか1つに記載の組み付け方法。
  15. 前記第3の材料は、金属ベース又は金属合金ベースで構成されていることを特徴とする、請求項10ないし14のいずれか1つに記載の組み付け方法。
  16. 前記部品は、時計の歯車(3)であることを特徴とする、請求項10ないし15のいずれか1つに記載の組み付け方法。
  17. 前記部品は、時計のアンクル(1)であることを特徴とする、請求項10ないし15のいずれか1つに記載の組み付け方法。
  18. 前記部品は、時計のゼンマイ(61)であることを特徴とする、請求項10ないし15のいずれか1つに記載の組み付け方法。
  19. 前記部品は、振動子であることを特徴とする、請求項10ないし15のいずれか1つに記載の組み付け方法。
  20. 前記部品は、MEMSであることを特徴とする、請求項10ないし15のいずれか1つに記載の組み付け方法。
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