JP2009256214A - ポリエチレングリコールの誘導体およびその中間体の製造方法 - Google Patents

ポリエチレングリコールの誘導体およびその中間体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ポリエチレングリコール誘導体の製造中間体の簡便な製造方法を提供し、さらにその方法により抗腫瘍剤の有効成分として有用な多くの化合物を提供すること。
【解決手段】ポリエチレングリコール化合物の一方の水酸基のみをパラトルエンスルホニルエステル化した化合物を用いることにより下記式(1):
Figure 2009256214

(式中、Rは置換基を有していてもよい炭化水素基を示し、nは正の整数を示す。)で示されるポリエチレングリコールモノエーテル化合物またはその塩を製造する。
【選択図】なし

Description

本発明は、ポリエチレングリコールの誘導体およびその中間体の製造方法に関する。
細胞死を誘導する化合物あるいは細胞死を誘導する化合物の作用を増強する化合物としては種々の化合物が知られており、種々の疾患の予防あるいは治療用の医薬における有効成分としての利用についての検討は盛んに行なわれている。
細胞死誘導剤及び抗癌剤の活性成分として利用可能なポリエチレングリコール誘導体(例えば、ポリオキシエチレン(2,4−ジイソオクチルフェニル)エーテル)およびその製造方法については、WO2006/043338号(A1)パンフレット、WO2006/043353号(A1)パンフレット及びWO2006/134648号(A1)パンフレットに記載されている。
更に、かかるポリエチレングリコール誘導体の合成についてはOrg. Lett., 2002, 4, 2329-2332に記載されている。
WO2006/043338号パンフレット、 WO2006/043353号パンフレット WO2006/134648号パンフレット Org. Lett., 2002, 4, 2329-2332
上記のポリエチレングリコール誘導体の製造中間体の製造工程では、高価な金属試薬と厳密な無水条件下を必要とするとう課題があった。本発明は、かかる課題を解決して抗腫瘍剤の有効成分として有用な多くの化合物を提供し、そしてこれらの化合物の合成中間体の、より簡便な製造方法を提供することを目的としている。
本発明のポリエチレングリコールモノエーテル化合物は、下記式(1)で表される化合物である。
Figure 2009256214
(上記式(1)中のRは置換基を有していてもよい炭化水素基を示し、nは正の整数を示す。)
上記(1)の化合物の製造は、以下の式(2)の化合物を中間体として効率良く製造することができる。
Figure 2009256214
(上記式(2)の中のnは正の整数を示す。)
この中間体化合物は、下記式(3):
Figure 2009256214
(上記式(3)の中のnは正の整数を示す。)
で表されるポリエチレングリコール化合物の、一方の水酸基のみをパラトルエンスルホニルエステル化することにより得ることができる。
本発明によれば、抗腫瘍剤などの有効成分として有用な化合物を提供することができる。また、上記の効率良い中間体化合物の製造方法により、かかる有用な化合物の効率良い製造が可能となる。
上記式(1)におけるRとしては、脂肪族、脂環族、芳香族、芳香脂肪族等の各種の飽和または不飽和の炭化水素基を挙げることができる。具体例としては、アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、アリール基、アリールアルキル基、アルケニル基、アリールアルケニル基などが例示される。Rが置換基により置換されている場合における置換基としては、上記の炭化水素基を、更には、アルコキシ基、アシル基、シアノ基、カーバメート基、ウレア基等の含窒素置換基、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子などを挙げることができる。このましい置換基としては後述する実施例に記載される置換基を挙げることができる。nとして好適な数は、後述する実施例に記載される数を挙げることができる。
上記式(1)の化合物およびその塩(例えば薬理学的に許容される塩)には抗腫瘍活性を有するものがあり、その代表例について実施例に示すが、本発明は実施例に限定されるものではない。
上記式(1)の化合物は、その中間体化合物(式(2)で示される化合物)のパラトルエンスルホニル基をRに置換することで合成可能である。
反応は、水、水と任意の割合で混和しない溶媒及び水溶性である塩基性の金属塩の存在下、空気雰囲気下で行うことができる。溶媒としては実施例で用いているものの他に、ジクロロメタンを挙げることができる。塩基性の金属塩としては、実施例において使用しているものに加えて、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水素化リチウム、水酸化カリウムなどを挙げることができる。触媒としては、、実施例において使用しているものに加えて、臭化テトラブチルアンモニウム、ヨウ化テトラブチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウムなどの4級アンモニウム塩を挙げることができる。反応温度は、室温を含む範囲から適宜設定できる。反応終了後、反応液から目的とする式(1)で示され化合物を回収する。この回収には、ろ過、各種のクロマトグラフィーを利用した分離方法などの常法を用いることができる。
また、この中間体化合物(式(2)で示される化合物)は、上記式(3)のポリエチレングリコールと塩化パラトルエンスルホニルをトルエン等の不活性溶媒中で水酸化ナトリウム等のアルカリ水溶液および塩化ベンジルトリエチルアンモニウム等の相間移動触媒の存在下で反応させることにより得ることができる。反応温度は、室温を含む範囲から適宜設定できる。反応終了後、反応液から目的とする式(2)で示され化合物を回収する。この回収には、ろ過、各種のクロマトグラフィーを利用した分離方法などの常法を用いることができる。
上記の合成における経路を以下の反応スキームとして示す。
Figure 2009256214
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
(実施例1)
Nonaethylene glycol mono(p-toluenesulfonyl) ester (5)
Figure 2009256214
ノナエチレングリコール 2 (1.00 g, 2.41 mmol) をトルエン (10 mL) に溶解させた。これに塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (0.05 g, 0.24 mmol) および20% 水酸化ナトリウム水溶液 (10 mL) を加え撹拌した。このものに塩化p-トルエンスルホニル (0.53 g, 2.75 mmol) のトルエン (5.0 mL) 溶液を添加し、室温で18時間撹拌を続けた。その後10% 塩酸 (25 mL) を加えトルエン層と水層を分離した。水層は酢酸エチル (25 mL×3) で抽出した。トルエン層と 酢酸エチル層を合し、水 (20 mL)、飽和重曹水 (20 mL)、飽和食塩水 (20 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 20 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 200 対 1 → 16 対 1) で分離精製し、無色液体5 (0.88 g, 1.55 mmol, 収率 64%) を得た。IR(ATR)v max cm-1: 3433。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.27 (3H, s), 2.93 (1H, br), 3.56-3.64 (34H, br), 4,14 (2H, t, J=5.0 Hz), 7.34 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.79 (2H, d, J=8.4 Hz)。
Nonaethylene glycol monophenyl ether (9b)
Figure 2009256214
7b (100 mg, 1.07 mmol) を THF (1.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (206 mg, 0.36 mmol) の THF (1.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 6 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 15 対 1) で分離精製し、9b (99 mg, 0.20 mmol, 収率 56%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.78 (1H, br), 3.58-3.74 (32H, br), 3.85 (2H, t, J=5.2 Hz), 4,12 (2H, t, J=5.2 Hz), 6.89-6.95 (2H, m), 7.23-7.29 (3H, m)。
Nonaethylene glycol mono(2,6-dimethylphenyl) ether (9c)
Figure 2009256214
7c (130 mg, 1.07 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 52 mg, 1.30 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (192 mg, 0.34 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 6 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 15 対 1) で分離精製し、9c (146 mg, 0.28 mmol, 収率 83%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.16 (1H, br), 2.27 (6H, s), 3.58-3.75 (32H, br), 3.81 (2H, t, J=5.0 Hz), 3.93 (2H, t, J=5.0 Hz) 6.87-7.00 (3H, m)。
Nonaethylene glycol mono(3-bromophenyl) ether (9f)
Figure 2009256214
7f (76 mg, 0.44 mmol) を THF (1.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 22 mg, 0.55 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (95 mg, 0.17 mmol) の THF (1.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 10 対 1) で分離精製し、9f (87 mg, 0.15 mmol, 収率 91%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.87 (1H, br), 3.58-3.72 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.8 Hz), 4,10 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.84 (1H, m), 7.05-7.14 (3H, m)。
Nonaethylene glycol mono(2,4-bis(1,1-dimethylethyl)phenyl) ether (9g)
Figure 2009256214
7g (130 mg, 0.63 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 30 mg, 0.75 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (123 mg, 0.22 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 15 対 1) で分離精製し、9g (120 mg, 0.20 mmol, 収率 92%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.29 (9H, s), 1.38 (9H, s), 2.22 (1H, br), 3.58-3.72 (32H, br), 3.88 (2H, t, J=5.1 Hz), 4.11 (2H, t, J=5.1 Hz), 6.76 (1H, d, J=8.3 Hz), 7.14 (1H, dd, J=8.3 Hz, 2.7 Hz), 7.30 (1H, d, J=2.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-methoxyphenyl) ether (9h)
Figure 2009256214
7h (85 mg, 0.68 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 35 mg, 0.87 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (197 mg, 0.35 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 10 対 1) で分離精製し、9h (106 mg, 0.20 mmol, 収率 59%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.91 (1H, br), 3.56-3.72 (32H, br), 3.75 (3H, s), 3.81 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.06 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.80 (2H, d, J=9.4 Hz), 6.84 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-bromophenyl) ether (9j)
Figure 2009256214
7j (126 mg, 0.73 mmol) を THF (1.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 36 mg, 0.90 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (192 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 10 対 1) で分離精製し、9j (130 mg, 0.23 mmol, 収率 68%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.78 (1H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.83 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.09 (2H, t, J=4.6 Hz), 6.79 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.35 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-methoxycarbonylphenyl) ether (9k)
Figure 2009256214
7k (93 mg, 0.61 mmol) を THF (1.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 31 mg, 0.78 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (162 mg, 0.28 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 9 対 1) で分離精製し、9k (36 mg, 0.07 mmol, 収率 20%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.84 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.86 (2H, t, J=4.6 Hz), 3.87 (3H, s), 4.17 (2H, t, J=4.6 Hz), 6.92 (2H, d, J=8.9 Hz), 7.97 (2H, d, J=8.9 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-carboxyphenyl) ether (9k')
Figure 2009256214
9k (285 mg, 0.52 mmol) を メタノール (2.0 mL) に溶解させた。これに20% 水酸化ナトリウム水溶液 (1.0 mL) を添加し、室温で24時間撹拌した。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、酢酸エチル (5 mL×3) で抽出した。水層に10% 塩酸 (5.0 mL) を加えジクロロメタン (5 mL×3) で抽出した。ジクロロメタン層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過した。濾液をエバポレーターで濃縮し、9k' (110 mg, 0.21 mmol, 収率 38%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 3.52-3.74 (34H, br), 3.86 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.20 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.94 (2H, d, J=8.7 Hz), 8.01 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-acetylphenyl) ether (9l)
Figure 2009256214
7l (102 mg, 0.75 mmol) を THF (1.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 34 mg, 0.85 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (195 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 10 対 1) で分離し、1H-NMR 積分比より 9l と 5 の 10 対 1 混合物 (74 mg) を得た。(9l の換算収量 62 mg, 0.12 mmol, 換算収率 34%)1H-NMR(CDCl3)δ: 2.54 (3H, s), 2.84 (1H, br), 3.56-3.73 (32H, br), 3.87 (2H, t, J=4.7 Hz), 4.18 (2H, t, J=4.7 Hz), 6.93 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.91 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-tert-butoxycarboxamidophenyl) ether (9m)
Figure 2009256214
7m (380 mg, 1.82 mmol) を THF (3.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 75 mg, 1.86 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (400 mg, 0.70 mmol) の THF (4.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (15 mL) で希釈し、水 (15 mL) および飽和食塩水 (15 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 8 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 50 対 1→ 10 対 1) で分離精製し、9m (370 mg, 0.61 mmol, 収率 86%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.49 (9H, s), 2.74 (1H, br), 3.58-3.72 (32H, br), 3.82 (3H, t, J=4.8 Hz), 4.08 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.45 (1H, br), 6.83 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.24 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-aminophenyl) ether (9m')
Figure 2009256214
9m (250 mg, 0.41 mmol) を メタノール (1.5 mL) に溶解させた。これに10% 塩酸 (1.0 mL) を添加し、室温で24時間撹拌した。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、トルエン (5 mL×4) で抽出した。水層に 20% 水酸化ナトリウム水溶液 (5.0 mL) を加えジクロロメタン (5 mL×4) で抽出した。ジクロロメタン層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 4 対 1) で分離精製し、9m' (169 mg, 0.33 mmol, 収率 80%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.70 (2H, br), 2.95 (1H, br), 3.58-3.73 (32H, br), 3.85 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.11 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.86 (2H, d, J=8.3 Hz), 7.11 (2H, d, J=8.3 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-fluorophenyl) ether (9n)
Figure 2009256214
7n (95 mg, 0.85 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 42 mg, 1.05 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (197 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 8 対 1) で分離精製し、9n (117 mg, 0.23 mmol, 収率 66%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.73 (1H, br), 3.58-3.72 (32H, br), 3.83 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.07 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.85 (2H, d, J=8.2 Hz), 6.94 (2H, d, J=8.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-trifluoromethylphenyl) ether (9o)
Figure 2009256214
7o (170 mg, 1.05 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (200 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 8 対 1) で分離精製し、9o (99 mg, 0.18 mmol, 収率 49%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.73 (1H, br), 3.57-3.73 (32H, br), 3.86 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.16 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.97 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.52 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(3-pyridyl) ether (9q)
Figure 2009256214
7q (195 mg, 2.05 mmol) を THF (2.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 100 mg, 2.50 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (270 mg, 0.47 mmol) の THF (2.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 16 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9q (15 mg, 0.03 mmol, 収率 7%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.31 (1H, s), 3.57-3.72 (32H, br), 3.87 (2H, t, J=4.7 Hz), 4.15 (2H, t, J=4.7 Hz), 7.11 (1H, d, J=7.7 Hz), 7.21 (1H, d, J=2.3 Hz), 8.21 (1H, br), 8.32 (1H, br)。
Nonaethylene glycol mono(4-cyanophenyl) ether (9r)
Figure 2009256214
7r (200 mg, 1.68 mmol) を THF (3.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 82 mg, 2.05 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (240 mg, 0.42 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 100 対 1 → 8 対 1) で分離精製し、9r (82 mg, 0.16 mmol, 収率 38%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.64 (1H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.86 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.16 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.96 (2H, t, J=8.9 Hz), 7.57 (2H, d, J=8.9 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(6-quinolyl) ether (9s)
Figure 2009256214
7s (200 mg, 1.38 mmol) 及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (30 mg, 0.13 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 60 mg, 1.50 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (180 mg, 0.32 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 16 対 1 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9s (103 mg, 0.19 mmol, 収率 60%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.89 (1H, br), 3.58-3.79 (32H, br), 3.94 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.26 (2H, t, J=4.9 Hz), 7.09 (1H, d, J=2.7 Hz), 7.36 (1H, dd, J=8.2 Hz, 4.1 Hz), 7.41 (1H, dd, J=9.4 Hz, 2.7 Hz), 8.00 (1H, d, J=9.4 Hz), 8.04 (1H, dd, J=8.2 Hz, 1.7 Hz), 8.77 (1H, dd, J=4.1 Hz, 1.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2-naphthyl) ether (9t)
Figure 2009256214
7t (125 mg, 0.87 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (212 mg, 0.37 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 8 対 1) で分離精製し、9t (26 mg, 0.05 mmol, 収率 13%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.74 (1H, br), 3.58-3.76 (32H, br), 3.92 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.25 (2H, t, J=4.9 Hz), 7.13-7.18 (2H, m), 7.30-7.44 (2H, m), 7.71-7.80 (3H, m)。
Nonaethylene glycol mono(1-naphthyl) ether (9u)
Figure 2009256214
7u (130 mg, 0.90 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 48 mg, 1.20 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (197 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 100 対 1 → 6 対 1) で分離精製し、9u (101 mg, 0.19 mmol, 収率 54%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.68 (1H, br), 3.64-3.79 (30H, br), 3.81 (2H, t, J=4.7 Hz), 4.01 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.32 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.82 (1H, d, J=7.6 Hz), 7.33-7.50 (4H, m), 7.79 (1H, dd, J=7.1 Hz, 2.3 Hz), 8.28 (1H, d, J=7.6 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-formylphenyl) ether (9v)
Figure 2009256214
7v (120 mg, 0.98 mmol) を DMF (1.0 mL) に溶解させた。これに炭酸カリウム (140 mg, 1.01 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (160 mg, 0.28 mmol) の DMF (2.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、酢酸エチル (10 mL×4) で抽出した。酢酸エチル層は、水 (10 mL×3)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 8 対 1 ) で分離し、1H-NMR 積分比より 9v と 5 の 6 対 1 混合物 (28 mg) を得た。(9v の換算収量 24 mg, 0.05 mmol, 換算収率 16%)1H-NMR(CDCl3)δ: 2.79 (1H, br), 3.58-3.74 (32H, br), 3.89 (2H, t, J=4.7 Hz), 4.22 (2H, t, J=4.7 Hz), 7.02 (1H, d, J=8.9 Hz), 7.83 (1H, d, J=8.9 Hz), 9.89 (1H, s)。
Nonaethylene glycol mono(4-(2-tert-butoxycarboxamidoethyl)phenyl) ether (9w)
Figure 2009256214
7w (250 mg, 1.05 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (250 mg, 0.44 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 6 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 60 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9w (230 mg, 0.36 mmol, 収率 82%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.43 (9H, s), 2.73 (2H, t, J=7.1 Hz), 3.33 (3H, br), 3.57-3.74 (32H, br), 3.85 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.11 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.21 (1H, br), 4.54 (1H, br), 6.85 (1H, d, J=8.5 Hz), 7.09 (1H, d, J=8.5 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-(2-aminoethyl)phenyl) ether (9w')
Figure 2009256214
9w (185 mg, 0.29 mmol) を メタノール (1.0 mL) に溶解させた。これに10% 塩酸 (1.0 mL) を添加し、室温で24時間撹拌した。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、酢酸エチル (5 mL×4) で抽出した。水層に 20% 水酸化ナトリウム水溶液 (5.0 mL) を加えジクロロメタン (5 mL×4) で抽出した。ジクロロメタン層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過した。濾液をエバポレーターで濃縮し、 9w' (152 mg, 0.28 mmol, 収率 97%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.64-3.13 (4H, br), 3.58-3.74 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.7 Hz), 4.11 (2H, t, J=4.7 Hz), 6.87 (1H, d, J=8.8 Hz), 7.12 (1H, d, J=8.8 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2,4-dimethylphenyl) ether (9x)
Figure 2009256214
7x (121 mg, 0.99 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 51 mg, 1.28 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (214 mg, 0.38 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 50 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9x (71 mg, 0.14 mmol, 収率 36%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.19 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.86 (1H, br), 3.60-3.75 (32H, br), 3.85 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.09 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.71 (1H, d, J=7.8 Hz), 6.92 (2H, m)。
Nonaethylene glycol mono(2-isopropyl-5-methylphenyl) ether (9y)
Figure 2009256214
7y (180 mg, 1.20 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 55 mg, 1.38 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (215 mg, 0.38 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 50 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9y (153 mg, 0.28 mmol, 収率 74%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.19 (6H, d, J=7.0 Hz), 2.31 (3H, s), 2.73 (1H, br), 3.28 (1H, septet, J=7.0 Hz), 3.59-3.75 (32H, br), 3.86 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.11 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.66 (1H, s), 6.74 (1H, d, J=7.8 Hz), 7.08 (1H, d, J=7.8 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2,4-bis(1,1-dimethylpropyl)phenyl) ether (9z)
Figure 2009256214
7z (222 mg, 0.95 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (220 mg, 0.39 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 50 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9z (134 mg, 0.21 mmol, 収率 55%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 0.60 (3H, t, J=7.3 Hz), 0.66 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.25 (6H, s), 1.34 (6H, s), 1.59 (2H, q, J=7.3 Hz), 1.83 (2H, q, J=7.3 Hz), 2.843 (1H, br), 3.58-3.74 (32H, br), 3.87 (2H, t, J=5.2 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.75 (1H, d, J=8.2 Hz), 7.07 (1H, dd, J=8.2 Hz, 2.3 Hz), 7.16 (1H, d, J=2.3 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-methylphenyl) ether (9aa)
Figure 2009256214
7aa (150 mg, 1.02 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 70 mg, 1.75 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (235 mg, 0.41 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 50 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9aa (80 mg, 0.16 mmol, 収率 39%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.28 (3H, s), 2.86 (1H, br), 3.60-3.73 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.9 z), 6.81 (2H, d, J=8.2 Hz), 7.07 (2H, d, J=8.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(3-trifluoromethylphenyl) ether (9ab)
Figure 2009256214
7ab (160 mg, 0.99 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (230 mg, 0.40 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 60 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ab (145 mg, 0.26 mmol, 収率 64%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.92 (1H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.88 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.17 (2H, t, J=4.9 Hz), 7.09 (1H, dd, J=8.3 Hz, 2.3 Hz), 7.15 (1H, br), 7.20 (1H, d, J=7.8 Hz), 7.38 (1H, dd, J=8.3 Hz, J=7.8 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2-trifluoromethylphenyl) ether (9ac)
Figure 2009256214
7ac (159 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 59 mg, 1.48 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (250 mg, 0.44 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 100 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1 ) で分離し、1H-NMR 積分比より 9ac と 5 の 9 対 1 混合物 (151 mg) を得た。(9ac の換算収量 136 mg, 0.24 mmol, 換算収率 55%)1H-NMR(CDCl3)δ: 2.58 (1H, br), 3.58-3.76 (32H, br), 3.89 (2H, t, J=4.6 Hz), 4.21 (2H, t, J=4.6 Hz), 7.01 (2H, d, J=7.8 Hz), 7.47 (1H, t, J=7.8 Hz), 7.56 (1H, d, J=7.8 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(3,5-bis(trifluoromethyl)phenyl) ether (9ad)
Figure 2009256214
7ad (230 mg, 0.99 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 52 mg, 1.30 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (245 mg, 0.43 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 30 対 1 → 8 対 1) で分離精製し、9ad (128 mg, 0.20 mmol, 収率 47%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.73 (1H,br), 3.57-3.73 (32H, br), 3.89 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.21 (2H, t, J=4.8 Hz), 7.34 (2H, s), 7.45 (1H, s)。
Nonaethylene glycol mono(8-quinolyl) ether (9ae)
Figure 2009256214
7ae (270 mg, 1.86 mmol) 及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (45 mg, 0.20 mmol) を THF (3.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 88 mg, 2.20 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (255 mg, 0.45 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 16 対 1 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9ae (185 mg, 0.34 mmol, 収率 76%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.60 (1H, br), 3.60-3.78 (32H, br), 4.06 (2H, t, J=5.5 Hz), 4.44 (2H, t, J=5.5 Hz), 7.14 (1H, dd, J=7.6 Hz, 1.2 Hz), 7.41 (3H, m), 8.12 (1H, dd, J=8.2 Hz, 1.7 Hz), 8.94 (1H, dd, J=4.4 Hz, 1.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(7-coumaryl) ether (9af)
Figure 2009256214
7af (202 mg, 1.25 mmol) 及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (66 mg, 0.29 mmol) を THF (2.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 58 mg, 1.45 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (190 mg, 0.33 mmol) の THF (5.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 12 対 1 → 4 対 1 ) で分離し、1H-NMR 積分比より 9af と 5 の 7 対 1 混合物 (158 mg) を得た。(9af の換算収量 138 mg, 0.25 mmol, 換算収率 74%)1H-NMR(CDCl3)δ: 2.63 (1H, br), 3.58-3.74 (32H, br), 3.89 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.19 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.24 (1H, d, J=9.4 Hz), 6.86 (1H, dd, J=8.7 Hz, 2.3 Hz), 6.87 (1H,d, J=2.3 Hz), 7.36 (1H, d, J=8.7 Hz), 7.62 (1H, d, J=9.4 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(5-isoquinolyl) ether (9ag)
Figure 2009256214
7ag (136 mg, 0.94 mmol) 及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (25 mg, 0.11 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (196 mg, 0.34 mmol) の THF (2.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 60 対 1 → 12 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ag (136 mg, 0.25 mmol, 収率 73%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.73 (1H, br), 3.59-3.73 (30H, br), 3.79 (2H, t, J=4.6 Hz), 4.00 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.32 (2H, t, J=4.8 Hz), 7.02 (1H, dd, J=7.8 Hz, 0.9 Hz), 7.51 (2H, m), 8.03 (1H, d, J=6.0 Hz), 8.52 (1H, d, J=6.0 Hz), 9.20 (1H, s)。
Nonaethylene glycol mono(4-iodophenyl) ether (9ah)
Figure 2009256214
7ah (230 mg, 1.05 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 49 mg, 1.23 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (210 mg, 0.37 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 12 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ah (154 mg, 0.25 mmol, 収率 68%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.61 (1H, br), 3.57-3.73 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.09 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.69 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.54 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-chlorophenyl) ether (9ai)
Figure 2009256214
7ai (120 mg, 0.93 mmol) を THF (1.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 44 mg, 1.10 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (207 mg, 0.36 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 10 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ai (123 mg, 0.23 mmol, 収率 64%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.56 (1H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.84 (2H, d, J=8.9 Hz), 7.22 (2H, d, J=8.9 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(p-biphenyl) ether (9aj)
Figure 2009256214
7aj (170 mg, 1.00 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 44 mg, 1.10 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (205 mg, 0.36 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 12 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9aj (172 mg, 0.30 mmol, 収率 84%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.77 (1H, t, J=6.0 Hz), 3.59-3.75 (32H, br), 3.88 (2H, t, J=5.4 Hz), 4.18 (2H, t, J=5.4 Hz), 6.98 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.30-7.56 (7H, m)。
Nonaethylene glycol mono(5-quinolyl) ether (9ak)
Figure 2009256214
7ak (140 mg, 0.96 mmol) 及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (24 mg, 0.11 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (210 mg, 0.37 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 16 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ak (126 mg, 0.23 mmol, 収率 63%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.98 (1H, br), 3.59-3.71 (30H, br), 3.79 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.00 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.32 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.87 (1H, d, J=7.8 Hz), 7.38 (1H, dd, J=8.6 Hz, 4.4 Hz), 7.60 (1H, dd, J=8.5 Hz, 7.8 Hz), 7.70 (1H, d, J=8.5 Hz), 8.62 (1H, d, J=8.6 Hz), 8.91 (1H, dd, J=4.4 Hz, 1.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-indolyl) ether (9al)
Figure 2009256214
7al (150 mg, 1.13 mmol) 及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (24 mg, 0.11 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (200 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9al (73 mg, 0.14 mmol, 収率 39%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.68 (1H, br), 3.59-3.80 (32H, br), 3.95 (2H, t, J=5.1 Hz), 4.30 (2H, t, J=5.1 Hz), 6.52 (1H, d, J=7.3 Hz), 6.66 (1H, br), 7.02-7.13 (3H, m), 8.39 (1H, br)。
Nonaethylene glycol mono(5-indolyl) ether (9am)
Figure 2009256214
7am (130 mg, 0.98 mmol) 及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (22 mg, 0.10 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 38 mg, 0.95 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (185 mg, 0.33 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9am (142 mg, 0.27 mmol, 収率 83%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.82 (1H, br), 3.58-3.75 (32H, br), 3.87 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.18 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.45 (1H, br), 6.88 (1H, dd, J=8.7 Hz, 2.6 Hz), 7.11 (1H, d, J=2.3 Hz), 7.18 (1H, t, J=2.8 Hz), 7.28 (1H, d, J=8.7 Hz), 8.33 (1H, br)。
Nonaethylene glycol mono(3-estronyl) ether (9an)
Figure 2009256214
7an (265 mg, 0.98 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 42 mg, 1.05 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (200 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 45 対 1 → 30 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9an (208 mg, 0.31 mmol, 収率 89%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 0.91 (3H, s), 1.38-1.73 (6H, m), 194-2.19 (4H, m), 2.24-2.54 (3H, m), 2.87 (3H, m), 3.59-3.73 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.9 Hz),6.66 (1H, d, J=2.6 Hz), 6.72 (1H, dd, J=8.6 Hz, 2.6 Hz), 7.18 (1H, t, J=8.6 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(3,4-methylenedioxyphenyl) ether (9ao)
Figure 2009256214
7ao (135 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (186 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 60 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ao (109 mg, 0.20 mmol, 収率 62%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.86 (1H, br), 3.59-3.72 (32H, br), 3.82 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.05 (2H, t, J=4.8 Hz), 5.91 (2H, s), 6.33 (1H, dd, J=8.5 Hz, 2.6 Hz), 6.51 (1H, d, J=2.6 Hz), 6.69 (1H, t, J=8.5 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(5,6,7,8-tetrahydro-2-naphthyl) ether (9ap)
Figure 2009256214
7ap (160 mg, 1.08 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 49 mg, 1.23 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (210 mg, 0.37 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ap (105 mg, 0.19 mmol, 収率 52%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.77 (4H, m), 2.70 (4H, m), 2.81 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.83 (2H, t, J=5.1 Hz), 4.09 (2H, t, J=5.1 Hz), 6.62 (1H, d, J=2.8 Hz), 6.67 (1H, dd, J=8.5 Hz, 2.8 Hz), 6.95 (1H, t, J=8.5 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-acetamidophenyl) ether (9aq)
<7aq からの合成>
Figure 2009256214
7aq (145 mg, 0.96 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 49 mg, 1.23 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (200 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 45 対 2 → 16 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、1H-NMR 積分比より 9aq と 5 の 2.3 対 1 混合物 (19 mg) を得た。(9aq の換算収量 13 mg, 0.02 mmol, 換算収率 7%)
<9m' からの合成>
Figure 2009256214
9m' (42 mg, 0.08 mmol) を ジクロロメタン (1.0 mL) に溶解させた。これにトリエチルアミン (0.10 mL, 0.72 mmol) および無水酢酸 (0.05 mL, 0.53 mmol) を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (5 mL) で希釈し、クロロホルム (5 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をメタノール (1.0 mL) に溶解し、炭酸カリウム (16 mg, 0.12 mmol) を加え室温にて3時間撹拌した。反応溶液を水 (5 mL) で希釈し、クロロホルム (5 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 4 対 1) で分離精製し、淡黄色液体 9aq (9 mg, 0.02 mmol, 収率 19%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.14 (3H, s), 3.20-3.50 (1H, br), 3.58-3.73 (33H, br), 3.83 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.11 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.86 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.41 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.58 (1H, br)。
Nonaethylene glycol mono(4-benzoylphenyl) ether (9ar)
Figure 2009256214
7ar (192 mg, 0.97 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 44 mg, 1.10 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (198 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 60 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ar (133 mg, 0. mmol, 収率 64%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.92 (1H, br), 3.59-3.75 (32H, br), 3.89 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.22 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.98 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.47 (2H, m), 7.57 (1H, m), 7.75 (2H, dd, J=8.2 Hz, 1.4 Hz), 7.81 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(5-indanyl) ether (9as)
Figure 2009256214
7as (132 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 44 mg, 1.10 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (190 mg, 0.33 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9as (125 mg, 0. mmol, 収率 71%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.06 (2H, m), 2.85 (5H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.70 (1H, dd, J=8.0 Hz, 2.6 Hz), 6.80 (1H, d, J=2.6 Hz), 7.19 (1H, t, J=8.0 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(3-methoxyphenyl) ether (9av)
Figure 2009256214
7av (148 mg, 1.19 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (147 mg, 0.26 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9av (93 mg, 0.18 mmol, 収率 69%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 3.07 (1H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.78 (3H, s), 3.85 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.11 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.50 (3H, m), 7.17 (1H, m)。
Nonaethylene glycol mono(3,4-dihydro-2(1H)-quinolon-6-yl) ether (9aw)
Figure 2009256214
7aw (156 mg, 0.96 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 43 mg, 1.08 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (190 mg, 0.33 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 16 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離し、1H-NMR 積分比より 9aw と 5 の 9 対 1 混合物 (30 mg) を得た。(9aw の換算収量 27 mg, 0.05 mmol, 換算収率 14%)
1H-NMR(CDCl3)δ: 2.60 (2H, m), 2.92 (3H, m), 3.58-3.73 (33H, br), 3.83 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.09 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.65 (1H, d, J=8.5 Hz), 6.74 (2H, m)。
Nonaethylene glycol mono(4-carbomethoxymethylphenyl) ether (9ax)
Figure 2009256214
7ax (156 mg, 0.94 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 40 mg, 1.00 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (190 mg, 0.33 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 20 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ax (90 mg, 0.16 mmol, 収率 48%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.88 (1H, br), 3.56-3.73 (34H, br), 3.68 (3H, s), 3.84 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.11 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.87 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.18 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(3-fluorophenyl) ether (9ay)
Figure 2009256214
7ay (110 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 45 mg, 1.13 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (208 mg, 0.37 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 50 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ay (110 mg, 0.22 mmol, 収率 59%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.76 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.85 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.11 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.61-6.71 (3H, m), 7.22 (1H, m)。
Nonaethylene glycol mono(4-cyclohexylphenyl) ether (9az)
Figure 2009256214
7az (173 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 43 mg, 1.08 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (200 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9az (114 mg, 0.20 mmol, 収率 57%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.37 (4H, br), 1.73 (2H, br), 1.83 (4H, br), 2.43 (1H, br), 2.77 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.84 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.10 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-isopropoxycarbonylphenyl) ether (9ba)
Figure 2009256214
7ba (174 mg, 0.95 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 44 mg, 1.10 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (202 mg, 0.36 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9ba (151 mg, 0.26 mmol, 収率 78%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.35 (6H, d, J=6.4 Hz) 2.76 (1H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.87 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.18 (2H, t, J=4.8 Hz), 5.22 (1H, septet, J=6.4 Hz), 6.92 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.97 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2-methoxy-4-(2-propenyl)phenyl) ether (9bb)
Figure 2009256214
7bb (180 mg, 1.10 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (188 mg, 0.33 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bb (140 mg, 0.25 mmol, 収率 76%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.84 (1H, br), 3.33 (2H,d, J=6.9 Hz), 3.59-3.73 (32H, br), 3.84 (3H, s), 3.86 (2H, t, J=5.3 Hz), 4.16 (2H, t, J=5.3 Hz), 5.07 (2H, m), 5.94 (1H, m), 6.69 (2H, m), 6.85 (1H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(3,4-dihydro-2(1H)-quinolon-7-yl) ether (9bc)
Figure 2009256214
7bc (163 mg, 1.00 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 43 mg, 1.08 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (195 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 16 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離し、1H-NMR 積分比より 9bc と 5 の 8.3 対 1 混合物 (93 mg) を得た。(9bc の換算収量 83 mg, 0.15 mmol, 換算収率 43%)1H-NMR(CDCl3)δ: 2.60 (2H, t, J=7.3 Hz), 2.89 (2H, t, J=7.3 Hz), 2.94 (1H, m), 3.58-3.73 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.38 (1H, d, J=2.3 Hz), 6.53 (1H, dd, J=8.3 Hz, 2.3 Hz), 7.03 (1H, d, J=8.3 Hz), 7.79 (1H, br)。
Nonaethylene glycol mono(4-phenylmethylphenyl) ether (9bd)
Figure 2009256214
7bd (200 mg, 1.10 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 48 mg, 1.20 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (196 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 120 対 1 → 90 対 1 → 16 対 1) で分離精製し、9bd (123 mg, 0.21 mmol, 収率 62%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.71 (1H, br), 3.59-3.72 (32H, br), 3.83 (2H, t, J=5.0 Hz), 3.92 (2H, s), 4.10 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.83 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.08 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.18 (3H, m), 7.27 (2H, m)。
Nonaethylene glycol mono(2-tert-butyl-4-ethylphenyl) ether (9bf)
Figure 2009256214
7bf (182 mg, 1.02 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 48 mg, 1.20 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (197 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 120 対 1 → 45 対 1 → 16 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bf (119 mg, 0.21 mmol, 収率 60%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.21 (3H, t, J=7.6 Hz), 1.38 (9H, s), 2.58 (2H, q, J=7.6 Hz), 2.72 (1H, br), 3.59-3.72 (32H, br), 3.88 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.12 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.78 (1H, d, J=8.3 Hz), 6.98 (1H, dd, J=8.3 Hz, 2.3 Hz), 7.09 (1H, d, J=2.3 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2,3-dihydro-2,2-dimethylbenzofuran-7-yl) ether (9bg)
Figure 2009256214
7bg (162 mg, 0.99 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 48 mg, 1.20 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (184 mg, 0.32 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 120 対 1 → 90 対 1 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bg (126 mg, 0.22 mmol, 収率 70%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.49 (9H, s), 2.91 (1H, br), 3.01 (2H, s), 3.59-3.73 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=5.4 Hz), 4.22 (2H, t, J=5.4 Hz), 6.75 (3H, m)。
Nonaethylene glycol mono(4-(1-adamantyl)phenyl) ether (9bh)
Figure 2009256214
7bh (226 mg, 0.99 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 44 mg, 1.10 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (196 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 150 対 1 → 90 対 1 → 45 対 1 → 16 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bh (177 mg, 0.28 mmol, 収率 82%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.77 (6H, m), 1.88 (6H, br), 2.79 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.11 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.86 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.26 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-ethylphenyl) ether (9bi)
Figure 2009256214
7bi (122 mg, 1.00 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 45 mg, 1.13 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (191 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bi (151 mg, 0.29 mmol, 収率 87%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.20 (3H, t, J=7.6 Hz), 2.58 (2H, q, J=7.6 Hz), 2.77 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.11 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.84 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.10 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-(1-methyl-1-phenylethyl)phenyl) ether (9bj)
Figure 2009256214
7bj (222 mg, 1.05 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 51 mg, 1.28 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (195 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 150 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bj (152 mg, 0.25 mmol, 収率 73%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.67 (6H, s), 2.89 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.83 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.81 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.14 (3H, m), 7.24 (4H, m)。
Nonaethylene glycol mono(4-ethoxycarbonylphenyl) ether (9bk)
Figure 2009256214
7bk (176 mg, 1.06 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (181 mg, 0.32 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bk (122 mg, 0.22 mmol, 収率 68%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.38 (3H, t, J=6.9 Hz), 2.80 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.87 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.18 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.33 (2H, q, J=6.9 Hz), 6.93 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.98 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4,6-di-tert-butyl-3-methylphenyl) ether (9bl)
Figure 2009256214
7bl (226 mg, 1.03 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (160 mg, 0.28 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 150 対 1 → 90 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bl (109 mg, 0.18 mmol, 収率 61%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.37 (9H, s), 1.38 (9H, s), 2.48 (3H, s), 2.97 (1H, br), 3.59-3.72 (32H, br), 3.88 (2H, t, J=5.3 Hz), 4.12 (2H, t, J=5.3 Hz), 6.60 (1H, s), 7.28 (1H, s)。
Nonaethylene glycol mono(2-(1-adamantyl)-4-methylphenyl) ether (9bm)
Figure 2009256214
7bm (234 mg, 0.97 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (182 mg, 0.32 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 150 対 1 → 90 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bm (94 mg, 0.15 mmol, 収率 46%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.76 (6H, br), 2.05 (3H, br), 2.11 (6H, br), 2.27 (3H, s), 2.93 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.89 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.10 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.74 (1H, d, J=8.2 Hz), 6.94 (1H, dd, J=8.2 Hz, 2.3 Hz), 7.01 (1H, d, J=2.3 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2-n-dodecyl-4-methylphenyl) ether (9bn)
Figure 2009256214
7bn (274 mg, 0.99 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (168 mg, 0.30 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 300 対 1 → 90 対 1 → 8 対 1) で分離精製し、9bn (97 mg, 0.14 mmol, 収率 49%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 0.88 (3H, t, J=7.3 Hz), 1.26 (18H, br), 1.55 (2H, m), 2.26 (3H, s), 2.56 (2H, t, J=7.3 Hz), 2.91 (1H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.09 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.72 (1H, d, J=8.7 Hz), 6.93 (2H, m)。
Nonaethylene glycol mono(2-tert-butyl-4-methoxyphenyl) ether (9bo)
Figure 2009256214
7bo (186 mg, 1.03 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 48 mg, 1.20 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (164 mg, 0.29 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 120 対 1 → 45 対 1 → 8 対 1) で分離精製し、9bo (150 mg, 0.26 mmol, 収率 90%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.37 (9H, s), 2.96 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.76 (3H, s), 3.88 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.09 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.67 (1H, dd, J=8.7 Hz, 3.1 Hz), 6.78 (1H, d, J=8.7 Hz), 6.88 (1H, d, J=3.1 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-phenoxyphenyl) ether (9bp)
Figure 2009256214
7bp (185 mg, 0.99 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (164 mg, 0.29 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 180 対 1 → 45 対 1 → 8 対 1) で分離精製し、9bp (151 mg, 0.26 mmol, 収率 90%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.88 (1H, br), 3.59-3.75 (32H, br), 3.86 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.12 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.95 (6H, m), 7.04 (1H, d, J=7.3 Hz), 7.30 (2H, m)。
Nonaethylene glycol mono(4-trifluoromethoxyphenyl) ether (9bq)
Figure 2009256214
7bq (170 mg, 0.95 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (184 mg, 0.32 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bq (179 mg, 0.31 mmol, 収率 96%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.89 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.85 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.12 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.90 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.13 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-tritylphenyl) ether (9br)
Figure 2009256214
7br (322 mg, 0.96 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (181 mg, 0.32 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 200 対 1 → 30 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9br (186 mg, 0.25 mmol, 収率 80%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.84 (1H, br), 3.59 -3.72 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.78 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.08 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.15-7.24 (15H, br)。
Nonaethylene glycol mono(2,4-diisopropylphenyl) ether (9bs)
Figure 2009256214
7bs (162 mg, 0.91 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (180 mg, 0.32 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 180 対 1 → 90 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、9bs (106 mg, 0.19 mmol, 収率 59%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.12 (6H, d, J=6.9 Hz), 1.22 (6H, d, J=6.9 Hz), 2.85 (1H, septet, J=6.9 Hz), 2.93 (1H, br), 3.30 (1H, septet, J=6.9 Hz), 3.59-3.74 (32H, br), 3.86 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.10 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.76 (1H, d, J=8.3 Hz), 6.98 (1H, dd, J=8.3 Hz, 2.3 Hz), 7.05 (1H, d, J=2.3 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2-(benzotriazol-2-yl)-4-(2,2,4,4-tetramethylbutyl)phenyl) ether (9bu)
Figure 2009256214
7bu (322 mg, 1.00 mmol) を THF (2.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 45 mg, 1.13 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (177 mg, 0.31 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離し、1H-NMR 積分比より 9bu と 5 の 10.3 対 1 混合物 (210 mg) を得た。(9bu の換算収量 195 mg, 0.27 mmol, 換算収率 87%)1H-NMR(CDCl3)δ: 0.77 (9H, s), 1.39 (6H, s), 1.75 (2H, s), 2.85 (1H, br), 3.30 (1H, septet, J=6.9 Hz), 3.41-3.73 (34H, br), 4.18 (2H, t, J=5.0 Hz), 7.08 (1H, d, J=8.7 Hz), 7.44 (3H, m), 7.63 (1H, d, J=2.3 Hz), 7.96 (2H, m)。
Nonaethylene glycol mono(2,4-bis(a,a-dimethylbenzyl)phenyl) ether (9bv)
Figure 2009256214
7bv (330 mg, 1.00 mmol) を THF (2.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (190 mg, 0.33 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 180 対 1 → 45 対 1 → 8 対 1 → 3 対 1) で分離精製し、9bv (140 mg, 0.19 mmol, 収率 58%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.59 (6H, s), 1.71 (6H, s), 2.86 (1H, br), 3.18 (2H, t, J=5.2 Hz), 3.45 (2H, t, J=5.2 Hz), 3.55-3.72 (32H, br), 6.66 (1H, d, J=8.2 Hz), 7.03-7.29 (11H, m), 7.32 (1H, d, J=2.3 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4'-iodo-4-biphenyl) ether (9bw)
Figure 2009256214
7bw (296 mg, 1.00 mmol) を THF (5.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (176 mg, 0.31 mmol) の THF (3.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9bw (119 mg, 0.17 mmol, 収率 55%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.64 (1H, br), 3.56-3.64 (32H, br), 3.88 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.17 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.98 (2H, d, J=8.6 Hz), 7.29 (2H, d, J=8.6 Hz), 7.47 (2H, d, J=8.6 Hz), 7.73 (2H, d, J=8.6 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2-biphenyl) ether (9by)
Figure 2009256214
7by (167 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 45 mg, 1.13 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (202 mg, 0.36 mmol) の THF (2.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 30 対 1 → 45 対 2 → 8 対 1 → 7 対 2 → 2 対 1) で分離精製し、9by (135 mg, 0.24 mmol, 収率 67%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.93 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.77 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.12 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.98 (2H, m), 7.27-7.40 (5H, m), 7.56 (2H, d, J=8.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-(1,1,3,3-tetramethylbutyl)phenyl) ether (9cb)
Figure 2009256214
7cb (200 mg, 0.97 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (175 mg, 0.31 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 30 対 1 → 45 対 2 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9cb (105 mg, 0.17 mmol, 収率 57%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 0.70 (9H, s), 1.33 (6H, s), 1.69 (2H, s), 2.76 (1H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.11 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.82 (2H, d, J=8.5 Hz), 7.25 (1H, d, J=8.5 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2-iodo-4-biphenyl) ether (9cc)
Figure 2009256214
7cc (299 mg, 1.01 mmol) を THF (3.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 44 mg, 1.10 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (195 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 2 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9cc (142 mg, 0.21 mmol, 収率 60%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.86 (1H, br), 3.58-3.73 (30H, br), 3.82 (2H, t, J=4.8 Hz), 3.95 (2H, t, J=5.2 Hz), 4.21 (2H, t, J=5.2 Hz), 6.90 (1H, d, J=8.7 Hz), 7.30-7.53 (6H, m), 8.01 (1H, d, J=2.3 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-n-dodecylphenyl) ether (9cf)
Figure 2009256214
7cf (300 mg, 1.14 mmol) を THF (2.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 52 mg, 1.30 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (215 mg, 0.38 mmol) の THF (2.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 45 対 2 → 8 対 1 → 2 対 1) で分離精製し、9cf (168 mg, 0.25 mmol, 収率 67%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 0.64-0.90 (13H, m), 1.09-1.34 (12H, m), 2.75 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, r), 3.84 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.11 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.82-6.84 (2H, br), 7.12-7.24 (2H, m)。
Nonaethylene glycol mono(4-n-dodecyl-2-methylphenyl) ether (9cg)
Figure 2009256214
7cg (296 mg, 1.07 mmol) を THF (2.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 55 mg, 1.38 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (203 mg, 0.36 mmol) の THF (2.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 120 対 1 → 45 対 2 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9cg (129 mg, 0.19 mmol, 収率 53%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 0.88 (3H, t, J=6.8 Hz), 1.25-1.30 (18H, br), 1.55 (2H, m), 2.49 (2H, m), 2.73 (1H, br), 3.59-3.75 (32H, br), 3.85 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.10 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.72 (1H, d, J=8.2 Hz), 6.92 (2H, m)。
Nonaethylene glycol mono(4'-fluoro-4-biphenyl) ether (9ch)
Figure 2009256214
7ch (190 mg, 1.01 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (195 mg, 0.31 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 6 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 8 対 1 → 2 対 1) で分離精製し、9ch (133 mg, 0.23 mmol, 収率 66%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.69 (1H, br), 3.59-3.74 (32H, br), 3.88 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.17 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.98 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.09 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.44-7.51 (4H, m)。
Nonaethylene glycol mono(4'-cyano-4-biphenyl) ether (9ci)
Figure 2009256214
7ci (199 mg, 1.02 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 49 mg, 1.23 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (203 mg, 0.36 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 6 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 2 → 8 対 1 → 2 対 1) で分離精製し、9ci (165 mg, 0.28 mmol, 収率 78%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.81 (1H, br), 3.59-3.75 (32H, br), 3.89 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.19 (2H, t, J=4.8 Hz), 7.02 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.53 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.64 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.70 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-cyclopentyl) ether (9cj)
Figure 2009256214
7cj (170 mg, 1.05 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 52 mg, 1.30 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (207 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 30 対 1 → 45 対 2 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9cj (136 mg, 0.24 mmol, 収率 60%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.54 (2H, m), 1.67 (2H, m), 1.78 (2H, m), 2.02 (2H, br), 2.74 (1H, br), 2.93 (1H, m), 3.59-3.73 (32H, br), 3.84 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.11 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.84 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.14 (2H, d, J=8.7 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-(4'-tert-butoxycarbonypiperazin-1'-yl)-phenyl) ether (9ck)
Figure 2009256214
7ck (342 mg, 1.23 mmol) を THF (3.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 62 mg, 1.55 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (290 mg, 0.51 mmol) の THF (3.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 40 対 1 → 30 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9ck (242 mg, 0.36 mmol, 収率 70%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.48 (9H, s), 2.75 (1H, br), 3.00 (2H, t, J=5.1 Hz), 3.57 (2H, t, J=5.1 Hz), 3.59-3.73 (32H, br), 3.83 (2H, t, J=5.1 Hz), 4.08 (2H, t, J=5.1 Hz), 6.85 (2H, d, J=9.5 Hz), 6.88 (2H, d, J=9.5 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(4-(piperazin-1'-yl)-phenyl) ether (9ck')
Figure 2009256214
9ck (47 mg, 0.07 mmol) を メタノール (0.5 mL) に溶解させた。これに10% 塩酸 (1.0 mL) を添加し、室温で24時間撹拌した。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、トルエン (5 mL×4) で抽出した。水層に 20% 水酸化ナトリウム水溶液 (5.0 mL) を加えジクロロメタン (5 mL×4) で抽出した。ジクロロメタン層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮 することで 9ck' (37 mg, 0.06 mmol, 収率 93%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.81 (2H, br), 3.58-3.73 (36H, br), 3.83 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.08 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.85 (2H, d, J=9.2 Hz), 6.88 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2,2,5,7,8-pentamethylchroman-6-yl) ether (9cl)
Figure 2009256214
7cl (222 mg, 1.01 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 48 mg, 1.20 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (200 mg, 0.35 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 30 対 1 → 10 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9cl (162 mg, 0.26 mmol, 収率 75%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.29 (6H, s), 1.78 (2H, t, J=6.9 Hz), 2.07 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.58 (2H, t, J=6.9 Hz), 2.73 (1H, br), 3.58-3.81 (36H, br)。
Nonaethylene glycol mono(4'-methoxy-4-biphenyl) ether (9cm)
Figure 2009256214
7cm (201 mg, 1.00 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (206 mg, 0.36 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 4 対 1 → 2 対 1) で分離精製し、9cm (161 mg, 0.27 mmol, 収率 74%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.73 (1H, br), 3.59-3.75 (32H, br), 3.84 (3H, s), 3.88 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.17 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.95 (2H, d, J=8.7 Hz), 6.96 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.46 (2H, d, J=9.1 Hz), 7.47 (2H, d, J=9.1 Hz)。
Nonaethylene glycol mono(2-bromo-4,6-difluorophenyl) ether (9cp)
Figure 2009256214
7cp (212 mg, 1.01 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 48 mg, 1.20 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (202 mg, 0.36 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 6 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 20 対 1 → 8 対 1 → 1 対 1) で分離精製し、9cp (85 mg, 0.14 mmol, 収率 40%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.75 (1H, br), 3.59-3.73 (32H, br), 3.85 (2H, t, J=4.5 Hz), 4.20 (2H, t, J=4.5 Hz), 6.84 (1H, m), 7.09 (1H, m)。
Nonaethylene glycol mono(dl-a-tocopherolyl) ether (9cq)
Figure 2009256214
7cq (450 mg, 1.04 mmol) を THF (4.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 54 mg, 1.35 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 5 (204 mg, 0.36 mmol) の THF (3.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、9cq (272 mg, 0.32 mmol, 収率 91%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.29 (12H, m), 1.07-1.81 (23H, br), 1.22 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.56 (2H, t, J=6.8 Hz), 3.60-3.81 (36H, br)。
Dodecaethylene glycol mono(p-toluenesulfonyl) ester (3)
Figure 2009256214
ドデカエチレングリコール 1 (1.00 g, 1.83 mmol) をトルエン (10 mL) に溶解させた。これに塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (0.04 g, 0.19 mmol) および20% 水酸化ナトリウム水溶液 (10 mL) を加え撹拌した。このものに塩化p-トルエンスルホニル (0.36 g, 1.90 mmol) のトルエン (5.0 mL) 溶液を添加し、室温で18時間撹拌を続けた。その後10% 塩酸 (25 mL) を加えトルエン層と水層を分離した。水層は酢酸エチル (25 mL×3) で抽出した。トルエン層と酢酸エチル層を合し、水 (20 mL)、飽和重曹水 (20 mL)、飽和食塩水 (20 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 16 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 60 対 1 → 8 対 1) で分離精製し、無色液体3 (0.76 g, 1.08 mmol, 収率 60%) を得た。IR(ATR) v max cm-1: 3462。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.03 (1H, br), 2.27 (3H, s), 3.56-3.64 (46H, br), 4.14 (2H, t, J=5.0 Hz), 7.34 (2H, d, J=8.4 Hz), 7.79 (2H, d, J=8.4 Hz)。
Dodecaethylene glycol monophenyl ether (8b)
Figure 2009256214
7b (60 mg, 0.64 mmol) を THF (1.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 31 mg, 0.78 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (160 mg, 0.23 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 8 対 1) で分離精製し、8b (30 mg, 0.05 mmol, 収率 21%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.77 (1H, br), 3.58-3.63 (44H, br), 3.85 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.12 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.88-6.95 (2H, m), 7.24-7.29 (3H, m)。
Dodecaethylene glycol mono(2,6-dimethylphenyl) ether (8c)
Figure 2009256214
7c (83 mg, 0.68 mmol) を THF (1.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 35 mg, 0.87 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (140 mg, 0.20 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 12 対 1) で分離精製し、8c (91 mg, 0.14 mmol, 収率 70%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.28 (6H, s), 2.77 (1H, br), 3.58-3.66 (44H, br), 3.82 (2H, t, J=4.9 Hz), 3.93 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.88-7.00 (3H, m)。
Dodecaethylene glycol mono(3-bromophenyl) ether (8f)
Figure 2009256214
7f (89 mg, 0.51 mmol) を THF (1.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 25 mg, 0.63 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (150 mg, 0.21 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 8 対 1) で分離精製し、8f (126 mg, 0.18 mmol, 収率 84%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.75 (1H, br), 3.57-3.64 (44H, br), 3.83 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.84 (1H, m), 7.05-7.14 (3H, m)。
Dodecaethylene glycol mono(2,4-bis(1,1-dimethylethyl)phenyl) ether (8g)
Figure 2009256214
7g (174 mg, 0.84 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 40 mg, 1.00 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (200 mg, 0.29 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 12 対 1) で分離精製し、8g (174 mg, 0.24 mmol, 収率 83%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.29 (9H, s), 1.38 (9H, s), 1.88 (1H, br), 3.58-3.64 (44H, br), 3.88 (2H, t, J=5.1 Hz), 4.11 (2H, t, J=5.1 Hz), 6.76 (1H, d, J=8.6 Hz), 7.14 (1H, dd, J=8.6 Hz, 2.5 Hz), 7.30 (1H, d, J=2.5 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(4-bromophenyl) ether (8j)
Figure 2009256214
7j (169 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 47 mg, 1.18 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (215 mg, 0.31 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 30 対 1 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、8j (44 mg, 0.06 mmol, 収率 20%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.78 (1H, br), 3.58-3.65 (44H, br), 3.83 (2H, t, J=4.6 Hz), 4.08 (2H, t, J=4.6 Hz), 6.79 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.35 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(4-methoxycarbonylphenyl) ether (8k)
Figure 2009256214
7k (152 mg, 1.00 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 47 mg, 1.18 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (181 mg, 0.26 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 30 対 1 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、8k (115 mg, 0.17 mmol, 収率 65%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.77 (1H, br), 3.59-3.75 (44H, br), 3.86 (2H, t, J=4.5 Hz), 3.88 (3H, s), 4.18 (2H, t, J=4.5 Hz), 6.93 (2H, d, J=9.0 Hz), 7.98 (2H, d, J=9.0 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(4-tert-butoxycarboxamidophenyl) ether (8m)
Figure 2009256214
7m (210 mg, 1.00 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 43 mg, 1.08 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (204 mg, 0.29 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 30 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8m (131 mg, 0.18 mmol, 収率 61%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.51 (9H, s), 2.81 (1H, br), 3.60-3.74 (44H, br), 3.83 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.09 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.44 (1H, br), 6.85 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.25 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(4-trifluoromethylphenyl) ether (8o)
Figure 2009256214
7o (162 mg, 1.00 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 65 mg, 1.63 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (250 mg, 0.36 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 8 対 1) で分離精製し、8o (54 mg, 0.08 mmol, 収率 22%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.75 (1H, br), 3.57-3.73 (44H, br), 3.87 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.17 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.98 (2H, d, J=8.5 Hz), 7.53 (2H, d, J=8.5 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(4-cyanophenyl) ether (8r)
Figure 2009256214
7r (118 mg, 1.00 mmol) 及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (26 mg, 0.11 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 52 mg, 1.30 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (200 mg, 0.29 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 60 対 1 → 11 対 2 → 7 対 2) で分離精製し、8r (38 mg, 0.06 mmol, 収率 20%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.93 (1H, br), 3.59-3.74 (44H, br), 3.86 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.18 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.97 (2H, d, J=9.2 Hz), 7.58 (2H, d, J=9.2 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(6-quinolyl) ether (8s)
Figure 2009256214
7s (140 mg, 0.96 mmol) 及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム (22 mg, 0.10 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 44 mg, 1.10 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (175 mg, 0.25 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を水 (10 mL) で希釈し、クロロホルム (10 mL×4) で抽出した。クロロホルム層は、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 16 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8s (132 mg, 0.20 mmol, 収率 79%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.80 (1H, br), 3.58-3.79 (44H, br), 3.94 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.26 (2H, t, J=4.8 Hz), 7.08 (1H, d, J=2.7 Hz), 7.35 (1H, dd, J=8.3 Hz, 3.3 Hz), 7.40 (1H, dd, J=9.2 Hz, 2.7 Hz), 7.99 (1H, d, J=9.2 Hz), 8.04 (1H, d, J=8.3 Hz), 8.77 (1H, d, J=3.3 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(1-naphthyl) ether (8t)
Figure 2009256214
7t (141 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 53 mg, 1.33 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (206 mg, 0.29 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 30 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8t (68 mg, 0.10 mmol, 収率 34%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.93 (1H, br), 3.59-3.66 (44H, br), 3.93 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.26 (2H, t, J=4.8 Hz), 7.13-7.18 (2H, m), 7.30-7.46 (2H, m), 7.71-7.78 (3H, m)。
Dodecaethylene glycol mono(1-naphthyl) ether (8u)
Figure 2009256214
7u (180 mg, 1.25 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 56 mg, 1.40 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (240 mg, 0.34 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 50 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8u (131 mg, 0.19 mmol, 収率 57%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.72 (1H, br), 3.58-3.65 (44H, br), 3.81 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.01 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.82 (1H, d, J=8.1 Hz), 7.33-7.49 (4H, m), 7.79 (1H, dd, J=6.7 Hz, 2.5 Hz), 8.28 (1H, d, J=8.1 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(4-formylphenyl) ether (8v)
Figure 2009256214
7v (120 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 40 mg, 1.00 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (180 mg, 0.26 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 30 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離し、1H-NMR 積分比より 8v と 3 の 1 対 1.3 混合物 (50 mg) を得た。(8v の換算収量 21 mg, 0.03 mmol, 換算収率 12%)1H-NMR(CDCl3)δ: 2.90 (1H, br), 3.58-3.65 (44H, br), 3.89 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.22 (2H, t, J=5.0 Hz), 7.02 (1H, d, J=8.7 Hz), 7.83 (1H, d, J=8.7 Hz), 9.89 (1H, s)。
Dodecaethylene glycol mono(2-isopropyl-5-methylphenyl) ether (8y)
Figure 2009256214
7y (160 mg, 1.07 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 45 mg, 1.13 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (220 mg, 0.31 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 90 対 1 → 45 対 1 → 45 対 2 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8y (101 mg, 0.15 mmol, 収率 47%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.19 (6H, d, J=7.0 Hz), 2.31 (1H, s), 2.88 (1H, br), 3.28 (1H, septet, J=7.0 Hz), 3.58-3.65 (44H, br), 3.86 (2H, t, J=5.1 Hz), 4.12 (2H, t, J=5.1 Hz), 6.66 (1H, s), 6.74 (1H, d, J=7.8 Hz), 7.08 (1H, d, J=7.8 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(2,4-bis(1,1-dimethylpropyl)phenyl) ether (8z)
Figure 2009256214
7z (240 mg, 1.02 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 53 mg, 1.33 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (225 mg, 0.32 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 60 対 1 → 30 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8z (192 mg, 0.25 mmol, 収率 79%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 0.61 (3H, t, J=7.5 Hz), 0.66 (3H, t, J=7.5 Hz), 1.25 (6H, s), 1.34 (6H, s), 1.59 (2H, q, J=7.5 Hz), 1.83 (2H, q, J=7.5 Hz), 2.73 (1H, br), 3.59-3.74 (44H, br), 3.86 (2H, t, J=5.2 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.75 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.07 (1H, dd, J=8.4 Hz, 2.4 Hz), 7.16 (1H, d, J=2.4 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(4-methylphenyl) ether (8aa)
Figure 2009256214
7aa (110 mg, 1.02 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 50 mg, 1.25 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (250 mg, 0.36 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8aa (85 mg, 0.13 mmol, 収率 37%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.28 (3H, s), 2.80 (1H, br), 3.59-3.66 (44H, br), 3.84 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.10 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.81 (2H, d, J=8.3 Hz), 7.06 (2H, d, J=8.3 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(3-trifluoromethylphenyl) ether (8ab)
Figure 2009256214
7ab (180 mg, 1.12 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 58 mg, 1.45 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (250 mg, 0.36 mmol) の THF (1.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8ab (187 mg, 0.27 mmol, 収率 76%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.76 (1H, br), 3.59-3.64 (44H, br), 3.87 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.17 (2H, t, J=4.8 Hz), 7.09 (1H, dd, J=8.3 Hz, 2.3 Hz), 7.15 (1H, br), 7.20 (2H, d, J=7.8 Hz), 7.38 (1H, dd, J=8.3 Hz, 7.8 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(2-trifluoromethylphenyl) ether (8ac)
Figure 2009256214
7ac (170 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 51 mg, 1.28 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (204 mg, 0.29 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL) および飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1 ) で分離し、1H-NMR 積分比より 8ac と 3 の 11 対 1 混合物 (90 mg) を得た。(8ac の換算収量 82 mg, 0.12 mmol, 換算収率 41%)1H-NMR(CDCl3)δ: 2.82 (1H, br), 3.59-3.64 (44H, br), 3.89 (2H, t, J=5.1 Hz), 4.21 (2H, t, J=5.1 Hz), 7.01 (2H, d, J=7.8 Hz), 7.47 (1H, m), 7.56 (1H, d, J=7.8 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(3,5-bis(trifluoromethyl)phenyl) ether (8ad)
Figure 2009256214
7ad (225 mg, 0.98 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 45 mg, 1.13 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (200 mg, 0.29 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 30 対 1 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、8ad (126 mg, 0.17 mmol, 収率 58%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.94 (1H, br), 3.57-3.63 (44H, br), 3.89 (2H, t, J=4.6 Hz), 4.22 (2H, t, J=4.6 Hz), 7.35 (2H, s), 7.45 (1H, s)。
Dodecaethylene glycol mono(4-iodophenyl) ether (8ah)
Figure 2009256214
7ah (216 mg, 0.98 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 51 mg, 1.28 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (172 mg, 0.25 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 45 対 2 → 8 対 1) で分離精製し、8ah (74 mg, 0.10 mmol, 収率 40%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.70 (1H, br), 3.59-3.73 (44H, br), 3.84 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.09 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.70 (2H, d, J=8.9 Hz), 7.54 (2H, d, J=8.9 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(p-biphenyl) ether (8aj)
Figure 2009256214
7aj (173 mg, 1.02 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 45 mg, 1.13 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (216 mg, 0.31 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 30 対 1 → 45 対 2 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、8aj (105 mg, 0.15 mmol, 収率 49%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 3.57 (1H, t, J=6.0 Hz), 3.59-3.75 (44H, br), 3.88 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.18 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.99 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.30-7.57 (7H, m)。
Dodecaethylene glycol mono(5,6,7,8-tetrahydro-2-naphthyl) ether (8ap)
Figure 2009256214
7ap (144 mg, 0.97 mmol) を THF (1.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 52 mg, 1.30 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (175 mg, 0.25 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 30 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8ap (83 mg, 0.12 mmol, 収率 49%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 1.76 (4H, m), 2.70 (4H, m), 3.46 (1H, br), 3.59-3.74 (42H, br), 3.83 (2H, t, J=5.6 Hz), 4.09 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.22 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.62 (1H, d, J=2.6 Hz), 6.67 (1H, dd, J=8.5 Hz, 2.6 Hz), 6.95 (1H, d, J=8.5 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(4'-iodo-4-biphenyl) ether (8bw)
Figure 2009256214
7bw (310 mg, 1.05 mmol) を THF (5.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 51 mg, 1.28 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (200 mg, 0.29 mmol) の THF (2.0 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 45 対 1 → 45 対 2 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離し、8 bw (52 mg, 0.06 mmol, 収率 22%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.75 (1H, br), 3.56-3.64 (44H, br), 3.88 (2H, t, J=4.9 Hz), 4.17 (2H, t, J=4.9 Hz), 6.98 (2H, d, J=8.6 Hz), 7.29 (2H, d, J=8.6 Hz), 7.47 (2H, d, J=8.6 Hz), 7.73 (2H, d, J=8.6 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(4-(1,1,3,3-tetramethylbutyl)phenyl) ether (8cb)
Figure 2009256214
8cb (202 mg, 0.98 mmol) を THF (2.0 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (203 mg, 0.29 mmol) の THF (2.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 4 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 30 対 1 → 8 対 1 → 4 対 1) で分離精製し、8cb (81 mg, 0.11 mmol, 収率 38%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 0.70 (9H, s), 1.33 (6H, s), 1.69 (2H, s), 2.81 (1H, br), 3.59-3.72 (44H, br), 3.84 (2H, t, J=5.0 Hz), 4.11 (2H, t, J=5.0 Hz), 6.82 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.25 (1H, d, J=8.7 Hz)。
Dodecaethylene glycol mono(2-iodo-4-biphenyl) ether (8cc)
Figure 2009256214
7cc (297 mg, 1.00 mmol) を THF (2.5 mL) に溶解させた。これに水素化ナトリウム (ミネラルオイル懸濁, 純度 60%, 46 mg, 1.15 mmol) を加え室温にて1時間撹拌した。このものに 3 (212 mg, 0.30 mmol) の THF (2.5 mL) 溶液を添加し、室温で24時間撹拌を続けた。反応溶液を酢酸エチル (10 mL) で希釈し、水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL) で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後これを濾過し、エバポレーターで濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (シリカゲル : 5 g, 展開溶媒 : 酢酸エチル-メタノール混合溶媒 1 対 0 → 15 対 2 → 8 対 1 → 7 対 2) で分離精製し、8cc (46 mg, 0.06 mmol, 収率 19%) を得た。1H-NMR(CDCl3)δ: 2.75 (1H, br), 3.60-3.74 (42H, br), 3.83 (2H, t, J=4.8 Hz), 3.95 (2H, t, J=4.8 Hz), 4.22 (2H, t, J=4.8 Hz), 6.90 (1H, d, J=8.3 Hz), 7.30-7.53 (6H, m), 8.01 (1H, d, J=2.3 Hz)。
(試験例1)
細胞レべルでのバイオアッセイ
MTT法を用いて腫瘍細胞に対する細胞毒性の計測を行った。MTT法は比触法の一種である。MTT試薬[3-(4,5-Dimethylthioazol-2-thiazolyl)-2,5-diphenyl-2H-tetrazolium bromide]は生細胞中のミトコンドリア内脱水素酵素により、不溶性のMTT formazan (暗青色)に変換される。このMTT formaznの生成量を測定し、相対的な細胞の生存率として表す。
Figure 2009256214
手順
1.細胞の前培養:初発細胞密度が2×104 cells/cm2となるように調整したHela細胞(子宮ガン由来)懸濁液を、50μ1ずつ96 well培養ブレートの各wellに分注した。CO2インキュベーター(37℃で、CO2濃度5 %)を用いて24時問培養した。
2.検定化合物の溶解:超純水に333μg/mlとなるよう溶解した。難溶で白濁するものに関しては、マグネチックスターラーによる撹拌を2時間以上継続することをもって溶解作業が終了したものとみなした。等量の2倍濃度細胞培養液と混合した後、クリーンべンチ内で濾過滅菌と同時に48 well培養ブレートに分注した。
3.検定化合物の希釈系列の作製:クリーンべンチ内で、48well培養プレートを用いて無菌的に、5倍希釈による濃度系列を作製した。細胞毒性活性の強さに応じて以下の2種類の濃度範囲のものを準備した。
1) 100、20、4、0.8およびO(ppm)(本培養時の最終濃度)
2) 4、0.8、0.16、0.032およびO(ppm)(本培養時の最終濃度)
4.本培養:所定濃度の検定化合物を含む培養液75μlを各wellに添加して本培養を開始した(培養液の全俄は125μlとなるため、検定化合物の濃度は60%に希釈される。すなわち、333μg/ml(検定化合物溶解時)→166.5 μg/ml(2倍濃度培養液との混合時)→ 99.9μg/ml(本培養開始時))。培養期間は3日間とした。
5.MTT反応:本培養終了後の培養プレートの各wellに0.5%MTT試薬を12.5μl添加し、C02インキュべーター内に4時間放置した。イソプロパノールに溶解した0.04N HClを各wellに137.5μ1加えて反応を停止させた後、青い粒子が溶けるまで十分にピペッティングを行った。
6.吸光度の測定:プレートリーダーにより570nm(peak)と630nm(bottom)における吸収光度差を測定した。
7.細胞生存率の算出:0ppm 作用区(生存率100%)における値に対する相対値を算出し、当該濃度作用区における細胞生存率(%)とした。なお、この値がマイナスになる場合は一律細胞生存率0%とみなした。
アッセイは3連で行い、数値計算は得られた3つの値の単純平均を用いて行う。
(試験結果)
細胞レベルでのバイオアッセイにより得られた結果を以下に示す。表上に試験された化合物番号を記載している。また、PEG9は化合物2である。
Figure 2009256214

Claims (2)

  1. 下記一般式(1)で示されるポリエチレングリコールモノエーテル化合物またはその塩。
    Figure 2009256214
    (上記式(1)中、Rは置換基を有していてもよい炭化水素基を示し、nは正の整数を示す。)
  2. 下記式(2)
    Figure 2009256214
    (上記式(2)中、nはnは正の整数を示す。)
    で表されるポリエチレングリコールモノ(パラトルエンスルホニル)エステルの製造方法であって、
    下記式(3)
    Figure 2009256214
    (上記式(3)中、nはnは正の整数を示す。)
    で表されるポリエチレングリコール化合物の、一方の水酸基のみをパラトルエンスルホニルエステル化することを特徴とする
    上記(2)で表されるポリエチレングリコールモノ(パラトルエンスルホニル)エステルの製造方法。
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