JP2009254751A - メダル預け払い管理サーバ、メダル預け払い管理プログラム - Google Patents

メダル預け払い管理サーバ、メダル預け払い管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メダル預け払い機において預け入れられたメダルを、より有効に活用する。
【解決手段】メダル預け払い管理サーバ14は、利用者に対して識別データを設定する識別データ処理部40と、預け払いされたメダル枚数を識別データと対応付けてメダル管理データ31aにより管理する預け払い更新部44eと、携帯電話機に対してゲームを提供するゲーム部42と、携帯電話機から識別データと共にゲームの実行要求を受信した場合に、メダル管理データ31aにおいて管理されたメダル枚数の中からゲーム利用の対価を決済するためのゲーム決済部43aと、ゲームの実行結果に応じてメダル枚数を更新するゲームメダル更新部43bと、メダル預け払い機から識別データとメダルの払い出し要求を受信する払い出し要求受信部44bと、メダル預け払い機において払い出されたメダル枚数を示す払い出し枚数データを受信する払い出し枚数受信部44dとを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ゲームセンタ等の遊技場に設置されたメダル預け払い機におけるメダルの預け払いを管理するメダル預け払い管理サーバ、メダル預け払い管理プログラムに関する。
一般に、ゲームセンタ等の遊技場では複数種類のゲーム機が設置されており、遊技場に設置されたメダル貸し機から貸し出されたメダルを投入することで利用することができる。メダル貸し機から貸し出されるメダルは、遊技場独自に提供されるもので、遊技場内に設置された複数のゲーム機で共通して利用することができるが、他の遊技場では利用できないようにしていた。このため、ゲーム終了後に残ったメダルについては、メダル預け払い機に預け入れておいて、次回、遊技場に訪れた際に払い出すことができるようにしている。
従来、メダル預け払い機にメダルを預け入れるときには、指紋認証や暗証番号などによって本人認証を行っている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたゲームシステムでは、メダル預かり払出機に預けたメダルの個数に応じたポイントや携帯電話で実行されたゲームで獲得されたポイントをマスター管理機器に記憶させている。マスター管理機器に記憶されたポイントは、次回、メダル預け払出機から払い出してゲーム機で使用することができる。
特開2002−126339号公報
このように特許文献1に記載されたゲームシステムでは、メダル預かり払出機によって預け入れたメダルに応じたポイントをマスター管理装置に記憶させておき、このポイントに応じてメダル預け払出機からメダルを払い出してゲーム機で利用することができる。しかし、メダルを預け入れしたメダル預け払出機とは異なるメダル預け払出機から払い出すことができなかった。従って、メダルを預け入れしたメダル預け払出機が設置された遊技場とは異なる、別の遊技場に設置されたメダル預け払出機からメダルを払い出して、他の遊技場に設置されたゲーム機において利用することはできなかった。
また、従来のゲームシステムでは、携帯電話で実行されたゲームで獲得されたポイントをマスター管理装置に記憶させることができるが、マスター管理装置に記憶させたポイントを携帯電話でゲームを実行する際に支払われる対価として利用することができなかった。
すなわち、従来のゲームシステムでは、預け入れられたメダル(ポイント)の利用が限定されており、より有効に活用することが求められていた。
本発明は前述した事情に考慮してなされたもので、その目的は、メダル預け払い機において預け入れられたメダルを、より有効に活用することが可能なメダル預け払い管理サーバ、メダル預け払い管理プログラムを提供することにある。
本発明は、ネットワークを介して接続された複数のメダル預け払い機または携帯端末と通信を行う通信手段と、第1のメダル預け払い機に対してメダルを預け払いする利用者に対して識別データを設定する識別データ設定手段と、前記通信手段によって前記第1のメダル預け払い機から受信されるデータをもとに、前記第1のメダル預け払い機において預け払いされたメダル枚数を前記識別データ設定手段によって設定された識別データと対応付けて管理するための処理を行うメダル預け払い処理手段と、ネットワークを介して接続された携帯端末に対してゲームを提供するゲーム手段と、前記携帯端末から前記識別データと共に前記ゲーム手段が提供するゲームの実行要求を受信した場合に、前記メダル預け払い処理手段により管理されたメダル枚数の中からゲーム利用の対価を決済するための決済処理を実行する決済手段と、前記携帯端末による前記ゲーム手段が提供したゲームの実行結果に応じて、前記メダル預け払い処理手段によって管理されたメダル枚数を更新する第1更新手段と、前記通信手段により第2のメダル預け払い機から前記識別データとメダルの払い出し要求を受信する払い出し要求受信手段と、前記払い出し要求受信手段により受信された前記識別データと対応付けて管理されたメダル枚数を示す枚数データを、前記第2のメダル預け払い機に送信するメダル枚数送信手段と、前記第2のメダル預け払い機において払い出されたメダル枚数を示す払い出し枚数データを受信する払い出し枚数受信手段と、前記払い出し枚数データに応じて、前記メダル預け払い処理手段によって管理されたメダル枚数を更新する第2更新手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、メダル預け払い機によって預け入れられたメダルを、ネットワークを介して接続された携帯端末におけるゲーム利用の対価として使用することができ、また携帯端末で実行されたゲームの実行結果に応じて預け入れられたメダル枚数を更新することができ、さらに預け入れられたメダルを別のメダル預け払い機において払い出して、例えば異なる遊戯施設に設置されたメダルゲーム機において使用することができる。従って、メダル預け払い機において預け入れられたメダルを、より有効に活用することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるゲームシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態におけるゲームシステムでは、ゲームセンター等の遊技場に設置されている複数のメダル預け払い機10(10−1,10−2,…,10−n)が、インターネット12を通じてメダル預け払い管理サーバ14と接続される。また、メダル預け払い管理サーバ14には、インターネット12、携帯電話網18を介して、携帯電話機16(16−1,16−2,…,16−m)が接続される。
メダル預け払い機10は、同じ遊技場に設置されているもの、あるいは異なる遊技場に設置されているものを含んでいるものとする。メダル預け払い機10は、例えば遊技場毎に設置された、遊技場毎にメダル預け払い機10を管理するためのサーバ装置(図示せず)を介してインターネット12と接続されるものとする。
メダル預け払い機10は、遊技場に設置されたメダルゲーム装置において利用されるメダルの払い出し、及びメダルゲーム装置でゲームを実行することにより獲得されたメダルの預け入れを行う装置である。本実施形態におけるメダル預け払い機10は、インターネット12を介してメダル預け払い管理サーバ14と通信を行い、メダル預け払い管理サーバ14において、ユーザに対して設定される識別データと、預け入れられたメダル枚数とを対応付けて管理させることができる。
メダル預け払い管理サーバ14は、インターネット12を介して接続された複数のメダル預け払い機10(10−1,10−2,…,10−n)において預け入れ/払い出しされたメダル枚数を、ユーザに対して設定された識別データと対応付けて管理する。メダル預け払い管理サーバ14に管理されたメダル枚数をもとにして、メダルを預け入れたメダル預け払い機10が設置された遊技場とは異なる他の遊技場に設置されたメダル預け払い機10においてメダルを払い出すことができる。また、メダル預け払い管理サーバ14に管理されたメダル枚数をもとに、携帯電話機16においてメダル預け払い管理サーバ14が提供するゲームを実行する際に、そのゲーム利用の対価として決済をすることができる。さらに、メダル預け払い管理サーバ14は、預け入れられているメダル枚数をユーザ間で移動させるサービスや、メダル枚数を管理しているユーザが予め決められた条件に該当する場合に預け入れメダル枚数を加算する(クーポン)サービスを提供することができる。詳細については後述する。
携帯電話機16は、携帯電話網18、インターネット12を介して、インターネット12上で公開されているWebサイトにアクセスすることができる。携帯電話機16は、メダル預け払い管理サーバ14が公開しているゲームサイトにアクセスしてゲームを利用する場合に、メダル預け払い管理サーバ14に管理されている預け入れメダル枚数の中からゲーム利用の対価を決済させることができる。なお、図1では、携帯電話機16のみを示しているが、インターネット12上で公開しているサイトにアクセス可能な情報機器(携帯端末)であれば、携帯電話機16以外であっても良い。
図2は、本実施形態におけるメダル預け払い機10の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、メダル預け払い機10には、制御部20、入力部21、表示部22、メダル払い出し機構23、メダル預け入れ機構24、及び通信部25が設けられている。
制御部20は、メダル預け払い機10全体の制御を行うもので、CPUやメモリ(ROM、RAM)等により構成されている。制御部20は、メモリに記録された制御プログラムをCPUにより実行することで、識別データ処理部20a、預け入れ処理部20b、払い出し処理部20c等の機能を実現する。
識別データ処理部20aは、メダル預け入れ機構24を介してメダルを預け入れるユーザを識別するための処理を実行する。識別データ処理部20aは、通信部25を介してメダル預け払い管理サーバ14と通信して、メダルの預け入れを初めて行うユーザに対する新規の識別データ(ユーザID、パスワード)を発行する処理、メダルの払い出しが要求された際の識別データを用いて認証を行う処理などを実行する。
預け入れ処理部20bは、メダル預け入れ機構24からのメダルの預け入れを制御する。
払い出し処理部20cは、メダル払い出し機構23へのメダルの払い出しを制御する。
入力部21は、ユーザからの入力操作を受け付けるためのもので、複数のボタン(あるいはキー)が設けられている。入力部21は、払い出し枚数や、識別データ(ユーザID、パスワード)を入力する場合に使用される。
表示部22は、ユーザに対する通知のための表示を行うもので、液晶ディスプレイ等により構成される。表示部22は、入力部21から入力されたデータや、メダル預け入れ機構24によって計数された預け入れメダル枚数、メダル預け払い管理サーバ14からの通知等が表示される。
メダル払い出し機構23は、制御部20(払い出し処理部20c)の制御のもとで、メダルの払い出しを実行する。
メダル預け入れ機構24は、ユーザから投入された預け入れしようとするメダルを計数して制御部20に通知する。
通信部25は、外部の機器との通信を制御する。制御部20は、通信部25を通じて、メダル預け払い管理サーバ14との通信を実行する。
なお、メダル預け払い機10は、コイン投入口が設けられており、投入されたコイン(例えば100円硬貨)に応じた枚数のメダルを払い出す(貸し出す)。
図3は、本実施形態におけるメダル預け払い管理サーバ14の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、メダル預け払い管理サーバ14には、制御部30、メダル管理データ記録部31、及び通信部32が設けられている。
制御部30は、CPU、メモリ(RAM、ROM)等を含んで構成されるもので、メモリに記憶された各種プログラムを実行することによりメダル預け払い管理サーバ14全体の制御を司る。制御部30において実行されるプログラムには、制御プログラムの他、メダル預け払い管理プログラムが含まれている。制御部30は、CPUによりメダル預け払い管理プログラムを実行することで、以下に説明する各機能を実現する。
メダル管理データ記録部31は、通信部32を介して接続される複数のメダル預け払い機10において行われる、メダルの預け入れ/払い出しを管理するためのメダル管理データ31aを記録する。図4は、メダル管理データ31aのデータ構成の一例を示している。図4に示すように、ユーザ毎に設定される識別データであるユーザID、パスワードと対応付けて、預け入れされたメダル枚数を示すメダル枚数データ、ユーザに関する各種データを含むユーザ情報とが設定されている。ユーザ情報には、例えばユーザが使用する携帯電話機16のメールアドレス、メダルの預け入れ/払い出しをした日時、預け入れ/払い出しの回数などが含まれる。メールアドレスは、例えば新規に識別データを設定する場合に、同時にユーザに入力させるものとする。
通信部32は、外部の機器との通信を制御する。制御部30は、通信部32を通じて、ネットワークを介して接続されたメダル預け払い機10あるいは携帯電話機16との通信を実行する。
制御部30には、識別データ処理部40、メダル枚数管理部41、ゲーム部42、ゲーム管理部43、及びメダル預け払い処理部44の機能が含まれている。
識別データ処理部40は、メダル預け払い機10において識別データの新規設定要求が入力された場合に、このメダル預け払い機10(第1のメダル預け払い機)に対してメダルを預け払いする利用者に対して識別データを設定するための処理を実行する。本実施形態では、識別データとしてユーザIDとパスワードとを含み、ユーザIDについては識別データ処理部40がランダムに複数桁の英数字の組み合わせを生成し、パスワードについてはユーザが任意に指定するものとする。
メダル枚数管理部41は、メダル管理データ記録部31に記録されたメダル管理データ31aを管理するもので、メダル管理データ31aに設定された識別データと対応付けて管理されたメダル枚数のユーザ間の移動や、ユーザ毎のメダル枚数加算(クーポン加算)等を実行する。
メダル枚数管理部41には、移動要求受信部41a、メダル枚数移動部41b、メダル枚数判別部41c、及びメダル枚数加算部41dが設けられている。
移動要求受信部41aは、メダル預け払い機10あるいは携帯電話機16から、預け入れしているメダル枚数の一部(あるいは全部)を他のユーザが預け入れしているメダル枚数に移動(加算)させることを指示するメダル枚数移動要求を受信する。移動要求受信部41aは、メダル枚数移動要求と共に、移動元と移動先の識別データ(第1及び第2の識別データ)、及び移動させるメダル枚数を示す枚数データを受信する。
メダル枚数移動部41bは、移動要求受信部41aによって受信されたメダル枚数移動要求に応じて、メダル管理データ31aにより管理されているメダル枚数データを変更する。メダル枚数移動部41bは、移動要求受信部41aによって受信された移動元の識別データと対応付けて管理されたメダル枚数から、移動させるメダル枚数を示す枚数データが示すメダル枚数を減算し、移動先の識別データと対応付けて管理されたメダル枚数に、移動元のメダル枚数から減算した分のメダル枚数を加算する。
メダル枚数判別部41cは、メダル管理データ31aにおいて各識別データと対応付けて管理されたメダル枚数が予め決められた条件に該当するかを判別する。例えば、メダル枚数判別部41cは、預け入れされたメダル枚数が予め決められた規定枚数より少なくなっているかを判別する。さらに、メダル枚数判別部41cは、メダル管理データ31aに設定されたユーザ情報中の預け入れ/払い出しをした日時、預け入れ/払い出しの回数などの情報をもとに対象を絞り込むようにしても良い。
メダル枚数加算部41dは、メダル枚数判別部41cによりメダル枚数が条件に該当すると判別された識別データに対して、予め決められたメダル枚数を加算する(クーポン加算)。
ゲーム部42は、ネットワークを介して接続された携帯電話機16(携帯端末)に対してゲームサービスを提供する。ゲーム部42は、インターネット12上でゲームサイトを開設し、このゲームサイトを通じて複数種類のゲーム(ゲーム1,…,ゲームn)を携帯電話機16等の携帯端末に対して提供する。なお、本実施形態では、メダル預け払い管理サーバ14によってゲームを提供するとしているが、メダル預け払い管理サーバ14とは別のサーバ装置によってインターネット12を介してゲームサービスを提供する構成としても良い。
ゲーム管理部43は、ゲーム部42により提供されるゲームサービスを管理するもので、ゲーム決済部43a、ゲームメダル更新部43b、ゲーム管理データ43cが含まれている。
ゲーム決済部43aは、携帯電話機16からメダル預け払い機10を通じて設定された識別データと共にゲーム部42が提供するゲームの実行要求を受信した場合に、メダル枚数管理部41により管理されたメダル枚数の中からゲーム利用の対価を決済するための決済処理を実行する。
ゲームメダル更新部43bは、携帯電話機16によるゲーム部42が提供したゲームの実行結果に応じて、メダル枚数管理部41によって管理されたメダル枚数を更新する。
ゲーム管理データ43cは、ゲームサービスを管理するための各種データが設定される。図5は、ゲーム管理データ43cのデータ構成例を示している。図5に示すゲーム管理データ43cでは、ゲーム部42によって提供される複数種類のゲーム1,…,nのそれぞれに対応付けて、携帯電話機16などの携帯端末においてゲームを利用するための対価として決済されるメダル枚数(決済メダル枚数)が設定されている。例えば、ゲーム1を実行する場合には預け入れメダルから5枚のメダル枚数がゲーム利用の対価として減算(消費)されることを示し、ゲーム2を実行する場合には預け入れメダルから5枚のメダル枚数が対価として減算(消費)されることを示している。また、ゲーム管理データ43cに設定された獲得メダル情報は、ゲーム部42により提供されたゲームにおいて獲得されたポイントなどのゲーム結果に対して、加算すべきメダル枚数を算出するための情報が設定される。例えば、ゲーム結果としてポイントが獲得されるゲームに対しては、ポイントと加算するメダル枚数との関係を示す情報が設定され、またゲーム結果として時間が計測されるゲームに対して、時間と加算するメダル枚数との関係を示す情報が設定されている。
メダル預け払い処理部44は、通信部32によってメダル預け払い機10から受信されるデータをもとに、メダル預け払い機10において預け払いされたメダル枚数を管理するための処理を行う。メダル預け払い処理部44は、メダル管理データ記録部31に記録されるメダル管理データ31aによって、識別データ処理部40によって設定された識別データと対応付けて、各ユーザにより預け払いされたメダル枚数を管理する。メダル預け払い処理部44には、預け入れ枚数受信部44a、払い出し要求受信部44b、メダル枚数送信部44c、払い出し枚数受信部44d、及び預け払い更新部44eが含まれている。
預け入れ枚数受信部44aは、通信部32を通じて、メダル預け払い機10から識別データ、預け入れメダル枚数を示す枚数データとを含むメダルの預け入れ要求を受信する。
払い出し要求受信部44bは、通信部32を通じて、メダル預け払い機10から識別データとメダルの払い出し要求を受信する。
メダル枚数送信部44cは、払い出し要求受信部44bにより受信された払い出し要求に応じて、メダル預け払い機10からの識別データと対応付けて管理されたメダル枚数を示す枚数データをメダル管理データ31aを参照して判別し、払い出し要求元のメダル預け払い機10に送信する。
払い出し枚数受信部44dは、払い出し要求元のメダル預け払い機10において払い出されたメダル枚数を示す払い出し枚数データを受信する。
預け払い更新部44eは、預け入れ枚数受信部44aによって受信された預け入れられたメダル枚数データ、及び払い出し枚数受信部44dによって受信された払い出されたメダル枚数データに応じて、メダル管理データ記録部31に記録されたメダル管理データ31aを更新する。
次に、本実施形態におけるゲームシステムの動作について説明する。
まず、メダル預け払い機10においてメダルの払い出し/預け入れをするためのメダル預け払い処理について説明する。
図6は、メダル預け払い機10におけるメダル預け払い処理を説明するためのフローチャート、図7は、メダル預け払い管理サーバ14における預け払い処理を説明するためのフローチャートである。
基本的には、メダル預け払い機10は、ゲームセンタ等の遊技場に設置された各種のメダルゲーム機で使用されるメダルを貸し出すメダル貸し機として機能する。メダル預け払い機10の制御部20は、例えばコイン投入口からコイン(例えば100円、500円)が投入されたことを検知すると(ステップA1、Yes)、投入されたコインの金額に応じた枚数のメダルをメダル払い出し機構23によって払い出させる(ステップA2)。
また、メダル預け払い機10は、利用者がメダルを利用してゲームをした結果、使い切れずに残ったメダルを預け入れることができる。ここで、メダル預け払い機10−1においてメダルの預け入れがされるものとする。
メダル預け払い機10−1の制御部20は、例えば入力部21に対する操作によって利用者からメダルの預け入れが要求されると(ステップA3、Yes)、識別データ(ユーザID、パスワード)の入力を要求する画面を表示部22に表示させる。
ここで、メダル預け払い機10−1に対するメダルの預け入れが初めてのために、利用者に対して識別データが設定されていない場合には、入力部21の操作によって利用者から識別データの新規設定が要求される。制御部20は、識別データの新規設定の要求があると(ステップA4、Yes)、通信部25を通じてメダル預け払い管理サーバ14に通知して、識別データの新規設定処理を実行する(ステップA5)。
メダル預け払い管理サーバ14の識別データ処理部40は、識別データの新規設定要求を受信すると(図7、ステップB1、Yes)、識別データの新規設定処理を実行する(ステップB2)。例えば、識別データ処理部40は、新規のユーザIDを生成すると共に、新規設定要求元のメダル預け払い機10−1に対してユーザパスワードの設定を要求する。
メダル預け払い機10−1は、メダル預け払い管理サーバ14において生成されたユーザIDを表示させ、利用者により任意にパスワードを入力させる。メダル預け払い機10−1の識別データ処理部20aは、パスワードが入力されると、メダル預け払い管理サーバ14に通知する。
メダル預け払い管理サーバ14の識別データ処理部40は、新規に設定された識別データ(ユーザID、パスワード)を、メダル管理データ記録部31に記録されたメダル管理データ31aに設定する(ステップB3)。
メダル預け払い機10−1の預け入れ処理部20bは、メダル預け入れ機構24において預け入れられたメダル枚数を計数させ、この計数されたメダル枚数を示すメダル枚数データと識別データとをメダル預け払い管理サーバ14に送信する(ステップA10)。
預け払い更新部44eは、預け入れ枚数受信部44aによって認証データと預け入れメダル枚数が受信されると(ステップB7)、メダル管理データ31aに設定された認証データに対応するメダル枚数データを更新(加算)する(ステップB8)。
なお、認証データが発行済みのユーザがメダルを預け入れる場合には、入力部21から認証データ(ユーザID、パスワード)が入力される。メダル預け払い機10−1の識別データ処理部20aは、認証データが入力されると(ステップA6)、メダル預け払い管理サーバ14に対してメダル預け入れのための認証要求と共に認証データを送信する(ステップA7)。
メダル預け払い管理サーバ14は、認証要求を受信すると識別データ処理部40により、メダル管理データ31aに設定された認証データをもとに認証処理を実行する(ステップB5)。すなわち、メダル管理データ31aに該当するユーザIDとパスワードとの組み合わせが設定されているかを判別する。
識別データ処理部40は、認証処理の結果(認証OK/NG)をメダル預け払い機10−1に送信する(ステップB6)。
メダル預け払い機10−1は、メダル預け払い管理サーバ14から受信した認証処理の結果がOKであった場合(ステップA8、Yes)、メダル預け入れ機構24において預け入れメダル枚数を計数させて(ステップA9)、識別データと共に預け入れメダル枚数のデータをメダル預け払い管理サーバ14に送信する(ステップA10)。
預け払い更新部44eは、預け入れ枚数受信部44aによって認証データと預け入れメダル枚数が受信されると(ステップB7)、メダル管理データ31aに設定された認証データに対応するメダル枚数データを更新(加算)する(ステップB8)。
次に、メダル預け払い管理サーバ14に預け入れたメダルを払い出す場合について説明する。ここでは、メダル預け払い機10−1が設置された遊技場とは異なる場所に設置されたメダル預け払い機10−2においてメダルの払い出しを行うものとする。
メダル預け払い機10−2の制御部20は、例えば入力部21に対する操作によって利用者からメダルの払い出しが要求されると(ステップA11、Yes)、識別データ(ユーザID、パスワード)の入力を要求する画面を表示部22に表示させる。
ここで、入力部21から認証データ(ユーザID、パスワード)が入力されると(ステップA12)、メダル預け払い機10−2の識別データ処理部20aは、メダル預け払い管理サーバ14に対してメダル払い出しのための認証要求と共に認証データを送信する(ステップA12)。
メダル預け払い管理サーバ14は、認証要求を受信すると識別データ処理部40により、メダル管理データ31aに設定された認証データをもとに認証処理を実行する(ステップB10)。すなわち、メダル管理データ31aに該当するユーザIDとパスワードとの組み合わせが設定されているかを検索する。
識別データ処理部40は、認証処理の結果、認証データがメダル管理データ31aに設定されておらず認証NGであった場合には(ステップB11、No)、認証結果をメダル預け払い機10−2に送信する。メダル預け払い機10−2の識別データ処理部20aは、認証NGを表示部22において表示させて処理を終了する。
一方、識別データ処理部40は、認証処理の結果、認証OKであった場合には(ステップB11、Yes)、認証された識別データに対応してメダル管理データ31aに設定されたメダル枚数データを認証結果と共にメダル預け払い機10−2に送信する(ステップB12)。
メダル預け払い機10−2は、メダル預け払い管理サーバ14から受信した認証処理の結果がOKであった場合(ステップA13、Yes)、メダル預け払い管理サーバ14から受信したメダル枚数データをもとに、預け入れメダル枚数を表示する。すなわち、ユーザに対して払い出し可能なメダル枚数を通知する。
ここで、メダル預け払い機10−2の払い出し処理部20cは、払い出し可能なメダル枚数の範囲内で、払い出しメダル枚数の指定を入力部21から入力すると(ステップA15)、メダル払い出し機構23によって指定された払い出しメダル数分のメダルを払い出させる(ステップA16)。
また、払い出し処理部20cは、認証データと共に払い出されたメダル枚数を、メダル預け払い管理サーバ14に送信する(ステップA17)。
メダル預け払い管理サーバ14は、払い出し枚数受信部44dによって、メダル預け払い機10−2から認証データと共に払い出されたメダル枚数を受信すると(ステップB13)、この受信した認証データと対応付けてメダル管理データ31aに設定されたメダル枚数データを払い出されたメダル数分更新(減算)する(ステップB14)。
このようにして、本実施形態におけるゲームシステムでは、メダル預け払い機10−1において預け入れられたメダル枚数が、メダル預け払い管理サーバ14においてユーザ毎に発行された認証データと対応付けて管理される。従って、メダルを預け入れたメダル預け払い機10−1と異なる他の遊技場に設置されたメダル預け払い機10−2からであっても、預け入れている分から任意の枚数分のメダルを払い出すことができる。遊技場によっては設置されているゲーム機の種類も異なるため、ユーザにとっては預け入れたメダルを各種のゲーム機で使用することができ、メダルを有効に活用することができる。
次に、携帯電話機16によって、メダル預け払い管理サーバ14が提供するゲームサービスを利用する場合について説明する。
図8は、携帯電話機16において実行されるゲーム処理を示すフローチャート、図9は、メダル預け払い管理サーバ14におけるゲーム管理処理を示すフローチャートである。
携帯電話機16は、携帯電話網18、インターネット12を通じて、メダル預け払い管理サーバ14が開設しているゲームサイトにアクセスすることができる(ステップC1)。ゲームサイトでは、ゲームを利用する対価の支払い方法として、メダル預け払い管理サーバ14に預け入れたメダルを選択できる。携帯電話機16は、ユーザ操作によりゲームサイト画面中で預け入れメダルの利用が選択されると、メダル預け払い管理サーバ14(ゲーム管理部43)に通知する。
メダル預け払い管理サーバ14のゲーム管理部43は、携帯電話機16からアクセスがあり、ゲーム利用に際して預け入れメダルを利用する選択がされた場合には(ステップD2)、携帯電話機16に対して、メダル預け払い機10において設定した識別データの入力を要求する。
これに対して、携帯電話機16は、ユーザ操作によって識別データ(ユーザID、パスワード)が入力されると、メダル預け払い管理サーバ14に通知する(ステップC3)。
メダル預け払い管理サーバ14の識別データ処理部40は、携帯電話機16から識別データが入力されると(ステップD3)、メダル管理データ記録部31に記録されたメダル管理データ31aをもとに認証処理を実行する(ステップD4)。すなわち、受信された認証データにユーザIDとパスワードとの組み合わせがメダル管理データ31aに設定されているかを判別する。
識別データ処理部40による認証結果が認証OKであった場合(ステップD5、Yes)、ゲーム管理部43のゲーム決済部43aは、メダル管理データ31aに設定された該当すると認証データと対応付けられたメダル枚数データを参照して、ゲーム利用の決済に使用可能な預け入れメダルがあるかを判別する。
預け入れメダル有りと判別された場合(ステップD6、Yes)、ゲーム決済部43aは、メダル管理データ31aに設定されたメダル枚数データが示す預け入れメダル枚数を携帯電話機16に送信する(ステップD7)。
一方、携帯電話機16は、入力した認証データに対する認証処理の結果、認証OKであった場合には(ステップC4、Yes)、メダル預け払い管理サーバ14から預け入れメダル枚数を受信して表示させる(ステップC5)。携帯電話機16の利用者は、現在の預け入れメダル枚数を確認して利用ゲームを選択する。
メダル預け払い管理サーバ14が公開しているゲームサイトでは、複数種類のゲームから任意に選択することができる。また、複数のゲームは、ゲーム種類によってゲーム利用の決済に要するメダル枚数(決済メダル枚数)が異なっている。利用者は、例えば各ゲームに対して設定された決済メダル枚数を確認した上で、利用ゲームを選択することができる。
携帯電話機16は、利用ゲームを選択する指示が入力されると、メダル預け払い管理サーバ14に通知する(ステップC6)。メダル預け払い管理サーバ14のゲーム決済部43aは、携帯電話機16において選択された利用ゲームの選択指示を受信すると(ステップD8)、ゲーム種類に応じて、ゲーム利用のための対価を決済する。すなわち、ゲーム決済部43aは、利用ゲームとして選択されたゲーム種類に対して、ゲーム管理データ43cにおいて設定された決済メダル枚数を、ユーザの認証データと対応付けられたメダル枚数データから減算する(ステップD9)。
なお、携帯電話機16において預け入れメダルによる決済が選択されない場合には、メダル預け払い管理サーバ14は、預け入れメダル以外の決済方法によりゲーム利用についての決済を行うものとする。例えば、携帯電話機16の通信会社を通じて料金の決済をする。
メダル預け払い管理サーバ14のゲーム部42は、利用対象として選択されたゲームコンテンツを、ネットワークを通じて携帯電話機16に提供し、携帯電話機16においてゲームを実行させる(ステップD11)。
携帯電話機16では、メダル預け払い管理サーバ14から提供されたゲームを実行する(ステップC7)。携帯電話機16は、ゲームが終了すると(ステップC8、Yes)、ゲーム結果を表示させる(ステップC9)。例えば、ポイントを獲得するゲームであった場合には、獲得したゲームポイントを表示する。
メダル預け払い管理サーバ14のゲームメダル更新部43bは、預け入れメダルにより決済してゲームが実行されていた場合には、携帯電話機16に対して、ゲーム結果に応じた預け入れポイントの更新をするかを確認する。なお、ゲーム結果が悪い場合(例えば、獲得ゲームポイントが規定値に到達していない場合)には、ゲーム結果に応じたメダル枚数の加算は行わないものとする。
携帯電話機16は、ユーザにより預け入れメダル枚数の更新が指示された場合(ステップC10、Yes)、メダル預け払い管理サーバ14に対して、預け入れメダル枚数の更新要求を送信する(ステップC11)。この更新要求には、ゲーム結果(例えば、獲得したゲームポイント)が含まれているものとする。なお、ゲーム結果は、ゲームポイントに限るものではなく、ゲーム種類に応じた時間やクリア面数などの場合もあるものとする。
メダル預け払い管理サーバ14のゲームメダル更新部43bは、携帯電話機16から預け入れメダル枚数の更新要求を受信すると、ゲーム種類とゲーム結果に応じたメダル枚数を、ゲーム管理データ43cに設定された獲得メダル情報をもとに算出する(ステップD13)。
ゲームメダル更新部43bは、ゲーム結果に応じて算出されたメダル枚数を、メダル管理データ31aに設定された識別データに対応するメダル枚数データに加算する(ステップD14)。
このようにして、本実施形態におけるゲームシステムでは、メダル預け払い機10において預け入れしたメダルを、メダル預け払い機10から払い出して利用するだけでなく、ネットワークを介してメダル預け払い管理サーバ14に接続可能な携帯電話機16によってゲーム利用の対価を決済する際に利用することができる。従って、遊戯施設に出向かなくてもメダル預け払い機10から預け入れたメダルを使ってゲームを楽しむことができるようになる。また、携帯電話機16においてゲームを実行することで、ゲーム結果に応じてメダル預け払い管理サーバ14において管理された預け入れメダル枚数を増加させることもできるので、遊技場においてメダルゲーム機を利用するきっかけとすることもできる。さらに、携帯電話機16においてゲームを利用させることで、メダル預け払い管理サーバ14で管理しているメダル枚数を減らすことも可能になるので、これにより遊技場に設置されたメダルゲーム機の1ユーザの利用機会を減らして、メダルゲーム機が占有されにくいようにできる。
次に、メダル預け払い管理サーバ14において管理されたメダル枚数を利用したサービスについて説明する。
本実施形態におけるメダル預け払い管理サーバ14では、預け入れられているメダル枚数をユーザ間で移動させるサービスや、メダル枚数を管理しているユーザが予め決められた条件に該当する場合に預け入れメダル枚数を加算する(クーポン)サービスを提供することができる。
図10は、メダル預け払い管理サーバ14における各サービスを提供するためのメダル枚数管理処理を示すフローチャートである。
メダル預け払い管理サーバ14の移動要求受信部41aは、携帯電話機16からのアクセスにより(ステップE1)、預け入れメダルの移動要求を受信することができる(ステップE2)。例えば、あるユーザが多くのメダルを獲得してメダル預け払い管理サーバ14に預け入れしている場合に、その一部を与えて別のユーザが遊技場に設置されたメダルゲーム機や携帯電話機16でのゲームに利用できるようにする。
識別データ処理部40は、携帯電話機16から預け入れメダルの移動要求と共に識別データ(ユーザID、パスワード)を受信すると(ステップE3)、メダル管理データ記録部31に記録されたメダル管理データ31aをもとに認証処理を実行する(ステップE4)。すなわち、受信された認証データにユーザIDとパスワードとの組み合わせがメダル管理データ31aに設定されているかを判別する。
識別データ処理部40による認証結果が認証OKであった場合(ステップE5、Yes)、メダル枚数移動部41bは、認証された認証データと対応付けてメダル管理データ31aに設定されたメダル枚数を携帯電話機16に送信すると共に、預け入れメダルの移動先とするユーザIDと移動メダル枚数の指示を要求する(ステップE6)。
携帯電話機16は、メダル預け払い管理サーバ14からの要求に応じて、預け入れメダルの移動先とするユーザIDと移動メダル枚数の入力をユーザに対して促すための表示を行う。ここで、移動先とするユーザIDと移動メダル枚数が入力されると、携帯電話機16は、メダル預け払い管理サーバ14に送信する。
メダル預け払い管理サーバ14のメダル枚数移動部41bは、預け入れメダルの移動先とするユーザIDと移動メダル枚数を受信すると(ステップE7)、メダル管理データ31aに設定された移動元の認証データに対応するメダル枚数データに移動メダル数分減算し、移動先のユーザIDに対応するメダル枚数データに移動メダル数分加算する。これにより、メダル管理データ31aにおいて管理されている預け入れメダル枚数をユーザ間で移動させることができる。
一方、メダル枚数管理部41のメダル枚数判別部41cは、継続的に(例えば一定時間毎)に、予め決められた条件に該当する識別データがメダル管理データ31aに設定されているかを判別する(ステップE9)。例えば、メダル枚数データが示す預け入れメダル枚数が、予め決められた規定枚数より少なくなっているかを判別する。
なお、メダル枚数判別部41cは、メダル管理データ31aに設定されたユーザ情報中の預け入れ/払い出しをした日時、預け入れ/払い出しの回数などの情報をもとに対象を絞り込むようにしても良い。例えば、最後にメダルの払い出しをした日時から一定期間が経過している場合、すなわち遊技場でゲームを利用したと思われる時から一定期間が経過している識別データを対象とする こともできる。なお、判別の対象とする条件については、予め複数決められていても良い。
メダル枚数加算部41dは、メダル枚数判別部41cによって該当する識別データがあると判別された場合(ステップE10、Yes)、この条件に該当する識別データのメダル枚数データに対して、条件に対応するメダル枚数を加算する(ステップE11)。
メダル枚数管理部41は、メダル枚数加算部41dによってメダル枚数を加算した識別データのユーザに対して、メダルが加算された(クーポン加算)されたことを通知するための通知処理を実行する(ステップE12)。例えば、メダル管理データ31aのユーザ情報に設定されたメダルアドレス宛てに、電子メールを送信することにより通知する。
なお、前述した説明では、携帯電話機16によってメダル預け払い管理サーバ14に対して預け入れメダルの移動要求をしているが、メダル預け払い機10からメダル預け払い管理サーバ14に対して同様の処理を実行するようにしても良い。
このように、メダル預け払い管理サーバ14において預け入れメダル枚数が管理されたユーザに対して、予め決められた条件に該当すればメダルを加算することで、遊技場に訪れてメダルゲーム機を利用する、あるいは携帯電話機16を用いてゲームを利用するきっかけを与えることになる。すなわち、メダル預け払い管理サーバ14において、単に預け払いされたメダル枚数を管理するたけでなく、ゲームの利用を拡大させるサービスの提供に預け入れメダルを有効に活用することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることができるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、コンピュータに実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)をコンピュータ内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、コンピュータ内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
本実施形態におけるゲームシステムの構成を示すブロック図。 本実施形態におけるメダル預け払い機10の機能構成を示すブロック図。 本実施形態におけるメダル預け払い管理サーバ14の機能構成を示すブロック図。 メダル管理データ31aのデータ構成の一例を示す図。 ゲーム管理データ43cのデータ構成例を示す図。 メダル預け払い機10におけるメダル預け払い処理を説明するためのフローチャート。 メダル預け払い管理サーバ14における預け払い処理を説明するためのフローチャート。 携帯電話機16において実行されるゲーム処理を示すフローチャート。 メダル預け払い管理サーバ14におけるゲーム管理処理を示すフローチャート。 メダル預け払い管理サーバ14における各サービスを提供するためのメダル枚数管理処理を示すフローチャート。
符号の説明
10(10−1,10−2,…,10−n)…メダル預け払い機、12…インターネット、14…メダル預け払い管理サーバ、16(16−1,16−2,…,16−m)…携帯電話機、18…携帯電話網、20…制御部、20a…識別データ処理部、20b…預け入れ処理部、20c…払い出し処理部、21…入力部、22…表示部、23…メダル払い出し機構、24…メダル預け入れ機構、30…制御部、31…メダル管理データ記録部、31a…メダル管理データ、32…通信部、40…識別データ処理部、41…メダル枚数管理部、41a…移動要求受信部、41b…メダル枚数移動部、41c…メダル枚数判別部、41d…メダル枚数加算部、42…ゲーム部、43…ゲーム管理部、43a…ゲーム決済部、43b…ゲームメダル更新部、43c…ゲーム管理データ、44…メダル預け払い処理部、44a…預け入れ枚数受信部、44b…払い出し要求受信部、44c…メダル枚数送信部、44d…払い出し枚数受信部、44e…預け払い更新部。

Claims (5)

  1. ネットワークを介して接続された複数のメダル預け払い機または携帯端末と通信を行う通信手段と、
    第1のメダル預け払い機に対してメダルを預け払いする利用者に対して識別データを設定する識別データ設定手段と、
    前記通信手段によって前記第1のメダル預け払い機から受信されるデータをもとに、前記第1のメダル預け払い機において預け払いされたメダル枚数を前記識別データ設定手段によって設定された識別データと対応付けて管理するための処理を行うメダル預け払い処理手段と、
    ネットワークを介して接続された携帯端末に対してゲームを提供するゲーム手段と、
    前記携帯端末から前記識別データと共に前記ゲーム手段が提供するゲームの実行要求を受信した場合に、前記メダル預け払い処理手段により管理されたメダル枚数の中からゲーム利用の対価を決済するための決済処理を実行する決済手段と、
    前記携帯端末による前記ゲーム手段が提供したゲームの実行結果に応じて、前記メダル預け払い処理手段によって管理されたメダル枚数を更新する第1更新手段と、
    前記通信手段により第2のメダル預け払い機から前記識別データとメダルの払い出し要求を受信する払い出し要求受信手段と、
    前記払い出し要求受信手段により受信された前記識別データと対応付けて管理されたメダル枚数を示す枚数データを、前記第2のメダル預け払い機に送信するメダル枚数送信手段と、
    前記第2のメダル預け払い機において払い出されたメダル枚数を示す払い出し枚数データを受信する払い出し枚数受信手段と、
    前記払い出し枚数データに応じて、前記メダル預け払い処理手段によって管理されたメダル枚数を更新する第2更新手段と
    を具備したことを特徴とするメダル預け払い管理サーバ。
  2. 前記通信手段によって前記携帯端末からメダル枚数移動要求と共に、第1及び第2の前記識別データ及びメダル枚数を示す枚数データを受信する移動要求受信手段と、
    前記第1の識別データと対応付けて管理されたメダル枚数から前記枚数データが示すメダル枚数を減算し、前記第2の識別データと対応付けて管理されたメダル枚数に前記枚数データが示すメダル枚数を加算するメダル枚数移動手段とを有することを特徴とする請求項1または請求項1記載のメダル預け払い管理サーバ。
  3. 各識別データと対応付けて管理されたメダル枚数が予め決められた条件に該当するかを判別するメダル枚数判別手段と、
    前記メダル枚数判別手段によりメダル枚数が条件に該当すると判別された前記識別データに対して、予め決められたメダル枚数を加算するメダル枚数加算手段とを有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のメダル預け払い管理サーバ。
  4. 前記ゲーム手段は、複数種類のゲームから実行対象として選択されたゲームを前記携帯端末に提供するもので、
    前記決済手段は、実行対象として選択されたゲームの種類に応じて異なるメダル枚数によってゲーム利用の対価を決済し、
    前記第1更新手段は、前記携帯端末によって実行されたゲームの種類に応じて、ゲームの結果に対して更新するメダル枚数を決定することを特徴とする請求項1または請求項1乃至請求項3記載のメダル預け払い管理サーバ。
  5. コンピュータを、
    ネットワークを介して接続された複数のメダル預け払い機または携帯端末と通信を行う通信手段と、
    第1のメダル預け払い機に対してメダルを預け払いする利用者に対して識別データを設定する識別データ設定手段と、
    前記通信手段によって前記第1のメダル預け払い機から受信されるデータをもとに、前記第1のメダル預け払い機において預け払いされたメダル枚数を前記識別データ設定手段によって設定された識別データと対応付けて管理するための処理を行うメダル預け払い処理手段と、
    ネットワークを介して接続された携帯端末に対してゲームを提供するゲーム手段と、
    前記携帯端末から前記識別データと共に前記ゲーム手段が提供するゲームの実行要求を受信した場合に、前記メダル預け払い処理手段により管理されたメダル枚数の中からゲーム利用の対価を決済するための決済処理を実行する決済手段と、
    前記携帯端末による前記ゲーム手段が提供したゲームの実行結果に応じて、前記メダル預け払い処理手段によって管理されたメダル枚数を更新する第1更新手段と、
    前記通信手段により第2のメダル預け払い機から前記識別データとメダルの払い出し要求を受信する払い出し要求受信手段と、
    前記払い出し要求受信手段により受信された前記識別データと対応付けて管理されたメダル枚数を示す枚数データを、前記第2のメダル預け払い機に送信するメダル枚数送信手段と、
    前記第2のメダル預け払い機において払い出されたメダル枚数を示す払い出し枚数データを受信する払い出し枚数受信手段と、
    前記払い出し枚数データに応じて、前記メダル預け払い処理手段によって管理されたメダル枚数を更新する第2更新手段として機能させるためのメダル預け払い管理プログラム。
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