JP2009253806A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受信FAXに対する応答結果を自動で取得することが可能なファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】 FAX機能を有するネットワーク複合機1は、受信FAXの送信元情報、受信開始日時等を含む受信履歴情報、並びに、送信FAXの送信先情報、送信開始日時等を含む送信履歴情報を管理する送受信履歴テーブル、及び、返信が必要な受信FAXの返信状態を管理する返信管理テーブルを記憶するバックアップRAM10Aと、送受信履歴テーブルに記録されている受信FAXの受信履歴情報、送信FAXの送信履歴情報、及び、返信管理テーブルに記録されている返信状態に基づいて、受信FAXに対する応答率、平均応答時間を取得する制御部10とを備えている。また、ネットワーク複合機1は、取得された応答結果を表示する表示部12を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファクシミリ装置に関する。
従来から、企業等では、顧客満足度の向上を図るために様々な取り組みが行われている。このような取り組みを支援するシステムとして、例えば、特許文献1には、受付業務の効率化と顧客サービスを向上することができる顧客問合せシステムが開示されている。この顧客問合せシステムは、顧客からの問合せを受けると、顧客に対して問合せを受け付けたことを通知するとともに、問合せを担当者に振り分ける。また、顧客問合せシステムは、担当者からの回答を受け取ると、回答を顧客に返信する。
特開2000−215121号公報
一方、例えば、顧客からの注文書をFAX(又はIFAX)受信した場合等に、それに対する応答をできるだけ早く行うことが、顧客満足度向上の観点からは好ましい。そのため、受信FAX等に対する実際の応答率及び平均応答時間等がどのようになっているかを知りたいという要望があった。
ここで、上述した特許文献1記載の顧客問合せシステムでは、顧客からの問合せを受信した時から設定された日数又は時間が経過しても回答が顧客に送られない場合には、その担当者に対して回答督促メッセージを送るようになっている。しかしながら、上述した顧客問合せシステムでは、顧客からの問合せに対する応答結果、例えば、応答率、平均応答時間等を自動で取得することは考慮されていなかった。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、受信FAXに対する応答結果を自動で取得することが可能なファクシミリ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るファクシミリ装置は、受信FAXの受信履歴情報、及び送信FAXの送信履歴情報を記憶する記憶手段と、送信FAXが、記憶手段に記憶されている受信FAXに対する返信であるか否かを判定する判定手段と、記憶手段に記憶されている受信履歴情報、送信履歴情報、及び、判定手段による判定結果に基づいて、受信FAXに対する応答結果を取得する集計手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るファクシミリ装置によれば、受信FAXの受信履歴情報と、送信FAXの送信履歴情報と、送信FAXが受信FAXに対する返信であるか否かの判定結果とに基づいて、受信FAXに対する返信状態を管理することができる。そのため、受信FAXに対する応答結果を自動で取得することが可能となる。なお、本明細書中において、FAXには、公衆交換電話網(PSTN:Public Subscriber Telephone Network)を介した一般的なFAXの他、IP(Internet Protocol)網経由で画像データを送受信するIFAX及びIP−FAX等を含むものとする。
本発明に係るファクシミリ装置は、受信FAXのうち返信が必要な受信FAXを設定する設定手段を備え、判定手段が、設定手段により設定された返信が必要な受信FAXについて、送信FAXが受信FAXに対する返信であるか否かを判定し、集計手段が、設定手段により設定された返信が必要な受信FAXについて、応答結果を取得することが好ましい。
このようにすれば、返信が必要な受信FAXについてのみ、送信FAXが返信であるか否かが判定され、応答結果が集計される。そのため、応答結果の精度を向上させることが可能となる。
本発明に係るファクシミリ装置では、受信履歴情報が受信FAXの送信元情報を含み、
判定手段が、受信FAXの送信元情報と、送信FAXの送信先情報とに基づいて、送信FAXが受信FAXに対する返信であるか否かを判定することが好ましい。
このようにすれば、送信FAXが受信FAXに対する返信であるか否かを正確に判定することができるため、受信FAXに対する応答結果を正確に取得することが可能となる。
本発明に係るファクシミリ装置は、集計期間を設定する期間設定手段を備え、集計手段が、期間設定手段により設定された集計期間における、受信FAXに対する応答結果を取得することが好ましい。
このようにすれば、ユーザは、任意に集計期間を設定することができる。また、ユーザは、設定した集計期間における応答結果を自動的に取得することが可能となる。
本発明に係るファクシミリ装置では、受信履歴情報が受信FAXの受信日時情報を含み、送信履歴情報が送信FAXの送信日時情報を含み、集計手段が、判定手段による判定結果に基づいて、受信FAXに対する応答率を取得するとともに、受信FAXの受信日時情報及び送信FAXの送信日時情報に基づいて、受信FAXに対する応答時間を取得することが好ましい。
このようにすれば、受信FAXに対する応答率、及び応答時間を適切に取得することが可能となる。
本発明に係るファクシミリ装置は、集計手段により取得された応答結果をユーザに対して提示する提示手段を備えることが好ましい。
このようにすれば、ユーザは、提示された、受信FAXに対する応答結果を確認し、解析することにより、例えば業務の改善等に利用することが可能となる。
本発明によれば、受信FAXの受信履歴情報と、送信FAXの送信履歴情報と、送信FAXが受信FAXに対する返信であるか否かの判定結果とに基づいて、受信FAXに対する応答結果を取得する構成としたので、受信FAXに対する応答結果を自動で取得することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。また、ここでは、FAX機能及びIFAX(インターネットファクシミリ)機能を有するファクシミリ装置を含むネットワーク複合機を例にして説明する。
まず、図1、2を用いて、実施形態に係るネットワーク複合機1を含むネットワークシステムの全体構成、及び、ネットワーク複合機1の構成について説明する。図1は、ネットワーク複合機1を含むネットワークシステムの全体構成を示す図である。また、図2は、ネットワーク複合機1の構成を示すブロック図である。
図1に示されるネットワークシステムは、ネットワーク複合機1、公衆交換電話網50を介してネットワーク複合機1と接続されるネットワーク複合機2、及び、インターネット52を介してネットワーク複合機1と接続されるネットワーク複合機3を備えて構成されている。ここでは、ネットワーク複合機2,3が、例えば顧客先に設置されたネットワーク複合機であり、ネットワーク複合機1に対して注文書等をFAX又はIFAXで送信するものとする。なお、図1では、公衆交換電話網50及びインターネット52を介して2台のネットワーク複合機2,3がネットワーク複合機1と接続されている例を示したが、ネットワーク複合機1に接続されるネットワーク複合機(又はファクシミリ装置)の数が2台に限られないことは言うまでもない。
ネットワーク複合機1は、ネットワーク対応されたFAX、IFAX機能に加えて、スキャナ、プリンタ、コピー、及びサーバ機能を有するものである。また、ネットワーク複合機1は、ネットワーク複合機2,3から受信した注文書等の受信FAXの受信履歴情報と、送信FAXの送信履歴情報と、受信FAXに対して返信されたか否かの判定結果、すなわち返信状態情報とを記憶しており、これらの受信履歴情報、送信履歴情報、及び返信状態情報に基づいて、例えば、所定期間(集計期間)内の応答率、平均応答時間等の応答結果を取得し、その応答結果を表示画面に表示する機能を有している。これらの各機能を実現するためにネットワーク複合機1は、制御部10、操作部11、表示部12、読取部13、記録部14、コーデック15、画像記憶部16、モデム17、NCU18、IFAX制御部19、Webサーバ21、及び、LANインターフェース22等を備えている。なお、各部は通信線23で相互に通信可能に接続されている。
制御部10は、演算を行うマイクロプロセッサ、マイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラム等を記憶するROM、演算結果などの各種データを一時的に記憶するRAM、及びデータがバックアップされているバックアップRAM10A等により構成されている。制御部10は、ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、以下に説明するネットワーク複合機1を構成する各部の機能を実現するとともに、ネットワーク複合機1を構成するハードウェアを統合的に制御する。
制御部10を構成するバックアップRAM10Aは、受信FAXの送信元情報並びに受信開始日時等を含む受信履歴情報、及び、送信FAXの送信先情報並びに送信開始日時等を含む送信履歴情報を管理する送受信履歴テーブルを記憶している。また、バックアップRAM10Aは、返信が必要な受信FAX、及び該受信FAXに対する返信状態、すなわち「返信済み」か「未返信」かを管理する返信管理テーブルを記憶している。すなわち、バックアップRAM10Aは、特許請求の範囲に記載の記憶手段として機能する。
ここで、バックアップRAM10Aに記憶されている送受信履歴テーブルの一例を図3に示す。また、返信管理テーブルの一例を図4に示す。図3に示されるように、送受信履歴テーブルは、連番で付与される履歴番号が記録される履歴番号欄60、受信FAXであるか送信FAXであるかを示す情報が記録される送受信欄61、FAX番号若しくはE−mailアドレス等の送信元情報又は送信先情報が記録される送信元/送信先欄62、及び、受信開始日時又は送信開始日時が記録される受信開始日時/送信開始日時欄63から構成されている。なお、図3に示された例では、履歴番号1,2,4,5番が受信FAXであること、及び、それぞれの送信元情報、受信開始日時が記録されている。また、履歴番号4,6番が送信FAXであること、及び、それぞれの送信先情報、送信開始日時が記録されている。
また、図4に示されるように、返信管理テーブルは、返信が必要とされる受信FAXの送受信履歴テーブルで付与された履歴番号を記録する受信履歴番号欄70、「返信済み」又は「未返信」であることを示す情報を記録する返信状態欄71、及び、対応する送信FAXに対して送受信履歴テーブルで付与された履歴番号を記録する送信履歴番号欄72から構成されている。なお、図4に示された例では、受信履歴番号(すなわち送受信履歴テーブルの履歴番号)1番の受信FAXは「返信済み」であり、該受信FAXに対応する返信FAXは送信履歴番号(すなわち送受信履歴テーブルの履歴番号)6番の送信FAXであることが記録されている。なお、受信履歴番号4,5番の受信FAXは、まだ「未返信」であることが記録されている。なお、バックアップRAM10Aは、送受信履歴テーブル、返信管理テーブルに加え、受信FAXに対する応答結果を定期的に自動で取得するために設定された集計期間も記憶している。
制御部10は、FAX送信が行われる際に、例えば、送信元が送信FAXの送信先(ファックス番号又はE−mailアドレス)と一致する受信FAXが返信管理テーブルに管理されているか否か、及び、管理されている場合に、その返信状態が未返信であるか否かに基づいて、送信FAXが受信FAXに対する返信であるか否かを判定する。制御部10は、送信元が送信FAXの送信先と一致する受信FAXが返信管理テーブルに管理されており、且つその返信状態が未返信である場合には、送信FAXが管理されている受信FAXに対する返信(応答)であると判定する。その場合、制御部10は、FAX送信が実行された後に、返信管理テーブルの返信状態を「未返信」から「返信済み」に変更する。また、受信FAXに対して返信FAXを送信する場合には、送受信履歴テーブルの中から返信対象の受信FAXを選択することにより、返信先を設定することができる。この場合には、送信FAXが、送受信履歴テーブルの中から選択された受信FAXに対する返信(応答)であると判定される。
また、制御部10は、バックアップRAM10Aに記憶されている送受信履歴テーブル(受信履歴情報、送信履歴情報)及び返信管理テーブルに基づいて、受信FAXに対する応答率、平均応答時間等の応答結果を集計期間毎に取得する。より具体的には、返信管理テーブルに管理されている集計期間内の返信済み件数を、返信済み件数と未返信件数との合計値で除算することにより応答率が求められる。また、送受信履歴テーブルに管理されている受信開始日時と送信開始日時(応答開始日時)とから求められる応答時間の平均値を取ることにより平均応答時間が求められる。すなわち、制御部10は、特許請求の範囲に記載の判定手段及び集計手段として機能する。
操作部11は、ネットワーク複合機1の各機能を利用するために用いられる複数のキー、例えば、テンキー、短縮キー、スタートキー、ストップキー、及び各種のファンクションキー等を備えている。FAX送信時に、ネットワーク複合機1のユーザは、送信原稿をセットし、テンキー又は短縮キーを用いて送信先のFAX番号又はIFAXアドレスを入力した後、スタートキーを押下げることによりFAX送信を行うことができる。
また、受信FAXに対して返信FAXを送信する場合に、ネットワーク複合機1のユーザは、操作部11のキーを操作して送受信履歴テーブルを開き、送受信履歴テーブルの中から返信対象である受信FAXを選択することにより、返信先を設定することができる。また、ユーザは、FAX受信時に、その受信FAXに対して返信が必要か否かを判断し、返信が必要であると判断した場合には、操作部11のキーを操作することにより、受信されたFAXが返信が必要なFAXであることを設定することができる。なお、ユーザにより上述した設定操作がなされた場合、受信FAXの受信履歴番号が返信管理テーブルに登録され、返信状態が未返信にセットされる。ユーザは、FAX受信時でなくても、操作部11のキーを操作して送受信履歴テーブルを開き、送受信履歴テーブルの中から返信が必要な受信FAXを選択して設定することもできる。
さらに、ユーザは、操作部11の各キーを操作し、応答結果を定期的に自動で取得する集計期間(例えば、1日とか1週間とか)を設定することができる。なお、ユーザは、操作部11の各キーを操作し、任意のタイミングで、任意の期間における応答結果の集計を行うこともできる。すなわち、操作部11は、特許請求の範囲に記載の設定手段及び期間設定手段として機能する。
表示部12は、LCD等を用いた表示装置であり、ネットワーク複合機1の動作状態及び/又は各種設定内容等を表示する。また、表示部12は、上述した応答結果を表示してユーザに提示する。すなわち、表示部12は特許請求の範囲に記載の提示手段として機能する。
読取部13は、光源及びCCD等によって構成されており、紙文書等の原稿を設定された副走査線密度に応じてライン毎に読み取り、画像データを生成する。記録部14は、電子写真方式のプリンタであり、読取部13により読み取られた画像データ、及び、ファクシミリで受信された画像データ等を用紙にプリントアウトする。また、記録部14は、上述した応答結果をプリントアウトしてユーザに提示する。すなわち、記録部14も特許請求の範囲に記載の提示手段として機能する。
コーデック15は、読取部13で読み取られた画像データを符号化圧縮(以下、単に「符号化」という)するとともに符号化されている画像データを復号する。画像記憶部16は、DRAM等で構成されており、コーデック15で符号化された画像データ、及びファクシミリ受信された画像データ等を記憶する。
モデム(変復調器)17は、ディジタル信号とアナログ信号との間の変復調を行う。また、モデム17は、ディジタル命令信号(DCS)等の各種機能情報の発生及び検出を行う。NCU(Network Control Unit)18は、モデム17と接続されており、モデム17と公衆交換電話網(PSTN)50との接続を制御する。また、NCU18は、送信先のファクシミリ番号に対応した呼出信号の送出、及びその着信を検出する機能を備えている。
IFAX制御部19は、読み取った送信原稿をTIFF形式等の画像データとして電子メールに添付し、メールアドレス(SMTPサーバ)宛てに送信するとともに、設定された時間毎にPOPサーバから電子メールを受信してプリントアウトするインターネットFAX(IFAX)機能を司る。
Webサーバ21は、例えばHTMLで記述されたホームページ、ログインページ、及びファクシミリ操作ページ等のデータに対して、クライアント端末からアクセスして所定のHTTPタスクを実行することを可能にする。LANインターフェース22は、ルータ30等が接続されたLAN51に接続され、インターネット52からの信号をルータ30を介して受信するとともに、LAN51に対して信号やデータを送信する。LANインターフェース22は、信号変換及びプロトコル変換等のインターフェース処理を実行するとともに、データ通信中の通信エラーを検出する。
次に、図5及び図6を併せて参照しつつ、ネットワーク複合機1の動作について説明する。図5は、ネットワーク複合機1によるFAX受信処理の処理手順を示すフローチャートである。また、図6は、ネットワーク複合機1によるFAX送信処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、図5を参照しつつ、ネットワーク複合機1によるFAX受信処理について説明する。ステップS100では、FAX受信(又はIFAX受信)が行われる。続くステップS102では、ステップS100で受信された受信FAXの受信履歴が送受信履歴テーブルに記録される。より詳細には、履歴番号が付与されて履歴番号欄60に記録されるとともに、送受信履歴テーブルの送受信欄61、送信元/送信先欄62、受信開始日時/送信開始日時欄63それぞれに、受信であることを示す情報、送信元情報(FAX番号又はE−mailアドレス)、及び受信開始日時が記録される(図3参照)。
続いて、ステップS104では、ステップS100で受信された受信FAXに対して返信(応答)が必要か否かについての判断が行われる。ここで、返信が必要な場合には、ステップS106に処理が移行する。一方、返信が必要ではないときには本受信処理から抜ける。
返信が必要であると判断された場合には、ステップS106において、返信FAXが未返信であることを示す情報とともに、受信FAXが返信管理テーブルに記録される。より詳細には、返信管理テーブルの受信履歴番号欄70に、ステップS102で付与された送受信履歴テーブルの履歴番号が記録されるとともに、返信状態欄71に未送信であることを示す情報が記録される(図4参照)。その後、本受信処理から抜ける。
次に、図6を参照しつつ、ネットワーク複合機1によるFAX送信処理について説明する。ステップS200では、FAX送信(又はIFAX送信)が行われる。続くステップS202では、ステップS200で送信された送信FAXの送信履歴が送受信履歴テーブルに記録される。より詳細には、履歴番号が付与されるとともに、送受信履歴テーブルの送受信欄61、送信元/送信先欄62、受信開始日時/送信開始日時欄63それぞれに、送信であることを示す情報、送信先情報(FAX番号又はE−mailアドレス)、及び送信開始日時が記録される(図3の履歴番号6番参照)。
続くステップS204では、送受信履歴テーブルの中から返信する受信FAXを選択することにより返信先が設定されたか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS204が肯定された場合にはステップS208に処理が移行する。一方、ステップS204が否定されたときには、ステップS206に処理が移行する。
ステップS206では、送信元が送信FAXの送信先(ファックス番号又はE−mailアドレス)と一致する受信FAXが返信管理テーブルに管理されているか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS206が肯定された場合には、ステップS208に処理が移行する。一方、ステップS206が否定されたときには、送信されたFAXが、受信FAXに対する返信(応答)ではないと判断、すなわち通常の送信FAXであると判断され、本送信処理から抜ける。
ステップS204又はステップS206が肯定された場合、送信されたFAXが受信FAXに対する返信(応答)であると判断され、ステップS208において、返信管理テーブルの対応する返信状態が「未返信」から「返信済み」に更新される(図4の受信履歴番号1番参照)。
そして、集計期間毎に、バックアップRAM10Aに記憶されている送受信履歴テーブル(受信履歴情報、送信履歴情報)及び返信管理テーブルに基づいて、受信FAXに対する応答結果、すなわち応答率及び平均応答時間が取得される。また、応答結果が表示部12に表示される。ここで、表示部12に表示される応答結果画面の一例を図7に示す。図7に示されるように、応答結果として、集計期間内の受信ファックス数(図7の例では20件)、返信率(図7の例では95%)、及び平均応答時間(図7の例では25分)が表示される。
本実施形態によれば、送受信履歴テーブルに記録されている受信FAXの受信履歴情報、送信FAXの送信履歴情報、及び、返信管理テーブルに記録されている返信状態に基づいて、受信FAXに対する応答結果、すなわち応答率及び平均応答時間が取得される。そのため、受信FAXに対する応答率、及び平均応答時間を自動的に取得することが可能となる。
本実施形態によれば、返信が必要な受信FAXが返信管理テーブルに記録されるとともに、該返信管理テーブルに記録されている返信が必要な受信FAXについてのみ、返信状態が管理され、応答結果が取得される。そのため、精度の高い応答結果を取得することが可能となる。
本実施形態によれば、受信FAXの送信元情報と、送信FAXの送信先情報とに基づいて、送信FAXが受信FAXに対する返信であるか否かが判定されるため、送信FAXが受信FAXに対する返信であるか否かを正確に判定することができる。その結果、受信FAXに対する応答結果を正確に取得することが可能となる。
本実施形態によれば、ユーザは、所望する集計期間を自由に設定することができる。また、設定された集計期間毎に受信FAXに対する応答結果が取得されるため、ユーザは、設定した集計期間毎に、該集計期間おける応答結果を自動的に取得することが可能となる。
本実施形態によれば、応答結果が表示部12により表示される。そのため、ユーザは、表示された応答結果から、受信FAXに対する応答状況を確認し、解析することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、応答結果を表示部12に表示したが、表示内容は上述した受信ファックス数、返信率、平均応答時間に限られない。例えば、これらの結果に加えて、集計期間等を表示してもよい。また、応答結果画面の表示に代えて、又は表示に加えて、応答結果を記録部14によりプリントアウトしてもよい。また、応答結果をWebサーバを利用してクライアント端末に送信したり、電子メールに添付して送信する構成としてもよい。
また、例えば、目標応答時間(例えば20分以内)を設定し、この目標応答時間内に何%返信(応答)できたかを計測する構成としてもよい。さらに、宛先毎(顧客毎)に応答結果を取得する構成としてもよい。
上記実施形態では、FAX機能及びIFAX機能を有するファクシミリ装置を含むネットワーク複合機に本発明を適用したが、単機能のファクシミリ装置又はネットワークファクシミリ装置に適用することができることは言うまでもない。
また、本発明は、ダイナミックDNSサービスを利用して、インターネット上の相手機のIPアドレスを特定し、ダイレクトSMTP方式で直接FAX送信するDDNS対応IP−FAX、及び、イントラネット内の相手機のIPアドレスを直接指定してダイレクトSMTP方式でFAX送信するダイレクトインターネットFAX(ダイレクトSMTP)等を利用したファクシミリ通信にも適用することができる。
実施形態に係るネットワーク複合機を含むネットワークシステムの構成を示す図である。 実施形態に係るネットワーク複合機の構成を示すブロック図である。 送受信履歴テーブルの一例を示す図である。 返信管理テーブルの一例を示す図である。 実施形態に係るネットワーク複合機によるFAX受信処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係るネットワーク複合機によるFAX送信処理の処理手順を示すフローチャートである。 応答結果画面の一例を示す図である。
符号の説明
1,2,3 ネットワーク複合機
10 制御部
10A バックアップRAM
11 操作部
12 表示部
13 読取部
14 記録部
15 コーデック
16 画像記憶部
17 モデム
18 NCU
19 IFAX制御部
21 Webサーバ
22 LANインターフェース
30 ルータ
50 PSTN
51 LAN
52 インターネット

Claims (6)

  1. 受信FAXの受信履歴情報、及び送信FAXの送信履歴情報を記憶する記憶手段と、
    送信FAXが、前記記憶手段に記憶されている受信FAXに対する返信であるか否かを判定する判定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記受信履歴情報、前記送信履歴情報、及び、前記判定手段による判定結果に基づいて、受信FAXに対する応答結果を取得する集計手段と、を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記受信FAXのうち返信が必要な受信FAXを設定する設定手段を備え、
    前記判定手段は、前記設定手段により設定された返信が必要な受信FAXについて、送信FAXが前記受信FAXに対する返信であるか否かを判定し、
    前記集計手段は、前記設定手段により設定された返信が必要な受信FAXについて、前記応答結果を取得することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記受信履歴情報は、前記受信FAXの送信元情報を含み、
    前記判定手段は、前記受信FAXの送信元情報と、前記送信FAXの送信先情報とに基づいて、前記送信FAXが前記受信FAXに対する返信であるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のファクシミリ装置。
  4. 集計期間を設定する期間設定手段を備え、
    前記集計手段は、前記期間設定手段により設定された集計期間における、受信FAXに対する応答結果を取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  5. 前記受信履歴情報は、前記受信FAXの受信日時情報を含み、
    前記送信履歴情報は、前記送信FAXの送信日時情報を含み、
    前記集計手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、受信FAXに対する応答率を取得するとともに、前記受信FAXの受信日時情報及び前記送信FAXの送信日時情報に基づいて、受信FAXに対する応答時間を取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  6. 前記集計手段により取得された応答結果をユーザに対して提示する提示手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8576455B2 (en) * 2012-03-27 2013-11-05 Konica Minolta Laboratory U.S.A., Inc. Determining if a received fax is an auto-reply for a transmitted fax

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