JP2000330890A - 通信端末装置、通信システム及びそれらの制御方法 - Google Patents

通信端末装置、通信システム及びそれらの制御方法

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JP2000330890A
JP2000330890A JP14141499A JP14141499A JP2000330890A JP 2000330890 A JP2000330890 A JP 2000330890A JP 14141499 A JP14141499 A JP 14141499A JP 14141499 A JP14141499 A JP 14141499A JP 2000330890 A JP2000330890 A JP 2000330890A
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Masaatsu Kisono
正篤 木曽野
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続された通信端末装置が実
際にネットワークを介した電子メールの送信または/及
び受信が行える状態になっているか否かを容易に確認す
ることができる通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 ネットワーク端末装置間でデータの送受
信が可能なネットワークに接続され、前記ネットワーク
を介した電子メールの送受信機能を備えた通信端末装置
において、所定の操作入力に応じて送信テスト用電子メ
ールを自動的に作成して、予め記憶しておいた送信先メ
ールアドレス宛に前記ネットワークを介して自動的に送
信することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信端末装置、通信
システム、及び、それらの制御方法に関し、特にネット
ワーク端末装置間でデータの送受信が可能なネットワー
クに接続され、前記ネットワークを介した電子メールの
送受信機能を備えた通信端末装置、ネットワーク端末装
置間でデータの送受信が可能なネットワークに接続さ
れ、前記ネットワークを介した電子メールによる通信機
能を備えた、通信端末装置及びネットワーク端末装置に
より構成される通信システム、及び、それらの制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに代表されるコンピュー
タネットワークを介して通信は、公衆網を介した従来の
ファクシミリ通信等と異なり、通信の都度に通信料が課
金されることがなく、無料で行える利点がある。もっと
も、前記公衆網を介して最寄のインターネット接続業者
(プロバイダ)のサーバ装置にダイヤルアップ接続して
インターネットを介した通信を行う場合には、前記公衆
網を介する分の通信料は課金されるが、その通信料は、
市内通話料程度で済み、ネットワークを介した通信の利
点はほとんど損なわれない。
【0003】一方、ファクシミリ通信の形態は、基本的
には、公衆網を介したファクシミリ装置間での通信であ
るが、ファクシミリ装置間の通信経路の一部または全部
としてインターネット等のネットワークを使用すること
で、通信料金の節減を図った新たなファクシミリ通信形
態が種々提案されている。
【0004】具体的には、LANインターフェース等の
ネットワーク用のインターフェースを備えたファクシミ
リ装置(ネットワークファクシミリ装置)を、ネットワ
ークに接続し、送信側のネットワークファクシミリ装置
で読み取った原稿画情報をネットワークを介して受信側
のネットワークファクシミリ装置で受信したり、送信側
のネットワークファクシミリ装置が他のネットワーク端
末からの送信依頼の画情報を電子メール等としてネット
ワークを介して受信して、ネットワークを介して中継先
のネットワークファクシミリ装置に転送し、その中継先
のネットワークファクシミリ装置が、転送されてきた画
情報に付帯して通知されたファックス番号に発呼して、
転送されてきた画情報を公衆網を介して送信したり、逆
に、公衆網を介してファクシミリ装置から中継依頼され
た画情報をネットワークファクシミリ装置が受信して、
受信した画情報に付帯した通知されたネットワーク上の
送信宛先に、当該受信した画情報を電子メール等として
ネットワークを介して送信し、送信宛先のネットワーク
ファクシミリ装置が受信したり、更に、そのネットワー
クファクシミリ装置が受信した画情報を最終的な配信宛
先のファクシミリ装置に公衆網を介して送信したりする
等のファクシミリ通信形態がある。
【0005】このように、ネットワークにネットワーク
端末装置の1つとしてネットワークファクシミリ装置を
接続することで、利便性の高い種々のファクシミリ通信
形態が実現できる。
【0006】通信データが主にファクシミリ文書である
ネットワークファクシミリ装置に限らず、通信端末装置
をネットワークに接続することにより、ネットワークフ
ァクシミリ装置と同様に利便性の高い種々の通信形態が
実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そのような、ネットワ
ークに接続すれば、ネットワークを介した電子メールの
送受信が可能な通信端末装置を、実際にネットワークに
接続して、ネットワークを介した電子メールの送受信を
可能とするためには、IPアドレス、接続する電子メー
ルサーバ等の、ネットワークへ接続するために必要なパ
ラメータを設定する必要がある。しかし、必要な設定を
おこなったとしても、設定ミス等により、実際にはネッ
トワークを介した電子メールの送信または/及び受信を
正しくは行えない状態になる場合もある。
【0008】従来は、ネットワークに接続した通信端末
装置が実際にネットワークを介した電子メールの送信ま
たは/及び受信を正しく行える状態になっているのかを
容易に確認することができず不便であるという問題点が
あった。また、通信端末装置によっては、ユーザからの
選択操作に応じて各種機能に関する使用説明書等の文書
を出力する機能を備えたものもあるが、各通信端末装置
が個別に使用説明書等の文書データを記憶しておくのに
は、大容量のリードオンリメモリ等の記憶手段が必要と
なるという問題点があった。
【0009】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、ネットワークに接続された通信端末装置が実際に
ネットワークを介した電子メールの送信または/及び受
信が行える状態になっているか否かを容易に確認するこ
とができ、また、使用説明書等の装置の使用に必要な文
書をネットワークを介して取り寄せることができる通信
端末装置、通信システム及びそれらの制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信端
末装置は、ネットワーク端末装置間でデータの送受信が
可能なネットワークに接続され、前記ネットワークを介
した電子メールの送受信機能を備えた通信端末装置にお
いて、予め送信先メールアドレスを送信先記憶手段に記
憶しておき、所定の操作入力に応じて送信テストメール
送信手段が送信テスト用電子メールを作成して前記送信
先記憶手段に記憶された送信先メールアドレス宛に前記
ネットワークを介して送信するとを備えたことを特徴と
する。
【0011】請求項2に記載の通信端末装置の制御方法
は、ネットワーク端末装置間でデータの送受信が可能な
ネットワークに接続され、前記ネットワークを介した電
子メールの送受信機能を備えた通信端末装置の制御方法
において、予め送信先メールアドレスを記憶しておき、
所定の操作入力に応じて送信テスト用電子メールを作成
して前記送信先メールアドレス宛に前記ネットワークを
介して送信することを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の通信システムは、ネット
ワーク端末装置間でデータの送受信が可能なネットワー
クに接続され、前記ネットワークを介した電子メールに
よる通信機能を備えた、通信端末装置及びネットワーク
端末装置により構成される通信システムにおいて、前記
通信端末装置は、送信先記憶手段に予め送信先メールア
ドレスを記憶しておくと共に、予め自装置のメールアド
レスを自メールアドレス記憶手段に記憶しておき、 所
定の操作入力に応じて、送受信テストメール送信手段が
前記自メールアドレス記憶手段に記憶された自装置のメ
ールアドレスを所定形式で含む送受信テスト用電子メー
ルを作成して前記送信先記憶手段に記憶された、前記ネ
ットワーク端末装置に対応する送信先メールアドレス宛
に前記ネットワークを介して送信する一方、前記ネット
ワーク端末装置は、受信した電子メールの内容として所
定形式のメールアドレスが含まれているか否かを検出す
る送受信テスト用電子メール検出手段により、前記所定
形式のメールアドレスが含まれる電文メールの受信が検
出された場合は、受信確認メール送信手段が受信確認用
電子メールを作成して前記送受信テスト用電子メール検
出手段により検出されたメールアドレス宛に前記ネット
ワークを介して送信するとを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の通信システムの制御方法
は、ネットワーク端末装置間でデータの送受信が可能な
ネットワークに接続され、前記ネットワークを介した電
子メールによる通信機能を備えた、通信端末装置及びネ
ットワーク端末装置により構成される通信システムの制
御方法において、前記通信端末装置においては、予め送
信先メールアドレスと自装置のメールアドレスとを記憶
しておき、所定の操作入力に応じて、前記自装置のメー
ルアドレスを所定形式で含む送受信テスト用電子メール
を作成して前記ネットワーク端末装置に対応する前記送
信先メールアドレス宛に前記ネットワークを介して送信
する一方、前記ネットワーク端末装置においては、前記
所定形式のメールアドレスが含まれる電文メールの受信
が検出された場合は、受信確認用電子メールを作成して
当該検出されたメールアドレス宛に前記ネットワークを
介して送信することを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の通信システムは、ネット
ワーク端末装置間でデータの送受信が可能なネットワー
クに接続され、前記ネットワークを介した電子メールに
よる通信機能を備えた、通信端末装置及びネットワーク
端末装置により構成される通信システムにおいて、前記
通信端末装置は、予め送信先メールアドレスを送信先記
憶手段に記憶しておくと共に、予め自装置のメールアド
レスを自メールアドレス記憶手段に記憶しておき、所定
の操作入力に応じて、文書要求メール送信手段が前記自
メールアドレス記憶手段に記憶された自装置のメールア
ドレスを所定形式で内容として含むと共に送信すべき文
書を指定する情報を内容として含む文書要求用電子メー
ルを作成して前記送信先記憶手段に記憶された送信先メ
ールアドレス宛に前記ネットワークを介して送信する一
方、前記ネットワーク端末装置は、送信を指定され得る
文書を予め文書記憶手段に記憶しておき、受信した電子
メールの内容として所定形式のメールアドレス及び送信
すべき文書を指定する情報が含まれているか否かを検出
する文書要求用電子メール検出手段により、前記所定形
式のメールアドレス及び送信すべき文書を指定する情報
が含まれる電文メールの受信が検出された場合は、指定
文書送信手段が前記文書要求用電子メール検出手段によ
り検出された指定文書を内容とする電子メールを作成し
て前記文書要求用電子メール検出手段により検出された
メールアドレス宛に前記ネットワークを介して送信する
とを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の通信システムの制御方法
は、ネットワーク端末装置間でデータの送受信が可能な
ネットワークに接続され、前記ネットワークを介した電
子メールによる通信機能を備えた、通信端末装置及びネ
ットワーク端末装置により構成される通信システムの制
御方法において、前記通信端末装置においては、予め送
信先メールアドレス及び自装置のメールアドレスを記憶
しておき、所定の操作入力に応じて、前記自装置のメー
ルアドレスを所定形式で内容として含むと共に送信すべ
き文書を指定する情報を内容として含む文書要求用電子
メールを作成して前記ネットワーク端末装置に対応した
前記送信先メールアドレス宛に前記ネットワークを介し
て送信する一方、前記ネットワーク端末装置において
は、送信を指定され得る文書を予め記憶しておき、前記
所定形式のメールアドレス及び送信すべき文書を指定す
る情報が含まれる電文メールの受信が検出された場合
は、当該検出された文書を指定する情報により指定され
た文書を内容とする電子メールを作成して当該検出され
たメールアドレス宛に前記ネットワークを介して送信す
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
通信端末装置としてのネットワークファクシミリ装置N
FB、及び、本発明の実施の形態に係るネットワーク端
末装置としてのワークステーション装置WSA1のネッ
トワーク及び公衆網への接続形態を示している。
【0018】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANa側には、ワークステーション装置WSA1な
いしWSAn及びメールサーバ装置MSAと共にネット
ワークファクシミリ装置NFAがLANaに接続される
一方、ローカルエリアネットワークLANb側には、ワ
ークステーション装置WSB1ないしWSBn及びメー
ルサーバ装置MSBと共にネットワークファクシミリ装
置NFBがLANbに接続される。また、LANa及び
LANbは、それぞれルータ装置RA及びRBを介して
インターネットに接続され、ネットワークファクシミリ
装置NFA及びNFBを含むLANaまたはLANb上
のネットワーク端末は、TCP/IP上でSMTPプロ
トコルによる電子メールの送信を行う。また、LANa
やLANbの端末における電子メールの受信は、POP
(Post Office Protocol)によるメールサーバ装置MS
AまたはMSBへのアクセスにより行う。
【0019】また、ネットワークファクシミリ装置NF
A及びNFBは、PSTNまたはISDNの公衆網にも
接続され、公衆網を介したファクシミリ文書の送受信も
行える。
【0020】図2に、ネットワークファクシミリ装置N
FAまたはNFBとなるネットワークファクシミリ装置
NFのブロック構成を示す。
【0021】同図において、ネットワークファクシミリ
装置NFは、システム制御部2、ROM3、RAM4、
スキャナ5、プロッタ6、時計回路7、画像メモリ8、
操作表示部9、符号化復号化部10、LAN通信制御部
11、モデム12、網制御部13、及び、システムバス
14により構成されている。
【0022】システム制御部2は、ROM3に書き込ま
れた制御プログラムに従って、RAM4を作業領域とし
て使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュ
ータである。
【0023】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。RAM4
は、前述したようにシステム制御部2の作業領域として
使用されるランダムアクセスメモリである。なお、RA
M4は、図示しないバックアップ用回路によりバックア
ップされており、装置電源遮断時にも記憶内容は保持さ
れる。
【0024】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
【0025】時計回路7は、現在時刻の計時を行う一
方、システム制御部2から設定された時定数をカウント
ダウンしてタイムアウトするとシステム制御部2にタイ
ムアウトしたことを通知する、タイマ動作を行うもので
ある。画像メモリ8は、スキャナ5で読み取った画情報
を、メモリ送信するために一時的にファイルとして蓄積
したり、受信した画情報を、プロッタ6により記録する
までファイルとして一時的に蓄積したりするための一時
的な記憶領域として使用されるものである。
【0026】操作表示部9は、相手先ファクシミリ番号
を指定するためのテンキー、スタートキー、ワンタッチ
ダイヤルキー、及び、その他各種キーが配設される一
方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせる
べき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するもの
である。
【0027】図3に、本実施の形態と直接関係する部分
以外は、図示を省略した操作表示部9の配置構成例を示
す。同図において、テンキー9aは、送信相手先ファッ
クス番号等を直接指定したりするために用いられるもの
である。[スタート]キー9bは、ファクシミリ送信動
作の開始や、コピー動作の開始を指示するためのもので
ある。[ストップ]キー9cは、各種動作の強制的な停
止を指示するためのものである。[Yes]キー9d及
び[No]キー9eは、ユーザに決定または取消の各種
選択をさせるためのキーである。
【0028】[ファンクション]キー9fは、ワンタッ
チダイヤルの登録機能、短縮ダイヤルの登録機能、ユー
ザパラメータの設定機能や、ファクシミリ装置1の標準
的なファクシミリ装置としての機能以外の、時刻指定送
信、部門コード指定送信等の拡張的な機能を呼び出すた
めのもので、この[ファンクション]キー9fを押下し
て、テンキー9aにより、各機能に対応した番号を入力
することで、各機能を呼び出して実行することができ
る。
【0029】表示器9gは、ユーザに知らせるべき装置
の動作状態や、各種メッセージを表示するものである。
【0030】図1に戻って、符号化復号化部10は、送
信画像データを、G3ファクシミリに適合する、MH符
号化方式、MR符号化方式、MMR符号化方式等の所定
の符号化方式で符号化圧縮する一方、受信画像データを
MH符号化方式、MR符号化方式、MMR符号化方式等
に対応する所定の復号化方式で復号伸長するものであ
る。
【0031】LAN通信制御部11は、LANaまたは
LANbにおけるTCP/IPプロトコルを制御して、
TCP/IP上でのSMTP、MIME、POPの各プ
ロトコルによる電子メールの送受信をシステム制御部2
が行えるようにするためのものである。モデム12は、
G3ファクシミリモデムで、網制御部13を介して公衆
網に送信するデータを変調する一方、網制御部13を介
して公衆網から受信した信号を復調するものである。ま
た、モデム12は、相手先番号に対応するDTMF信号
の送出も行う。
【0032】網制御部13は、公衆網に接続されて、回
線の極性反転の検出、回線の直流ループの閉結・解放
や、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン等の
トーン信号の検出、呼出信号の検出等の回線との接続制
御や、相手先番号に対応する選択信号の、20PPSま
たは10PPSのダイヤル回線に対応したダイヤルパル
ス信号による送出を行うものである。システムバス14
は、上記各1部がデータをやり取りするための信号ライ
ンである。
【0033】以上の構成のネットワークファクシミリ装
置NFは、公衆網を介してファクシミリ通信を行う一
方、電文メールの送受信についての設定が正しく行われ
た後に、LANやインターネットを介して電子メールに
よる通信を行い、必要に応じて、公衆網を介して受信し
たファクシミリメッセージをMIME形式の電子メール
に変換してLANやインターネット上の宛先メールアド
レスに送信したり、逆に、LANやインターネットを介
して受信したMIME形式の電子メールから元のファク
シミリメッセージを復元して、公衆網を介して宛先ファ
ックス番号に発呼して送信したりする。
【0034】本実施の形態では、本発明に係る通信端末
装置がネットワークファクシミリ装置NFBで、本発明
に係るネットワーク端末装置がワークステーション装置
WSA1であるとする。
【0035】そして、ネットワークファクシミリ装置N
FBの電子メールアドレスは、図1に示すように、「if
ax@ifax.ricoh.co.jp」であり、ワークステーション装
置WSA1の電子メールアドレスは、図1に示すよう
に、「dst_test@test.ricoh.co.jp」であるとする。
【0036】ネットワークファクシミリ装置NFBは、
図4に示すように、ROM3の記憶領域3aに、送信先
メールアドレスを予め記憶・登録していて、その送信先
メールアドレスとしては、本実施の形態では「dst_test
@test.ricoh.co.jp」が登録されているものとする。ま
た、ネットワークファクシミリ装置NFBは、図5に示
すように、RAM4の記憶領域4aに、自装置のメール
アドレスを予め記憶・登録していて、自メールアドレス
としては、本実施の形態では「ifax@ifax.ricoh.co.j
p」が登録されているものとする。
【0037】次に、図6に、ワークステーション装置W
SA1のブロック構成について示す。
【0038】同図において、ワークステーション装置W
SA1は、キーボード制御部31、MPU32、マウス
インターフェース33、LAN通信制御部34、ディス
プレイ制御部35、ROM36、RAM37、ハードデ
ィスク装置38、及び、システムバス39とから構成さ
れ、また、周辺装置として、キーボード40、ディスプ
レイモニタ50、及び、ポインディングデバイスとして
のマウス装置60を備えている。
【0039】キーボード制御部31は、キーボード40
から入力されたキー操作を解読してMPU32に通知す
るための制御を行うものである。MPU32は、装置各
部を制御するマイクロプロセッサである。マウスインタ
ーフェース33は、接続されたマウス装置60から移動
に応じて出力される移動方向や移動量の情報や、ボタン
が押下されたか否かについての情報を受信してMPU3
2に通知するためのものである。
【0040】LAN通信制御部11は、LANaにおけ
るTCP/IPプロトコルを制御して、TCP/IP上
でのSMTP、MIME、POPの各プロトコルによる
電子メールの送受信をMPU32が行えるようにするた
めのものである。
【0041】ディスプレイ制御部35は、MPU32か
らの指示に応じてディスプレイモニタ50への画像信号
を生成するものである。ディスプレイモニタ50は、そ
のディスプレイ制御部35からの画像信号を可視表示す
るものである。ROM36は、MPU32の制御手順を
記したプログラムが格納されたリードオンリメモリであ
る。RAM37は、MPU32の作業領域となるランダ
ムアクセスメモリである。ハードディスク装置38は、
MPU32の制御手順が記されたプログラムや、各種デ
ータがファイルとして格納されるものである。システム
バス39は、上記各部がデータをやりとりするための信
号ラインである。
【0042】ネットワークファクシミリ装置NFBがL
ANbに接続されて、LANbやインターネットを介し
た電子メールの送受信を行えるようにするためには、ネ
ットワーク対応ファクシミリ装置NFBにおいては、S
MTPサーバやPOPサーバのアドレスを設定したり、
POPアカウントやPOPサーバへの認証用パスワード
等の必要な設定が予め行われる。
【0043】そして、ネットワークファクシミリ装置N
FBにおいては、図7に示す送信テスト用メール送信処
理手順が行われる。
【0044】同図において、ネットワークファクシミリ
装置NFBのシステム制御部2は、操作表示部9の[フ
ァンクション]キー9fの押下と、テンキー9aによる
番号「50」の入力の組合せ操作がなされるか、すなわ
ち、送信テストメール送信モードが起動されるかを監視
し(判断101のNoループ)、起動されると(判断1
01のYes)、送信テスト用電子メール文書を自動的
に作成し(処理102)、ROM3の記憶領域3aに予
め記憶した送信先メールアドレス、すなわち、ワークス
テーション装置WSAに対応する「dst_test@test.rico
h.co.jp」宛に、SMTPプロトコルにより送信する
(処理103)。
【0045】これにより、もし、SMTPサーバの設定
が正しくないような場合には、処理103におけるSM
TPプロトコルによるテストメールの送信が失敗するた
め、ユーザは、メール送信に係る設定が間違っているこ
とを知ることができる。
【0046】図8に図7の処理103により正しく送信
され、ワークステーション装置WSA1により正しく受
信されたテストメールの内容例を示す。同図において、
メール本文には、「test message」とのテスト用のメール
であることを示す文字列を記述し、受信側のワークステ
ーション装置WSAのオペレータに混乱がないようにし
ている。
【0047】次に、ネットワークファクシミリ装置NF
Bにおける、送受信テスト用メール送信処理手順につい
て図9を参照して説明する。
【0048】同図において、ネットワークファクシミリ
装置NFBのシステム制御部2は、操作表示部9の[フ
ァンクション]キー9fの押下と、テンキー9aによる
番号「60」の入力の組合せ操作がなされるか、すなわ
ち、送受信テストメール送信モードが起動されるかを監
視し(判断201のNoループ)、起動されると(判断
201のYes)、送受信テスト用電子メール文書を自
動的に作成し(処理102)、ROM3の記憶領域3a
に予め記憶した送信先メールアドレス、すなわち、ワー
クステーション装置WSA1に対応する「dst_test@tes
t.ricoh.co.jp」宛に、SMTPプロトコルにより送信
する(処理203)。
【0049】図10に図9の処理203により正しく送
信され、ワークステーション装置WSA1により正しく
受信されたテストメールの内容例を示す。同図におい
て、メール本文には、「test_connection」との送受信テ
スト用のメールであることを示す文字列とネットワーク
ファクシミリ装置NFBのメールアドレス「ifax@ifax.
ricoh.co.jp」とをスペースを空けて連結した形式の文
字列を記述している。
【0050】次に、ネットワークファクシミリ装置NF
Bにおける、説明書要求用電子メール送信処理手順につ
いて図11を参照して説明する。
【0051】同図において、ネットワークファクシミリ
装置NFBのシステム制御部2は、操作表示部9の[フ
ァンクション]キー9fの押下と、テンキー9aによる
番号「70」の入力の組合せ操作がなされるか、すなわ
ち、説明書要求用メール送信モードが起動されるかを監
視し(判断301のNoループ)、起動されると(判断
301のYes)、操作表示部9の表示器9gに、図1
2に示す表示D01を表示して、説明書を入手したいヘ
ルプ項目の選択を促す(処理302)。本実施の形態で
は、選択可能なヘルプ項目は、番号「10」に対応し
た、公衆網を介したファクシミリ通信に関する使用方法
である「FAXの使い方」と、番号「20」に対応し
た、インターネットを介した電子メールによるファクシ
ミリ通信に関する使用方法である「インターネットFA
Xの使い方」の2項目であるが、それに限らず、ネット
ワークファクシミリ装置NFBのコピー機能の使い方の
説明書等の各種文書が選択項目として適用可能である。
【0052】処理302の後は、番号「10」または
「20」の指定があるかを監視し(判断303のNoル
ープ)、番号の指定があった場合は(判断303のYe
s)、図12の表示D02を表示器9gに表示して、指
定したヘルプ項目を確認させ(処理304)、[Ye
s]キー9dまたは[No]キー9eが押下されるかを
監視する(判断305のNo、判断306のNoルー
プ)。
【0053】[No]キー9eが押下された場合は(判
断306のYes)、判断303に戻って、番号の指定
をやりなおさせる。[Yes]キー9dが押下された場
合は(判断305のYes)、説明書要求用電子メール
文書を自動的に作成し(処理307)、ROM3の記憶
領域3aに予め記憶した送信先メールアドレス、すなわ
ち、ワークステーション装置WSA1に対応する「dst_
test@test.ricoh.co.jp」宛に、SMTPプロトコルに
より送信する(処理308)。
【0054】図13に図11の処理308により正しく
送信され、ワークステーション装置WSA1により正し
く受信された説明書要求用メールの内容例を示す。同図
において、メール本文には、「download_fax_manual」と
の、説明書要求用メールであることを示すと共に要求す
る文書を指定する情報とネットワークファクシミリ装置
NFBのメールアドレス「ifax@ifax.ricoh.co.jp」と
をスペースを空けて連結した形式の文字列を記述してい
る。なお、「download_fax_manual」は、「FAXの使い
方」の文書の要求を示し、インターネットFAXの使い
方」の文書の要求は、例えば、「download_internetfax_
manual」となる。ここで、「download」は、説明書を要求
することを示し、「fax_manual」や「internetfax_manua
l」は、要求する説明書の種別を示している。
【0055】次に、ネットワークファクシミリ装置NF
Bにおける図9に示した送受信テスト用電子メール送信
処理手順、及び、図11に示した説明書要求用電子メー
ル送信処理手順に対応してワークステーション装置WS
A1側で行われる電子メール受信処理手順について、図
14を参照して説明する。
【0056】同図において、ワークステーション装置W
SA1のMPU32は、LAN通信制御部34を介して
POPプロトコルによりメールサーバMSAから自装置
宛の電子メールを受信すると、各件の電子メールについ
て、本文内容を解析し(判断401)、キーワードがあ
るかを判断する(判断402)。ここで、キーワードと
は、図9に示した送受信テスト用電子メール送信処理手
順により送信された図10に示した電子メールに内容と
して含まれる「test_connection」、または、図11に示
した説明書要求用電子メール送信処理手順により送信さ
れた図13に示した電子メールに内容として含まれる「d
ownload_fax_manual」や「download_internetfax_manual」
である。
【0057】キーワードがない場合は(判断402のN
o)、当該電子メールについては、オペレータからの操
作に応じて電文メールを表示したりする、通常処理にて
対応する。ネットワークファクシミリ装置NFBから、
図7に示す送信テスト用電文メール送信処理手順により
送信された電子メールは、この通常処理により処理され
る。
【0058】受信した電子メールが、図10や図13に
示したもので、キーワードがあった場合は(判断402
のYes)、キーワードに続くメールアドレス、すなわ
ち、ネットワークファクシミリ装置NFBのメールアド
レス「ifax@ifax.ricoh.co.jp」を抽出してRAM4に
一時記憶し(処理403)、キーワードが受信確認用の
「test_connection」であれば(判断404のYes)、
図15に示すような内容の受信確認用電子メール文書を
作成して(処理405)、処理403で抽出したメール
アドレス宛に送信する(処理406)。
【0059】キーワードが説明書要求用の「download_f
ax_manual」や「download_internetfax_manual」であれば
(判断404のNo)、ハードディスク装置38に予め
記憶していたネットワークファクシミリ装置NFBの各
種機能に対応する説明書の文書データのうちのキーワー
ドにより指定されたものを読み出して、その読み出した
文書データに基づいて説明書の電子メールを作成して
(処理407)、処理403で抽出したメールアドレス
宛に送信する(処理406)。
【0060】なお、ワークステーション装置WSA1
は、ネットワークファクシミリ装置NFBのみならず、
LANa、bやインターネットに接続された多数のネッ
トワークファクシミリ装置NFを対象として、図14の
電子メール受信処理手順を行う。
【0061】一方、ネットワークファクシミリ装置NF
B側では、図16示す電子メール受信処理手順を行う。
【0062】同図において、ネットワークファクシミリ
装置NFBのシステム制御部2は、LAN通信制御部1
1を介してPOPプロトコルによりメールサーバMSB
から自装置宛の電子メールを受信すると、各件の電子メ
ールについて、その本文内容を画像メモリ8上でイメー
ジデータに展開し(判断501)、プロッタ6により記
録紙に記録出力する(処理502)。
【0063】図16に示す電文メール受信処理手順で
は、一般の電子メールも受信・記録されるが、ワークス
テーション装置WSA1から、図14に示した処理手順
中の処理405や処理407で作成され処理406で送
信された、受信確認用電子メールや説明書の電文メール
も受信・記録されることになる。
【0064】それにより、ネットワークファクシミリ装
置NFBがLANやインターネットを介した電子メール
の送受信を正しく行えるか否かを容易に確認することが
可能となる。また、ネットワークファクシミリ装置NF
Bや、その他LANa、bやインターネットに接続され
た多数のネットワークファクシミリ装置NFがROM3
に説明書用の文書データを予め記憶しておかなくても、
ユーザの指定通りの説明書の文書を各ネットワークファ
クシミリ装置において出力することが可能となれる。
【0065】なお、本実施の形態では、図14に示した
ように、受信確認用の電子メールと、説明書の電文メー
ルとを共に、ワークステーション装置WSA1が送信す
る構成としたが、各ネットワークファクシミリ装置NF
に、送受信テスト用電子メール用の送信先メールアドレ
スと、説明書要求用電子メールの送信先メールアドレス
とを個別に登録するようにし、受信確認用の電子メール
を送信するワークステーション装置と、説明書の電文メ
ールを送信するワークステーション装置とを別装置とす
るようにしてもよい。
【0066】また、以上説明した実施の形態において
は、本発明を通信端末装置の1つであるネットワークフ
ァクシミリ装置に適用したが、本発明はそれに限らず、
LANやインターネットなどのネットワークに接続して
電子メールの送受信が可能な通信端末装置であれば、同
様に適用可能なものである。
【0067】
【発明の効果】請求項1または2に係る発明によれば、
所定の操作入力に応じて送信テスト用電子メールが、予
め記憶された送信先メールアドレス宛に自動的に送信さ
れるため、当該自動的に送信された電子メールの送信が
成功または失敗したことにより、電子メールの送信に係
る設定が正しいか否かを容易に確認することが可能とな
る効果が得られる。
【0068】請求項3または4に係る発明によれば、所
定の操作入力に応じて送受信テスト用電子メールが、通
信端末装置から予め記憶された送信先メールアドレスの
ネットワーク端末装置宛宛に自動的に送信されるため、
当該自動的に送信された電子メールの送信が成功または
失敗したことにより、電子メールの送信に係る設定が正
しい否か容易に確認することが可能となるばかりでな
く、当該自動的に送信された送受信テスト用電子メール
に呼応して前記ネットワーク端末装置から返信される受
信確認用電子メールが受信されるか否かにより、電子メ
ールの受信に係る設定が正しいか否かを容易に確認する
ことが可能となる効果が得られる。
【0069】請求項5または6に係る発明によれば、所
定の操作入力に応じて文書要求用電子メールが、通信端
末装置から予め記憶された送信先メールアドレスの前記
ネットワーク端末装置宛に自動的に送信され、前記文書
要求用電子メールにより要求した文書が前記ネットワー
ク端末装置から返信されてくるため、取り扱い説明書等
を出力するため等の文書データを各通信端末装置が個別
に記憶しておかなくても、各通信端末装置においてユー
ザにより必要に応じて指定された文書を前記ネットワー
ク端末装置から取り寄せることが可能となり、各通信端
末装置が個別に文書データを記憶する必要がない分必要
なメモリ容量を低減でき低コスト化を図ることが可能と
なる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信端末装置として
のネットワークファクシミリ装置、及び、本発明の実施
の形態に係るネットワーク端末装置としてのワークステ
ーション装置のネットワーク、公衆網への接続形態につ
いて示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のブロック構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置の操作表示部の、本実施の形態と直接関係す
る部分以外は図示を省略した配置構成例を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のROMの記憶内容について示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のRAMの記憶内容について示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るワークステーション
装置のブロック構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置における送信テスト用メール送信処理手順に
ついて示すフローチャートである。
【図8】図7に示す処理手順により送信される送信テス
ト用メールの具体的な内容について示す図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置における送受信テスト用メール送信処理手順
について示すフローチャートである。
【図10】図9に示す処理手順により送信される送受信
テスト用メールの具体的な内容について示す図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における説明書要求用メール送信処理手順
について示すフローチャートである。
【図12】図11に示す処理手順における表示例につい
て示す図である。
【図13】図11に示す処理手順により送信される説明
書要求用メールの具体的な内容について示す図である。
【図14】本発明の実施の形態に係るワークステーショ
ン装置における電子メール受信処理手順について示すフ
ローチャートである。
【図15】図14に示す処理手順により送信される受信
確認用メールの具体的な内容について示す図である。
【図16】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における電子メール受信処理手順について
示すフローチャートである。
【符号の説明】
NF、NFA、NFB ネットワークファクシミリ装置 MSA、MSB メールサーバ装置 WSA1、…、WSAn ワークステーション装置 WSB1、…、WSBn ワークステーション装置 RA、RB ルータ装置 LAN、LANa、LANb ローカルエリアネットワ
ーク 2 システム制御部 3 ROM 3a 送信先メールアドレスを記憶するための記憶領域 4 RAM 4a 自メールアドレスを記憶するための記憶領域 5 スキャナ 6 プロッタ 7 時計回路 8 画像メモリ 9 操作表示部 9a テンキー 9b [スタート]キー 9c [ストップ]キー 9d [Yes]キー 9e [No]キー 9f [ファンクション] 9g 表示器 10 符号化復号化部 11 LAN通信制御部 12 モデム 13 網制御部 14 システムバス 31 キーボード制御部 32 MPU 33 マウスインターフェース 34 LAN通信制御部 35 ディスプレイ制御部 36 ROM 37 RAM 38 ハードディスク装置 39 システムバス 40 キーボード 50 ディスプレイモニタ 60 マウス装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 Fターム(参考) 5B089 GA21 GA31 GB04 HA01 HA06 HA10 JA05 JA31 JB22 KA11 KA12 KB06 LA01 LA11 LB04 LB14 MC11 5C062 AA02 AA29 AB20 AB38 AB42 AC42 AC43 AC58 AF01 AF02 BA00 BD09 5C075 AB90 BA08 BB05 BB06 CD25 CF01 CF02 5K030 HA06 JT02 KA05 MC03 9A001 CC07 JJ14 LL05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク端末装置間でデータの送受
    信が可能なネットワークに接続され、前記ネットワーク
    を介した電子メールの送受信機能を備えた通信端末装置
    において、 予め送信先メールアドレスを記憶した送信先記憶手段
    と、所定の操作入力に応じて送信テスト用電子メールを
    作成して前記送信先記憶手段に記憶された送信先メール
    アドレス宛に前記ネットワークを介して送信する送信テ
    ストメール送信手段とを備えたことを特徴とする通信端
    末装置。
  2. 【請求項2】 ネットワーク端末装置間でデータの送受
    信が可能なネットワークに接続され、前記ネットワーク
    を介した電子メールの送受信機能を備えた通信端末装置
    の制御方法において、 予め送信先メールアドレスを記憶しておき、所定の操作
    入力に応じて送信テスト用電子メールを作成して前記送
    信先メールアドレス宛に前記ネットワークを介して送信
    することを特徴とする通信端末装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 ネットワーク端末装置間でデータの送受
    信が可能なネットワークに接続され、前記ネットワーク
    を介した電子メールによる通信機能を備えた、通信端末
    装置及びネットワーク端末装置により構成される通信シ
    ステムにおいて、 前記通信端末装置は、予め送信先メールアドレスを記憶
    した送信先記憶手段と、予め自装置のメールアドレスを
    記憶した自メールアドレス記憶手段と、所定の操作入力
    に応じて、前記自メールアドレス記憶手段に記憶された
    自装置のメールアドレスを所定形式で含む送受信テスト
    用電子メールを作成して前記送信先記憶手段に記憶され
    た、前記ネットワーク端末装置に対応する送信先メール
    アドレス宛に前記ネットワークを介して送信する送受信
    テストメール送信手段とを備える一方、 前記ネットワーク端末装置は、受信した電子メールの内
    容として所定形式のメールアドレスが含まれているか否
    かを検出する送受信テスト用電子メール検出手段と、そ
    の送受信テスト用電子メール検出手段により、前記所定
    形式のメールアドレスが含まれる電文メールの受信が検
    出された場合は、受信確認用電子メールを作成して前記
    送受信テスト用電子メール検出手段により検出されたメ
    ールアドレス宛に前記ネットワークを介して送信する受
    信確認メール送信手段とを備えたことを特徴とする通信
    システム。
  4. 【請求項4】 ネットワーク端末装置間でデータの送受
    信が可能なネットワークに接続され、前記ネットワーク
    を介した電子メールによる通信機能を備えた、通信端末
    装置及びネットワーク端末装置により構成される通信シ
    ステムの制御方法において、 前記通信端末装置においては、予め送信先メールアドレ
    スと自装置のメールアドレスとを記憶しておき、所定の
    操作入力に応じて、前記自装置のメールアドレスを所定
    形式で含む送受信テスト用電子メールを作成して前記ネ
    ットワーク端末装置に対応する前記送信先メールアドレ
    ス宛に前記ネットワークを介して送信する一方、 前記ネットワーク端末装置においては、前記所定形式の
    メールアドレスが含まれる電文メールの受信が検出され
    た場合は、受信確認用電子メールを作成して当該検出さ
    れたメールアドレス宛に前記ネットワークを介して送信
    することを特徴とする通信システムの制御方法。
  5. 【請求項5】 ネットワーク端末装置間でデータの送受
    信が可能なネットワークに接続され、前記ネットワーク
    を介した電子メールによる通信機能を備えた、通信端末
    装置及びネットワーク端末装置により構成される通信シ
    ステムにおいて、 前記通信端末装置は、予め送信先メールアドレスを記憶
    した送信先記憶手段と、予め自装置のメールアドレスを
    記憶した自メールアドレス記憶手段と、所定の操作入力
    に応じて、前記自メールアドレス記憶手段に記憶された
    自装置のメールアドレスを所定形式で内容として含むと
    共に送信すべき文書を指定する情報を内容として含む文
    書要求用電子メールを作成して前記送信先記憶手段に記
    憶された送信先メールアドレス宛に前記ネットワークを
    介して送信する文書要求メール送信手段とを備える一
    方、 前記ネットワーク端末装置は、送信を指定され得る文書
    を予め記憶した文書記憶手段と、受信した電子メールの
    内容として所定形式のメールアドレス及び送信すべき文
    書を指定する情報が含まれているか否かを検出する文書
    要求用電子メール検出手段と、その文書要求用電子メー
    ル検出手段により、前記所定形式のメールアドレス及び
    送信すべき文書を指定する情報が含まれる電文メールの
    受信が検出された場合は、前記文書要求用電子メール検
    出手段により検出された指定文書を内容とする電子メー
    ルを作成して前記文書要求用電子メール検出手段により
    検出されたメールアドレス宛に前記ネットワークを介し
    て送信する指定文書送信手段とを備えたことを特徴とす
    る通信システム。
  6. 【請求項6】 ネットワーク端末装置間でデータの送受
    信が可能なネットワークに接続され、前記ネットワーク
    を介した電子メールによる通信機能を備えた、通信端末
    装置及びネットワーク端末装置により構成される通信シ
    ステムの制御方法において、 前記通信端末装置においては、予め送信先メールアドレ
    ス及び自装置のメールアドレスを記憶しておき、所定の
    操作入力に応じて、前記自装置のメールアドレスを所定
    形式で内容として含むと共に送信すべき文書を指定する
    情報を内容として含む文書要求用電子メールを作成して
    前記ネットワーク端末装置に対応した前記送信先メール
    アドレス宛に前記ネットワークを介して送信する一方、 前記ネットワーク端末装置においては、送信を指定され
    得る文書を予め記憶しておき、前記所定形式のメールア
    ドレス及び送信すべき文書を指定する情報が含まれる電
    文メールの受信が検出された場合は、当該検出された文
    書を指定する情報により指定された文書を内容とする電
    子メールを作成して当該検出されたメールアドレス宛に
    前記ネットワークを介して送信することを特徴とする通
    信システムの制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085549A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Ricoh Co Ltd ネットワーク機器、ネットワーク通信設定の確認方法、プログラム及び記録媒体
EP1890449A1 (en) 2006-08-18 2008-02-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Network device
EP1890450A1 (en) 2006-08-18 2008-02-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electronic mail communication device

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