JP3008920B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JP3008920B2
JP3008920B2 JP3223598A JP3223598A JP3008920B2 JP 3008920 B2 JP3008920 B2 JP 3008920B2 JP 3223598 A JP3223598 A JP 3223598A JP 3223598 A JP3223598 A JP 3223598A JP 3008920 B2 JP3008920 B2 JP 3008920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facsimile
destination
internet
mail server
facsimile transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3223598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11215292A (ja
Inventor
聡 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP3223598A priority Critical patent/JP3008920B2/ja
Publication of JPH11215292A publication Critical patent/JPH11215292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3008920B2 publication Critical patent/JP3008920B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線網とイン
ターネットのいずれからもファクシミリ通信が可能なフ
ァクシミリ装置に関するものである(なお、以下の詳細
な説明及び図面においては、「ファクシミリ」のことを
「ファックス」又は「FAX」と省略して表記す
る。)。
【0002】
【従来の技術】最近のインターネットの普及により、イ
ンターネット経由でファックス通信を行うことができる
インターネットファックス装置についていくつかの提案
がなされている(例えば、特開平8−242326号公
報、特開平9−149189号公報)。
【0003】中でも、例えば、特開平9−149189
号公報に記載されたインターネットファックス装置によ
れば、宛先として電話番号が指定された場合は公衆回線
網経由によるファックス送信を実行し、宛先として電子
メールアドレスが指定された場合はインターネット経由
によるファックス送信を実行することが可能になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ーネット経由でファックス送信を行おうとする場合に、
第1中継点となるメールサーバが稼動していないと、相
手先にファックスを送信できないという問題がある。
【0005】そこで、本発明では、公衆回線網及びイン
ターネットのいずれからもファックス送信が可能なファ
ックス装置において、インターネット経由でファックス
送信を行う場合の第1中継点となるメールサーバが稼動
していない場合は、公衆回線網経由のファックス送信に
切り換え可能な装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1のファックス装置は、公衆回線網
経由によりファックス送信を実行する公衆回線ファック
ス送信手段と、インターネット経由によりファックス送
信を実行するインターネットファックス送信手段と、電
子メールアドレスを宛先として指定して前記インターネ
ットファックス送信手段によりファックス送信を実行し
ようとするとき、該ファックス送信の第1中継点となり
得るメールサーバが稼動中か否かを予め確認するメール
サーバ稼動確認手段と、該メールサーバ稼動確認手段に
よって前記第1中継点となり得るメールサーバが稼動中
であることが確認されたとき、前記インターネットファ
ックス送信手段によるファックス送信を実行するインタ
ーネットファックス実行手段と、前記メールサーバ稼動
確認手段によって前記第1中継点となり得るメールサー
バが稼働中でないことが確認されたときは、前記指定さ
れた宛先が公衆回線網経由によるファックス受信が可能
な宛先か否かを判断する判断手段と、該判断手段によっ
て公衆回線網経由によるファックス受信が可能な宛先で
あると判断されたときは、前記公衆回線ファックス送信
手段に切り換えて当該宛先に対して公衆回線網経由でフ
ァックス送信を実行する送信経路切換手段とを備える。
【0007】この請求項1のファックス装置によれば、
インターネット経由でファックス送信を行おうとする場
合、ファックス送信実行前に、メールサーバ稼動確認手
段が、第1中継点となり得るメールサーバが稼動状態に
あるか否かを確認する。そして、当該メールサーバが稼
動中であると確認された場合には、インターネットファ
ックス実行手段が作動して、インターネットファックス
送信手段によるファックス送信を実行する。しかし、メ
ールサーバ稼動確認手段によって第1中継点となるべき
メールサーバが稼働状態にないと確認されたときは、イ
ンターネット経由でファックス送信しようとした宛先が
公衆回線網経由でもファックス受信可能な宛先か否かを
判断手段で判断し、公衆回線網経由でファックス受信可
能な宛先であると判断された場合は、送信経路切換手段
を作動させて公衆回線ファックス送信手段に切り換えて
ファックス送信を行う。この結果、インターネット経由
のファックス送信における第1中継点となるべきメール
サーバが稼動していない場合にも、自動的に公衆回線網
経由によるファックス送信が実行されることになる。
【0008】同じく、上記目的を達成するためになされ
た請求項2のファックス装置は、公衆回線網経由により
ファックス送信を実行する公衆回線ファックス送信手段
と、インターネット経由によりファックス送信を実行す
るインターネットファックス送信手段と、該インターネ
ットファックス送信手段によってファックス送信を実行
しようとするとき、宛先の電子メールアドレスに加え
て、当該宛先に対して公衆回線網経由によりファックス
送信を行う場合の電話番号を併せて指定する宛先指定手
段と、前記宛先指定手段の指定した電子メールアドレス
に対して前記インターネットファックス送信手段による
ファックス送信を実行しようとするとき、該ファックス
送信の第1中継点となり得るメールサーバが稼動中か否
かを予め確認するメールサーバ稼動確認手段と、該メー
ルサーバ稼動確認手段によって前記第1中継点となり得
るメールサーバが稼動中であることが確認されたとき
は、前記インターネットファックス送信手段によるファ
ックス送信を実行するインターネットファックス実行手
段と、前記メールサーバ稼動確認手段によって前記第1
中継点となり得るメールサーバが稼働中でないことが確
認されたときは、前記宛先指定手段により指定された電
話番号を宛先とし、前記公衆回線ファックス送信手段に
切り換えて当該電話番号に対して公衆回線網経由でファ
ックス送信を実行する送信経路切換手段とを備える。
【0009】この請求項2のファックス装置によれば、
インターネット経由でファックス送信するに当たって宛
先指定手段によって宛先を指定する際に、電子メールア
ドレスに加えて公衆回線網経由によりファックス送信を
行う場合の電話番号を併せて指定することができる。こ
の結果、メールサーバ稼動確認手段によって、インター
ネット経由でファックス送信を行う場合の第1中継点と
なるべきメールサーバが稼動していないと確認されたと
きは、送信経路切換手段が、宛先指定手段により指定さ
れた電話番号を宛先とし、公衆回線ファックス送信手段
に切り換えて当該電話番号に対して公衆回線網経由でフ
ァックス送信を実行する。この様に、請求項2の装置で
は、宛先指定の際に電子メールアドレスに加えて電話番
号を指定してやるだけで、メールサーバが稼動していな
い場合に自動的に公衆回線網経由に切り換えてファック
ス送信することができる。
【0010】同じく、上記目的を達成するためになされ
た請求項3のファックス装置は、公衆回線網経由により
ファックス送信を実行する公衆回線ファックス送信手段
と、インターネット経由によりファックス送信を実行す
るインターネットファックス送信手段と、宛先情報とし
て、同一の宛先について電話番号と電子メールアドレス
の両方を登録することができる宛先情報登録手段と、該
宛先情報登録手段に登録された宛先の中から、電子メー
ルアドレスを有する宛先を選択して前記インターネット
ファックス送信手段によるファックス送信を実行しよう
とするとき、該ファックス送信の第1中継点となり得る
メールサーバが稼動中か否かを予め確認するメールサー
バ稼動確認手段と、該メールサーバ稼動確認手段によっ
て前記第1中継点となり得るメールサーバが稼動中であ
ることが確認されたときは、前記インターネットファッ
クス送信手段によるファックス送信を実行するインター
ネットファックス実行手段と、前記メールサーバ稼動
認手段によって前記第1中継点となり得るメールサーバ
が稼働中でないことが確認されたとき、前記インターネ
ットファックス送信手段によりファックス送信しようと
する宛先について前記宛先情報登録手段に電話番号も登
録されている場合は、前記公衆回線ファックス送信手段
に切り換えて当該電話番号に対して公衆回線網経由でフ
ァックス送信を実行する送信経路切換手段とを備える。
【0011】この請求項3のファックス装置によれば、
宛先登録手段により、宛先情報として、同一の宛先につ
いて電話番号と電子メールアドレスの両方を登録するこ
とができる。従って、この宛先登録手段に登録された宛
先の中から、電子メールアドレスを有する宛先を選択し
てインターネットファックス送信手段によるファックス
送信を実行しようとしたときに、メールサーバ稼動確認
手段によってファックス送信の第1中継点となり得るメ
ールサーバが稼動していることが確認されたときはイン
ターネットファックス実行手段によってインターネット
経由によるファックス送信が実行される。一方、インタ
ーネット経由でファックス送信する際の第1中継点とな
り得るメールサーバが稼働中でないことがメールサーバ
稼動確認手段によって確認された場合であっても、これ
からファックス送信しようとしていた宛先について宛先
情報登録手段に電話番号も登録されているときは、送信
経路切換手段が作動して、公衆回線ファックス送信手段
に切り換えて当該電話番号に対して公衆回線網経由でフ
ァックス送信を実行する。これにより、宛先情報登録手
段に対して、同一の宛先について電子メールアドレスだ
けでなく電話番号をも登録しておくことで、第1中継点
となるべきメールサーバが稼働状態にない場合にも相手
先にファックス送信を行うことができる。
【0012】なお、請求項1記載のファックス装置にお
いて、さらに、宛先情報として、同一の宛先について電
話番号と電子メールアドレスの両方を登録することがで
きる宛先情報登録手段を備え、前記判断手段を、前記指
定された電子メールアドレスを検索キーとして前記宛先
情報登録手段の中に該当する宛先があるか否かを検索
し、該当する宛先について前記電子メールアドレスと共
に電話番号が登録されているときは、前記電子メールア
ドレスによって指定された宛先が公衆回線網経由による
ファックス受信が可能な宛先であると判断する手段とし
て構成することもできる。
【0013】このような構成のファックス装置によれ
ば、ファックス送信に当たって宛先として電子メールア
ドレスしか指定されなかったとしても、当該宛先に対し
てインターネット経由でのファックス送信が不可能な状
態にある場合は、宛先情報登録手段の中から電話番号と
電子メールアドレスの両方を登録された宛先が指定され
ているか否かによって公衆回線網経由によるファックス
送信が可能な宛先であると判断することができる。
【0014】また、請求項1記載のファックス装置にお
いて、さらに前記判断手段を、前記メールサーバ稼動
認手段により、第1中継点となるべきメールサーバが稼
動状態にないと確認されたときは、電話番号の入力を指
示し、該指示に従って電話番号が入力されたとき、前記
公衆回線網経由によるファックス受信が可能な宛先があ
ると判断する手段として構成することができる。
【0015】このような構成のファックス装置によれ
ば、メールサーバが稼動していないためにインターネッ
ト経由でファックス送信できないときは、電話番号入力
を指示することによって同じ宛先に対して公衆回線網経
由のファックス送信に切り換えることができる。
【0016】なお、請求項4記載の様に、これら請求項
1〜請求項3のいずれか記載のファックス装置におい
て、前記メールサーバ稼動確認手段は、前記インターネ
ットファックス送信手段によるファックス送信の第1中
継点となり得るメールサーバが複数存在する場合は、そ
れら複数のメールサーバの全てが稼動していない場合
に、第1中継点となり得るメールサーバが稼動していな
いとの確認を行う様に構成しておくとよい。これは、例
えば、いくつかのプロバイダと契約しているような場合
に、いずれかのプロバイダにおいてメールサーバが稼動
しておれば、インターネット経由でのファックス送信を
行うことができるからである。
【0017】また、請求項5記載の様に、これら請求項
1〜請求項4のいずれか記載のファックス装置におい
て、前記メールサーバ稼動確認手段は、ピング(pin
g)によってメールサーバの稼動状態を確認する手段と
しておくとよい。pingは、インターネットの接続状
況を確認するツールとしてよく知られており、メールサ
ーバの稼動状態の確認に適しているからである。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面に従って説明する。まず、本実施の形態におい
て想定しているファックス送受信システムの全体構成に
ついて説明する。本実施の形態における送信側のインタ
ーネットファックス装置1は、図1に示す様に、ローカ
ルエリアネットワーク(LAN)2を介して、社内のパ
ーソナルコンピュータ(PC)3、プリンタ4、メール
サーバ5及びネットワークルータ6と接続されている。
また、本実施の形態においては、受信側として、同様の
インターネットファックス装置11及びG3ファックス
装置21が想定されている。受信側のインターネットフ
ァックス装置11は、送信側のインターネットファック
ス装置1と同様に、LAN12を介して、社内のPC1
3、プリンタ14、メールサーバ15及びネットワーク
ルータ16と接続されると共に、公衆回線網32を経由
してファックス送受信が可能な構成となっている。そし
て、インターネットファックス装置1とインターネット
ファックス装置11とは、それぞれのLAN2,12に
接続されたネットワークルータ6,16を介してインタ
ーネット31経由でファックス送受信が可能な構成とな
っている。また、受信側として想定されるG3ファック
ス装置21については、公衆回線網32によってインタ
ーネットファックス装置1と接続されている。なお、受
信側のインターネットファックス装置11も、基本的に
は送信側のインターネットファックス装置1と同じ構成
のものとする。
【0019】次に、インターネットファックス装置1自
体の構成について図2のブロック図で説明する。このイ
ンターネットファックス装置1は、主要な構成要素とし
て、CPU41、ROM43、RAM45、スキャナ4
7、符号器49、プリンタ51、復号器53、操作パネ
ル55、LCD57、モデム59、回線制御部61、P
Cインタフェース63、メール制御部65及びLAN制
御部67を備えている。そして、モデム59及び回線制
御部61を介して公衆回線網32と接続されると共に、
LAN制御部67を介してLAN2に接続されている。
【0020】CPU41は、本装置1の制御の中枢を司
っており、ROM43に記憶されている制御プログラム
に従ってファックス送受信、宛先登録、タイトル登録等
の各種制御処理を実行する。ROM43には、CPU4
1の実行する制御処理用のプログラムや必要なデータ等
が予め記憶されている。RAM45は、図3(A)に示
す様に、ファックス送受信制御におけるワークメモリ4
5aや、送受信データ記憶部45bとして用いられる
他、宛先情報記憶部45cとしても使用される。スキャ
ナ47はファックス送信に当たって原稿を読み取るため
のものである。符号器49は、スキャナ47によって読
み取られたイメージデータをファックスフォーマットで
ある例えばG3圧縮形式のイメージデータとするために
符号化処理を実行するものである。また、復号器53
は、逆に、ファックスフォーマットのイメージデータを
復号化するものである。プリンタ51は、復号器53に
よって復号化されたイメージデータを記録紙に印刷出力
するためのものである。操作パネル55は、宛先の登
録、宛先の選択等といった各種処理の操作入力を行うた
めのものである。LCD57は、操作手順やエラーメッ
セージ等の各種メッセージ等を表示するために設けられ
ている。また、LCD57は、宛先指定などや宛先情報
の登録等においては、ワンタッチキーの表示を行うと共
に、タッチパネルとして機能し得るものである。
【0021】モデム59は、回線制御部61を介して公
衆回線網32との間でファックス送受信を行うためのも
のである。回線制御部61は、公衆回線網32に対する
ダイヤル信号の送出や、公衆回線網32からの呼出信号
に対する応答等の動作を行うものである。PCインタフ
ェース63は、PCと本装置1とを接続して使用すると
きに用いられるものである。
【0022】メール制御部65は、インターネット経由
による電子メールとしてファックス送信を行う場合に、
符号器49で符号化されたバイナリイメージデータをテ
キストコード化イメージデータに変換すると共に宛先の
メールアドレス等のヘッダ情報を付け加えることにより
ファックスフォーマットのイメージデータを電子メール
として送信可能な電子メールフォーマットのイメージデ
ータにフォーマット変換したり、逆にインターネット経
由で受信した電子メールフォーマットのイメージデータ
をファックスフォーマットのイメージデータに逆フォー
マット変換する処理を行う。このメール制御部65によ
ってファックスフォーマットのイメージデータに逆フォ
ーマット変換されたデータは復号器53によってプリン
タ51で出力可能なイメージデータに復号化されてから
記録紙に印刷出力される。LAN制御部67は、LAN
2との間で電子メールフォーマットのイメージデータを
用いてファックス送受信を実行する際の入出力を制御す
るためのものである。
【0023】本実施の形態においては、RAM45の宛
先情報記憶部45cには、図3(B)に示した様に、一
つの宛名に対して、電話番号とメールアドレスの両方を
併記した形で宛先情報を登録できる様に構成されてい
る。従って、相手先が公衆回線網32及びインターネッ
ト31の両方からファックス受信が可能な場合には、電
話番号とメールアドレスの両方を一つの宛名に対して併
記して登録することができる。
【0024】次に、このインターネットファックス装置
1におけるファックス送受信を実行する上で主要な処理
の内容について説明する。
【0025】まず最初に、宛先情報の登録処理について
説明する。この処理は、操作パネル55を用いて宛先情
報登録処理が指示されたときに実行される。その概要
は、図4のフローチャートに示す通りである。本処理が
開始されると、宛名1〜宛名nのワンタッチキーがLC
D57に表示される(S10)。このとき、LCD57
に表示しきれないワンタッチキーは操作パネル55のス
クロールキーなどによってスクロールアップ、スクロー
ルダウンすることによって選択が可能となっている。
【0026】利用者は、LCD57に表示されたワンタ
ッチキーの中から、これから宛先情報を登録しようとす
るキーを押下することによっていずれか一つを選択する
(S20)。そして、図3(B)の宛名1〜宛名nに相
当する欄に、人名や会社名などといった相手を特定する
ための氏名又は名称を入力する(S30)。続いて、当
該氏名又は名称の相手先に関するファックス装置の電話
番号及び電子メールアドレスを順次入力する(S40〜
S70)。
【0027】このとき、相手先が公衆回線網経由でファ
ックス受信可能ならば(S40:YES)、電話番号を
入力するが(S50)、公衆回線網経由でファックス受
信できない場合には(S40:NO)、S50の処理を
パスしてS60へ進む。そして、相手先が電子メールア
ドレスを有する場合には(S60:YES)、当該電子
メールアドレスを入力し(S70)、電子メールアドレ
スを有しない場合には(S60:NO)、S70をパス
する。なお、S40〜S70の処理により、電話番号
だけ、電子メールアドレスだけ、あるいは電話番号
と電子メールアドレスの両方のいずれかの入力が行われ
なければならないことはもちろんである。
【0028】こうして宛先情報として必要な情報の入力
が完了したら、その入力内容をLCD57に表示すると
共に(S80)、この内容で登録してよいか否かを問い
合わせる(S90)。「YES」ならS20で選択した
ワンタッチキーに対して入力された氏名等を登録する
(S100)。一方、「NO」の場合はS30へ戻って
氏名等の入力をやり直すことになる。
【0029】次に、ファックス送信処理の内容について
説明する。この処理は、図5〜図7のフローチャートに
示す手順により構成されており、操作パネル55よりフ
ァックス送信が指示入力されると開始される。
【0030】まず最初に、宛先を直接入力によって指定
するか、ワンタッチキーで指定するかを問い合わせるメ
ッセージをLCD57に表示する(S210)。ここ
で、ワンタッチキーによる指定が選ばれた場合は、宛先
情報記憶部45cの登録内容に従って宛先指定用のワン
タッチキーとして宛名の一覧を表示し(S220)、利
用者による選択を待つ(S230)。利用者は、この宛
名の一覧の中からいずれかのワンタッチキーを押下する
ことによって送信先の指定を行う。なお、このとき、利
用者は、LCD57に全ての宛名の一覧が表示されない
場合は、スクロールキーの操作などによって所望の宛名
が表示される状態になるように操作パネル55を操作す
る。
【0031】こうしてワンタッチキーによって宛先が指
定されたら、当該宛先についての登録内容をLCD57
に表示する(S240)。このとき、電話番号及び電子
メールアドレスの両方が登録されている宛先であれば、
電話番号、電子メールアドレスの順番でLCD57への
表示がなされる。両方が登録されている場合には(S2
50:YES)、電話番号と電子メールアドレスのいず
れを選択するかを問い合わせる(S260)。
【0032】まず、電話番号が選択された場合の処理に
ついて説明する。この場合、原稿セットを指示する(S
270)。そして、スキャナ47によって原稿を読み取
り(S280)、この原稿から読み取ったイメージデー
タを符号器49にてG3圧縮形式のイメージデータに符
号化し(S290)、モデム59及び回線制御部61を
介して宛先である受信者側のG3ファックス装置21へ
と公衆回線網32を経由してファックス送信を実行する
(S300)。
【0033】次に、電子メールアドレスが選択された場
合の処理について説明する。この場合、図6に示す様
に、まず、pingによってメールサーバ5が稼働状態
にあるか否かを確認する(S310)。この確認の結
果、メールサーバ5が稼働状態にあるときは(S31
0:YES)、原稿セットを指示し(S320)、スキ
ャナ47によって原稿を読み取り(S330)、この原
稿から読み取ったイメージデータを符号器49にてG3
圧縮形式のイメージデータに符号化する(S340)。
ここまでは電話番号を選択した場合と同じである。しか
し、このG3圧縮形式のイメージデータは、そのままで
は電子メールとしてインターネット31へと送信するこ
とができない。そこで、続いて、このG3圧縮形式のイ
メージデータがメール制御部65へ入力されて、インタ
ーネット31へと送信可能なテキストコード化イメージ
データへとフォーマット変換される(S350)。ま
た、メール制御部65では、選択された電子メールアド
レス、発信元を表すデータ、受信者側で印刷出力あるい
はビューワ表示等を行うために必要な情報などからなる
ヘッダ情報が作成される(S360)。そして、このヘ
ッダ情報を添付されたテキストコード化イメージデータ
が、LAN制御部67に与えられ、LAN2へと出力さ
れる(S370)。このLAN2へ出力されたデータ
は、一旦メールサーバ5に取り込まれた後(S38
0)、ネットワークルータ6を介してインターネット3
1へと送信される(S390)。
【0034】一方、pingによってメールサーバ5が
稼動状態にないと確認された場合は(S310:N
O)、S260において電子メールアドレスが選択され
ているにも拘わらず、強制的に、当該宛先について登録
されている電話番号を送信先に設定し(S400)、S
270以下の処理へと進んで、公衆回線網経由によるフ
ァックス送信に切り換えてファックス送信を実行する。
【0035】また、S250の判断において、ワンタッ
チキーで選択された宛先には電話番号もしくはメールア
ドレスのいずれか一方しか登録されていないという場合
には、いずれの登録となっているかを判断し(S25
5)、電話番号であればS270以下の処理へ進み、メ
ールアドレスであれば、図7(A)のS410の処理へ
進む。
【0036】S410では、まず、pingによってメ
ールサーバ5が稼働状態にあるか否かを確認する。この
確認の結果、メールサーバ5が稼働状態にあるときは
(S410:YES)、S320以下の進んでインター
ネット経由によるファックス送信が実行される(S32
0〜S390)。一方、pingによってメールサーバ
5が稼動状態にないと確認された場合は(S410:N
O)、電話番号の入力を指示するメッセージをLCD5
7に表示し(S420)、電話番号が入力された場合に
は(S430:YES)、S270以下の処理へ進んで
公衆回線網経由のファックス送信を実行する。しかし、
電話番号が入力されなかった場合には(S430:N
O)、メールサーバダウンによってインターネット経由
によるファックス送信が不可能である旨のメッセージを
表示して本処理を終了する(S440)。
【0037】また、S210で直接入力が選択された場
合は、S225の処理へ進み、直接入力された宛先が電
話番号かメールアドレスかを判断する。この判断におい
て電話番号であったときは、S270以下の処理に進ん
で公衆回線網経由のファックス送信を実行する(S27
0〜S300)。
【0038】一方、直接入力されたのがメールアドレス
であった場合は、図7(B)のS510の処理に進み、
まず、pingによってメールサーバ5が稼働状態にあ
るか否かを確認する。この確認の結果、メールサーバ5
が稼働状態にあるときは(S510:YES)、S32
0以下の処理に進んでインターネット経由によるファッ
クス送信が実行される(S320〜S390)。
【0039】これに対し、pingによってメールサー
バ5が稼動状態にないと確認された場合は(S510:
NO)、直接入力されたメールアドレスを検索キーとし
て、宛先情報記憶部45cの登録内容を検索し(S52
0)、該当する宛先があるか否かを判断する(S53
0)。該当する宛先があった場合は(S530:YE
S)、当該宛先に対して電話番号も登録されているか否
かを判断する(S540)。そして、電話番号も登録さ
れていた場合には(S540:YES)、当該電話番号
を宛先に設定し(S550)、S270以下の処理へ進
んで公衆回線網経由のファックス送信を実行する(S2
70〜S300)。しかし、該当する宛先がなかったり
(S530:NO)、電話番号が登録されていなかった
場合は(S540:NO)、S420の処理へ進んで電
話番号の入力を指示し、以下、電話番号が入力された場
合には(S430:YES)、S270以下の処理へ進
んで公衆回線網経由のファックス送信を実行するが、電
話番号が入力されなかった場合には(S430:N
O)、メールサーバダウンによってインターネット経由
によるファックス送信が不可能である旨のメッセージを
表示して本処理を終了する(S440)。
【0040】以上説明した様に、本実施の形態のファッ
クス装置によれば、インターネット経由と公衆回線網経
由のいずれの方法によってもファックス送信が可能であ
る。しかも、インターネット経由でファックス送信を行
おうとした場合に、第1中継点であるメールサーバ5が
稼動していない場合には、宛先情報記憶部45cにおい
て電話番号が併せて登録されている宛先については自動
的に公衆回線網経由に切り換えてファックス送信を行う
ことができるので、メールサーバが稼動していないため
にファックスを送れないということがない。しかも、こ
の切換が自動的に行われるので利用者にとって手間をと
らせない。また、電子メールアドレスしか登録されてい
ない宛先であったり、宛先情報記憶部45cに記憶され
ていない宛先であるときも、メールサーバダウンによっ
て公衆回線網経由でないとファックス送信できないこと
を利用者に知らせ、電話番号の入力を指示するので、イ
ンターネット経由でファックス送信したつもりになって
いたら相手先にはファックスが届いていなかったという
事態を防止することもできる。
【0041】以上、本発明について一実施の形態を説明
したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の
形態を採用することができることはもちろんである。
【0042】例えば、図1に示した様なシステム構成で
はなくて、図8に示した様に、送信側のインターネット
ファックス装置1と受信側のインターネットファックス
装置11とを、それぞれ公衆回線網経由でプロバイダ7
1,72に接続し、このプロバイダ71,72を経由し
てインターネット31によるファックス送受信を行うシ
ステム構成とすることもできる。この場合、pingに
よるメールサーバ稼働状態の確認は、プロバイダ71,
72に対して実施されることになる。
【0043】また、図9に示した様に、送信側のインタ
ーネットファックス装置1が複数のプロバイダ81,8
2と接続可能な場合には、pingによるメールサーバ
稼働状態の確認は、プロバイダ81,82の両方に対し
て実施し、いずれか一方が稼動しておれば、当該プロバ
イダのメールサーバ経由でインターネット31へとファ
ックス送信する構成にすることもできる。
【0044】
【発明の効果】本発明のファックス装置によれば、公衆
回線網及びインターネットのいずれからもファックス送
信が可能なファックス装置において、インターネット経
由でファックス送信を行う場合の第1中継点となるメー
ルサーバが稼動していない場合は、公衆回線網経由のフ
ァックス送信に切り換えることができる。
【0045】特に、請求項1のファックス装置によれ
ば、メールサーバ稼動確認手段によって第1中継点とな
るべきメールサーバが稼動状態にないと確認されたとき
は、インターネット経由でファックス送信しようとした
宛先が公衆回線網経由でもファックス受信可能な宛先か
否かを判断手段で判断し、公衆回線網経由でファックス
受信可能な宛先であると判断された場合は、送信経路切
換手段を作動させて公衆回線ファックス送信手段に切り
換えてファックス送信を行うので、利用者に手間をとら
せることなく、可能な限り確実に相手先へとファックス
情報を送信することができる。即ち、インターネット経
由でファックス送信しようとする場合において第1中継
点となるべきメールサーバが稼動していない場合にも、
自動的に公衆回線網経由によるファックス送信が実行さ
れるという効果が発揮される。
【0046】また、請求項2のファックス装置によれ
ば、インターネット経由でファックス送信するに当たっ
て宛先指定手段によって宛先を指定する際に、電子メー
ルアドレスに加えて公衆回線網経由によりファックス送
信を行う場合の電話番号を併せて指定することにより、
インターネット経由でのファックス送信が不可能な場合
に、自動的に公衆回線網経由に切り換えてファックス送
信することができ、相手先に確実にファックス情報を到
達することができるという効果を奏する。
【0047】また、請求項3のファックス装置によれ
ば、宛先登録手段により、宛先情報として、同一の宛先
について電話番号と電子メールアドレスの両方を登録し
ておくことで、上記請求項1,2の場合と同様に、イン
ターネット経由でファックス送信できないときにも、公
衆回線網経由のファックス送信に切り換えることがで
き、相手先に対して確実にファックス情報を到達させる
ことができるという効果を奏する。特に、宛先情報登録
手段に電子メールアドレスと電話番号の両方を登録して
おくだけでよく、利用者に面倒な操作を要求することな
く上記効果を達成することができるという特有の効果を
発揮することができる。
【0048】また、請求項1記載のファックス装置にお
いて、宛先情報として、同一の宛先について電話番号と
電子メールアドレスの両方を登録することができる宛先
情報登録手段を備え、判断手段を、指定された電子メー
ルアドレスを検索キーとして宛先情報登録手段の中に該
当する宛先があるか否かを検索し、該当する宛先につい
て電子メールアドレスと共に電話番号が登録されている
ときは、電子メールアドレスによって指定された宛先が
公衆回線網経由によるファックス受信が可能な宛先であ
ると判断する手段として構成しておけば、電子メールア
ドレスしか指定しないでインターネット経由のファック
スを指示した様な場合にも、第1中継点となるべきメー
ルサーバが稼動していないときは、指定した電子メール
アドレスを検索キーとして自動的に電話番号を抽出して
公衆回線網に切り換えてファックス送信することがで
き、やはり、請求項1〜請求項3の各発明と同様の効果
を、面倒な操作を要求することなく達成することができ
るという効果を奏する。
【0049】また、請求項1記載のファックス装置にお
いて、判断手段を、メールサーバ稼動確認手段により、
第1中継点となるべきメールサーバが稼動状態にないと
確認されたときは、電話番号の入力を指示し、この指示
に従って電話番号が入力されたとき、公衆回線網経由に
よるファックス受信が可能な宛先であると判断する手段
として構成しておけば、メールサーバが稼動状態にない
と確認されたときは、電話番号の入力を指示することに
より、送信者に対してインターネット経由でのファック
ス送信ができない状態にあることを知らせることがで
き、インターネット経由でファックスを送ったつもりで
いたら相手先にファックス情報が到達していなかったと
いった事態を防止できる。
【0050】また、請求項4記載のファックス装置によ
れば、複数のメールサーバを第1中継点として利用可能
な場合には、可能な限りインターネット経由でファック
ス送信を行うことができ、通信コスト削減等のインター
ネットファックスに要求されている効果を最大限に発揮
できるという効果が奏される。
【0051】また、請求項5記載のファックス装置によ
れば、インターネットの接続状況を確認するツールとし
てよく知られているpingを用いることで、メールサ
ーバの稼動状況を容易に確認することができるという効
果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態のインターネットファックスシス
テム全体の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態におけるインターネットファック
ス装置の制御系統の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態におけるRAMの主要な記憶内容
を示す模式図である。
【図4】 実施の形態において実行される宛先情報登録
処理の内容を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態において実行されるファックス送
信処理の内容を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態において実行されるファックス送
信処理の内容を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態において実行されるファックス送
信処理の内容を示すフローチャートである。
【図8】 変形態様としてのインターネットファックス
システム全体の概略構成を示すブロック図である。
【図9】 変形態様としてのインターネットファックス
システム全体の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,11・・・インターネットファックス装置、2,1
2・・・ローカルエリアネットワーク(LAN)、3,
13・・・パーソナルコンピュータ(PC)、4,14
・・・プリンタ、5,15・・・メールサーバ、6,1
6・・・ネットワークルータ、21・・・G3ファック
ス装置、31・・・インターネット、32・・・公衆回
線網、41・・・CPU、43・・・ROM、45・・
・RAM、45a・・・ワークメモリ、45b・・・送
受信データ記憶部、45c・・・宛先情報記憶部、47
・・・スキャナ、49・・・符号器、51・・・プリン
タ、53・・・復号器、55・・・操作パネル、57・
・・LCD、59・・・モデム、61・・・回線制御
部、63・・・PCインタフェース、65・・・メール
制御部、67・・・LAN制御部、71,72,81,
82・・・プロバイダ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/32 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線網経由によりファクシミリ送信
    を実行する公衆回線ファクシミリ送信手段と、 インターネット経由によりファクシミリ送信を実行する
    インターネットファクシミリ送信手段と、 電子メールアドレスを宛先として指定して前記インター
    ネットファクシミリ送信手段によりファクシミリ送信を
    実行しようとするとき、該ファクシミリ送信の第1中継
    点となり得るメールサーバが稼動中か否かを予め確認す
    るメールサーバ稼動確認手段と、 該メールサーバ稼動確認手段によって前記第1中継点と
    なり得るメールサーバが稼動中であることが確認された
    とき、前記インターネットファクシミリ送信手段による
    ファクシミリ送信を実行するインターネットファクシミ
    リ実行手段と、 前記メールサーバ稼動確認手段によって前記第1中継点
    となり得るメールサーバが稼働中でないことが確認され
    たときは、前記指定された宛先が公衆回線網経由による
    ファクシミリ受信が可能な宛先か否かを判断する判断手
    段と、 該判断手段によって公衆回線網経由によるファクシミリ
    受信が可能な宛先であると判断されたときは、前記公衆
    回線ファクシミリ送信手段に切り換えて当該宛先に対し
    て公衆回線網経由でファクシミリ送信を実行する送信経
    路切換手段とを備えるファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 公衆回線網経由によりファクシミリ送信
    を実行する公衆回線ファクシミリ送信手段と、 インターネット経由によりファクシミリ送信を実行する
    インターネットファクシミリ送信手段と、 該インターネットファクシミリ送信手段によってファク
    シミリ送信を実行しようとするとき、宛先の電子メール
    アドレスに加えて、当該宛先に対して公衆回線網経由に
    よりファクシミリ送信を行う場合の電話番号を併せて指
    定する宛先指定手段と、 前記宛先指定手段の指定した電子メールアドレスに対し
    て前記インターネットファクシミリ送信手段によるファ
    クシミリ送信を実行しようとするとき、該ファクシミリ
    送信の第1中継点となり得るメールサーバが稼動中か否
    かを予め確認するメールサーバ稼動確認手段と、 該メールサーバ稼動確認手段によって前記第1中継点と
    なり得るメールサーバが稼動中であることが確認された
    ときは、前記インターネットファクシミリ送信手段によ
    るファクシミリ送信を実行するインターネットファクシ
    ミリ実行手段と、 前記メールサーバ稼動確認手段によって前記第1中継点
    となり得るメールサーバが稼働中でないことが確認され
    たときは、前記宛先指定手段により指定された電話番号
    を宛先とし、前記公衆回線ファクシミリ送信手段に切り
    換えて当該電話番号に対して公衆回線網経由でファクシ
    ミリ送信を実行する送信経路切換手段とを備えるファク
    シミリ装置。
  3. 【請求項3】 公衆回線網経由によりファクシミリ送信
    を実行する公衆回線ファクシミリ送信手段と、 インターネット経由によりファクシミリ送信を実行する
    インターネットファクシミリ送信手段と、 宛先情報として、同一の宛先について電話番号と電子メ
    ールアドレスの両方を登録することができる宛先情報登
    録手段と、 該宛先情報登録手段に登録された宛先の中から、電子メ
    ールアドレスを有する宛先を選択して前記インターネッ
    トファクシミリ送信手段によるファクシミリ送信を実行
    しようとするとき、該ファクシミリ送信の第1中継点と
    なり得るメールサーバが稼動中か否かを予め確認するメ
    ールサーバ稼動確認手段と、 該メールサーバ稼動確認手段によって前記第1中継点と
    なり得るメールサーバが稼動中であることが確認された
    ときは、前記インターネットファクシミリ送信手段によ
    るファクシミリ送信を実行するインターネットファクシ
    ミリ実行手段と、 前記メールサーバ稼動確認手段によって前記第1中継点
    となり得るメールサーバが稼働中でないことが確認され
    たとき、前記インターネットファクシミリ送信手段によ
    りファクシミリ送信しようとする宛先について前記宛先
    情報登録手段に電話番号も登録されている場合は、前記
    公衆回線ファクシミリ送信手段に切り換えて当該電話番
    号に対して公衆回線網経由でファクシミリ送信を実行す
    る送信経路切換手段とを備えるファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか記載のフ
    ァクシミリ装置において、 前記メールサーバ稼動確認手段は、前記インターネット
    ファクシミリ送信手段によるファクシミリ送信の第1中
    継点となり得るメールサーバが複数存在する場合は、そ
    れら複数のメールサーバの全てが稼動していない場合
    に、第1中継点となり得るメールサーバが稼動していな
    いとの確認を行う様に構成されていることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか記載のフ
    ァクシミリ装置において、前記メールサーバ稼動確認
    段は、ピング(ping)によってメールサーバの稼動
    状態を確認する手段であることを特徴とするファクシミ
    リ装置。
JP3223598A 1998-01-28 1998-01-28 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3008920B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3223598A JP3008920B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3223598A JP3008920B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11215292A JPH11215292A (ja) 1999-08-06
JP3008920B2 true JP3008920B2 (ja) 2000-02-14

Family

ID=12353330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3223598A Expired - Fee Related JP3008920B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3008920B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100377358B1 (ko) * 2000-12-27 2003-03-26 삼성전자주식회사 인터넷 팩스 및 그 송신방법
KR20020059169A (ko) * 2001-01-03 2002-07-12 이민재 멀티 인터페이스를 구비한 게이트웨이 시스템의 핑 테스트방법
KR20030055815A (ko) * 2001-12-27 2003-07-04 삼성전자주식회사 인터넷 팩스의 전송 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11215292A (ja) 1999-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6922255B1 (en) Internet facsimile device
JP2002016753A (ja) ファクシミリ装置
JP2000261597A (ja) 通信方法、通信装置およびサーバ
JP3008920B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2003319128A (ja) データ送信システム、データ送信プログラムおよび記録媒体
JPH11112778A (ja) 電子メール機能を備えたファクシミリ装置
JP3238117B2 (ja) インターネット対応ファクシミリ装置
JP2003037703A (ja) インターネットファクシミリ装置
JP3242361B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH10133967A (ja) 画像通信システム並びにこれに用いられるファクシミリ装置及びコンピュータ装置
JP2000059595A (ja) 画像データ処理装置及び画像データ処理方法
JPH10126600A (ja) 通信端末装置
JPH11215345A (ja) 通信端末装置および記憶媒体
JP3561625B2 (ja) 情報通信装置
JP4593738B2 (ja) ファクシミリ装置およびその制御方法
JP2001358822A (ja) ファクシミリ装置
JP3636085B2 (ja) インターネットファクシミリ通信方法、及びインターネットファクシミリ装置
JP3725847B2 (ja) 通信装置
JP2000330890A (ja) 通信端末装置、通信システム及びそれらの制御方法
JP3622704B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP3485057B2 (ja) ファクシミリ装置及び記録媒体
JP2001352408A (ja) インターネット対応ファクシミリ装置
JP4210894B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JPH11122415A (ja) ファクシミリ装置
JPH1032600A (ja) 通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071203

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees