JP2009249090A - テープ状積層フィルムの巻き取り方法およびテープ状積層フィルムの巻き取り物 - Google Patents

テープ状積層フィルムの巻き取り方法およびテープ状積層フィルムの巻き取り物 Download PDF

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Abstract

【課題】輸送・保管時における変形や巻き崩れを発生させることのない、テープ状積層フィルムのレコード状巻き取り方法を提供する。
【解決手段】テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を、巻芯に巻き取られたテープ状積層フィルムの長さに応じて、巻き始めの張力値に対し0%/巻きm以上、+0.10%/巻きm以下となるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レコード状にテープ状積層フィルムを巻き取る方法、並びに、当該巻き取り方法を用いて巻き取られたテープ状積層フィルムの巻き取り物に関する。テープ状積層フィルムとしては、例えば、電子部品を搬送する際に用いられるキャリアテープ用カバーテープのような狭幅にスリットされたテープ状積層フィルムが挙げられる。
保管・搬送の利便性から、テープ状に裁断されたフィルムは、通常、巻芯に巻き取られた状態、すなわち巻き取り物として取引される。例えば、IC等のチップ型電子部品を封入するために用いられるカバーテープは、広幅の原反から狭幅のテープ状積層フィルムの形態にスリットされ、適当な巻芯に巻き取られた状態で流通している。
テープ状に裁断されたフィルムの巻き取り方法として、一般的に、「レコード巻き」と呼ばれる方法、並びに、「トラバース巻き」もしくは「スプール巻き」と呼ばれる方法が知られている。
レコード巻きと呼ばれる巻き取り方法は、テープ状フィルムの幅とほぼ同じ巻き取り幅を有する巻芯に対して、巻き取り位置をずらすことなくテープ状フィルムをロール状に巻きつける方法であり、一般的に数百mという巻き長さが比較的短いテープ状フィルムを巻き取る場合に適用される。
また、トラバース巻きもしくはスプール巻きと呼ばれる巻き取り方法は、テープ状フィルムの幅より広い巻き取り幅の巻芯に対して、巻き取り位置を連続的にずらしながら螺旋状にテープ状フィルムを巻きつける方法であり、一般的には、数千mという巻き長さの長い巻き取りが必要な場合に適用される。
とりわけ、巻き上がりの外観が綺麗に仕上がること、並びに、トラバース巻きと比較して嵩張らず、梱包の際のスペースが少なくて済むことから、レコード巻きが好まれる場合が多い。
レコード巻きは、種々の分野で採用されており、その巻き取り方法を改善する試みも行われている。一般的に細幅に断裁されたテープの巻き取り方法としては、一定のテンションで巻き取るよりも巻径に応じてテンションが多少減少するいわゆるテーパ巻き取りで巻き取った方が安定した巻き取り状態となるものと考えられてきた(特許文献1)。その他には例えば、磁気テープ等の巻き取りの際に、巻き取り径に追従する形でタッチロールの支持部を移動させる方法(特許文献2)や、不織布等の巻き取りの際に、巻き取り開始時と巻き取り終了時の押圧荷重としてプレスロールを使用して制御する方法(特許文献3)等が提案されている。
特開昭55−044413号公報 特開2005−206301号公報 特開2006−225135号公報
上述したように、一般的に、テープ状に裁断されたフィルムをレコード状に巻き取る場合、巻き締まりを避けるために、巻き取りの進行に合わせてテープにかかる張力を下げていく方法が用いられている。巻き締まりが発生すると、巻き取り物の巻き姿が乱れて保管・搬送に支障を来すほか、テープの形状そのものに歪みを生じ、最悪の場合には使用できなくなることすらある。特に、材質の異なる複数の層からなるテープ状積層フィルムの巻き締まりが発生すると、各層の厚みや形状が個々に変化し、場合によっては層分離を引き起こし、フィルム全体の機能に致命的な影響を与える場合がある。従って、特にテープ状積層フィルムをレコード巻きする場合には、巻き締まりを避ける必要性から、テープにかかる張力を下げていくことが一般的であった。
また、磁気テープのように、実質的に単層であり、且つ、その表面に滑り性を有する狭幅のテープの場合には、テープの幅方向の厚みを一様に形成することが比較的容易である。このようなテープをレコード巻きにしても、巻き取り時に空気が巻き取り物の外に散逸するため、巻き取り物中に空気が残存しにくい。これに対し、特にカバーテープのように、基材となるフィルム層に粘着剤の層(シール層)を別途形成した構成のテープ状積層フィルムの場合には、幅方向の厚みを厳密に一様とすることが困難である。また、このような構成のテープを巻き重ねた場合には、上になるテープ状積層フィルムの厚み斑を有するシール層が、下になるテープ状積層フィルムのフィルム層に密着して、不可避的に気密な空隙を生じてしまう。この空隙に取り込まれた空気は、周囲の気密状態を破れず、巻き取り時に取り込まれた空気が巻き取り物の外に散逸することができない。このようにして巻き取り物に取り込まれた空気は、フィルム層を構成する材質と比べて、保管・搬送時の温度変化等の影響を強く受けて膨張または収縮するため、巻き取り物に巻き崩れを生じたり、巻き取り物を皿状に反り変形させて外周端に浮き上がりを生じたりする原因となる。このため、テープ状積層フィルムをレコード巻きした場合には、単層からなるテープ状フィルムよりも顕著に、環境変化による巻き崩れや反りの問題が生じていた。
かくして、複数の層から構成されるテープ状積層フィルムを、反りや巻き崩れを発生することなくレコード巻きするための巻き取り方法が求められていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、輸送・保管時における巻き取り状態の変形や巻き崩れの発生を抑制することができるテープ状積層フィルムの巻き取り方法、並びに当該巻き取り方法を用いて巻き取られた巻き取り物を提供するものである。
本発明者等は、前記課題を解決する方法を鋭意検討した結果、テープ状積層フィルムをレコード状に巻き取る際に、巻芯に巻き取られたテープ状積層フィルムの長さに応じてテープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を所定の比率で増加させることにより、巻き取り物の輸送・保管時の巻き取り状態が安定することを見出し本発明に至った。
すなわち本発明によれば、テープ状積層フィルムを巻芯にレコード状に巻き取る方法において、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を、巻芯に巻き取られたテープ状積層フィルムの長さに応じて、巻き始めの張力値に対し0%/巻きm以上、+0.10%/巻きm以下となるように制御することを特徴とするテープ状積層フィルムの巻き取り方法を提供する。
かかる巻き取り方法によれば、輸送・保管の際における巻き取り物の反りや巻き崩れを防止することができる。また、テープ状積層フィルムに特に懸念される巻き締まりの問題を発生させることもない。
本発明によれば、レコード状に巻き取ったテープ状積層フィルムの巻き取り状態を良好に仕上げることができるだけでなく、巻き取った後の輸送や保管時にもその良好な状態を維持することが可能なテープ状積層フィルムの巻き取り方法、並びにレコード状に巻き取られたテープ状積層フィルムの巻き取り物を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様の構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
<テープ状積層フィルムの巻き取り方法の概要>
図1は、本実施形態のテープ状積層フィルムの巻き取り方法を説明する概念図である。 本実施形態のテープ状積層フィルムの巻き取り方法は、図1に示すように、積層フィルム原反1と、当該積層フィルム原反1を所定の幅のテープ状に裁断するための裁断装置2と、裁断されたテープ状積層フィルム3を巻き取るための巻芯4とを用いて行う。当該巻き取り方法によって得られた、巻芯4とそれにレコード状に巻き取られたテープ状積層フィルム3とを併せてレコード状巻き取り物5と称する。
<積層フィルム原反およびテープ状積層フィルム>
積層フィルム原反1並びにこれを裁断したものであるテープ状積層フィルム3は、一般に、異なる樹脂からなる複数の層から構成される。
典型的には、工業的に用いられている樹脂を薄膜状に成形したフィルムを複数積層したもの、あるいは、前記フィルムにシール層を構成する樹脂を塗布して一体成形したものを用いることができる。ここで、シール層を塗布する基材となるフィルムは、単層構造であっても、多層構造であってもよい。
前記フィルムを構成する樹脂としては、特に限定されないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンナフタレートとの混合物などのポリエステル類、ポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン類、ポリ塩化ビニル系樹脂やスチレン系樹脂などを挙げることができる。
前記シール層を構成する樹脂としては、オレフィン系樹脂もしくはスチレン系樹脂またはこれらの混合物などを用いることができるが、これらに限定されるものではない。
積層フィルム原反1およびテープ状積層フィルム3の厚みは、特に限定されるものではないが、0.03mm以上であって、2mm以下、好ましくは0.1mm以下、更に好ましくは0.08mm以下とされる。厚みが0.03mm以上の場合には、巻芯4にテープ状積層フィルム3を巻き取る際や、巻き取り状態からテープ状積層フィルム3を巻き出した際に、テープ切れ等のトラブルを引き起こし難くなるため好ましい。一方、取り扱い容易性や主な用途の観点から、テープ状積層フィルム3の厚みは2mm以下とすることが好ましい。
積層フィルム原反1の幅は、特に限定されるものではない。加工設備にもよるが、一般的には、数百mmから数千mmの幅とすることができる。
積層フィルム原反1から裁断されたテープ状積層フィルム3の幅、すなわち裁断幅は、特に限定されるものではないが、一般的には、1mm以上であって、50mm以下、更に好ましくは10mm以下とされる。この幅が1mm以上の場合、搬送時または保管時に巻き崩れを生じ難くなるため好ましい。一方、使用時の取り扱い容易性や主な用途の観点から、テープ状積層フィルム3の幅は50mm以下とすることが好ましい。
積層フィルム原反1およびテープ状積層フィルム3の長さは、特に限定されるものではないが、取り扱い容易性、主な用途、取引の実情を考慮すると、典型的には100m以上、800m以下とされる。一般的に、巻き取り状態を安定に保つためには、巻き取り長さが短いほど有利であろう。
<裁断装置>
裁断装置2は、特に限定されるものではなく、一般的に用いられている種々の裁断装置を用いることができる。例えば、積層フィルム原反1を下刃と上刃で挟み込んでスリットするシェアカット方式を採用する装置を好適に使用することができる。
<巻芯>
巻芯4は、紙素材またはプラスチック素材から構成されるものを好適に用いることができる。テープ状積層フィルム3を巻き取る際に巻芯4に掛かる応力に対する耐久性の点からプラスチック素材を用いることが好ましい。また、巻芯4の強度向上を目的としてガラス繊維を添加した樹脂を巻芯の構成材料として用いることもできる。
巻芯4の外径は、特に限定されるものではないが、86mm以上、100mm以下が好ましい。86mm以上であれば、テープ状積層フィルム3を巻き出した際の巻き癖が抑えられるため使用時の取り扱いが容易である。また、保管・搬送時の取り扱い容易性から、100mm以下であることが好ましい。
巻芯4の巻き取り幅は、巻き付けるテープ状積層フィルム3の幅に依存し、例えば、テープ状積層フィルム3の幅と同一もしくはそれより僅かに広いことが好ましい。
<巻き取り張力>
本発明において「巻き取り張力」とは、テープ状積層フィルム3を巻芯4に巻き付ける際に、巻き付け位置においてテープ状積層フィルム3をその長さ方向に引っ張る力を指す。
巻き取り張力は、巻芯4に巻き取られたテープ状積層フィルム3の長さに応じて、巻き始めの張力値に対し0%/巻きm以上であって、+0.10%/巻きm以下、より好ましくは+0.07%/巻きm以下の変化率となるように制御する。より詳しく説明すると、巻き始め(巻芯への巻き取り長さ=0m)の巻き取り張力の値をY(gf)、張力の変化率をa(%/巻きm)とした場合、巻芯に巻き取られたテープ状積層フィルム3の長さがX(m)の時点における巻き取り張力の値[Y(gf)]は、以下の式によって定められる。
=Y(1+aX/100)
従って、巻き取り張力の値Yは、巻き始めの張力値Yと設定した変化率aに基づいて決定される。例えば、テープ状積層フィルム3にかかる巻き始めの張力値を100gfとし、巻き取り張力の変化率を+0.05%/巻きmに設定して500m巻き取る場合であれば、100m巻いた時点での張力値が105gf、200m巻いた時点での張力値が110gf、巻き上がり時の張力値が125gfとなる。
テープ状積層フィルム3を巻き乱れや巻き崩れを生じることなくレコード状に巻き取るには、上述したように、前記巻き取り張力の変化率aを0%/巻きm以上、+0.10%/巻きm以下にする必要がある。
変化率aをマイナスに設定した場合、すなわち巻き取り長さに応じて巻き取り張力を下げた場合には、巻き取り直後の状態は安定しているものの、輸送・保管時に巻き取り状態の変形や巻き崩れの発生が認められる。このため、反りや巻き崩れを回避するためには、変化率を0%以上とする必要がある。一方、変化率が+0.10%以下であれば、巻き取り中に巻き崩れ等の巻き取り不良を引き起こすことがなく、また、巻き取り張力が強すぎることによる巻き締まりの問題を生じることもない。
巻き始めの張力値としては、特に限定されるものではないが、30gf以上、600gf以下が好ましい。30gf以上であれば、巻き取り中の巻き取り不良を引き起こすことがないため好ましい。また、600gf以下であれば、過度の張力付加による巻き締まりの問題を生じることがないため好ましい。
<巻き取り張力の制御方式>
巻芯4にテープ状積層フィルム3を巻き取る際には、一つの積層フィルム原反1から一度に複数条にスリットされたテープ状積層フィルム3を、巻芯4を装着した複数の巻取軸(不図示)で個別かつ同時に巻き取ることが好ましい。この場合、各巻取軸において、各テープ状積層フィルム3にかかる巻き取り張力を個別に検知し、自動調節できるものが好ましい。
巻き取り張力を制御する方式としては、巻芯4を装着する各巻取軸(不図示)において、転がりやスラストと呼ばれる軸受の摩擦により制御する方式、磁力により生じる抵抗力を応用して制御する方式等、テープ状積層フィルム3にかかる巻き取り張力を個別に制御できるものであれば特に限定されない。
<巻き取り方法>
テープ状積層フィルム3をレコード状に巻き取る方法は、テープ状積層フィルム3にかかる巻き取り張力の変化率を上記範囲となるように調節できれば特に限定されるものではない。ここでは、図1に従って本発明に係る巻き取り方法を説明する。
まず、ロール状に巻かれた広幅の積層フィルム原反1を巻き出し、裁断装置2により所定の幅で多条にスリットする。
次いで、スリットされたテープ状積層フィルム3を、巻取軸(不図示)に装着された巻芯4に巻き付ける。このとき、巻き姿がレコード状となるように、ガイド等(不図示)を用いて、巻芯4に対する巻き付け位置を一定に保つと同時に、テープ状積層フィルム3にかかる巻き取り張力を、巻取軸(不図示)に具備されたフリクション制御機構等により個別に調節する。テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力は、巻芯に巻き取られたテープ状積層フィルムの長さに応じて、巻き始めの張力値に対し0〜+0.10%/巻きmの範囲で増加するように制御する。
なお、図1においては、簡便のため、一本の積層フィルム原反1を2条のテープ状積層フィルム3にスリットし、これを2本の巻芯4に対して個別かつ同時にレコード巻きする場合について記載するが、より多条のテープ状積層フィルム3にスリットし、それに対応する数の巻芯4を用いて巻き取ることも当然に可能である。
<作用効果>
以下、本実施形態のテープ状積層フィルムの巻き取り方法の作用効果について図1を参照しながら説明する。
本実施形態のテープ状積層フィルムの巻き取り方法では、テープ状積層フィルム3にかかる巻き取り張力を、巻芯4に巻き取られたテープ状積層フィルム3の長さに応じて、巻き始めの張力値に対し0%/巻きm以上、+0.10%/巻きm以下となるように制御する。
係る構成とすることにより、単層構造のフィルムと比較して厚みを均一に成形することが難しく、かくして、巻き崩れ等の原因となる空気の巻き込みを起こしやすい積層フィルムであっても、搬送および保管時に巻き崩れ等の巻き取り異常を生じないようにレコード状に巻き取ることができる。
また、テープ状積層フィルム2の幅が1mm以上、50mm以下であることが好ましい。
この場合には、テープ切れ等のトラブルが発生しにくく、取り扱いも容易である。
さらに、テープ状積層フィルム2の厚みが0.03mm以上、2mm以下であることが好ましい。
この場合には、搬送時または保管時に巻き崩れが発生しにくく、取り扱いも容易である。
また、本発明に係る巻き取り方法は、テープ状積層フィルム3がキャリアテープ用カバーテープに好適に用いることができる。
キャリアテープ用カバーテープは、一般に、樹脂フィルム層とシール層とを有する積層フィルムであるため、テープの厚みを一様に形成することが難しく、レコード状に巻いた場合に巻き崩れ等の巻き取り異常を防止することが特に難しかった。本発明に係る巻き取り方法によれば、厚みの不均一なテープ状積層フィルムであっても巻き取り状態の異常を引き起こさないため、キャリアテープ用カバーテープに対して特に好適に適用することができる。
また、上記テープ状積層フィルムの巻き取り方法により巻き取られたテープ状積層フィルムのレコード状巻き取り物5を好適に用いることができる。
係るレコード状巻き取り物5は、搬送および保管時に巻き崩れ等の巻き取り状態異常の発生率が低い。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、上記実施の形態では巻き取り時にテープ状積層フィルム3にかかる巻き取り張力のみを制御する方法について例示したが、巻き取り張力の制御と併せて、タッチロールまたはプレスロール等によりテープ状積層フィルム3を巻芯4側に押圧しながら巻き取る構成としてもよい。押圧力を付加することにより、巻き取り時にテープ状積層フィルム3が巻き込む空気をより低減し得るため、輸送・保管時における巻き取り状態の変形や巻き崩れの発生をより効果的に抑制することが期待できる。押圧力の付加方式は、巻き取り開始から一定の圧力を維持する方式、巻き径に応じて任意に調節する方式等を挙げることができる。
以下、本発明を実施例によりさらに説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
順に16μmの厚みの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(基材層)、イソシアネート系AC剤層、38μmの厚みのポリエチレン系樹脂層(中間層)及び8μmの厚みのスチレン系樹脂層(シール層)からなる、幅440mmの積層フィルム原反から、約5mmの幅となるように断裁したテープ状積層フィルムを、外径が93mmの巻芯に、50m/minの巻き取り速度で巻き取った。テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を55gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を+0.05%/巻きmに設定して、480m巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は68gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
実施例2
テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を41gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を+0.10%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は61gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
実施例3
テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を41gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を0%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は41gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
実施例4
テープ状積層フィルムの幅を約9mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を158gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を+0.05%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は196gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
実施例5
テープ状積層フィルムの幅を約9mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を158gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を+0.10%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は234gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
実施例6
テープ状積層フィルムの幅を約9mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を158gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を0%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は158gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
実施例7
テープ状積層フィルムの幅を約13mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を197gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を+0.05%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は244gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
実施例8
テープ状積層フィルムの幅を約13mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を197gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を+0.10%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は292gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
実施例9
テープ状積層フィルムの幅を約13mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を197gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を0%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は197gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
比較例1
テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を68gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を−0.04%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は55gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
比較例2
テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を41gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を+0.15%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は71gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
比較例3
テープ状積層フィルムの幅を約9mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を158gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を−0.04%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は128gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
比較例4
テープ状積層フィルムの幅を約9mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を158gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を+0.15%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は272gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
比較例5
テープ状積層フィルムの幅を約13mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を197gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を−0.04%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は159gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
比較例6
テープ状積層フィルムの幅を約13mmとしたこと、並びに、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を197gfとして巻き始め、巻き始めの張力値に対する巻き取り張力の変化率を+0.15%/巻きmとしたこと以外は実施例1と同様に巻き取った。480m巻き取った時点の張力値は339gfであった。巻き取りの際に、巻き締まりの発生は確認されなかった。
<巻き取り状態の評価>
上記のように巻き取ったテープ状積層フィルムの巻き取り物について、巻き取り状態を評価した。
この評価は、種々の搬送および保管環境を考慮して、以下のように、テープ状積層フィルムを高温環境または低温環境に放置した後に行った。
高温環境投入試験
巻芯に巻き取ったテープ状積層フィルムを、厚さが約7mmの段ボールからなる、内寸が縦約220mm×横約220mm×高さ約180mmの箱に収容し、60℃設定のオーブン内に2時間放置した。オーブンから取り出して、温度23℃×湿度50%の環境下に24時間以上放置した後に、箱から取り出して、テープ状積層フィルムの巻き取り状態を評価した。
低温環境投入試験
テープ状積層フィルムを、剥き出しの状態で15℃設定の冷蔵庫内に1時間放置し、冷蔵庫内で巻き取り状態を評価した。
巻き取り状態の評価結果を、以下の表1に示す。
Figure 2009249090
表1において、各記号は以下を意味する。
1.巻き崩れ
○(良):外周部を支えながら巻き取り物を持ち上げた際に巻き崩れが生じない
×(不良):外周部を支えながら巻き取り物を持ち上げた際に巻き崩れが生じる
2.反り
○(良) :外周端の浮き上がりが1mm未満
×(不良):外周端の浮き上がりが1mm以上
<実験の考察>
表1から明らかなように、テープ状積層フィルムの巻き取り長さに応じて、巻き始めの巻き取り張力に対し0%/巻きm以上、+0.10%/巻きm以下となるように巻き取り張力を調節したものについては、反りや巻き崩れ等の巻き取り状態異常は認められない。なお、評価した範囲内では、巻き取り状態とテープ状積層フィルムの裁断幅との間に実質的な相関関係は認められない。
以上、本発明を実施例に基づいて説明した。この実施例はあくまで例示であり、種々の変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明に係るテープ状積層フィルムの巻き取り方法は、一般的な仕様の加工設備に容易に適用することが可能であり、巻き取り状態を高精度で制御することが求められるキャリアテープ用カバーテープ等に特に好適に用いることができる。
本発明に係る巻き取り方法を模式的に示した図である。
符号の説明
1 積層フィルム原反
2 裁断装置
3 テープ状積層フィルム
4 巻芯
5 レコード状巻き取り物

Claims (5)

  1. テープ状積層フィルムを巻芯にレコード状に巻き取る方法において、テープ状積層フィルムにかかる巻き取り張力を、巻芯に巻き取られたテープ状積層フィルムの長さに応じて、巻き始めの張力値に対し0%/巻きm以上、+0.10%/巻きm以下となるように制御することを特徴とするテープ状積層フィルムの巻き取り方法。
  2. 前記テープ状積層フィルムの幅が1mm以上、50mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載のテープ状積層フィルムの巻き取り方法。
  3. 前記テープ状積層フィルムの厚みが0.03mm以上、2mm以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載のテープ状積層フィルムの巻き取り方法。
  4. 前記テープ状積層フィルムがキャリアテープ用カバーテープであることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のテープ状積層フィルムの巻き取り方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載のテープ状積層フィルムの巻き取り方法により巻き取られたテープ状積層フィルムの巻き取り物。
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