JP2009245814A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で、筐体内部の換気ができ、かつ筐体外部に燃焼ガスが万一滞留しても、かかるガスを筐体内部に吸い込むことを抑制できる燃料電池システムを提供することを目的とする。
【解決手段】燃料ガスから改質ガスを生成する改質器21と、改質ガスと酸化剤ガスとにより発電される燃料電池11と、筐体70の外部に開口し筐体内を冷却する冷却用空気を筐体内部の収納空間にインバータシステム15を経由して導入するための冷却経路80と、冷却経路に冷却用空気を筐体の外部から導入するための空気ブロア31と、燃料電池システムの異常発生時、もしくはメンテナンス時に電源ラインとの回路を遮断するブレーカと、を備え、筐体は、改質器、燃料電池、インバータシステム、空気ブロア、及びブレーカを収納空間に収納し、空気ブロアによって筐体の外部から導入された冷却用空気がインバータシステムを冷却して収納空間に導入され、収納空間の圧力が大気圧より高く維持される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
従来から、燃料電池システムを覆う筐体内部の温度を下げるため、および筐体内部での漏出により、筐体内部に溜まった可燃ガス(例えば水素ガス、都市ガス13A等)を外部に放出するための一方策として、換気ファンによる強制換気の方法が用いられており、一例として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1では図5〜図8に示されるように、筐体を構成する一面に吸気口83、84が設けられ、排気口90が、こちらも筐体を構成する一面に排気ファンを兼ねて設けられている。排気ファンは筐体内部の空気を排気口から外部に放出する方向にファンを回転作動させることにより、筐体内部の圧力を低下させ、それによって筐体を構成する一面に設けられた吸気口から外部の空気が筐体内部に導入され、筐体内部の熱を奪って、そして排気口外部へ排出されていく。これにより、筐体内部は常に温度の低い新鮮な外気によって換気されることとなり、筐体内部の温度上昇と、水素等の可燃ガスの滞留を防止することができる。
特開2006−140165号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のシステムにおいては、換気動作中は、筐体内部が減圧するため、筐体に意図しない隙間があったときは、隙間から筐体外部の空気を吸い込む可能性がある。特許文献1の実施の形態においても筐体外部に脱硫器12が設置されており、脱硫器12と燃料ガス配管との接続部から、又は脱硫器12から燃料ガスが漏れ、かつ漏れ部近傍の筐体に筐体内部と連通される隙間があった場合は、隙間から、漏れた燃料ガスを吸い込んでしまう恐れがある。とくに、筐体内部に配置され、緊急時に系統電源との回路を遮断する機能をもつブレーカ近傍に燃料ガスが滞留することは好ましくない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、簡素な構成で、筐体内部の換気ができ、筐体内部における燃料ガスの滞留を低減できる燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、燃料ガスから改質ガスを生成する改質器と、改質ガスと酸化剤ガスとにより発電し出力電力を燃料電池システムの内部負荷および外部負荷に供給可能な燃料電池と、筐体の外部に開口し前記筐体内を冷却する冷却用空気を前記筐体内部の収納空間に前記インバータシステムを経由して導入するための冷却経路と、前記冷却経路に冷却用空気を前記筐体の外部から導入するための空気ブロアと、前記燃料電池システムの異常発生時、もしくはメンテナンス時に前記電源ラインとの回路を遮断するブレーカと、を備え、前記筐体は、前記改質器、燃料電池、インバータシステム、空気ブロア、及びブレーカを前記収納空間に収納し、前記空気ブロアによって前記筐体の外部から導入された冷却用空気が前記インバータシステムを冷却して前記収納空間に導入され、該収納空間の圧力が大気圧より高く維持されることである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、燃料ガスから改質ガスを生成する改質器と、改質ガスと酸化剤ガスとにより発電し出力電力を燃料電池システムの内部負荷および外部負荷に供給可能な燃料電池と、筐体の外部に開口し前記筐体内を換気する換気用空気を前記筐体内部の収納空間に導入するための換気経路と、前記換気経路に換気用空気を前記筐体の外部から導入するための空気ブロアと、前記燃料電池システムの異常発生時、もしくはメンテナンス時に前記電源ラインとの回路を遮断するブレーカと、を備え、前記筐体は、前記改質器、燃料電池、空気ブロア、及びブレーカを前記収納空間に収納し、前記空気ブロアによって前記筐体の外部から導入された換気用空気が前記収納空間に導入され、該収納空間の圧力が大気圧より高く維持されることである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1または請求項2において、前記収納空間の一端部を前記ブレーカが配置される操作部空間とし、前記燃料ガスの付臭成分を除去するための脱硫器を収納するメンテナンス空間を前記筐体内部の前記一端部に前記収納空間から隔離して前記操作部空間に隣接して形成し、前記操作部空間とメンテナンス空間を隔離する隔壁に、前記操作部空間の空気を前記メンテナンス空間に排出する排出通路を設けたことである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項3において、前記メンテナンス空間の上方に前記操作部空間を配置し、前記メンテナンス空間を覆うメンテナンスパネルを前記筐体に開閉可能に設けたことである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、筐体外部からブロアによって冷却用経路に導入される冷却用空気がインバータシステムを冷却して筐体内部の収納空間に導入される。これにより収納空間の圧力は、大気圧より高くなり、収納空間の空気が筐体の隙間などを排出通路として筐体の外部に流出するので、筐体内部の収納空間に燃料ガスが滞留することを低減できる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、筐体外部からブロアによって換気用経路に導入される換気用空気が筐体内部の収納空間に導入される。これにより収納空間の圧力は、大気圧より高くなり、収納空間の空気が筐体の隙間などを排出通路として筐体の外部に流出するので、筐体内部の収納空間に燃料ガスが滞留することを低減できる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、筐体内部の収納空間のうちブレーカが配置される操作部空間と、燃料ガスの付臭成分を除去するための脱硫器を収納するメンテナンス空間を隔離する隔壁に、前記操作部空間の空気を前記メンテナンス空間に排出する排出通路が設けられる。これにより、操作部空間からメンテナンス空間への空気流を作ることができ、ブレーカ近傍に燃料ガスが滞留することが低減できる。よって、操作部空間に、例えば、燃料ガス配管から漏れた燃料ガスを吸入したりして、燃料ガスが滞留することを低減できる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、燃料ガスの付臭成分を除去するための脱硫器を収納するメンテナンス空間の上方にブレーカが配置される操作部空間が設けられているので、メンテナンス時にブレーカの操作及び保護が容易になる。また、筐体に開閉可能なメンテナンスパネルでメンテナンス空間を覆っても、操作部空間からメンテナンス空間への空気流により、ブレーカ近傍に燃料ガスが滞留することが低減できる。
以下、本発明による燃料電池システムの第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は燃料電池システムの構成を示す構成ブロック図である。この燃料電池システムは、燃料電池11、系統電源12、電源ライン13、補機14、インバータシステム15、燃料電池システム制御装置17、改質器21、メンテナンス用操作盤41、ブレーカ51から構成されている。なお、文中の前、後、左、右、上、下とは図面に記したとおりとする。
燃料電池11は、水素リッチな改質ガスおよび酸化剤ガス(例えば酸素を含む空気)が供給されて水素と酸素の化学反応により発電して直流電圧(例えば40V)を出力するものである。
改質器21は、燃料ガスを水蒸気改質し、水素リッチな改質ガスを燃料電池11に供給するものであり、バーナ(燃焼部)18、改質部、一酸化炭素シフト反応部(以下、COシフト部という)および一酸化炭素選択酸化反応部(以下、CO選択酸化部という)から構成されている。燃料ガスとしては天然ガス、LPG、ガソリン、メタノールなどがある。バーナ18は、起動運転時に外部から燃焼用燃料ガスおよび燃焼用空気が供給され、または定常運転時に燃料電池11の燃料極からアノードオフガス(燃料電池に供給され使用されずに排出された改質ガス)が供給され、供給された各可燃性ガスを燃焼して燃焼ガスを改質部に導出するものである。燃焼用空気は後述のインバータボックス27に導入される冷却用空気の一部がインバータボックス内から分流され、空気ポンプ24によって供給される。またバーナ18にて燃焼されたガスは改質器21の排気口に接続された排気管を通って外部に排出される。
改質部は、外部から供給された燃料ガスに蒸発器からの水蒸気(改質水)を混合した混合ガスを改質部に充填された触媒により改質して水素ガスと一酸化炭素ガスを生成している(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気を水素ガスと二酸化炭素とに変成している(いわゆる一酸化炭素シフト反応)。これら生成された水素リッチな改質ガスはCOシフト部に導出される。
COシフト部は、この改質ガスに含まれる一酸化炭素と水蒸気をその内部に充填された触媒により反応させて水素ガスと二酸化炭素ガスとに変成している。これにより、改質ガスは一酸化炭素濃度が低減されてCO選択酸化部に導出される。
CO選択酸化部は、改質ガスに残留している一酸化炭素と外部からさらに供給されたCO浄化用の空気とを、その内部に充填された触媒により反応させて二酸化炭素を生成している。これにより、改質ガスは一酸化炭素濃度がさらに低減されて(10ppm以下)燃料電池11の燃料極に導出される。
改質器21に供給される燃料ガス、改質水(水)および空気(CO浄化用)は、それぞれ燃料ポンプ22、改質水ポンプ23および空気ポンプ24によって供給されており、その供給量は燃料電池システム制御装置17の指令に基づいて制御されている。燃料ポンプ22、改質水ポンプ23および空気ポンプ24の供給量を制御することにより、改質器21から供給される改質ガスの供給量は調整することができる。
系統電源(または商用電源)12は、該系統電源12に接続された電源ライン13を介して外部負荷19に電力を供給するものである。燃料電池11はインバータシステム15およびブレーカ51を介して電源ライン13に接続されている。外部負荷19は、当該燃料電池システムの外に配設されている電力負荷であり、例えば家庭内に配設されているテレビなどの家電製品である。
内部負荷の一つである補機14は、改質器21に燃料、水、空気を供給するためのモータ駆動の各ポンプ22〜24および電磁式バルブ、燃料電池11に改質ガス、空気(酸素)を供給するための電磁式バルブなどから構成されている。この補機14は直流電圧にて駆動されるものであり、その駆動電圧は補機用DC/DCコンバータ15fから供給されるようになっている。内部負荷は、当該燃料電池システムの内に配設されている電力負荷であり、補機14、燃料電池システム制御装置17を含んでいる。
インバータシステム15は、燃料電池11から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源12に接続されている電源ライン13に出力する機能と、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換する機能とを持つDC/ACインバータ15bと、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機14、燃料電池システム制御装置17などの内部負荷に出力する機能を持つ整流回路15eおよび補機用DC/DCコンバータ15fと、燃料電池11からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して内部負荷に出力する機能を持つDC/DCコンバータ15aと、を有している。
系統連系インバータ制御装置15cは、DC/DCコンバータ15aとDC/ACインバータ15bの駆動を制御するものである。この系統連系インバータ制御装置15cは、燃料電池システム制御装置17と互いに通信可能に接続されており、燃料電池システム制御装置17の指示にしたがってDC/DCコンバータ15aとDC/ACインバータ15bの駆動を制御する。
インバータ用電源DC/DCコンバータ15dは、DC/DCコンバータ15aまたはDC/ACインバータ15bからの直流電圧を入力して所定の直流電圧に変換して、DC/DCコンバータ15aとDC/ACインバータ15bと系統連系インバータ制御装置15cに電源電圧(駆動電圧)として供給するものである。
補機用DC/DCコンバータ15fは、DC/DCコンバータ15a、DC/ACインバータ15bまたは整流回路15eからの直流電圧を入力して所定の直流電圧(例えば24V)に変換して、補機14に電源電圧として供給するものである。
インバータシステム15は、インバータボックス27に収納され、後述する筐体70の底面上に固定されている。インバータボックス27にはインバータシステム15の冷却用のための空気導入部28が設けられている。空気導入部28は、筐体70の右側面に配置されたメンテナンスパネル58の側面58aの略中央部に備えられた空気導入口35と、空気導入口35の内側と当接され塵埃等を除去し清浄な空気を提供する空気フィルタ34を介してダクト29で連結されている。
インバータボックス27の壁面27bの下方にはインバータボックス27の内部空間27aと連通する空気ブロア31が配置され、空気ブロア31が順回転作動することによりインバータボックス27の内部空間27aから、筐体70内部に形成された収納空間52に空気が導入され、内部空間27aの内部圧力が低下する。それによって空気導入口35を通して外部より清浄な空気が吸入される。インバータボックス27の内部空間27aに吸入された空気は内部空間27aを移動し、インバータシステム15を構成するDC/ACインバータ15bと、整流回路15eと、補機用DC/DCコンバータ15fと、DC/DCコンバータ15aの各制御基板と熱交換して冷却し、空気ブロア31によって収納空間52内に導入される。
また、インバータボックス27に、空気フィルタ34、ダクト29を通して冷却用として導入される清浄な外部空気の一部が、ダクト29の途中から分岐され、カソードブロア25によって酸化剤ガスとして燃料電池11に供給される。そして酸化剤ガスとして燃料電池11の空気極に供給され発電に使用された空気は、発電に使用されず残った分が空気極の排出口に接続される、凝縮器26をその途中に備えた排気管を通って、凝縮器26にて水と分離された後、外部に排出される。インバータボックス27の壁面27cにはインバータボックス27の内部空間27aと連通される空気導出口33が設けられており、空気導出口33は空気ポンプ24を介して改質器21と接続され、燃焼用空気が改質器21に供給される。
燃料電池システム制御装置17は、燃料電池システムの全体的な制御を一括集中して行うものであり、補機14の駆動を制御したり、インバータシステム15の駆動を制御したり、メンテナンス用操作盤41と不具合情報およびシステム制御装置17を操作するための信号の授受を行なう。燃料電池システム制御装置17には、待機時でも運転時(起動運転と発電運転を含む)でも常に電圧が供給されている。
ブレーカ51は直列に連結されたノイズフィルタ50とともに、系統電源12(または電源ライン13)と、インバータシステム15のDC/ACインバータ15bとの間に介在される。DC/ACインバータ15bから過電流が流れたり、燃料電池システムに漏電が発生した場合に遮断装置を作動させシステムの電源をOFFするとともに外部負荷につながる回路を遮断し外部負荷および燃料電池システム本体を保護するものである。またブレーカ51は回路を遮断したり接続するという回路の接点部を形成しているため、火花が発生する可能性がある。ブレーカ51およびメンテナンス用操作盤41は、ブレーカ51およびメンテナンス用操作盤41の各操作部側と各操作部側と対向する側の2面が開口されている収納箱44に並んで収納されて、収納箱44に図示しないボルトによって固定されている。
次に燃料電池システムの筐体70について図2乃至図4に基いて説明する。メンテナンス用操作盤41、ブレーカ51、燃料電池11、補機14、インバータシステム15、燃料電池システム制御装置17、改質器21は筐体70の収納空間52内に収納されており、筐体70は上部にアッパパネル55、下部にベースパネル56、前部にフロントパネル71、後部にリアパネル72がそれぞれ設けられている。また左側面57はフロントパネル71がL字状に屈曲され、L字の短辺部71cが左側面57の略半分を形成し、またリアパネル72がL字状に屈曲され、L字の短辺部72bが左側面57の残り半分の面を形成し、左側面57が形成されている。右側面にはメンテナンスパネル58の右側面58aが設けられ、内部に収納空間52、及び隔壁54によって収納空間52と隔離されたメンテナンス空間53が形成されている。
フロントパネル71、リアパネル72はベースパネル56にボルトによって固定されている。またフロントパネル71、リアパネル72は左側面57の略中央にて、パネル71の端部にL字状に収納空間52に向かって屈曲形成された継ぎ手部71aを備え、リアパネル72が継ぎ手部71aと係合された状態で、継ぎ手部分がボルトで固定されている。次に前方、後方、左方の3つの周縁部から下方に垂下された鍔部55aを備えたアッパパネル55に、フロントパネル71、リアパネル72が上方から覆われ、鍔部55aがボルトにてフロントパネル71、リアパネル72と一体的に固定される。そして上記組み付け状態で、右側から略コの字状のメンテナンスパネル58が取付けられる。主として右側面を形成するメンテナンスパネル58はメンテナンスパネル58が筐体に取付けされた状態で筐体70が略直方体形状となるよう、前側と後側にそれぞれ前後面部の一部を形成する前後の各側壁58c、58bが備えられている。
各側壁58c、58bとフロントパネル71、リアパネル72とが係合する部分ではフロントパネル71、リアパネル72の各端部側がフロントパネル71、リアパネル72の内側と同一面を形成しながら右方向に向かって延在されフロントパネル71、リアパネル72の各板厚よりも薄く形成された各継ぎ手部71b、72aが形成される。またメンテナンスパネル58の各側壁58c、58bの各端部側が各側壁58c、58bの外側と同一面を形成しながら左方向に向かって延在され、各側壁58c、58bの各板厚よりも薄く形成された各継ぎ手部58e、58fが形成され、フロントパネル71、リアパネル72の各継ぎ手部71b、72aとそれぞれ係合される。そして筐体70の右側面58a側よりボルトによって、メンテナンスパネル58の内側に形成されている隔壁54に螺着されることによりメンテナンスパネル58が固定され筐体70が形成される。
筐体70の収納空間52の右側の上端部は、収納箱44に並んで収納されたメンテナンス用操作盤41とブレーカ51が筐体70の右側面58aの外側に向けて配置収納される操作部空間59となっている。交換用部品を収納するメンテナンス空間53は筐体70の右側面側の操作部空間59の下方に収納空間52から隔離して設けられ、右側面側のメンテナンスパネル58によって外部から遮蔽されている。
収納空間52とメンテナンス空間53とを区画する隔壁54として、筐体70の右側面部には、垂直壁54c、54d、54eがフロントパネル71とフロントパネル72間に垂直に立設され、垂直壁54c、54d、54eの上端には、操作部空間59の底面を形成する底壁54a、54bが設けられている。このように、隔壁54は、メンテナンス空間53を、収納空間52から隔離しているが、気密的には分離しておらず、わずかに隙間を持ちながら雨等が収納空間52に浸入しにくくするためのものである。
即ち、隔壁54は前後のフロントパネル71、リアパネル72の間の距離よりわずかに狭い幅をもってアッパパネル55の下面と接しながら右側面方向に延在され、アッパパネル55の右側面側端から下方に垂下し垂直壁54kが形成され、垂直壁54kはメンテナンス用操作盤41とブレーカ51を収納する収納箱44が収容される操作部空間59を確保した後、収納空間52方向に向かって直角に屈曲され底壁として所定の距離水平に延在される。底壁54aはリザーバタンク37と空気フィルタ34等が収容できる空間が確保されるまで水平に延在された後、底壁54bは脱硫器36とイオン交換器39が収容できる空間が確保されるまで水平に延在された後に、それぞれ直角に下方に屈曲されベースパネル56まで延在され垂直壁54c、54d、54eが形成される。垂直壁54c、54d、54eは下方でL字状に収納空間52の方向に向かって屈曲され、各水平壁54h、54iが形成され、屈曲された部分が下部のベースパネル56にボルトによって締結される。また垂直壁54cはリアパネル72側に延在された部分を備え、延在された部分が収納空間52の方向に向かって直角に屈曲され垂直壁54fが形成され、屈曲された部分が後部のリアパネル72にボルトによって締結される。さらに垂直壁54eはフロントパネル71側に延在された部分を備え、延在された部分が収納空間52の方向に向かって直角に屈曲され垂直壁54gが形成され、屈曲された部分が前部のフロントパネル71にボルトによって締結される。上記の各締結により隔壁54は自立している。
隔壁54の中央部には、収納空間52内に配置される交換部品である水精製器43を取出すための水精製器取出し窓63が垂直壁54c、54d、54eにまたがって設けられている。水精製器取出し窓63は隔壁54の右側面側から水精製器取出し窓63より一回り大きく形成された水精製器取出し蓋60により塞がれ、隔壁54と水精製器取出し蓋60とが重複した部分でボルトによって固定されている。
水精製器取出し蓋60の略中央部には収納空間52内に空気を導入するための貫通孔60aが設けられており、メンテナンスパネル58の右側面58aの略中央部に設けられた空気導入口35から、空気が導入される。筐体70の外部に開口し冷却用空気を筐体70内部の収納空間52にインバータシステム15を経由して導入するための冷却経路80は、空気導入口35、空気フィルタ34、貫通孔60a、ダクト29、インバータボックス27の内部空間27a等によって構成されている。そして、インバータボックス27の内部空間27aに連通された空気ブロア31が冷却経路80に冷却用空気を外部から導入するための空気ブロアを構成している。そして空気ブロア31によって筐体70外部から導入された冷却用空気がインバータシステム15を冷却して収納空間52に導入され、該収納空間52の圧力が大気圧より高く維持されるようになっている。
メンテナンス用操作盤41とブレーカ51が収容される収容箱44の底面、および収容箱44が収容され載置される操作部空間59の隔壁54の下面壁54aにはブレーカ51からの配線を貫通させるための貫通孔45が設けられており、配線は下面壁54aの貫通孔45にてグロメットによって固定され延在されて、筐体70の外部で電源ライン13と接続されている。このとき貫通孔45においてブレーカ51からの配線がグロメットによって固定された状態においても貫通孔45内には収納空間52とメンテナンス空間53との間を連通する隙間54jが存在する。隙間54jが、操作部空間59とメンテナンス空間53を隔離する隔壁54に、操作部空間59の空気をメンテナンス空間53に排出する排出通路をなしている。
隔壁54の下面壁54a、54bの下方には収納空間52と隔壁54で隔てられたメンテナンス空間53が形成され、交換部品であるイオン交換器39、リザーバタンク37、脱硫器36、空気フィルタ34等が収納されている。脱硫器36は燃料ガス供給源(例えば都市ガス管)に接続され燃料ガス中の付臭成分(例えば、硫黄化合物)を除去するものであり、付臭成分が除去されたのち、脱硫器36の上流に設けられた燃料ポンプ22によって、改質器21に改質用燃料ガスと燃焼用燃料ガスである燃料ガスが供給される。
次に、このように構成された燃料電池システムの作動について説明する。燃料電池システムの発電準備時(起動運転時)には、燃料電池11は暖機中であり発電していないので、系統電源12から燃料電池システムに電力が供給される。
燃料電池システムの発電運転時には、DC/DCコンバータ15aおよびDC/ACインバータ15bが、系統連系インバータ制御装置15cの指令(燃料電池システム制御装置17からの指令による)によって駆動される。また同時に脱硫器36の上流に設けられた燃料ポンプ22によって、脱硫器36を介して改質器21に燃料ガスが供給され、燃料電池11で発電が開始される。
そして燃料電池11からの電力が、DC/DCコンバータ15aで昇圧されて補機用DC/DCコンバータひいては燃料電池システム制御装置17や補機14に供給される。また、燃料電池11からの電力が、DC/DCコンバータ15aおよびDC/ACインバータ15bを経て外部負荷19に供給される。
このように燃料電池システムが発電を開始すると、インバータシステム15全体が作動を開始するため、インバータシステム15の各制御基板が発熱しはじめる。そのためインバータシステム15の冷却を行なうためにインバータボックス27の側壁27bに配置された空気ブロア31が作動を開始し、筐体70の外部より冷却経路80を通って清浄な空気が吸入され、吸入された空気がインバータボックス27の内部空間27aを空気ブロア31に向かって移動しながら各制御基板と直接または間接に接触し熱交換されながら各制御基板を冷却していく。熱を奪い暖かくなった空気は空気ブロア31から収納空間52に導入される。
このとき、空気ブロア31から収納空間52に導入される空気量αは空気導入口35に導入された空気量Qから、インバータボックス27の上流に配置されたダクト29の中間で接続されて分流され、燃料電池11の酸化剤ガスとして供給される空気量βと、インバータボックス27に導入されたのちインバータボックス27の側壁27cに設けられた空気導出口33を経て燃焼用空気として改質器21に分流され供給される空気量γを引いた量となる。よって燃料電池システムが発電中は、空気ブロア31から収納空間52に空気量αが導入され続け、収納空間52は収納空間52と外部空間との間に形成された隙間に応じて正圧力となり、よって収納空間52の外部から収納空間52に燃料ガスが流入することを抑制できる。
また収納空間52の内部圧力が正圧となるため、収納空間52と外部空間との間の隙間部においては、隙間の大きさに応じた量の空気流が収納空間52から外部空間に向かって発生する。収納空間52内の右側上方に設けられた操作部空間59に配置されたブレーカ51下方の貫通孔45の隙間54jにおいても、隙間54jの大きさに応じた空気流が、収納空間52と隔離して設けられ操作部空間59の下方に位置するメンテナンス空間53に流れ出す。よってブレーカ51近傍の空気も流れに乗って流出され、万が一、メンテナンス空間53で燃料ガスが漏れても、ブレーカ51の近傍に流入して滞留することを低減できる。
そしてメンテナンス空間53に流れ出した空気によりメンテナンス空間53の内圧が上昇される。内圧が上昇されるためメンテナンス空間53内の空気は、メンテナンス空間53上方の操作部空間59の右側面を形成する垂直壁54kの外側面と、メンテナンスパネル58の右側面58aの内側面との間の空間を通って上昇し、アッパパネル55の下端とメンテナンスパネル58の上端との間の各隙間部53aを通って速やかに大気に放出される。またメンテナンスパネル58は筐体70に着脱可能に設けられているため、メンテナンス空間53内に収容される部品の交換が必要なときは、メンテナンスパネル58を取外すことにより、簡易に対応可能である。
上述の説明から明らかなように、第1の実施形態においては、筐体外部から空気ブロア31によって冷却用経路80に導入される冷却用空気がインバータシステム15を冷却して筐体70内部の収納空間52に導入される。これにより収納空間52の圧力は、大気圧より高くなり、収納空間52の空気が筐体70に設けられた排出通路である隙間を通って外部に流出するので、外部の燃料ガスを筐体70が吸い込み、筐体70内部の収納空間52に燃料ガスが滞留することを低減できる。
また第1の実施形態においては、筐体70内部の収納空間52のうちブレーカ51が配置される操作部空間59と、燃料ガスの付臭成分を除去するための脱硫器36を収納するメンテナンス空間53を隔離する隔壁54に、前記操作部空間59の空気を前記メンテナンス空間53に排出する排出通路54jが設けられる。これにより、操作部空間59からメンテナンス空間53への空気流を作ることができる。よって、万が一、メンテナンス空間53に脱硫器36や燃料ガス配管から漏れが発生したりして燃料ガスが滞留しても、操作部空間59に燃料ガスが吸入されることを低減できる。
さらに第1の実施形態においては、燃料ガスの付臭成分を除去するための脱硫器36を収納するメンテナンス空間53の上方にブレーカ51が配置される操作部空間59が設けられているので、メンテナンス時にブレーカ51の操作及び保護が容易になる。また、筐体70に着脱可能なメンテナンスパネル58でメンテナンス空間53を覆っても、操作部空間59からメンテナンス空間53への空気流により、万が一燃料ガスが脱硫器36から漏れたとしてもブレーカ近傍に燃料ガスが滞留することを低減できる。
次に第2の実施形態について図5に基いて説明する。第2の実施形態については、第1の実施形態との相違点のみ説明する。その他の構成については、第1の実施形態と同じであるので、同一部品については同一の符号を付し、その説明は省略する。第1の実施形態においては、図3に示すように空気ブロア31の作動によって筐体70の外部から冷却経路80を通って導入された冷却用空気がインバータボックス27の内部空間27aを通ってインバータシステム15を冷却した後、収納空間52に導入され、収納空間52の圧力が大気圧より高く維持されるように構成された。しかし第2の実施形態においては、図5に示すように、空気ブロア32によって筐体73の外部から換気経路90を通って導入された換気用空気が収納空間61に直接導入され、収納空間61の圧力が大気圧より高く維持されるよう構成される。このときインバータボックス38に収納されたインバータシステム40の冷却は、インバータボックス38の側壁38bの下方に配置された空気ブロア42が作動し、収納空間61内の空気がインバータボックス38の側壁38cの上方に設けられた吸入口46から吸入され、吸入された空気がインバータボックス38の内部空間38aを空気ブロア42に向かって移動することにより行われる。また改質器47への燃焼用空気は、第1の実施形態のようにインバータボックス27内に導入された空気が分流され、空気ポンプ24によって吸入されるのではなく、収納空間61内の空気が直接、空気ポンプ49の作動によって吸入され、改質器47のバーナ48に供給され燃焼される。バーナ48にて燃焼されたガスは改質器47の排気口に接続された排気管62を通って外部に排出される。上述の点が第1の実施形態との相違点であり、以上の構成により第1の実施形態と同様の効果が期待できる。
なお、メンテナンスパネル58は着脱可能に設けられているが、開閉扉のように開閉可能であればよい。
本発明による燃料電池システムの一実施形態の構成を示す構成ブロック図である。 第1の実施形態に係る燃料電池システムの筐体70の右側面断面図である。 第1の実施形態に係る燃料電池システムの筐体70の上面断面図である。 第1の実施形態に係る燃料電池システムの筐体70の前面断面図である。 第2の実施形態に係る燃料電池システムの筐体73の上面断面図である。
符号の説明
11…燃料電池、12…系統電源、13…電源ライン、14…補機(内部負荷)、15…インバータシステム、17…燃料電池システム制御装置、19…外部負荷、21…改質器、27…インバータボックス、29…ダクト、31…空気ブロア、32…空気ブロア、34…空気フィルタ、35…空気導入口、38…インバータボックス、40…インバータシステム、42…空気ブロア、51…ブレーカ、52…収納空間、53…メンテナンス空間、54…隔壁、58…メンテナンスパネル、61…収納空間、70…筐体、73…筐体、80…冷却経路、90…換気経路。

Claims (4)

  1. 燃料ガスから改質ガスを生成する改質器と、
    改質ガスと酸化剤ガスとにより発電し出力電力を燃料電池システムの内部負荷および外部負荷に供給可能な燃料電池と、
    筐体の外部に開口し前記筐体内を冷却する冷却用空気を前記筐体内部の収納空間に前記インバータシステムを経由して導入するための冷却経路と、
    前記冷却経路に冷却用空気を前記筐体の外部から導入するための空気ブロアと、
    前記燃料電池システムの異常発生時、もしくはメンテナンス時に前記電源ラインとの回路を遮断するブレーカと、を備え、
    前記筐体は、前記改質器、燃料電池、インバータシステム、空気ブロア、及びブレーカを前記収納空間に収納し、
    前記空気ブロアによって前記筐体の外部から導入された冷却用空気が前記インバータシステムを冷却して前記収納空間に導入され、該収納空間の圧力が大気圧より高く維持されることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 燃料ガスから改質ガスを生成する改質器と、
    改質ガスと酸化剤ガスとにより発電し出力電力を燃料電池システムの内部負荷および外部負荷に供給可能な燃料電池と、
    筐体の外部に開口し前記筐体内を換気する換気用空気を前記筐体内部の収納空間に導入するための換気経路と、
    前記換気経路に換気用空気を前記筐体の外部から導入するための空気ブロアと、
    前記燃料電池システムの異常発生時、もしくはメンテナンス時に前記電源ラインとの回路を遮断するブレーカと、を備え、
    前記筐体は、前記改質器、燃料電池、空気ブロア、及びブレーカを前記収納空間に収納し、
    前記空気ブロアによって前記筐体の外部から導入された換気用空気が前記収納空間に導入され、該収納空間の圧力が大気圧より高く維持されることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または請求項2において、前記収納空間の一端部を前記ブレーカが配置される操作部空間とし、前記燃料ガスの付臭成分を除去するための脱硫器を収納するメンテナンス空間を前記筐体内部の前記一端部に前記収納空間から隔離して前記操作部空間に隣接して形成し、前記操作部空間とメンテナンス空間を隔離する隔壁に、前記操作部空間の空気を前記メンテナンス空間に排出する排出通路を設けたことを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項3において、前記メンテナンス空間の上方に前記操作部空間を配置し、前記メンテナンス空間を覆うメンテナンスパネルを前記筐体に開閉可能に設けたことを特徴とする燃料電池システム。
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