JP5322487B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムの外気温センサに関する。
従来より燃料電池システムにおいては、外気が本体内にとりこまれてバーナで燃焼に使用されたり、発電するために燃料電池の酸化剤ガスとして利用されている。また、システム内には各用途の水を備えており、外気温が下がると、システム内の水が凍結してしまい、起動できなくなる懸念がある。そこで、効率的な発電をおこなったり、信頼性を維持するために、正確に外気の温度を測定する必要がある。すなわち実測した体積流量に温度補正をかけ、正確な含有酸素量を求めたり、またシステム内の水の凍結を防止するため外気温を監視して、凍結しそうな状況では凍結防止モードを起動させる等の手段が講じられている。例えば、従来技術では特許文献1の図1に記載されているように、外気温測定部4が空気ポンプの取り入れ口付近に設置され、その計測値がポンプ出力演算部5に送出され、必要空気量が補正計算された上で、空気ポンプ6によって、必要量の空気が燃料電池本体1の空気極11に供給されるようになっている。また特許文献2の図1に記載されているものでは、システム外部に設けられた外気温検出手段34によって外気温が計測され、計測データに基づいて運転制御部5によって暖房運転の必要、不要の予測判断がされ、判断に基づいて事前に運転条件の設定が行なわれている。
特開2004−207133号公報 特開2006−118748号公報
しかしながら、従来の燃料電池システムにおいては、外気温センサは吸入される外気の温度をより正確に測定するために空気ポンプの吸入口近傍に配置されることが多く、太陽光や風雨に晒され劣化してしまったり、外部に晒されているため物理的な影響を受けてしまう問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、簡素な構造にて精密な外気の温度測定が可能であり、凍結抑制が可能な燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項に係る発明の特徴は、燃料電池を収納する筐体と、前記筐体を据付部に設置するため前記筐体の底板に固定され前記底板との間に周囲を囲まれ、少なくとも一部が外部に開放された囲繞空間を形成するベース部材と、外気温を検出する感温部が前記囲繞空間に設けられた温度センサと、前記温度センサによって検出される外気温度に応じて作動し、水の凍結を抑制する凍結抑制ヒータと、を備え、前記筐体内に前記燃料電池及び凍結抑制ヒータを収納する収納空間と、交換用部品を収納するメンテナンス空間を隔離して設け、前記メンテナンス空間の底板部分に前記温度センサを設けたことである。
請求項に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記温度センサは、前記感温部が前記囲繞空間に突出し配線部が前記筐体内に位置するように前記底板に固定されており、前記配線部が前記底板を貫通する貫通孔の周囲に外気が通過可能な隙間を設けたことである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、燃料電池を収納する筐体と、前記筐体を据付部に設置するため前記筐体の底板に固定され前記底板との間に周囲を囲まれ、少なくとも一部が外部に開放された囲繞空間を形成するベース部材と、外気温を検出する感温部が前記囲繞空間に設けられた温度センサと、を備え、前記温度センサは、前記感温部が前記囲繞空間に突出し配線部が前記筐体内に位置するように前記底板に固定されており、前記配線部が前記底板を貫通する貫通孔の周囲に外気が通過可能な隙間を設けたことである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記ベース部材は前記筐体の長手方向に沿って延在され、前記ベース部材の長手方向の少なくとも一端は外気に解放されていることである。
請求項に係る発明によれば、筐体の底板に固定され、底板との間に周囲を囲まれ少なくとも一部が外部に開放された囲繞空間を形成するベース部材の空間内に温度センサの感温部が配置される。これにより風雨や日光に直接晒されにくくなるとともに、温度センサの感温部は、外部からの物理的影響からも保護されるため、信頼性の向上が図られる。さらに筐体内部の各補機類の発熱による温度上昇の影響を受けずに外気温データが得られるため、温度センサが筐体内部に配置される場合に比べ、より正確な外気温度データに基づいて制御を行なうことができ、運転制御等を的確かつ効率的に行なえる。また、温度センサによって検出される外気温度に応じて作動し、水の凍結を抑制する凍結抑制ヒータが備えられ、筐体内に燃料電池及び凍結抑制ヒータを収納する収納空間と、交換用部品を収納するメンテナンス空間が隔離して設けられ、メンテナンス空間の底板部分に温度センサが設けられる。これにより、発熱体を多く収納する収納空間の外部に温度センサが配置されるため、収容空間の下方に温度センサが配置される場合より、正確な外気温の測定ができ、正確な外気温データに基づき凍結抑制ヒータが作動され、水精製器等の水関連部品に対する凍結対策モードの起動、停止等の制御や運転制御等を的確かつ効率的に行なえる。
請求項に係る発明によれば、温度センサの感温部がベース部材の囲繞空間に突出し配線部が筐体内に位置するように底板に固定されており、配線部が底板を貫通する貫通孔の周囲に外気が通過可能な隙間をもって、温度センサが配置されている。これにより温度センサ近傍の隙間部は、外気導入の吸入口の一部をなす。外気は温度センサの感温部を通過し隙間部を通ってメンテナンスパネルに覆われたメンテナンス空間から、空気フィルタを通って燃料電池に吸入される。よって燃料電池に吸入される吸入空気温度のより一層正確な計測ができ、計測された正確な外気温データに基づき水精製器等の水関連部品に対する凍結対策モードの起動、停止の制御や運転制御等が的確かつ効率的に行なえる。
請求項3に係る発明によれば、筐体の底板に固定され、底板との間に周囲を囲まれ少なくとも一部が外部に開放された囲繞空間を形成するベース部材の空間内に温度センサの感温部が配置される。これにより風雨や日光に直接晒されにくくなるとともに、温度センサの感温部は、外部からの物理的影響からも保護されるため、信頼性の向上が図られる。さらに筐体内部の各補機類の発熱による温度上昇の影響を受けずに外気温データが得られるため、温度センサが筐体内部に配置される場合に比べ、より正確な外気温度データに基づいて制御を行なうことができ、運転制御等を的確かつ効率的に行なえる。また、温度センサの感温部がベース部材の囲繞空間に突出し配線部が筐体内に位置するように底板に固定されており、配線部が底板を貫通する貫通孔の周囲に外気が通過可能な隙間をもって、温度センサが配置されている。これにより温度センサ近傍の隙間部は、外気導入の吸入口の一部をなす。外気は温度センサの感温部を通過し隙間部を通ってメンテナンスパネルに覆われたメンテナンス空間から、空気フィルタを通って燃料電池に吸入される。よって燃料電池に吸入される吸入空気温度のより一層正確な計測ができ、計測された正確な外気温データに基づき水精製器等の水関連部品に対する凍結対策モードの起動、停止の制御や運転制御等が的確かつ効率的に行なえる。

請求項4に係る発明によれば、ベース部材は筐体の長手方向に沿って延在され、ベース部材の長手方向の少なくとも一端は外気に解放されている。これにより、温度センサは、風雨や太陽光および物理的影響から、より晒されにくくなりながらも正確な外気温を測定することが可能となり、計測された正確な外気温データに基づき凍結対策モードの起動、停止の制御や運転制御等が的確かつ効率的に行なえるとともに信頼性が向上される。
以下、本発明による燃料電池システムの実施形態について図面を参照して説明する。図1は燃料電池システムの構成を示す構成ブロック図である。この燃料電池システムは、燃料電池11、系統電源12、電源ライン13、補機14、インバータシステム15、燃料電池システム制御装置17、改質器21、メンテナンス用操作盤41、ブレーカ51から構成されている。なお、文中の前、後、左、右、上、下とは図面に記したとおりとする。
燃料電池11は、水素リッチな改質ガスおよび酸化剤ガス(例えば酸素を含む空気)が供給されて水素と酸素の化学反応により発電して直流電圧(例えば40V)を出力するものである。
改質器21は、燃料ガスを水蒸気改質し、水素リッチな改質ガスを燃料電池11に供給するものであり、バーナ(燃焼部)、改質部、一酸化炭素シフト反応部(以下、COシフト部という)および一酸化炭素選択酸化反応部(以下、CO選択酸化部という)から構成されている。燃料ガスとしては天然ガス、LPG、ガソリン、メタノールなどがある。バーナは、起動運転時に外部から燃焼用燃料ガスおよび燃焼用空気が供給され、または定常運転時に燃料電池11の燃料極からアノードオフガス(燃料電池に供給され使用されずに排出された改質ガス)が供給され、供給された各可燃性ガスを燃焼して燃焼ガスが改質部を加熱する。燃焼ガスは改質部を加熱したのち、改質器21の排気口に接続された排気管を通って外部に排出される。燃焼用空気は後述のインバータボックス27に導入される冷却用空気の一部がインバータボックス内から分流され、空気ポンプ24によって供給される。
改質部は、外部から供給された燃料ガスに蒸発器からの水蒸気(改質水)を混合した混合ガスを改質部に充填された触媒により改質して水素ガスと一酸化炭素ガスを生成している(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気を水素ガスと二酸化炭素とに変成している(いわゆる一酸化炭素シフト反応)。ここで蒸発器に供給される改質水は燃料電池システム内で回収された回収水および回収水が不足する場合に足される水道水を合わせたものが、水精製器43にて精製され、改質水ポンプ23によって供給される。これら生成された水素リッチな改質ガスはCOシフト部に導出される。
COシフト部は、この改質ガスに含まれる一酸化炭素と水蒸気をその内部に充填された触媒により反応させて水素ガスと二酸化炭素ガスとに変成している。これにより、改質ガスは一酸化炭素濃度が低減されてCO選択酸化部に導出される。
CO選択酸化部は、改質ガスに残留している一酸化炭素と外部からさらに供給されたCO浄化用の空気とを、その内部に充填された触媒により反応させて二酸化炭素を生成している。これにより、改質ガスは一酸化炭素濃度がさらに低減されて(10ppm以下)燃料電池11の燃料極に導出される。
改質器21に供給される燃料ガス、改質水(水)および空気(CO浄化用)は、それぞれ燃料ポンプ22、改質水ポンプ23および空気ポンプ24によって供給されており、その供給量は燃料電池システム制御装置17の指令に基づいて制御されている。
系統電源(または商用電源)12は、該系統電源12に接続された電源ライン13を介して外部負荷19に電力を供給するものである。燃料電池11はインバータシステム15およびブレーカ51を介して電源ライン13に接続されている。外部負荷19は、当該燃料電池システムの外に配設されている電力負荷であり、例えば家庭内に配設されているテレビなどの家電製品である。
内部負荷の一つである補機14は、改質器21に燃料、水、空気を供給するためのモータ駆動の各ポンプ22〜24および電磁式バルブ、燃料電池11に改質ガス、空気(酸素)を供給するための電磁式バルブなどから構成されている。この補機14は直流電圧にて駆動されるものであり、その駆動電圧は補機用DC/DCコンバータ15cから供給されるようになっている。内部負荷は、当該燃料電池システムの内に配設されている電力負荷であり、補機14、燃料電池システム制御装置17を含んでいる。
インバータシステム15は、燃料電池11から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源12に接続されている電源ライン13に出力する機能と、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換する機能とを持つDC/ACインバータ15bと、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機14、燃料電池システム制御装置17などの内部負荷に出力する機能を持つ整流回路15dおよび補機用DC/DCコンバータ15cと、燃料電池11からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して内部負荷に出力する機能を持つDC/DCコンバータ15a等と、を有している。
補機用DC/DCコンバータ15cは、整流回路15dからの直流電圧を入力して所定の直流電圧(例えば24V)に変換して、補機14に電源電圧として供給するものである。
図2、図3に示すように、インバータシステム15は、インバータボックス27に収納され、後述する筐体70の底面であるベースパネル56の上に固定されている。インバータボックス27にはインバータシステム15の冷却用のための空気導入部28が設けられている。空気導入部28は、筐体70の右側面に配置されたメンテナンスパネル58の側面58aの略中央部に備えられた空気導入口35と、空気導入口35の内側と当接され塵埃等を除去し清浄な空気を提供する空気フィルタ34を介してダクト29で連結されている。
インバータボックス27の壁面27bの下方にはインバータボックス27の内部空間27aと連通する換気ファン31が配置され、換気ファン31が順回転作動することにより内部空間27aから筐体70内部に形成された収納空間52に空気が排出され、内部空間27aの内部圧力が低下する。それによって空気導入口35を通して外部より清浄な空気が吸入される。インバータボックス27の内部空間27aに吸入された空気は内部空間27aを移動し、インバータシステム15を構成する各制御基板と熱交換して冷却し、換気ファン31によって収納空間52内に排出される。また凍結抑制ヒータ32がインバータボックス27の壁面27bの下方に配置される換気ファン31の収納空間52側に配置される。換気ファン31から収納空間52に空気が排出されるとき、排出される空気が凍結抑制ヒータ32内を通過し、凍結抑制ヒータ32のヒータ部32aと熱交換できるよう構成されている。
また、図3に示すように、インバータボックス27に、空気フィルタ34、ダクト29を通して冷却用として導入される清浄な外部空気の一部が、ダクト29の途中から分岐され、カソードブロア25によって供給管61を通って燃料電池11の空気極に供給される。そして酸化剤ガスとして燃料電池11の空気極に供給された空気は、空気極の排出口に接続された排出管62からカソードオフガス(燃料電池に供給され使用されずに排出された酸化剤ガス)として排出され、排気管に接続された凝縮器26にて水と分離された後、外部に排出される。
これら供給管61および排出管62の途中には、空気を加湿するための加湿器14が設けられている。この加湿器14は水蒸気交換型であり、排出管62中すなわち空気極から排出される気体中の水蒸気を除湿して、その水蒸気を供給管61中すなわち空気極へ供給される空気中に供給して加湿するものである。
インバータボックス27の壁面27cにはインバータボックス27の内部空間27aと連通される空気導出口33が設けられており、空気導出口33は空気ポンプ24を介して改質器21と接続され、燃焼用空気が空気ポンプ24によって改質器21のバーナに供給される(図3)。
燃料電池システム制御装置17は、燃料電池システムの全体的な制御を一括集中して行うものであり、補機14の駆動を制御したり、インバータシステム15の駆動を制御したり、メンテナンス用操作盤41と不具合情報およびシステム制御装置17を操作するための信号の授受を行なったり、各温度センサからの検出信号を受信し、検出信号に基づき燃料電池システムの各種制御を行なう。燃料電池システム制御装置17には、待機時でも運転時(起動運転と発電運転を含む)でも常に電圧が供給されている。
図1に示すように、ブレーカ51は直列に連結されたノイズフィルタ50とともに、系統電源12(または電源ライン13)と、インバータシステム15のDC/ACインバータ15bとの間に介在される。DC/ACインバータ15bから過電流が流れたり、燃料電池システムに漏電が発生した場合に遮断装置を作動させシステムの電源をOFFするとともに外部負荷につながる回路を遮断し外部負荷および燃料電池システム本体を保護するものである。図2乃至図4に示すように、ブレーカ51およびメンテナンス用操作盤41は、ブレーカ51およびメンテナンス用操作盤41の各操作部側と各操作部側と対向する側の2面が開口されている収納箱44に並んで収納されて、収納箱44にボルトによって固定されている。
次に燃料電池システムの筐体70および筐体70を支持固定するベース部材81について図2乃至図5に基いて説明する。メンテナンス用操作盤41、ブレーカ51、燃料電池11、水精製器43等の水関連部品、補機14、インバータシステム15、燃料電池システム制御装置17、改質器21、凍結抑制ヒータ32は筐体70の収納空間52内に収納されており、筐体70は上部にアッパパネル55、下部にベースパネル56、前部にフロントパネル71、後部にリアパネル72がそれぞれ設けられている。また左側面57はフロントパネル71がL字状に屈曲され、L字の短辺部71cが左側面57の略半分を形成し、またリアパネル72がL字状に屈曲され、L字の短辺部72bが左側面57の残り半分の面を形成し、左側面57が形成されている。右側面にはメンテナンスパネル58の右側面58aが設けられ、内部に収納空間52、及び隔壁54によって収納空間52と隔離されたメンテナンス空間53が形成されている。
フロントパネル71、リアパネル72はベースパネル56にボルトによって固定されている。またフロントパネル71、リアパネル72は左側面57の略中央にて、パネル71の端部にL字状に収納空間52に向かって屈曲形成された継ぎ手部71aを備え、リアパネル72が継ぎ手部71aと係合された状態で、継ぎ手部分がボルトで固定されている。次に前方、後方、左方の3つの周縁部から下方に垂下された鍔部55aを備えたアッパパネル55に、フロントパネル71、リアパネル72が上方から覆われ、鍔部55aがボルトにてフロントパネル71、リアパネル72と一体的に固定される。そして上記組み付け状態で、右側から略コの字状のメンテナンスパネル58が脱着可能に取り付けられる。主として右側面を形成するメンテナンスパネル58はメンテナンスパネル58が筐体に取付けされた状態で筐体70が略直方体形状となるよう、前側と後側にそれぞれ前後面部の一部を形成する前後の各側壁58c、58bが備えられている。
メンテナンスパネル58の各側壁58c、58bの各端部とフロントパネル71、リアパネル72の各端部とがそれぞれ当接され、筐体70の右側面58a側よりボルトによって、メンテナンスパネル58の内側に形成されている隔壁54に螺着されることによりメンテナンスパネル58が固定され筐体70が形成される。
筐体70の収納空間52の右側の上端部は、収納箱44に並んで収納されたメンテナンス用操作盤41とブレーカ51が筐体70の右側面58aの外側に向けて配置収納される操作部空間59となっている。交換用部品を収納するメンテナンス空間53は筐体70の右側面側の操作部空間59の下方に収納空間52から隔離して設けられ、右側面側のメンテナンスパネル58によって外部から遮蔽されている(図4)。
図2乃至図4に示すように、収納空間52とメンテナンス空間53とを区画する隔壁54として、筐体70の右側面部には、垂直壁54c、54d、54eがフロントパネル71とフロントパネル72間に垂直に立設され、垂直壁54c、54d、54eの上端には、操作部空間59の底面を形成する底壁54a、54bが設けられている。このように、隔壁54は、メンテナンス空間53を、収納空間52から隔離しているが、気密的には分離しておらず、わずかに隙間を持ちながら雨等が収納空間52に浸入しにくくするためのものである。
即ち、隔壁54は前後のフロントパネル71、リアパネル72の間の距離よりわずかに狭い幅をもってアッパパネル55の下面と接しながら右側面方向に延在され、アッパパネル55の右側面側端から下方に垂下し垂直壁54kが形成され、垂直壁54kはメンテナンス用操作盤41とブレーカ51を収納する収納箱44が収容される操作部空間59を確保した後、収納空間52方向に向かって略直角に屈曲され底壁として所定の距離水平に延在される。底壁54aはリザーバタンク37と空気フィルタ34等が収容できる空間が確保されるまで水平に延在された後、底壁54bは脱硫器36とイオン交換器39等が収容できる空間が確保されるまで水平に延在された後に、それぞれ略直角に下方に屈曲されベースパネル56まで延在され垂直壁54c、54d、54eが形成される。垂直壁54c、54d、54eは下方でL字状に収納空間52の方向に向かって屈曲され、各水平壁54h、54iが形成され、屈曲された部分が下部のベースパネル56にボルトによって締結される。また垂直壁54cはリアパネル72側に延在された部分を備え、延在された部分が収納空間52の方向に向かって略直角に屈曲され垂直壁54fが形成され、屈曲された部分が後部のリアパネル72にボルトによって締結される。さらに垂直壁54eはフロントパネル71側に延在された部分を備え、延在された部分が収納空間52の方向に向かって略直角に屈曲され垂直壁54gが形成され、屈曲された部分が前部のフロントパネル71にボルトによって締結される。上記の各締結により隔壁54は自立している。
隔壁54の中央部には、収納空間52内の下方に配置され、改質器21に改質水を供給する交換部品である水精製器43を取出すための水精製器取出し窓63が垂直壁54c、54d、54eにまたがって設けられている。水精製器取出し窓63は隔壁54の右側面側から水精製器取出し窓63より一回り大きく形成された水精製器取出し蓋60により塞がれ、隔壁54と水精製器取出し蓋60とが重複した部分でボルトによって固定されている。
水精製器取出し蓋60の略中央部には収納空間52内に空気を導入するための貫通孔60aが設けられており、メンテナンスパネル58の右側面58aの略中央部に設けられた空気導入口35から、空気が導入される。筐体70の外部に開口し冷却用空気を筐体70内部の収納空間52にインバータシステム15を経由して導入するための冷却経路80は、空気導入口35、空気フィルタ34、貫通孔60a、ダクト29、インバータボックス27の内部空間27a等によって構成されている。そして、インバータボックス27の内部空間27aに連通され、インバータボックス27の側壁27bの下方に配置された換気ファン31が冷却経路80に冷却用空気を外部から導入するための換気ファンを構成している。また凍結抑制ヒータ32が、インバータボックス27の側壁27bの下方に配置される換気ファン31の収納空間52側に配置されている。そして換気ファン31によって筐体70外部から導入された冷却用空気がインバータシステム15を冷却し、凍結抑制ヒータ32を通過して収納空間52に排出される。
図2,図3に示すようにメンテナンス用操作盤41とブレーカ51とが収容される収容箱44の底面、および収容箱44が収容され載置される操作部空間59の隔壁54の下面壁54aにはブレーカ51からの配線を貫通させるための貫通孔45が設けられており、配線は下面壁54aの貫通孔45にてグロメットによって固定され延在されて、筐体70の外部で電源ライン13と接続されている。
図2、図4に示すように、隔壁54の下面壁54a、54bの下方には収納空間52と隔壁54で隔てられたメンテナンス空間53が形成され、交換部品であるイオン交換器39、リザーバタンク37、脱硫器36、空気フィルタ34等が収納されている。脱硫器36は燃料ガス供給源(例えば都市ガス管)に接続され燃料ガス中の付臭成分(例えば、硫黄化合物)を除去するものであり、付臭成分が除去されたのち、脱硫器36の上流に設けられた燃料ポンプ22によって、改質器21に改質用燃料ガスと燃焼用燃料ガスである燃料ガスが供給される。
筐体70の下部には筐体70を、図示しない据付部に設置するための複数(2本)のベース部材81が筐体70の底板であるベースパネル56に固定されている。ベース部材81はベースパネル56との間に周囲を囲まれ、両端が外部に開放された囲繞空間81dを形成している(図2、図5)。ベース部材81は、筐体70の長手方向に沿って略平行に延在され、長手方向と直交する方向に所定の間隔を有して設けられている。ベース部材81は、図5に示すように、底壁部81aと、この底壁部81aの幅方向の両端部より上方に略直角に折り曲げられた両側壁部81bを有し、両側壁部81bの上端には、ベース部材81の長手方向の両端部を除いて、幅方向の両側に略直角に折り曲げられた水平取付け面81cが形成されている。そして温度センサ82が、温度センサ82の感温部82aがベース部材81の囲繞空間81d内に位置するよう配置される。なお本実施形態においてはベース部材81は、長手方向の両端部が外部に開放され形成されているが、両端部に限らず、いずれか一端部だけが外部に開放され形成されてもよい。また囲繞空間81dと外部空間とが連通して通気可能であればベース部材81の両端部に限らず、ベース部材81のうちの所定の一部分のみが外部に開放されて形成されてもよい。
温度センサ82は、外気温を計測し、燃料電池システム制御装置17にデータを送信するものである。計測されたデータが所定値以下になると燃料電池システム制御装置17によって凍結対策モードが作動され、水の凍結を抑制する凍結抑制ヒータ32が作動される。温度センサ82は、感温部82a、配線部82b、樹脂製の嵌め合い軸部82c、樹脂製の首部82dによって構成される。温度センサ82は、感温部82aが、ベース部材81の囲繞空間81d内に突出し、配線部82bが筐体70内に位置するよう配置されている。また温度センサ82は、収納空間52と隔壁54によって隔離されているメンテナンス空間53の下方のベースパネル56に、センサ受けプレート85を介して固定されている。ベースパネル56には温度センサ82が貫通されるための貫通孔83が設けられている。貫通孔83は温度センサ82が貫通し配置された状態にて樹脂製の首部82dとの間に外気が通過可能な所定の面積の隙間83aが設けられ設定されている。
ベースパネル56の下面には、温度センサ82を支持、固定するためのセンサ受けプレート85がベースパネル56に溶接され固定されている。センサ受けプレート85は略凹上の断面を持ち、底面部85aにて温度センサ82を支持、固定している。底面部85aには温度センサ82の感温部82aが貫通され、樹脂製の嵌め合い軸部82cが若干圧入される貫通孔が形成されている。
温度センサ82は嵌め合い軸部82が貫通孔85dに圧入された状態で、首部82dが樹脂製の固定バンド(例えば、タイラップ−商品名)84によってA部を巻かれ、延在された樹脂製の固定バンド84の腕部84a部がセンサ受けプレート85の両側壁の所定の位置に設けられた貫通孔に挿入され、温度センサ82の周り止めとしている。
これによって温度センサ82の感温部82aはベース部材81とベースパネル56との間に形成される周囲を囲まれた囲繞空間81d内に突出して配置される。そして温度センサ82の配線部82bは、筐体70内のメンテナンス空間53内に位置し、延在されて隔壁54に穿設された所定の貫通孔より収納空間52に貫通され、燃料電池システム制御装置17に接続されている。
次に、このように構成された燃料電池システムの作動について説明する。燃料電池システムの待機時、もしくは発電準備時(起動運転時)には、燃料電池11は発電していないので、系統電源12から燃料電池システムに電力が供給されている。このとき温度センサ82は燃料電池システムの凍結、すなわちシステム内の水関連部品、例えば水精製器43等が凍結しないように外気温を常時監視している。温度センサ82は上述のとおりメンテナンス空間53の下方のベースパネル56にセンサ受けプレート85を介して支持固定され、感温部82aがベース部材81とベースパネル56との間に周囲を囲まれた囲繞空間81d内に突出して配置されている。よって収納空間52内の熱の影響をほとんど受けることなく外気温の測定が可能である。
そして外気温度が凍結するであろう所定温度(たとえば0度)が予め設定されており、設定された所定温度以下の温度が温度センサ82によって計測された場合、燃料電池システム制御装置17が凍結対策モードを作動させる。凍結対策モードが作動されると、換気ファン31の収納空間52側に配置された凍結抑制ヒータ32が電源をONされヒータ部32aが加熱される。また同時に換気ファン31も作動を開始され、外気から空気フィルタ34を通過して清浄な空気がインバータボックス27の内部空間27aに吸入される。換気ファン31によってインバータボックス27の内部空間27a内に吸入された空気は、換気ファン31の収納空間52側に配置された、凍結抑制ヒータ32内のヒータ部32aを通過し、熱交換されて暖気され収納空間52内に排出されて、収納空間52内を下方から順に暖めていく。このように収納空間52は暖められるため、収納空間52に収納されている水精製器43等の水関連部品は凍結しにくい。よってシステムの起動がされた際には、改質器に改質水等を供給でき、スムースに作動することが可能である。そして温度センサ82により検出された外気温が凍結の心配がない所定の温度となった場合には、燃料電池システム制御装置17によって、凍結対策モードがOFFされ、凍結抑制ヒータ32および換気ファン31がOFFされる。
次に燃料電池システムの発電運転時には、DC/DCコンバータ15aおよびDC/ACインバータ15bが、燃料電池システム制御装置17からの指令によって駆動される。また同時に脱硫器36の上流に設けられた燃料ポンプ22によって、脱硫器36を介して改質器21に燃料ガスが供給され、改質ガスが生成され、改質ガスが燃料電池11の燃料極に供給される。そして同時にカソードブロア25が作動され、筐体外部より空気導入口35を経て、空気フィルタ34を通って清浄となった空気が燃料電池11の空気極に加湿器14を介して供給され発電が開始される。
そして燃料電池11からの電力が、DC/DCコンバータ15aで昇圧されて補機用DC/DCコンバータ15cひいては燃料電池システム制御装置17や補機14に供給される。また、燃料電池11からの電力が、DC/DCコンバータ15aおよびDC/ACインバータ15bを経て外部負荷19に供給される。
このように燃料電池システムが発電を開始すると、インバータシステム15全体が作動を開始するため、インバータシステム15の各制御基板が発熱しはじめる。そのためインバータシステム15の冷却を行なうためにインバータボックス27の側壁27bの下方に配置された換気ファン31が作動を開始し、筐体70の外部より冷却経路80を通って清浄な空気が吸入され、吸入された空気がインバータボックス27の内部空間27aを換気ファン31に向かって移動しながら各制御基板と直接または間接に熱交換されながら各制御基板を冷却していく。熱交換され暖かくなった空気は換気ファン31から収納空間52に排出され、収納空間52が暖められ凍結抑制に利用されている。
なお、外気温が極度に低く燃料電池システム作動状態においても収納空間52の温度が上昇しないときは、換気ファン31に設けられた凍結抑制ヒータ32の電源をONし、ヒータ部32aを加熱し換気ファン31から凍結抑制ヒータ32を通過し収納空間52へ排出される空気の温度を上昇させてやればよい。
温度センサ82は、メンテナンス空間53の下方のベースパネル56に、センサ受けプレート85を介して支持固定されている。そして温度センサ82の感温部82aがベース部材81とベースパネル56との間に周囲を囲まれた囲繞空間81d内に突出して配置されている。温度センサ82の首部82dはベースパネル56に穿設された貫通孔83に隙間83aをもって配置されている。よって温度センサ周りの隙間83a部は、外気導入の吸入口の一部をなし、外気は温度センサの感温部を通過し隙間83aを通ってメンテナンスパネル58に覆われたメンテナンス空間53から、空気フィルタ34を通って燃料電池に吸入される。よって燃料電池11等に吸入される吸入空気温度の、より一層正確な計測ができ、計測された正確な外気温データに基づいて、水精製器43等の水関連部品に対する凍結対策モードの起動、停止の制御等が的確かつ効率的に行なえる。
上述の説明から明らかなように、本実施形態においては、温度センサ82が筐体70のベースパネル56にセンサ受けプレート85を介して支持固定される。そしてベースパネル56との間に周囲を囲まれ両端が外部に開放された囲繞空間81dを形成するベース部材81の空間81d内に温度センサ82の感温部82aが配置される。これによって温度センサ82の感温部82aは風雨や日光に直接晒されにくくなるとともに、外部からの物理的影響からも保護されるため、信頼性の向上が図られる。
また本実施形態においては、筐体70内に燃料電池11、水精製器43等の水関連部品、補機14、インバータシステム15、燃料電池システム制御装置17、改質器21、凍結抑制ヒータ32を収納する収納空間52と、交換用部品を収納するメンテナンス空間53が隔離して設けられている。そしてメンテナンス空間53を覆うメンテナンスパネル58が筐体70に着脱可能に設けられる。温度センサ82は、メンテナンス空間53の下方のベースパネル56に、センサ受けプレート85を介して支持固定されている。そして温度センサ82の感温部82aがベース部材81とベースパネル56との間に周囲を囲まれた囲繞空間81d内に突出して配置されている。また温度センサ82の首部82dはベースパネル56に穿設された貫通孔83に所定の面積をもった隙間83aをもって配置されている。これにより、温度センサ82周りは、外気導入空気の吸入口の一部をなし、温度センサ82は燃料電池11が吸入する実際の吸入空気の温度を直接測定できる。よって、より正確な外気温の測定ができ、測定された正確な外気温データに基づき、収納空間52内に収納される、改質器に水を供給する水関連部品、例えば、水精製器43等に対して凍結対策モードの起動、停止の制御等が的確にかつ効率的に行なえる。
またメンテナンスパネル58は筐体70に着脱可能に設けられているため、メンテナンス空間53内に収容される部品の交換が必要なときは、メンテナンスパネル58を取外すことにより、簡易に対応可能である。
本発明による燃料電池システムの一実施形態の構成を示す構成ブロック図である。 本実施形態に係る燃料電池システムの筐体70の右側面断面図である。 本実施形態に係る燃料電池システムの筐体70の上面断面図である。 本実施形態に係る燃料電池システムの筐体70の前面断面図である。 本実施形態に係る温度センサ82の取付け部拡大図である。
符号の説明
11…燃料電池、12…系統電源、13…電源ライン、14…補機(内部負荷)、15…インバータシステム、17…燃料電池システム制御装置、19…外部負荷、21…改質器、27…インバータボックス、29…ダクト、31…換気ファン、32…凍結抑制ヒータ、34…空気フィルタ、35…空気導入口、43…水精製器、54…隔壁、56…ベースパネル、58…メンテナンスパネル、70…筐体、81…ベース部材、82…温度センサ。

Claims (4)

  1. 燃料電池を収納する筐体と、
    前記筐体を据付部に設置するため前記筐体の底板に固定され前記底板との間に周囲を囲まれ、少なくとも一部が外部に開放された囲繞空間を形成するベース部材と、
    外気温を検出する感温部が前記囲繞空間に設けられた温度センサと、
    記温度センサによって検出される外気温度に応じて作動し、水の凍結を抑制する凍結抑制ヒータと、
    を備え、
    前記筐体内に前記燃料電池及び凍結抑制ヒータを収納する収納空間と、交換用部品を収納するメンテナンス空間を隔離して設け、前記メンテナンス空間の底板部分に前記温度センサを設けたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1において、前記温度センサは、前記感温部が前記囲繞空間に突出し配線部が前記筐体内に位置するように前記底板に固定されており、前記配線部が前記底板を貫通する貫通孔の周囲に外気が通過可能な隙間を設けたことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 燃料電池を収納する筐体と、
    前記筐体を据付部に設置するため前記筐体の底板に固定され前記底板との間に周囲を囲まれ、少なくとも一部が外部に開放された囲繞空間を形成するベース部材と、
    外気温を検出する感温部が前記囲繞空間に設けられた温度センサと、
    を備え、
    前記温度センサは、前記感温部が前記囲繞空間に突出し配線部が前記筐体内に位置するように前記底板に固定されており、前記配線部が前記底板を貫通する貫通孔の周囲に外気が通過可能な隙間を設けたことを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記ベース部材は前記筐体の長手方向に沿って延在され、前記ベース部材の長手方向の少なくとも一端は外気に解放されていることを特徴とする燃料電池システム。
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