JP2009245527A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009245527A
JP2009245527A JP2008091498A JP2008091498A JP2009245527A JP 2009245527 A JP2009245527 A JP 2009245527A JP 2008091498 A JP2008091498 A JP 2008091498A JP 2008091498 A JP2008091498 A JP 2008091498A JP 2009245527 A JP2009245527 A JP 2009245527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cell
cell array
memory
group
memory cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008091498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5261003B2 (ja
Inventor
Hideki Nishiyama
秀樹 西山
Akihiro Okui
昭博 奥井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2008091498A priority Critical patent/JP5261003B2/ja
Publication of JP2009245527A publication Critical patent/JP2009245527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5261003B2 publication Critical patent/JP5261003B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

【課題】メモリセルアレイの寄生容量を低減して、回路規模の縮小や特性の向上を実現することが可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置において、複数のメモリセルを配列して成るメモリセルアレイは、ビットライン方向、またはワードライン方向の少なくとも一方に沿って複数のグループ1a、1bに分割されており、各グループ毎に個別のソースラインSL(a)、SL(b)が共通接続されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、その記憶内容を電気的に書き換えることが可能な半導体記憶装置(EEPROM[Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory]やフラッシュメモリなど)に関するものである。
近年、不揮発性の半導体記憶装置(EEPROMやフラッシュメモリなど)は、民生機器又は産業機器などにおいて、種々のデータ記憶用(フィルタ特性や増幅度等の自動調整用、使用地域毎の対応用、電源を切る前の状態の記憶用など)に幅広く用いられている。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2002−93162号公報
ところで、上記の半導体記憶装置は、図9に示すように、メモリセル(図中の破線部分を参照)が複数配列されたメモリセルアレイを有して成るが、各々のメモリセルには、図10に示すように、選択用トランジスタSTのドレインと半導体基板との間、選択用トランジスタSTのソース及びメモリトランジスタMTのドレインと半導体基板との間、並びに、メモリトランジスタMTのソースと半導体基板との間に、それぞれ、寄生容量C1、C2、C3が付随している。
なお、従来の半導体記憶装置において、一のアクセス時に考慮すべきメモリセルアレイ全体の寄生容量Cpは、下記の(1)式で求めることができる。
Figure 2009245527
上記の(1)式からも分かるように、半導体記憶装置の記憶容量(メモリセルアレイの総ビット数)を増大するにつれて、メモリセルアレイや周辺回路に付随する寄生容量Cpも大きくなることから、これを駆動する昇圧回路(チャージポンプなど)の電流供給能力を高めねばならず、回路規模が大きくなる、という課題があった。
特に、従来の半導体記憶装置では、全てのメモリセルが単一のソースラインSLに共通接続されており、各々のメモリセルに付随する寄生容量C3が全て単一のソースラインSLから見えてしまう形となっていた。そのため、従来の半導体記憶装置では、先の(1)式で示したように、1回のアクセス時に考慮すべきメモリセルアレイ全体の寄生容量Cpに対して、寄生容量C3が大きな影響を与えていた。
本発明は、上記の問題点に鑑み、メモリセルアレイの寄生容量を低減して、回路規模の縮小や特性の向上を実現することが可能な半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る半導体記憶装置は、メモリセルが複数配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイに対するアクセス制御を行うデコーダと、電源電圧を昇圧して前記デコーダに供給する昇圧回路と、を有して成る半導体記憶装置であって、前記メモリセルアレイは、複数のグループに分割されており、各グループ毎に個別のソースラインが共通接続されている構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る半導体記憶装置において、前記メモリセルアレイは、ビットライン方向、及び、ワードライン方向の少なくとも一方に沿って分割されている構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る半導体記憶装置において、前記メモリセルアレイは、1回のアクセスで同時に読み書きされるメモリセルの個数が1グループに含まれるように分割されている構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第3いずれかの構成から成る半導体記憶装置において、前記メモリセルアレイは、ワードライン方向に沿って分割されており、前記ソースラインを制御する前記デコーダは、複数のグループ間に挟み込まれる形で配置されている構成(第4の構成)にするとよい。
本発明によれば、メモリセルアレイの寄生容量を低減して、回路規模の縮小や特性の向上を実現することが可能となる。
図1は、本発明に係るEEPROMの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明に係るEEPROMは、メモリセル(本図では不図示)が複数配列されたメモリセルアレイ1と、メモリセルアレイ1に対するアクセス制御(ワードラインWL、コントロールラインCL、ソースラインSL、並びに、ビットラインBLの各信号制御)を行うXデコーダ2及びYデコーダ3(ページバッファを含む)と、電源電圧Vccから昇圧電圧Vppを生成してXデコーダ2及びYデコーダ3に供給する昇圧回路3(チャージポンプ回路など)と、を有して成る。
次に、メモリセルに対するリード/ライト動作について、図2及び図3を参照しながら詳細に説明する。図2は、メモリセルの一構成例を示す回路図であり、図3は、メモリセルの縦構造を示す垂直断面図である。図2及び図3に示すように、一のメモリセルは、選択用トランジスタSTと、メモリトランジスタMTと、を有して成る。
メモリトランジスタMTは、そのドレインDMとソースSMに挟まれたシリコン基板内の伝導チャネルとコントロールゲートCGとの間に、フローティングゲートFG(周囲と絶縁されたゲート)を有する構造とされており、コントロールゲートCGからみたメモリトランジスタMTのスレッショルド電圧がフローティングゲートFGに蓄積されている電荷量に応じて変化することを利用して、データの記憶が行われる。
なお、メモリトランジスタMTのフローティングゲートFGとドレインDMに挟まれた絶縁体は、その一部が薄くなっており、この部分を介するトンネル効果によって、フローティングゲートFGに対する電子の注入及び放出が行われる。
そして、メモリトランジスタMTのフローティングゲートFGに蓄積される電荷量を制御して、図4に示すように、メモリトランジスタMTのスレッショルド電圧を2つの状態に分布させ、この2つの分布にそれぞれ「0」と「1」を対応させることによって、1つのメモリセルに1ビットのデータが記憶される。
次に、上記構成から成るメモリセルに1ビットのデータを書き込む際の一動作例について、具体的に説明する。
まず、データの書込みに先立ち、ワードラインWL及びコントロールラインCLには、昇圧電圧Vpp(例えば16[V])が印加され、ソースラインSL及びビットラインBLには、接地電圧(0[V])が印加される。
これにより、メモリセルにおいては、選択用トランジスタSTのゲートG及びメモリトランジスタMTのコントロールゲートCGに昇圧電圧Vppが印加されるとともに、選択用トランジスタSTのドレインDS及びメモリトランジスタMTのソースSMに接地電圧が印加される形となる。すなわち、選択トランジスタSTがオンとなり、かつ、メモリトランジスタMTのドレインがローレベルとなるので、メモリトランジスタMTのフローティングゲートFGとドレインDMとの間に挟まれた薄い絶縁体部分に高電圧が加わり、フローティングゲートFGに電子が注入された状態となる。このとき、メモリトランジスタMTのスレッショルド電圧は、図4のリファレンス電圧Vrefよりも高くなり、メモリセルは、データ「1」が書き込まれた状態となる。このように、データの書込み先となるメモリセルに対して、一律的にデータ「1」を書き込み、既存データを予め消去しておくことにより、メモリセルに対するデータの書換えが可能となる。
上記既存データの消去動作が完了すると、データの書込み動作に移行される。ただし、メモリセルには、既にデータ「1」が書き込まれているので、メモリセルに書き込むべきデータが「1」である場合、再度の書込み動作を行う必要はない。
一方、メモリセルにデータ「0」を書き込む場合には、ワードラインWLとビットラインBLに昇圧電圧Vppが印加されるとともに、コントロールラインCLに接地電圧が印加され、さらにソースラインSLがオープンとされる。
これにより、メモリセルにおいては、選択用トランジスタSTのゲートGとドレインDSに昇圧電圧Vppが印加され、メモリトランジスタMTのコントロールゲートCGに接地電圧が印加される一方、メモリトランジスタMTのソースSMがオープンされた形となる。すなわち、選択トランジスタSTがオンとなり、メモリトランジスタMTのドレインDMに高電圧が加わるので、メモリトランジスタMTのフローティングゲートFGとドレインDMとの間に挟まれた薄い絶縁体部分の高電界によって、フローティングゲートFGから電子が放出された状態となる。このとき、メモリトランジスタMTのスレッショルド電圧は、図4のリファレンス電圧Vrefよりも低くなり、メモリセルは、データ「0」が書き込まれた状態となる。
なお、メモリセルに書き込んだデータを読み出す場合、コントロールラインCLには、リファレンス電圧Vrefが印加され、ワードラインWLとビットラインBLには、電源電圧Vccが印加され、ソースラインSLには、接地電圧が印加される。これにより、ビットラインBLに流れる電流の有無に応じて、メモリセルに書き込んだデータが「1」であるか「0」であるかの判別を行うことができる。
ところで、上記のEEPROMにおいて、メモリセルアレイ1を形成する複数のメモリセルには、図2に示すように、選択用トランジスタSTのドレインと半導体基板との間、選択用トランジスタSTのソース及びメモリトランジスタMTのドレインと半導体基板との間、並びに、メモリトランジスタMTのソースと半導体基板との間に、それぞれ、寄生容量C1、C2、C3が付随している。
そのため、EEPROMの記憶容量(メモリセルアレイ1の総ビット数)を増大するにつれて、メモリセルアレイ1や周辺回路に付随する寄生容量Cpも大きくなることから、これを駆動する昇圧回路4の電流供給能力を高めなければならず、回路規模が大きくなってしまう。
特に、従来の半導体記憶装置では、全てのメモリセルが単一のソースラインSLに共通接続されており、各々のメモリセルに付随する寄生容量C3が全て単一のソースラインSLから見えてしまう形となっていた。そのため、従来の半導体記憶装置では、先の(1)式で示したように、1回のアクセス時に考慮すべきメモリセルアレイ1全体の寄生容量Cpに対して、寄生容量C3が大きな影響を与えていた。
そこで、本発明に係るEEPROMは、メモリセルアレイ1のレイアウトを工夫して、メモリトランジスタMTのソースと半導体基板との間に付随する寄生容量C3の影響を低減する構成とされている。以下、具体的な例を挙げて説明する。
まず、メモリセルアレイ1の第1レイアウトについて、図5及び図6を参照しながら詳細に説明する。図5は、メモリセルアレイ1の第1レイアウトを示すブロック図であり、図6は、メモリセルアレイ1の第1レイアウトを示す回路図である。
図5及び図6に示すように、メモリセルアレイ1の第1レイアウトでは、メモリセルアレイ1を第1グループ1aと第2グループ1bに2分割し、各グループ毎に個別のソースラインSL(a)、SL(b)を共通接続する構成とされている。
上記の第1レイアウトについて、図6を参照しながら詳細に説明する。ワードラインWL(1)には、1行目のメモリセルをそれぞれ構成する選択用トランジスタのゲートが接続されている。ワードラインWL(2)〜WL(x)についても同様であり、2行目〜x行目のメモリセルをそれぞれ構成する選択用トランジスタのゲートがそれぞれ接続されている。ビットラインBL(1)には、1列目のメモリセルをそれぞれ構成する選択用トランジスタのドレインが接続されている。ビットラインBL(2)〜BL(y)についても同様であり、2列目〜y列目のメモリセルをそれぞれ構成する選択用トランジスタのドレインがそれぞれ接続されている。
コントロールラインCL(a)には、1列目〜(y/2)列目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのコントロールゲートが接続されている。コントロールラインCL(b)には、((y/2)+1)列目〜y列目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのコントロールゲートが接続されている。なお、1行目のメモリセルに接続されるコントロールラインCL(a)、CL(b)は、ワードラインWL(1)が選択されている場合にのみ導通され、その余の場合には遮断される。2行目〜x行目のメモリセルに接続されるコントロールラインCL(a)、CL(b)についても同様であり、それぞれ、ワードラインWL(2)〜WL(x)が選択されている場合にのみ導通され、その余の場合には遮断される。
ソースラインSL(a)には、1列目〜(y/2)列目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのソースが接続されている。ソースラインSL(b)には、((y/2)+1)列目〜y列目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのソースが接続されている。また、各メモリセルにおいて、選択用トランジスタのソースとメモリトランジスタのドレインは、互いに接続されている。
このように、上記の第1レイアウトでは、第1グループ1aのメモリセルがソースラインSL(a)に共通接続され、第2グループ1bのメモリセルがソースラインSL(b)に共通接続されるので、ソースラインSL(a)からは、第1グループ1aのメモリセルに付随する寄生容量C3のみが見え、ソースラインSL(b)からは、第2グループ1bのメモリセルに付随する寄生容量C3のみが見える。
従って、上記の第1レイアウトを採用した場合、一のアクセス時に考慮すべきメモリセルアレイ1全体の寄生容量Cpは、下記の(2)式で求めることができる。
Figure 2009245527
上記の(2)式からも分かるように、上記の第1レイアウトを採用した場合には、一のアクセス時に考慮すべきメモリセルアレイ全体の寄生容量Cpに対して、寄生容量C3が与える影響を従来の1/2に低減することが可能となる。例えば、メモリセルアレイ1の記憶容量を256[kbit]とした場合、1回のアクセス時に考慮すべきメモリセルアレイ1全体の寄生容量Cpを約30%削減することができる。このように、上記の第1レイアウトを採用すれば、EEPROMの記憶容量を増大させる場合であっても、これを駆動する昇圧回路4の電流供給能力を大幅に増強せずに済むので、回路の大規模化を回避することが可能となる。
次に、メモリセルアレイ1の第2レイアウトについて、図7及び図8を参照しながら詳細に説明する。図7は、メモリセルアレイ1の第2レイアウトを示すブロック図であり、図8は、メモリセルアレイ1の第2レイアウトを示す回路図である。
図7及び図8に示すように、メモリセルアレイ1の第2レイアウトでは、メモリセルアレイ1を第1グループ1a、第2グループ1b、第3グループ1c、第4グループ1dに4分割し、各グループ毎に個別のソースラインSL(a)、SL(b)、SL(c)、SL(d)を共通接続する構成とされている。
上記の第2レイアウトについて、図8を参照しながら詳細に説明する。ワードラインWL(1)には、1行目のメモリセルをそれぞれ構成する選択用トランジスタのゲートが接続されている。ワードラインWL(2)〜WL(x)についても同様であり、2行目〜x行目のメモリセルをそれぞれ構成する選択用トランジスタのゲートがそれぞれ接続されている。ビットラインBL(1)には、1列目のメモリセルをそれぞれ構成する選択用トランジスタのドレインが接続されている。ビットラインBL(2)〜BL(y)についても同様であり、2列目〜y列目のメモリセルをそれぞれ構成する選択用トランジスタのドレインがそれぞれ接続されている。
コントロールラインCL(a)には、1列目〜(y/2)列目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのコントロールゲートが接続されている。コントロールラインCL(b)には、((y/2)+1)列目〜y列目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのコントロールゲートが接続されている。なお、1行目のメモリセルに接続されるコントロールラインCL(a)、CL(b)は、ワードラインWL(1)が選択されている場合にのみ導通され、その余の場合には遮断される。2行目〜x行目のメモリセルに接続されるコントロールラインCL(a)、CL(b)についても同様であり、それぞれ、ワードラインWL(2)〜WL(x)が選択されている場合にのみ導通され、その余の場合には遮断される。
ソースラインSL(a)には、1列目〜(y/2)列目、かつ、1行目〜(x/2)行目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのソースが接続されている。ソースラインSL(b)には、((y/2)+1)列目〜y列目、かつ、1行目〜(x/2)行目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのソースが接続されている。ソースラインSL(c)には、1列目〜(y/2)列目、かつ、((x/2)+1)行目〜x行目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのソースが接続されている。ソースラインSL(d)には、((y/2)+1)列目〜y列目、かつ、((x/2)+1)行目〜x行目のメモリセルをそれぞれ構成するメモリトランジスタのソースが接続されている。また、各メモリセルにおいて、選択用トランジスタのソースとメモリトランジスタのドレインは、互いに接続されている。
このように、上記の第2レイアウトでは、第1グループ1aのメモリセルがソースラインSL(a)に共通接続され、第2グループ1bのメモリセルがソースラインSL(b)に共通接続され、第3グループ1cのメモリセルがソースラインSL(c)に共通接続され、第4グループ1dのメモリセルがソースラインSL(d)に共通接続されるので、ソースラインSL(a)からは、第1グループ1aのメモリセルに付随する寄生容量C3のみが見え、ソースラインSL(b)からは、第2グループ1bのメモリセルに付随する寄生容量C3のみが見え、ソースラインSL(c)からは、第3グループ1cのメモリセルに付随する寄生容量C3のみが見え、ソースラインSL(d)からは、第4グループ1dのメモリセルに付随する寄生容量C3のみが見える。
従って、上記の第2レイアウトを採用した場合、一のアクセス時に考慮すべきメモリセルアレイ1全体の寄生容量Cpは、下記の(3)式で求めることができる。
Figure 2009245527
上記の(3)式からも分かるように、上記の第2レイアウトを採用した場合には、1回のアクセス時に考慮すべきメモリセルアレイ全体の寄生容量Cpに対して、寄生容量C3が与える影響を従来の1/4に低減することが可能となる。例えば、メモリセルアレイ1の記憶容量を256[kbit]とした場合、一のアクセス時に考慮すべきメモリセルアレイ1全体の寄生容量Cpを約46%削減することができる。このように、上記の第2レイアウトを採用すれば、EEPROMの記憶容量を増大させる場合であっても、これを駆動する昇圧回路4の電流供給能力を大幅に増強せずに済むので、回路の大規模化を回避することが可能となる。
また、上記の第2レイアウトを採用する場合には、ワードラインWL(1)〜WL(x/2)と、ワードラインWL((x/2)+1)〜WL(x)との間に、ソースラインSL(a)〜SL(d)を制御するためのYデコーダ2を配置し、メモリセルアレイ1の第1グループ1a及び第2グループ1bと、第3グループ1c及び第4グループ1dとによって、Yデコーダ2を挟み込む形にするとよい。このような構成とすることにより、Yデコーダ2とメモリセルアレイ1との間を接続する信号ライン(ソースラインSL(a)〜SL(d)を制御するための信号ライン)を不要に引き回さずに済む。
なお、上記実施形態では、本発明をEEPROMに適用した場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、他の半導体記憶装置(例えばフラッシュメモリ)にも適用することが可能である。
また、上記実施形態では、メモリセルアレイ1を2分割ないしは4分割する構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、1回のアクセスで同時に読み書きされるメモリセルの個数が1グループに含まれている限り、メモリセルアレイ1の分割数については、任意に設定してもかまわない。
例えば、一のアドレスで指定されるデータが8ビットで構成され、一のワードラインを選択する毎に、16アドレス分のデータが同時に読み書きされるEEPROMでは、ビットラインを128(=8×16)本ずつに区切ることができるので、仮に1024本のビットラインを有するEEPROMであれば、ビットライン方向の最大分割数は「8」となり、512本のビットラインを有するEEPROMであれば、ビットライン方向の最大分割数は「4」となる。一方、ワードライン方向の分割数についても、任意に設定することが可能であるが、分割数を増やし過ぎると、Yデコーダ2から信号ラインを引き回すためのレイアウトが困難となる点に留意が必要である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
本発明は、半導体記憶装置の回路規模縮小や特性向上に関して有用な技術である。
は、本発明に係るEEPROMの概略構成を示すブロック図である。 は、メモリセルの一構成例を示す回路図である。 は、メモリセルの縦構造を示す垂直断面図である。 は、メモリセルに1ビットのデータを記憶させるときのメモリトランジスタMTのスレッショルド電圧の分布状態を示す図である。 は、メモリセルアレイ1の第1レイアウトを示すブロック図である。 は、メモリセルアレイ1の第1レイアウトを示す回路図である。 は、メモリセルアレイ1の第2レイアウトを示すブロック図である。 は、メモリセルアレイ1の第2レイアウトを示す回路図である。 は、メモリセルアレイの一従来例を示す回路図である。 は、メモリセルアレイに付随する寄生容量の一例を示す回路図である。
符号の説明
1 メモリセルアレイ
1a 第1グループ
1b 第2グループ
1c 第3グループ
1d 第4グループ
2 Xデコーダ
3 Yデコーダ/ページバッファ
4 昇圧回路(チャージポンプ)
WL ワードライン
BL ビットライン
CL コントロールライン
SL ソースライン
ST 選択用トランジスタ
DS ドレイン
SS ソース
G ゲート
MT メモリトランジスタ
DM ドレイン
SM ソース
CG コントロールゲート
FG フローティングゲート

Claims (4)

  1. メモリセルが複数配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイに対するアクセス制御を行うデコーダと、電源電圧を昇圧して前記デコーダに供給する昇圧回路と、を有して成る半導体記憶装置であって、
    前記メモリセルアレイは、複数のグループに分割されており、各グループ毎に個別のソースラインが共通接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルアレイは、ビットライン方向、及び、ワードライン方向の少なくとも一方に沿って分割されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルアレイは、1回のアクセスで同時に読み書きされるメモリセルの個数が1グループに含まれるように分割されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセルアレイは、ワードライン方向に沿って分割されており、前記ソースラインを制御する前記デコーダは、複数のグループ間に挟み込まれる形で配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
JP2008091498A 2008-03-31 2008-03-31 半導体記憶装置 Active JP5261003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091498A JP5261003B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091498A JP5261003B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009245527A true JP2009245527A (ja) 2009-10-22
JP5261003B2 JP5261003B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=41307243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008091498A Active JP5261003B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5261003B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6072196B1 (ja) * 2014-10-14 2017-02-01 力旺電子股▲ふん▼有限公司eMemory Technology Inc. ページに配置されるメモリセルを有するメモリアレイ
CN107767905A (zh) * 2016-08-19 2018-03-06 美光科技公司 分段式存储器及操作
CN110267817A (zh) * 2017-01-31 2019-09-20 惠普发展公司有限责任合伙企业 访问存储体中的存储器单元

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629499A (ja) * 1992-07-09 1994-02-04 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH06314496A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH06349288A (ja) * 1993-06-02 1994-12-22 Fujitsu Ltd 不揮発性半導体記憶装置
JPH07130164A (ja) * 1993-11-01 1995-05-19 Nec Corp 半導体装置
JP2000049312A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2003346488A (ja) * 2002-05-23 2003-12-05 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP2006114125A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2007234776A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Rohm Co Ltd 半導体集積回路装置、半導体記憶装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629499A (ja) * 1992-07-09 1994-02-04 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH06314496A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH06349288A (ja) * 1993-06-02 1994-12-22 Fujitsu Ltd 不揮発性半導体記憶装置
JPH07130164A (ja) * 1993-11-01 1995-05-19 Nec Corp 半導体装置
JP2000049312A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2003346488A (ja) * 2002-05-23 2003-12-05 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP2006114125A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2007234776A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Rohm Co Ltd 半導体集積回路装置、半導体記憶装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6072196B1 (ja) * 2014-10-14 2017-02-01 力旺電子股▲ふん▼有限公司eMemory Technology Inc. ページに配置されるメモリセルを有するメモリアレイ
CN107767905A (zh) * 2016-08-19 2018-03-06 美光科技公司 分段式存储器及操作
US10854293B2 (en) 2016-08-19 2020-12-01 Micron Technology, Inc. Segmented memory operation
CN107767905B (zh) * 2016-08-19 2021-08-17 美光科技公司 分段式存储器及操作
CN110267817A (zh) * 2017-01-31 2019-09-20 惠普发展公司有限责任合伙企业 访问存储体中的存储器单元
US10889122B2 (en) 2017-01-31 2021-01-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Accessing memory units in a memory bank
CN110267817B (zh) * 2017-01-31 2021-01-29 惠普发展公司,有限责任合伙企业 用于促进访问存储体中的存储器单元的装置
US11370223B2 (en) 2017-01-31 2022-06-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Accessing memory units in a memory bank

Also Published As

Publication number Publication date
JP5261003B2 (ja) 2013-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6122531B1 (ja) バイト消去動作を実行することができるメモリアレイ
KR102046073B1 (ko) 비휘발성 반도체 기억 장치 및 그 워드라인의 구동 방법
US8427876B2 (en) Semiconductor storage device and control method thereof
KR100764060B1 (ko) 불휘발성 메모리 장치 및 시스템 그리고 그것을 위한메모리 셀 어레이 구조
KR101384316B1 (ko) 반도체 기억장치
US8994440B2 (en) Voltage select circuit and intergrated circuit including the same
US20140063970A1 (en) Semiconductor memory device
US20080043538A1 (en) Non-volatile semiconductor storage device and word line drive method
JP5261003B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3843869B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US20150194217A1 (en) Method of controlling memory array
CN103177758A (zh) 半导体存储装置
JP5159127B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2005109213A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2006048749A (ja) 不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置のデータ書き込み方法
CN107799146B (zh) 存储器阵列及其读、编程、擦除操作方法
JP5792476B2 (ja) 半導体記憶装置及びその高電圧制御方法
JP2009212292A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法
CN114023364A (zh) 分栅存储器阵列结构及操作方法
US8300469B2 (en) Cost saving electrically-erasable-programmable read-only memory (EEPROM) array
JP2011192346A (ja) 半導体メモリ
JP2008004175A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその電圧印加方法
JP2011216169A (ja) 半導体メモリ
JP6744893B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2004014052A (ja) 不揮発性半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130426

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5261003

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250