JP2009238993A - ウェハ搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のシリコンウェハの製造ラインを用いて、SOSウェハ等の透光性を有する半導体ウェハを用いた半導体装置を製造する手段を提供する。
【解決手段】処理工程へ供給する所定の枚数の半導体ウェハが装填されるウェハキャリアと、透過光型のウェハ検出センサを有し、ウェハキャリアに装填された半導体ウェハを検出するウェハカウンタと、ウェハキャリアに装填された半導体ウェハを、処理工程のウェハ処理台へ搬送する搬送機構とを備えたウェハ搬送装置において、処理工程へ供給する半導体ウェハが透光性を有する透光性ウェハである場合に、ウェハキャリアに透光性ウェハを装填するときに、所定の枚数の内数として、1枚の不透明な半導体ウェハからなるマークウェハを装填する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ウェハキャリアに装填された所定の枚数の半導体ウェハを、処理工程のウェハ処理台へ移載するウェハ搬送装置に関する。
従来のウェハ搬送装置は、所定の枚数の半導体ウェハが装填されたウェハキャリアと、発光部と受光部とを対向配置した透過光型のウェハ検出センサを所定の枚数分設けたウェハカウンタと、ウェハキャリアから処理工程のウェハ処理台へ半導体ウェハを搬送するロボットとを備え、ウェハキャリアからウェハ処理台へ半導体ウェハを移載する場合に、ウェハキャリアに装填された半導体ウェハの枚数をウェハカウンタで検出した後に、ロボットで所定の枚数の半導体ウェハを同時に把持してウェハ処理台へ搬送している(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭64−743号公報(主に、公報第4頁右上欄−右下欄、第2図、第7図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、ウェハカウンタにおいて、ウェハキャリアの半導体ウェハを、透過光型のウェハ検出センサを用いて検出しているため、SOS(Silicon On Sapphire)ウェハやSOQ(Silicon On Quartz)ウェハ等の、透明または半透明のために光を透過する透光性を有する半導体ウェハの場合には、透光性を有する半導体ウェハを検出することができず、ウェハキャリアに透光性を有する半導体ウェハを装填して、処理工程のウェハ処理台へ移載しようとすると、ウェハキャリアに装填された半導体ウェハの枚数不足により装填異常と判定された異常が発生し、当該処理工程が停止して処理効率を低下させてしまうという問題がある。
このため、シリコンウェハ等を不透明な半導体ウェハを用いて半導体装置を製造する既存の製造ラインを用いることができず、新たな製造ラインを設ける等の設備の導入が必要になり、多大な設備投資を要すると共に、SOSウェハ等の透光性を有する半導体ウェハを用いた半導体装置の製造ラインを迅速に立上げることが困難になるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、既存のシリコンウェハの製造ラインを用いて、SOSウェハ等の透光性を有する半導体ウェハを用いた半導体装置を製造する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、処理工程へ供給する所定の枚数の半導体ウェハが装填されるウェハキャリアと、透過光型のウェハ検出センサを有し、前記ウェハキャリアに装填された半導体ウェハを検出するウェハカウンタと、前記ウェハキャリアに装填された半導体ウェハを、前記処理工程のウェハ処理台へ搬送する搬送機構と、を備えたウェハ搬送装置において、前記処理工程へ供給する半導体ウェハが、透光性を有する透光性ウェハである場合に、前記ウェハキャリアに前記透光性ウェハを装填するときに、前記所定の枚数の内数として、1枚の不透明な半導体ウェハからなるマークウェハを装填することを特徴とする。
これにより、本発明は、ウェハ検出センサによるウェハキャリアに装填された半導体ウェハの検出時に、1枚のマークウェハを検出したことによって、ウェハキャリアに所定の枚数の透光性ウェハおよびマークウェハが装填されていることを検出することができ、既存のシリコンウェハの製造ラインを用いて、SOSウェハ等の透光性ウェハを用いた半導体装置を製造することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明によるウェハ搬送装置の実施例について説明する。
図1は実施例のウェハ搬送装置の断面を示す説明図、図2は実施例のウェハ搬送装置を示すブロック図、図3は実施例のウェハキャリアの断面を示す説明図、図4は実施例のウェハ処理台の断面を示す説明図、図5は実施例のウェハ搬送処理を示すフローチャートである。
図1において、1はウェハ搬送装置である。本実施例では拡散工程等の処理工程へ処理対象となるウェハを供給するための搬送装置である。
2は透光性ウェハであり、透明または半透明のために可視光領域の光を透過する透光性を有する半導体ウェハである。
本実施例の透光性ウェハは、酸化アルミニウム(Al)からなる円盤状のサファイア基板に、シリコン(Si)半導体層を積層したSOSウェハである。
4はウェハキャリア(以下、キャリア4という。)であり、透光性ウェハ2およびマークウェハ21(後述)(透光性ウェハ2とマークウェハ21とを区別する必要がない場合には半導体ウェハ3という。)を所定の間隔でそれぞれ挿入する挿入溝4aが形成されたラック状部材であって、その底面にはウェハカウンタ5(以下、カウンタ5という。)を挿通させる挿通穴4bが形成されており、処理工程へ供給する所定の枚数(本実施例では、25枚)の半導体ウェハ3が装填される。
カウンタ5は、半導体ウェハ3を挟んで発光部と受光部とを対向配置した透過光型の光学式センサであるウェハ検出センサ6を、キャリア4に装填される所定の枚数と同数備えると共に、キャリア4に装填された半導体ウェハ3を1枚毎に保持する保持溝7aが形成された保持部7を備えており、キャリア4に装填された半導体ウェハ3の枚数および装填位置を同時に検出する機能を有している。
本実施例のカウンタ5の保持部7は、1枚の半導体ウェハ3に対して基台上に3箇所に分割して設けられており、これら保持部7の間の1箇所に、ウェハ検出センサ6が配置されている。
9は昇降機構であり、先端に取付けられたカウンタ5を昇降させる昇降軸9aを備えており、常時は、キャリア載置台10内に設置されたカウンタ5を、その保持部7がキャリア載置台10上に位置決めされて載置されたキャリア4の半導体ウェハ3に接触しない位置に退避させた退避位置に下降させ、キャリア載置台10上にキャリア4が載置されたときに、カウンタ5を上昇させて、ウェハ検出センサ6の発光部と受光部との間に、半導体ウェハ3を挿し込む検出位置(図1に実線で示す透光性ウェハ2の位置)で停止させ、半導体ウェハ3の検出後に、カウンタ5の保持部7に保持された半導体ウェハ3を、更に上昇させて搬送位置(図1に2点鎖線で示す透光性ウェハ2の位置)に停止させる機能を備えている。
12は搬送機構であり、先端に、半導体ウェハ3を1枚毎に把持する機能を有する把持爪12aが設けられ、開閉動作可能に構成された一対のアーム12bと、アーム12bを搬送する搬送レール12c等を備えたロボット装置であって、カウンタ5の保持部7に保持されたまま、昇降機構9によって、搬送位置に持上げられた半導体ウェハ3を、閉作動させたアーム12bの把持爪12aで把持して搬送する機能を有している。
図2において、15はウェハ搬送装置1の搬送制御装置14の制御部であり、搬送制御装置14内およびウェハ搬送装置1の各部を制御してウェハ搬送処理等を実行する機能を備えている。
16は記憶部であり、制御部15が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部15による処理結果等が格納される。
17は表示部であり、LCD等の表示画面を備えており、キャリア4に半導体ウェハ3が装填されていない場合等の装填異常の発生時に警告画面等を表示して操作担当者等に異常の発生を報知する機能を有している。
18は操作部であり、キーボードやマウス、始動、停止、解除等の操作ボタン等を備えており、操作担当者等からの入力を受付ける機能を有している。
19は入力部であり、ウェハ検出センサ6からの入力を受入れるインターフェース機能等を備えている。
図3において、21はマークウェハであり、可視光領域の光を透過させない不透明な半導体ウェハ(本実施例では、シリコンウェハ)であって、キャリア4に装填する所定の枚数の半導体ウェハ3の内数として、1つのキャリア4に1枚装填される。
本実施例のキャリア4には、図3に示すように、先頭から24番目までの挿入溝4aには透光性ウェハ2が挿入され、最後尾の挿入溝4aにはマークウェハ21が挿入され、最後尾にマークウェハ21を配置した合計25枚の半導体ウェハ3が装填される。
図4において、23はウェハ処理台であり、処理工程へ供給する透光性ウェハ2を含む半導体ウェハ3および/もしくは工程処理の終了後の半導体ウェハ3を収容するラック状部材であって、キャリア4と同じ間隔で半導体ウェハ3を隔置する複数の隔置板23aを複数備えている。
本実施例のウェハ処理台23には、150枚分(キャリア4の6つ分)の半導体ウェハ3が収容枚数として設定され、図4に示すように、最後尾にマークウェハ21を配置した所定の枚数の半導体ウェハ3が、搬送機構12により順次に搬送されてキャリア4から移載される。
上記のウェハ搬送装置1の搬送制御装置14の記憶部16には、既存のシリコンウェハの製造工程をそのまま用いて、透光性ウェハ2を用いた半導体装置を製造する場合に、前工程から搬送されたキャリア4に装填された透光性ウェハ2を含む半導体ウェハ3を、当該処理工程のウェハ処理台23に移載するときに実行する、図5を用いて説明するウェハ搬送処理(詳細は後述する。)を行う機能を有するウェハ搬送処理プログラム等が予め格納されており、制御部15が実行するウェハ搬送処理プログラムのステップにより本実施例のウェハ搬送装置1のウェハ搬送処理におけるハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、搬送制御装置14の記憶部16には、ウェハ処理台23の収容枚数をキャリア4の所定の枚数で除した商の整数部の値である移載総回数(本実施例では、6回)が格納されると共に、キャリア4からウェハ処理台23へ半導体ウェハ3を移載した回数である移載回数をカウントするための回数カウントエリアが確保されている。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例のウェハ搬送処理について説明する。
透光性ウェハ2を用いた半導体装置の製造工程の操作担当者が、始業時等に処理工程の処理装置等へ電源を投入し、搬送制御装置14の操作部18の始動ボタンを押下すると、搬送制御装置14の記憶部16に格納されているウェハ搬送処理プログラムが自動的に起動され、記憶部16の回数カウントエリアの移載回数は「1」として初期化される。
S1、ウェハ搬送処理プログラムが起動すると、搬送制御装置14の制御部15は、前工程から搬送されてきたキャリア4が、キャリア載置台10に搬入されるのを待って待機しており、所定の位置に位置決めされた状態のキャリア4を図示しない載置確認センサが検出したときに、キャリア4が載置されたことを認識してステップS2へ移行する。キャリア4を検出しない場合は、前記の待機を継続する。
S2、キャリア4が載置されたことを認識した制御部15は、昇降機構9により昇降軸9aを上昇させ、カウンタ5の保持部7の保持溝7aを、キャリア4内の挿入溝4aに装填された半導体ウェハ3に嵌合させながら、退避位置から上昇させて検出位置に停止させ、透過光型のウェハ検出センサ6により、キャリア4に装填された半導体ウェハ3の有無を同時に検出して、その枚数および装填位置を検出する。
このとき、存在が検出される半導体ウェハ3は、不透明なマークウェハ21のみであり、透光性を有する透光性ウェハ2は検出されない。
このため、制御部15は、正常に半導体ウェハ3が装填されたキャリア4の場合には、その検出枚数は1枚と、その装填位置は25番目として認識する。
S3、キャリア4に装填された半導体ウェハ3の有無を検出した制御部15は、検出枚数が1枚のときは、マークウェハ21が存在すると判定し、その装填位置を記憶部16に保存してステップS5へ移行する。
検出枚数が1枚以外の場合、つまり、検出枚数が0枚または2枚以上の場合は、装填異常と判定して、ステップS4へ移行する。
この場合に、検出枚数が0枚の装填異常としては、マークウェハ21が未装填のときに、全てもしくは1部が透光性ウェハ2である場合、またはキャリア4内が空の場合等である。
また、検出枚数が2枚以上の装填異常としては、マークウェハ21が重複して装填された場合や、透光性ウェハ2にシリコンウェハが混入している場合、またはシリコンウェハの製造ラインのキャリア4が誤って搬送された場合等である。
S4、装填異常を判定した制御部15は、表示部17に装填異常を報知する文言を表示して操作担当者に報知すると共に、図示しないキャリア搬送機構により、キャリア載置台10上のキャリア4を、貯留部等へ搬送してキャリア4を除去し、ステップS1へ戻って次のキャリア4の搬入を待って待機する。
S5、マークウェハ21の存在を判定した制御部15は、搬送機構12の搬送レール12c上で、アーム12bを移動させて開作動させたまま、キャリア載置台10上のキャリア4の上方に停止させると共に、昇降機構9によりキャリア4に装填された全ての半導体ウェハ3をカウンタ5の保持部7に保持させたまま、検出位置から搬送位置に上昇させて停止させる。
S6、半導体ウェハ3を搬送位置に停止させた制御部15は、記憶部16のマークウェハ21の装填位置を読出し、その装填位置がキャリア4の最後尾、つまり25枚目のときは、正常装填と判定してステップS7へ移行する。
マークウェハ21の装填位置がキャリア4の最後尾でない場合、つまり25枚目以外、例えば13枚目の場合は、装填位置異常と判定してステップS8へ移行する。
S7、正常装填を判定した制御部15は、搬送機構12のアーム12bを閉作動させて、搬送位置に停止している透光性ウェハ2および最後尾のマークウェハ21を、つまりキャリア4に装填された先頭から最後尾のマークウェハ21までの全ての半導体ウェハ3を把持爪12aで把持してウェハ処理台23へ搬送し、不透明なマークウェハ21を検出可能に構成された図示しない後尾検出センサにより、隔置板23aにより隔置されて既に移載されている半導体ウェハ3のマークウェハ21を検出し、図4に示すように、移載されている半導体ウェハ3のマークウェハ21を検出できなかった場合、つまりウェハ処理台23が空の場合は、透光性ウェハ2をウェハ処理台23の先頭にして、既に移載されている半導体ウェハ3が存在する場合は、検出したマークウェハ21の次に先頭の透光性ウェハ2を連続させて、キャリア4から搬送した全ての半導体ウェハ3をウェハ処理台23に移載する。
全ての半導体ウェハ3のウェハ処理台23への移載を終えた制御部15は、昇降機構9によりカウンタ5を下降させて退避位置に停止させ、図示しないキャリア搬送機構により、キャリア載置台10上から、空のキャリア4を貯留部等へ搬送する。
S8、装填位置異常を判定した制御部15は、搬送機構12のアーム12bを閉作動させて、搬送位置に停止している先頭とマークウェハ21との間の透光性ウェハ2およびマークウェハ21を、つまりキャリア4に装填された先頭からマークウェハ21までの半導体ウェハ3を把持爪12aで把持し、マークウェハ21より後尾側の透光性ウェハ2をカウンタ5上に残留させた状態で、マークウェハ21までの半導体ウェハ3をウェハ処理台23へ搬送し、上記ステップS7と同様にして、図6に示すように、ウェハ処理台23が空の場合はウェハ処理台23の先頭に、既存のマークウェハ21が検出された場合は、その次に、搬送した先頭の透光性ウェハ2を位置させて半導体ウェハ3を移載する。
この場合に、マークウェハ21が、キャリア4の先頭に装填されているときは、マークウェハ21のみが搬送されて移載される。
マークウェハ21までの半導体ウェハ3のウェハ処理台23への移載を終えた制御部15は、昇降機構9によりカウンタ5を下降させて残留させた透光性ウェハ2をキャリア4へ再装填した後に、カウンタ5を更に下降させて退避位置に停止させ、図示しないキャリア搬送機構により、キャリア載置台10上から、残留させた透光性ウェハ2が再装填されたキャリア4を貯留部等へ搬送する。
S9、キャリア載置台10上からキャリア4を搬送した制御部15は、記憶部16の回数カウントエリアの移載回数を読出し、読出した移載回数が、記憶部16に格納されている移載総回数(本実施例では6回)未満の場合は、回数カウントエリアの移載回数に「1」を加えて移載回数を更新し、ステップS1へ戻って次のキャリア4の搬入を待って待機する。
読出した移載回数が、移載総回数以上の場合は、回数カウントエリアを「1」に初期化してステップS1へ戻り、次の工程処理における最初のキャリア4の搬入を待って待機する。
このように、本実施例のウェハ搬送処理においては、既存の製造ラインに設備された透過光型のウェハ検出センサ6を有するカウンタ5を用いて、処理工程へ供給する透光性ウェハ2を検出する場合に、キャリア4に装填する所定の枚数の内数として、不透明な半導体ウェハからなるマークウェハ21を装填しておくので、ウェハ検出センサ6によるキャリア4の検出時に、1枚のマークウェハ21を検出したことによって、キャリア4に所定の枚数の透光性ウェハ2およびマークウェハ21が装填されていることを検出することができ、既存のシリコンウェハの製造ラインを用いて、SOSウェハ等の透光性ウェハ2を用いた半導体装置を製造することが可能になる。
また、キャリア4に装填するマークウェハ21を1枚としているので、検出枚数が0枚または2枚以上の場合に、装填異常として異常の発生を判定することができ、キャリア4内が空の場合や、透光性ウェハ2にシリコンウェハが混入した場合等を予め除外して、当該処理工程における処理効率を向上させることができる。
更に、ウェハ検出センサ6が、1枚のマークウェハ21を検出したときに、搬送機構12により、先頭からマークウェハ21までの半導体ウェハ3をウェハ処理台23へ搬送するので、既存の透過光型のウェハ検出センサ6を用いた場合に、枚数不足により装填異常と判定されることを回避しながら、既存のシリコンウェハの製造ラインを用いて透光性ウェハ2を用いた半導体装置を円滑、かつ効率的に製造することができると共に、正常装填の場合の全ての半導体ウェハ3の搬送を含めて、ウェハ処理台23に移載された半導体ウェハ3の最後尾に、必ずマークウェハ21を配置することができ、既存のシリコンウェハのウェハ搬送装置を用いた場合に生ずる2回目以降に搬送される半導体ウェハ3と、ウェハ処理台23上に移載されたマークウェハ21より後尾側の透光性ウェハ2との衝突による半導体ウェハ3の破損等の損傷を防止することができる。
更に、マークウェハ21を、透光性ウェハ2の最後尾に装填するようにしたので、本実施例のウェハ搬送処理における半導体ウェハ3のウェハ処理台23への移載効率を更に向上させることができる。
以上説明したように、本実施例では、処理工程へ供給する所定の枚数の半導体ウェハが装填されるウェハキャリアと、透過光型のウェハ検出センサを有し、前記ウェハキャリアに装填された半導体ウェハを検出するウェハカウンタと、ウェハキャリアに装填された半導体ウェハを処理工程のウェハ処理台へ搬送する搬送機構とを備えたウェハ搬送装置において、処理工程へ供給する半導体ウェハが透光性ウェハである場合に、ウェハキャリアに透光性ウェハを装填するときに、所定の枚数の内数として1枚の不透明な半導体ウェハからなるマークウェハを装填するようにしたことによって、ウェハ検出センサによるウェハキャリアに装填された半導体ウェハの検出時に、1枚のマークウェハを検出したことによって、ウェハキャリアに所定の枚数の透光性ウェハおよびマークウェハが装填されていることを検出することができ、既存のシリコンウェハの製造ラインを用いて、透光性ウェハを用いた半導体装置を製造することができると共に、検出された半導体ウェハが1枚以外の場合に、装填異常として異常の発生を判定することができ、当該処理工程における処理効率を向上させることができる。
またウェハカウンタのウェハ検出センサがマークウェハを検出したときに、搬送機構により、先頭からマークウェハまでの半導体ウェハをウェハ処理台へ搬送するようにしたことによって、ウェハ処理台上の半導体ウェハの最後尾に、必ずマークウェハを配置することができ、既存のシリコンウェハの製造ラインを用いた場合に生ずる2回目以降に搬送される半導体ウェハと、ウェハ処理台上に移載されたマークウェハより後尾側の透光性ウェハとの衝突による半導体ウェハの損傷を防止しながら、透光性ウェハを用いた半導体装置を円滑、かつ効率的に製造することができる。
更に、マークウェハを透光性ウェハの最後尾に装填するようにしたことによって、当該処理工程における半導体ウェハのウェハ処理台への移載効率を、更に向上させることができる。
なお、上記実施例においては、当該処理工程は拡散工程であるとして説明したが、透過光型のウェハ検出センサを有するウェハカウンタを備えたバッチ式の処理工程に適用しても、上記と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施例においては、透光性ウェハはSOSウェハであるとして説明したが、透光性ウェハは前記に限らず、SOQウェハ等の透明または半透明の半導体ウェハであれば、どのようなものであっても適用することができる。
実施例のウェハ搬送装置の断面を示す説明図 実施例のウェハ搬送装置を示すブロック図 実施例のウェハキャリアの断面を示す説明図 実施例のウェハ処理台の断面を示す説明図 実施例のウェハ搬送処理を示すフローチャート 実施例の装填位置異常時における半導体ウェハの移載状態を示す説明図
符号の説明
1 ウェハ搬送装置
2 透光性ウェハ
3 半導体ウェハ
4 ウェハキャリア
4a 挿入溝
5 ウェハカウンタ
6 ウェハ検出センサ
7 保持部
7a 保持溝
9 昇降機構
9a 昇降軸
10 キャリア載置台
12 搬送機構
12a 把持爪
12b アーム
12c 搬送レール
14 搬送制御装置
15 制御部
16 記憶部
17 表示部
18 操作部
19 入力部
21 マークウェハ
23 ウェハ処理台
23a 隔置板

Claims (3)

  1. 処理工程へ供給する所定の枚数の半導体ウェハが装填されるウェハキャリアと、
    透過光型のウェハ検出センサを有し、前記ウェハキャリアに装填された半導体ウェハを検出するウェハカウンタと、
    前記ウェハキャリアに装填された半導体ウェハを、前記処理工程のウェハ処理台へ搬送する搬送機構と、を備えたウェハ搬送装置において、
    前記処理工程へ供給する半導体ウェハが、透光性を有する透光性ウェハである場合に、
    前記ウェハキャリアに前記透光性ウェハを装填するときに、前記所定の枚数の内数として、1枚の不透明な半導体ウェハからなるマークウェハを装填することを特徴とするウェハ搬送装置。
  2. 請求項1において、
    前記ウェハカウンタのウェハ検出センサが、前記マークウェハを検出したときに、
    前記搬送機構により、先頭から前記マークウェハまでの半導体ウェハを、前記ウェハ処理台へ搬送することを特徴とするウェハ搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記マークウェハを、前記透光性ウェハの最後尾に装填することを特徴とするウェハ搬送装置。
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