JP2009236577A - 圧電センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、室温の動的圧電定数d33に対する150℃の動的圧電定数d33の変化の小さい圧電センサを提供することを目的とする。
【解決手段】 圧電磁器からなる基体の対向する一対の表面に集電電極を備える圧電センサであって、前記圧電磁器は、150℃における体積固有抵抗R(150℃)が25℃における体積固有抵抗R(25℃)より低く、150℃における圧電定数d33(150℃)が25℃における圧電定数d33(25℃)より高く、かつ50Hzの振動で測定した動的圧電定数d33の温度特性が正である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、圧電センサに関し、加速度センサ、ノッキングセンサ、およびAEセンサ等に適し、特に、厚み縦振動の正圧電効果を利用した圧電センサに関するものである。
圧電磁器を用いた圧電センサは、ショックセンサ、加速度センサ、あるいは、車載用のノッキングセンサとして用いられている。特に近年では、自動車のエンジンの燃費向上および排気ガス(HC、NOx)の低減のために、シリンダ内の圧力を直接検出して、インジェクタからの燃料噴射タイミングの最適化を図るための、圧力センサとしての研究が進められている。
ここでシリンダ内の圧力変化を検出するメカニズムについて説明する。圧力は、例えば、エンジンに取り付けられるシリンダ内の圧力を伝える圧力伝達ピンとそれに圧力変化を検出するための圧電センサにより測定される。この圧力伝達ピンの先端部の一部は、シリンダ内に出ており、燃焼時に高温にさらされるので、圧力伝達ピンに連結した圧電センサ素子には、高い圧力変化と共に熱が伝わり、その温度は150℃に達する。
従来、圧電磁器としては、圧電性が高く、圧電定数dの大きなPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)系材料やPT(チタン酸鉛)系材料が使用されていた。しかし、PZTやPT系材料は、鉛が約60質量%含まれているため、酸性雨により鉛の溶出が起こり、環境汚染を招く危険性があることが指摘されている。そこで、鉛を含有しない圧電材料に対して高い期待が寄せられている。
また、鉛を含有しない圧電磁器として、ビスマス層状化合物を主成分とする材料が提案されている(例えば特許文献1。)。
特開2002−167276号公報
しかしながら、特許文献1に記載のビスマス層状化合物を主体とする圧電磁器を用いた圧電センサでは、約150℃の高温下にさらされる用途、例えば、シリンダ内の圧力を直接検出するために用いた場合、圧力の検出感度を決定する動的圧電定数d33の温度変化率が大きく、室温〜150℃の温度範囲において、圧力検出の分解能が低下し、感度が悪くなるという問題があった。
また、PZT系材料やPT系材料は、キュリー温度Tが約200〜300℃であることから、室温の圧電定数dに対して150℃の圧電定数dが大きく変化するという問題があった。
なお、ここで動的圧電定数d33とは、圧電センサに荷重を印加したときの出力電圧の実測値を用いて、後述の式により測定された圧電定数d33である。従来、圧電定数d33は共振インピーダンス法を用いて測定されてきたが、この方法では圧電センサに加わっている負荷が小さいため、実荷重を印加したときの動特性の評価はできない。そこで、実荷重を印加したときの圧力と出力電荷の関係から圧電定数d33(=出力電荷/荷重の変化量)を測定し、これを動的圧電定数d33とした。
したがって、本発明は、室温の動的圧電定数d33に対する150℃の動的圧電定数d33の変化の小さい圧電センサを提供することを目的とする。
本発明の圧電センサは、圧電磁器からなる基体の対向する一対の表面に集電電極を備える圧電センサであって、前記圧電磁器は、150℃における体積固有抵抗R(150℃)が25℃における体積固有抵抗R(25℃)より低く、150℃における圧電定数d33(150℃)が25℃における圧電定数d33(25℃)より高く、かつ荷重を50Hzの周波数で与えたときの動的圧電定数d33の温度特性が正であることを特徴とする。
また、前記圧電磁器は、25℃における体積固有抵抗R(25℃)に対する150℃における体積固有抵抗R(150℃)の比R(150℃)/R(25℃)が0.001〜0.4であるとともに、25℃における圧電定数d33(25℃)に対する150℃における圧電定数d33(150℃)の比d33(150℃)/d33(25℃)が1.1以上であることが好ましい。
また、前記圧電磁器が、組成式BiTi12・xM1TiOと表したとき、M1が、Sr、BaおよびCaのうち少なくとも1種であるとともに、0.30≦x≦0.95である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部含有することが好ましい。
また、前記圧電磁器が、組成式BiTi12・xM1TiOと表したとき、M1が、Sr、BaおよびCaのうち少なくとも1種であるとともに、0.30≦x≦0.95である成分100質量部に対して、CrをCr換算で4〜20質量部含有することが好ましい。
また、前記圧電磁器が、組成式PbM2TiZr(1−b−c)と表したとき、M2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種であるとともに、0.95≦a≦1.05、0.05≦b≦0.3、0.4≦c≦0.5、である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部含有することが好ましい。
また、前記圧電磁器が、組成式PbM2TiZr(1−b−c)と表したとき、M2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種であるとともに、0.95≦a≦1.05、0.05≦b≦0.3、0.4≦c≦0.5、である成分100質量部に対して、CrをCr換算で4〜15質量部含有することが好ましい。
本発明の圧電センサによれば、圧電磁器からなる基体の対向する一対の表面に集電電極を備える圧電センサであって、前記圧電磁器は、150℃における体積固有抵抗R(150℃)が25℃における体積固有抵抗R(25℃)より低く、150℃における圧電定数d33(150℃)が25℃における圧電定数d33(25℃)より高く、かつ荷重を50Hzの周波数で与えたときの動的圧電定数d33の温度特性が正であることにより、10Hz以下の振動を検知する場合に、25℃における動的圧電定数d33と150℃における動的圧電定数d33の差が少なくなり、圧力測定の精度を高くできる。
また、前記圧電磁器は、25℃における体積固有抵抗R(25℃)に対する150℃における体積固有抵抗R(150℃)の比R(150℃)/R(25℃)が0.001〜0.4であるとともに、25℃における圧電定数d33(25℃)に対する150℃における圧電定数d33(150℃)の比d33(150℃)/d33(25℃)が1.1以上である場合、25℃における動的圧電定数d33と150℃における動的圧電定数d33との差がより少なくなり、圧力測定の精度をより高くできる。
また、前記圧電磁器が、組成式BiTi12・xM1TiOと表したとき、M1が、Sr、BaおよびCaのうち少なくとも1種であるとともに、0.30≦x≦0.95である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部含有する場合、より高温まで使用可能な圧電センサとなる。
また、前記圧電磁器が、組成式BiTi12・xM1TiOと表したとき、M1が、Sr、BaおよびCaのうち少なくとも1種であるとともに、0.30≦x≦0.95である成分100質量部に対して、CrをCr換算で4〜20質量部含有する場合、より高温まで使用可能な圧電センサとなる。
また、前記圧電磁器が、組成式PbM2TiZr(1−b−c)と表したとき、M2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種であるとともに、0.95≦a1≦1.05、0.05≦b1≦0.3、0.4≦c1≦0.5、である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部含有する場合、より高温まで使用可能な圧電センサとなる。
また、前記圧電磁器が、組成式PbM2TiZr(1−b−c)と表したとき、M2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種であるとともに、0.95≦a≦1.05、0.05≦b≦0.3、0.4≦c≦0.5、である成分100質量部に対して、CrをCr換算で4〜15質量部含有する場合、より高温まで使用可能な圧電センサとなる。
本発明の圧電センサは、圧電磁器からなる基体の対向する一対の表面に集電電極を備える圧電センサであって、前記圧電磁器は、150℃における体積固有抵抗R(150℃)が25℃における体積固有抵抗R(25℃)より低く、150℃における圧電定数d33(150℃)が25℃における圧電定数d33(25℃)より高く、かつ荷重を50Hzの周波数で与えたときの動的圧電定数d33の温度特性が正であるものである。
なお、荷重を50Hzの周波数で与えたときの動的圧電定数d33の温度特性が正であるとは、後述の動的圧電定数d33測定方法により、50Hzの周波数で荷重を加えて測定した際に、25℃における動的圧電定数d33より150℃までにおける動的圧電定数d33の方が高いことである。また、測定精度を高くするためには、25〜150℃の温度範囲における動的圧電定数d33は、25℃における動的圧電定数d33より高く、150℃における動的圧電定数d33より低いことが好ましい。
本発明の圧電磁器は、図1に示すような圧力センサ用の圧電磁器として最適であるが、それ以外の圧電共振子、超音波振動子、超音波モータおよび加速度センサ、ノッキングセンサ、AEセンサ等の圧電センサなどに使用できる。
図1に本発明の一実施形態である圧電センサ5を示す。圧電センサ5は、上述の圧電磁器のからなる円柱状の基体1の対向する一対の表面に集電電極2、3を形成して構成されている。図1では、集電電極2、3は、基体1の上下面である円形の面全体に形成されている。また、分極は基体1の厚み方向に施してある。このような圧電センサ5は、自動車のエンジンシリンダ内の圧力を直接検出する用途に用いた場合、例えば、室温(25℃)から150℃のまでの動的圧電定数d33の変化が小さくでき、圧力の測定精度を高くすることができる。
ここで動的圧電定数d33と、その周波数依存性について説明する。動的圧電定数d33とは圧電センサ5に直接荷重を印加したときの出力電圧の実測値を用いて、後述の式により測定された圧電定数d33である。動的圧電定数d33は、例えば、図2に示す装置を用いて測定できる。この装置は、板状の圧電磁器1の上下面に集電電極2、3を形成した圧電センサ5に対して荷重Flowを印加し、その後、圧電センサ5に加わる荷重をFhighまで増加させた後、Flowまで戻すことを繰り返し、その間に圧電センサ5に生じる出力電荷をチャージアンプで測定するもので、この際の荷重は、例えば、Flow=250N、Fhigh=300Nの10Hzの三角波で与える。圧電センサ5に印加された三角波のピーク荷重50Nに対する出力電荷Qの関係から、動的圧電定数d33は、d33=Q/50N(荷重の変化量)となる。つまり、動的圧電定数d33は、単位C(クーロン)/Nであり、圧電素子に荷重を印加したときの動的な状態での圧電定数d33を意味する。
なお、250Nのオフセット荷重を印加したのは、圧電センサ5へ引っ張り力が働かないようにして、安定な出力特性を得るためである。また、荷重の変化量を50Nとしたのは、例えば応用例としてエンジンのシリンダ内の圧力変化を検出するのに必要な範囲を例示したものである。
この動的圧電定数d33を測定する際、三角波の周波数を変えて測定することにより、動的圧電定数d33の周波数依存性を測定することができる。図3は、室温(25℃)、90℃および150℃での動的圧電定数d33の周波数依存性の測定結果の例である。温度による差はあるが、いずれの温度でも周波数が高くなると動的圧電定数d33は高くなり、ある程度高い周波数になると、ほぼ一定の値となる。
この周波数依存性は、主に、荷重により生じた電荷の一部が圧電磁器を伝わって流れる(以下で、リークということがある)ために、生じた電荷の全てが集電電極2、3にまで集まらないことによる。リークによって失われる電荷は、周波数が高くなるに従って少なくなるため、周波数が高くなると動的圧電定数d33は高くなり、一定の値に近づく。この値は、共振インピーダンス法で測定した圧電定数d33(以下で、単に圧電定数d33といった場合、共振インピーダンス法で測定した圧電定数d33のことである)にほぼ等しい値となる。
図3の例では周波数の高い領域での動的圧電定数d33、つまり圧電定数d33は、25℃から150℃まで温度が高くなるに従って大きくなっている。また、この圧電磁器では、25℃における体積固有抵抗より、150℃における体積固有抵抗が小さいため、25℃よりも150℃の方が動的圧電定数d33の周波数依存性が大きく、周波数の低い領域での動的圧電定数d33低下量は25℃よりも150℃での方が大きくなっている。これらの結果、この圧電磁器では10Hz以上の周波数領域と比較して、1〜8Hzの周波数領域では、動的圧電定数d33の温度依存性が低くなっている。
すなわち、圧電磁器として、150℃における体積固有抵抗R(150℃)が25℃における体積固有抵抗R(25℃)より低く、かつ150℃における圧電定数d33(150℃)が25℃における圧電定数d33(25℃)より高いものを用いることにより、リーク電流の影響が大きくなる周波数領域で、50Hzの振動で測定した動的圧電定数d33の温度特性が正である圧電磁器の25℃から150℃の範囲での動的圧電定数d33の変化を少なくすることができ、精度の高い圧電センサとなる。このような圧電センサは、例えば、エンジンのシリンダ内の圧力など、周期的に加わったり、周期的に変動したりする圧力を測定するのに適している。
圧電磁器として使用可能な程度に体積固有抵抗が高い圧電磁器では、動的圧電定数d33を測定する周波数が50Hz以上では、ほぼ一定の値に達している。そして、この荷重を50Hzの周波数で与えたときの動的圧電定数d33の温度特性が正である圧電磁器では、上述のように、高温ではリーク電流の影響で動的圧電定数d33が低くなるため、動的圧電定数d33の温度特性を0に近づけることができる。
特に、R(150℃)/R(25℃)が0.001〜0.4であるとともに、d33(150℃)/d33(25℃)が1.10以上であることを特徴とする請求項1記載の圧電センサであることにより動的に駆動させる場合、高温での温度特性が安定しているので、1〜10Hz、特に5〜10Hzの範囲の入力に対して精度の高い圧電センサとなる。
続いて、本発明の圧電センサの圧電磁器として用いることのできる圧電磁器の組成について説明する。ただし、圧電磁器の組成はこれに限定されるものではなく、上述の関係を満たす他の組成の圧電磁器も本発明の圧電センサに用いることができる。
本発明の圧電センサに用いることのできる第1の圧電磁器は、組成式BiTi12・xM1TiOと表したとき、M1が、Sr、BaおよびCaのうち少なくとも1種であるとともに、0.30≦x≦0.95である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部含有する圧電磁器である。
また、本発明の圧電センサに用いることのできる第2の圧電磁器は、組成式BiTi12・xM1TiOと表したとき、M1が、Sr、BaおよびCaのうち少なくとも1種であるとともに、0.30≦x≦0.95である成分100質量部に対して、CrをCr換算で4〜15質量部含有するものである。
0.3≦x≦0.95の範囲に設定した理由は、xが0.3より小さくても、xが0.95より大きくても動的圧電定数d33が低くなるからである。M1に占めるSrのモル比が高いと、動的圧電定数d33を大きくできるので好ましい。
Mnを含有させることにより、板状結晶であるために焼結がし難いビスマス層状化合物であっても焼結可能になる。そして、MnO換算のMn含有量が3質量部以上であることにより、25℃の体積固有抵抗に対して150℃の体積固有抵抗を低くすることができる。また、MnO換算のMn含有量が8質量部以下であることにより、150℃における圧電定数d33を25℃における圧電定数d33より高くすることができる。
また、Crを含有させることにより、板状結晶であるために焼結がし難いビスマス層状化合物であっても焼結可能になる。そして、Cr換算のCr含有量が4質量部以上であることにより、25℃の体積固有抵抗に対して150℃の体積固有抵抗を低くすることができる。また、Cr換算のCr含有量が20質量部以下であることにより、150℃における圧電定数d33を25℃における圧電定数d33より高くすることができる。
本発明の圧電センサに用いることのできる圧電磁器は、組成式がBiTi12・xM1TiOで表され、主結晶相としてはビスマス層状化合物からなるものである。これは、基本的には、BiTi12・xM1TiOで表されるビスマス層状化合物の疑ペロブスカイト層を構成するM1の一部がBiに、Tiの一部がFeに置換されたものと考えられる。すなわち、本発明の圧電センサに用いることのできる圧電磁器は、(Bi2+(αm−1α3m+12−で書き表されるビスマス層状構造物の一般式において、αサイトとαサイトおよび酸素サイトに配位する構成元素の種類と量を調整することで、m=4の場合に生じる正方晶とm=3の場合に生じる斜方晶とが混在する組成相境界MPB(Morphotoropic Phase Boundary)を持ったビスマス層状構造物を得ることができる。その結果、PZTでも知られているようなMPB組成近傍における特徴的な圧電特性をビスマス層状化合物においても実現することができる。
このような組成の圧電磁器を用いた圧電センサは、次のようにして作製できる。原料として、SrCO、BaCO、CaCO、BiおよびTiOからなる各種酸化物あるいはその塩を用いることができる。原料はこれに限定されず、焼成により酸化物を生成する炭酸塩、硝酸塩等の金属塩を用いても良い。
これらの原料をBiTi12・xM1TiOと表したとき、M1がSr、BaおよびCaのうち少なくとも1種であるとともに0.3≦x≦0.95である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部、またはCrをCr換算で4〜20質量部含有するように秤量する。秤量して混合した粉末を、平均粒度分布(D50)が0.5〜1μmの範囲になるように粉砕し、この混合物を800〜1050℃で仮焼し、所定の有機バインダを加え湿式混合し造粒する。このようにして得られた粉体を、公知のプレス成形等により所定形状に成形し、大気中等の酸化性雰囲気において1050〜1250℃の温度範囲で2〜5時間焼成し、本発明の圧電センサに用いることのできる圧電磁器が得られる。
また、本発明の圧電センサに用いることのできる第3の圧電磁器は、組成式PbM2TiZr(1−b−c)と表したとき、M2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種であるとともに、0.95≦a≦1.05、0.95≦a≦1.05、0.05≦b≦0.3、0.4≦c≦0.5である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部含有するものである。
また、本発明の圧電センサに用いることのできる第4の圧電磁器は、組成式PbM2TiZr(1−b−c)と表したとき、がM2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種であるとともに、0.95≦a≦1.05、0.05≦b≦0.3、0.4≦c≦0.5、である成分100質量部に対して、CrをCr換算で4〜15質量部含有する。
Pb量のaを0.95≦a≦1.05としたのは、aが0.95未満の場合や1.05よりも大きい場合には動的圧電定数d33が低下するからである。Pb量は0.99≦a≦1.1であることが特に望ましい。
M2のZrへの置換量bを0.05≦b≦0.30としたのは、bが0.05未満では耐熱性や耐熱衝撃性向上の効果が認められず、また0.30よりも大きいと電気機械結合係数が急激に低下するからである。M2のZrへの置換量bは0.10≦b≦0.20であることが特に望ましい。
TiのZrへの置換量cを0.40≦c≦0.50としたのは、cが0.40未満の場合や0.5よりも大きい場合には電気機械結合係数が低下するからである。TiのZrへの置換量cは0.45≦c≦0.49であることが特に望ましい。
そして、MnO換算のMn含有量が3質量部以上であることにより、25℃の体積固有抵抗に対して150℃の体積固有抵抗を低くすることができる。また、MnO換算のMn含有量が8質量部以下であることにより、150℃における圧電定数d33を25℃における圧電定数d33より高くすることができる。
なお、M2はNbαYbβCoγ(ただし、α+β+γ=1)と表したとき、Nbを5価、Ybを3価、Coを2価として、NbαYbβCoγの価数が4価に近い値になるようにすることが好ましい。具体的なα、βおよびγの範囲としては、以下の範囲が好ましい。
0.40≦α≦0.70であれば、αが0.40以上であることにより耐熱性が向上し、αが0.70よりも小さいことにより動的圧電定数d33が向上する。αは、0.55≦α≦0.65であることが特に望ましい。
0.05≦β≦0.50であれば、βが0.05以上であることにより耐熱性が向上し、0.50以下であることにより耐熱衝撃性が向上するからである。βは0.10≦β≦0.40であることが特に望ましい。
0.05≦γ≦0.50であれば、γが0.05以上であることにより耐熱衝撃性が向上し、0.50以下であることにより耐熱性が向上するからである。γは0.05≦γ≦0.25であることが特に望ましい。
このような組成の圧電磁器を用いた圧電センサは、次のようにして作製できる。原料として、PbO、ZrO、TiO、Nb、YbおよびCoOからなる各種酸化物あるいはその塩を用いることができる。原料はこれに限定されず、焼成により酸化物を生成する炭酸塩、硝酸塩等の金属塩を用いても良い。
これらの原料をPbaM2TiZr(1−b−c)と表したとき、M2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種であるとともに、0.95≦a≦1.05、0.05≦b≦0.3、0.4≦c≦0.5である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部、またはCrをCr換算で4〜15質量部含有するように秤量する。秤量して混合した粉末を、平均粒度分布(D50)が0.5〜1μmの範囲になるように粉砕し、この混合物を500〜1000℃で仮焼し、所定の有機バインダを加え湿式混合し造粒する。このようにして得られた粉体を、公知のプレス成形等により所定形状に成形し、大気中等の酸化性雰囲気において1200〜1350℃の温度範囲で0.5〜4時間焼成し、本発明の圧電センサに用いることのできる圧電磁器が得られる。なお、焼成はPbの揮発を抑制するためにMgO等からなる容器内に密閉して行なうことが好ましい。
このように作製した圧電磁器は、前述の圧電磁器と同様に、集電電極2、3を形成し、図1に示すような圧電センサ5に使用できる。
まず、出発原料として純度99.9%のSrCO粉末、BaCO粉末、CaCO粉末、Bi粉末およびTiO粉末をモル比による組成式をBiTi12・xM1TiOと表したとき、xおよびM1が表1に示す元素、割合となるように秤量した。
この主成分100重量部に対して純度99.9%のMnO粉末およびCr粉末を表1に示す重量部となるように秤量し混合し、純度99.9%のジルコニアボールと、水と共に500mlの樹脂製ポットに投入し、その樹脂製ポット回転台に置き16時間混合した。
混合後のスラリ−を大気中で乾燥し、#40メッシュを通し、その後、大気中950℃、3時間保持して仮焼し、この合成粉末を純度99.9%のZrOボールと、水と共に500mlの樹脂製ポットに投入し、その樹脂製ポット回転台に置き20時間粉砕した。
この粉末に適量の有機バインダを添加して造粒し、金型プレスで150MPaの荷重で円柱形状の成型体を作製した後、脱バインダ処理を行ない、次いで大気雰囲気中にて、1050〜1250℃の間で各試料の動的圧電定数d33がもっとも高くなるピーク温度で、3時間の条件で焼成を行ない、直径4mm、厚み2mmの円板状の圧電磁器を得た。
その後、円柱状の圧電磁器の両主面に、Agの集電電極を焼付けし、200℃の条件下で、厚み方向に5kV/mm以上のDC電圧を印加して分極処理を施した後、300℃で24時間の熱エージング処理を行ない圧電センサ5を得た。
同様に、次のようにして別の材料系の圧電磁器を用いた圧電センサを作製した。出発原料として純度99.9%のPbO粉末、ZrO粉末、TiO粉末、Nb粉末、Yb粉末およびCoO粉末をル比による組成式をPbM2TiZr(1−b−c)と表したとき、a、b、cおよびM2が表2に示す元素、割合となるように秤量した。
この主成分100重量部に対して純度99.9%のMnO粉末およびCr粉末を表2に示す重量部となるように秤量し混合し、純度99.9%のジルコニアボールと、水と共に500mlの樹脂製ポットに投入し、その樹脂製ポット回転台に置き16時間混合した。
混合後のスラリ−を大気中で乾燥し、#40メッシュを通し、その後、大気中950℃、3時間保持して仮焼し、この合成粉末を純度99.9%のZrOボールと、水と共に500mlの樹脂製ポットに投入し、その樹脂製ポット回転台に置き20時間粉砕した。
この粉末に適量の有機バインダを添加して造粒し、金型プレスで150MPaの荷重で円柱形状の成型体を作製した後、脱バインダ処理を行ない、次いで大気雰囲気中にて、1300℃のピーク温度で、3時間の条件で焼成を行ない、直径4mm、厚み2mmの円板状の圧電磁器を得た。
その後、円柱状の圧電磁器の両主面に、Agの集電電極を焼付けし、80℃の条件下で、厚み方向に5kV/mm以上のDC電圧を印加して分極処理を施した後、300℃で24時間の熱エージング処理を行ない圧電センサ5を得た。
そして、図2に示す装置を用いて、室温(25℃)での動的圧電定数d33を評価した。具体的には、まず、圧電センサ5に250Nのオフセット荷重を印加した。その後、圧電センサ5に加える荷重を300Nまで増加させた後、再度250Nまで戻すことを繰り返し、圧電センサ5から出力される電荷量の変化をチャージアンプで測定した。この際の荷重は5、10および50Hzの三角波で与えたものをそれぞれ測定した。そして、各荷重の周波数における動的圧電定数d33=出力電荷/荷重の変化量(単位pC/N)の式により動的圧電定数d33を求めた。同様にして、各荷重の周波数における150℃における動的圧電定数d33を測定し、各荷重の周波数における動的圧電定数d33の温度変化率を求めた。室温からT℃までの動的圧電定数d33の温度変化率は、室温(25℃)における動的圧電定数d33およびT℃における動的圧電定数d33から、(T℃における動的圧電定数d33−室温(25℃)における動的圧電定数d33)/(室温(25℃)における動的圧電定数d33)の式より求めた。
また、体積固有抵抗をJIS Β141に準拠して評価した。さらに、共振インピーダンス方により圧電定数d33を測定した。測定は、いずれも室温(25℃)および150℃で行なった。
Figure 2009236577
Figure 2009236577
表1および表2から明らかなように、本発明の範囲内の圧電センサである試料No.1〜8、11〜23、25〜30、101〜108、111、112、114、115、117〜119、122〜130、133、134、136、137、139〜141および144〜146は、基体として用いている圧電磁器が150℃における体積固有抵抗R(150℃)が25℃における体積固有抵抗R(25℃)より低く、150℃における圧電定数d33(150℃)が25℃における圧電定数d33(25℃)より高く、かつ50Hzの振動で測定した動的圧電定数d33の温度特性が正であることにより、50Hzにおける動的圧電定数d33の温度変化率よりも5Hzにおける動的圧電定数d33の温度変化率が0に近くなった。
特に、試料No.5〜8、11、12、14、15、18〜23、25〜30、105〜108、111、112、114、115、118、119、122、126〜130、133、134、136、137、139〜141、145および146は、用いている圧電磁器が、25℃における体積固有抵抗R(25℃)に対する150℃における体積固有抵抗R(150℃)の比R(150℃)/R(25℃)が0.001〜0.4であるとともに、25℃における圧電定数d33(25℃)に対する150℃における圧電定数d33(150℃)の比d33(150℃)/d33(25℃)が1.1以上であることにより5Hzにおける動的圧電定数d33の温度変化率が±4%以内であった。
これに対して、本発明の範囲外の圧電センサである試料No.9、10、25、109、110、113、116、120,121、131、132、135、138、142および144では、50Hzにおける動的圧電定数d33の温度変化率よりも5Hzにおける動的圧電定数d33の温度変化率の絶対値が大きくなった。
なお、全ての試料において、荷重を50Hzの周波数で与えたときの動的圧電定数d33の温度特性は25〜150℃の間で単調増加あるいは単調減少していた。
試料No.1〜30は、X線回折により、各試料がビスマス層状化合物を主結晶相としていることが分かりかった、x=0の時の結晶は斜方結晶(a軸の長さ≠b軸の長さ)、x=1の時の結晶は正方晶(a軸の長さ=b軸の長さ)となっていた。0.3≦x≦0.95の範囲においては、正方晶と斜方晶とが混在しており、特に、0.4≦x≦0.45の範囲では、組成相境界MPBとなっている。このMPBは、PZT圧電材料でよく知られており、PZの菱面体晶とPTの正方晶とがほぼ1:1の比率で構成される組成領域でMPBが形成される。このPZTのMPB近傍では圧電定数dが最大値を示し、圧電定数dの温度係数が大きく変化する。この現象と同様に、0.4≦x≦0.45の組成範囲は、2種類の結晶相の境界であるので、圧電体の特異的な現象を示す組成相境界MPBであり、大きな動的圧電定数d33が得られる。
また、作製した試料を蛍光X線分析装置で組成分析した。その結果、各試料の圧電磁器の組成は、調合した原料組成と同じ割合であった。これは、検出された元素の比率を、組成式BiTi12・xM1TiO(ただし、M1はSr、BaおよびCaのうち少なくとも1種)あるいはPbaM2TiZr(1−b−c)(ただし、M2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種)に当てはめて、各係数を算出するとともに、前記組成式の成分の量とMnOあるいはCrの量との比を計算し、前記組成式の成分100重量に対してそれらが何重量部に当たるかを算出して確認した。
本発明の圧電センサの一実施形態を示す斜視図である。 圧電磁器の動的圧電定数d33の評価装置を示す概略図である。 本発明の圧電センサの測定周波数と動的圧電定数d33の関係を示す図である。
符号の説明
l・・・基体
2、3・・・集電電極
4・・・分極方向
5・・・圧電センサ

Claims (6)

  1. 圧電磁器からなる基体の対向する一対の表面に集電電極を備える圧電センサであって、前記圧電磁器は、150℃における体積固有抵抗R(150℃)が25℃における体積固有抵抗R(25℃)より低く、150℃における圧電定数d33(150℃)が25℃における圧電定数d33(25℃)より高く、かつ荷重を50Hzの周波数で与えたときの動的圧電定数d33の温度特性が正であることを特徴とする圧電センサ。
  2. 前記圧電磁器は、25℃における体積固有抵抗R(25℃)に対する150℃における体積固有抵抗R(150℃)の比R(150℃)/R(25℃)が0.001〜0.4であるとともに、25℃における圧電定数d33(25℃)に対する150℃における圧電定数d33(150℃)の比d33(150℃)/d33(25℃)が1.1以上であることを特徴とする請求項1記載の圧電センサ。
  3. 前記圧電磁器は、組成式BiTi12・xM1TiOと表したとき、M1がSr、BaおよびCaのうち少なくとも1種であるとともに、0.30≦x≦0.95である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部含有することを特徴とする請求項1または2記載の圧電センサ。
  4. 前記圧電磁器は、組成式BiTi12・xM1TiOと表したとき、M1がSr、BaおよびCaのうち少なくとも1種であるとともに、0.30≦x≦0.95である成分100質量部に対して、CrをCr換算で4〜20質量部含有することを特徴とする請求項1または2記載の圧電センサ。
  5. 前記圧電磁器は、組成式PbaM2TiZr(1−b−c)と表したとき、M2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種であるとともに、0.95≦a≦1.05、0.05≦b≦0.3、0.4≦c≦0.5、である成分100質量部に対して、MnをMnO換算で3〜8質量部含有することを特徴とする請求項1または2記載の圧電センサ。
  6. 前記圧電磁器が、組成式PbaM2TiZr(1−b−c)と表したとき、M2がNb、YbおよびCoのうち少なくとも1種であるとともに、0.95≦a≦1.05、0.05≦b≦0.3、0.4≦c≦0.5、である成分100質量部に対して、CrをCr換算で4〜15質量部含有することを特徴とする請求項1または2記載の圧電センサ。
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