JP2009235805A - ドアロック装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロック機構40がロック状態にある際にインサイドドアハンドルIHが開扉操作された場合に、この開扉操作によってロックレバー80をアンロック動作させるダブルアクション機構と、ロックレバー80がロック位置に配置された場合にアンセット状態からセット状態に切り替え可能に構成し、セット状態においてはロック位置に配置されたロックレバー80に対する動力伝達を遮断してロックレバー80をロック位置に維持するダブルロック機構150とを備えている。
【選択図】 図1
Description
1A 本体ケース
1B ラッチケース
1C ストライカ侵入溝
1D ボス部
10 ラッチ機構
20 アウトサイドハンドルレバー
22 動作端部
23 受圧部
23a 受圧面
30 インサイドハンドルレバー
40 ロック機構
41 オープンリンクレバー
42 パニックレバー
50 コンタクトレバー
60 アクチュエータユニット
61 電動モータ
62 ウォームホイール
63 セクタレバー
63c,63d ロストモーションギア
64 ウォーム
66 リターンスプリング
67 ドライブギア
70 チャイルドレバー
80 ロックレバー
82 ラッチリンクレバー部
83 リンクピン
84 ロストモーションピン
85 ピンスライド溝
86 ロック側レバー当接部
87 ロック側センサ当接部
88 オーバーセンタースプリング
90 チャイルドピン
91 チャイルド選択ピン
100 チャイルドロック機構
110 ダブルロックピンレバー
111 スライド挿通孔
112 ロックピン形成部
113 ダブルロック側センサ当接部
114 ダブルロックピン
120 ノブレバー
121 ピン係合溝
122 ノブレバー連係部
123 インハン当接部
130 ダブルロックレバー
140 当接スプリング
141 位置規定突起
150 ダブルロック機構
200 ロック制御部
201 ロック/アンロックスイッチ
202 ダブルロックセット/アンセットスイッチ
203 ロック検出センサ
204 ダブルロック検出センサ
210 チャイルド用電動モータ
211 出力軸
212 ウォーム
B 車両本体
D ドア
IH インサイドドアハンドル
IP インサイドパネル
NL ロック操作部材
OH アウトサイドドアハンドル
OP アウトサイドパネル
S ストライカ
Claims (15)
- 車両本体に対してドアが閉位置に配置された場合にラッチ状態となってドアの開方向への移動を規制するラッチ機構と、
ドアハンドルから前記ラッチ機構に至るまでの間に介在し、かつロックレバーの位置に応じてアンロック状態とロック状態とに切り替え可能に構成し、前記ロックレバーがアンロック位置に配置された場合にアンロック状態となり、前記ドアハンドルの開扉操作を前記ラッチ機構に伝達してラッチ状態を解除する一方、前記ロックレバーがロック位置に配置された場合にロック状態となり、前記ドアハンドルの開扉操作を無効化して前記ラッチ機構のラッチ状態を維持するロック機構と、
ロック指令が与えられた場合に前記ロックレバーをロック動作させることによりアンロック状態にあるロック機構をロック状態に切り替える一方、アンロック指令が与えられた場合に前記ロックレバーをアンロック動作させることによりロック状態にあるロック機構をアンロック状態に切り替えるアクチュエータユニットと、
伝達状態と非伝達状態とに切替可能に構成し、伝達状態においては車両の室内に配設したインサイドドアハンドルの開扉操作を前記ロック機構に伝達する一方、非伝達状態においては前記インサイドドアハンドルから前記ロック機構への動力伝達を遮断するチャイルドロック機構と
を備えたドアロック装置において、
前記ロック機構がロック状態にある際に前記インサイドドアハンドルが開扉操作された場合に、この開扉操作によって前記ロックレバーをアンロック動作させるダブルアクション機構と、
前記ロックレバーがロック位置に配置された場合に前記アクチュエータユニットの駆動によりアンセット状態からセット状態に切り替え可能に構成し、セット状態においてはロック位置に配置されたロックレバーに対する動力伝達を遮断して前記ロックレバーをロック位置に維持するダブルロック機構と
を備えることを特徴とするドアロック装置。 - 車両の室内に操作可能に配設し、ロック操作した場合に前記ロックレバーをロック動作させることによりアンロック状態にあるロック機構をロック状態に切り替えるロック操作部材をさらに備え、
前記ダブルロック機構は、セット状態にある場合に前記ロック操作部材から前記ロックレバーに至る動力伝達系を遮断するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。 - 前記ダブルロック機構は、前記ロックレバーがロック位置に配置された状態において前記アクチュエータユニットがロック動作した場合にセット状態に切り替わるように構成したものであることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
- 前記ロックレバーと同一の軸心回りに回転可能に配設したノブレバーと、
前記ノブレバー及び前記ロックレバーの間を係脱する態様で移動可能に配設したダブルロックピンと
をさらに備え、
前記ダブルロック機構は、アンセット状態において前記ダブルロックピンを係合動作させることにより前記ノブレバー及び前記ロックレバーを互いに係合させる一方、セット状態において前記ダブルロックピンを離脱動作させることにより前記ノブレバー及び前記ロックレバーの係合状態を解除するものであり、
前記ダブルアクション機構は、前記インサイドドアハンドルが開扉操作された場合に前記ノブレバーをアンロック方向に回転させ、前記ダブルロックピンによって前記ノブレバーに係合されている場合に前記ロックレバーをアンロック動作させるものである
ことを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。 - 車両の室内に操作可能に配設し、ロック操作した場合に前記ロックレバーをロック動作させることによりアンロック状態にあるロック機構をロック状態に切り替えるロック操作部材と、
前記ロックレバーと同一の軸心回りに回転可能に配設したノブレバーと、
前記ノブレバー及び前記ロックレバーの間を係脱する態様で移動可能に配設したダブルロックピンと
をさらに備え、
前記ロック操作部材は、ロック操作した場合に前記ノブレバーをロック方向に回転させ、前記ダブルロックピンによって前記ノブレバーに係合されている場合に前記ロックレバーをロック動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。 - 前記アクチュエータユニットは、出力軸にドライブギアを有したロックモータと、このドライブギアに歯合するセクタレバーとを備えたものであり、
前記セクタレバーは、ロック動作において中立位置からロック方向に回転し、前記ロックレバーをロック位置に配置させた後に中立位置に復帰する一方、アンロック動作において中立位置からアンロック方向に回転し、前記ロックレバーをアンロック位置に配置させた後に中立位置に復帰するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。 - 前記ダブルロック機構は、セット方向に回転した場合に前記ダブルロックピンを係合動作させる一方、アンセット方向に回転した場合に前記ダブルロックピンを離脱動作させるダブルロックレバーを備えたものであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のドアロック装置。
- 前記アクチュエータユニットは、出力軸にドライブギアを有したロックモータと、このドライブギアに歯合するセクタレバーとを備えたものであり、
前記セクタレバーは、ロック動作において中立位置からロック方向に回転し、前記ロックレバーをロック位置に配置させた後に中立位置に復帰する一方、アンロック動作において中立位置からアンロック方向に回転し、前記ロックレバーをアンロック位置に配置させた後に中立位置に復帰するものであり、
前記ダブルロックレバーは、前記ロックレバーがロック位置に配置された状態で中立位置に復帰したセクタレバーがロック方向に回転した場合にセット方向に回転する一方、セット状態において中立復帰したセクタレバーがアンロック方向に回転した場合にアンセット方向に回転するものである
ことを特徴とする請求項7に記載のドアロック装置。 - 前記アクチュエータユニットは、出力軸にドライブギアを有したロックモータと、このドライブギアに歯合するセクタレバーとを備えたものであり、
セクタレバーは、ロストモーション機構を介して前記ロックレバーに係合し、反転した場合にこのロストモーション機構により所定の空転時間を経て前記ロックレバーに回転力を伝達するものであることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。 - 前記アクチュエータユニットは、出力軸にドライブギアを有したロックモータと、このドライブギアに歯合するセクタレバーとを備えたものであり、
セット指令が与えられた場合にセクタレバーをロック方向に回転させた後、中立復帰したセクタレバーをさらにロック方向に回転させて中立位置に復帰させるものであることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。 - 前記アクチュエータユニットは、出力軸にドライブギアを有したロックモータと、このドライブギアに歯合するセクタレバーとを備えたものであり、
アンセット指令が与えられた場合にセクタレバーをアンロック方向に回転させた後、中立復帰させるものであることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。 - 前記アクチュエータユニットは、前記ロック機構がロック状態においてロック指令が与えられた場合にはこれをキャンセルすることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
- 前記ノブレバーと前記ダブルロックピンとの間に介在する当接スプリングを備え、
この当接スプリングは、その弾性力により前記ダブルロックピンを介して前記ロックレバーが前記ノブレバーに対して相対的にアンロック方向に回転するように付勢するものであり、前記ダブルロック機構がセット状態にある際に前記インサイドドアハンドルを開扉操作した場合に前記当接スプリングの弾性力に抗して前記ノブレバーと前記ロックレバーとを相対回転させることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のドアロック装置。 - 前記アクチュエータユニットは、出力軸にドライブギアを有したロックモータと、このドライブギアに歯合するセクタレバーとを備えたものであり、
ドアの室内側に位置するインサイドパネルに沿って本体ケースを配設し、
この本体ケースの内部に前記ロック機構、前記ロックモータ、前記セクタレバー、前記チャイルドロック機構、前記ダブルアクション機構、前記ダブルロック機構を配設したことを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。 - 前記ロック操作部材は、車両の室内に出没可能に配設したものであり、前記ロック機構がアンロック状態にある場合にのみ車両の室内に突出することを特徴とする請求項2または請求項5に記載のドアロック装置。
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