JP2009234522A - 電磁弁制御装置及び電磁弁制御方法 - Google Patents

電磁弁制御装置及び電磁弁制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電磁弁の共振に基づく異音の発生を防止できる電磁弁制御装置及び電磁弁制御方法を提供する。
【解決手段】制動装置の液圧回路には、比例電磁弁が設けられている。ECUは、各車輪に制動力が付与されていない場合に、互いに周波数F1,F2,F3の異なる3種類の電気信号を順番に比例電磁弁のソレノイドに出力する。そして、ECUは、マスタ圧センサからの検出信号に基づき、マスタシリンダ圧Pの脈動の大きさを電気信号毎に検出し、マスタシリンダ圧Pの脈動の大きさが最も小さくなる周波数F3の電気信号を特定電気信号に設定する。その後、ECUは、比例電磁弁を作動させる場合には、特定電気信号を比例電磁弁のソレノイドに出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の制動装置に設けられる電磁弁を制御するための電磁弁制御装置及び電磁弁制御方法に関する。
一般に、車両に搭載される制動装置には、車輪毎に設けられたホイールシリンダに接続される流体圧回路としての液圧回路と、該液圧回路に設けられた複数種類の電磁弁(常開型及び常閉型の電磁弁やリニア電磁弁など)及びポンプなどを制御する電子制御装置(以下、「ECU」という。)とが設けられている。そして、ECUから所定周波数の電気信号が電磁弁のソレノイドに入力された場合に、該電磁弁が作動するようになっている。なお、電磁弁のソレノイドに入力される電気信号の所定周波数は、電磁弁が共振しない周波数に予め設定されている。
ところで、制動装置に設けられる電磁弁及び液圧回路を構成する液圧配管系は、大量生産されるものであるため、共振周波数は、電磁弁単体の設計誤差や車両に対する液圧配管系の設置状態などの影響により多少異なってしまう。そのため、同一構成の各制動装置の中には、予め設定された所定周波数の電気信号が電磁弁のソレノイドに入力された場合に、該電磁弁を起点とした共振に基づく異音が発生する装置がある。そこで、近年では、電磁弁の共振に基づく異音の抑制を図る方法として、例えば特許文献1に記載の異音抑制方法が提案されている。
この特許文献1に記載の異音抑制方法では、電磁弁を作動させる場合に、該電磁弁のソレノイドに対して周波数が徐々に変化する(長くなる又は短くなる)電気信号を入力させる。その結果、作動時において電磁弁及び液圧回路が共振する時間が非常に短くなることから、該電磁弁を起点とした共振に基づく制動装置からの異音の発生が抑制されていた。
米国特許第5,530,614号明細書
ところで、特許文献1に記載の異音抑制方法では、電磁弁や液圧配管系の共振周波数が電磁弁毎に多少異なることを考慮して、電磁弁のソレノイドに対して周波数が徐々に変化する電気信号が入力される。換言すると、電磁弁は、そのソレノイドに電気信号が入力されると、該電気信号の周波数が共振周波数と一致した一瞬だけ共振してしまう。したがって、電磁弁を作動させる場合に、該電磁弁を起点とした共振に基づく異音の発生を完全に防止できないという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電磁弁を起点とした共振に基づく異音の発生を防止できる電磁弁制御装置及び電磁弁制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、電磁弁制御装置にかかる請求項1に記載の発明は、車輪(FR,FL,RR,RL)に制動力を付与するためのホイールシリンダ(19a,19b,19c,19d)に接続される流体圧回路(15,16)を有する制動装置(11)に搭載され、且つ前記流体圧回路(15,16)に設けられる電磁弁(25,26)を制御するための電磁弁制御装置(18)であって、前記制動装置(11)には、前記電磁弁(25,26)及び前記流体圧回路(15,16)を構成する配管(21,22,43,44,45,46,47,48)で発生する振動に応じた検出信号を出力する振動検出センサ(SE1,SE6)が設けられると共に、周波数(F,F1,F2,F3)が互いに異なる複数種類の電気信号を生成可能な生成手段(51)と、該生成手段(51)によって生成された前記各電気信号が前記電磁弁(25,26)に出力される場合に、前記振動検出センサ(SE1,SE6)からの検出信号に基づき前記電磁弁(25,26)及び前記流体圧回路(15,16)を構成する配管(21,22,43,44,45,46,47,48)で発生する振動が最も小さくなる周波数(F,F1,F2,F3)の電気信号を特定電気信号(ES)に設定する設定手段(50、S12,S13,S14,S15)とを備え、前記生成手段(51)は、前記車輪(FR,FL,RR,RL)に制動力を付与するに際し前記電磁弁(25,26)を作動させる場合に、前記設定手段(50、S12,S13,S14,S15)によって設定された前記特定電気信号(ES)を生成して前記電磁弁(25,26)に出力することを要旨とする。
上記構成によれば、振動検出センサからの検出信号に基づき、最も振動が小さくなる周波数の電気信号が特定電気信号に設定される。そして、車輪に制動力を付与するに際し電磁弁を作動させる場合には、特定電気信号が電磁弁に入力される。その結果、電磁弁を起点とした電磁弁や配管の共振を好適に回避できる。したがって、電磁弁を起点とした共振に基づく異音の発生を防止できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電磁弁制御装置において、前記流体圧回路(15,16)には、該流体圧回路(15,16)内において流体を流動させるべく作動するポンプ(41,42)が設けられており、前記振動検出センサ(SE1)は、前記ポンプ(41,42)の作動により前記流体圧回路(15,16)内において前記電磁弁(25,26)を通過した流体の流体圧の変動に応じた検出信号を出力するように構成されていることを要旨とする。
一般に、電磁弁や配管が共振している場合、該共振に基づく振動は、流体圧回路内を流動する流体にも伝達される。そこで、本発明では、流体圧回路内の流体を流動させた状態で該流体の流体圧の変動の大きさに基づき、電磁弁の振動具合が計測される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電磁弁制御装置において、前記流体圧回路(15,16)は、運転手によるブレーキ操作に応じた流体圧を該流体圧回路(15,16)内に発生させるマスタシリンダ(12)に接続され、前記電磁弁(25,26)は、前記流体圧回路(15,16)における前記マスタシリンダ(12)側と前記ホイールシリンダ(19a,19b,19c,19d)側との間に圧力差を発生させるべく作動する弁であり、前記振動検出センサ(SE1)は、前記マスタシリンダ(12)内のマスタシリンダ圧(P)に応じた検出信号を出力するセンサであることを要旨とする。
上記構成によれば、制動装置に元々内蔵される、マスタシリンダ内のマスタシリンダ圧を検出するためのセンサからの検出信号に基づき、電磁弁や配管の振動具合が計測される。したがって、電磁弁や配管の振動を検出するための専用のセンサを別途設ける場合とは異なり、制動装置全体の部品点数の増加が抑制される。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電磁弁制御装置において、前記制動装置(11)内には、車両の加速度に応じた検出信号を出力する加速度センサ(SE6)が設けられており、該加速度センサ(SE6)が、前記振動検出センサとして機能することを要旨とする。
一般に、電磁弁や配管が共振した場合には、該電磁弁や配管を有する制動装置全体が振動する。そこで、本発明では、制動装置に内蔵される加速度センサからの検出信号から、電磁弁を起点とした共振に基づく制動装置の振動成分が抽出される。そして、電磁弁を起点とした共振に基づく制動装置の振動が最も小さくなるような周波数の電気信号が特定電気信号に設定される。その結果、電磁弁を起点とした共振に基づく異音の発生の防止に貢献できる。
一方、電磁弁制御方法にかかる請求項5に記載の発明は、車輪(FR,FL,RR,RL)に制動力を付与するためのホイールシリンダ(19a,19b,19c,19d)に接続される流体圧回路(15,16)に設けられる電磁弁(25,26)を制御する電磁弁制御方法であって、周波数(F,F1,F2,F3)が互いに異なる複数種類の電気信号を前記電磁弁(25,26)に入力し、該電磁弁(25,26)及び前記流体圧回路(15,16)を構成する配管(21,22,43,44,45,46,47,48)で発生する振動が最も小さくなる周波数(F,F1,F2,F3)の電気信号を特定電気信号(ES)に設定する設定ステップ(S12,S13,S14,S15)を有し、前記車輪(FR,FL,RR,RL)に制動力を付与するに際し前記電磁弁(25,26)を作動させる場合には、前記設定ステップ(S12,S13,S14,S15)にて設定した前記特定電気信号(ES)を前記電磁弁(25,26)に入力することを要旨とする。
上記構成によれば、請求項1に記載の発明と同等の作用効果を得ることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図5に従って説明する。なお、以下における本明細書中の説明においては、車両の進行方向(前進方向)を前方(車両前方)として説明する。また、特に説明がない限り、以下の記載における左右方向は、車両進行方向における左右方向と一致するものとする。
図1に示すように、本実施形態の制動装置11は、複数(本実施形態では4つ)の車輪(右前輪FR、左前輪FL、右後輪RR及び左後輪RL)を有する車両に搭載されている。この制動装置11は、マスタシリンダ12及びブースタ13を有する液圧発生機構14と、流体圧回路としての2つの液圧回路15,16を有する(図1では二点鎖線で示す。)液圧制御機構17と、該液圧制御機構17を制御するための電磁弁制御装置としての電子制御装置(以下、「ECU」という。)18とを備えている。各液圧回路15,16は、液圧発生機構14に接続されると共に、各車輪FR,FL,RR,RLに対応して設けられたホイールシリンダ19a,19b,19c,19dに接続されている。
液圧発生機構14には、ブレーキペダル20が設けられており、該ブレーキペダル20が車両の運転者によって踏込み操作(即ち、ブレーキ操作)された場合に、液圧発生機構14のマスタシリンダ12及びブースタ13が作動する。そして、マスタシリンダ12からは、液圧回路15,16を介してホイールシリンダ19a〜19d内に流体としてのブレーキ液がそれぞれ供給される。なお、液圧発生機構14には、ブレーキペダル20が踏込み操作されたことを検出するためのブレーキスイッチSW1が設けられ、該ブレーキスイッチSW1からは、運転手によるブレーキペダル20の操作態様に応じた信号がECU18に出力される。
液圧制御機構17の各液圧回路15,16には、マスタシリンダ12に連結される連結流路21,22が形成されており、該各連結流路21,22には、マスタシリンダ12内のマスタシリンダ圧とホイールシリンダ19a〜19d内のホイールシリンダ圧との間に圧力差を発生させるための比例差圧弁23,24がそれぞれ設けられている。これら各比例差圧弁23,24は、常開型の比例電磁弁25,26(「圧力調整弁」ともいう。)と、該比例電磁弁25,26と並列関係をなすリリーフ弁27,28とからそれぞれ構成されている。各比例電磁弁25,26は、それらのソレノイドに所定周波数の電気信号(図3参照)が入力された場合に、それぞれ作動するように構成されている。なお、第1液圧回路15の連結流路21には、マスタシリンダ12内のマスタシリンダ圧を検出するための振動検出センサとしてのマスタ圧センサSE1が接続され、該マスタ圧センサSE1からは、マスタシリンダ圧の大きさに対応した信号がECU18に出力される。
また、第1液圧回路15には、右前輪FRに制動力を付与するためのホイールシリンダ19aと、左後輪RLに制動力を付与するためのホイールシリンダ19dとが接続されている。また、第2液圧回路16には、左前輪FLに制動力を付与するためのホイールシリンダ19bと、右後輪RRに制動力を付与するためのホイールシリンダ19cとが接続されている。そして、各ホイールシリンダ19a〜19d内のホイールシリンダ圧の大きさに対応した制動力が、各車輪FR,FL,RR,RLにそれぞれ付与される。
また、第1液圧回路15には、ホイールシリンダ19aに接続される右前輪用経路29aと、ホイールシリンダ19dに接続される左後輪用経路29bとが形成されている。同様に、第2液圧回路16には、ホイールシリンダ19bに接続される左前輪用経路30aと、ホイールシリンダ19cに接続される右後輪用経路30bとが形成されている。そして、これら各経路29a,29b,30a,30b上には、ホイールシリンダ19a〜19d内のホイールシリンダ圧の増圧を規制する際に作動する常開型の第1電磁弁31,32,33,34(「保持弁」ともいう。)と、ホイールシリンダ19a〜19d内のホイールシリンダ圧を減圧させる際に作動する常閉型の第2電磁弁35,36,37,38(「減圧弁」ともいう。)がそれぞれ設けられている。
また、各液圧回路15,16には、各ホイールシリンダ19a〜19d内から第2電磁弁35〜38を介して流出したブレーキ液を一時貯留するためのリザーバ39,40と、モータMの回転に基づき駆動するポンプ41,42とがそれぞれ設けられている。これら各ポンプ41,42は、吸入用流路43,44を介してリザーバ39,40に接続されると共に、供給用流路45,46を介して液圧回路15,16における第1電磁弁31〜34と比例差圧弁23,24との間の接続部位A1,A2にそれぞれ接続されている。また、各吸入用流路43,44には、マスタシリンダ12側に向けて分岐された分岐液圧路47,48がそれぞれ形成されている。そして、ポンプ41,42は、モータMが回転した場合に、リザーバ39,40及びマスタシリンダ12側から吸入用流路43,44及び分岐液圧路47,48を介してブレーキ液を吸引し、該ブレーキ液を供給用流路45,46内にそれぞれ吐出する。
ECU18の図示しない入力側インターフェースには、ブレーキスイッチSW1、マスタ圧センサSE1、及び各車輪FR,FL,RR,RLの車輪速度を検出するための車輪速度センサSE2,SE3,SE4,SE5が電気的に接続されている。また、ECU18の出力側インターフェースには、各ポンプ41,42の駆動源であるモータM、比例電磁弁25,26及び各開閉弁31〜38が電気的に接続されている。そして、ECU18、ブレーキスイッチSW1、各種センサSE1〜SE5からの各入力信号に基づき、モータM、比例電磁弁25,26及び各開閉弁31〜38を個別に制御する。
また、ECU18には、図示しないCPU、ROM及びRAMなどから構成されるデジタルコンピュータと、モータM、比例電磁弁25,26及び各開閉弁31〜38を動作させるための図示しないドライバ回路とが設けられている。
次に、ECU18内において比例差圧弁23,24を駆動させる制御構成について、図2に基づき説明する。
図2に示すように、ECU18は、比例電磁弁25,26を制御するための電磁弁制御部50と、比例電磁弁25,26に向けて出力する電気信号を生成するための生成手段としての生成部51とを備えている。電磁弁制御部50は、CPUなどから構成されており、マスタ圧センサSE1からの検出信号が入力される。そして、電磁弁制御部50は、マスタ圧センサSE1からの検出信号に基づいた制御指令を生成部51に出力する。
生成部51は、CPU及び比例電磁弁25,26用のドライバ回路のうち少なくともドライバ回路から構成されており、互いに周波数F(図5参照)の異なる複数種類(本実施形態では3種類)の電気信号を生成可能である。すなわち、生成部51は、電磁弁制御部50からの制御指令に対応した周波数Fの電気信号を生成して比例電磁弁25,26のソレノイドに出力する。例えば、図3(a)(b)(c)に示すように、生成部51は、第1周波数F1の電気信号、第1周波数F1よりも長周波となる第2周波数F2の電気信号及び第2周波数F2よりも長周波となる第3周波数F3の電気信号を生成可能である。
ここで、もし仮に比例電磁弁25,26の共振周波数と略同一の周波数の電気信号が比例電磁弁25,26のソレノイドに入力されると、該比例差圧弁23,24が共振する。そして、この状態でポンプ41,42が作動すると、液圧回路15,16内のブレーキ液が比例電磁弁25,26を通過する際に、比例電磁弁25,26の共振がブレーキ液に伝わってしまう。その結果、液圧回路15,16内のブレーキ液圧が脈動(即ち、周期的に変動)し、液圧回路15,16を構成する流路21,22,43,44,45,46,47,48もまた振動する。すなわち、ブレーキ液圧の脈動が、液圧制御機構17全体に伝わる。そのため、液圧制御機構17(制動装置11)からは、比例差圧弁23,24の共振に基づく異音が発生することがある。このような異音が、制動装置11が駆動する度に車両の運転手に聞こえたとすると、該運転手に対して不快感を与えてしまうおそれがある。そこで、本実施形態のECU18では、各車輪FR,FL,RR,RLに対して制動力を付与していない場合、比例電磁弁25,26のソレノイドに出力する電気信号の周波数Fを設定するための制御処理が実行される。なお、比例電磁弁25,26のソレノイドに電気信号を入力した場合に、比例電磁弁25,26に接続される流路21,22,43,44,45,46,47,48が共振することがある。この場合にも、液圧制御機構17から異音が発生することもある。
次に、本実施形態のECU18が実行する電気信号設定処理ルーチンについて図4に示すフローチャート及び図5に示すタイミングチャートに基づき説明する。
さて、電気信号設定処理ルーチンが実行されると、ECU18は、各車輪FR,FL,RR,RLに対して制動力が付与されていない状態であるか否かを判定する(ステップS10)。この判定結果が否定判定である場合、ECU18は、各車輪FR,FL,RR,RLに制動力を付与中であると判断し、電気信号設定処理ルーチンを終了する。一方、ステップS10の判定結果が肯定判定である場合、ECU18は、モータMの回転を制御してポンプ41,42を一定速度で作動させる(ステップS11)。この場合、各液圧回路15,16内では、図1において一点鎖線の矢印が示す方向にブレーキ液が流動する。すなわち、ブレーキ液は、比例電磁弁25,26を通過しつつ液圧回路15,16内を流動する。
そして、ECU18は、電気信号を比例差圧弁23,24のソレノイドに出力させる(ステップS12)。具体的には、ECU18の電磁弁制御部50は、一つの周波数F(例えば、最も短周波である第1周波数F1)の電気信号を生成部51に生成させ、該電気信号を比例差圧弁23,24のソレノイドに生成部51から出力させる。続いて、ECU18の電磁弁制御部50は、マスタ圧センサSE1からの検出信号に基づき、マスタシリンダ圧Pの脈動の大きさ(即ち、脈動するマスタシリンダ圧Pの最大値と最小値との差)を演算する(ステップS13)。すなわち、図5のタイミングチャートに示すように、比例電磁弁25,26のソレノイドに入力される電気信号の周波数F1,F2,F3によって、マスタシリンダ圧Pの脈動の大きさは、大きく異なる。各周波数F1,F2,F3のうち第1周波数F1の電気信号の場合は、マスタシリンダ圧Pの脈動が最も大きい。また、第2周波数F2の電気信号の場合は、マスタシリンダ圧Pの脈動が2番目に大きいと共に、第3周波数F3の電気信号の場合は、マスタシリンダ圧Pの脈動が最も小さくなる。
なお、比例電磁弁25,26の振動の周波数と、ポンプ41,42の振動の周波数は、互いに異なっている。そのため、マスタ圧センサSE1から出力された検出信号から比例電磁弁25,26の振動に基づく成分のみを抽出し、該抽出した信号を用いて比例電磁弁25,26の振動に基づくマスタシリンダ圧Pの脈動の大きさが取得される。
続いて、ECU18は、生成部51にて生成可能な全ての周波数F1,F2,F3の電気信号について、該電気信号が比例電磁弁25,26に出力される際のマスタシリンダ圧Pの脈動の大きさが検出されたか否かを判定する(ステップS14)。この判定結果が否定判定である場合、ECU18は、まだマスタシリンダ圧Pの脈動の大きさが検出されていない周波数Fの電気信号があると判断し、その処理を前述したステップS12に移行する。
一方、ステップS14の判定結果が肯定判定である場合、ECU18の電磁弁制御部50は、ポンプ41,42を停止させるべくモータMの回転を停止させると共に、マスタシリンダ圧Pの脈動の大きさが最も小さい周波数F(本実施形態では、第3周波数F3)の電気信号を特定電気信号ESに設定する(ステップS15)。したがって、本実施形態では、電磁弁制御部50が、設定手段としても機能する。また、ステップS12,S13,S14,S15により、設定ステップが構成される。その後、ECU18は、電気信号設定処理ルーチンが終了する。
そして、その後の車両走行時において比例電磁弁25,26を作動させて車輪FR,FL,RR,RLに制動力を付与する場合、比例電磁弁25,26のソレノイドには、特定電気信号ES(即ち、第3周波数F3の電気信号)が入力される。このような特定電気信号ESが入力されても比例電磁弁25,26が共振することはないため、該比例電磁弁25,26を基点とした共振に基づく制動装置11からの異音の発生が良好に規制される。なお、特定電気信号ESのデューティ比(即ち、電圧が「オン」である期間と周波数Fに対応する時間との比)は、適宜変更される。
したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)電気信号設定処理ルーチンでは、マスタ圧センサSE1からの検出信号に基づき、最も振動が小さくなる周波数F(本実施形態では第3周波数F3)の電気信号が特定電気信号ESに設定される。そして、車輪FR,FL,RR,RLに制動力を付与するに際し比例電磁弁25,26を作動させる場合には、特定電気信号ESが比例電磁弁25,26のソレノイドに入力される。その結果、比例電磁弁25,26や流路21,22,43,44,45,46,47,48の共振を好適に回避できる。したがって、比例電磁弁25,26を基点とした共振に基づく異音が制動装置11から発生することを防止できる。
(2)一般に、比例電磁弁25,26が共振している場合、該共振に基づく振動は、液圧回路15,16内を流動するブレーキ液にも伝達され、該ブレーキ液を介して制動装置11全体に伝達される。その結果、制動装置11全体から異音が発生してしまう。そこで、本実施形態では、ポンプ41,42によって液圧回路15,16内のブレーキ液を流動させた状態で該ブレーキ液の液圧(流体圧)の脈動の大きさから、比例電磁弁25,26の振動具合が計測される。したがって、比例電磁弁25,26から制動装置11全体に伝達される振動(共振)を良好に計測でき、その結果、運転手に聞こえ得る異音の発生の防止に貢献できる。
(3)制動装置11に元々内蔵されるマスタ圧センサSE1からの検出信号に基づき、比例電磁弁25,26の振動具合が計測される。したがって、比例電磁弁25,26の振動を検出するための専用のセンサを別途設ける場合とは異なり、制動装置11全体の部品点数の増加を抑制できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図6に従って説明する。なお、第2の実施形態は、振動検出センサが第1の実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1の実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図6に示すように、液圧制御機構17及びECU18は、側面視略矩形状をなすハウジング60内に移動不能な状態で収容されている。このハウジング60内には、車両の進行方向における加速度(「前後加速度」ともいう。)を検出するための加速度センサSE6がさらに収容されており、該加速度センサSE6からは、車両の進行方向への加速度(又は減速度)に応じた信号をECU18に向けて出力される。
このようなハウジング60において、比例電磁弁25,26が共振してハウジング60全体が振動した場合、加速度センサSE6からの検出信号には、該振動成分も含まれてしまう。そこで、本実施形態の電気信号設定処理ルーチンでは、加速度センサSE6から出力された検出信号から車両の実際の加速又は減速とは無関係に振動するハウジング60の振動成分を抽出し、その抽出した信号を用いてハウジング60の振動が最も小さい周波数Fの電気信号が特定電気信号ESに設定される。そして、その後の車輪FR,FL,RR,RLへの制動力の付与に際し比例電磁弁25,26を作動させる場合には、特定電気信号ESが比例電磁弁25,26のソレノイドに出力される。
したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(4)電気信号設定処理ルーチンでは、加速度センサSE6からの検出信号に基づき、ハウジング60の振動が最も小さくなる周波数F(本実施形態では第2周波数F2)の電気信号が特定電気信号ESに設定される。そして、車輪FR,FL,RR,RLに制動力を付与するに際し比例電磁弁25,26を作動させる場合には、特定電気信号ESが比例電磁弁25,26のソレノイドに入力される。その結果、比例電磁弁25,26や流路21,22,43,44,45,46,47,48の共振を好適に回避できる。したがって、比例電磁弁25,26の共振に基づく異音が制動装置11から発生することを防止できる。
(5)比例電磁弁25,26が共振した場合には、該比例電磁弁25,26を有するハウジング60が振動する。そこで、本実施形態では、ハウジング60に内蔵される加速度センサSE6からの検出信号に基づき、ハウジング60の振動の大きさが検出される。そして、ハウジング60の振動が最も小さくなるような周波数Fの電気信号が特定電気信号ESに設定される。その結果、比例電磁弁25,26の共振に基づくハウジング60からの異音の発生を防止できる。
(6)本実施形態では、各比例電磁弁25,26のうち少なくとも一方で共振が発生した場合に、該共振を個別に検出可能である。そのため、各比例電磁弁25,26が共に共振しない周波数Fの電気信号を特定電気信号ESに設定することができる。
なお、上記各実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・第1の実施形態において、第2液圧回路16にもマスタ圧センサを設けてもよい。このように構成すると、各マスタ圧センサSE1からの各検出信号を利用することにより、各比例電磁弁25,26が共に共振しない周波数Fの電気信号を特定電気信号ESに設定できる。
・一般に、ECU18は、加速度センサSE6から出力された検出信号を増幅させる増幅回路を有している。そこで、第2の実施形態において、ECU18は、車両の加速度を検出するための第1の増幅回路と、比例電磁弁25,26の振動具合を検出するためであって、且つ第1の増幅回路よりも増幅率の高い第2の増幅回路とを設けた構成であってもよい。このように構成することにより、比例電磁弁25,26の振動に基づく検出信号の大きさが、車両の加速度に応じた検出信号の大きさに比して非常に小さいとしても、第1の増幅回路よりも増幅率の高い第2の増幅回路を利用することにより、比例電磁弁25,26の共振に基づくハウジング60の振動を的確に検出できる。
・また、比例電磁弁25,26の振動に基づく加速度センサSE6から出力された検出信号の振動の大きさが、車両の加速度を検出する際の検出信号にのってしまうノイズ成分に近い大きさである可能性がある。そこで、第2の実施形態において、ECU18は、車両の加速度を検出する場合には加速度センサSE6からの検出信号にフィルタリング処理を行う一方で、特定電気信号を設定する場合には加速度センサSE6からの検出信号にフィルタリング処理を行わなくてもよい。このように構成することにより、比例電磁弁25,26の共振の検出に貢献できる。
・第2の実施形態において、加速度センサSE6は、ハウジング60内に収容されるセンサであれば、車両の横方向加速度を検出するための加速度センサは車両の上下方向への加速度を検出するための加速度センサであってもよい。
・各実施形態において、特定電気信号ESを設定する場合には、互いに周波数Fの異なる3種類以外の複数種類(例えば4種類)の電気信号を順番に比例電磁弁25,26に出力するようにしてもよい。
・各実施形態において、電気信号設定処理ルーチンは、車両の停止中であって、且つ運転手がブレーキ操作をおこなっていないタイミングで実行してもよい。この場合、電気信号設定処理ルーチンの実行中に車両が発進したり、運転手がブレーキ操作したりした場合には、電気信号設定処理ルーチンを終了させることが望ましい。
また、電気信号設定処理ルーチンは、車両の出荷時や定期点検の際に実行するようにしてもよい。このように構成すると、比例電磁弁25,26の経年変化によって該比例電磁弁25,26の共振周波数が変移したとしても、電気信号設定処理ルーチンが実行されることにより比例電磁弁25,26を共振させない周波数Fの電気信号を特定電気信号ESに設定できる。
・各実施形態において、制動装置11は、流体としての気体(例えば窒素)が流動する流体圧回路としての気圧回路を有する構成であってもよい。
第1の実施形態における車両の制動装置のブロック図。 ECUの電気的構成の一部を示すブロック回路図。 (a)(b)(c)は互いに異なる周波数の電気信号を示すタイミングチャート。 第1の実施形態の電気信号設定処理ルーチンを示すフローチャート。 マスタシリンダ圧の脈動の大きさと電気信号の周波数との関係を示すタイミングチャート。 第2の実施形態の制動装置を模式的に示す側面図。
符号の説明
11…制動装置、12…マスタシリンダ、15,16…流体圧回路としての液圧回路、18…電磁弁制御装置としてのECU、19a〜19d…ホイールシリンダ、21,22,43,44,45,46,47,48…配管としての流路、25,26…比例電磁弁、40,41…ポンプ、50…設定手段としての電磁弁制御部、51…生成手段としての生成部、ES…特定信号、F,F1,F2,F3…周波数、FR,FL,RR,RL…車輪、P…マスタシリンダ圧、SE1…振動検出センサとしてのマスタ圧センサ、SE6…振動検出センサとしての加速度センサ。

Claims (5)

  1. 車輪(FR,FL,RR,RL)に制動力を付与するためのホイールシリンダ(19a,19b,19c,19d)に接続される流体圧回路(15,16)を有する制動装置(11)に搭載され、且つ前記流体圧回路(15,16)に設けられる電磁弁(25,26)を制御するための電磁弁制御装置(18)であって、
    前記制動装置(11)には、前記電磁弁(25,26)及び前記流体圧回路(15,16)を構成する配管(21,22,43,44,45,46,47,48)で発生する振動に応じた検出信号を出力する振動検出センサ(SE1,SE6)が設けられると共に、
    周波数(F,F1,F2,F3)が互いに異なる複数種類の電気信号を生成可能な生成手段(51)と、
    該生成手段(51)によって生成された前記各電気信号が前記電磁弁(25,26)に出力される場合に、前記振動検出センサ(SE1,SE6)からの検出信号に基づき前記電磁弁(25,26)及び前記流体圧回路(15,16)を構成する配管(21,22,43,44,45,46,47,48)で発生する振動が最も小さくなる周波数(F,F1,F2,F3)の電気信号を特定電気信号(ES)に設定する設定手段(50、S12,S13,S14,S15)とを備え、
    前記生成手段(51)は、前記車輪(FR,FL,RR,RL)に制動力を付与するに際し前記電磁弁(25,26)を作動させる場合に、前記設定手段(50、S12,S13,S14,S15)によって設定された前記特定電気信号(ES)を生成して前記電磁弁(25,26)に出力する電磁弁制御装置。
  2. 前記流体圧回路(15,16)には、該流体圧回路(15,16)内において流体を流動させるべく作動するポンプ(41,42)が設けられており、
    前記振動検出センサ(SE1)は、前記ポンプ(41,42)の作動により前記流体圧回路(15,16)内において前記電磁弁(25,26)を通過した流体の流体圧の変動に応じた検出信号を出力するように構成されている請求項1に記載の電磁弁制御装置。
  3. 前記流体圧回路(15,16)は、運転手によるブレーキ操作に応じた流体圧を該流体圧回路(15,16)内に発生させるマスタシリンダ(12)に接続され、前記電磁弁(25,26)は、前記流体圧回路(15,16)における前記マスタシリンダ(12)側と前記ホイールシリンダ(19a,19b,19c,19d)側との間に圧力差を発生させるべく作動する弁であり、
    前記振動検出センサ(SE1)は、前記マスタシリンダ(12)内のマスタシリンダ圧(P)に応じた検出信号を出力するセンサである請求項2に記載の電磁弁制御装置。
  4. 前記制動装置(11)内には、車両の加速度に応じた検出信号を出力する加速度センサ(SE6)が設けられており、
    該加速度センサ(SE6)が、前記振動検出センサとして機能する請求項1又は請求項2に記載の電磁弁制御装置。
  5. 車輪(FR,FL,RR,RL)に制動力を付与するためのホイールシリンダ(19a,19b,19c,19d)に接続される流体圧回路(15,16)に設けられる電磁弁(25,26)を制御する電磁弁制御方法であって、
    周波数(F,F1,F2,F3)が互いに異なる複数種類の電気信号を前記電磁弁(25,26)に入力し、該電磁弁(25,26)及び前記流体圧回路(15,16)を構成する配管(21,22,43,44,45,46,47,48)で発生する振動が最も小さくなる周波数(F,F1,F2,F3)の電気信号を特定電気信号(ES)に設定する設定ステップ(S12,S13,S14,S15)を有し、
    前記車輪(FR,FL,RR,RL)に制動力を付与するに際し前記電磁弁(25,26)を作動させる場合には、前記設定ステップ(S12,S13,S14,S15)にて設定した前記特定電気信号(ES)を前記電磁弁(25,26)に入力する電磁弁制御方法。
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