JP2009234419A - ワイパ装置およびその製造方法 - Google Patents

ワイパ装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009234419A
JP2009234419A JP2008082942A JP2008082942A JP2009234419A JP 2009234419 A JP2009234419 A JP 2009234419A JP 2008082942 A JP2008082942 A JP 2008082942A JP 2008082942 A JP2008082942 A JP 2008082942A JP 2009234419 A JP2009234419 A JP 2009234419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
link plate
output shaft
motor
detection member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008082942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4699490B2 (ja
Inventor
Masatoshi Nakamura
雅俊 中村
Masahiro Nakazato
政弘 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2008082942A priority Critical patent/JP4699490B2/ja
Priority to US12/411,496 priority patent/US7956502B2/en
Publication of JP2009234419A publication Critical patent/JP2009234419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4699490B2 publication Critical patent/JP4699490B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/0413Modular wiper assembly
    • B60S1/0422Modular wiper assembly having a separate transverse element
    • B60S1/0427Modular wiper assembly having a separate transverse element characterised by the attachment of the wiper motor holder to the transverse element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/06Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
    • B60S1/16Means for transmitting drive
    • B60S1/166Means for transmitting drive characterised by the combination of a motor-reduction unit and a mechanism for converting rotary into oscillatory movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/06Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
    • B60S1/16Means for transmitting drive
    • B60S1/18Means for transmitting drive mechanically
    • B60S1/24Means for transmitting drive mechanically by rotary cranks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/0413Modular wiper assembly
    • B60S1/0422Modular wiper assembly having a separate transverse element
    • B60S1/0425Modular wiper assembly having a separate transverse element characterised by the attachment of the wiper shaft holders to the transverse element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/043Attachment of the wiper assembly to the vehicle
    • B60S1/0433Attachement of a wiper modular assembly to the vehicle
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】出力軸にリンクプレートを固定した状態でワイパモータの交換作業を行えるようにし、メンテナンス性の向上を図る。
【解決手段】モータブラケット30の貫通孔32cの直径寸法dを、モータブラケット30に対してリンクプレート19を傾斜させた状態のもとで、ボールジョイント20を有するリンクプレート19の先端側が貫通し得る直径寸法とした。よって、出力軸75にリンクプレート19を固定した状態でワイパモータ50の交換作業を行うことができる。ワイパモータ50の交換作業時において、出力軸75に対するリンクプレート19の位置合わせ作業が不要となり、ワイパ部材のフロントガラスに対する位置精度を低下させること無くメンテナンス性を大幅に向上させることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ウィンドシールド上に設けられるワイパ部材を揺動駆動するワイパモータを備え、ウィンドシールドに付着した付着物を払拭するワイパ装置およびその製造方法に関する。
従来、自動車等の車両には、ウィンドシールドを払拭するワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、ウィンドシールド上に設けられるワイパ部材を揺動駆動するワイパモータを備えており、このワイパモータは、車室内の操作スイッチを操作することにより回転駆動するようになっている。ワイパモータとワイパ部材が連結されるピボット軸との間には、ワイパモータの回転運動を揺動運動に変換するリンク機構が設けられており、これにより、ピボット軸を介してワイパ部材が揺動駆動されて、ウィンドシールドに付着した付着物(雨水や埃等)を払拭することができる。
このようなワイパ装置としては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1に記載されたワイパ装置は、車両の運転席側および助手席側に対応する一対のピボット軸と、各ピボット軸をそれぞれ回動自在に支持する一対のピボットホルダとを備え、各ピボットホルダをフレーム部材によって連結した、所謂フレーム一体型のモジュラー型ワイパ装置となっている。
フレーム部材にはモータブラケットが固定されており、このモータブラケットにはワイパモータが装着されている。モータブラケットには、その一側面と他側面とを連通する貫通孔が設けられており、この貫通孔には、ワイパモータの出力軸が貫通している。出力軸の先端側には、貫通孔の直径寸法よりも大きい幅寸法のクランクアーム(リンクプレート)が、出力軸の軸線に対して略直角となるよう固定されている。このように、モータブラケットの一側面にはワイパモータが装着され、モータブラケットの他側面にはクランクアームが配置されている。
特開2007−181383号公報(図1)
ところで、ワイパモータは、出力軸の回転位置を検出する回転位置検出部材を備えており、この回転位置検出部材により出力軸の回転位置を検出することで、ワイパ部材の位置精度を確保している。これにより、ウィンドシールド上の上反転位置と下反転位置との間(払拭範囲内)でワイパ部材を精度良く揺動駆動させることができ、運転者の十分な視界を確保することが可能となっている。このため、出力軸の先端側に固定されるクランクアームは、出力軸の回転方向に対する規定位置で位置決めした状態で固定する必要があり、仮に、クランクアームを出力軸に対してズレ角度を持って固定した場合には、ワイパ部材の位置精度が低下することになる。
例えば、ワイパモータの長期に亘る使用に起因してワイパモータが劣化(異音発生や作動抵抗の増大等)した場合には、新しいワイパモータに交換する等、ワイパ装置のメンテナンスが必要となる。しかしながら、上述の特許文献1に記載されたワイパ装置によれば、古いワイパモータをモータブラケットから取り外す際に、クランクアームを出力軸から取り外す必要があり、また、新しいワイパモータをモータブラケットに装着した後に、出力軸の回転方向に対する規定位置でクランクアームを位置決めし、その状態でクランクアームを出力軸に固定する必要がある。したがって、ワイパモータを作動させつつクランクアームを出力軸に位置決めする等の手間がかかり、ワイパモータの交換作業が煩雑でありメンテナンス性が低かった。
本発明の目的は、出力軸にリンクプレートを固定した状態でワイパモータの交換作業を行えるようにし、メンテナンス性の向上を図ることができるワイパ装置を提供することにある。
本発明のワイパ装置は、ウィンドシールド上に設けられるワイパ部材を揺動駆動するワイパモータを備え、前記ウィンドシールドに付着した付着物を払拭するワイパ装置であって、内側に対向して配置されたマグネットが固定され、前記ワイパモータを形成するヨークと、前記マグネットの間に回転自在に設けられるアマチュア軸と、前記ヨークに接続され、前記ワイパモータを形成するギヤケースと、前記ギヤケース内に回転自在に設けられ、前記アマチュア軸の回転を減速する減速機構と、基端側が前記減速機構に固定され、先端側が前記ギヤケース外に延出する出力軸と、前記ギヤケース内に設けられ、前記ギヤケースに対する前記出力軸の回転位置を検出する回転位置検出部材と、基端側が前記出力軸の先端側に当該出力軸の回転方向に対する規定位置で固定されるリンクプレートと、前記ワイパモータと前記リンクプレートとの間に設けられ、一側面に前記ワイパモータが装着されるとともに他側面に向けて前記出力軸が貫通する貫通孔を有するモータブラケットとを備え、前記貫通孔の直径寸法を、前記モータブラケットに対して前記リンクプレートを傾斜させた状態のもとで、前記リンクプレートの先端側が貫通し得る直径寸法としたことを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記貫通孔の直径寸法を、前記リンクプレートの先端側にジョイント部材を固定した状態のもとで、前記リンクプレートの先端側が貫通し得る直径寸法としたことを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記回転位置検出部材を、前記減速機構に一体に設けられ前記出力軸とともに回転する第1検出部材と、前記第1検出部材と対向する前記ギヤケース内の非回転部に設けられ前記第1検出部材の回転状態を検出する第2検出部材とから構成することを特徴とする。
本発明のワイパ装置の製造方法は、ウィンドシールド上に設けられるワイパ部材を揺動駆動するワイパモータを備え、前記ウィンドシールドに付着した付着物を払拭するワイパ装置の製造方法であって、内側にマグネットが対向して固定されるヨークと、前記マグネットの間に回転自在に設けられるアマチュア軸と、前記ヨークに接続されるギヤケースと、前記ギヤケース内に回転自在に設けられ、前記アマチュア軸の回転を減速する減速機構と、基端側が前記減速機構に固定され、先端側が前記ギヤケース外に延出する出力軸と、前記ギヤケース内に設けられ、前記ギヤケースに対する前記出力軸の回転位置を検出する回転位置検出部材と、基端側が前記出力軸の先端側に当該出力軸の回転方向に対する規定位置で固定されるリンクプレートとを有する前記ワイパモータを準備する第1工程と、前記出力軸が貫通する貫通孔を有するモータブラケットを準備するとともに、前記モータブラケット対して前記リンクプレートを傾斜させ、その状態で前記リンクプレートの先端側を前記貫通孔に挿通する第2工程と、前記リンクプレートの前記貫通孔に対する傾斜を水平に戻すとともに、前記ワイパモータを前記モータブラケットに固定ネジで固定する第3工程とを備えることを特徴とする。
本発明のワイパ装置の製造方法は、前記第1工程において前記リンクプレートの先端側に予めジョイント部材を固定しておき、前記第2工程において前記ジョイント部材が固定された前記リンクプレートの先端側を前記貫通孔に挿通することを特徴とする。
本発明のワイパ装置の製造方法は、前記回転位置検出部材を、前記減速機構に一体に設けられ前記出力軸とともに回転する第1検出部材と、前記第1検出部材と対向する前記ギヤケース内の非回転部に設けられ前記第1検出部材の回転状態を検出する第2検出部材とから構成することを特徴とする。
本発明のワイパ装置によれば、モータブラケットの貫通孔の直径寸法を、モータブラケットに対してリンクプレートを傾斜させた状態のもとで、リンクプレートの先端側が貫通し得る直径寸法とするので、出力軸にリンクプレートを固定した状態でワイパモータの交換作業を行うことができる。したがって、ワイパモータの交換作業時において、出力軸に対するリンクプレートの位置合わせ作業が不要となり、ワイパ部材のウィンドシールドに対する位置精度を低下させること無くメンテナンス性を向上させることができる。また、リンクプレートを傾斜させつつワイパモータの交換作業を行うことができるので、ワイパモータの周囲が省スペースであっても、その交換作業の作業性低下を抑えることができる。
本発明のワイパ装置によれば、貫通孔の直径寸法を、リンクプレートの先端側にジョイント部材を固定した状態のもとで、リンクプレートの先端側が貫通し得る直径寸法としたので、リンクプレートの先端側にジョイント部材を固定した状態でワイパモータの交換作業を行うことができ、メンテナンス性をより向上させることができる。
本発明のワイパ装置によれば、回転位置検出部材を、減速機構に一体に設けられ出力軸とともに回転する第1検出部材と、第1検出部材と対向するギヤケース内の非回転部に設けられ第1検出部材の回転状態を検出する第2検出部材とから構成するので、第2検出部材により第1検出部材の回転状態を検出して出力軸の回転位置を検出することができる。
本発明のワイパ装置の製造方法によれば、ワイパ装置を、リンクプレートを有するワイパモータを準備する第1工程と、モータブラケットの貫通孔にリンクプレートを傾斜させてその先端側を貫通孔に挿通する第2工程と、ワイパモータをモータブラケットに固定する第3工程とから製造することができる。したがって、ワイパモータの交換作業時において、リンクプレートを出力軸から取り外したり固定したりする作業工程を省略することができ、メンテナンス性を向上させることができる。
本発明のワイパ装置の製造方法によれば、第1工程においてリンクプレートの先端側に予めジョイント部材を固定しておき、第2工程においてジョイント部材が固定されたリンクプレートの先端側を貫通孔に挿通するので、リンクプレートの先端側にジョイント部材を固定した状態でワイパモータの交換作業を行うことができ、メンテナンス性をより向上させることができる。
本発明のワイパ装置の製造方法によれば、回転位置検出部材を、減速機構に一体に設けられ出力軸とともに回転する第1検出部材と、第1検出部材と対向するギヤケース内の非回転部に設けられ第1検出部材の回転状態を検出する第2検出部材とから構成するので、第2検出部材により第1検出部材の回転状態を検出して出力軸の回転位置を検出することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るワイパ装置を搭載した車両の前方側を示す説明図を、図2は図1のワイパ装置を示す斜視図を、図3はモータブラケットの部分を裏側から見た斜視図を、図4はモータブラケットの構造を説明する説明図を、図5は図2の矢印A方向から見たワイパモータの拡大図を、図6はカバーおよび減速機構を説明する説明図をそれぞれ表している。
図1に示すように、車両10の前方側には、ウィンドシールドとしてのフロントガラス11が設けられており、このフロントガラス11上には、フロントガラス11に付着した雨や埃等(付着物)を払拭するDR側(運転席側)ワイパ部材12と、AS側(助手席側)ワイパ部材13とが設けられている。
DR側ワイパ部材12は、DR側ワイパブレード12aとDR側ワイパアーム12bとを有しており、DR側ワイパブレード12aはDR側ワイパアーム12bの先端側に回動自在に取り付けられている。AS側ワイパ部材13は、AS側ワイパブレード13aとAS側ワイパアーム13bとを有しており、AS側ワイパブレード13aはAS側ワイパアーム13bの先端側に回動自在に取り付けられている。各ワイパブレード12a,13aは、各ワイパアーム12b,13bの内側に設けられたコイルバネ(図示せず)により、それぞれフロントガラス11に弾圧的に接触するようになっている。
各ワイパブレード12a,13aは、フロントガラス11上の下反転位置LRPと上反転位置URPとの間に形成される各払拭範囲11a,11bを、それぞれ同期して同一方向に往復払拭動作するようになっている。つまり、各ワイパブレード12a,13aの払拭パターンはタンデム型となっている。
車両10におけるフロントガラス11の前端側には、フロントガラス11を払拭するワイパ装置14が搭載されている。ワイパ装置14は、図2および図3に示すように、各ワイパ部材12,13を揺動駆動するワイパモータ50が装着されるモータブラケット30を、フレーム部材40のDR側(図中左側)に固定した、所謂フレーム一体型のモジュラー型ワイパ装置を採用している。
ワイパ装置14は、一端側にDR側ワイパアーム12bが固定されるDR側ピボット軸15aと、一端側にAS側ワイパアーム13bが固定されるAS側ピボット軸15bとを備えており、DR側ピボット軸15aは、モータブラケット30に回動自在に支持され、AS側ピボット軸15bは、ピボットホルダ16に回動自在に支持されている。
DR側ピボット軸15aの他端側には、DR側駆動レバー17aの一端側が固定され、AS側ピボット軸15bの他端側には、AS側駆動レバー17bの一端側が固定されている。DR側駆動レバー17aの他端側とAS側駆動レバー17bの他端側との間には、各駆動レバー17a,17bの他端側にそれぞれ固定されたボールジョイント(図示せず)を介して、連結ロッド18の端部がそれぞれ回動自在に連結されている。
モータブラケット30はワイパモータ50を支持するとともに、ワイパモータ50の出力軸75を貫通させるようになっている。ワイパモータ50の出力軸75には、段付き形状となるよう屈曲されたリンクプレート19の基端側が固定されており、リンクプレート19の先端側は、出力軸75の軸方向に対して略直角となる方向に延出されている。これにより、モータブラケット30は、ワイパモータ50とリンクプレート19との間に設けられることになる。
リンクプレート19の先端側には、ボールジョイント(ジョイント部材)20が固定されており、このボールジョイント20には、駆動ロッド21の一端側が回動自在に連結されている。駆動ロッド21の他端側は、ボールジョイント(図示せず)を介してAS側駆動レバー17bの他端側に回動自在に連結されている。
ここで、リンクプレート19,駆動ロッド21,AS側駆動レバー17b,連結ロッド18およびDR側駆動レバー17aによってリンク機構22を構成している。このリンク機構22は、ワイパモータ50の回転駆動に伴うリンクプレート19の回転運動を、揺動運動に変換するとともに各ピボット軸15a,15bに伝達するようになっている。したがって、ワイパモータ50を回転駆動することにより、フロントガラス11の各払拭範囲11a,11bで各ワイパブレード12a,13aを往復払拭動作させることができる。
モータブラケット30は、図4に示すように、DR側ピボット軸15aをその内側に設けられた軸受(図示せず)を介して回動自在に支持するホルダ筒部31を備えている。このホルダ筒部31には、ブラケット本体32が一体に設けられており、このブラケット本体32は、ワイパモータ50が装着される平面部(一側面)32aと、当該平面部32aの外周側において垂直方向に立設される外周壁部32bとを有している。
平面部32aの略中央部分には、図3に示すように、ワイパモータ50の出力軸75が平面部32a側から裏面側(他側面)に向けて貫通される貫通孔32cが形成されている。貫通孔32cの周囲には、ワイパモータ50を平面部32aに固定するための固定ネジ23(図3参照)が貫通する3つのネジ孔32dが略等間隔で設けられている。また、貫通孔32cと外周壁部32bとの間が最も狭くなる箇所には、幅狭部32eが設けられている。
ブラケット本体32には、断面が略円弧形状のフレーム装着部33が一体に設けられており、このフレーム装着部33には、フレーム部材40のDR側の端部が一対のネジ部材24(図2,図3参照)により固定されるようになっている。
モータブラケット30は、一対の取り付け脚34を有しており、各取り付け脚34は、モータブラケット30を、車両10のDR側車体パネル(図示せず)に固定する役割を果たすものである。各取り付け脚34には、図2に示すように、ゴム製のブッシュ25がそれぞれ装着されている。各ブッシュ25に締結ボルト(図示せず)を挿通するとともに、当該締結ボルトをDR側車体パネルに固定することで、モータブラケット30はDR側車体パネルに固定される。
ピボットホルダ16は、図2に示すように、AS側ピボット軸15bをその内側に設けられた軸受(図示せず)を介して回動自在に支持するホルダ筒部16aを備えている。このホルダ筒部16aには、ピボットホルダ16を、車両10のAS側車体パネル(図示せず)に固定するための一対の取り付け脚16bが設けられている。各取り付け脚16bには、DR側と同様のブッシュ25が装着されており、各ブッシュ25に締結ボルト(図示せず)を挿通するとともに、当該締結ボルトをAS側車体パネルに固定することで、ピボットホルダ16はAS側車体パネルに固定される。
ピボットホルダ16には、さらに、フレーム部材40のAS側(図中右側)の端部が嵌合して固定される連結ボス16cが一体に設けられている。
モータブラケット30とピボットホルダ16との間には、車両10の車幅方向に延びる中空の円筒パイプよりなるフレーム部材40が設けられ、このフレーム部材40は、モータブラケット30とピボットホルダ16とを、互いに所定の相対位置となるよう連結している。したがって、長さの異なるフレーム部材40を準備することで、車幅方向の寸法が異なる種々の車両に対応できるようになっている。ただし、フレーム部材40は、中空の円筒パイプに限らず、フレーム部材40に必要とされる剛性等を考慮し、例えば、断面形状が六角形等の他の形状の中空部材を用いることもできる。
ワイパモータ50は、図5に示すように、モータ本体60とギヤケース70とから構成されており、モータ本体60とギヤケース70とは、締結ネジ51によって互いに接続されている。
モータ本体60は、薄肉の鋼板をプレス加工(絞り加工)することにより有底状に形成されたヨーク61を備えており、このヨーク61の内側には、断面が略円弧形状に形成された一対のマグネット62が固定されている。各マグネット62の内側には、コイル(図示せず)が巻装されたアマチュア63が回転自在に設けられており、アマチュア63の回転中心にはアマチュア軸64が固定されている。これにより、アマチュア軸64はヨーク61の内部において回転自在となっている。
アマチュア軸64には、一対のブラシ65が摺接する整流子66が固定されており、この整流子66には、アマチュア63に巻装されたコイルの端部が電気的に接続されている。図示しないコントローラから各ブラシ65に駆動電流を供給することでコイルに駆動電流が流れ、これによりアマチュア63は回転するようになっている。図6に示すように、アマチュア軸64には整流子66に加えて、一対のウォーム67が設けられており、各ウォーム67は、ギヤケース70の内部に配置されている。
ギヤケース70は、ケース本体71とカバー72とから構成されている。ケース本体71は、アルミ材料等を鋳造成形することにより有底状に形成されており、ケース本体71には、各固定ネジ23がそれぞれネジ結合される3つの取り付け脚71a(図示では2つのみ示す)が設けられている。
ケース本体71の内部には、一対のカウンタギヤ73と一のウォームホイール74とが回転自在に収容されており、各ウォーム67は各カウンタギヤ73にそれぞれ噛み合わされ、各カウンタギヤ73はウォームホイール74に噛み合わされている。これにより、アマチュア軸64の回転は、各ウォーム67および各カウンタギヤ73を介して、ウォームホイール74に伝達される。また、ウォームホイール74の回転中心には出力軸75の基端側が固定されており、この出力軸75の先端側は、ケース本体71の外部に延出されている。
ここで、各ウォーム67,各カウンタギヤ73およびウォームホイール74によって、本発明における減速機構を構成している。この減速機構は、アマチュア軸64の回転を所定の速度にまで減速して高トルク化し、高トルク化された回転力を、出力軸75を介して外部に出力するようになっている。
ウォームホイール74の出力軸75側とは反対側(図中上側)には、導電性材料としての薄肉の鉄板よりなる導電部材76が固定されており、この導電部材76は、ウォームホイール74、つまり、出力軸75とともに回転するようになっている。導電部材76には、一対の接触片(コンタクトポイント)77が一体に設けられており(図示では1つのみを示す)、各接触片77は、これと対向する接触板79に摺接するようになっている。
カバー72は、プラスチック等の樹脂材料を射出成形することにより有底状に形成されており、このカバー72の内側には、複数の電子部品を実装した樹脂製の基板78が装着されている。基板78には、導電性材料としての薄肉の鉄板よりなる一対の接触板79が装着されている。各接触板79には各接触片77が摺接するようになっており、当該各接触板79は、各接触片77の回転状態を検出するようになっている。ここで、基板78は、カバー72に固定されており、本発明における非回転部を構成している。
各接触板79には、図示しないコントローラが電気的に接続されており、このコントローラは、各接触板79同士が各接触片77を介して導電部材76により短絡されたか否かを判定するようになっている。そして、コントローラにより、導電部材76および各接触板79を介して上記短絡を検出することで、ギヤケース70に対する出力軸75の回転位置、つまり、図1に示す各ワイパブレード12a,13aのフロントガラス11に対する位置を検出することが可能となっている。ここで、導電部材76は本発明における第1検出部材を、各接触板79は本発明における第2検出部材をそれぞれ構成している。
このように、ワイパモータ50は導電部材76および各接触板79よりなる回転位置検出部材を備えており、これにより、各ワイパブレード12a,13aのフロントガラス11に対する位置を検出するようにしている。そのため、出力軸75の先端側には、当該出力軸75の回転方向に対する規定位置において、リンクプレート19の基端側を精度良く固定する必要がある。本実施の形態においては、ワイパモータ50の製造段階において、専用の組み付け治具等を用いることにより、出力軸75の上記規定位置でリンクプレート19を精度良く固定するようにしている。本発明における規定位置は、下反転位置となっている。
図5に示すように、モータブラケット30の貫通孔32cの直径寸法dは、リンクプレート19の先端側の幅寸法Wおよびボールジョイント20を含む高さ寸法Hよりも、余裕を持たせて大きい寸法となるよう設定している(d>W>H)。したがって、リンクプレート19をモータブラケット30に対して所定角度傾斜させた状態のもとで、リンクプレート19の先端側を貫通孔32cに挿通可能となっている。
次に、以上のように構成したワイパ装置14の製造方法について、図面を用いて詳細に説明する。
図7はワイパモータの製造工程を説明する説明図を、図8はワイパ装置組み立て工程(第1段階)を説明する説明図を、図9はワイパ装置組み立て工程(第2段階,第3段階)を説明する説明図を、図10(a),(b),(c)は図8および図9の組み立て工程をギヤケース側から見た説明図をそれぞれ表している。
[ワイパモータの製造工程]
まず、リンクプレート19の先端側にボールジョイント20を固定し、ボールジョイント20を有するリンクプレート19を準備する。次いで、図7の一点鎖線に示すように、ワイパモータ50の出力軸75の先端側に、当該出力軸75の回転方向に対する規定位置でリンクプレート19の基端側をナットNによって固定する。ここで、リンクプレート19の出力軸75への位置決めは、専用の組み付け治具等を用いて精度良く行うようにしている。その後、アマチュア軸64の軸方向(図中左右方向)に対して略垂直方向(図中上下方向)にリンクプレート19の先端側が向くようにしておき、これにより、ワイパモータ50が完成し、次のワイパ装置組み立て工程への準備が整う(第1工程)。
ここで、リンクプレート19の先端側の向きは、ワイパモータ50をモータブラケット30に装着した状態のもとで、リンクプレート19が幅狭部32eを跨ぐ方向となるようにしておく。
[ワイパ装置組み立て工程(第1段階)]
図8および図10に示すように、まず、所定形状に形成されたモータブラケット30を準備する。ここで、モータブラケット30にリンク機構22を予め組み付けておく場合には、図中矢印(1)に示すように、DR側駆動レバー17a(図中破線)を所定角度回動させておき、これにより、貫通孔32cにDR側駆動レバー17aが重ならないようにしておく。
次いで、ワイパモータ50をモータブラケット30に対して図中矢印(2)に示すように回転させ、モータブラケット30に対してリンクプレート19が所定角度α°となるよう傾斜させる。そして、リンクプレート19の先端側を平面部32aの幅狭部32eに臨ませる。その後、図中矢印(3)に示すように貫通孔32cに対してリンクプレート19を傾斜させた状態で、モータブラケット30に対してワイパモータ50を近接させていく。ここで、リンクプレート19を傾斜させた状態での先端側の幅寸法Dは、貫通孔32cの直径寸法dよりも小さい寸法となっている(D<d)。
モータブラケット30に対するワイパモータ50の近接動作を継続させて行い、貫通孔32cにボールジョイント20を含むリンクプレート19の先端側を挿通させる。次いで、図中矢印(4)に示すように、ワイパモータ50をモータブラケット30に対して傾斜させた状態のもとで、図中下方側に位置する一対の取り付け脚71aを、モータブラケット30の平面部32aに当接させる。これによりワイパ装置組み立て工程の第1段階が完了する(第2工程)。
なお、ギヤケース70の幅寸法(図10の左右方向の寸法)が本実施の形態よりも大きい別仕様のワイパモータ50を、モータブラケット30に装着する場合であっても、その装着過程において、リンクプレート19がモータブラケット30の幅狭部32eを跨ぐようにするため、モータブラケット30にギヤケース70が干渉することなく装着できるようになっている。
[ワイパ装置組み立て工程(第2段階)]
図9および図10に示すように、図中矢印(5)に倣って、ワイパモータ50をモータブラケット30に対して回転させ、モータブラケット30に対するリンクプレート19の傾斜を水平に戻す。次いで、図中矢印(6)に示すように、各固定ネジ23をそれぞれ各ネジ孔32dに差し込むとともに、各取り付け脚71aに所定の締め付けトルクでネジ結合させる。これにより、ワイパモータ50のモータブラケット30への装着が完了する(第3工程)。
[ワイパ装置組み立て工程(第3段階)]
その後、モータブラケット30にリンク機構22を予め組み付けておいた場合には、図9の矢印(7)に示すように、DR側駆動レバー17aを回動させて元に戻す。次いで、リンク機構22を連結、つまり、図2および図3に示すリンクプレート19,駆動ロッド21,AS側駆動レバー17b,連結ロッド18およびDR側駆動レバー17aをそれぞれ回動自在に連結させて、これにより、ワイパ装置14が完成する。
ここで、ワイパモータ50を長期に亘り使用し、その結果、ワイパモータ50を交換する等のメンテナンスが必要となった場合には、上記手順とは逆の手順で、かつ、ワイパ装置14を車両10に固定した状態のもとで、リンクプレート19が固定された古いワイパモータ50を取り外すようにする。
また、古いワイパモータ50に換えて新しいワイパモータ50をモータブラケット30に装着する場合には、出力軸75に精度良く固定されたリンクプレート19を有する新しいワイパモータ50、つまり、上記[ワイパモータの製造工程]において組み立てたワイパモータ50を、上記手順に従ってモータブラケット30に装着するようにする。
なお、ワイパモータ50のメンテナンス性を向上させるために、貫通孔32cに対するリンクプレート19の傾斜角度は、車両10側のスペースに合わせて任意に調整するようにし、場合によっては、モータブラケット30に対するリンクプレート19の傾斜角度にねじり角度を加えるようにしても良い。
以上詳述したように、本実施の形態に係るワイパ装置14によれば、モータブラケット30の貫通孔32cの直径寸法dを、モータブラケット30に対してリンクプレート19を傾斜させた状態のもとで、ボールジョイント20を有するリンクプレート19の先端側が貫通し得る直径寸法としたので、出力軸75にリンクプレート19を固定した状態でワイパモータ50の交換作業を行うことができる。
したがって、ワイパモータ50の交換作業時において、出力軸75に対するリンクプレート19の位置合わせ作業が不要となり、ワイパ部材12,13のフロントガラス11に対する位置精度を低下させること無くメンテナンス性を大幅に向上させることができる。また、リンクプレート19を傾斜させつつワイパモータ50の交換作業を行うことができるので、ワイパモータ50の周囲が省スペースであっても、その交換作業の作業性低下を抑えることができる。
さらに、本実施の形態に係るワイパ装置14の製造方法によれば、ワイパ装置14を、リンクプレート19を有するワイパモータ50を準備する工程(第1工程)と、モータブラケット30の貫通孔32cにリンクプレート19を傾斜させてその先端側を貫通孔32cに挿通する工程(第2工程)と、ワイパモータ50をモータブラケット30に固定する工程(第3工程)とから製造することができる。
したがって、ワイパモータ50の交換作業時において、リンクプレート19を出力軸75から取り外したり固定したりする作業工程を省略することができ、メンテナンス性を大幅に向上させることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、ワイパモータ50の製造工程(第1工程)において、ボールジョイント20をリンクプレート19に予め固定しておいた場合を示したが、本発明はこれに限らず、ワイパモータ50をモータブラケット30に装着した後、つまり、リンク機構22を組み付ける際にボールジョイント20をリンクプレート19に固定するようにしても良い。この場合、貫通孔32cの直径寸法を小さくすることができ、モータブラケット30の剛性を高めることができる。
また、上記実施の形態においては、回転位置検出部材を構成する第1検出部材として導電部材76を、回転位置検出部材を構成する第2検出部材として各接触板79を採用したものを示したが、本発明はこれに限らず、第1検出部材として多極マグネットを、第2検出部材としてホールICやMRセンサ等の磁気センサを採用することもできる。この場合、第1検出部材と第2検出部材との摺接を無くすことができるので、ワイパモータ50の作動音低減等を図ることが可能となる。
さらに、上記実施の形態においては、ワイパ装置14の払拭パターンをタンデム型としたものを示したが、本発明はこれに限らず、対向払拭型等、他の払拭パターンとしても良い。
また、上記実施の形態においては、ワイパ装置として、車両10の前方側のフロントガラス11を払拭するものを示したが、本発明はこれに限らず、車両10の後方側に設けられるウィンドシールドや、鉄道車両や航空機等のウィンドシールドを払拭するワイパ装置にも適用することができる。
本発明に係るワイパ装置を搭載した車両の前方側を示す説明図である。 図1のワイパ装置を示す斜視図である。 モータブラケットの部分を裏側から見た斜視図である。 モータブラケットの構造を説明する説明図である。 図2の矢印A方向から見たワイパモータの拡大図である。 カバーおよび減速機構を説明する説明図である。 ワイパモータの製造工程を説明する説明図である。 ワイパ装置組み立て工程(第1段階)を説明する説明図である。 ワイパ装置組み立て工程(第2段階,第3段階)を説明する説明図である。 (a),(b),(c)は、図8および図9の組み立て工程をギヤケース側から見た説明図である。
符号の説明
10 車両
11 フロントガラス(ウィンドシールド)
11a,11b 払拭範囲
12 DR側ワイパ部材(ワイパ部材)
12a DR側ワイパブレード
12b DR側ワイパアーム
13 AS側ワイパ部材(ワイパ部材)
13a AS側ワイパブレード
13b AS側ワイパアーム
14 ワイパ装置
15a DR側ピボット軸
15b AS側ピボット軸
16 ピボットホルダ
16a ホルダ筒部
16b 取り付け脚
16c 連結ボス
17a DR側駆動レバー
17b AS側駆動レバー
18 連結ロッド
19 リンクプレート
20 ボールジョイント(ジョイント部材)
21 駆動ロッド
22 リンク機構
23 固定ネジ
24 ネジ部材
25 ブッシュ
30 モータブラケット
31 ホルダ筒部
32 ブラケット本体
32a 平面部(一側面)
32b 外周壁部
32c 貫通孔
32d ネジ孔
32e 幅狭部
33 フレーム装着部
34 取り付け脚
40 フレーム部材
50 ワイパモータ
51 締結ネジ
60 モータ本体
61 ヨーク
62 マグネット
63 アマチュア
64 アマチュア軸
65 ブラシ
66 整流子
67 ウォーム(減速機構)
70 ギヤケース
71 ケース本体
71a 取り付け脚
72 カバー
73 カウンタギヤ(減速機構)
74 ウォームホイール(減速機構)
75 出力軸
76 導電部材(第1検出部材,回転位置検出部材)
77 接触片
78 基板(非回転部)
79 接触板(第2検出部材,回転位置検出部材)
LRP 下反転位置
URP 上反転位置
N ナット

Claims (6)

  1. ウィンドシールド上に設けられるワイパ部材を揺動駆動するワイパモータを備え、前記ウィンドシールドに付着した付着物を払拭するワイパ装置であって、
    内側に対向して配置されたマグネットが固定され、前記ワイパモータを形成するヨークと、
    前記マグネットの間に回転自在に設けられるアマチュア軸と、
    前記ヨークに接続され、前記ワイパモータを形成するギヤケースと、
    前記ギヤケース内に回転自在に設けられ、前記アマチュア軸の回転を減速する減速機構と、
    基端側が前記減速機構に固定され、先端側が前記ギヤケース外に延出する出力軸と、
    前記ギヤケース内に設けられ、前記ギヤケースに対する前記出力軸の回転位置を検出する回転位置検出部材と、
    基端側が前記出力軸の先端側に当該出力軸の回転方向に対する規定位置で固定されるリンクプレートと、
    前記ワイパモータと前記リンクプレートとの間に設けられ、一側面に前記ワイパモータが装着されるとともに他側面に向けて前記出力軸が貫通する貫通孔を有するモータブラケットとを備え、
    前記貫通孔の直径寸法を、前記モータブラケットに対して前記リンクプレートを傾斜させた状態のもとで、前記リンクプレートの先端側が貫通し得る直径寸法としたことを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置において、前記貫通孔の直径寸法を、前記リンクプレートの先端側にジョイント部材を固定した状態のもとで、前記リンクプレートの先端側が貫通し得る直径寸法としたことを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項1または2記載のワイパ装置において、前記回転位置検出部材を、前記減速機構に一体に設けられ前記出力軸とともに回転する第1検出部材と、前記第1検出部材と対向する前記ギヤケース内の非回転部に設けられ前記第1検出部材の回転状態を検出する第2検出部材とから構成することを特徴とするワイパ装置。
  4. ウィンドシールド上に設けられるワイパ部材を揺動駆動するワイパモータを備え、前記ウィンドシールドに付着した付着物を払拭するワイパ装置の製造方法であって、
    内側にマグネットが対向して固定されるヨークと、前記マグネットの間に回転自在に設けられるアマチュア軸と、前記ヨークに接続されるギヤケースと、前記ギヤケース内に回転自在に設けられ、前記アマチュア軸の回転を減速する減速機構と、基端側が前記減速機構に固定され、先端側が前記ギヤケース外に延出する出力軸と、前記ギヤケース内に設けられ、前記ギヤケースに対する前記出力軸の回転位置を検出する回転位置検出部材と、基端側が前記出力軸の先端側に当該出力軸の回転方向に対する規定位置で固定されるリンクプレートとを有する前記ワイパモータを準備する第1工程と、
    前記出力軸が貫通する貫通孔を有するモータブラケットを準備するとともに、前記モータブラケット対して前記リンクプレートを傾斜させ、その状態で前記リンクプレートの先端側を前記貫通孔に挿通する第2工程と、
    前記リンクプレートの前記貫通孔に対する傾斜を水平に戻すとともに、前記ワイパモータを前記モータブラケットに固定ネジで固定する第3工程とを備えることを特徴とするワイパ装置の製造方法。
  5. 請求項4記載のワイパ装置の製造方法において、前記第1工程において前記リンクプレートの先端側に予めジョイント部材を固定しておき、前記第2工程において前記ジョイント部材が固定された前記リンクプレートの先端側を前記貫通孔に挿通することを特徴とするワイパ装置の製造方法。
  6. 請求項4または5記載のワイパ装置の製造方法において、前記回転位置検出部材を、前記減速機構に一体に設けられ前記出力軸とともに回転する第1検出部材と、前記第1検出部材と対向する前記ギヤケース内の非回転部に設けられ前記第1検出部材の回転状態を検出する第2検出部材とから構成することを特徴とするワイパ装置の製造方法。
JP2008082942A 2008-03-27 2008-03-27 ワイパ装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP4699490B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008082942A JP4699490B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 ワイパ装置およびその製造方法
US12/411,496 US7956502B2 (en) 2008-03-27 2009-03-26 Wiper apparatus and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008082942A JP4699490B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 ワイパ装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009234419A true JP2009234419A (ja) 2009-10-15
JP4699490B2 JP4699490B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=41214276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008082942A Expired - Fee Related JP4699490B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 ワイパ装置およびその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7956502B2 (ja)
JP (1) JP4699490B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026439A1 (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 株式会社ミツバ ワイパ装置
JP2013154825A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Asmo Co Ltd ワイパ装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101628605B1 (ko) * 2015-02-03 2016-06-21 현대자동차주식회사 자동차용 와이퍼 장치
US20180201228A1 (en) * 2015-09-08 2018-07-19 Asmo Co., Ltd. Wiper device
DE102017206133B3 (de) 2017-04-10 2018-05-03 Ford Global Technologies, Llc Wischerbaugruppe für ein Kraftfahrzeug

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60253B2 (ja) * 1980-12-29 1985-01-07 マツダ株式会社 ワイパモ−タ取付部のカウルパネル構造
JPS63197765U (ja) * 1987-06-12 1988-12-20
JPH09301131A (ja) * 1996-05-21 1997-11-25 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd ワイパ制御装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197765A (ja) 1987-02-10 1988-08-16 野添 博司 時日経過タイル施工壁面の補強、落下防止、美化の方法
JPH0742889Y2 (ja) * 1988-09-16 1995-10-04 株式会社三ツ葉電機製作所 ワイパ駆動装置
DE69018368T2 (de) * 1989-10-23 1995-12-14 Asmo Co Ltd Scheibenwischeranlage für ein Fahrzeug.
DE19804954A1 (de) * 1998-02-07 1999-08-12 Itt Mfg Enterprises Inc Verfahren zur Montage eines Scheibenwischerantriebs und nach einem derartigen Verfahren hergestellter Antrieb
DE10014735A1 (de) * 2000-03-24 2001-10-11 Bosch Gmbh Robert Elektromotor insbesondere Wischermotor zum Wischen einer Scheibe eines Kraftfahrzeugs
US6963152B2 (en) * 2001-08-03 2005-11-08 Asmo Co., Ltd. Motor device having slidable guide portions
FR2865981B1 (fr) * 2004-02-06 2006-04-21 Valeo Systemes Dessuyage Moto-reducteur notamment pour mecanisme d'essuie-glace de vehicule automobile
US7135801B2 (en) * 2004-08-24 2006-11-14 Asmo Co., Ltd. Motor apparatus having rotational position detector
JP2007181383A (ja) 2005-12-28 2007-07-12 Asmo Co Ltd モータ装置及びワイパ装置
JP4981340B2 (ja) * 2006-03-29 2012-07-18 株式会社ミツバ 減速装置付きモータ
DE102007035650B4 (de) * 2006-07-28 2021-12-02 Mitsuba Corp. Elektromotor mit Untersetzungsgetriebemechanismus

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60253B2 (ja) * 1980-12-29 1985-01-07 マツダ株式会社 ワイパモ−タ取付部のカウルパネル構造
JPS63197765U (ja) * 1987-06-12 1988-12-20
JPH09301131A (ja) * 1996-05-21 1997-11-25 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd ワイパ制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026439A1 (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 株式会社ミツバ ワイパ装置
JP5706426B2 (ja) * 2010-08-23 2015-04-22 株式会社ミツバ ワイパ装置
JP2013154825A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Asmo Co Ltd ワイパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7956502B2 (en) 2011-06-07
US20090267433A1 (en) 2009-10-29
JP4699490B2 (ja) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4699490B2 (ja) ワイパ装置およびその製造方法
JP4938526B2 (ja) 車両用ワイパ装置
US20140077554A1 (en) Seat lifter
US8819888B2 (en) Wiper apparatus
JP5865306B2 (ja) ワイパ装置
JP5979925B2 (ja) ワイパ装置
JP5317750B2 (ja) ワイパ装置
JP6095662B2 (ja) ワイパモータ
JP5580061B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP4950909B2 (ja) ワイパ装置
JP5706426B2 (ja) ワイパ装置
JP5414428B2 (ja) ワイパ装置
JP4950925B2 (ja) ワイパ装置
JP2006176127A (ja) ワイパ駆動装置
JP6527752B2 (ja) 支持装置及びワイパ装置
JP4878542B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP6664878B2 (ja) モータ装置及びワイパ装置
JP6527767B2 (ja) 支持部材
JP2007185975A (ja) 車両用ワイパ装置
JP5184389B2 (ja) ワイパ装置
EP1806264B1 (en) Vehicle wiper device
JP2004007931A (ja) 減速機構付き電動モータ
JP2011121565A (ja) ワイパ装置
JP2018177159A (ja) ワイパ装置及びワイパモータ
JP2008120255A (ja) ワイパ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4699490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees