JP2009234066A - 農業用フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、機械的強度に優れ、強風や飛来物に起因する破れが生じにくい農業用フィルムを提供する。
【解決手段】 本発明の農業用フィルムは、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)がこの順に積層一体化されてなる農業用フィルムであって、上記外層(A)及び内層(C)は、密度0.890〜0.920g/cm3で且つメルトマスフローレイトが0.3〜5.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレンを60重量%以上含有する樹脂組成物からなると共に、上記中間層(B)は、酢酸ビニル成分の含有量が15〜30重量%で且つメルトマスフローレイトが0.5〜4.0g/10分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体と、Mg、Al、Ca、Zn、Si及びLiからなる群から選ばれた少なくとも一種の原子を含む無機粒子3〜20重量%とを含有する樹脂組成物よりなる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、農作物の栽培施設に使用される農業用フィルムに関する。
従来より、農作物を栽培する手段として、農業用ハウスを用いたハウス栽培が盛んに行なわれている。上記ハウス栽培においては、農業用ハウスによって、ハウス内を農作物の生育に適した条件にしたり、風雨から農作物を守ったり、石や埃などの飛来物による農作物の損傷を防いだりすることができる。
上記農業用ハウスは、ハウスの骨組みに農業用フィルムを展張して被覆することにより形成され、ここで用いられる農業用フィルムとしては、従来、ポリ塩化ビニルフィルムが多く用いられてきた。しかしながら、近年では、環境への安全性の配慮からエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする農業用フィルムが盛んに使用されるようになっている。
このようなエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする農業用フィルムとしては、例えば、特許文献1に、フィルム外層はエチレン−α−オレフィン共重合体と高密度ポリエチレンとからなる樹脂組成物を主成分とし、フィルム中間層はエチレン−酢酸ビニル共重合体とMg、Ca、Al、Si、Liの少なくとも1原子を含有する無機微粒子とを含有してなる樹脂組成物を主成分とし、フィルム内層はエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とする3層構造の農業用フィルムが開示されている。
又、特許文献2には、3層積層フィルムであって、フィルム内外層がエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる層であり、フィルム中間層がメタロセン触媒で共重合して得られるエチレン−α−オレフィン共重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体と、Mg、Ca、Al、Si、Liの少なくとも1原子を含有する無機微粒子とを含有してなる樹脂組成物を主成分とする層であることを特徴とする農業用フィルムが開示されている。
更に、特許文献3には、第一層はエチレン−α−オレフィン共重合体を主成分とする層であり、第二層はエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対しエチレン−α−オレフィン共重合体を25〜100重量部含有してなる樹脂組成物からなる層であり、第三層はエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対しエチレン−α−オレフィン共重合体を0〜50重量部含有してなる樹脂組成物からなる層であることを特徴とする農業用フィルムが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1〜3のようなエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とする農業用フィルムは、引裂強度及びインパクト強度に劣るため、台風などにより強い風が吹いた際に、農業用フィルムの折り目部分から裂けたり、石や埃などの飛来物によりフィルムが突き破られたりして、長期間に亘って使用することができなかった。
特開2000−324957号公報 特開2000−238201号公報 特開2001−334612号公報
本発明は、機械的強度及び透明性に優れ、強風や飛来物に起因する破れが生じにくい農業用フィルムを提供する。
本発明の農業用フィルムは、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)がこの順に積層一体化されてなる農業用フィルムであって、上記外層(A)及び内層(C)は、密度0.890〜0.920g/cm3で且つメルトマスフローレイトが0.3〜5.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレンを60重量%以上含有する樹脂組成物からなると共に、上記中間層(B)は、酢酸ビニル成分の含有量が15〜30重量%で且つメルトマスフローレイトが0.5〜4.0g/10分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体と、Mg、Al、Ca、Zn、Si及びLiからなる群から選ばれた少なくとも一種の原子を含む無機粒子3〜20重量%とを含有する樹脂組成物よりなることを特徴とする。
本発明の農業用フィルムの外層(A)及び内層(C)を構成する樹脂成分としては、直鎖状低密度ポリエチレンを含有してなる樹脂組成物が用いられる。
上記直鎖状低密度ポリエチレンは、チーグラー触媒や、メタロセン触媒、クロム系触媒などのシングルサイト系触媒を用いて、エチレンとα−オレフィンとを中低圧にて共重合体させて得られ、α−オレフィンの種類や量を調整することによって、密度範囲を制御することができる。なお、触媒としてはメタロセン触媒が好ましい。又、α−オレフィンとしては、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、4−メチル−1−ペンテンなどが挙げられ、農業用フィルムが透明性及び強度に優れているので、1−ヘキセン又は1−オクテンが好ましい。
そして、上記直鎖状低密度ポリエチレンの密度は、低いと、農業用フィルムの表面がべとついて、ブロッキングしやすくなり、農業用フィルムを展開するのが困難になったり、農業用フィルムの引裂強度が低下する一方、高いと、農業用フィルムのインパクト強度が低下し、飛来物に起因するフィルムの破れが生じやすくなるので、0.890〜0.920g/cm3に限定され、0.900〜0.915g/cm3が好ましい。
なお、本発明における直鎖状低密度ポリエチレンやエチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂の密度は、JIS K 7112「プラスチック−非発泡プラスチックの密度の測定方法」に準拠して測定された密度をいう。
又、上記直鎖状低密度ポリエチレンのメルトマスフローレイト(以下、「MFR」と略す)は、低いと、農業用フィルムの製膜安定性が低下する一方、高いと、農業用フィルムの引裂強度及びインパクト強度などの機械的強度が不十分になるので、0.3〜5.0g/10分に限定され、0.8〜3.0g/10分が好ましい。
なお、本発明における直鎖状低密度ポリエチレンやエチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂のMFRは、JIS K 7210「プラスチック−熱可塑性プラスチックのメルトマスフローレイト(MFR)の試験方法」に準拠して、温度190℃、荷重21.18Nの条件で測定された値をいう。
そして、上記外層(A)及び内層(C)を構成する樹脂組成物における上記直鎖状低密度ポリエチレンの含有量は、少ないと、農業用フィルムの引裂強度及びインパクト強度が不十分になるので、60重量%以上に限定され、80重量%以上が好ましい。
なお、上記外層(A)及び内層(C)を構成する樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上述の直鎖状低密度ポリエチレン以外の熱可塑性樹脂が含有されていてもよいが、上述の直鎖状低密度ポリエチレンのみからなるのが好ましい。又、農業用フィルムの外層(A)を構成する樹脂組成物と、内層(C)を構成する樹脂組成物は、同じ組成でなくてもよいが、同じ組成であることが好ましい。
そして、本発明の農業用フィルムの中間層(B)を構成する樹脂成分としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体と、所定の無機粒子を含有してなる樹脂組成物が用いられる。
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体における酢酸ビニル成分の含有量は、少ないと、農業用フィルムのインパクト強度や柔軟性が低下し一方、多いと、農業用フィルムが柔らかくなり過ぎて作業性が低下し、或いは、農業用フィルムの製膜安定性が低下するので、15〜30重量%に限定され、18〜25重量%が好ましい。
そして、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体のMFRは、低いと、農業用フィルムの製膜安定性が低下する一方、高いと、農業用フィルムの引裂強度及びインパクト強度が不十分になるので、0.5〜4.0g/10分に限定され、0.8〜2.0g/10分が好ましい。
上記中間層(B)を構成する樹脂組成物におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の含有量は、少ないと、農業用フィルムの柔軟性及び製膜安定性が低下する一方、多いと、農業用フィルムの引裂強度及びインパクト強度が低下するので、50〜85重量%が好ましく、60〜75重量%がより好ましい。
なお、上記中間層(B)を構成する樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上述のエチレン−酢酸ビニル共重合体以外の熱可塑性樹脂を含有していてもよいが、上述のエチレン−酢酸ビニル共重合体のみからなるのが好ましい。
そして、中間層(B)には、Mg、Al、Ca、Zn、Si及びLiからなる群から選ばれた少なくとも一種の原子を含む無機粒子が含有されている。このように、中間層(B)に、所定の原子を少なくとも一種以上含有する無機粒子を含有させることによって、農業用フィルムの保温性の向上と、農業用フィルムの製膜時における押出変動を防止して農業用フィルムの製膜安定性の向上を図っている。
このような無機粒子としては、例えば、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム、酸化珪素、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウム、燐酸リチウム、燐酸カルシウム、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、アルミン酸カルシウム、アルミン酸マグネシウム、アルミノ珪酸ナトリウム、アルミノ珪酸カリウム、アルミノ珪酸カルシウム、カオリン、クレー、タルク、マイカ、ハイドロタルサイト類化合物(ハイドロタルサイトを含む)、アルミニウム−リチウム−マグネシウム複合炭酸塩化合物、アルミニウム−リチウム−マグネシウム複合珪酸塩化合物、マグネシウム−アルミニウム−珪素複合水酸化物、マグネシウム−アルミニウム−珪素複合硫酸塩化合物、マグネシウム−アルミニウム−珪素複合炭酸塩化合物などが挙げられ、ハイドロタルサイトが好ましい。ここで、ハイドロタルサイト類化合物とは、M2+ 1-xM3+ x(OH)2An- x/n・nH2O〔M2+及びM3+は2価及び3価のイオン、x=0.25〜0.33、Aはゲスト化合物〕で表わせる鉱物をいう。なお、無機粒子は単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
中間層(B)中における無機粒子の含有量は、少ないと、農業用フィルムの保温性が低下する一方、多いと、農業用フィルムの透明性が低下するので、3〜20重量%に限定され、5〜10重量%が好ましい。
本発明の内層(C)の表面には、防曇流滴剤により形成された防曇流滴層が設けられるのが好ましい。このように農業用フィルムの内層(C)の表面に防曇流滴層を設けることにより、農業用フィルムを農業用ハウスに使用した際に、ハウス内外の温度差などにより発生する水滴が、ハウス内で栽培している作物の上に直接落下せずに防曇流滴層を伝って流れるので、作物に病害が発生するのを防止することができる。
上記防曇流滴剤としては、水系媒体中にコロイダルシリカ及び/又はコロイダルアルミナが含有されてなるものが用いられ、特に、水系媒体中にコロイダルシリカ及び/又はコロイダルアルミナが分散されてなる防曇流滴剤が好ましい。
又、上記防曇流滴剤に用いられる水系媒体としては、特に限定されず、水単独でも、アルコールなどの水溶性媒体と水との混合液であってもよい。なお、水系媒体として、水溶性媒体と水との混合液を用いる場合、水系媒体中における水溶性媒体の含有量は、多いと、防曇流滴剤を乾燥する際に引火する虞れがあるので、50重量%以下が好ましい。
そして、上記コロイダルシリカの形状は、特に限定されないが、粒子状のもの、又は粒子状のものが連なったものが好ましく用いられる。
又、上記防曇流滴剤に用いられるコロイダルアルミナの形状は、特に限定されず、例えば、粒子状、板状、針状、羽毛状などが挙げられる。なお、上記コロイダルアルミナの形状は、農業用フィルムに要求される初期防曇性、防曇持続性、透明性などの特性に合わせて適宜選択するのが好ましい。
なお、上記防曇流滴剤には、必要に応じて、親水性樹脂バインダー、疎水性樹脂バインダー、粘度調整剤、エマルジョン、消泡剤などの添加剤が添加されていてもよい。
又、上記防曇流滴剤を製造する方法としては、特に限定されず、従来公知の方法によればよく、例えば、上記水系媒体と、コロイダルシリカ及び/又はコロイダルアルミナを混合し、更に必要に応じて添加剤を添加して、ホモジナイザーなどの攪拌装置で攪拌して製造する方法が挙げられる。
そして、本発明の農業用フィルムの内層(C)の表面に防曇流滴層を形成する方法としては、特に限定されず、例えば、上記防曇流滴剤を、グラビアコーターなどのロールコート法、バーコード法、ディップコート法、スプレー法、はけ塗り法などにより、農業用フィルムの内層(C)の表面に塗布した後、乾燥させる方法が挙げられる。
なお、上記農業用フィルムには、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、無機保温剤、有機保温剤、光安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、防霧剤、滑剤、顔料などの添加剤が添加されていてもよい。
上記無機保温剤は、農業用フィルムの保温性向上及びフィルムの農業用フィルム押出製膜時における押出変動防止の目的で添加される。このような無機保温剤としては、特に限定されず、例えば、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸アルミニウム、燐酸リチウム、燐酸カルシウム、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、カオリン、クレー、タルク、ハイドロタルサイト類、リチウムアルミニウム複合水酸化物、及び、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属、12族(2B族)元素、炭素以外の14族(4B族)元素から選ばれる少なくとも2種以上の元素を有する複合水酸化物などが挙げられ、これらは単独で用いられても、2種以上が併用されてもよい。
又、上記光安定剤としては、従来公知のものが使用できるが、これらのなかでも、ヒンダードアミン系光安定剤が好ましい。上記ヒンダードアミン系光安定剤としては、例えば、コハク酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、ポリ{[6−[(1,1,3,3‐テトラメチルブチル)アミノ]−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル][(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]ヘキサメチレン[(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]}などが挙げられ、単独で用いられても、2種以上が併用されてもよい。
そして、上記酸化防止剤としては、従来公知のものが使用できるが、熱安定剤としての効果を兼ね備えているものが好ましい。このような酸化防止剤としては、例えば、カルボン酸の金属塩、フェノール系抗酸化剤、有機亜燐酸エステルなどのキレーターが挙げられ、単独で用いられても、2種以上が併用されてもよい。
又、上記紫外線吸収剤としては、従来公知のものが使用でき、例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールなどのベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、サリチル酸エステル系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤などが挙げられ、単独で用いられても、2種以上が併用されてもよい。
そして、上記防霧剤としては、従来公知のものが使用でき、例えば、シリコーン系、フッ素系などの界面活性剤が挙げられる。上記滑剤としては、従来公知のものが使用でき、例えば、ステアリン酸アマイドなどの飽和脂肪酸アマイド、エルカ酸アマイド、オレイン酸アマイドなどの不飽和脂肪酸アマイド、エチレンビスステアリン酸アマイドなどのビスアマイドなどが挙げられる。
更に、本発明の農業用フィルムの厚さは、薄いと、農業用フィルムの引裂強度及びインパクト強度が低下することがある一方、厚いと、農業用フィルムの裁断、接合、展張作業が困難となり、取扱い性が低下することがあるので、50〜200μmが好ましく、70〜170μmがより好ましい。
次に、上記農業用フィルムの製膜方法について説明する。上記農業用フィルムの製膜方法としては、特に限定されず、例えば、インフレーション法、Tダイ法、カレンダー法などが挙げられ、インフレーション法による多層押出法が好ましい。
上記インフレーション法による多層押出法としては、例えば、3機の押出機が接続具を介して一のサーキュラダイに接続されてなる製膜装置を用意し、この製膜装置の3機の押出機に、それぞれ外層(A)、中間層(B)及び内層(C)用の樹脂組成物を供給し、各押出機内で溶融混練させた後、溶融状態の樹脂組成物をサーキュラダイに供給して、サーキュラダイから円筒状に共押出製膜すると共に、サーキュラダイの中心部から圧縮空気を供給して、共押出された樹脂組成物を周方向に延伸して長尺の円筒状フィルムを製膜し、この円筒状フィルムを切り開いて巻き取る方法が挙げられる。
本発明の農業用フィルムは、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)がこの順に積層一体化されてなる農業用フィルムであって、上記外層(A)及び内層(C)は、密度0.890〜0.920g/cm3で且つメルトマスフローレイトが0.3〜5.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレンを60重量%以上含有する樹脂組成物からなると共に、上記中間層(B)は、酢酸ビニル成分の含有量が15〜30重量%で且つメルトマスフローレイトが0.5〜4.0g/10分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体と、Mg、Al、Ca、Zn、Si及びLiからなる群から選ばれた少なくとも一種の原子を含む無機粒子3〜20重量%とを含有する樹脂組成物よりなることから、引裂強度やインパクト強度などの機械的強度や透明性に優れている。従って、本発明の農業用フィルムは、強風などによりフィルムの折り目部分が裂けたり、石や埃などの飛来物によりフィルムが突き破られたりすることがほとんどないので、長期間に亘って好適に使用することができる。
更に、本発明の農業用フィルムは、中間層に所定の無機粒子が所定量含有されているので、優れた透明性及び保温性を有する。
更に、本発明の農業用フィルムの内層(C)の表面に防曇流滴層を設けることにより、上記農業用フィルムを農業用ハウスに使用した際にハウス内外の温度差などにより発生する水滴が、ハウス内で栽培している作物の上に直接落下せずに防曇流滴層を伝って流れるため、作物に病害が発生するのを防止することができる。
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
3機の押出機が接続具を介して一のサーキュラダイに接続されてなる製膜装置を用意し、この製膜装置の第1押出機を外層(A)用の押出機として、直鎖状低密度ポリエチレンA(プライムポリマー社製 商品名「モアテック0138NK」、重合触媒:チーグラー系触媒、α−オレフィン:1−オクテン、密度:0.916g/cm3、MFR:1.5g/10分)100重量部を第1押出機に供給し、第2押出機を中間層(B)用の押出機として、エチレン−酢酸ビニル共重合体A(東ソー社製 商品名「ウルトラセン627」、酢酸ビニル成分含有量:20重量%、密度:0.941g/cm3、MFR:0.8g/10分)90重量部及び無機微粒子Aとしてマグネシウム−アルミニウム複合水酸化物塩(協和化学工業社製 商品名「DHT−4A」)10重量部からなる樹脂組成物を第2押出機に供給し、第3押出機を内層(C)用の押出機として、直鎖状低密度ポリエチレンA80重量部及び低密度ポリエチレンA(旭化成ケミカルズ社製 商品名「サンテックF1920」、密度:0.921g/cm3、MFR:2.0g/10分)20重量部を第3押出機に供給して、それぞれの押出機内で溶融混練した後、第1〜3押出機から溶融状態の樹脂組成物をサーキュラダイに供給して、外層(A)、中間層(B)、内層(C)がこの順に積層一体化された状態となるようにサーキュラダイから円筒状に共押出製膜すると共に、サーキュラダイの中心部から圧縮空気を供給し、共押出された樹脂組成物を周方向に延伸して長尺の円筒状フィルムを製膜し、この円筒状フィルムを切り開いて巻き取ることにより、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例2)
直鎖状低密度ポリエチレンAを90重量部の代わりに97重量部、マグネシウム−アルミニウム複合水酸化物塩を10重量部の代わりに3重量部を第2押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例3)
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aを90重量部の代わりに80重量部、マグネシウム−アルミニウム複合水酸化物塩を10重量部の代わりに20重量部を第2押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例4)
直鎖状低密度ポリエチレンAの代わりに、直鎖状低密度ポリエチレンA60重量部及び低密度ポリエチレンA40重量部を第1押出機に供給したこと以外は、実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例5)
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aの代わりに、エチレン−酢酸ビニル共重合体B(密度:0.938g/cm3、MFR:1.0g/10分、酢酸ビニル含有量:15重量%)を第2押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例6)
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aの代わりに、エチレン−酢酸ビニル共重合体C(密度:0.948g/cm3、MFR:3.0g/10分、酢酸ビニル含有量:30重量%)を第2押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例7)
マグネシウム−アルミニウム複合水酸化物塩の代わりに、無機微粒子Bとして、リチウム−アルミニウム複合水酸化物塩(澤化学工業社製 商品名「ミズカラック」)を第2押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例8)
直鎖状低密度ポリエチレンAの代わりに、直鎖状低密度ポリエチレンB(重合触媒:チーグラー系触媒、α−オレフィン:1−オクテン、密度:0.90g/cm3、MFR:1.5g/10分)を第1押出機及び第3押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例9)
直鎖状低密度ポリエチレンAの代わりに、直鎖状低密度ポリエチレンC(重合触媒:チーグラー系触媒、α−オレフィン:1−オクテン、密度:0.920g/cm3、MFR:1.5g/10分)を第1押出機及び第3押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例10)
直鎖状低密度ポリエチレンAの代わりに直鎖状低密度ポリエチレンD(重合触媒:メタロセン系触媒、α−オレフィン:1−オクテン、密度:0.915g/cm3、MFR:1.0g/10分)を第1押出機及び第3押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例11)
直鎖状低密度ポリエチレンAの代わりに直鎖状低密度ポリエチレンE(重合触媒:チーグラー系触媒、α−オレフィン:1−ヘキセン、密度:0.915g/cm3、MFR:1.5g/10分)を第1押出機及び第3押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例12)
直鎖状低密度ポリエチレンAの代わりに、直鎖状低密度ポリエチレンF(重合触媒:チーグラー系触媒、α−オレフィン:1−ブテン、密度:0.915g/cm3、MFR:1.5g/10分)を第1押出機及び第3押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(実施例13)
直鎖状低密度ポリエチレンAの代わりに、直鎖状低密度ポリエチレンG(重合触媒:メタロセン系触媒、α−オレフィン:1−ヘキセン、密度:0.915g/cm3、MFR:1.0g/10分)を第1押出機及び第3押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(比較例1)
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aを90重量部の代わりに99重量部を、マグネシウム−アルミニウム複合水酸化物塩を10重量部の代わりに1重量部を第2押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(比較例2)
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aを90重量部の代わりに70重量部を、マグネシウム−アルミニウム複合水酸化物塩を30重量部の代わりに1重量部を第2押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(比較例3)
直鎖状低密度ポリエチレンAの代わりに、直鎖状低密度ポリエチレンA50重量部及び低密度ポリエチレンA50重量部を第1押出機に供給したこと、第3押出機に、直鎖状低密度ポリエチレンAを80重量部の代わりに50重量部、低密度ポリエチレンAを20重量部の代わりに50重量部供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(比較例4)
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aの代わりに、エチレン−酢酸ビニル共重合体D(密度:0.925g/cm3、MFR:1.0g/10分、酢酸ビニル含有量:5重量%)を第2押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(比較例5)
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aの代わりに、エチレン−酢酸ビニル共重合体E(密度:0.945g/cm3、MFR:3.5g/10分、酢酸ビニル含有率:35重量%)を第2押出機に供給したこと以外は実施例1と同様にして、外層(A)、中間層(B)及び内層(C)の厚さ比が、1/4/1で且つ総厚さが150μmの農業用フィルムを得た。
(防曇流滴剤の製造)
水100重量部に、固形分量としてコロイダルシリカ(日産化学工業社製 商品名「ST−PSM」)5重量部、固形分量としてコロイダルアルミナ(日産化学工業社製 商品名「アルミナゾル100」)1重量部及び固形分量としてポリエチレンオキサイド(住友精化社製)2重量部を加えて混合することにより、ポリエチレンオキサイドを含んだ水中に、コロイダルシリカ及びコロイダルアルミナが分散されてなる防曇流滴剤を得た。
(防曇流滴層の形成)
上記のようにして得られた防曇流滴剤を、実施例1〜11及び比較例1〜7で得られた農業用フィルムの内層(C)の表面に、乾燥前の塗布量が10g/m2になるようにグラビアコーターで塗布し、熱風で乾燥させて防曇流滴層を形成した。
次に、上記のようにして得られた防曇流滴層が形成されてなる農業用フィルムについて、下記の評価試験を実施し、その結果を表1に示した。
(製膜安定性)
得られた農業用フィルムを目視観察し、下記の基準で製膜安定性の評価を行なった。
◎:厚さが均一な外観性に優れた農業用フィルムであった。
○:厚さがやや不均一な農業用フィルムであった。
×:厚さが不均一で外観性に劣る農業用フィルムであった。
(ブロッキング性)
得られた農業用フィルムを2枚用意し、これらの農業用フィルムの外層(A)同士が対向した状態となるように重ね合わせ、重ね合わせたフィルム上に荷重5kgの錘を載せ、23℃の恒温室に48時間放置した。そして、恒温室より重ね合わせたフィルムを取り出して2枚のフィルムを剥がし、下記基準でブロッキング性の評価を行なった。
◎:2枚のフィルムはブロッキングしておらず、容易に剥がすことができた。
○:2枚のフィルムは少しブロッキングしていたが、剥がすのに困難はなかった。
×:2枚のフィルムはブロッキングしており、剥がすのが困難であった。
(引裂強度)
得られた農業用フィルムの引裂強度(N)を、エルメンドルフ引裂強度測定機(東洋精機製作所社製)を用いてJIS K 7128に準拠して測定し、下記基準により引裂強度の評価を行なった。
◎:引裂強度が15N以上であった。
○:引裂強度が10N以上で且つ15N未満であった。
×:引裂強度が10N未満であった。
(インパクト強度)
得られた農業用フィルムのインパクト強度(J)を、フィルムインパクトテスター(テスター産業社製)を用いてASTM D 3420に準拠して測定し、下記基準によりインパクト強度の評価を行なった。
◎:インパクト強度が2.5J以上であった。
○:インパクト強度が1.5J以上で且つ2.5J未満であった。
×:インパクト強度が1.5J未満であった。
(保温性)
赤外線分光光度計(日本分光社製 商品名「FT/IR−410」)を用いて農業用フィルムの吸収スペクトルを測定し、各波長の吸収率により、地面から放射される分光放射発散度(1)を重み付けして分光放射発散度(2)を算出し、分光放射発散度(1)と補正後の分光放射発散度(2)から下記基準で農業用フィルムの保温性の評価を行った。
◎:保温性が80%以上であった。
○:保温性が50%以上かつ80%未満であった。
×:保温性が50%未満であった。
(透明性)
作製直後の農業用フィルムのヘーズ値を、ヘーズ測定器(日本電色工業社製 商品名「MDH2000」)により測定し、下記基準により透明性を評価した。
◎:ヘーズ値が15%未満であった。
○:ヘーズ値が15%以上かつ25%未満であった。
×:ヘーズ値が25%以上であった。
Figure 2009234066
Figure 2009234066

Claims (3)

  1. 外層(A)、中間層(B)及び内層(C)がこの順に積層一体化されてなる農業用フィルムであって、上記外層(A)及び内層(C)は、密度0.890〜0.920g/cm3で且つメルトマスフローレイトが0.3〜5.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレンを60重量%以上含有する樹脂組成物からなると共に、上記中間層(B)は、酢酸ビニル成分の含有量が15〜30重量%で且つメルトマスフローレイトが0.5〜4.0g/10分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体と、Mg、Al、Ca、Zn、Si及びLiからなる群から選ばれた少なくとも一種の原子を含む無機粒子3〜20重量%とを含有する樹脂組成物よりなることを特徴とする農業用フィルム。
  2. 外層(A)及び内層(C)に含まれる直鎖状低密度ポリエチレンが、エチレン−オクテン共重合体又はエチレン−ヘキセン共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の農業用フィルム。
  3. 内層(C)の表面に、水系媒体中にコロイダルシリカ及び/又はコロイダルアルミナが含有されてなる防曇流滴剤より形成された防曇流滴層が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の農業用フィルム。
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