JP2009227159A - 車両のデフレクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デフレクタ部の開口部を通過する走行風量が少なくてもブレーキ装置の冷却性を確保し、車両全体のCd値を向上し得る車両のデフレクタ装置を提供すること。
【解決手段】ブレーキ装置が設けられた操舵輪である前輪の前方において、車体下面部から下方へ突出すると共に車幅方向に延び、前記前輪を収容するホイールハウス内へ車両前方から流入する走行風量を制限するデフレクタ部と、前記デフレクタ部に形成され、前記ホイールハウス内へ走行風が流入することを許容する開口部と、を備えた車両のデフレクタ装置において、前記開口部の周縁部に、前記開口部を通過する走行風を車両後方上方へ指向させる指向部を設けたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は前輪を収容するホイールハウス内へ流入する走行風量を制限するデフレクタ装置に関する。
車両走行時に車体下面部下を通過する走行風はホイールハウス内に流入して車体側面から流出する。一般に、操舵輪である前輪を収容するホイールハウスは前輪の転舵代を見込んで奥行き空間が大きく形成されているため、前輪のホイールハウスから車体側面から流出する空気量は多くなり易い。車体側面から空気が大量に流出すると車両全体の空気の流れを乱す要因となって、車両全体の空気抗力係数(Cd値)を悪化させることになる。
前輪の前方に車両の下面から下方に突出し、車幅方向に延びるデフレクタ部を設けることにより、ホイールハウス内に流入する走行風量を低減することが可能であるが、ホイールハウス内に流入する走行風量が低減すると前輪に設けられたブレーキ装置の冷却性が悪化する。そこで、デフレクタ部に開口部を設けて、ホイールハウス内に流入する走行風量の低減と、ブレーキ装置の冷却性とを両立したものが提案されている。(特許文献1及び2)。
特開2007−90976号公報 特開2007−253656号公報
特許文献1及び2のように、デフレクタ部に開口部を設けた場合、開口部を通過する走行風はブレーキ装置の冷却性を向上するが、その全てがブレーキ装置の冷却に寄与するとは限らない。開口部を設けると、ホイールハウス内に流入する走行風量が開口部を設けない場合よりも多くなることから、開口部を通過する走行風量が多いとCd値の向上が十分に図れない場合がある。よって、開口部を通過する走行風量はできるだけ少ないことが望ましいが、そうするとブレーキ装置の冷却が十分に図れない場合がある。
本発明の目的は、デフレクタ部の開口部を通過する走行風量が少なくてもブレーキ装置の冷却性を確保し、車両全体のCd値を向上し得る車両のデフレクタ装置を提供することにある。
本発明によれば、ブレーキ装置が設けられた操舵輪である前輪の前方において、車体下面部から下方へ突出すると共に車幅方向に延び、前記前輪を収容するホイールハウス内へ車両前方から流入する走行風量を制限するデフレクタ部と、前記デフレクタ部に形成され、前記ホイールハウス内へ走行風が流入することを許容する開口部と、を備えた車両のデフレクタ装置において、前記開口部の周縁部に、前記開口部を通過する走行風を車両後方上方へ指向させる指向部を設けたことを特徴とする車両のデフレクタ装置が提供される。
本発明では、前記指向部を設けたことにより、前記開口部を通過する走行風のうち、車両後方上方へ流れる走行風の割合が増加し、前記ブレーキ装置へ導かれる走行風の割合が増加する。このため、前記デフレクタ部の前記開口部を通過する走行風量が少なくてもブレーキ装置の冷却性を確保することができる。そして、前記開口部を通過する走行風量が少なければ、それだけホイールハウス内へ流入する走行風量が減少し、車両全体のCd値を向上することができる。
本発明においては、前記指向部を、前記デフレクタ部の車両後方側において、前記開口部の下部の周縁部に設けてもよい。この構成によれば、前記開口部を通過した走行風のうち、車両後方下方へ流れる走行風の割合を低減し、逆に車両後方上方へ導くことができる。
また、本発明においては、前記指向部を、前記デフレクタ部の車両後方側において、前記開口部の下部及び車幅方向の少なくとも一方の側部の周縁部に、前記開口部を囲むように設けてもよい。この構成によれば、前記開口部を通過した走行風のうち、車両後方下方へ流れる走行風の割合を低減し、逆に車両後方上方へ導くことができ、更に、前記開口部を通過した走行風の乱れを減少させ、車両後方上方への指向性を高めることができる。
また、本発明においては、前記開口部が、車両正面視で、直進方向を向いた前記前輪のタイヤの内縁と重なる位置に形成されてもよい。この構成によれば、前記指向部による走行風の車両後方上方への指向性と、前記開口部を通過した走行風が前記タイヤの前記内縁に沿って上昇する作用とにより、前記ブレーキ装置へ更に効果的に走行風を導くことができる。
また、本発明においては、前記デフレクタ部と、前記指向部とが、可撓性を有する材料から一体に形成されていてもよい。この構成によれば、部品点数の削減が図れると共に、いわゆるタイヤ止めと干渉した場合における前記デフレクタ装置の損傷を低減できる。
以上述べた通り、本発明によれば、デフレクタ部の開口部を通過する走行風量が少なくてもブレーキ装置の冷却性を確保し、車両全体のCd値を向上し得る車両のデフレクタ装置を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るデフレクタ装置100を備えた車両Aの前方の側視図、図2は車両Aの前方の底面図(一部断面図)、図3(a)はデフレクタ装置100の車両前方側から見た斜視図、図3(b)はデフレクタ装置100の車両後方側から見た斜視図、図4(a)は要部の正面図(一部断面図)である。
車両Aは操舵輪である左右の前輪1と、前輪1を転舵可能に収納するホイールハウス2と、を備える。ホイールハウス2は前輪1の転舵代を見込んで奥行き空間が形成されており、その一部には図4(左の前輪1の近傍を示す。)に示すようにサスペンションタワー部2aが形成されている。また、図4に示すようにホイールハウス2の車外側にはフロントフェンダパネル7が接合され、車内側にはフロントサイドフレーム8が接合されている。フロントサイドフレーム8にはボディ結合ブッシュ9を介してペリメータフレーム6が接合されている。
前輪1はホイール1aとホイール1aに装着されたタイヤ1bとを備え、ナックルアーム4を介して操舵されるように構成されている。前輪1にはブレーキ装置3が設けられている。ブレーキ装置3はブレーキディスク3aとキャリパー3bとから構成されており、ブレーキディスク3aはホイール1aに固定されている。キャリパー3bはステアリングナックル(不図示)に支持され、ブレーキディスク3aに鞍状にまたがって配設されている。前輪1はロアアーム5を含むフロントサスペンション(例えば、ダブルウィッシュボーン形式、マクファーソンストラット形式)により左右独立して懸架されており、ロアアーム5はペリメータフレーム6に支持されている。なお、図2に示すように車両Aの前方の車体下面部は、アンダーカバー10a乃至10cにより構成されている。
次に、前輪1の前方にはアンダーカバー10bに取り付けられたデフレクタ装置100が配設されている。図3は左の前輪1の前方に配設されたデフレクタ装置100の斜視図である。なお、右の前輪1の前方に配設されたデフレクタ装置100も左右が対称となるが同様の構成である。
デフレクタ装置100は、図2に示すようにホイールハウス2の前縁に配設されており、図3(a)及び(b)に示すようにデフレクタ部110、取付部120、指向部113及び支持部114を備える。本実施形態の場合、これらはゴム、エラストマ等の可撓性を有する材料から一体に形成されているが、それぞれ個別に形成して組み立てる構成でもよく、また、他の材料から形成してもよい。尤も、一体に形成することにより部品点数を削減でき、組み付け手数の削減も図れる。更に、可撓性を有する材料から構成することで、いわゆるタイヤ止めとデフレクタ装置100とが干渉した場合に、デフレクタ装置100の損傷を低減できる。
取付部120は板状をなしており、デフレクタ装置100をアンダーカバー10bへ取り付けるための部分である。取付部120には複数の取付穴121が形成されている。デフレクタ装置100は取付穴121により、リベット或いはネジによりアンダーカバー10bに固定される。
デフレクタ部110は、ホイールハウス2内へ車両前方から流入する走行風量を制限する板状体をなしている。デフレクタ部110は全体として車幅方向と平行に面しているが、車内側の端部11が車両後方へ湾曲している。デフレクタ部110は、車両Aの取り付け状態において、車体下面部(アンダーカバー10b)から下方へ突出すると共に車幅方向に延びている。本実施形態の場合、図4(a)に示すように車両正面視でデフレクタ部110の車内側端部はホイールハウス2の内縁近傍まで延び、また、車外側端部は直進方向を向いた前輪1のタイヤ1bの中心部近傍まで延びており、タイヤ1bの一部と重なっている。このため、車両前方からアンダーカバー10b下を通過する走行風がデフレクタ部110により偏向され、ホイールハウス2内へ流入することが制限される。
次に、デフレクタ部1100の車幅方向と平行な部分には、方形の開口部112が形成されている。本実施形態ではデフレクタ部110により完全に走行風を遮断せずに、ブレーキ装置3の冷却風を得るために、この開口部112を設けてホイールハウス2内へ走行風が流入することを許容する。
図4(a)に示すように本実施形態の場合、開口部112の車幅方向の中心線L1が、車両正面視で直進方向を向いた前輪1のタイヤ1bの内縁よりも車内側に位置している一方、開口部112の車外側端部は、前輪1のタイヤ1bの内縁の外側まで延びており、開口部112がタイヤ1bの内縁と重なっている。
図3(a)及び(b)に示すように、指向部113はデフレクタ部110の車両後方側の面において、開口部112の下部の周縁部に設けられている。指向部113は車両後方上方へ傾斜した板状をなしており、開口部112を通過する走行風を車両後方上方へ指向させる。本実施形態では指向部113を板状にしているが、車両後方上方へ傾斜した傾斜面をその表面(上面)に備えておれば、その全体形状は問われない。
支持部114は、指向部113の車幅方向の両端部にそれぞれ設けられ、取付部120から下方へ、また、デフレクタ部110の車幅方向と平行な部分から後方へ延びる板状をなしており、指向部113を支持する。一対の支持部114は、車両後方側へ向かって互いに近接するように傾斜している。すなわち、車外側の支持部114は車両後方側へ向かって車内側へ傾斜し、車内側の支持部114は車両後方へ向かって車外側へ傾斜している。
本実施形態の場合、各支持部114は開口部112の車幅方向の側部の周縁部から車両後方側へ延びており、開口部112を通過する走行風を車両後方へ指向させる指向部114aをそれぞれ有している。しかして、指向部113と指向部114aとは開口部112の下部及び車幅方向両側部において、開口部112を囲むように形成されている。
次に、デフレクタ装置100の作用について図4(a)及び(b)並びに図5を参照して説明する。図4(b)は図4(b)の線I−Iに沿うデフレクタ装置100の断面図である。図5はデフレクタ装置100による走行風の流れの説明図(一部破断底面図)であり、車両Aを底部側から見た場合の説明図である。
デフレクタ装置100は上記の通り、基本的にはホイールハウス2内へ車両前方から走行風が流入することを制限するが、本実施形態ではブレーキ装置3の冷却風を得るため、開口部112を設けているので、走行風の一部は開口部112を通過してホイールハウス2内へ流入する。
ここで、図4(b)に示すように、指向部113の存在により、矢印d2で示すように、開口部112を通過する走行風が車両後方上方へ指向し易くなる。図5に示すように、タイヤ1bの内縁部近傍には、タイヤ1bの存在により負圧領域LPが発生するので、指向部113により車両後方上方し指向した走行風は、図4(a)に示す矢印d1及び図5に示す矢印のように、ホイール1a内へ巻き込むようにして流れ、ブレーキ装置3と接触する。これによりブレーキ装置3、特にブレーキディスク3aが冷却されることになる。
このように本実施形態では、指向部113を設けたことで開口部112を通過する走行風のうち、車両後方上方へ流れる走行風の割合が増加し、ブレーキ装置3へ導かれる走行風の割合が増加する。このため、デフレクタ部110の開口部112を通過する走行風量が少なくてもブレーキ装置3の冷却性を確保することができる。そして、開口部112を通過する走行風量が少なければ、それだけホイールハウス2内へ流入する走行風量が減少し、車両A全体のCd値を向上することができる。
本実施形態では、指向部113をデフレクタ部110の車両後方側において、開口部112の下部の周縁部に設けたので、開口部112を通過した走行風のうち、車両後方下方へ流れる走行風の割合を低減し、逆に車両後方上方へ導くことができ、ブレーキ装置3へ走行風を導くことができる。
また、本実施形態では、指向部114aを開口部112の車幅方向両側部にそれぞれ設け、指向部113と共に開口部112を囲むように形成したので、開口部112を通過した走行風の乱れを減少させ、車両後方上方への指向性を高めることができる。加えて、本実施形態では、車外側の支持部114は車両後方側へ向かって車内側へ傾斜し、車内側の支持部114は車両後方へ向かって車外側へ傾斜しているので、指向部114aも同様の傾斜を有しており、これにより、走行風の乱れを減少し、車両後方へ走行風を導く効果が高められる。なお、本実施形態では、指向部114aを開口部112の車幅方向両側部に設けたが、いずれか一方の側部にのみ指向部114aを設けて指向部113と共に開口部112を囲むように形成しても、程度は異なるものの同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、開口部112が、車両正面視で、直進方向を向いた前輪1のタイヤ1bの内縁と重なる位置に形成されている。開口部112を通過した走行風の一部はタイヤ1bと衝突して拡散し、その一部がタイヤ1b周縁に沿って上昇しながら車両後方へ流れ、ブレーキ装置3へ導かれる。したがって、指向部113による走行風の車両後方上方への指向性と、このようなタイヤ1bの内縁に沿って走行風が上昇する作用とにより、ブレーキ装置3へ更に効果的に走行風を導くことができる。
<指向部の他の構成>
上記実施形態では、指向部113、114aをデフレクタ部110の車両後方側に形成したが、デフレクタ部110の車両前方側に形成してもよい。つまり、開口部112を通過する前に走行風を指向させておくようにしてもよい。尤も、開口部112を通過した後、走行風は拡散する傾向にあるので、車両後方側のに指向部を設けた方が望ましい。
また、上記実施形態では、指向部113、114aを開口部112の下部及び車幅方向両側部の周縁部に設けたが、これに限られず、開口部112の周縁部の任意の位置に設けることができ、また、開口部112の下部、上部、両側部のうち、下部の一部に設けるなど、部分的なものでもよい。尤も、ブレーキ装置3はデフレクタ装置100の車両後方上方に位置するので、本実施形態の指向部113のように、開口部112の下部の周縁部に設けることが効果的である。開口部112の車幅方向の側部のみに指向部を形成し、その表面の傾斜を適宜設定すること(例えば、指向部114aで言えば、車両前方側の端部よりも車両後方側の端部を高くなるように傾斜させ、かつ、車両正面視で、車外側の指向部114aについては車外側上方へ、車内側の指向部114bについては車内側上方へ、それぞれ傾斜させる。)により走行風を車両後方上方へ導くことも可能であるが、指向部113のように開口部112の下部の周縁部に設けた場合よりも走行風の車両後方上方への指向効果は劣ると考えられる。
開口部112の上部の周縁部に指向部を設けることも可能である。この場合、指向部113と併用することにより、走行風を車両後方上方へ導く効果が更に高められる。図6(a)は、デフレクタ装置100において、取付部120に凹部122を設けたデフレクタ装置100’を示す、車両後方側から見た斜視図である。また、図6(b)はデフレクタ装置100’の断面図であり、図4(b)に示した断面図に相当(デフレクタ装置100’を装着した場合の、図4(a)の線I−Iに沿う断面図に相当)する。デフレクタ装置100とデフレクタ装置100’とは、凹部122のみが異なり、その他の構成は同じである。
凹部122は、車両後方へ向かってへこみの深さが深くなるように形成され、その内面は車両後方上方へ傾斜している。このような凹部122を設けた場合、図6(b)に示すように、アンダーカバー10bには、ホイールハウス2近傍の端部において、窪み10b’を設ける。
係る構成からなるデフレクタ装置100’では、凹部122も指向部として機能し、矢印d3で示すように、開口部112を通過する走行風を車両後方上方へ、より指向させることができ、ブレーキ装置3の冷却性を向上できる。
本発明の一実施形態に係るデフレクタ装置100を備えた車両Aの前方の側視図である。 車両Aの前方の底面図(一部断面図)である。 (a)はデフレクタ装置100の車両前方側から見た斜視図、(b)はデフレクタ装置100の車両後方側から見た斜視図である。 (a)は要部の正面図(一部断面図)、(b)は図4(b)の線I−Iに沿うデフレクタ装置100の断面図である。 デフレクタ装置100による走行風の流れの説明図(一部破断底面図)である。 (a)は、デフレクタ装置100において、取付部120に凹部122を設けたデフレクタ装置100’を示す、車両後方側から見た斜視図、(b)はデフレクタ装置100’の断面図である。
符号の説明
A 車両
1 前輪
2 ホイールハウス
3 ブレーキ装置
100、100’ デフレクタ装置
110 デフレクタ部
112 開口部
113、114a 指向部

Claims (5)

  1. ブレーキ装置が設けられた操舵輪である前輪の前方において、車体下面部から下方へ突出すると共に車幅方向に延び、前記前輪を収容するホイールハウス内へ車両前方から流入する走行風量を制限するデフレクタ部と、
    前記デフレクタ部に形成され、前記ホイールハウス内へ走行風が流入することを許容する開口部と、
    を備えた車両のデフレクタ装置において、
    前記開口部の周縁部に、前記開口部を通過する走行風を車両後方上方へ指向させる指向部を設けたことを特徴とする車両のデフレクタ装置。
  2. 前記指向部を、
    前記デフレクタ部の車両後方側において、前記開口部の下部の周縁部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両のデフレクタ装置。
  3. 前記指向部を、
    前記デフレクタ部の車両後方側において、前記開口部の下部及び車幅方向の少なくとも一方の側部の周縁部に、前記開口部を囲むように設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両のデフレクタ装置。
  4. 前記開口部が、
    車両正面視で、直進方向を向いた前記前輪のタイヤの内縁と重なる位置に形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両のデフレクタ装置。
  5. 前記デフレクタ部と、前記指向部とが、可撓性を有する材料から一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両のデフレクタ装置。
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