JP2007253656A - 車両のデフレクタ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブレーキ装置の冷却性と、車両全体のCd値とを両立し得る車両のデフレクタ構造を提供すること。
【解決手段】ブレーキ装置が設けられた操舵輪である前輪の前方において、車体下面部から下方へ突出すると共に車幅方向に延び、前記前輪を収容するホイールハウス内へ車両前方から流入する走行風量を制限するデフレクタ板を備えた車両のデフレクタ構造において、前記デフレクタ板が、車両正面視で、直進方向を向いた前記前輪のタイヤと少なくとも一部が重なるように、前記ホイールハウス内へ走行風が流入することを許容する開口部を有し、前記開口部の車幅方向の幅が、当該開口部の上部よりも下部の方が狭いことを特徴とする車両のデフレクタ構造。
【選択図】図4
【解決手段】ブレーキ装置が設けられた操舵輪である前輪の前方において、車体下面部から下方へ突出すると共に車幅方向に延び、前記前輪を収容するホイールハウス内へ車両前方から流入する走行風量を制限するデフレクタ板を備えた車両のデフレクタ構造において、前記デフレクタ板が、車両正面視で、直進方向を向いた前記前輪のタイヤと少なくとも一部が重なるように、前記ホイールハウス内へ走行風が流入することを許容する開口部を有し、前記開口部の車幅方向の幅が、当該開口部の上部よりも下部の方が狭いことを特徴とする車両のデフレクタ構造。
【選択図】図4
Description
本発明は前輪を収容するホイールハウス内へ流入する走行風量を制限するデフレクタ構造に関する。
車両走行時に車体下面部下を通過する走行風はホイールハウス内に流入して車体側面から流出する。一般に、操舵輪である前輪を収容するホイールハウスは前輪の転舵代を見込んで奥行き空間が大きく形成されているため、前輪のホイールハウスから車体側面から流出する空気量は多くなり易い。車体側面から空気が大量に流出すると車両全体の空気の流れを乱す要因となって、車両全体の空気抗力係数(Cd値)を悪化させることになる。
そこで、前輪の前方に板状のデフレクタ板を配設してホイールハウス内に流入する走行風量を低減することが提案されている(特許文献1及び2)。一方、ホイールハウス内に流入する走行風量が低減すると前輪に設けられたブレーキ装置の冷却性が悪化する。このため、車両下面部を構成するアンダーカバーにブレーキ装置へ走行風を導く窪みを設けることも提案されている(特許文献1及び2)。
しかし、ブレーキ装置へ走行風を導くことは、ホイールハウス内への走行風量を増大させていることになり、車両全体のCd値を悪化させる要因となる。
本発明の目的は、ブレーキ装置の冷却性と、車両全体のCd値とを両立し得る車両のデフレクタ構造を提供することにある。
本発明によれば、ブレーキ装置が設けられた操舵輪である前輪の前方において、車体下面部から下方へ突出すると共に車幅方向に延び、前記前輪を収容するホイールハウス内へ車両前方から流入する走行風量を制限するデフレクタ板を備えた車両のデフレクタ構造において、前記デフレクタ板が、車両正面視で、直進方向を向いた前記前輪のタイヤと一部が重なるように、前記ホイールハウス内へ走行風が流入することを許容する開口部を有し、前記開口部の車幅方向の幅が、当該開口部の上部よりも下部の方が狭いことを特徴とする車両のデフレクタ構造が提供される。
本発明の車両デフレクタ構造では、前記デフレクタ板が前記開口部を有し、当該開口部を通過した走行風は前記ホイールハウス内へ導入される。走行風の一部は前記前輪のタイヤの内縁に沿って上昇して回り込んで前記ブレーキ装置の冷却風となり、残りはあまり上昇することなく車体側面から流出する。ここで、本発明では前記開口部の車幅方向の幅が、当該開口部の上部よりも下部の方が狭くなっている。これにより、前記ブレーキ装置へ指向する上昇流量は維持しながら、当該開口部の面積を縮小して前記ホイールハウス内へ導入される走行風量を低減することができる。従って、ブレーキ装置の冷却性と、車両全体のCd値とを両立し得る車両のデフレクタ構造を提供することができる。また、前記デフレクタ板の構成のみでこれらの効果を得られる。
本発明においては、前記開口部は、車両正面視で、直進方向を向いた前記前輪のタイヤの内縁と重なっている構成を採用できる。この構成によれば、前記ブレーキ装置へ指向する上昇流量をより効果的に維持しながら、当該開口部の面積を縮小して前記ホイールハウス内へ導入される走行風量を低減することができる。
また、本発明においては、前記開口部は、車両正面視で、T字型をなしている構成や、御椀型をなしている構成を採用できる。この構成によれば、前記ブレーキ装置へ指向する上昇流量をより効果的に維持しながら、当該開口部の面積を縮小して前記ホイールハウス内へ導入される走行風量を低減することができる。
また、本発明においては、前記車体下面部は、車体前後方向に延設され、車体上方へ窪んだ窪み部を有し、前記窪み部は、車両正面視で前記開口部の上方に形成され、前記開口部は、切り欠き状に前記デフレクタ板の上縁から形成されており、車両正面視で前記開口部と前記窪み部とは、連続した単一の開口を形成している構成を採用できる。この構成によれば、前記ブレーキ装置へ指向する走行風量を増量でき、例えば、前記窪み部を有する既設車両に本発明を適用する場合に有益である。
また、本発明においては、車両正面視で、前記開口部の車幅方向の中心が、直進方向を向いた前記前輪のタイヤの内縁よりも車内側に位置している構成を採用できる。この構成によれば、前記前輪の車内側への走行風量を向上し、前記ブレーキ装置へ指向する上昇流量をより効果的に維持しながら、当該開口部の面積を縮小して前記ホイールハウス内へ導入される走行風量を低減することができる。
以上述べた通り、本発明によれば、ブレーキ装置の冷却性と、車両全体のCd値とを両立し得る車両のデフレクタ構造を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るデフレクタ構造を備えた車両Aの前方の側視図、図2は車両Aの前方の底面図(一部断面図)、図4は要部の正面図(一部断面図)である。車両Aは操舵輪である左右の前輪1と、前輪1を転舵可能に収納するホイールハウス2と、を備える。ホイールハウス2は前輪1の転舵代を見込んで奥行き空間が形成されており、その一部には図4(左の前輪1の近傍を示す。)に示すようにサスペンションタワー部2aが形成されている。また、図4に示すようにホイールハウス2の車外側にはフロントフェンダパネル7が接合され、車内側にはフロントサイドフレーム8が接合されている。フロントサイドフレーム8にはボディ結合ブッシュ9を介してペリメータフレーム6が接合されている。
前輪1はホイール1aとホイール1aに装着されたタイヤ1bとを備え、ナックルアーム4を介して操舵されるように構成されている。前輪1にはブレーキ装置3が設けられている。ブレーキ装置3はブレーキディスク3aとキャリパー3bとから構成されており、ブレーキディスク3aはホイール1aに固定されている。キャリパー3bはステアリングナックル(不図示)に支持され、ブレーキディスク3aに鞍状にまたがって配設されている。前輪1はロアアーム5を含むフロントサスペンション(例えば、ダブルウィッシュボーン形式、マクファーソンストラット形式)により左右独立して懸架されており、ロアアーム5はペリメータフレーム6に支持されている。なお、図2に示すように車両Aの前方の車体下面部は、アンダーカバー10a乃至10cにより構成されている。
次に、前輪1の前方にはアンダーカバー10bに取り付けられたデフレクタ板100が配設されている。図3は左の前輪1の前方に配設されたデフレクタ板100の斜視図である。なお、右の前輪1の前方に配設されたデフレクタ板100も左右が対称となるが同様の構成である。
デフレクタ板100はホイールハウス2内へ車両前方から流入する走行風量を制限する板状の部材であり、例えば樹脂材料から形成される。デフレクタ板100の上縁にはアンダーカバー10bへの取付部102が一体に形成されている。取付部102には取付穴102aが形成されている。デフレクタ板100は取付穴102aにより、リベット或いはネジによりアンダーカバー10bに固定される。本実施形態の場合、図2に示すようにホイールハウス2の前縁に配設されている。
デフレクタ板100は全体として車幅方向と平行に面しているが、車内側の端部が湾曲している。デフレクタ板100は車体下面部(アンダーカバー10b)から下方へ突出すると(図1、図4参照)共に車幅方向に延びている(図2、図4参照)。本実施形態の場合、図4に示すように車両正面視でデフレクタ板100の車内側端部はホイールハウス2の内縁近傍まで延び、また、車内側端部(図4の線L1参照)は直進方向を向いた前輪1のタイヤ1bの中心部近傍まで延びており、タイヤ1bの一部と重なっている。このため、車両前方からアンダーカバー10b下を通過する走行風がデフレクタ板100により偏向され、ホイールハウス2内へ流入することが制限される。
次に、デフレクタ板100の車幅方向と平行な部分には開口部101が形成されている。本実施形態ではデフレクタ板100により完全に走行風を遮断せずに、ブレーキ装置3の冷却風を得るために、この開口部101を設けてホイールハウス2内へ走行風が流入することを許容する。
本実施形態の場合、開口部101は切り欠き状にデフレクタ板100の上縁から形成されており(図3参照)、開口部101の車幅方向の幅が、開口部101の上部よりも下部の方が狭くなるよう構成されている。詳細には、本実施形態の場合、開口部101は車幅方向に幅広で矩形の上部領域101aと上部領域よりも車幅方向に幅狭で矩形の下部領域101bとを上下に連続して構成されており、全体として左右対称のT字型をなしている。
図4に示すように本実施形態の場合、開口部101の車外側端部(線L2参照)は、車両正面視で、直進方向を向いた前輪1のタイヤ1bの内縁(内側のショルダー部)の外側まで延びており、開口部101がタイヤ1bと重なっている。また、その車幅方向の中心(線L3参照)がタイヤ1bの内縁よりも車内側に位置している。更に、下部領域101bの車外側端部(線L4参照)はタイヤ1bの内縁近傍に設定されている。
次に、デフレクタ板100の作用について説明する。デフレクタ板100は上記の通り、基本的にはホイールハウス2内へ車両前方から走行風が流入することを制限するが、本実施形態ではブレーキ装置3の冷却風を得るため、開口部101を設けているので、走行風の一部は開口部101を通過してホイールハウス2内へ流入する。
発明者らの風洞実験によると、デフレクタ板100に開口部101のような穴を設けた場合、この穴を通過した走行風はその一部は車両側面から車外へ流出するが、この穴の一部が車両正面視でタイヤと重なっていると、図4の矢印d1で示すようにタイヤ1bの内縁に沿って上昇しながらホイール1a内へ巻き込むようにして流れる走行風(以下、巻き込み流という)が確認された。一方、この巻き込み流は穴を大きくすればそれに必ずしも比例するものではなく、単に穴を大きくするだけではホイールハウス2内への走行風の流入量が増えて車両全体のCd値を悪化させるだけであった。
そこで、巻き込み流はできるだけ維持しながら、ホイールハウス2内への流入する走行風量を低減すれば、ブレーキ装置3の冷却性と車両全体のCd値の向上とを両立できることになる。このために、本実施形態では車幅方向の幅が上部よりも下部の方が狭くなるよう構成した開口部101を採用した。図5は走行風の流れの説明図(一部断面底面図)である。
まず、巻き込み流が発生する原因の一つは開口部101の車外側端部を通過する走行風(矢印d2参照)がタイヤ1bと衝突することにより、タイヤ1bの内縁部近傍に負圧領域(LP参照)が発生することにあると考えられる。これにより開口部101の中央部を通過する走行風(矢印d3参照)や車内側端部を通過する走行風(矢印d4参照)がホイール1a側に偏向されて巻き込み流が発生するのである。
一方、タイヤ1bに衝突する走行風は拡散するので、タイヤ1bに衝突しない走行風に比べて上昇流になる割合は減少する。このため、開口部101の車外側端部の下部部分を通過する走行風は巻き込み流の発生に余り寄与せず、車両側面から車外へ流出する割合が高い。また、開口部101の車内側端部を通過する走行風(矢印d4参照)はタイヤ1bの内縁から遠く、負圧領域(LP参照)からも遠くなる。従って、開口部101の車内側端部の下部部分を通過した走行風も巻き込み流の発生に余り寄与せず、車両側面から車外へ流出する割合が高い。逆に、タイヤ1bの内縁に近く、負圧領域(LP参照)に近い開口部101の中央部、つまり、車両正面視でタイヤ1bの内縁よりも内側の一定の領域を通過する走行風は巻き込み流を生じさせ易い。
従って、本実施形態の開口部101のように車幅方向の幅が上部よりも下部の方が狭くなるよう構成することで、巻き込み流を効果的に発生させてブレーキ装置3へ強い気流を生じさせる一方、開口部101をなるべく小さな面積とすることでホイールハウス2内への走行風の流入量を低減することができ、ブレーキ装置3の冷却性と、車体A全体のCd値とを両立することができる。
本実施形態では、特に、開口部101の車幅方向の中心(図4の線L3参照)がタイヤ1bの内縁よりも車内側に位置しているので、タイヤ1bの内縁よりも車内側を流れる走行風量が多くなり、巻き込み流を効果的に発生させてブレーキ装置3へ強い気流を生じさせることができる。また、下部領域101bの車外側端部(線L4参照)はタイヤ1bの内縁近傍に設定されているので、タイヤ1bの内縁に近く、負圧領域(LP参照)に近い領域を流れる走行風が相対的に多くなり、ブレーキ装置3へ強い気流を生じさせることができる。一方、開口部101の車幅方向の両端部には下部領域101bが存在せず、上部領域101aだけなので、巻き込み流の生成に寄与しない走行風のホイールハウス2内への流入を防止し、走行風のホイールハウス2内への流入量を削減して車体A全体のCd値向上に寄与させることができる。
<デフレクタ板の他の構成例>
上記実施形態では、開口部101を車両正面視でT字型に形成したが、車幅方向の幅が上部よりも下部の方が狭くなるような構成は他の形状も採用できる。図6のデフレクタ板200は開口部201を御椀型に形成したものであり、他は上記実施形態のデフレクタ板100と同様である。
上記実施形態では、開口部101を車両正面視でT字型に形成したが、車幅方向の幅が上部よりも下部の方が狭くなるような構成は他の形状も採用できる。図6のデフレクタ板200は開口部201を御椀型に形成したものであり、他は上記実施形態のデフレクタ板100と同様である。
車両正面視でデフレクタ板200の車内側端部はホイールハウス2の内縁近傍まで延び、また、車内側端部(図6の線L1’参照)は直進方向を向いた前輪1のタイヤ1bの中心部近傍まで延びており、タイヤ1bの一部と重なっている。開口部201の車外側端部(線L2’参照)は、車両正面視で、直進方向を向いた前輪1のタイヤ1bの内縁(内側のショルダー部)の外側まで延びており、開口部201がタイヤ1bと重なっている。また、その車幅方向の中心(線L3’参照)がタイヤ1bの内縁よりも車内側に位置している。このような御椀型の開口部201もその両端部において下方の単位面積あたりの開口率が小さく構成されており、デフレクタ板100と同様の効果を得られる。
<デフレクタ構造の他の構成例>
上述したデフレクタ板100及び200は、デフレクタ板単独で、ブレーキ装置3の冷却性と、車体A全体のCd値とを両立することができるという利点があるが、車両下面部に窪み部を設けることでブレーキ装置3の冷却性を更に向上することができる。図7(A)はアンダーカバー10bに窪み部10b’を形成した場合の要部の正面図(一部断面図)、図7(B)は図7(A)の線X−Xに沿う断面図である。
上述したデフレクタ板100及び200は、デフレクタ板単独で、ブレーキ装置3の冷却性と、車体A全体のCd値とを両立することができるという利点があるが、車両下面部に窪み部を設けることでブレーキ装置3の冷却性を更に向上することができる。図7(A)はアンダーカバー10bに窪み部10b’を形成した場合の要部の正面図(一部断面図)、図7(B)は図7(A)の線X−Xに沿う断面図である。
車体下面部を構成するアンダーカバー10bは、車体前後方向に延設され、車体上方へ窪んだ窪み部10b’が形成されている。窪み部10b’は走行風を上方へ導くよう、車両前方側から後方側へ向かうにしたがって、窪む量が大きくなっている。
窪み部10b’は、車両正面視でデフレクタ板100’の開口部101’の上方に形成されている。デフレクタ板100’はデフレクタ板100と同様の構成のものであるが、開口部101’の上部領域101a’及び下部領域101b’の上下方向幅が、開口部101の例よりも狭くなっている。その他はデフレクタ板100と同様であり、開口部101’は切り欠き状にデフレクタ板100の上縁から形成されている。しかして、図7(A)に示すように、車両正面視で開口部101’と窪み部10b’とは、連続した単一の開口Qを形成している。
窪み部10b’が形成されていることにより、開口Qを通過する走行風として、上昇する走行風が増え、ブレーキ装置3へ指向する走行風量を増量できる。また、本例は、例えば、窪み部10b’を有する既設車両に、デフレクタ板100や200のようなデフレクタ板を設ける場合に有益である。
1 前輪
2 ホイールハウス
3 ブレーキ装置
100、100’、200 デフレクタ板
101、101’、201 開口部
10b’ 窪み部
2 ホイールハウス
3 ブレーキ装置
100、100’、200 デフレクタ板
101、101’、201 開口部
10b’ 窪み部
Claims (6)
- ブレーキ装置が設けられた操舵輪である前輪の前方において、車体下面部から下方へ突出すると共に車幅方向に延び、前記前輪を収容するホイールハウス内へ車両前方から流入する走行風量を制限するデフレクタ板を備えた車両のデフレクタ構造において、
前記デフレクタ板が、
車両正面視で、直進方向を向いた前記前輪のタイヤと一部が重なるように、前記ホイールハウス内へ走行風が流入することを許容する開口部を有し、
前記開口部の車幅方向の幅が、当該開口部の上部よりも下部の方が狭いことを特徴とする車両のデフレクタ構造。 - 前記開口部は、車両正面視で、直進方向を向いた前記前輪のタイヤの内縁と重なっていることを特徴とする請求項1に記載の車両のデフレクタ構造。
- 前記開口部は、車両正面視で、T字型をなしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のデフレクタ構造。
- 前記開口部は、車両正面視で、御椀型をなしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のデフレクタ構造。
- 前記車体下面部は、
車体前後方向に延設され、車体上方へ窪んだ窪み部を有し、
前記窪み部は、車両正面視で前記開口部の上方に形成され、
前記開口部は、切り欠き状に前記デフレクタ板の上縁から形成されており、
車両正面視で前記開口部と前記窪み部とは、連続した単一の開口を形成していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両のデフレクタ構造。 - 車両正面視で、前記開口部の車幅方向の中心が、直進方向を向いた前記前輪のタイヤの内縁よりも車内側に位置していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両のデフレクタ構造。
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JP2006077368A JP2007253656A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | 車両のデフレクタ構造 |
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Cited By (6)
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US10933927B2 (en) | 2019-05-16 | 2021-03-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Airflow deflector for a vehicle |
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-
2006
- 2006-03-20 JP JP2006077368A patent/JP2007253656A/ja not_active Withdrawn
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