JP2009226789A - セグメント型枠へのボルトボックス抜き型の固定構造 - Google Patents
セグメント型枠へのボルトボックス抜き型の固定構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009226789A JP2009226789A JP2008076127A JP2008076127A JP2009226789A JP 2009226789 A JP2009226789 A JP 2009226789A JP 2008076127 A JP2008076127 A JP 2008076127A JP 2008076127 A JP2008076127 A JP 2008076127A JP 2009226789 A JP2009226789 A JP 2009226789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt box
- punching die
- bolt
- segment
- box punching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】セグメント型枠7の側板8の内部に継手金物3の挿通部14を介してボルトボックス抜き型10を配設する。セグメント型枠7の底板9にテーパ面20aを有する台座20を配設し、ボルトボックス抜き型10の底部を設置する。リーマボルト16を側板8の挿通孔8aから挿通部14の貫通孔14bに挿通し、ボルトボックス抜き型10の雌ねじ部12に雄ねじ部を螺合して側板8側に引き込む。ボルトボックス抜き型10は台座20のテーパ面20aに沿って上向きに姿勢が修正されるために引き込み力によってボルトボックス抜き型10の底部を台座20に押し付ける。
【選択図】図1
Description
特許文献1に記載されたセグメントは、図12に示すように、シールドトンネルの覆工用として利用されるコンクリートセグメント1は、セグメントリングを構築するための一方の継手面にボルトボックス2が複数形成され、ボルトボックス2と継手面との間に継手金物3が配設されている。他方のセグメント1の継手面には雌ねじ部を設けた頭部5を有するインサート側の継手金物4が配設されている。これらの継手金物3,4はボルトボックス2を通して図示しないボルトで強固に固定される。
このようなセグメント1の製造方法について説明すると、図13に示すようにセグメント型枠7は側板8と底板9を備えている。セグメント型枠7の底板9にはボルトボックス2を形成するためのボルトボックス抜き型10が台座11を介して固定されている。セグメント型枠7の側板8には図14に示す継手ボルト13を介してボルトボックス側の継手金物3が固定されている。図14に示すようにボルトボックス2側の継手金物3は内部に貫通孔14bを形成した略筒状の挿通部14とその両側に形成した一対のアンカー部材15、15とを形成しており、アンカー部材15、15間にボルトボックス抜き型10が配設されている。
継手ボルト13で、例えば側板8に嵌合したブッシュ18を介してセグメント金型7のボルト挿通孔8aを貫通させ、挿通部14の貫通孔14bを通してボルトボックス抜き型10の雌ねじ部12にねじ込んでボルトボックス抜き型10をセグメント金型7の側板8に引き込んで連結する。このようにして、継手金具3及びボルトボックス抜き型10をセグメント型枠7に固定した状態でコンクリートを充填することで、コンクリートセグメント1を製造することになる。
この場合、隙間cからコンクリートが侵入し、コンクリートが固化した後、セグメント型枠7とボルトボックス抜き型10をコンクリートセグメント1から型抜きすると、セグメント1の内周面に開口するボルトボックス2の端縁が欠けてしまい見栄えが悪く、またセグメント1にクラックが入るおそれがあった。
そのため、シールドトンネルを構築した後で、ボルトボックス2をコンクリートで埋め込むと共にボルトボックス10の端縁部の欠けやクラックを補修する必要が生じる欠点がある。
本発明によれば、継手等の部品の製造誤差や組み立て誤差等により、締結ボルトでボルトボックス抜き型をセグメント型枠に固定した状態でボルトボックス抜き型が傾斜する可能性があったとしても、密着手段によってボルトボックス抜き型の底部とセグメント型枠の底板とを密着させることができるから、コンクリートをセグメント型枠内に充填した際にボルトボックス抜き型の底部とセグメント型枠の底板との間からコンクリートがボルトボックス抜き型内に侵入することを防止でき、セグメント型枠とボルトボックス抜き型をセグメントから型抜きした際に、ボルトボックスの底部の端縁にコンクリートの欠けが発生したりクラックが入ることがない。そのため、セグメントの損傷を防止できて外観上の見栄えもよい。
締結ボルトでボルトボックス抜き型をセグメント型枠の側板に引き込んだ際、ボルトボックス抜き型は台座のテーパ面に沿って上向きに姿勢が修正されるために締結ボルトの引き込み力によって台座方向の押圧力が働いてボルトボックス抜き型の底部は台座に押し付けられ、隙間が発生しない。
締結ボルトは、座金によってボルトボックス抜き型をセグメント型枠の底板方向に押圧する荷重を働かせつつ引き込むため、ボルトボックス抜き型の底部はセグメント型枠の底板に押し付けられる。
締結ボルトが嵌合するセグメント型枠の側板に対して、ボルトボックス抜き型の雌ねじ部がセグメント型枠の底板とは反対側に傾斜しているため、締結ボルトを側板に挿入してボルトボックス抜き型の雌ねじ部に螺合させると、締結ボルトは底板と反対側へ湾曲する方向に螺入されるために、ボルトボックス抜き型をセグメント型枠の底板方向に押圧する荷重を働かせつつ引き込むことになり、ボルトボックス抜き型の底部はセグメント型枠の底板に押し付けられる。
締結ボルトの締結時にボルトボックス抜き型の底部とセグメント型枠の底板との間に若干の隙間が生じてもシール部材が介在することで隙間を形成することなく液密状態を維持できる。
この場合、締結ボルトの締結時に、ボルトボックス抜き型がセグメント型枠の側板に引き込まれて仮に傾斜したとしても、ボルトボックス抜き型の第一半部のみが傾斜し、第二半部は分離して底板への密着状態を維持できる。この場合、少なくともボルトボックス抜き型の底部と底板との間には隙間が生じないから、第一半部と第二半部の間隙から充填時のコンクリートが侵入したとしても、ボルトボックスの端縁には欠けやクラックは入らない。ボルトボックスの内壁の途中部分にコンクリートが侵入固化したとしても、継手の締結後に埋め込むから、継手の締結時や埋め込み時等に不具合は生じない。
締結ボルトによるボルトボックス抜き型の引き込み固定時に、締結ボルトの段差部とボルトボックス抜き型の平坦面とが面接触してボルトボックス抜き型の傾斜を防ぎ、多少の誤差は弾性部材を押圧することで吸収できる。
締結ボルトによるボルトボックス抜き型の引き込み固定に先立って、ボルトボックス抜き型を位置決めして電磁石を励磁させて第一磁性体と第二磁性体を吸着させることで、ボルトボックス抜き型の底部をセグメント型枠の底板に密着でき、この状態で締結ボルトを締め込めばボルトボックス抜き型の傾斜が抑制され、底板との間に隙間が発生することはない。
セグメント型枠の底板に位置決め保持されたボルトボックス抜き型から係合部材を底板を通して突出させ、係止部材によって係合部材を係止する。これによって締結ボルトでボルトボックス抜き型を引き込み固定しても、ボルトボックス抜き型が傾斜したりせず、また、コンクリートを充填固化した後で、係止部材を離脱させることで、セグメント型枠とボルトボックス抜き型をセグメントから型抜きすることができる。
図1及び図2は本発明の第一実施形態によるセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造を示す説明図と要部縦断面図である。図1において、コンクリートセグメント1製造用のセグメント型枠7として、円弧状の板をなすセグメント1の例えばセグメントリングを構築するための継手面を形成する側板8とセグメント1の内周面を形成する底板9とが形成されている。
ボルトボックス抜き型10の側面10aにはリング板状のゴム材21の中心に雌ねじ部12が形成されている。なお、ゴム材21は必ずしもリング状である必要はなく、例えば雌ねじ部12から等距離の位置に略対称に分離して配設されていてもよい(図1参照)。
図2に示す縦断面図では、挿通部14がセグメント金型7の側板8とボルトボックス抜き型10との間に配設されている。そして、側板8の内側にはボルトボックス2側の継手金物3の挿通部14を介してボルトボックス抜き型10が配設され、その雌ねじ部12に側板8のボルト挿通孔8aを通してリーマボルト16の雄ねじ部16aが螺合されている。
リーマボルト16は締結ボルトを構成するものであり、頭部16bと軸部の先端に設けた雄ねじ部16aと雄ねじ部16aの基部に形成された段差部16cとを備えている。
セグメント型枠7の底板9に取り付けた台座20は、継手金物3の挿通部14側から離れる方向に板厚が小さくなるように水平面に対する傾斜角θで下り傾斜する平坦なテーパ面20aを形成している。
なお、ボルトボックス抜き型10の底部には全周に亘って弾性部材、例えばゴム材からなるOリング23が取り付けられている(図1参照)。
そのため、ボルトボックス抜き型10をリーマボルト16で継手金物3側に引き込み一対のアンカー部材15,15の間に固定する際、ボルトボックス抜き型10の底部の端縁が台座20から浮いたりして台座20との間に隙間が形成されることはない。
図3は本発明の第二実施形態を示すものである。
図3に示す第二実施形態によるセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造において、台座25は水平面状に形成されている。セグメント金型7の側板8の外面に設けたリーマボルト16挿入用の挿通孔8aと同軸に孔26bを設けたテーパ付きのテーパ座金26が設けられている。このテーパ座金26は側板8と反対側の面がテーパ面26aとされている。テーパ面26aは側板8の上側から下側に向けて次第にテーパ座金26の厚みが増大するように垂直面に対して傾斜して形成されている。
そのため、このセグメント金型7にリーマボルト16を装着すると、リーマボルト16は継手金物3の挿通部14を通してボルトボックス抜き型10の雌ねじ部12に螺合される。そして、リーマボルト16の螺合時に頭部16bがテーパ座金26に押し付けられるために、リーマボルト16の軸部を通して雌ねじ部12に螺合する雄ねじ部16aには下向きの荷重がかけられ、雄ねじ部16aで螺合されるボルトボックス抜き型10は台座25に押し付けられる。
なお、図3では、リーマボルト16は省略されている。
図4において、第三実施形態によるセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造では、ボルトボックス抜き型10は継手金物3の挿通部14とアンカー部材15が水平方向に配設されているのに対して、雌ねじ部12が若干上方に向けて傾斜して形成されている。
そのため、リーマボルト16をセグメント金型7の側板8のボルト挿通孔8aに装着し、継手金物3の挿通部14を通して雌ねじ部12に雄ねじ部16aを螺合して締め込むと、ボルトボックス抜き型10は台座25に押圧される方向に荷重が働くことになる。そのため、ボルトボックス抜き型10の底部は台座25に押し付けられ、充填時にコンクリートが侵入する間隙は形成されない。
図5において、第四実施形態によるセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造では、図6(a)(b)に示すように、ボルトボックス抜き型10の底部の下端面に額縁状に例えば四角形枠状の溝27を形成し、この溝内に例えば合成ゴム等の弾性部材からなるシール部材28を全周に装着する。シール部材28は上述のOリング23よりも足が長く、例えば略筒状に形成されている。
セグメント型枠7の側板8から継手金物3の挿通部14を通してボルトボックス抜き型10を結合させる継手ボルト13は、図14及び図15に示すように軸部の先端に設けた雄ねじ部13aと軸部の長手方向途中部分に設けたフランジ部13bと頭部13cとを備え、頭部13cとフランジ部13bとの間に筒状部17が貫挿されている。継手ボルト13は締結ボルトを構成する。
従って、継手ボルト13によって、セグメント金型7の側板8の挿通孔8aと継手金物3の挿通部14を通してボルトボックス抜き型10の雌ねじ部12と雄ねじ部13aを螺合・締結させた場合、継手金物3の製造誤差等によりボルトボックス抜き型10の底部と台座25との間に若干の隙間が生じてもシール部材28によって隙間を液密に封止できる(図6(b)参照)。
そのため、充填時にコンクリートがボルトボックス抜き型10の底部と台座25との隙間からボルトボックス抜き型10内に侵入することを防止できる。
図7において、第五実施形態によるセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造では、ボルトボックス抜き型10が継手ボルト13の雄ねじ部13aと螺合する上半部30とセグメント金型7の底板9上の台座25に着座する下半部31とに二分割されて構成されている。ボルトボックス抜き型10の上半部30と下半部31とは互いに当接しているが、結合はされていない。
この状態で、継手ボルト13によって、セグメント金型7の側板8の挿通孔8aと継手金物3の挿通部14を通してボルトボックス抜き型10の雌ねじ部12に雄ねじ部13aを螺合・締結させた場合、継手金物3の挿通部14の製造誤差等により継手ボルト13でボルトボックス抜き型10の上半部30が引き込まれて傾斜することがある。
この場合、本実施形態では、ボルトボックス抜き型10の上半部30と下半部31が分割されているから、上半部30のみが傾斜して引き込まれ、下半部31は傾斜したりずれたりしない。そのため、上半部30と下半部31との間に若干の隙間が形成され、この隙間から充填時のコンクリートが侵入することがある。
そして、コンクリートが固化してセグメント型枠7及びボルトボックス抜き型10を型抜きしてセグメント1を製造した際、ボルトボックス2の内面の側壁の途中部分に隙間から漏れたコンクリートが突出固化することになるが、ボルトボックス2の端縁が欠けたりクラックが入ることはないため、実用上の不具合はない。
図8において、ボルトボックス抜き型10の継手金物3側の一側面10aにおいて雌ねじ部12の周囲は平坦面とされ、雌ねじ部12と同心円状にリング板形状のゴム材21が接着されている。
これに螺合される継手ボルト13は図9に示すように軸部に沿って先端から雄ねじ部13aとフランジ部13bと頭部13cとを備え、フランジ部13bと頭部13cとの間に筒状部17を装着して軸部の挿入方向がずれないようにしている。そして、継手ボルト13の雄ねじ部13aの基部には軸部に連結される略直角の段差部33が形成されている。
継手ボルト13の挿入に際して、継手ボルト13は筒状部17の中空部を貫通していることで、軸部が傾斜することが抑制されて水平方向に押し込まれ、更に雄ねじ部13aの基部に設けた段差部33がボルトボックス抜き型10の平坦な側面10aに面接触することで、継手金物3側に引き込まれるボルトボックス抜き型10の傾斜を抑止する。そのため、ボルトボックス抜き型10が傾斜して底部の後端側が台座25から浮き上がり隙間が形成されることを確実に防止できる
図10において、ボルトボックス抜き型10の底部には鉄材や永久磁石等からなる磁性体35が第一磁性体として固定されている。そして、セグメント金型7の底板9には、磁性体35に対向する位置に例えば電磁石36が第二磁性体として装着されている。
そして、例えば図2に示すようなリーマボルト16によって、側板8の挿通孔8aから継手金物3の挿通部14の貫通孔14aを介して雄ねじ部16aがボルトボックス抜き型10の雌ねじ部12に螺合される。リーマボルト16の締め込みに先立って電磁石36を図示しないレバーやスイッチ等でONすることで、ボルトボックス抜き型10の磁性体35を吸着する。これにより、ボルトボックス抜き型10がリーマボルト16によって継手金物3の挿通部14の端面14aに引きつけられた際、端面14aが垂直面でなくてもボルトボックス抜き型10は台座25に密着された状態に維持され、この状態でコンクリート充填と固化がなされる。
図11において、ボルトボックス抜き型10の底部には下方に延びる係合部材37が設けられ、係合部材37には例えば係合部として孔部37aが穿孔されている。台座25とセグメント型枠7の底板9には係合部材37を底板9の外部に突出させる係合孔部38が形成されている。
そして、リーマボルト16によって継手金物3の挿通部14を介してボルトボックス抜き型10を螺合して引き込むに先立って、ボルトボックス抜き型10を台座25上に位置決めし、係合部材37を台座25及びセグメント型枠7の底板9の係合孔部38を通して外部に突出させる。次いで、外部に突出する係合部材37の孔部37aに例えばテーパ形状の係止部材39を挿入することで、ボルトボックス抜き型10を台座25上に固定保持する。
この状態で、セグメント型枠7の側板8の挿通孔8aから継手金物3の挿通部14の貫通孔14aを介してリーマボルト16を嵌合し、ボルトボックス抜き型10の雌ねじ部10aにリーマボルト16の雄ねじ部16aを螺合することで引き込み固定する。
この場合、セグメント1を製造した後、セグメント型枠7とボルボックス抜き型10を型抜きする際には、係止部材39を孔部37aから引き抜くことで型抜きを容易に行える。
また、上述の各実施の形態では、セグメント型枠7の底板9にテーパ状の台座20または台座25を設置し、その上にボルトボックス抜き型10を設置するようにしたが、必ずしも台座25は設けなくてもよい。或いは、底板9に台座25を一体に固定させて構成してもよい。そのため、本発明において、セグメント型枠7の底板9については台座25を備えた場合と備えない場合とのいずれをも含むものとする。
2 ボルトボックス
3 継手金物
7 セグメント型枠
8 側板
9 底板
10 ボルトボックス抜き型
10a 側面
12 雌ねじ部
13 継手ボルト(締結ボルト)
14 挿通部
16 リーマボルト(締結ボルト)
20、25 台座
21 ゴム材
26 テーパ座金
30 第一半部
31 第二半部
33 段差部
35 磁性体(第一磁性体)
36 電磁石(第二磁性体)
37 係合部材
39 係止部材
Claims (10)
- コンクリートセグメント同士を連結するための継手とボルトボックス形成用のボルトボックス抜き型とをセグメント型枠内の所定位置に固定するセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造であって、
前記セグメント型枠の側板から、継手を介して締結ボルトを前記ボルトボックス抜き型に螺合して該ボルトボックス抜き型を前記側板に連結して固定してなり、前記ボルトボックス抜き型の底部とセグメント型枠の底板とを密着させる密着手段を配設したことを特徴とするセグメント型枠へのボルトボックス抜き型の固定構造。 - 前記密着手段として、前記セグメント型枠の底板とボルトボックス抜き型の底部との間に台座が配設され、該台座は前記セグメント型枠の側板から離間するにつれて前記セグメント型枠の底板に近づくテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1記載のセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造。
- 前記密着手段として、前記セグメント型枠の側板に前記締結ボルトの頭部に当接するテーパ状の座金が配設され、該座金に当接させられた前記締結ボルトは先端が前記セグメント型枠の底板側に向けて荷重が働くように傾斜させられている請求項1記載のセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造。
- 前記密着手段として、前記ボルトボックス抜き型に設けた雌ねじ部が前記セグメント型枠の底板とは反対側に傾斜して配設されている請求項1記載のセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造。
- 前記密着手段として、前記ボルトボックス抜き型の底部と前記セグメント型枠の底板との間に弾性部材からなるシール部材を形成し、前記締結ボルト挿入時における前記ボルトボックス抜き型の底部と底板とが前記シール部材を介して密着させられている請求項1記載のセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造。
- 前記密着手段として、前記ボルトボックス抜き型が前記締結ボルトを締結させる雌ねじ部を有する第一半部と前記底部が前記セグメント型枠の底板に密着させられている第二半部とに分割されて構成されている請求項1記載のセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造。
- 前記密着手段として、締結ボルトの雄ねじ部の基部に形成された段差部と、前記ボルトボックス抜き型の雌ねじ部の周囲に形成した平坦面とで構成され、前記段差部と平坦面が面接触するように構成した請求項1記載のセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造。
- 前記密着手段として、前記ボルトボックス抜き型の底部と前記セグメント型枠の底板とには互いに吸着する第一磁性体と第二磁性体がそれぞれ設けられ、該第一磁性体と第二磁性体の少なくとも一方はON,OFF切り換え可能な電磁石である請求項1に記載のセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造。
- 前記密着手段として、前記ボルトボックス抜き型の底部に前記セグメント型枠の底板を貫通して外部に突出する係合部材が設けられ、該係合部材に着脱可能な係止部材が取り付けられている請求項1に記載のセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造。
- 前記継手とボルトボックス抜き型の互いに当接する面の少なくとも一方には圧縮変形可能な弾性部材が設けられている請求項1から9のいずれかに記載のセグメント型枠内へのボルトボックス抜き型の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008076127A JP5103235B2 (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | セグメント型枠へのボルトボックス抜き型の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008076127A JP5103235B2 (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | セグメント型枠へのボルトボックス抜き型の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009226789A true JP2009226789A (ja) | 2009-10-08 |
JP5103235B2 JP5103235B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=41242778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008076127A Active JP5103235B2 (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | セグメント型枠へのボルトボックス抜き型の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5103235B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108748653A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-06 | 西南交通大学 | 一种可制作多形式榫头的盾构隧道管片模具 |
KR102070026B1 (ko) * | 2019-08-26 | 2020-01-29 | 박홍남 | 교량 점검통로 시공 방법 |
JP7185957B1 (ja) * | 2021-12-06 | 2022-12-08 | 大貫木材工業株式会社 | 木製pc型枠 |
JP7365995B2 (ja) | 2020-12-07 | 2023-10-20 | 大成建設株式会社 | トンネル支保工の連結システムと連結方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102363061B1 (ko) * | 2021-10-29 | 2022-02-16 | 주식회사 인터컨스텍 | Tbm 공법에 적용되는 pc 세그먼트 연결부 보강재, 이를 포함하는 세그먼트 및 세그먼트 제작방법 |
KR102493214B1 (ko) * | 2022-07-20 | 2023-01-30 | 주식회사 인터컨스텍 | Tbm 공법에 적용되는 pc 세그먼트 볼트박스형성부재, 이를 포함하는 세그먼트 체결구조 및 이를 포함하는 세그먼트와 그 제작방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0780819A (ja) * | 1993-09-20 | 1995-03-28 | Okazaki Kogyo Co Ltd | コンクリートセグメントの製造装置 |
JP2005171627A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Tokyo Metro Co Ltd | 継手金物のセグメント型枠への固定構造 |
JP2005213948A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Japan Progress Kk | コンクリート部材のための接続装置 |
-
2008
- 2008-03-24 JP JP2008076127A patent/JP5103235B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0780819A (ja) * | 1993-09-20 | 1995-03-28 | Okazaki Kogyo Co Ltd | コンクリートセグメントの製造装置 |
JP2005171627A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Tokyo Metro Co Ltd | 継手金物のセグメント型枠への固定構造 |
JP2005213948A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Japan Progress Kk | コンクリート部材のための接続装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108748653A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-06 | 西南交通大学 | 一种可制作多形式榫头的盾构隧道管片模具 |
CN108748653B (zh) * | 2018-07-26 | 2023-06-23 | 西南交通大学 | 一种可制作多形式榫头的盾构隧道管片模具 |
KR102070026B1 (ko) * | 2019-08-26 | 2020-01-29 | 박홍남 | 교량 점검통로 시공 방법 |
JP7365995B2 (ja) | 2020-12-07 | 2023-10-20 | 大成建設株式会社 | トンネル支保工の連結システムと連結方法 |
JP7185957B1 (ja) * | 2021-12-06 | 2022-12-08 | 大貫木材工業株式会社 | 木製pc型枠 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5103235B2 (ja) | 2012-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5103235B2 (ja) | セグメント型枠へのボルトボックス抜き型の固定構造 | |
JP6198576B2 (ja) | 接合構造 | |
JP4729977B2 (ja) | ねじによる部材締着部の防水構造 | |
JPWO2014061122A1 (ja) | シールワッシャ付きナット | |
JP3197226U (ja) | グラウト型枠 | |
KR20140084182A (ko) | 복합형 앵커 | |
JP6060307B1 (ja) | 圧入装置 | |
JP2016200226A (ja) | 固着ボルト及びその固着方法 | |
KR200449780Y1 (ko) | 볼트체결용 와셔를 구비한 파이프 연결장치 | |
JP2007315476A (ja) | ガスケット | |
JP2007024280A (ja) | 防水ワッシャー | |
JP2006316488A (ja) | セグメント | |
JP2009118908A (ja) | 家具及び部材の連結構造 | |
KR20040026598A (ko) | 토목구조물의 이음매 구조 | |
US20070228667A1 (en) | Apparatus for preventing seal extrusion | |
JP2010048408A (ja) | 親子座金と親子座金を用いた施工方法。 | |
JP2008185200A (ja) | 取付部構造 | |
JP5146740B2 (ja) | ステップ取付構造 | |
JP2007100486A (ja) | 振動杭打用の鋼管杭接続構造、及び同接続方法 | |
KR101641961B1 (ko) | 고압용 플랜지의 제조방법 | |
JP4495490B2 (ja) | 基礎の施工方法 | |
JP2013011309A (ja) | テーパ状のコマ及びテーパ状のコマと母材の結合構造 | |
KR200467915Y1 (ko) | 갱폼 고정장치 | |
JP2018135687A (ja) | パイプ抱持バンド取付具 | |
JP2021088916A (ja) | 埋設部材および埋設部材の設置構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121001 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5103235 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |