JP2010048408A - 親子座金と親子座金を用いた施工方法。 - Google Patents

親子座金と親子座金を用いた施工方法。 Download PDF

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恭 渡瀬
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Abstract

【課題】親子座金による組み立ての容易性を確保しながら、座金変形のおそれを払拭できるようにする。
【解決手段】ベースプレート1に形成されたアンカーボルト貫通孔1aに挿入するスカート部の上端にフランジ部を有する親座金3と、この親座金の変心位置に形成した貫通孔に挿入されるスカート部とこのスカート部の上端にあるフランジ部とからなり、その変心位置に形成したアンカーボルト挿入孔とからなる子座金4とからなる親子座金であって、両スカート部の下端面が、ベースプレートを設置する設置面に実質的に支持されることを特徴とする親子座金と、ベースプレートと設置面との間に間隙を設けて、親子座金を介して、アンカーボルト2によりベースプレートを設置し、次に間隙に非圧縮性充填材10を注入して、ペースプレート下面及び両スカートの下端面と設置面との間に充満させることを特徴とする施工方法を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベースプレートに形成されたアンカーボルト貫通孔に挿入するスカート部の上端にフランジ部を有する親座金と、この親座金の変心位置に形成した貫通孔に挿入されるスカート部とこのスカート部の上端にあるフランジ部とからなり、その変心位置に形成したアンカーボルト挿入孔とからなる子座金とからなる親子座金とそれを用いた施工方法に関する。
従来、地面に埋設されるアンカーボルトとこれに固定されるベースプレートとの間の孔あわせを宵にするために、下記の特許文献に例示されるように、上記構成を持つ親子座金が幾度となく提案されてきた。
しかし、当該親子座金は、未だ実用に供されるようなものではなかった。ベースプレートに形成されたアンカーボルトの挿通用孔は、この一枚の座金によるものに比べ大きいことが前提であるがために、変心位置でのアンカーボルトの締め付けは単座金の場合に比べ大きな不均衡応力の発生を招くことになるが、親子座金の組み立て及び取り付けにはスカート部とそれを挿入する孔内面との間にクリアランスを設ける必要があり、このクリアランスによって、前記不均衡応力による座金の変形を招く恐れを払拭し切れなかったことにある。
特開平6−74227 特開平7−292772 特開平10−213123 特開2006−118242 特開2007−57004
本発明は、このような実情に鑑み、親子座金による組み立ての容易性を確保しながら、座金変形のおそれを払拭できるようにすることを課題とした。
発明1の親子座金は、そのスカート部の下端面が、ベースプレートを設置する設置面に実質的に支持される設置面としてあることを特徴とする。
発明2は、発明1の親子座金において、前記スカート部の下端面は、組立て状態において前記ベースプレートの下面と同じレベルとなるように、そのフランジ部からの長さが設定されていることを特徴とする。
発明3は、親子座金を用いた施工方法であって、ベースプレートと設置面との間に間隙を設けて、親子座金を介して、アンカーボルトにより前記ベースプレートを設置し、次に前記間隙に非圧縮性充填材を注入して、前記ペースプレート下面及び前記両スカートの下端面と設置面との間に前記充填材を充満させることを特徴とする。
発明4は、発明3の施工方法において、前記充填材は非圧縮モルタルであることを特徴とする。
上記構成により、親子座金は、その下端面が、ベースプレートと同様に設置面により直接支えられることとなるので、座金の変形するような不均衡応力を発生する余地がなくなった。
以下に、本発明の最良の実施形態を例示するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
(1)は、ベースプレートであって、所定箇所に親座金(3)を挿入する貫通孔(1a)が形成してある。
(2)は、アンカーボルトであって、下半部は、設置部(G)に埋設して律せつしてある。
(3)は、親座金であって、前記貫通孔(1a)に挿入可能な直径の円柱状のスカート部(3b)の上端部に、前記貫通孔(1a)より大きな直径のフランジ部(3a)が一体形成されている。 また、これらを貫通し、前記スカート部(3b)の変心位置に子座金(4)を挿入する貫通孔(3c)が形成してある。
(4)は、子座金であって、前記親座金(3)の貫通孔(3c)に挿入されるスカート部(4b)の上端に、前記貫通孔(3c)より大きな直径のフランジ部(4a)とが一体形成されている。 また、これらを貫通し、前記スカート部(4b)の変心位置に前記アンカーボルト(2)を挿入する貫通孔(4c)が形成してある。
(5)は、前記アンカーボルト(2)にねじ込み、前記ベースプレートを締め付けるナットで、(6)は緩み止めナットである。
(10)は、非圧縮モルタルであって、前記ベースプレート(1)に形成した注入口(1b)より、設置部(G)の上面と、前記ベースプレート(1)との間隙に圧入され充填されたものである。
(10a)は、充填された非圧縮モルタル(10)の内、前記親子座金(3)(4)のスカート部(3b)(4b)の下端面に存在する空間に回りこみここに充満した部分を示す。
当該箇所により、前記スカート部(3b)(4b)の下端面は、非圧縮モルタル(10)を介して設置部に設置されることとなる。
以上のように、設置する方法を次に説明する。
一ベースプレート(1)の設置部(G)の中央部にレベルモルタル(11)を設置し、当該レベルモルタル(11)上に前記ベースプレート(1)を設置する。こののとき、親子座金(3)(4)を介して、アンカーボルト(2)にナット(5)を締め付け、ベースプレート(1)の傾斜角度や位置を調整する。
このようにして、ベースプレート(1)と設置部(G)上面との間に間隙を形成する。
次に、この間隙の周囲を型枠(12)で囲って、非圧縮モルタル(10)の漏れ出しを阻止してから、この間隙に前記注入口(1b)より非硬化状態の非圧縮モルタル(10)を圧入する。このようにしてベースプレート(1)の下面、親子座金の下端面と設置部(G)の上面との間隙を非圧縮モルタル(10)を充満させ、硬化した後に、前記型枠(12)を除去する。
なお、前記スカート部(3b)の長さ(L)とベースプレート(1)の厚さとの差は、前記非圧縮モルタル(10)の粘性と圧入圧力により決められる流動性に合わせ、当該下端面の略全体に前記モルタル(10)が接触するようにしてある。
また、図では、(L)がベースプレート(1)の厚さよりも短い場合を示しているが、逆に大きい場合も同様な設定をおこなうのが好ましい。
また、前記スカート部(4b)の長さ(L1)も、同様な調整を行うのが好ましい。
図示では、スカート部(3b)(4b)の下端面が同じレベルとなるように設定したものを示したが、一方が他方より下方に突出していることを排除する意味ではない。
スカート部(3b)(4b)の下端面が同じレベルで、前記(L)がベースプレート(1)の厚さと同じ場合であって、設置部の上面(設置面)が平坦な面である場合は、前記非圧縮モルタル(10)の注入を必要とせず、直接ベースプレート(1)を設置面に設置することによっても、本発明の目的を達成することができる。
本実施例は、前記実施例1において、スカート部下面を設置面をより一体化できりょうにしたものである。
図5から図8に示すように、角錐状の突起(3d)(4d)をスカート部(3b)(4b)に下面に規則的に形成したものである。
その他は前記実施例1と同様なので、図面に同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。
このように、突起(3d)(4d)を形成することで、非圧縮モルタル若しくは設置部上面との一体化が増し、より一層、強固にかつ安定して、ベースプレートとアンカーボルトとの結合を維持することが可能となった。
なお、突起(3d)(4d)の形状は、角錐状に限らず、半球状、部分球状或いは角柱状、円柱状などの形状を有さしめることも可能であり、非圧縮モルタル(10a)に埋入可能若しくは、ナット(5)の締め付けにより、設置部の破損を招くことなく、その上面に突入可能な形状であれば良い。
実施例1の設置状態の要部を示す、一部切り欠き分解斜視図 実施例1の施工途中の状態を示す縦断正面図 実施例1の親座金を示す縦断正面図 実施例1の子座金を示す縦断正面図 実施例2の親座金の底面図 図5のA−A断面図 実施例2の子座金の底面図 図7のA−A断面図
符号の説明
(1) ベースプレート
(1a) 貫通孔
(1b) 注入口
(2) アンカーボルト
(3) 親座金
(3a) フランジ部
(3b) スカート部
(3c) 貫通孔
(3d) 突起
(4) 子座金
(4a) フランジ部
(4b) スカート部
(4c) 貫通孔
(4d) 突起
(5) ナット
(6) 緩み止めナット
(10) 非圧縮モルタル
(10a) 非圧縮モルタル充満部分
(11) レベルモルタル
(12) 型枠
(G) 設置部
(L)(L1) スカート部長さ

Claims (4)

  1. ベースプレートに形成されたアンカーボルト貫通孔に挿入するスカート部の上端にフランジ部を有する親座金と、この親座金の変心位置に形成した貫通孔に挿入されるスカート部とこのスカート部の上端にあるフランジ部とからなり、その変心位置に形成したアンカーボルト挿入孔とからなる子座金とからなる親子座金であって、前記両スカート部の下端面が、前記ベースプレートを設置する設置面に実質的に支持される設置面としてあることを特徴とする親子座金。
  2. 請求項1に記載の親子座金において、前記両スカート部の下端面は、組立て状態において前記ベースプレートの下面と同じレベルとなるように、そのフランジ部からの長さが設定されていることを特徴とする親子座金。
  3. ベースプレートに形成されたアンカーボルト貫通孔に挿入するスカート部の上端にフランジ部を有する親座金と、この親座金の変心位置に形成した貫通孔に挿入されるスカート部とこのスカート部の上端にあるフランジ部とからなり、その変心位置に形成したアンカーボルト挿入孔とからなる子座金とからなる親子座金を用いた施工方法であって、前記ベースプレートと設置面との間に間隙を設けて、前記親子座金を介して、アンカーボルトにより前記ベースプレートを設置し、次に前記間隙に非圧縮性充填材を注入して、前記ペースプレート下面及び前記両スカートの下端面と設置面との間に前記充填材を充満させることを特徴とする施工方法。
  4. 請求項3に記載の施工方法において、前記充填材は非圧縮モルタルであることを特徴とする施工方法。
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