JP2009224547A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体装置の生産性を向上させる。
【解決手段】複数のキャビティ10aを有した支持基板10と、支持基板10の主面に選択的に配置された複数の配線12と、キャビティ10a内に搭載された半導体素子20a,20bと、キャビティ10a内に搭載され、半導体素子20a,20bを制御する少なくとも一つの制御用素子(半導体素子21)と、半導体素子20a,20bと制御用素子、または、半導体素子20a,20b若しくは制御用素子と配線12とを一括して電気的に接続できる、少なくとも一つの導電性パターン40と、を備える。これにより、半導体装置の生産性が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置及び半導体装置の製造方法に関し、特に複数の半導体素子を搭載したマルチチップモジュール構造の半導体装置、及びそのような半導体装置の製造方法に関する。
薄型テレビや携帯電話の小型・軽量化を実現させている要素技術の一つとして、マルチチップモジュールがある。
マルチチップモジュールは、複数の半導体素子を1つのパッケージ内に封入し、夫々の半導体素子間を配線により接続した構成をなし、システム性能の向上を図ることを特徴としている。
中でも、パワー半導体素子や、制御用ICを、同じ支持基板上に2次元的に配置し、これらの素子間をボンディングワイヤで配線したマルチチップパワーデバイスが注目されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−218309号公報
しかし、上記の先行例で開示されたデバイスに於いては、複数の素子間や素子と配線間を多数のボンディングワイヤにて配線している。
このようなボンディングワイヤ形成には、多大な時間を要し、当該デバイスの生産性が向上しないという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、生産性の高い半導体装置(マルチチップパワーデバイス)及び当該半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様では、複数のキャビティを有した支持基板と、前記支持基板の主面に選択的に配置された複数の第1の配線と、前記キャビティ内に搭載された少なくとも一つの第1の半導体素子と、前記キャビティ内に搭載され、前記半導体素子を制御する少なくとも一つの第2の半導体素子と、前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子、または、前記第1の半導体素子若しくは前記第2の半導体素子と前記第1の配線とを電気的に接続する、少なくとも一つの第2の配線と、を備えたことを特徴とする半導体装置が提供される。
また、上記の半導体装置を製造するために、本発明の一態様では、連続し、複数のキャビティを有した支持基板の主面に複数の第1の配線を選択的に配置する工程と、前記キャビティ内に、少なくとも一つの第1の半導体素子と、前記第1の半導体素子を制御する少なくとも一つの第2の半導体素子を搭載する工程と、前記第1の配線の一部、前記第1の半導体素子の電極並びに前記第2の半導体素子の電極の上に、半田材を配置する工程と、複数の第2の配線が選択的に固着された配線支持基材を、前記第1の配線、前記第1の半導体素子並びに前記第2の半導体素子の上に、前記半田材を介して載置する工程と、リフロー処理により、前記半田材を溶融させ、前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子、または、前記第1の半導体素子若しくは前記第2の半導体素子と前記第1の配線とを、前記第2の配線を通じて電気的に接続する工程と、前記配線支持基材と前記第2の配線とを離反させる工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、生産性の高い半導体装置及び当該半導体装置の製造方法を実現することができる。更に、薄型化・小型化形状の半導体装置及び当該半導体装置の製造方法を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は第1の実施の形態に係る半導体装置の要部図である。ここで、図(A)には、第1の実施の形態に係る半導体装置1aの上面が示され、図(B)には、図(A)のa−b位置に於ける半導体装置1aの断面が示されている。
図示するように、半導体装置1aは、矩形状の支持基板10を基体としている。そして、当該支持基板10の所定の位置には、少なくとも一つのキャビティ10aが略並列状に構成され、夫々のキャビティ10a内に、例えば、鉛フリーの半田(錫(Sn)−銀(Ag)系半田)層11を介して、半導体素子20a,20b,21が実装されている。
ここで、支持基板10に於いては、電極や配線、樹脂層が多層構造となって積層された、所謂プリント配線板(回路基板)が適用されている。そして、当該樹脂としては、ガラス−エポキシ樹脂、ガラス−ビスマレイミドトリアジン、或いはポリイミド等の有機材絶縁性樹脂が挙げられる。
また、このような支持基板10は、上記のプリント配線板に代えて、例えば、アルミナ(Al23)、窒化アルミニウム(AlN)、酸化シリコン(SiO2)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化カルシウム(CaO)、或いは、これらの混合物等を主たる成分とするセラミック配線板を用いてもよい。
更に、ウエハプロセスにて半導体装置1aを作製する場合には、その母材であるシリコン(Si)ウエハを基材としたシリコン配線板を支持基板としてもよい。
或いは、絶縁膜被覆金属配線板を支持基板としてもよい(後述)。
また、図(B)に示す如く、支持基板10下には、必要に応じて、金属製の放熱板(ヒートスプレッダ)10hを固着させてもよい。
また、半導体素子(第1の半導体素子)20a,20bに於いては、例えば、縦型のパワー半導体素子が適用されている。具体的には、一方の主面(上面側)に、主電極(例えば、ソース電極)と制御電極(ゲート電極)を配設し、他方の主面(下面側)に別の主電極(例えば、ドレイン電極)を配設したパワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)素子が該当する。
或いは、当該パワーMOSFETに代わる素子として、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子を用いてもよい。
また、半導体素子20a,20bの間に位置する半導体素子(第2の半導体素子)21は、制御用ICチップであり、当該半導体素子21は、半導体素子20a,20bの少なくとも何れかのON−OFF制御等をする。
尚、半導体装置1aに搭載する半導体素子の数に於いては、特に上記の数に限定されているものではない。即ち、少なくとも一つの半導体素子(例えば、パワーMOSFETまたはIGBT素子)と、当該パワー半導体素子を制御する少なくとも一つの制御ICチップが支持基板10上に配置されていればよい。
また、半導体装置1aにあっては、半導体素子20a,20b,21が実装されていない支持基板10の主面(上面側)に、主回路、信号回路、電源用回路等に組み込まれる配線(配線パターン)12が複数個、選択的に配置されている。これらの配線12は、例えば、銅(Cu)を主たる成分により構成されている。
また、半導体装置1aにあっては、半導体素子20a,20b,21、配線12の上方に、導電性パターン(導体接続子)40で構成された別の配線パターンが複数個、配置されている。これらの導電性パターン40は、例えば、銅を主たる成分により構成され、接着部材を介し、半導体素子20a,20b,21または配線12上に固着されている。
そして、これらの導電性パターン40の配置により、半導体素子20a,20b,21に設けられた電極と、夫々の素子に対応する配線12とが、当該導電性パターン40を通じて、電気的に接続されている。或いは、夫々の半導体素子20a,20b,21に設けられた素子間の電極同士が、導電性パターン40を通じて、電気的に接続されている。
尚、当該電気的な接続を確保する上記の接着部材としては、鉛フリー半田で構成された半田層13が適用されている。
更に、半導体装置1aにあっては、夫々の配線12から電極端子12aが延出され、更に、これらの電極端子12aからは、棒状の入出力端子50(材質は銅)が延出されている。
そして、支持基板10上に搭載された半導体素子20a,20b,21、配線12、並びに導電性パターン40等は、トランスファモールド法にて形成されたエポキシ系の樹脂60により完全に封止されている。
尚、図(A)に於いては、半導体装置1aの内部の構造を明確にするために、樹脂60を表示していない。
また、このような樹脂60は、トランスファモールド法以外にも、ポッティング法、ディッピング法、キャスティング法、或いは流動浸漬手法の何れか一つの方法にて形成してもよい。更に、当該樹脂60中には、アルミナや酸化シリコンで構成された無機フィラーを含浸させてもよい。
このような構成により、半導体装置1aは、コンパクト形状且つ低価格ながらマルチチップパワーデバイスとして機能することができる。
続いて、図1に示す半導体装置1aの構造をより深く理解するために、半導体装置1aの断面を拡大させた図を用いて、当該半導体装置1aの構造を説明する。
尚、以下に示す全ての図に於いては、図1と同一の部材には、同一の符号を付し、その説明の詳細については省略する。
図2は第1の実施の形態に係る半導体装置の要部断面模式図である。この図2には、樹脂60並びに入出力端子50等は、特に表示せず、半導体装置1aの特徴的な形態を拡大させた図が示されている。
上述したように、半導体装置1aにあっては、支持基板10を基体とし、支持基板10下に、放熱板10hが固着されている。当該放熱板10hは、必要に応じて、取り除いてもよい。
また、当該支持基板10の所定の位置には、少なくとも一つのキャビティ10aが形成されている。そして、支持基板10内には、導電パッド14a,14bが選択的に配置されている。例えば、半導体装置1aでは、導電パッド14a,14bの主面が夫々のキャビティ10aの底面を構成している。
このような導電パッド14a,14bは、支持基板10内に配設された図示しない配線、ビア等に導通し、更に、当該配線等を通じて、入出力端子50等との電気的接続が確保されている。
そして、導電パッド14a,14b上には、半田層11を介して、半導体素子20a,21が実装されている。
従って、半導体素子20aは、その下面側のドレイン電極と導電パッド14aとが半田層11を介して電気的に接続されている。
また、制御用ICチップである半導体素子21に於いても、その上下の主面に電極が配設されている場合には、当該下面側の電極と導電パッド14bとが半田層11を介して電気的に接続されている。但し、半導体素子21に於いて、その両主面に電極が配設されていない場合には、当該導電パッド14bの配設は必ずしも要しない。
また、導電パッド14a,14bに於いては、その主面の面積が可能な限り広くなるように、支持基板10内に配置されている。そして、半導体素子20a,21間の距離dを0.2〜3mm以上としている。
また、半導体素子20a,21が実装されていない支持基板10の上面には、配線12が複数個、選択的に配置されている。そして、半導体素子20a,21、配線12上には、上述した如く、導電性パターン40が複数個、配設されている。
このような導電性パターン40の配置により、半導体素子20a,21の上面に配設された電極パッド20ap,21pと配線12とが導電性パターン40を通じて、電気的に接続されている。
尚、当該電気的な接続を確保する接着部材としては、半田層13が適用されている。また、当該導電性パターン40が半田層13と接触する表面には、必要に応じて、鍍金層40gを形成させてもよい。例えば、鍍金層40gは、その下層からニッケル(Ni)、金(Au)または、ニッケル(Ni)、錫(Sn)の順に構成されている。
また、半導体装置1aにあっては、キャビティ10aの深さを調整することにより、電極パッド20ap,21pの上面と、配線12の上面とが略同一の高さになるように構成されている。
次に、上記の半導体装置1aを構成する、他の特徴的な構造について、半導体装置1aの断面を拡大させた図を用いて説明する。
最初に、隣接する配線12間に形成させた絶縁被膜61について説明する。
図3は絶縁被膜の形態を説明するための半導体装置の要部断面模式図である。
図示するように、隣接する配線12間に位置する支持基板10の主面上、並びにこれらの配線12の主面上の一部には、絶縁被膜61が形成されている。但し、当該絶縁被膜61に於いては、半田層13と配線12との接合部分を除いた領域に形成させる。
このような絶縁被膜61が存在すると、後述するリフロー処理によって半田層13を形成する際に、溶融した半田材の流出を、当該絶縁被膜61のダム効果により効率よく抑制することができる。これにより、半田材による配線12間の短絡、或いは配線12とその上方に位置する導電性パターン40との短絡を確実に防止することができる。
次に、電極端子12aから延出した入出力端子50について説明する。
図4は入出力端子の形態を説明するための半導体装置の要部断面模式図である。
図示するように、入出力端子50は、その一端に、二股に分離するクリップ部50aを備えている。そして、当該クリップ部50aは、支持基板10の上下の主面に配設された配線12に、鍍金層12g並びに半田層51を介し、挟装された状態にある。
このように、クリップ部50aを支持基板10端に嵌め込み、クリップ部50aと配線12とを鍍金層12gを介し半田付けすることにより、入出力端子50は、支持基板10端に強固に支持される。
更に、当該半田層51に於いては、鍍金層12gとクリップ部50aとの間隙に配置するのみではなく、クリップ部50a端から、配線12の一部にかけて、これらの部位を被覆するように形成されている。このような半田層51の形成により、挟装状態の機械的強度が更に高くなる。
尚、鍍金層12gに於いては、その下層から、ニッケル(Ni)、錫(Sn)、またはニッケル(Ni)、金(Au)を主たる成分により構成されている。
続いて、本実施の形態に係る半導体装置1aの構成を変形させた半導体装置1bの構成について説明する。
図5は絶縁膜被覆金属配線板を用いた半導体装置を説明するための要部図である。
図示するように、半導体装置1bに於いては、上述した支持基板10に代えて、コア基板70、コア基板70の上下に配置された樹脂層71、絶縁膜72で構成される絶縁膜被覆金属配線板73を用いている。
ここで、当該コア基板70は、100μm〜1mmの厚みを有し、その材質を、銅、アルミニウム、またはこれらの合金を主たる成分としている。
また、コア基板70上には、上記支持基板10と、同材料で構成され、配線やビア等が内部に積層された樹脂層71が選択的に配置されている。
また、樹脂層71が選択的に配置されていないコア基板70の主面上には、半導体素子20aが半田層11を介し、搭載されている。さらに、樹脂層71には、キャビティ10aが設けられ、当該キャビティ10a内に、エポキシ系またはシリコン系樹脂で構成される接着部材(図示しない)を介して、半導体素子21が搭載されている。
また、コア基板70下に配置された絶縁膜72は、上記セラミックまたは樹脂で構成されている。
このような半導体装置1bの構成によれば、半導体素子20a,21から発せられた熱は、半田層11または樹脂層71を通じ、より確実に、コア基板70に放熱させることができる。
尚、上述した絶縁膜被覆金属配線板73に於いては、コア基板70の両端を樹脂等で被覆したメタルコア基板、或いは、最下層に絶縁膜72を配置しないメタルベース基板であってもよい。
次に、上述した半導体装置の製造方法について、半導体装置1aの製造方法を例に取り、説明する。次に示す、図6乃至13には、半導体装置1a製造の工程を説明する要部図が示されている。
先ず、図6に示すように、導電性パターン40を複数個、選択的に配置した配線支持基材(ベースフィルム)30を準備する。ここで、図(A)には、支持基板10上に、当該配線支持基材30を載置させた場合(後述)の上方から眺めた配線支持基材30の構成が示されている。また、図(B)には、その裏面側が示されている。尚、この図には、配線支持基材30のユニットのみが示されている。従って、実際の配線支持基材30は後述するように、横方向に長く連通した構成をなしている。
この図に示すように、所定の形状に加工された配線支持基材30の主面に、導電性パターン40がエポキシ系またはシリコン系樹脂で構成された接着部材(図示しない)を介し、選択的に固着(仮止め状態)されている。ここで、導電性パターン40は、5mm以下の厚み及び線幅を有している。また、配線支持基材30は、ポリイミド樹脂(PI)、液晶ポリマ樹脂(LCP)、エポキシ樹脂(EP)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)の少なくとも一つを含む樹脂から構成されている。また、配線支持基材30の厚みは、10〜50μmである。
また、当該接着部材に於いては、100〜200℃の加熱により、その粘着性が低下する材料で構成されている。従って、当該温度に於いて、配線支持基材30を容易に導電性パターン40から剥離させることができる。
また、夫々の導電性パターン40に於いては、その両端が配線支持基材30の主面から延出した構成をしている。ここでは、その延出した部分を、延出部(フィンガー部)40aと称する。そして、支持基板10上に、当該配線支持基材30を載置させた場合(後述)、当該延出部40aの下方(図の手前方向)に、被接合体である半導体素子20a,20b,21の電極パッドや配線12が位置する。
このような配線支持基材30等を用いれば、導電性パターン40が配設された配線支持基材30を、電極パッド20ap,21pまたは配線12上に載置した後、1回のリフロー処理によって、半導体素子20a,20b,21に設けられた電極と、夫々の素子に対応する配線12、或いは、夫々の半導体素子20a,20b,21に設けられた素子間の電極同士を、当該導電性パターン40を通じて、一括して電気的に接続させることができる(後述)。
尚、配線支持基材30の中央部には、貫通孔30aが設けられている。半導体装置1aの製造中に於いては、この貫通孔30aの下方に、図1で示した半導体素子21が位置するが(後述)、当該製造中に、半導体素子21と配線支持基材30との位置確認を特に要しない場合は、貫通孔30aを設ける必要はない。
また、図7に示すように、配線支持基材30等を準備する段階に於いて、必要に応じて、絶縁被膜61を、配線支持基材30の主面に固着させてもよい。このような所定の平面形状の絶縁被膜61は、例えば、印刷法、ラミネート法等で、配線支持基材30の主面に固着させておく。
次に、図8に示すように、支持基板10が縦横に連続した基板を準備する。この段階で、各支持基板10の各ユニットには、既に、配線12、入出力端子50等が選択的に配置されている。このような選択的配置は、例えば、鍍金、選択的エッチングにより行う。また、配線12が配置されていない支持基板10の主面には、必要に応じて、少なくとも一つのキャビティ10aを形成させておく。
そして、後述する樹脂封止装置に設置された金型の容量により、必要に応じて、連続した支持基板10の個数を調節する。
次に、図9に示すように、キャビティ10a内に、鉛フリーの半田で構成させるペースト状の半田材(図示しない)をディスペンス法にて配置する。或いは、ペースト状の半田材に代えて、シート状の半田材をキャビティ10a内に配置してもよい。
そして、上記の半田材上に、半導体素子20a,20b,21を載置する。更に、配線12と、上述した導電性パターン40との接合部分、半導体素子20a,20b,21の電極パッド20ap,20bp,21p上に、ペースト状の半田材をディスペンス法にて配置する(図示しない)。
尚、キャビティ10a内に、半田材を配置し、半導体素子20a,20b,21を載置した直後にリフロー処理を行って、半導体素子20a,20b,21を支持基板10に接合させてもよいが、本実施の形態では、この段階でのリフロー処理を行わない。
また、必要に応じて、半田材上に、半導体素子20a,20b,21を載置する前に、予め、半導体素子20a,20b,21の電極パッド20ap,20bp,21p上に、半田材を配置してもよい。
次に、図10に示すように、導電性パターン40が複数個、選択的に配置された配線支持基材30を、配線12、半導体素子20a,20b,21上に載置する。ここでは、導電性パターン40が配線支持基材30の下側に位置するように、配線支持基材30を載置する。また、この段階での配線支持基材30は、図示するように、横方向に連続した支持基板10に対応するように、横方向に連続した状態にある。
尚、配線支持基材30に於いては、横方向に連続せず、必要に応じて、個片化された配線支持基材30を載置してもよい。
そして、当該載置により、夫々の導電性パターン40が上記半田材を介して配線12、半導体素子20a,20b,21に接触する。そして、加熱炉内にて、上記の支持基板10等に、例えば、260℃、10秒のリフロー処理を施し、上記の半田材を溶融・浸透させる。この処理により、半導体素子20a,20bに配設された素子間の電極と半導体素子21、または、半導体素子20a,20b,21に配設された電極と配線12とが、導電性パターン40を通じて電気的に接続される。
即ち、ワイヤボンディングのように、ボンディングワイヤを1本ずつボンディングするのではなく、リフロー処理にて、一括して、半導体素子20a,20bと半導体素子21、または、半導体素子20a,20b,21と配線12とを、導電性パターン40を通じて電気的に接続させる。
次に、図11に示すように、支持基板10等を、100〜200℃に加熱しながら(図示しない)、配線支持基材30のみを、導電性パターン40から剥離する。上述したように、導電性パターン40を配線支持基材30に接合させた接着部材は、100〜200℃にて粘着性が低下する。従って、当該加熱により、配線支持基材30と、導電性パターン40とを容易に離反させることができる。
尚、当該剥離は、自動的に制御されている剥離用のツールを用いて実施してもよく、手動にて実施してもよい。
次に、図12に示すように、支持基板10の主面の端部に配設された電極端子12aに、入出力端子50を電気的に接続する。即ち、電極端子12a上に半田材を塗布し、入出力端子50のクリップ部50aを、当該端部に嵌合させた後、リフロー処理により、電極端子12aに、入出力端子50を電気的に接続する。
続いて、図13に示すように、樹脂封止装置に備えられた金型(図示しない)内に、連続した支持基板10等を設置し、支持基板10に配置された配線12、半導体素子20a,20b,21並びに導電性パターン40等を、樹脂60により封止する。この際、支持基板10の上方に位置していた配線支持基材30は、取り除かれているので、樹脂60は、導電性パターン40下まで充分に回り込むことができる。
尚、樹脂封止は、トランスファモールド法、ポッティング法、ディッピング法、キャスティング法、流動浸漬手法のほか、圧縮成形モールド、または印刷成形法の何れか一つの方法にて実施する。
そして、当該樹脂60により封止した後、連続した支持基板10、樹脂60をダイシングラインDLに沿って分割し、個片化を行う。これにより、図1に示されるような、個片化されたマルチチップモジュール(半導体装置1a)が形成する。
このように、第1の実施の形態によれば、複数の導電性パターン40にて、一括して、半導体素子20a,20bに配設された素子間の電極と半導体素子21、または、半導体素子20a,20b,21に配設された電極と配線12とを電気的に接続できるので、マルチチップパワーデバイスの生産性を格段に向上させることができる。
<第2の実施の形態>
続いて、上述した導電性パターン40を、配線パターンを構成する導電性金属膜(金属膜)に代替させた半導体装置2について説明する。尚、以下に示す図面では、図1乃至13に示した部材と同一の部材には、同一の符号を付し、その説明の詳細については省略する。
図14は第2の実施の形態に係る半導体装置の要部断面模式図である。この図14には、第2の実施の形態に係る半導体装置2の特徴的な形態が示され、樹脂60並びに入出力端子50等は表示されていない。
上述したように、半導体装置2にあっては、支持基板10を基体としている。
また、当該支持基板10の所定の位置には、少なくとも一つのキャビティ10aが形成されている。そして、支持基板10内には、導電パッド14a,14bが選択的に配置されている。更に、導電パッド14a,14b上に、半導体素子20a,21が実装されている。
また、半導体素子20a,21が実装されていない支持基板10の上面には、配線12が複数個、選択的に配置されている。そして、半導体素子20a,21、配線12上には、導電性金属膜41が複数個、配設されている。
このような導電性金属膜41は、その一方の端が配線12に接合され、もう一方の端が半導体素子20a,21の上面に配設された電極パッド20ap,21pに接合されている。そして、当該導電性金属膜41の配置により、半導体素子20a,21の上面に配設された電極パッド20ap,21pと配線12とが導電性金属膜41を通じて、電気的に接続されている。
尚、当該電気的な接続を確保する接着部材としては、半田層13が適用されている。また、当該導電性金属膜41が半田層13と接触する表面には、必要に応じて、鍍金層41gを形成させてもよい。例えば、鍍金層41gは、その下層からニッケル(Ni)、金(Au)、またはニッケル(Ni)、錫(Sn)の順に構成されている。
また、半導体装置2にあっては、キャビティ10aの深さを調整することにより、電極パッド20ap,21pの上面と、配線12の上面とが略同一の高さになるように構成されている。
次に、このような半導体装置2の製造方法について説明する。
先ず、図15に示すように、導電性金属膜41を複数個、選択的に配置した配線支持基材31を準備する。ここで、図15には、支持基板10上に、当該配線支持基材31を載置させた場合の下方から眺めた配線支持基材31の構成が示されている。即ち、製造中に於ける配線支持基材31の裏面側が示されている。尚、この図には、配線支持基材31のユニットのみが示されている。従って、実際の配線支持基材31は上述したように、横方向に長く連通した構成をなしている。
図示するように、所定の形状に加工された配線支持基材31の主面(裏面側)上に、導電性金属膜41が、例えば、接着部材(図示しない)を介し、選択的に配置・支持されている。ここで、導電性金属膜41は、銅、銀(Ag)、金、アルミニウム(Al)またはこれらの少なくとも一つを含む合金の何れかの金属により構成されている。特に、ここでは、半田材の濡れ性を向上させる金属材を用いるのが望ましい。
また、夫々の導電性金属膜41は、5mm以下の線幅を有している。更に、その厚みについては、パワー半導体素子である半導体素子20a,20bの電極パッド20ap,20bpに導通させる導電性金属膜41mosに於いては25〜500μmに構成されている。尚、半導体素子20a,20bとして、パワー半導体素子以外の素子(後述)を用いた場合は、当該素子の電極に導通させる導電性金属膜41mosの厚みは、3〜500μmに構成されている。また、半導体素子21のような制御用ICチップの電極パッド21pに導通させる導電性金属膜41icに於いては3〜500μmに構成されている。
また、図示するような導電性金属膜41の選択的なパターン形成は、上記金属材で構成された一体の金属膜を、配線支持基材31上に、エポキシ系またはシリコン系の接着部材を介し、ラミネート接合させ、更に、当該金属膜にエッチングを施すことにより形成する。
或いは、配線支持基材31上に上記金属材で構成された導体性ペーストをスクリーン印刷にて選択的に配置した後、当該導電性ペーストを乾燥・硬化させることにより形成させてもよい。
或いは、配線支持基材31上に、スパッタまたは蒸着により上記金属材で構成された金属膜を形成させた後、当該金属膜にエッチングを施すことにより形成させてもよい。
或いは、配線支持基材31上に上記金属材で構成された鍍金層を形成させた後、当該鍍金層に選択的なエッチングを施すことにより形成させてもよい。
或いは、配線支持基材31表面を化学的または光学的手法により表面改質し、選択的な化学鍍金法により形成させてもよい。
そして、夫々の導電性金属膜41の端の下方(図の手前方向)には、被接合体である半導体素子20a,20b,21に配設された電極パッド20ap,20bp,21pや配線12が位置する。尚、導電性金属膜41の端には、上述した鍍金層41gを形成させてもよい。
そして、この後に於いては、上述した半導体装置1aの製造方法と同様の原理で製造する。
例えば、図8に示すように、支持基板10が縦横に連続した基板を準備する。続いて、図9に示す方法と同様に、キャビティ10a内に、鉛フリーの半田で構成させるペースト状の半田材を配置する。そして、上記半田材上に、半導体素子20a,20b,21を載置する。更に、配線12と、上述した導電性金属膜41との接合部分、半導体素子20a,20b,21の電極パッド20ap,20bp,21p上に、ペースト状の半田材を配置する。
次に、図10に示す方法と同様に、導電性金属膜41が複数個、選択的に配置された配線支持基材31を、配線12、半導体素子20a,20b,21上に載置する。ここでは、導電性金属膜41が配線支持基材31の下側に位置するように、配線支持基材31を載置する。
そして、当該載置により、夫々の導電性金属膜41が上記半田材を介して配線12、半導体素子20a,20b,21に接触する。そして、加熱炉内にて、上記の支持基板10等に、例えば、260℃、10秒のリフロー処理を施し、上記の半田材を溶融・浸透させる。この処理により、半導体素子20a,20bに配設された素子間の電極と半導体素子21、または、半導体素子20a,20b,21に配設された電極と配線12とが、導電性金属膜41を通じて電気的に接続される。
次に、図11に示す方法と同様に、支持基板10等を、100〜200℃に加熱しながら(図示しない)、配線支持基材31と、導電性金属膜41とを離反させる。
次に、図12に示すように、支持基板10の主面の端部に配設された電極端子12aに、入出力端子50を電気的に接続する。
続いて、図13に示すように、樹脂封止装置に備えられた金型(図示しない)内に、連続した支持基板10等を設置し、支持基板10に配置された配線12、半導体素子20a,20b,21並びに導電性金属膜41等を、樹脂60により封止する。
そして、当該樹脂60により封止した後、連続した支持基板10並びに樹脂60をダイシングラインDLに沿って分割し、個片化を行う。これにより、個片化されたマルチチップモジュール(半導体装置2)が形成する。
このように、第2の実施の形態によれば、複数の導電性金属膜41にて、一括して、半導体素子20a,20bに配設された素子間の電極と半導体素子21、または、半導体素子20a,20b,21に配設された電極と配線12とを電気的に接続できる。この結果、マルチチップパワーデバイスの生産性を格段に向上させることができる。
即ち、導電性金属膜41が配設された上記配線支持基材31を用いることにより、当該配線支持基材31を、半導体素子20a,20b,21の電極パッド20ap,20bp,21p、または配線12上に載置した後、1回のリフロー処理によって、半導体素子20a,20b,21の電極パッド20ap,20bp,21pと、夫々の素子に対応する配線12、或いは、夫々の半導体素子20a,20b,21に設けられた素子間の電極パッド20ap,20bp,21p同士を、当該導電性金属膜41を介し、一括して電気的に接続させることができる。
このように、第1,2の実施の形態によれば、マルチチップパワーデバイスの生産性を格段に向上させることができる。
例えば、従来のアルミニウム配線を用いたワイヤボンディング法では、アルミニウム配線を1本ボンディングするのに、約1秒を要していた。従って、約20本のボンディングワイヤを搭載した1つのマルチチップモジュールでは、ワイヤボンディングを完了させるのに、約20秒を要していた。
これにより、M個のマルチチップモジュールを作製する場合には、約20×M秒の時間がワイヤボンディングに費やされる。
しかし、本実施の形態によれば、10秒のリフロー処理で、M個のマルチチップモジュールのワイヤボンディングを全て完了させることができる。
従って、本実施の形態によれば、従来のワイヤボンディングに要される時間を、約20×M分の10(10/(20×M))に短縮させることができる。
また、第1,2の実施の形態に示す半導体装置1a,1b,2では、半導体素子20a,20b,21をキャビティ10a内に配置し、半導体素子20a,20b,21、配線12の上方に、支持基板10と平行にある導電性パターン40、導電性金属膜41を配置させている。このような構造によれば、半導体装置(マルチチップモジュール)の薄型化・小型化を図ることができる。
また、上記の第1,2の実施の形態は、夫々が独立した実施の形態とは限らない。第1,2の実施の形態で説明した一つの形態と、他の形態とを複合させた形態にしてもよい。
また、半導体素子(第1の半導体素子)20a,20bと、半導体素子(第2の半導体素子)21の組み合わせについては、上述したパワー半導体素子、制御用ICチップに限ることはない。
例えば、第1の半導体素子としては、半導体メモリであってもよく、第2の半導体素子としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、或いは半導体メモリの何れかであってもよい。また、第1の半導体素子、第2の半導体素子が共に、アナログICチップであってもよい。
第1の実施の形態に係る半導体装置の要部図である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の要部断面模式図である。 絶縁被膜の形態を説明するための半導体装置の要部断面模式図である。 入出力端子の形態を説明するための半導体装置の要部断面模式図である。 絶縁膜被覆金属配線板を用いた半導体装置を説明するための要部図である。 半導体装置製造の工程を説明する要部図である(その1)。 半導体装置製造の工程を説明する要部図である(その2)。 半導体装置製造の工程を説明する要部図である(その3)。 半導体装置製造の工程を説明する要部図である(その4)。 半導体装置製造の工程を説明する要部図である(その5)。 半導体装置製造の工程を説明する要部図である(その6)。 半導体装置製造の工程を説明する要部図である(その7)。 半導体装置製造の工程を説明する要部図である(その8)。 第2の実施の形態に係る半導体装置の要部断面模式図である。 半導体装置製造の工程を説明する要部図である(その9)。
符号の説明
1a,1b,2 半導体装置
10 支持基板
10a キャビティ
10h 放熱板
11,13,51 半田層
12 配線
12a 電極端子
12g,40g 鍍金層
14a,14b 導電パッド
20a,20b,21 半導体素子
20ap,20bp,21p 電極パッド
30,31 配線支持基材
30a 貫通孔
40 導電性パターン
40a 延出部
41,41mos,41ic 導電性金属膜
50 入出力端子
50a クリップ部
60 樹脂
61 絶縁被膜
70 コア基板
71 樹脂層
72 絶縁膜
73 絶縁膜被覆金属配線板
DL ダイシングライン

Claims (17)

  1. 複数のキャビティを有した支持基板と、
    前記支持基板の主面に選択的に配置された複数の第1の配線と、
    前記キャビティ内に搭載された少なくとも一つの第1の半導体素子と、
    前記キャビティ内に搭載され、前記半導体素子を制御する少なくとも一つの第2の半導体素子と、
    前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子、または、前記第1の半導体素子若しくは前記第2の半導体素子と前記第1の配線とを電気的に接続する、少なくとも一つの第2の配線と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記支持基板がプリント配線板、セラミック配線板、シリコン配線板、絶縁膜被覆金属配線板の何れかであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記キャビティ内に搭載した、前記第1の半導体素子または前記第2の半導体素子の主面に配置された電極パッドと、前記第1の配線の高さが同じ高さになるように、前記キャビティの深さが調節されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記支持基板の前記主面と前記第2の配線とが平行状態にあることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記第2の配線が導電性パターンまたは金属膜であることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記第1の半導体素子の電極に接合された前記金属膜の厚みが、25〜500μmであることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記第2の半導体素子の電極に接合された前記金属膜の厚みが、3〜500μmであることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  8. 前記金属膜の材質が銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)、アルミニウム(Al)の少なくとも一つを含む金属であることを特徴とする請求項5乃至7の何れか一項に記載の半導体装置。
  9. 隣接する前記第1の配線の一部並びに隣接する前記第1の配線間の前記支持基板の前記主面上に絶縁被膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  10. 前記支持基板の前記主面の端部に、前記第1の配線に導通する複数の電極端子が延出され、夫々の前記電極端子に、棒状の入出力端子が電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  11. 前記入出力端子にクリップ部が設けられ、前記端部が前記クリップ部により挟装されていることを特徴とする請求項10記載の半導体装置。
  12. 前記電極端子並びに前記電極端子が配置された前記端部の反対側の主面に配置された金属配線と、前記クリップ部とが半田接合されていることを特徴とする請求項11記載の半導体装置。
  13. 前記電極端子並びに前記金属配線の表面に、ニッケル(Ni)並びに錫(Sn)、またはニッケル(Ni)並びに金(Au)で構成される鍍金層が形成されていることを特徴とする請求項12記載の半導体装置。
  14. 連続し、複数のキャビティを有した支持基板の主面に複数の第1の配線を選択的に配置する工程と、
    前記キャビティ内に、少なくとも一つの第1の半導体素子と、前記第1の半導体素子を制御する少なくとも一つの第2の半導体素子を搭載する工程と、
    前記第1の配線の一部、前記第1の半導体素子の電極並びに前記第2の半導体素子の電極の上に、半田材を配置する工程と、
    複数の第2の配線が選択的に固着された配線支持基材を、前記第1の配線、前記第1の半導体素子並びに前記第2の半導体素子の上に、前記半田材を介して載置する工程と、
    リフロー処理により、前記半田材を溶融させ、前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子、または、前記第1の半導体素子若しくは前記第2の半導体素子と前記第1の配線とを、前記第2の配線を通じて電気的に接続する工程と、
    前記配線支持基材と前記第2の配線とを離反させる工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 離反後、前記第1の配線に導通し、前記支持基板の端部まで延出された端子に、棒状の入出力端子を電気的に接続することを特徴とする請求項14記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記入出力端子を取り付けた後、前記第1の配線、前記第1の半導体素子、前記第2の半導体素子、前記第2の配線を、樹脂により封止することを特徴とする請求項15記載の半導体装置の製造方法。
  17. 封止後、前記支持基板並びに前記樹脂を分割することを特徴とする請求項16記載の半導体装置の製造方法。
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CN107546184A (zh) * 2016-06-28 2018-01-05 株式会社吉帝伟士 半导体封装体及其制造方法
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