JP2009223977A - ヘッドサスペンションユニットおよびヘッドサスペンションアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】治具とベースプレートとの接触面積を十分に確保しつつベースプレートの輪郭の外側でフレキシャの振動を抑制することができるヘッドサスペンションユニットおよびヘッドサスペンションアセンブリを提供する。
【解決手段】フレキシャ29はベースプレート31上で溝39に受け入れられる。その結果、フレキシャ29は、ベースプレート31の後端に近い位置でベースプレート31の輪郭から外側に延びることができる。ベースプレート31の輪郭から外側に配置されるフレキシャ29の面積は著しく減少する。フレキシャ29の振動は抑制される。しかも、治具がベースプレート31上に押し付けられても、フレキシャ29の破損は確実に回避される。その一方で、ベースプレート31および治具の間で十分な接触面積が確保される。治具はキャリッジアーム19の表面に向かって十分な押し付け力でベースプレート31を押し付けることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばハードディスク駆動装置(HDD)といった記憶装置に組み込まれるヘッドサスペンションアセンブリに関する。
例えば特許文献1に開示されるように、ヘッドサスペンションは広く知られる。ヘッドサスペンションは、キャリッジアームの前端に取り付けられるベースプレートを備える。ベースプレートの取り付けにあたってかしめ技術が用いられる。ベースプレートにはロードビームが連結される。連結にあたってヒンジプレートが用いられる。ロードビームの表面にはフレキシャが貼り付けられる。ロードビーム上でフレキシャにはヘッドスライダが搭載される。
フレキシャはステンレス鋼板を備える。ステンレス鋼板上に配線パターンが形成される。フレキシャは、ヘッドスライダの空気流出端からロードビームの後端に向かって延びる。その後、フレキシャは、ロードビームの輪郭から外側に延びつつキャリッジアームの側縁に沿ってキャリッジの基端まで延びる。フレキシャは、キャリッジアームの側縁に形成される溝に受け入れられる。こうしてステンレス鋼板上の配線パターンはヘッドスライダおよびキャリッジの基端のヘッドICを電気的に接続する。
ヘッドサスペンションの取り付けにあたって、キャリッジアームに形成される円柱形の貫通孔にベースプレートの円筒形のボスが受け入れられる。ベースプレートおよびキャリッジアームは治具で挟み込まれる。ベースプレートはキャリッジアームに比較的に大きな力で押し付けられる。この状態でボス内にはボスの内径より大きい直径のボールが押し込まれる。ボスは貫通孔の内壁面に向かって塑性変形する。こうしてヘッドサスペンションはキャリッジアームに連結される。
特開2004−95076号公報 特許第3753968号公報 米国特許第6313972号明細書
ヘッドサスペンションの取り付け時、位置決め精度の向上にあたって、ベースプレートは比較的に大きな力でキャリッジアームに押し付けられる。その結果、治具はベースプレートにできる限り大きな面積で接触することが望まれる。その一方で、フレキシャの振動の抑制にあたって、ロードビームの輪郭から外側に配置されるフレキシャの面積は抑制されることが望まれる。フレキシャの振動はヘッドスライダの位置決め精度を悪化させる。その結果、フレキシャはできる限りベースプレートの後端寄りでベースプレートの輪郭から外側に延びることが望まれる。
しかしながら、治具がベースプレートに十分に大きな面積で接触すると、フレキシャはベースプレートの前端より前方でロードビームの輪郭から外側に延びなければならない。ロードビームの輪郭から外側でフレキシャの振動は避けられない。その一方で、フレキシャがベースプレートの後端寄りでベースプレートの輪郭から外側に延びると、治具とベースプレートとは大きな面積で接触することができない。治具との接触面積の確保とフレキシャの振動の抑制とはトレードオフの関係を有する。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、治具とベースプレートとの接触面積を十分に確保しつつベースプレートの輪郭の外側でフレキシャの振動を抑制することができるヘッドサスペンションユニットおよびヘッドサスペンションアセンブリを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、ヘッドサスペンションユニットは、ベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、前記ベースプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャとを備えることを特徴とする。
こうしたヘッドサスペンションユニットでは、フレキシャはベースプレート上で溝に受け入れられる。その結果、フレキシャは、ベースプレートの後端に近い位置でベースプレートの輪郭から外側に延びることができる。したがって、ベースプレートの前端に近い位置でベースプレートの輪郭から外側にフレキシャが延びる場合に比べて、ベースプレートの輪郭から外側に配置されるフレキシャの面積は著しく減少する。フレキシャの振動は抑制される。
しかも、ヘッドサスペンションユニットの取り付けにあたって、フレキシャは溝内に受け入れられる。フレキシャは、ベースプレートの表面を含む仮想平面と溝とで仕切られる空間内に収容される。その結果、治具がベースプレート上に押し付けられても、フレキシャの破損は確実に回避される。その一方で、ベースプレートおよび治具の間で十分な接触面積が確保される。治具はキャリッジアームの表面に向かって十分な押し付け力でベースプレートを押し付けることができる。ベースプレートすなわちヘッドサスペンションユニットとキャリッジアームとの相対位置のずれは回避される。
ヘッドサスペンションユニットでは、前記溝は前記ベースプレートの後端で前記ベースプレートの輪郭に達する。こうしてフレキシャがベースプレートの後端でベースプレートの輪郭から外側に延びることができる。したがって、ベースプレートすなわちキャリッジアームの輪郭から外側に配置されるフレキシャの面積は一層減少する。フレキシャの振動は一層回避される。
前記溝は前記ベースプレートの前後方向中心線に対して対称に延びる。こうした構成によれば、ベースプレートがキャリッジアームの表面に押し付けられる際、治具はベースプレートの全面にわたって均等な押し付け力を作用させることができる。ベースプレートの不均一な反りや歪みは確実に回避される。
ヘッドサスペンションユニットでは、前記溝は、前記ロードビームを受け止める前記ベースプレートの第1面の裏側に規定される第2面に形成される。こうしたヘッドサスペンションアセンブリでは、ベースプレートの第1面には溝は形成されない。その結果、ベースプレートの表面の全面に治具が接触することができる。治具は大きな押し付け力でベースプレートを押し付けることができる。しかも、フレキシャがベースプレートの表面に配置される場合に比べて、フレキシャはキャリッジアームの表面に近い位置でベースプレートの輪郭から外側に延びる。例えばキャリッジアームの側縁に形成される溝との高低差は減少する。その結果、フレキシャは比較的に簡単にキャリッジアームの溝に受け入れられる。キャリッジの組立の作業性は向上する。
以上のようなヘッドサスペンションユニットは、前記ベースプレートおよび前記ロードビームを連結するヒンジプレートを備えてもよい。
ヘッドサスペンションアセンブリは、ベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、前記ベースプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とする。こうしたヘッドサスペンションアセンブリでは前述のヘッドサスペンションユニットと同様の作用効果が実現される。
キャリッジは、支軸に回転自在に支持されるキャリッジブロックと、前記キャリッジブロックに区画されて前方に延びるキャリッジアームと、前記キャリッジアームの前端に取り付けられるベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されて、前記ベースプレートの前端から前方に延びるロードビームと、前記ベースプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とする。こうしたキャリッジでは前述のヘッドサスペンションユニットと同様の作用効果が実現される。キャリッジは例えば記憶装置に組み込まれる。
ヘッドサスペンションユニットは、ベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、前記ロードビーム上から前記ベースプレート上に延びつつ前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャ本体と、前記ベースプレート上で前記フレキシャ本体の表面に形成される溝と、前記フレキシャ本体の表面に形成されて、前記ベースプレート上で前記溝に受け入れられる配線パターンとを備えることを特徴とする。
こうしたヘッドサスペンションユニットでは、ベースプレート上でフレキシャ本体の表面には溝が形成される。ベースプレート上で配線パターンはフレキシャ本体の溝に受け入れられる。その結果、配線パターンは、ベースプレートの後端に近い位置でベースプレートの輪郭から外側に延びることができる。したがって、ベースプレートの前端に近い位置でベースプレートの輪郭から外側に配線パターンが延びる場合に比べて、ベースプレートの輪郭から外側に配置される配線パターンすなわちフレキシャの面積は著しく減少する。フレキシャの振動は抑制される。
しかも、ヘッドサスペンションユニットの取り付けにあたって、配線パターンは溝内に受け入れられる。その結果、治具がベースプレート上でフレキシャ本体の表面に押し付けられても、配線パターンの破損は確実に回避される。その一方で、フレキシャ本体および治具の間で十分な接触面積が確保される。治具はキャリッジアームの表面に向かって十分な押し付け力でフレキシャ本体およびベースプレートを押し付けることができる。ベースプレートすなわちヘッドサスペンションユニットとキャリッジアームとの相対位置のずれは回避される。
ヘッドサスペンションアセンブリは、ベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、前記ロードビーム上から前記ベースプレート上に延びつつ前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャ本体と、前記ベースプレート上で前記フレキシャ本体の表面に形成される溝と、前記フレキシャ本体の表面に形成されて、前記ベースプレート上で前記溝に受け入れられる配線パターンと、前記ロードビーム上で前記フレキシャ本体の表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とする。こうしたヘッドサスペンションアセンブリでは前述のヘッドサスペンションユニットと同様の作用効果が実現される。
ヘッドサスペンションユニットは、ベースプレートと、前記ベースプレートの前端から前方に所定の間隔で隔てられるロードビームと、前記ベースプレートおよび前記ロードビームに貼り付けられるヒンジプレートと、前記ベースプレート上で前記ヒンジプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から前記ベースプレート上に延びて前記ヒンジプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャとを備えることを特徴とする。
こうしたヘッドサスペンションユニットでは、ベースプレート上でヒンジプレートの表面には溝が形成される。ベースプレート上でフレキシャはヒンジプレートの溝に受け入れられる。その結果、フレキシャは、ベースプレートの後端に近い位置でベースプレートの輪郭から外側に延びることができる。したがって、ベースプレートの前端に近い位置でベースプレートの輪郭から外側に配線パターンが延びる場合に比べて、ベースプレートの輪郭から外側に配置されるフレキシャの面積は著しく減少する。フレキシャの振動は抑制される。
しかも、ヘッドサスペンションユニットの取り付けにあたって、フレキシャは溝内に受け入れられる。その結果、治具がベースプレート上でヒンジプレートの表面に押し付けられても、フレキシャの破損は確実に回避される。その一方で、ヒンジプレートおよび治具の間で十分な接触面積が確保される。治具はキャリッジアームの表面に向かって十分な押し付け力でヒンジプレートおよびベースプレートを押し付けることができる。ベースプレートすなわちヘッドサスペンションユニットとキャリッジアームとの相対位置のずれは回避される。
ヘッドサスペンションアセンブリは、ベースプレートと、前記ベースプレートの前端から前方に所定の間隔で隔てられるロードビームと、前記ベースプレートおよび前記ロードビームに貼り付けられるヒンジプレートと、前記ベースプレート上で前記ヒンジプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から前記ベースプレート上に延びて前記ヒンジプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とする。こうしたヘッドサスペンションアセンブリでは前述のヘッドサスペンションユニットと同様の作用効果が実現される。
以上のように、ヘッドサスペンションユニットおよびヘッドサスペンションアセンブリは、治具とベースプレートとの接触面積を十分に確保しつつベースプレートの輪郭の外側でフレキシャの振動を抑制することができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明に係る記憶装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)11の内部構造を概略的に示す。このHDD11は筐体すなわちハウジング12を備える。ハウジング12は箱形のベース13およびカバー(図示されず)を備える。ベース13は例えば平たい直方体の内部空間すなわち収容空間を区画する。ベース13は例えばアルミニウムといった金属材料から鋳造に基づき成形されればよい。カバーはベース13の開口に結合される。カバーとベース13との間で収容空間は密閉される。カバーは例えばプレス加工に基づき1枚の板材から成形されればよい。
収容空間には、記憶媒体としての1枚以上の磁気ディスク14が収容される。磁気ディスク14はスピンドルモータ15の回転軸に装着される。スピンドルモータ15は例えば5400rpmや7200rpm、10000rpm、15000rpmといった高速度で磁気ディスク14を回転させることができる。
収容空間にはキャリッジ16がさらに収容される。キャリッジ16はキャリッジブロック17を備える。キャリッジブロック17は、垂直方向に延びる支軸18に回転自在に連結される。キャリッジブロック17には、支軸18から水平方向に延びる複数のキャリッジアーム19が区画される。キャリッジブロック17は例えば押し出し成型に基づきアルミニウムから成型されればよい。
個々のキャリッジアーム19の先端にはヘッドサスペンションアセンブリ21が取り付けられる。ヘッドサスペンションアセンブリ21はヘッドサスペンション22を備える。ヘッドサスペンション22はキャリッジアーム19の先端から前方に延びる。ヘッドサスペンション22の前端には浮上ヘッドスライダ23が支持される。浮上ヘッドスライダ23にはヘッド素子すなわち電磁変換素子が搭載される。
磁気ディスク14の回転に基づき磁気ディスク14の表面で気流が生成されると、気流の働きで浮上ヘッドスライダ23には正圧すなわち浮力および負圧が作用する。浮力および負圧とヘッドサスペンション22の押し付け力とが釣り合うことで磁気ディスク14の回転中に比較的に高い剛性で浮上ヘッドスライダ23は浮上し続けることができる。
こういった浮上ヘッドスライダ23の浮上中にキャリッジ16が支軸18回りで回転すると、浮上ヘッドスライダ23は磁気ディスク14の半径線に沿って移動することができる。その結果、浮上ヘッドスライダ23上の電磁変換素子は最内周記録トラックと最外周記録トラックとの間でデータゾーンを横切ることができる。こうして浮上ヘッドスライダ23上の電磁変換素子は目標の記録トラック上に位置決めされる。
キャリッジブロック17には例えばボイスコイルモータ(VCM)24といった動力源が接続される。このVCM24の働きでキャリッジブロック17は支軸18回りで回転することができる。こうしたキャリッジブロック17の回転に基づきキャリッジアーム19およびヘッドサスペンション22の揺動は実現される。
図1から明らかなように、キャリッジブロック本体17上にはフレキシブルプリント基板ユニット25が配置される。フレキシブルプリント基板ユニット25は、フレキシブルプリント基板26に実装されるヘッドIC(集積回路)27を備える。磁気情報の読み出し時には、このヘッドIC27から電磁変換素子の読み出し素子に向けてセンス電流が供給される。同様に、磁気情報の書き込み時には、ヘッドIC27から電磁変換素子の書き込み素子に向けて書き込み電流が供給される。
ヘッドIC27には、収容空間内に配置される小型の回路基板28や、ベース13の底板の裏側に取り付けられるプリント回路基板(図示されず)からセンス電流や書き込み電流は供給される。こうしたセンス電流や書き込み電流の供給にあたってフレキシャ29が用いられる。フレキシャ29の一端はフレキシブルプリント基板ユニット25に接続される。フレキシャ29はキャリッジアーム19の側縁に沿って延びつつ他端でヘッドサスペンション22上に貼り付けられる。
図2は本発明の第1実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリ21の構造を概略的に示す。ヘッドサスペンションアセンブリ21は、キャリッジアーム19の前端に取り付けられるベースプレート31と、ベースプレート31から前方に所定の間隔で隔てられるロードビーム32とを備える。ベースプレート31およびロードビーム32の表面にはヒンジプレート33が固定される。ヒンジプレート33はベースプレート31の前端およびロードビーム32の後端の間で弾性変形部34を区画する。こうしてヒンジプレート33はベースプレート31およびロードビーム32を連結する。ベースプレート31、ロードビーム32およびヒンジプレート33は例えばステンレス鋼の薄板からそれぞれ形成される。
ベースプレート31、ロードビーム32およびヒンジプレート33はヘッドサスペンション22を構成する。ヘッドサスペンション22の表面には前述のフレキシャ29が貼り付けられる。フレキシャ29はフレキシャ本体すなわちステンレス鋼板35を備える。ステンレス鋼板35は、表面で浮上ヘッドスライダ23を受け止める支持板36と、ロードビーム32およびヒンジプレート33の表面に貼り付けられる固定板37とを備える。固定板37の固定にあたって例えば複数の接合スポットでスポット溶接が実施されればよい。浮上ヘッドスライダ23は支持板36の表面に接着される。支持板36および固定板37は1枚のステンレス鋼の薄板から形成される。
固定板37の表面には配線パターン38が形成される。配線パターン38の一端は浮上ヘッドスライダ23に接続される。配線パターン38は、例えば読み出し素子用の1対の配線パターン38aと、例えば書き込み素子用の1対の配線パターン38bとを備える。固定板37は例えばヒンジプレート33上で二股に分かれる。各固定板37は、ベースプレート31の第1面すなわち表面に形成される2筋の溝39に受け入れられる。溝39は、ベースプレート31の表面から裏面に貫通する貫通孔41を挟み込む。こうして溝39はベースプレート31の前後方向中心線を境界にして両側に形成される。各溝39は、ベースプレート31の側端でベースプレート31の輪郭に到達する。各溝39に受け入れられる固定板37には配線パターン38aおよび配線パターン38bがそれぞれ形成される。溝39の形成にあたってベースプレート31に例えばエッチングやスタンピング、切削加工のいずれかが実施されればよい。
固定板37はベースプレート31の側端でベースプレート31の輪郭から外側に延びる。ベースプレート31の輪郭から外側で固定板37は例えば90度に折れ曲がる。こうして固定板37はキャリッジアーム19の側縁に沿ってフレキシブルプリント基板ユニット25まで延びる。固定板37は、キャリッジアーム19の側縁に形成される溝42に受け入れられる。こうしてヘッドサスペンションアセンブリ21はいわゆるロングテール型を構成する。配線パターン38の他端はヘッドIC27に接続される。その結果、浮上ヘッドスライダ23およびヘッドIC27は電気的に接続される。なお、ベースプレート31、ロードビーム32、ヒンジプレート33およびフレキシャ29は本発明のヘッドサスペンションユニットを構成する。
図3に示されるように、ベースプレート31は第2面すなわち裏面でキャリッジアーム19の表面に受け止められる。ベースプレート31は、前述の貫通孔41周りでベースプレート31の裏面から直立する円筒形のボス43を備える。ボス43内に前述の貫通孔41が規定される。ボス43は、キャリッジアーム19の前端に形成される貫通孔44に受け入れられる。貫通孔44はキャリッジアーム19の表面から裏面に貫通する。後述のかしめに基づきベースプレート31のボス43は貫通孔44の内壁面に向かって押し付けられる。こうしてベースプレート31はキャリッジアーム19に固定される。
浮上ヘッドスライダ23の背後で支持板36は、ロードビーム32の表面に形成されるドーム状の突起(図示されず)に受け止められる。前述の弾性変形部34は所定の弾性力すなわち曲げ力を発揮する。この曲げ力の働きでロードビーム32の前端には磁気ディスク14の表面に向かう押し付け力が付与される。この押し付け力は突起の働きで支持板36の背後から浮上ヘッドスライダ23に作用する。浮上ヘッドスライダ23は、気流の働きで生成される浮力に基づき姿勢を変化させることができる。突起は浮上ヘッドスライダ23すなわち支持板36の姿勢変化を許容する。
図4に示されるように、ベースプレート31上でフレキシャ29すなわち配線パターン38は溝39内に収容される。フレキシャ29は、ベースプレート31の表面を含む仮想平面と溝39とで仕切られる空間内に収容される。フレキシャ29は固定板37で溝39の底面に固定される。固定にあたって例えば接着剤が用いられればよい。ただし、固定板37はスポット溶接に基づき溝39の底面に固定されてもよい。配線パターン38は、例えば固定板37上に順番に積層される絶縁層46、導電層47および保護層48を備える。導電層47には例えば銅といった導電材料が用いられる。絶縁層46および保護層48には例えばポリイミド樹脂といった樹脂材料が用いられる。
以上のようなヘッドサスペンションアセンブリ21では、フレキシャ29はベースプレート31上で溝39に受け入れられる。その結果、フレキシャ29は、ベースプレート31の後端に近い位置でベースプレート31の輪郭から外側に延びることができる。したがって、例えばベースプレート31より前方でヒンジプレート33の輪郭から外側にフレキシャが延びる場合に比べて、ベースプレート31の輪郭から外側に配置されるフレキシャ29の面積は著しく減少する。フレキシャ29の振動は抑制される。浮上ヘッドスライダ23の位置決め精度は向上する。加えて、ベースプレート31上で配線パターン38aおよび配線パターン38bは貫通孔41で隔てられることから、配線パターン38aおよび配線パターン38bの間で相互にノイズの乗り移りは回避される。
次に、キャリッジ16の製造方法を説明する。まず、キャリッジブロック17が用意される。その一方で、ヘッドサスペンションアセンブリ21が予め組み立てられる。ベースプレート31上でフレキシャ29は溝39内に収容される。図5に示されるように、キャリッジアーム19の貫通孔44にはベースプレート31のボス43が受け入れられる。ボス43の内壁面には貫通孔41内に進入する環状のフランジ49が形成される。ベースプレート31およびキャリッジアーム19は治具51の平坦面で挟み込まれる。こうしてベースプレート31はキャリッジアーム19の表面に押し付けられる。フレキシャ29は溝39内に受け入れられることから、治具51の押し付けにも拘わらず配線パターン38の破損は回避される。
治具51の押し付けが維持されつつ、ベースプレート31の貫通孔41内にはかしめ用のボール52が押し込まれる。ボール52の直径は貫通孔41の内径よりも僅かに大きく設定される。その結果、ボール52の押し込みに基づき貫通孔41は押し広げられる。フランジ49はキャリッジアーム19の貫通孔44の内壁面に向かって押し潰される。こうしてフランジ49は塑性変形する。フランジ49の塑性変形に基づきボス43が形成される。ボス43はキャリッジアーム19の貫通孔44内に強固に固定される。ヘッドサスペンションアセンブリ21はキャリッジアーム19の前端に固定される。こうしてキャリッジ16は製造される。
こうした製造方法では、配線パターン38は溝39内に受け入れられる。配線パターン38は、ベースプレート31の表面を含む仮想平面と溝39とで区画される空間内に完全に収容される。その結果、治具51の平坦面がベースプレート31上に押し付けられても、配線パターン38の破損は確実に回避される。その一方で、ベースプレート31および治具51の間で十分な接触面積が確保される。治具51はキャリッジアーム19の表面に向かって十分な押し付け力でベースプレート31を押し付けることができる。ベースプレート31すなわちヘッドサスペンションアセンブリ21とキャリッジアーム19との相対位置のずれは回避される。
しかも、ヘッドサスペンションアセンブリ21では、溝39はベースプレート31の前後方向中心線を境界にして両側に形成される。したがって、治具51の押し付け時、溝39が貫通孔41の片側に沿って形成される場合に比べて、ベースプレート31の前後方向中心線を境界に両側で治具51との接触面積はできる限り均等に設定される。その結果、貫通孔41の両側で治具51の押し付け力はベースプレート31の全面にできる限り均等に作用することができる。ベースプレート31の反りや歪みは低減される。ヘッドサスペンションアセンブリ21は設計通りにキャリッジアーム19に取り付けられることができる。
図6は本発明の第2実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリ21aの構造を概略的に示す。このヘッドサスペンションアセンブリ21aでは、溝39はベースプレート31の後端でベースプレート31の輪郭に到達する。こうしてベースプレート31上で溝39はベースプレート31の前後方向中心線に対して対称に延びることができる。フレキシャ29はベースプレート31の後端でベースプレート31の輪郭から外側に延びる。ここでは、ベースプレート31の後端より後方でフレキシャ29はキャリッジアーム19の表面に貼り付けられればよい。貼り付けにあたって例えば接着剤が用いられる。その他、前述のヘッドサスペンションアセンブリ21と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
こうしたヘッドサスペンションアセンブリ21aでは、ベースプレート31上で溝39はベースプレート31の前後方向中心線に対して対称に形成される。したがって、ベースプレート31がキャリッジアーム19の表面に押し付けられる際、治具51はベースプレート31の全面にわたって均等な押し付け力を作用させることができる。ベースプレート31の反りや歪みは確実に回避される。しかも、フレキシャ29はベースプレート31の後端でベースプレート31の輪郭から外側に延びる。したがって、ベースプレート31すなわちキャリッジアーム19の輪郭から外側に配置されるフレキシャ29の面積は一層減少する。フレキシャ29の振動は一層回避される。
図7は本発明の第3実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリ21bの構造を概略的に示す。このヘッドサスペンションアセンブリ21bでは、フレキシャ29はキャリッジアーム19およびベースプレート31の間に配置される。図8に示されるように、溝39はベースプレート31の裏面に形成される。溝39は前述と同様の軌跡を辿ればよい。フレキシャ29すなわち配線パターン38は溝39内に受け入れられる。フレキシャ29は溝39の底面に貼り付けられればよい。貼り付けにあたって例えば接着剤が用いられる。溝39はベースプレート31の前端からベースプレート31の後端まで延びればよい。その他、前述のヘッドサスペンションアセンブリ21、21aと均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
こうしたヘッドサスペンションアセンブリ21bでは、ベースプレート31の表面には溝39は形成されない。その結果、ベースプレート31の表面の全面に治具51の平坦面が接触することができる。治具51は大きな押し付け力でベースプレート31を押し付けることができる。しかも、フレキシャ29がベースプレート31の表面に配置される場合に比べて、フレキシャ29はキャリッジアーム19の表面に近い位置でベースプレート31の側端から輪郭の外側に延びる。キャリッジアーム19の側縁に形成される溝との高低差は減少する。その結果、フレキシャ29は比較的に簡単にキャリッジアーム19の溝に受け入れられる。キャリッジ16の組立の作業性は向上する。その他、前述のヘッドサスペンションアセンブリ21、21bと同様の作用効果が実現される。
図9は本発明の第4実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリ21cの構造を概略的に示す。このヘッドサスペンションアセンブリ21cでは、フレキシャ29の固定板37がベースプレート31上に広がる。固定板37は例えばスポット溶接に基づきベースプレート31の表面に固定される。前述の溝39は、ベースプレート31の表面に代えてベースプレート31上でフレキシャ29の固定板37に形成される。溝39は前述と同様の軌跡を辿ればよい。溝39内に配線パターン38が配置される。こうした溝39の形成にあたって固定板37に例えばエッチングが実施されればよい。
図10に示されるように、ベースプレート31上では、配線パターン38は、フレキシャ29の表面を含む仮想平面と溝39とで区画される空間内に収容される。溝39内でベースプレート31の表面が露出する。溝39の底面はベースプレート31の表面で規定される。こうして溝39内で配線パターン38はベースプレート31の表面に貼り付けられる。貼り付けにあたって例えば接着剤が用いられる。その他、前述のヘッドサスペンションアセンブリ21〜21bと均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。こうしたヘッドサスペンションアセンブリ21cでは前述と同様の作用効果が実現される。
図11は本発明の第5実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリ21dの構造を概略的に示す。このヘッドサスペンションアセンブリ21dでは、前述のヘッドサスペンションアセンブリ21cで、ヒンジプレート33がフレキシャ29の固定板37で代用される。すなわち、弾性変形部34は固定板37に形成される。固定板37はベースプレート31およびロードビーム32を連結する。その他、前述のヘッドサスペンションアセンブリ21〜21cと均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。こうしたヘッドサスペンションアセンブリ21dでは前述と同様の作用効果が実現される。
図12は本発明の第6実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリ21eの構造を概略的に示す。このヘッドサスペンションアセンブリ21eでは、ヒンジプレート33がベースプレート31上に広がる。ヒンジプレート33は例えばスポット溶接に基づきベースプレート31の表面に固定される。溝39はベースプレート31上でヒンジプレート33に形成される。溝39内に配線パターン38が配置される。溝39の形成にあたってヒンジプレート33に例えばエッチングが実施されればよい。ヒンジプレート33上でフレキシャ29では固定板37の形成は省略される。
図13に示されるように、ベースプレート31上では、配線パターン38は、ヒンジプレート33の表面を含む仮想平面と溝39とで区画される空間内に収容される。こうして溝39内で配線パターン38は溝39の底面に貼り付けられる。貼り付けにあたって例えば接着剤が用いられる。その他、前述のヘッドサスペンションアセンブリ21〜21dと均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。こうしたヘッドサスペンションアセンブリ21eでは前述と同様の作用効果が実現される。なお、固定板37はヒンジプレート33上で溝39内に延びてもよい。こうして溝39内で配線パターン38は固定板37に受け止められてもよい。
以上のようなヘッドサスペンションアセンブリ21〜21eでは、溝39内に粘弾性体が充填されてもよい。こうした粘弾性体の働きで配線パターン38やフレキシャ29の振動は一層確実に回避される。浮上ヘッドスライダ23の位置決め精度は向上する。
(付記1) ベースプレートと、
前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、
前記ベースプレートの表面に形成される溝と、
前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャとを備えることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
(付記2) 付記1に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記フレキシャは、前記ベースプレートの表面を含む仮想平面と前記溝とで仕切られる空間内に収容されることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
(付記3) 付記1に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記溝は前記ベースプレートの後端で前記ベースプレートの輪郭に達することを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
(付記4) 付記3に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記溝は前記ベースプレートの前後方向中心線に対して対称に延びることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
(付記5) 付記1に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記溝は、前記ロードビームを受け止める前記ベースプレートの第1面の裏側に規定される第2面に形成されることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
(付記6) 付記1に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記ベースプレートおよび前記ロードビームを連結するヒンジプレートを備えることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
(付記7) ベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、前記ベースプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
(付記8) 付記7に記載のヘッドサスペンションアセンブリにおいて、前記フレキシャは、前記ベースプレートの表面を含む仮想平面と前記溝とで仕切られる空間内に収容されることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
(付記9) 付記7に記載のヘッドサスペンションアセンブリにおいて、前記溝は前記ベースプレートの後端で前記ベースプレートの輪郭に達することを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
(付記10) 付記9に記載のヘッドサスペンションアセンブリにおいて、前記溝は前記ベースプレートの前後方向中心線に対して対称に延びることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
(付記11) 付記7に記載のヘッドサスペンションアセンブリにおいて、前記溝は、前記ロードビームを受け止める前記ベースプレートの第1面の裏側に規定される第2面に形成されることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
(付記12) 付記7に記載のヘッドサスペンションアセンブリにおいて、前記ベースプレートおよび前記ロードビームを連結するヒンジプレートを備えることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
(付記13) 支軸に回転自在に支持されるキャリッジブロックと、前記キャリッジブロックに区画されて前方に延びるキャリッジアームと、前記キャリッジアームの前端に取り付けられるベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されて、前記ベースプレートの前端から前方に延びるロードビームと、前記ベースプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とするキャリッジ。
(付記14) 支軸に回転自在に支持されるキャリッジブロックと、前記キャリッジブロックに区画されて前方に延びるキャリッジアームと、前記キャリッジアームの前端に取り付けられるベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されて、前記ベースプレートの前端から前方に延びるロードビームと、前記ベースプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とする記憶装置。
(付記15) ベースプレートと、
前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、
前記ロードビーム上から前記ベースプレート上に延びつつ前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャ本体と、
前記ベースプレート上で前記フレキシャ本体の表面に形成される溝と、
前記フレキシャ本体の表面に形成されて、前記ベースプレート上で前記溝に受け入れられる配線パターンとを備えることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
(付記16) ベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、前記ロードビーム上から前記ベースプレート上に延びつつ前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャ本体と、前記ベースプレート上で前記フレキシャ本体の表面に形成される溝と、前記フレキシャ本体の表面に形成されて、前記ベースプレート上で前記溝に受け入れられる配線パターンと、前記ロードビーム上で前記フレキシャ本体の表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
(付記17) ベースプレートと、
前記ベースプレートの前端から前方に所定の間隔で隔てられるロードビームと、
前記ベースプレートおよび前記ロードビームに貼り付けられるヒンジプレートと、
前記ベースプレート上で前記ヒンジプレートの表面に形成される溝と、
前記ロードビーム上から前記ベースプレート上に延びて前記ヒンジプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャとを備えることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
(付記18) ベースプレートと、前記ベースプレートの前端から前方に所定の間隔で隔てられるロードビームと、前記ベースプレートおよび前記ロードビームに貼り付けられるヒンジプレートと、前記ベースプレート上で前記ヒンジプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から前記ベースプレート上に延びて前記ヒンジプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
本発明に係る電子機器の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)の内部構造を概略的に示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリの構造を概略的に示す平面図である。 ヘッドサスペンションアセンブリの構造を概略的に示す部分断面図である。 図2の4−4線に沿った断面図である。 キャリッジアームにヘッドサスペンションアセンブリを取り付ける様子を概略的に示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリの構造を概略的に示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリの構造を概略的に示す平面図である。 図7の8−8線に沿った断面図である。 本発明の第4実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリの構造を概略的に示す平面図である。 図9の10−10線に沿った断面図である。 本発明の第5実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリの構造を概略的に示す平面図である。 本発明の第6実施形態に係るヘッドサスペンションアセンブリの構造を概略的に示す平面図である。 図12の13−13線に沿った断面図である。
符号の説明
11 記憶装置(ハードディスク駆動装置)、16 キャリッジ、17 キャリッジブロック、18 支軸、19 キャリッジアーム、21〜21e ヘッドサスペンションアセンブリ、23 ヘッドスライダ(浮上ヘッドスライダ)、29 フレキシャ、31 ベースプレート、32 ロードビーム、33 ヒンジプレート、37 フレキシャ本体(固定板)、38 配線パターン、39 溝。

Claims (10)

  1. ベースプレートと、
    前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、
    前記ベースプレートの表面に形成される溝と、
    前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャとを備えることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
  2. 請求項1に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記フレキシャは、前記ベースプレートの表面を含む仮想平面と前記溝とで仕切られる空間内に収容されることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
  3. 請求項1に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記溝は前記ベースプレートの後端で前記ベースプレートの輪郭に達することを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
  4. 請求項3に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記溝は前記ベースプレートの前後方向中心線に対して対称に延びることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
  5. 請求項1に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記溝は、前記ロードビームを受け止める前記ベースプレートの第1面の裏側に規定される第2面に形成されることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
  6. 請求項1に記載のヘッドサスペンションユニットにおいて、前記ベースプレートおよび前記ロードビームを連結するヒンジプレートを備えることを特徴とするヘッドサスペンションユニット。
  7. ベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されるロードビームと、前記ベースプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
  8. 請求項7に記載のヘッドサスペンションアセンブリにおいて、前記フレキシャは、前記ベースプレートの表面を含む仮想平面と前記溝とで仕切られる空間内に収容されることを特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
  9. 支軸に回転自在に支持されるキャリッジブロックと、前記キャリッジブロックに区画されて前方に延びるキャリッジアームと、前記キャリッジアームの前端に取り付けられるベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されて、前記ベースプレートの前端から前方に延びるロードビームと、前記ベースプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とするキャリッジ。
  10. 支軸に回転自在に支持されるキャリッジブロックと、前記キャリッジブロックに区画されて前方に延びるキャリッジアームと、前記キャリッジアームの前端に取り付けられるベースプレートと、前記ベースプレートの前端に連結されて、前記ベースプレートの前端から前方に延びるロードビームと、前記ベースプレートの表面に形成される溝と、前記ロードビーム上から延びつつ前記ベースプレートの溝に受け入れられ、前記ベースプレートの輪郭から外側に延びるフレキシャと、前記ロードビーム上で前記フレキシャの表面に搭載されるヘッドスライダとを備えることを特徴とする記憶装置。
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