JP2023064488A - ヘッドサスペンションアッセンブリおよび磁気ディスク装置 - Google Patents

ヘッドサスペンションアッセンブリおよび磁気ディスク装置 Download PDF

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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4833Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head

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Abstract

【課題】記録媒体の設置枚数を増大可能なディスク装置を提供することにある。【解決手段】実施形態によれば、ヘッドサスペンションアッセンブリ30は、第1主面S1と、第1主面を貫通する透孔38aと、透孔に延出したフランジ部38bと、を有するベースプレート38と、ベースプレートに固定された基端部を有し、ベースプレートから延出したロードビーム42と、ベースプレートの第1主面およびロードビームに重ねて配置され、ロードビームの延出端部に対向するジンバル部36を有する配線部材40と、ジンバル部に載置される磁気ヘッド17と、を備えている。ベースプレートは、第1主面に形成され、磁気ヘッドと透孔との間を仕切るように、連続的あるいは間欠的に延びる仕切り凹所80を有している。【選択図】図3

Description

この発明の実施形態は、ヘッドサスペンションアッセンブリおよび磁気ディスク装置に関する。
磁気ディスク装置として、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)は、筐体内に回転自在に配設された複数枚の磁気ディスクと、磁気ディスクに対して情報のリード、ライトを行う複数の磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動可能に支持したヘッドアクチュエータと、を備えている。
ヘッドアクチュエータは、回動自在に支持されたアクチュエータブロックと、アクチュエータブロックからそれぞれ延出し、先端部に磁気ヘッドを支持している複数本のヘッドサスペンションアッセンブリ(ヘッドジンバルアッセンブリと称する場合もある)と、を有している。ヘッドサスペンションアッセンブリは、一端がアームに固定されたベースプレートと、ベースプレートから延出するロードビームと、ロードビームの先端から延出するタブと、ロードビームおよびベースプレート上に設けられたフレキシャ(配線部材)と、を有している。フレキシャは、変位自在なジンバル部を有し、このジンバル部に磁気ヘッドが支持されている。
ベースプレートをアームに固定する方法として、ベースプレートおよびアームに形成された透孔に金属ボールを押し通してベースプレートの一部をカシメることにより、アームに固定する方法が提案されている。
米国特許第5879578号明細書 米国特許第6697224号明細書 米国特許第7024754号明細書
上記のカシメ工程において、金属ボールには接触摩擦を低減するため液体潤滑剤が塗布されている。ボールを透孔に押し込む際、余剰の液体潤滑剤がベースプレートに移着する場合がある。ベースプレートに付着した液体潤滑剤は、ヘッドのシーク動作の際、ベースプレートからロードビームを伝って先端のヘッド近傍まで移動し、対向する磁気記録媒体上に落下してしまう場合がある。この場合、磁気ディスク表面が液体潤滑剤で汚染され、ヘッドの安定的な浮上を妨げる場合がある。
この発明の実施形態が解決しようとする課題は、潤滑剤の落下を抑制し、信頼性の向上したヘッドサスペンションアッセンブリおよび磁気ディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、ヘッドサスペンションアッセンブリは、第1主面と、前記第1主面を貫通する透孔と、前記透孔に延出したフランジ部と、を有するベースプレートと、前記ベースプレートに固定された基端部を有し、前記ベースプレートから延出したロードビームと、前記ベースプレートの前記第1主面および前記ロードビームに重ねて配置され、前記ロードビームの延出端部に対向するジンバル部を有する配線部材と、前記ジンバル部に載置される磁気ヘッドと、を備えている。前記ベースプレートは、前記第1主面に形成され、前記磁気ヘッドと前記透孔との間を仕切るように、連続的あるいは間欠的に延びる仕切り凹所を有している。
図1は、第1実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)のベースおよびトップカバーを示す分解斜視図。 図2は、前記HDDのヘッドアクチュエータアッセンブリおよびFPCユニットを示す斜視図。 図3は、前記ヘッドアクチュエータアッセンブリのヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図。 図4は、図3の線A-Aに沿った、前記ヘッドサスペンションアッセンブリのベースプレートの部分断面図。 図5は、アップヘッドサスペンションアッセンブリ、アーム、ダウンヘッドサスペンションアッセンブリを示す分解斜視図。 図6は、第2実施形態に係るヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図。 図7は、図6の線B-Bに沿ったフレキシャの断面図。 図8は、第3実施形態に係るヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図。 図9は、第4実施形態に係るヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図。 図10は、第5実施形態に係るヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図。 図11は、第6実施形態に係るヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図。
以下図面を参照しながら、実施形態に係る磁気ディスク装置ついて説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の大きさ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(第1実施形態)
磁気ディスク装置として、第1実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)について詳細に説明する。
図1は、カバーを外して示す実施形態に係るHDDの分解斜視図である。
図1に示すように、HDDは、矩形状の筐体10を備えている。筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース12と、カバー(トップカバー)14と、を有している。ベース12は、矩形状の底壁12aと、底壁12aの周縁に沿って立設された側壁12bとを有し、例えば、アルミニウムにより一体に成形されている。カバー14は、例えば、ステンレスにより矩形板状に形成されている。カバー14は、複数のねじ13によりベース12の側壁12b上にねじ止めさ、ベース12の上部開口を気密に閉塞する。
筐体10内には、ディスク状の記録媒体として複数枚、例えば、10枚の磁気ディスク18、および磁気ディスク18を支持および回転させるスピンドルモータ19が設けられている。スピンドルモータ19は、底壁12a上に配設されている。各磁気ディスク18は、例えば、直径95mm(3.5インチ)の円板状に形成され非磁性体、例えば、ガラスからなる基板と、基板の上面(第1面)および下面(第2面)に形成された磁気記録層とを有している。各磁気ディスク18は、スピンドルモータ19のハブに互いに同軸的に嵌合されて、更に、クランプばね20によりクランプされている。これにより、磁気ディスク18は、所定の間隔を置いて、互いに平行に、また、底壁12aとほぼ平行に支持されている。複数枚の磁気ディスク18は、スピンドルモータ19により所定の回転数で矢印C方向に回転される。なお、磁気ディスク18の搭載枚数は、10枚に限らず、9枚以下、あるいは、10枚以上、12枚以下としてもよい。
筐体10内には、磁気ディスク18に対して情報の記録、再生を行なう複数の磁気ヘッド17、および、これらの磁気ヘッド17を磁気ディスク18に対して移動自在に支持したアクチュエータアッセンブリ22が設けられている。また、筐体10内には、アクチュエータアッセンブリ22を回動および位置決めするボイスコイルモータ(VCM)24、磁気ヘッド17が磁気ディスク18の最外周に移動した際、磁気ヘッド17を磁気ディスク18から離間したアンロード位置に保持するランプロード機構25、変換コネクタ等の電子部品が実装された基板ユニット(FPCユニット)21、およびスポイラ70が設けられている。VCM24は、底壁12aに設けられた一対のヨーク35とヨーク35に固定された図示しない磁石とを含んでいる。ランプロード機構25は、底壁12aに立設されたランプ74を含んでいる。
ベース12の底壁12aの外面には、プリント回路基板27がねじ止めされている。プリント回路基板27は、スピンドルモータ19の動作を制御するとともに、基板ユニット21を介してVCM24および磁気ヘッド17の動作を制御する制御部を構成している。
図2は、アクチュエータアッセンブリを示す斜視図である。図示のように、アクチュエータアッセンブリ22は、透孔26を有するアクチュエータブロック29と、透孔26内に設けられた軸受ユニット(ユニット軸受)28と、アクチュエータブロック29から延出する複数、例えば、11本のアーム32と、各アーム32に取付けられたサスペンションアッセンブリ(ヘッドジンバルアッセンブリ:HGAと称する場合もある)30と、サスペンションアッセンブリ30に支持された磁気ヘッド17と、を備えている。ベース12の底壁12a上に支持シャフト(枢軸)31が立設されている。アクチュエータブロック29は、軸受ユニット28により、支持シャフト31の周りで、回動自在に支持されている。
本実施形態において、アクチュエータブロック29および11本のアーム32はアルミニウム等により一体に成形され、いわゆるEブロックを構成している。アーム32は、例えば、細長い平板状に形成され、支持シャフト31と直交する方向に、アクチュエータブロック29から延出している。11本のアーム32は、互いに隙間を置いて、平行に設けられている。
アクチュエータアッセンブリ22は、アクチュエータブロック29からアーム32と反対の方向へ延出する支持フレーム33を有し、この支持フレーム33により、VCM24の一部を構成するボイスコイル39が支持されている。図1に示すように、ボイスコイル39は、ベース12上にその1つが固定された一対のヨーク37間に位置し、これらのヨーク37、および何れかのヨークに固定された磁石とともにVCM24を構成している。
図2に示すように、アクチュエータアッセンブリ22は、それぞれ磁気ヘッド17を支持した20個のヘッドサスペンションアッセンブリ30を備えている。ヘッドサスペンションアッセンブリ30は各アーム32の延出端32aにそれぞれ取付けられている。複数のヘッドサスペンションアッセンブリ30は、磁気ヘッド17を上向きに支持するアップヘッドサスペンションアッセンブリと、磁気ヘッド17を下向きに支持するダウンヘッドサスペンションアッセンブリと、を含んでいる。これらのアップヘッドサスペンションアッセンブリおよびダウンヘッドサスペンションアッセンブリは、同一構造のヘッドサスペンションアッセンブリ30を上下向きを変えて配置することにより構成される。
本実施形態では、図2において、最上部のアーム32にダウンヘッドサスペンションアッセンブリ30が取付けられ、最下部のアーム32にアップヘッドサスペンションアッセンブリ30が取り付けられている。中間の9本のアーム32の各々には、アップヘッドサスペンションアッセンブリ30およびダウンヘッドサスペンションアッセンブリ30が取り付けられている。
ヘッドサスペンションアッセンブリ30は、ほぼ矩形状のベースプレート38と、細長い板ばねからなるロードビーム42と、細長い帯状のフレキシャ(配線部材)40と、を有している。フレキシャ40は、後述するジンバル部を有し、このジンバル部に磁気ヘッド17が載置されている。ベースプレート38の基端部がアーム32の延出端32aに固定され、例えば、カシメ止めされている。ロードビーム42は、その基端部がベースプレート38の端部に重ねて固定されている。ロードビーム42は、ベースプレート38から延出し、延出端に向かって先細に形成されている。ベースプレート38およびロードビーム42は、例えば、ステンレスにより形成されている。
ロードビーム42は、磁気ヘッド17を磁気ディスク18の表面に向けて付勢するばね力(反力)を生じている。また、ロードビーム42の先端からタブ46が突出している。タブ46は、前述したランプ74に係合可能であり、ランプ74と共にランプロード機構25を構成する。
図2に示すように、FPCユニット21は、L字形状に折り曲げられたほぼ矩形状のベース部21a、ベース部21aの一側縁から延出した細長い帯状の中継部21bと、中継部21bの先端に連続して設けられた接合部21cと、を一体に有している。ベース部21a、中継部21b、および接合部21cは、フレキシブルプリント配線基板(FPC)により形成されている。フレキシブルプリント配線基板は、ポリイミド等の絶縁層と、この絶縁層上に形成され、複数の配線、接続パッド等を形成した導電層と、導電層を覆う保護層とを有している。
ベース部21a上に、図示しない変換コネクタ、複数のコンデンサ等の電子部品が実装され、図示しない配線に電気的に接続されている。ベース部21aに、補強板として機能する金属板が貼付されている。ベース部21aは、ベース12の底壁12a上に設置されている。中継部21bは、ベース部21aの側縁からアクチュエータアッセンブリ22のアクチュエータブロック29に向かって延びている。中継部21bの延出端に設けられた接合部21cは、アクチュエータブロック29の側面(設置面)とほぼ等しい高さおよび幅の矩形状に形成されている。接合部21cは、アルミニウム等で形成された裏打ち板を介して、アクチュエータブロック29の設置面に貼付され、更に、固定ねじ72により設置面にねじ止め固定されている。接合部21cに多数の接続パッドが設けられている。接合部21cには例えば1つのヘッドIC(ヘッドアンプ)67が実装され、このヘッドIC67は配線を介して接続パッドおよびベース部21aに接続されている。更に、接合部21cには、ボイスコイル39が接続された接続端子68が設けられている。
各ヘッドサスペンションアッセンブリ30のフレキシャ40は、磁気ヘッド17に電気的に接続された一端部と、アーム32の側縁に形成された溝を通ってアクチュエータブロック29まで延出した他端部と、他端部に設けられた接続端部(テール接続端子部)48cと、を有している。接続端部48cは、細長い矩形状に形成されている。接続端部48cには複数、例えば、13個の接続端子(接続パッド)51が設けられている。これらの接続端子51は、フレキシャ40の配線にそれぞれ接続されている。すなわち、フレキシャ40の複数の配線は、フレキシャ40のほぼ全長に亘って延び、一端は磁気ヘッド17に電気的に接続され、他端は、接続端子(接続パッド)51に接続されている。
20本のフレキシャ40の接続端部48cに設けられた接続端子51は、接合部21cの接続パッドに接合され、接続パッドを介して接合部21cの配線に電気的に接続されている。これにより、アクチュエータアッセンブリ22の20個の磁気ヘッド17は、それぞれフレキシャ40の配線、接続端部48c、FPCユニット21の接合部21c、中継部21bを通して、ベース部21aに電気的に接続される。
上記のように構成されたアクチュエータアッセンブリ22をベース12上に組み込んだ状態において、支持シャフト31は、スピンドルモータ19のスピンドルとほぼ平行に立設される。各磁気ディスク18は2本のヘッドサスペンションアッセンブリ30間に位置する。HDDの動作時、2本のヘッドサスペンションアッセンブリ30に支持された磁気ヘッド17は、磁気ディスク18の上面および下面にそれぞれ対向する。
次に、ヘッドサスペンションアッセンブリ30の構成を詳細に説明する。
図3は、ヘッドサスペンションアッセンブリの磁気ヘッドの側を示す斜視図、図4は、図3の線A-Aに沿ったベースプレートの部分断面図である
図3に示すように、ヘッドサスペンションアッセンブリ30は、支持板として機能するサスペンション34を有している。サスペンション34は、数百ミクロン厚の金属板からなる矩形状のベースプレート38と、数十ミクロン厚の金属板からなる細長い板ばね状のロードビーム42と、を有している。一例では、ベースプレート38の板厚は、150~200μm程度に、ロードビーム42の板厚は、25~30μm程度に形成されている。ベースプレート38は、互いに対向するほぼ矩形状の第1主面S1および第2主面S2を有している。ベースプレート38は、互いに対向する一対の側縁と、これらの側縁と交差した基端側の一端縁および先端側の他端縁と、を有している。ヘッドサスペンションアッセンブリ30をHDDに組込んだ際、ベースプレート38の第1主面S1が磁気ディスク18に対向する。
ロードビーム42は、その基端部がベースプレート38の第1主面S1の側の先端部に重ねて配置され、複数個所を溶接することによりベースプレート38に固定されている。ロードビーム42は、ベースプレート38から延出している。ロードビーム42の基端部の幅は、ベースプレート38の幅とほぼ等しく形成されている。ロードビーム42は、先細に形成され、すなわち、基端部から先端部に向かって幅が徐々に狭くなっている。ロードビーム42の先端には、細長い棒状のタブ46が突設されている。
ベースプレート38は、その基端部に形成された円形の透孔(カシメ孔)38aおよび透孔38aの周囲に位置する円環状のフランジ38bを有している。フランジ部38bは、透孔38a内に延出しているとともに、第2主面S2の側に突出している。
透孔38aと磁気ヘッド17と間において、ベースプレート38の第1主面S1に仕切り凹所80が形成されている。本実施形態では、仕切り凹所80は連続した溝で構成されている。仕切り凹所80は、ベースプレート38の基端側の端縁の一ケ所から透孔38aの側に延出し、透孔38aの周囲を囲むように円弧状に延び、更に、端縁の他の箇所まで延びている。
後述するように、仕切り凹所80は、カシメ工程時に金属ボールから透孔38aの孔内壁に移着した余剰液体潤滑剤を貯めるための凹所である。仕切り凹所80は、容積(溝容積)が0.005mm以上に形成されている。図4に示すように、仕切り凹所80は、例えば、ほぼ矩形の断面形状を有している。一例では、仕切り凹所(連続溝)80の深さTを30μm、幅Wを50μmとしている。この場合、仕切り凹所80の長さは4mm以上あればよい。
図3に示すように、ヘッドサスペンションアッセンブリ30は、一対の圧電素子(PZT素子)50、並びに、記録、再生信号および圧電素子50の駆動信号を伝達するための細長い帯状のフレキシャ(配線部材)40を有している。フレキシャ40は、先端側部分40aがロードビーム42およびベースプレート38上に取り付けられ、後半部分(延出部)40bがベースプレート38の側縁から外側に延出し、アーム32の側縁に沿って延びている(図5参照)。そして、延出部40bの先端に位置する接続端部48cは、前述したFPCユニット21の接合部21cに接続される。
ロードビーム42の先端部上に位置するフレキシャ40の先端部は、弾性支持部として機能するジンバル部36を構成している。磁気ヘッド17は、ジンバル部36上に載置および固定され、このジンバル部36を介してロードビーム42に支持されている。駆動素子としての一対の圧電素子50は、ジンバル部36に取り付けられ、磁気ヘッド17に対して、ロードビーム42の基端側に位置している。
フレキシャ40は、ベースとなるステンレス等の金属薄板(金属板)44aと、この金属薄板44a上に貼付あるいは固定された帯状の積層部材41と、を有し、細長い積層板をなしている。積層部材41は、大部分が金属薄板44aに固定されたベース絶縁層44bと、ベース絶縁層44b上に形成されて、複数の信号配線、駆動配線を構成する導電層(配線パターン)44cと、導電層44cを覆ってベース絶縁層44b上に積層されたカバー絶縁層と、を有している。フレキシャ40の先端側部分40aでは、金属薄板44a側がロードビーム42およびベースプレート38の表面上に貼付され、あるいは、複数の溶接点にてスポット溶接されている。
ジンバル部36において、金属薄板44aは、先端側に位置する矩形状のタング部(支持部)36aと、タング部36aから基端部まで延びる細長い一対のアウトリガー(リンク部)36cと、を有している。タング部36aは、磁気ヘッド17を載置可能な大きさおよび形状に形成され、例えば、ほぼ矩形状に形成されている。タング部36aは、その幅方向の中心軸線がサスペンション34の中心軸線と一致するように配置されている。また、タング部36aは、そのほぼ中心部が、ロードビーム42の先端部に突設された図示しないディンプル(凸部)に当接している。タング部36aは、一対のアウトリガー36cが弾性変形することにより、ディンプルを支点として種々の向きに変位可能である。これにより、タング部36aおよびこのタング部36a上に搭載される磁気ヘッド17は、磁気ディスク18の表面変動に対しロール、ピッチ方向に対して柔軟に追従し、磁気ディスク18の表面と磁気ヘッド17との間に微小隙間を維持することができる。
ジンバル部36において、積層部材41の一部は、二股に別れてサスペンション34の中心軸線の両側に位置している。積層部材41は、金属薄板44aに固定された一対の基端部47aと、タング部36a上に貼付された先端部47bと、基端部47aから先端部47bまで延びている一対の帯状の第1ブリッジ部47cと、それぞれ第1ブリッジ部47cと並んで基端部47aから第1ブリッジ部47cの中途部まで延び、第1ブリッジ部47cに合流する一対の帯状の第2ブリッジ部(分岐部)47dと、を有している。第1ブリッジ部47cは、圧電素子50が実装される実装部を構成している。
磁気ヘッド17は、ほぼ矩形状のスライダ17aを有し、このスライダ17aは接着剤によりタング部36aに固定されている。磁気ヘッド17は長手方向の中心軸線がサスペンション34の中心軸線と一致するように配置され、また、磁気ヘッド17のほぼ中心部はディンプル上に位置している。磁気ヘッド17の記録、再生素子は、半田あるいは銀ペースト等の導電性接着剤により先端部47bの複数の電極パッド40dに電気的に接合している。これにより、磁気ヘッド17は、電極パッド40dを介してフレキシャ40の信号配線に接続されている。
一対の圧電素子50は、例えば、矩形板状の薄膜圧電素子(PZT素子)を用いている。圧電素子50は、それぞれ接着剤等により第1ブリッジ部47cの上面に貼付されている。各圧電素子50は、駆動信号を伝達するための駆動配線に電気的に接続されている。圧電素子50は、その長手方向(伸縮方向)が、ロードビーム42および第1ブリッジ部47cの長手方向と平行になるように配置されている。2つの圧電素子50は、互いに平行に並んで配置され、かつ、磁気ヘッド17の両側で磁気ヘッド17よりも積層部材41の基端部47a側にずれて配置されている。なお、圧電素子50は、第1ブリッジ部47cの長手方向に対して傾斜して配置してもよく、例えば、2つの圧電素子50をハの字状に配置してもよい。
図5は、アップヘッドサスペンションアッセンブリ、アーム、ダウンヘッドサスペンションアッセンブリを示す分解斜視図である。
図示のように、上記のように構成されたヘッドサスペンションアッセンブリ30は、アーム32の延出端部に取り付けられる。アーム32の延出端(先端部)に厚さの薄いカシメ部(固定部)33が形成されている。固定部33は、アーム32の第1主面32aに対して一段下がった第1設置面34aと、アーム32の第2主面32bに対して一段下がった第2設置面34bとを有している。第2設置面34bは、第1設置面34aと平行に対向している。固定部33は、第1設置面34aおよび第2設置面34bを貫通して形成された円形のカシメ孔37を有している。一例では、アーム32の板厚は0.78mm程度、固定部33の厚さは、0.5mm程度に設定されている。
各ヘッドサスペンションアッセンブリ30は、ベースプレート38の第2主面S2が固定部33に対向する向きで配置される。ベースプレート38の基端部は固定部33の第1設置面34aあるいは第2設置面34bの上に載置され、フランジ部38bは固定部33のカシメ孔37に嵌合される。この状態で、ベースプレート38の透孔38aにカシメ用の金属ボールBLに押し込まれる。金属ボールBLの径はフランジ部38bの内径よりも大きく設定されることから、金属ボールBLの押し込みに応じて、フランジ部38bはかしめ孔37の内壁面に向かって押し付けられ塑性変形する。フランジ部38bの塑性変形(カシメ)により、ベースプレート38はアーム32のかしめ孔37に十分な締結力で締結され、固定部33に固定される。
なお、固定部33の第1および第2設置面34a、34bは、アーム32の第1主面32aおよび第2主面32bとそれぞれ面一に形成されていてもよい。
以上のように構成された第1実施形態に係るHDDおよびヘッドサスペンションアッセンブリ30によれば、ベースプレート38の第1主面S1には、透孔38aと磁気ヘッド17と間を仕切るように、また、透孔38aを囲むように、仕切り凹所80が設けられている。ベースプレート38のカシメに用いる金属ボールBLにはパーフルオロポリエーテル等の液体潤滑剤が約2~3nm塗布されており、カシメ時に金属ボールBLからカシメ孔の内壁に余剰の液体潤滑剤が移着する場合がある。移着した余剰の液体潤滑剤は、磁気ヘッドのシーク動作の際、ベースプレート38の第1主面S1に沿って流れるが、仕切り凹所80に到達した潤滑剤は仕切り凹所80の内に保持され、ロードビーム42および磁気ヘッド17の側への拡散が防止される。一例では、磁気記録媒体に落下する可能性のある余剰潤滑剤の量から判断して、仕切り凹所80の容積(溝容積)が0.005mm3以上であれば、全ての余剰潤滑剤を凹所80に貯めることができ、ロードビーム42および磁気ヘッド17の側への拡散を抑えることができる。
以上のことから、本実施形態に係るHDDおよびヘッドサスペンションアッセンブリは、余剰潤滑剤の拡散および磁気ディスクへの落下を抑制することができ、余剰潤滑剤による磁気ディスクの汚染を防止し磁気ヘッドの安定的な浮上を維持することができる。これにより、本実施形態によれば、信頼性の向上したHDDおよびヘッドサスペンションアッセンブリを提供することができる。
なお、第1実施形態において、仕切り凹所80の形状、寸法は、上記実施形態に限定されることなく、必要に応じて、種々変形可能である。仕切り凹所80の断面形状は、矩形状に限らず、半円形状、3角形状、その他、種々の形状を適用可能である。
次に、他の実施形態に係るHDDのヘッドサスペンションアッセンブリについて説明する。以下に述べる他の実施形態において、上述した第1実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略あるいは簡略化し、第1実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係るHDDのヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図、図7は、図6の線B-Bに沿ったフレキシャの断面図である。
図6に示すように、第2実施形態によれば、ヘッドサスペンションアッセンブリ30は、ベースプレート38に設けられた仕切り凹所80に加えて、フレキシャ40に形成された第2凹所81を更に有している。第2凹所81は、フレキシャ40において、ベースプレート38の透孔38aと磁気ヘッド17との間に設けられている。本実施形態において、第2凹所81は、フレキシャ40の長手方向と直交して延びる連続した溝からなり、フレキシャ40の一方の側縁から他方の側縁まで延在し、透孔38aと磁気ヘッド17とを分断している。
図7に示すように、フレキシャ40は、ベースとなるステンレス等の金属薄板(金属板)44aと、金属薄板44a上に貼付あるいは固定されたベース絶縁層44bと、ベース絶縁層44b上に形成されて、複数の信号配線、駆動配線を構成する導電層(配線パターン)44cと、導電層44cを覆ってベース絶縁層44b上に積層されたカバー絶縁層44dと、を有している。カバー絶縁層44dは、例えば、ポリイミド等の絶縁材料で形成されている。
第2凹所81は、カバー絶縁層44dに形成されている。一例では、エッチングにより、カバー絶縁層44dの一部を薄くして第2凹所81としている。製造性を考慮して、カバー絶縁層の厚さ20μmに対し、エッチングにより形成する第2凹所82の深さを10μm、幅を20μm程度としている。
上記構成の第2実施形態によれば、余剰の潤滑剤は、ベースプレート38に設けられた仕切り凹所80に貯溜あるいは保持され、磁気ヘッド17の側への拡散が防止される。更に、仮に、余剰の潤滑剤がフレキシャ40に移着した場合でも、余剰潤滑剤は第2凹所81に流れ込み、第2凹所81の中に保持され、磁気ヘッド17の側への拡散が防止される。
以上のように、第2実施形態によれば、余剰潤滑剤の拡散および磁気ディスクへの落下を一層、確実に抑制することができ、信頼性の向上したHDDおよびヘッドサスペンションアッセンブリを提供することができる。
なお、第2実施形態において、第2凹所81は、1本に限らず、2本以上、並べて設ける構成としても良い。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態に係るHDDのヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図である。
図示のように、第3実施形態によれば、ヘッドサスペンションアッセンブリ30は、ベースプレート38に設けられた仕切り凹所80に加えて、同じく、ベースプレート38の第1主面S1に形成された第2凹所81を更に有している。第2凹所81は、ベースプレート38において、透孔38aと磁気ヘッド17との間を分断するように設けられている。本実施形態において、第2凹所81は、連続して延びる円弧状の溝からなり、ベースプレート38の一方の側縁から他方の側縁まで延在し、仕切り凹所80と磁気ヘッド17との間を仕切っている。第2凹所81の深さおよび幅は、仕切り凹所80の深さおよび幅と同程度としている。
上記構成の第3実施形態によれば、余剰の潤滑剤は、ベースプレート38に設けられた仕切り凹所80に貯溜あるいは保持され、磁気ヘッド17の側への拡散が防止される。更に、仮に、仕切り凹所80を超えて余剰の潤滑剤がベースプレート38の第1主面S1に移着した場合でも、余剰潤滑剤は第2凹所81に流れ込み、第2凹所81の中に保持され、磁気ヘッド17の側への拡散が防止される。
以上のように、第3実施形態によれば、余剰潤滑剤の拡散および磁気ディスクへの落下を一層、確実に抑制することができ、信頼性の向上したHDDおよびヘッドサスペンションアッセンブリを提供することができる。
なお、第3実施形態において、第2凹所81は、1本に限らず、2本以上、並べて設ける構成としても良い。
(第4実施形態)
図9は、第4実施形態に係るHDDのヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図である。
図示のように、第4実施形態によれば、ベースプレート38の仕切り凹所80は、連続して延びる円環状の溝で構成している。仕切り凹所80は、透孔38aを囲んで設けられ、透孔38aと磁気ヘッドとの間を分断いている。仕切り凹所80は、透孔38aの径よりも大きな内径を有し、透孔38aの外側に隙間を置いて設けられている。
なお、仕切り凹所80は、その一部あるいは全部が、透孔38aの周縁と重なって位置していてもよい。
上記構成の第4実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第5実施形態)
図10は、第5実施形態に係るHDDのヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図である。
図示のように、第5実施形態によれば、ベースプレート38の仕切り凹所80は、連続して延びる直線状の溝で構成している。仕切り凹所80は、ベースプレート38の第1主面S1において、透孔38aと磁気ヘッド17との間を仕切るように設けられている。本実施形態において、仕切り凹所80は、ベースプレート38の一方の側縁から他方の側縁まで延在し、ベースプレート38の長手方向と直交する方向に延在している。仕切り凹所80は、容積(溝容積)が0.005mm以上に形成されている。
上記構成の第5実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、第5実施形態において、仕切り凹所80は、ベースプレート38の長手方向と直交する方向に対して傾斜した方向に延在していても良い。また、仕切り凹所80は、直線状に限らず、1箇所あるいは複数箇所で屈曲した形状、あるいは、湾曲した形状としも良い。更に、仕切り凹所80は、1本に限らず、2本以上設けることも可能である。
(第6実施形態)
図11は、第6実施形態に係るHDDのヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図である。
ベースプレート38の仕切り凹所80は、連続した溝からなる凹所に限らず、間欠的に並んだ複数の凹所で構成しても良い。図11に示すように、第6実施形態によれば、ベースプレート38の仕切り凹所80は、複数のドット状の凹所を間欠的に並べて構成された凹所の列を含んでいる。凹所の列は、1列でも良いが、本実施形態では、仕切り凹所80は、3列の凹所80a、80b、80cの列を含んでいる。
一例では、各凹所の列は、直径80μm、深さ30μmのドット状の凹所80a(80b、80c)を50個、間欠的、かつ、直線状に配列している。仕切り凹所80は、透孔38aと磁気ヘッド17との間を仕切るように設けられている。本実施形態において、各凹所80a、80b、80cの列は、ベースプレート38の一方の側縁から他方の側縁まで延在し、ベースプレート38の長手方向と直交する方向に延在している。3列の凹所80a、80b、80cの列は、上記長手方向に並んで設けられている。多数の凹所80a、80b、80cを含む仕切り凹所80は、容積(溝容積)が0.005mm以上に形成されている。
上記構成の第6実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、第6実施形態において、仕切り凹所80は、ベースプレート38の長手方向と直交する方向に対して傾斜した方向に延在していても良い。また、仕切り凹所80は、直線状に限らず、1箇所あるいは複数箇所で屈曲した形状、あるいは、湾曲した形状としも良い。更に、仕切り凹所80を構成する凹所の列は、3本に限らず、1本、2本、あるいは4本以上設けることも可能である。
複数の凹所を間欠的に並べて構成される仕切り凹所は、前述した第1ないし第5実施形態における仕切り凹所80および/あるいは第2凹所81に適用しても良い。
本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、磁気ディスクの設置枚数は、10枚に限らず、11枚あるいは12枚まで増加可能である。
10…筺体、12…ベース、12a…底壁、12b…側壁、17…磁気ヘッド、
18…磁気ディスク、19…スピンドルモータ、22…アクチュエータアッセンブリ、
25…ランプロード機構、30…ヘッドサスペンションアッセンブリ、32…アーム、
38…ベースプレート、38a…透孔、38b…フランジ部、
40…フレキシャ(配線部材)、42…ロードビーム、80…仕切り凹所、
81…第2凹所、S1…第1主面

Claims (9)

  1. 第1主面と、前記第1主面を貫通する透孔と、前記透孔に延出したフランジ部と、を有するベースプレートと、
    前記ベースプレートに固定された基端部を有し、前記ベースプレートから延出したロードビームと、
    前記ベースプレートの前記第1主面および前記ロードビームに重ねて配置され、前記ロードビームの延出端部に対向するジンバル部を有する配線部材と、
    前記ジンバル部に載置される磁気ヘッドと、を備え、
    前記ベースプレートは、前記第1主面に形成され、前記磁気ヘッドと前記透孔との間を仕切るように、連続的あるいは間欠的に延びる仕切り凹所を有する、
    ヘッドサスペンションアッセンブリ。
  2. 前記ベースプレートは、互いに対向する一対の側縁と、前記一対の側縁と交差する一端縁と、を有し、
    前記透孔は、前記一対の側縁の間で前記一端縁の側に設けられ、
    前記仕切り凹所は、前記一端縁の一部から延出し前記透孔を囲んで前記一端縁の他の一部まで延びている請求項1に記載のヘッドサスペンションアッセンブリ。
  3. 前記ベースプレートは、互いに対向する一対の側縁と、前記一対の側縁と交差する一端縁と、を有し、前記透孔は、前記一対の側縁の間で前記一端縁の側に設けられ、
    前記仕切り凹所は、前記透孔の周囲を囲んで環状に延出している請求項1に記載のヘッドサスペンションアッセンブリ。
  4. 前記ベースプレートは、互いに対向する一対の側縁と、前記一対の側縁と交差する一端縁と、を有し、前記透孔は、前記一対の側縁の間で前記一端縁の側に設けられ、
    前記仕切り凹所は、一方の前記側縁から他方の前記側縁まで延びている請求項1に記載のヘッドサスペンションアッセンブリ。
  5. 前記ベースプレートは、前記第1主面に形成され前記仕切り凹所と前記磁気ヘッドとの間を仕切るように延在した第2凹所を備えている請求項1から4のいずれか1項に記載のヘッドサスペンションアッセンブリ。
  6. 前記配線部材は、前記透孔と前記磁気ヘッドとの間を仕切るように延在した第2凹所を有している請求項1から4のいずれか1項に記載のヘッドサスペンションアッセンブリ。
  7. 前記仕切り凹所は、連続した溝で形成されている請求項1から6のいずれか1項に記載のヘッドサスペンションアッセンブリ。
  8. 前記仕切り凹所および前記第2凹所の少なくとも一方は、複数の凹所を間欠的に並べて構成されている請求項5又は6に記載のヘッドサスペンションアッセンブリ。
  9. 回転自在な磁気ディスクと、
    アームと、前記アームに取り付けられた請求項1から8のいずれか1項に記載のヘッドサスペンションアッセンブリと、を有するアクチュエータアッセンブリと、
    を備える磁気ディスク装置。
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