JP5832168B2 - ヘッド・サスペンション - Google Patents

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Description

本発明は、ハード・ディスク・ドライブ(Hard Disk Drive「HDD」)などに供されるヘッド・サスペンションに関する。
近年のHDDの高記憶密度化に対応するため、スライダのフライハイトは年々低くなり、現在は数nm程度のクリアランスにまでなっている。これに伴い、HDD用のヘッド・サスペンションに対する清浄性の要求は益々高くなっている。
このため、製品そのものからの発塵を抑える工夫の提案が特許文献1,2として提案されている。
特許文献1では、ロード・ビームからフレキシャが突出する部分での接触による摩耗防止のため、ロード・ビームの角部に面取りやR加工を施している。
特許文献2では、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等の圧電素子を使用したサスペンションにおいて、圧電素子からのパーティクル(粒子)脱落を防止するため、圧電素子周りを樹脂でコーティングしている。
これらの提案により、製品そのものからの発塵は、ある程度抑えることができた。
一方、製品出荷前には、その表面に付着したパーティクル(コンタミネーション「汚濁物」)を効果的に除去するために、純水槽内で超音波洗浄を実施している。この超音波洗浄においても新たな問題があった。
図17のように、近年のヘッド・サスペンション101は、たとえば板厚18umのフレキシャ103に、同じく板厚30umのロード・ビーム105といった極薄い金属箔製の板材を重合せてレーザー溶接したものであり、溶接結合部107,109間において板材間には、金属箔のひずみ等によるわずかな隙間111,113,115がロード・ビーム上、ばね部近傍、圧電素子近傍等で残存する。
超音波洗浄時に、この隙間111,113,115で板材相互が微振動により衝突し、金属表面を僅かに破壊し微小なパーティクルが発生していた。
当然、洗浄によりこれら微小なパーティクルは殆ど除去されるが、板材相互間の隙間111,113,115に挟み込まれたパーティクルはHDD内に製品が組み込まれるまで残ることがあり、この挟み込まれた微小なパーティクルが、HDD内で隙間111,113,115から零れ落ちる可能性を内在していた。
また、ヘッド・サスペンションの清浄度評価にはLPC(リキッド・パーティクル・カウンタ)測定値を用いるが、LPC測定用検体抽出時に使用する超音波振動により、表面のコンタミネーションの剥離のみならず、微振動による表面の破壊でパーティクルを誘発するため、測定値が不正確なものとなっていた。
特開2002−133813号公報 特開2002−184139号公報
解決しようとする問題点は、洗浄時等の超音波振動等により破壊された表面のパーティクルが零れ落ちて不具合を招く点である。
本発明は、洗浄時等の超音波振動等による表面の破壊を規制し、パーティクルの零れ落ちによる不具合を抑制することを可能とするため、キャリッジ側に取り付けられて軸回りに回転駆動されるベース・プレートと、剛体部及びばね部を含み基端側が前記ベース・プレートに複数個所の溶接結合部により結合されたロード・ビームと、書き込み用及び読み取り用のヘッド部及び配線を備えて前記ロード・ビームに複数箇所の溶接結合部により結合されたフレキシャとを備え、前記ロード・ビームとフレキシャとの間に設けられ振動による相互間の衝突を規制する樹脂座を有し、前記ロード・ビームとフレキシャとの両者間で少なくとも一方に形成された凹部又は溝部を備え、前記樹脂座は、前記凹部又は溝部に形成され、 前記凹部又は溝部は、前記溶接結合部により結合されたロード・ビームとフレキシャとの両者間外へ連通する連通部を備え、前記連通部から樹脂を注入して前記樹脂座を、前記複数箇所の溶接結合部の相互間に設けたことをヘッド・サスペンションの特徴とする。
本発明は、キャリッジ側に取り付けられて軸回りに回転駆動されるベース・プレートと、ばね部を介して先端側に剛体部を有しばね部の基端側に補強プレートが一体に設けられ前記ベース・プレートに前記補強プレートが複数箇所の溶接結合部により結合されたロード・ビームと、書き込み用及び読み取り用のヘッド部及び配線を備えて前記ロード・ビームに取り付けられたフレキシャとを備えたヘッド・サスペンションであって、前記ベース・プレートと補強プレートとの間に設けられ振動による相互間の衝突を規制する樹脂座を有し、前記ベース・プレートと補強プレートとの両者間で少なくとも一方に形成された凹部又は溝部を備え、 前記樹脂座は、前記凹部又は溝部に形成され、前記凹部又は溝部は、前記溶接結合部により結合されたベース・プレートと補強プレートとの両者間外へ連通する連通部を備え、前記連通部から樹脂を注入して前記樹脂座を、前記複数箇所の溶接結合部の相互間に設けたことをヘッド・サスペンションの特徴とする。
本発明は、キャリッジ側に取り付けられて軸回りに回転駆動されるベース・プレートと、ばね部を介して先端側に剛体部を有し基端側に補強プレートを有し前記ベース・プレートに前記補強プレートが複数箇所の溶接結合部により結合されたロード・ビームと、書き込み用及び読み取り用のヘッド部及び配線を備えて前記ロード・ビームに取り付けられたフレキシャとを備え、前記ベース・プレート及び補強プレートに設けられ圧電素子を取り付ける開口部と、前記開口部に接着剤を介して取り付けられ電圧の印加状態に応じて変形する圧電素子とを有し、前記圧電素子の変形に従って前記ベース・プレートに対し前記ロード・ビームを介して前記ヘッド部をスウェイ方向に変位させるヘッド・サスペンションであって、 前記補強プレートは前記開口部内に突出して前記圧電素子を支持する支持縁部を備え、前記補強プレートに形成され端部が前記支持縁部に臨む凹部又は溝部を有し、前記接着剤が前記支持縁部に臨む凹部又は溝部の端部から該凹部又は溝部へ流れ込んで前記ベース・プレート及び補強プレート間に形成され振動による相互間の衝突を規制する樹脂座を、前記複数箇所の溶接結合部の相互間に設けたことをヘッド・サスペンションの特徴とする。
本発明は、上記構成のヘッド・サスペンションであるから、ロード・ビームとフレキシャとの相互間の振動による衝突を樹脂座により規制することができ、ロード・ビームとフレキシャとの間の表面の破壊を規制し、パーティクルの零れ落ちによる不具合を抑制することができる。
上記構成のヘッド・サスペンションであるから、ベース・プレートと補強プレートとの相互間の振動による衝突を樹脂座により規制することができ、ベース・プレートと補強プレートとの間の表面の破壊を規制し、パーティクルの零れ落ちによる不具合を抑制することができる。
本発明は、上記構成のヘッド・サスペンションであるから、圧電素子周辺でのベース・プレート及び補強プレート間の表面の破壊を規制し、パーティクルの零れ落ちによる不具合を抑制することができる。
ヘッド・サスペンションの斜視図である。(実施例1) 樹脂座を示すロード・ビームとフレキシャとの関係の斜視図である。(実施例1) (A)は、ロード・ビームとフレキシャとの間の樹脂座を示す断面図、(B)は、ロード・ビームの溝部を示す断面図である。(実施例1) (A)は、ベース・プレートと補強プレートとの間の樹脂座を示す断面図、(B)は、ベース・プレートの溝部を示す断面図である。(実施例1) (A)は、ヘッド・サスペンションの概略斜視図、(B)は、(A)のVBにおける接着剤の領域を示す斜視図である。(実施例1) (A)は、補強プレートの直線状の溝部を示す斜視図、(B)は、同溝部の変形例を示す斜視図である。(実施例1) (A)は、補強プレートの傾斜状の溝部を示す斜視図、(B)は、同溝部の変形例を示す斜視図である。(実施例1) ヘッド・サスペンションの流れ止め部を示す斜視図である。(実施例1) (A)は、溝形状の流れ止め部を示す平面図、(B)は、同断面図である。(実施例1) (A)は、凹部形状の流れ止め部を示す平面図、(B)は、同断面図である。(実施例1) (A)は、凹部形状の流れ止め部を示す平面図、(B)は、同断面図である。(実施例1) LPC測定による結果を示し、0.3μm以上のパーティクルの数を示すグラフである。(実施例1) LPC測定による結果を示し、0.6μm以上のパーティクルの数を示すグラフである。(実施例1) ヘッド・サスペンションの一部を省略した概略斜視図である。(実施例2) (A)は、図14のXVA部における断面図、(B)は、同変形例の断面図である。(実施例2) ヘッド・サスペンションの一部を省略した変形例に係る概略斜視図である。(実施例2) ヘッド・サスペンションの概略側面図である。(従来例)
洗浄時等の超音波振動等による表面の破壊を規制し、パーティクルの零れ落ちによる不具合を抑制することを可能にするという目的を、ロード・ビームとフレキシャとの間に設けられ振動による相互間の衝突を規制する樹脂座により実現した。
[ヘッド・サスペンション]
図1は、本発明実施例1のヘッド・サスペンションを示す斜視図である。
図1のように、ヘッド・サスペンション1は、板材の結合構造を適用したものであり、板材としてのベース・プレート3とロード・ビーム5とフレキシャ7とを備え、圧電素子9を有している。
ステンレス製などのベース・プレート3とステンレス製の補強プレート11との間には、レーザーによる複数箇所のスポット溶接で溶接結合部12が形成され、相互に結合されている。これらベース・プレート3及び補強プレート11によりヘッド・サスペンション1の基部が構成されている。
べース・プレート3及び補強プレート11には、両者を貫通する貫通孔13が形成されている。ベース・プレート3の貫通孔13には、ボス部15が一体に形成されている。ボス部15は、ボイスコイル・モータ(図示せず)に取り付けられたキャリッジ(図示せず)の取付穴にボール・カシメにより取り付けられている。したがって、ベース・プレート3は、キャリッジ側に取り付けられて軸回りに回転駆動される構成となっている。
ロード・ビーム5は、剛体部17とばね部19とを備え、前記補強プレート11が一体に形成されている。ばね部19の基端側及びベース・プレート3の先端側間には、レーザーによる複数箇所のスポット溶接で溶接結合部21が形成され、相互に結合されている。したがって、ロード・ビーム5は、剛体部17及びばね部19を含み基端側が前記ベース・プレート3に溶接結合部21により結合された構成となっている。
フレキシャ7は、板材としてのステンレス製の薄板23に書き込み用及び読み取り用のヘッド部及び配線を備えている。このフレキシャ7及びロード・ビーム5間には、レーザーによる複数箇所のスポット溶接で溶接結合部24が形成され、相互に結合されている。
ヘッド部のスライダは、フレキシャ7のタング部に支持されている。
ロード・ビーム5の基端側において、ベース・プレート3及び補強プレート11には、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等の圧電素子9を取り付ける開口部25が形成されている。
開口部25には、圧電素子9が非導電性の接着剤27を介して取り付けられている。圧電素子9は、電圧の印加状態に応じて変形し、この圧電素子9の変形に従ってベース・プレート3に対しロード・ビーム5を介してヘッド部をスウェイ方向に変位させる。
[ロード・ビーム及びフレキシャ間の樹脂座]
図2は、樹脂座を示すロード・ビームとフレキシャとの関係の斜視図、図3(A)は、ロード・ビームとフレキシャとの間の樹脂座を示す断面図、(B)は、ロード・ビームの溝部を示す断面図である。
図2、図3のように、ロード・ビーム5(相手部材、板材)とフレキシャ7(板材)との間には、溶接結合部24間の中間部に樹脂座29が一対設けられている。樹脂座29は、超音波洗浄時などのロード・ビーム5とフレキシャ7との間の振動による相互間の衝突を規制するものであり、本実施例においてダンピング特性を有している。但し、樹脂座29は、ダンピング特性を有さない構成にすることもできる。
樹脂座29を設ける位置は、ロード・ビーム5の剛体部17とフレキシャ7との間、ロード・ビーム5のばね部19近傍とフレキシャ7との間の双方、又は何れか一方に設けることができる。
ロード・ビーム5の剛体部17とフレキシャ7との間に樹脂座29を設ける場合と、ロード・ビーム5のばね部19近傍とフレキシャ7との間に樹脂座29を設ける場合とは、ほぼ同様の構成である。したがって、ロード・ビーム5の剛体部17とフレキシャ7との間に樹脂座29を設ける場合について説明する。
図2のように、ロード・ビーム5の剛体部17に溝部31が形成され、樹脂座29は、溝部31に形成されている。溝部31は、剛体部17とフレキシャ7との少なくとも一方に形成されればよく、双方に形成し、或いはフレキシャ7に形成することもできる。剛体部17及びフレキシャ7の双方に溝部を形成する場合は、溝部を同位置に形成して対向させ、或いは異なる位置に形成することもできる。
図2において、溝部31は、フレキシャ7の幅よりも長く形成され、剛体部17及びフレキシャ7の両者間外へ連通する連通部として溝部の端部31aを備えている。溝部がフレキシャ7に形成されているときは、フレキシャ7の幅方向縁部に開口する溝部の端部が連通部となる。
図3のように、溝部31は、断面形状がほぼ矩形であり、例えばパーシャルエッチングにより形成されている。
ヘッド・サスペンション1の組立完成後に、図2の端部31aから溝部31に樹脂として非導電性の接着剤が注入され、毛管現象により剛体部17及びフレキシャ7間に満たされ、さらに溝部31周辺で剛体部17及びフレキシャ7間の隙間に至って固化する。固化した接着剤は、剛体部17及びフレキシャ7間において樹脂座29となる。
なお、樹脂座29は、剛体部17及びフレキシャ7の衝突を規制できれば良く、接着剤以外の樹脂で形成することもできる。
[ベース・プレート及び補強プレート間の樹脂座]
図4(A)は、ベース・プレートと補強プレートとの間の樹脂座を示す断面図、(B)は、ベース・プレートの溝部を示す断面図である。
図4のように、ベース・プレート3(相手部材)と補強プレート11(板材)との間には、溶接結合部12間(図1)の中間部等に樹脂座33が設けられている。樹脂座33は、ベース・プレート3の溝部35に形成されている。溝部35は、ベース・プレート3と補強プレート11との少なくとも一方に形成されればよく、双方に形成し、或いは補強プレート11に形成することもできる。ベース・プレート3及び補強プレート11の双方に溝部を形成する場合は、溝部を同位置に形成して対向させ、或いは異なる位置に形成することもできる。
溝部35は、補強プレート11の幅外へ延設される。この延設でベース・プレート3及び補強プレート11の両者間外へ連通する連通部として溝部35の端部を備える。溝部が補強プレート11に形成されているときは、補強プレート11の幅方向縁部に開口する溝部の端部を連通部として構成することができる。
図4のように、溝部35は、断面形状がほぼ山形であり、本実施例では、例えばコイニングによりベース・プレート3に形成されている。
ヘッド・サスペンション1の組立完成後に、この溝部35に端部から非導電性の接着剤が注入され、毛管現象によりベース・プレート3及び補強プレート11間に満たされ、さらに溝部35周辺でベース・プレート3及び補強プレート11間の隙間に至って固化する。固化した接着剤は、ベース・プレート3及び補強プレート11間においてダンピング特性を有する樹脂座33となる。但し、樹脂座33も、ダンピング特性を有さない構成にすることができる。
なお、樹脂座33は、ベース・プレート3及び補強プレート11の衝突を規制できれば良く、接着剤以外の樹脂で形成することもできる。
[圧電素子周辺の樹脂座]
図5(A)は、ヘッド・サスペンションの斜視図、(B)は、(A)のVBにおける接着剤の領域を示す斜視図、図6(A)は、補強プレートの直線状の溝部を示す斜視図、(B)は、同変形例の溝部を示す斜視図である。なお、図5のヘッド・サスペンションは、図1のヘッド・サスペンションの概略を示したものである。
図5、図6(A)のように、補強プレート11は、開口部25内に突出して圧電素子9を支持する支持縁部11aを備えている。圧電素子9は、支持縁部11aに載置され、この圧電素子9と開口部25との間に接着剤27が充填されて圧電素子9の取り付けが行われている。
補強プレート11には、長い溝部37a、短い溝部37bが形成されている。溝部37a、37bは、直線状に形成され、ロード・ビーム5方向へ直線的かつ平行に延設されている。溝部37a、37bの一方の端部37aa、37baは支持縁部11a上に臨み、支持縁部11aの端縁には開放されず、その手前まで至っている。溝部37a、37bの他方の端部37ab、37bbは支持縁部11a外に至っている。
溝部37a、37bの支持縁部11a上の端部37aa、37baは、ベース・プレート3及び補強プレート11の両者間外へ連通する連通部として構成されている。
そして、圧電素子9を取り付ける接着剤27が、注入時に支持縁部11aに臨む溝部37a、37bの端部37aa、37baから該溝部37a、37b及びその周辺の隙間へ流れ込んで固化する。固化した接着剤27は、ベース・プレート3及び補強プレート11間においてダンピング特性を有する樹脂座39となる。但し、樹脂座39も、ダンピング特性を有さない構成にすることができる。
図6(B)は、補強プレートの直線状の溝部の変形例を示す斜視図である。
図6(B)の溝部37Aa、37Abは、支持縁部11a上の端部37Aaa、37Abaが、支持縁部11aの端縁に開放されたものである。
図7(A)は、補強プレートの傾斜状の溝部を示す斜視図、(B)は、同溝部の変形例を示す斜視図である。
図7(A)の例は、図6(A)に基本的な構造が対応しており、同符号を用いて説明する。溝部37a、37bは、支持縁部11a側から離間する方向へ漸次直線状に広がる形態に配置されたものである。
図7(B)の例も、図6(A)に基本的な構造が対応しており、同符号を用いて説明する。溝部37a、37bは、支持縁部11a側から離間する方向へ漸次直線状に広がる形態に配置され、支持縁部11a上に形成された溜まり凹部41に端部37aa、37baが解放されたものである。
この例では、溜まり凹部41から溝部37a、37b側へ接着剤27を十分に行き渡らせることができる。
図8は、ヘッド・サスペンションの流れ止め部を示す斜視図である。図9(A)は、溝形状の流れ止め部を示す平面図、(B)は、同断面図、図10(A)は、凹部形状の流れ止め部を示す平面図、(B)は、同断面図、図11(A)は、凹部形状の流れ止め部を示す平面図、(B)は、同断面図である。
図8は、図6に基本的な構造が対応しており、同符号を用いて説明する。溝部37a、37bの反支持縁部側に前記接着剤27の流れ止めを行う流れ止め部43を設けたものである。
流れ止め部43は、図9(A)(B)のように長溝に形成され、一対の溝部37aの端部37abに直交するように配置されている。流れ止め部43の両端は、溝部37aの相互間外の両側へ突出している。
図10(A)(B)は、図9(A)(B)の流れ止め部43に代えて流れ止め部43Bとした。流れ止め部43Bは、平面視及び断面で矩形の凹部43Baを連設したものであり、配置長は、流れ止め部43に対応させている。
図11(A)(B)は、図9(A)(B)の流れ止め部43に代えて流れ止め部43Cとした。流れ止め部43Cは、平面視で円形及び断面で半円形の凹部43Caを連設したものであり、配置長は、流れ止め部43に対応させている。
この例では、溝部37a、37b側へ流れ込んだ前記接着剤27を流れ止め部43、43B、43Cで止めることができ、接着剤27によるロード・ビーム5のばね部19側への影響を規制することができる。
流れ止め部43、43B、43Cへ流れ込んだ樹脂も、ベース・プレート3及び補強プレート11間で固化することで樹脂座の機能を奏する。
[実施例1の効果]
本発明実施例のヘッド・サスペンション1は、キャリッジ側に取り付けられて軸回りに回転駆動されるベース・プレート3と、剛体部17及びばね部19を含み基端側がベース・プレート3に複数個所の溶接結合部21により結合されたロード・ビーム5と、書き込み用及び読み取り用のヘッド部及び配線を備えてロード・ビーム5に複数箇所の溶接結合部24により取り付けられたフレキシャ7とを備え、ロード・ビーム5の剛体部17とフレキシャ7との間に設けられ振動による相互間の衝突を規制する樹脂座29を有する。
したがって、剛体部17とフレキシャ7との相互間の超音波振動による微振動の衝突を樹脂座により規制することができ、剛体部17とフレキシャ7との間の表面の破壊を規制し、パーティクルの零れ落ちによる不具合を抑制することができる。
すなわち、ヘッド・サスペンション1の超音波洗浄時により、表面の微小なパーティクルは除去され、樹脂座29により衝突による表面の破壊を規制して剛体部17とフレキシャ7との間の隙間へのパーティクルの挟み込みを抑制することができる。
このため、HDD内に製品が組み込まれるまでパーティクルが残ることは殆どなく、微小なパーティクルが、HDD内で剛体部17とフレキシャ7との隙間から零れ落ちる可能性を除去することができる。
また、ヘッド・サスペンション1の清浄度評価にはLPC(リキッド・パーティクル・カウンタ)測定値を用いるが、LPC測定用検体抽出時に使用する超音波振動があっても、樹脂座29により、微振動の破壊によるパーティクルの誘発が抑制されるため、測定値を正確なものにすることが可能となる。
剛体部17とフレキシャ7との両者間で剛体部17に形成された溝部31を備え、樹脂座29は、溝部31に形成された。
このため、樹脂座29の位置決めが容易であり、且つ溝部31に沿って樹脂を浸透させることができる。
溝部31は、剛体部17とフレキシャ7との両者間外へ連通する連通部として端部31aを備えた。
このため、ヘッド・サスペンション1の完成後に図2の端部31aから溝部31に樹脂として非導電性の接着剤を注入することができ、毛管現象により剛体部17及びフレキシャ7間に満たされ、さらに溝部31周辺で剛体部17及びフレキシャ7間に至って固化させることができる。固化した接着剤は、剛体部17及びフレキシャ7間において樹脂座29として構成させることができ、樹脂座29を容易に形成することができる。
ヘッド・サスペンション1の完成後に接着剤を注入することで、樹脂の溶接部介在に伴う溶接不良を防止することができる。
溝部31の端部31aから接着剤を導くことで、剛体部17及びフレキシャ7間の奥深くまで樹脂を浸透させることができる。
溝部31を設けることで、樹脂の流れを制御し、余計な流れを規制することができ、ヘッド・サスペンション1の剛性のアンバランス化やバラつきを防止することができ、共振などの振動特性を安定化することができる。
ロード・ビーム5をエッチングで形成する際に、溝部31を追加工程なくパーシャルエッチングで形成することができる。
ベース・プレート3と補強プレート11との間に設けられ振動による相互間の衝突を規制する樹脂座33を有する。
このため、ベース・プレート3と補強プレート11との間で上記同様の効果を得ることができる。
ベース・プレート3は、金型で曲げやつぶし加工するため、溝部35を追加工程なくコイニングにより形成することができる。
樹脂座29,33は、ダンピング特性を有する。
このため、剛体部17とフレキシャ7との相互間、ベース・プレート3と補強プレート11との相互間の微振動による衝突を樹脂座29,33により確実に規制することができ、且つヘッド・サスペンション1の振動特性を向上させることができる。
樹脂座29,33は、接着剤により形成された。
このため、剛体部17とフレキシャ7との相互間、ベース・プレート3と補強プレート11との相互間を樹脂座29,33により固定し、溶着結合部12,21,24と相俟って剛体部17とフレキシャ7との相互間、ベース・プレート3と補強プレート11との相互間をより強固に結合し、微振動による衝突を確実に規制することができる。
補強プレート11は開口部25内に突出して圧電素子9を支持する支持縁部11aを備え、補強プレート11に形成され端部37aa、37ab、37Aaa、37Aabが支持縁部11aに臨む溝部37a、37b、37Aa、37Abを有し、接着剤が支持縁部11aに臨む溝部37a、37b、37Aa、37Abの端部37aa、37ba、37Aaa、37Abaから溝部37a、37b、37Aa、37Abへ流れ込んでベース・プレート3及び補強プレート11間に形成され振動による相互間の衝突を規制する樹脂座とした。
このため、圧電素子周辺でのベース・プレート3及び補強プレート11間の表面の破壊を規制し、パーティクルの零れ落ちによる不具合を抑制し、上記同様の効果を奏することができる。
溝部37a、37b、37Aa、37Abを圧電素子9の接着部である支持縁部11aにかかるようにすることで、追加工程なく接着剤を導くことができる。
溝部37a、37bの反支持縁部側に接着剤の流れ止めを行う流れ止め部43、43B、43Cを設けた。
このため、溝部37a、37b側へ流れ込んだ前記接着剤27を流れ止め部43、43B、43Cで止めることができ、接着剤27によるロード・ビーム5のばね部19側への影響を規制することができる。
図12、図13は、LPC測定による結果を示し、図12は、0.3μm以上のパーティクルの数、図13は、0.6μm以上のパーティクルの数を示すグラフである。測定対象製品の形態は、図1で示すものであり、ロード・ビーム5及びフレキシャ7間の溝部31、ベース・プレート3及び補強プレート11間の溝部35に樹脂座29、33を備え、圧電素子9周辺の溝部37a、37bにも樹脂座を備えた。
図12、図13共に、縦軸は、単位面積(cm)当たりのパーティクルの数を示し、横軸に並ぶ製品1、2、3に対し、それぞれ左から溝幅50μm、100μm、150μm、200μmについて測定した結果を示した。横軸の右端にその平均についても示した。
図12、図13のように、全体的な傾向として、限度はあるが、溝部31、35、37a、37bの幅が広いほどパーティクルの数が少ないことが確認できた。
図14〜図16は、本発明の実施例2に係り、図14は、ヘッド・サスペンションの一部を省略した概略斜視図、図15(A)は、図14のXVA部における断面図、(B)は、同変形例の断面図、図16は、ヘッド・サスペンションの一部を省略した変形例に係る概略斜視図である。である。なお、基本的な構成は実施例1と同様であり、対応する構成部分には同符号にDを付し、重複した説明は省略する。
図14、図15(A)の本実施例2のヘッド・サスペンション1Dでも、ロード・ビーム5Dに補強プレート11Dが一体に設けられ、ベース・プレート3Dに補強プレート11Dが複数箇所の溶接結合部(図示せず)により結合されている。
また、フレキシャ7Dがロード・ビーム5Dに複数箇所の溶接結合部(図示せず)により結合されている。
ベース・プレート3Dと補強プレート11Dとの間、ロード・ビーム5Dの剛体部17Dとフレキシャ7Dとの間には、樹脂座33D、29Dが設けられている。
補強プレート11Dには、溝部45が設けられ、樹脂座33Dは、主に溝部45に設けられている。溝部45は、ベース・プレート3Dと補強プレート11Dとの両者間外へ連通する連通部として溝部45を外部へ連通させる貫通孔47を備えている。
ヘッド・サスペンション1Dの組立完成後に、貫通孔47から樹脂として非導電性の接着剤が注入され、毛管現象により溝部45側へ移動する。さらに貫通孔47及び溝部45周辺でベース・プレート3D及び補強プレート11D間の隙間にも至って固化する。固化した接着剤は、ベース・プレート3D及び補強プレート11D間において樹脂座33Dとなる。
フレキシャ7Dには、貫通した溝部49が設けられ、樹脂座29Dは、溝部49及び貫通孔51周辺に設けられている。
ヘッド・サスペンション1Dの組立完成後に、貫通孔51から樹脂として非導電性の接着剤が注入され、毛管現象により溝部49側へ移動する。さらに貫通孔51及び溝部49周辺で剛体部17D及びフレキシャ7D間の隙間にも至って固化する。固化した接着剤は、剛体部17D及びフレキシャ7D間において樹脂座29Dとなる。
図15Bの例では、溝部45をベース・プレート3D側に設けて樹脂座33Dを設けた。
図16の例では、補強プレート11D及びフレキシャ7Dに貫通孔47、51を設け、ベース・プレート3D及びロード・ビーム5Dの剛体部17Dに溝部45、49をリング状に形成した。
ヘッド・サスペンション1Dの組立完成後に、貫通孔47、51から樹脂として非導電性の接着剤が注入され、毛管現象により溝部45,49側へ移動して固化する。固化した接着剤は、ベース・プレート3D及び補強プレート11D間において樹脂座33Dとなり、剛体部17D及びフレキシャ7D間において樹脂座29Dとなる。
したがって、本実施例においても、樹脂座29D、33Dにより、上記実施例と同様な作用効果を奏することができる。
また、溝部45,49を貫通孔47、51と組み合わせて配置し、例えば板間振動が極大化する部分をピンポイントで固定することができ、接着剤使用量の抑制等を図ることができる。
[その他]
上記各実施例の溝部は、凹部に代えることもできる。
溝部31、35、37a、37b、37Aa、37Abは、曲線状、波線状等に形成することもできる。流れ止め部43は、曲線状、波線状等に形成することもできる。流れ止め部43B、43Cは、曲線状、波線状等に配列することもできる。
本発明は、ヘッド・サスペンションの板材の結合構造に適用したが、その他、超音波による微振動などで面衝突の破壊でパーティクルが問題となり得る部材に広く適用することができる。
1、1D ヘッド・サスペンション
3、3D ベース・プレート(板材、相手部材)
5、5D ロード・ビーム(板材、相手部材)
7、7D フレキシャ(板材。相手部材)
9 圧電素子
11、11D 補強プレート(板材)
11a 支持縁部
12、21、24 溶接結合部
17 剛体部
19 ばね部
27 接着剤
29、29D、33、33D 樹脂座
31、35、37a、37b、37Aa、37Ab、45、49 溝部
31a、37aa、37Aaa、37Aba 端部(連通部)
41 凹部
43、43B、43C 流れ止め部
47、51 貫通孔(連通部)

Claims (10)

  1. キャリッジ側に取り付けられて軸回りに回転駆動されるベース・プレートと、
    剛体部及びばね部を含み基端側が前記ベース・プレートに複数個所の溶接結合部により結合されたロード・ビームと、
    書き込み用及び読み取り用のヘッド部及び配線を備えて前記ロード・ビームに複数箇所の溶接結合部により結合されたフレキシャとを備え、
    前記ロード・ビームとフレキシャとの間に設けられ振動による相互間の衝突を規制する樹脂座を有し、
    前記ロード・ビームとフレキシャとの両者間で少なくとも一方に形成された凹部又は溝部を備え、
    前記樹脂座は、前記凹部又は溝部に形成され、
    前記凹部又は溝部は、前記溶接結合部により結合されたロード・ビームとフレキシャとの両者間外へ連通する連通部を備え、
    前記連通部から樹脂を注入して前記樹脂座を、前記複数箇所の溶接結合部の相互間に設けた、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  2. 請求項記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記連通部は、前記ロード・ビームとフレキシャとの両者間外に臨んだ前記凹部又は溝部の端部である、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  3. 請求項記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記連通部は、前記ロード・ビーム又はフレキシャに形成され前記凹部又は溝部を外部へ連通させる貫通孔である、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  4. キャリッジ側に取り付けられて軸回りに回転駆動されるベース・プレートと、
    ばね部を介して先端側に剛体部を有しばね部の基端側に補強プレートが一体に設けられ前記ベース・プレートに前記補強プレートが複数箇所の溶接結合部により結合されたロード・ビームと、
    書き込み用及び読み取り用のヘッド部及び配線を備えて前記ロード・ビームに取り付けられたフレキシャとを備えたヘッド・サスペンションであって、
    前記ベース・プレートと補強プレートとの間に設けられ振動による相互間の衝突を規制する樹脂座を有し、
    前記ベース・プレートと補強プレートとの両者間で少なくとも一方に形成された凹部又は溝部を備え、
    前記樹脂座は、前記凹部又は溝部に形成され、
    前記凹部又は溝部は、前記溶接結合部により結合されたベース・プレートと補強プレートとの両者間外へ連通する連通部を備え、
    前記連通部から樹脂を注入して前記樹脂座を、前記複数箇所の溶接結合部の相互間に設けた、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  5. 請求項記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記連通部は、前記ベース・プレートと補強プレートとの両者間外に臨んだ前記凹部又は溝部の端部である、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  6. 請求項記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記連通部は、前記ベース・プレートと補強プレートとの一方に形成され前記凹部又は溝部を外部へ連通させる貫通孔である、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記樹脂座は、ダンピング特性を有する、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記樹脂座は、接着剤により形成された、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  9. キャリッジ側に取り付けられて軸回りに回転駆動されるベース・プレートと、
    ばね部を介して先端側に剛体部を有し基端側に補強プレートを有し前記ベース・プレートに前記補強プレートが複数箇所の溶接結合部により結合されたロード・ビームと、
    書き込み用及び読み取り用のヘッド部及び配線を備えて前記ロード・ビームに取り付けられたフレキシャとを備え、
    前記ベース・プレート及び補強プレートに設けられ圧電素子を取り付ける開口部と、
    前記開口部に接着剤を介して取り付けられ電圧の印加状態に応じて変形する圧電素子とを有し、
    前記圧電素子の変形に従って前記ベース・プレートに対し前記ロード・ビームを介して前記ヘッド部をスウェイ方向に変位させるヘッド・サスペンションであって、
    前記補強プレートは前記開口部内に突出して前記圧電素子を支持する支持縁部を備え、
    前記補強プレートに形成され端部が前記支持縁部に臨む凹部又は溝部を有し、
    前記接着剤が前記支持縁部に臨む凹部又は溝部の端部から該凹部又は溝部へ流れ込んで前記ベース・プレート及び補強プレート間に形成され振動による相互間の衝突を規制する樹脂座を、前記複数箇所の溶接結合部の相互間に設けた
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  10. 請求項記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記凹部又は溝部の反支持縁部側に前記接着剤の流れ止めを行う流れ止め部を設けた、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
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