JP2010257518A - 磁気ヘッドサスペンション - Google Patents

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Abstract

【課題】圧電素子による磁気ヘッドスライダの微動を行える磁気ヘッドサスペンションにおいて耐衝撃性及び共振周波数を向上させる。
【解決手段】平面視において圧電素子の少なくとも一部がオーバーラップする開口領域よりサスペンション幅方向外方向側においてメインアクチュエータに直接又は間接的に連結される基端領域と荷重曲げ部が連結される先端領域とを連結する左右一対の連結梁が前記ディスク面と直交する板厚方向に突出された凸状部を有している
【選択図】図1

Description

本発明は、ハードディスク等の記憶媒体に対してデータをリード及び/又はライトする磁気ヘッドスライダを支持する為の磁気ヘッドサスペンションに関する。
磁気ディスク装置の大容量化に伴って磁気ヘッドスライダの目的トラックに対する位置決め精度の向上が求められており、その為、ボイスコイルモータ等のメインアクチュエータによる磁気ヘッドスライダのシーク方向への粗動に加えて、サブアクチュエータとして作用する圧電素子による磁気ヘッドスライダのシーク方向の微動を可能とした磁気ヘッドサスペンションが提案されている(例えば下記特許文献1〜3参照)。
前述のような圧電素子を備えた磁気ヘッドサスペンションにおいては、前記圧電素子による磁気ヘッドスライダの微動を可能とする為に、ボイスコイルモータ等のメインアクチュエータによって直接又は間接的に揺動される支持部に低剛性領域を設ける必要がある。
即ち、圧電素子を備えた磁気ヘッドサスペンションは、前記磁気ヘッドスライダをディスク面へ向けて押し付ける為の荷重を発生する荷重曲げ部と、前記荷重を磁気ヘッドスライダに伝達するためのロードビーム部と、前記荷重曲げ部を介して前記ロードビーム部を支持し且つメインアクチュエータによって直接又は間接的に揺動中心回りに揺動される支持部と、前記磁気ヘッドスライダを支持した状態で前記ロードビーム部及び前記支持部に支持されるフレクシャ部と、前記支持部に装着される前記圧電素子とを備えている。
そして、前記支持部には、前記メインアクチュエータに直接又は間接的に連結される基端領域と、前記荷重曲げ部が連結される先端領域と、前記基端領域及び前記先端領域の間を連結する前記低剛性領域とが備えられており、前記圧電素子の伸縮動作に応じて前記低剛性領域が弾性変形することで前記磁気ヘッドスライダの微動が可能となっている。
ところで、前記低剛性部位の剛性を弱めることによって前記圧電素子による前記磁気ヘッドスライダのシーク方向変位(前記ディスク面と平行な径方向の変位)を増大させることができるが、その一方で、前記低剛性領域の低剛性化は、前記磁気ヘッドサスペンションが装着された磁気ディスク装置への衝撃力印可時における前記圧電素子への応力の増加を招くと共に、前記磁気ヘッドサスペンションの共振周波数の低下を招く。
特開平02−227886号公報 特開平11−016311号公報 特開2001−307442号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、メインアクチュエータによる磁気ヘッドスライダの粗動に加えて、圧電素子による前記磁気ヘッドスライダの微動を行える磁気ヘッドサスペンションであって、衝撃力印可時に前記圧電素子に付加される応力を低減でき且つ共振周波数を向上させ得る磁気ヘッドサスペンションの提供を一の目的とする。
本発明は、前記目的を達成する為に、磁気ヘッドスライダをディスク面へ向けて押し付ける為の荷重を発生する荷重曲げ部と、前記荷重を磁気ヘッドスライダに伝達するためのロードビーム部と、前記荷重曲げ部を介して前記ロードビーム部を支持し且つメインアクチュエータによって直接又は間接的に揺動中心回りに揺動される支持部と、前記磁気ヘッドスライダを支持した状態で前記ロードビーム部及び前記支持部に支持されるフレクシャ部と、前記磁気ヘッドスライダをシーク方向に微動させる為にサスペンション長手方向中心線を基準にして互いに対して対称で且つ互いに対して伸縮方向が異なるように前記支持部に装着される左右一対の圧電素子とを備えた磁気ヘッドサスペンションであって、前記支持部は、前記メインアクチュエータに直接又は間接的に連結される基端領域と、前記荷重曲げ部が連結される先端領域と、サスペンション長手方向に関し前記基端領域及び前記先端領域の間に位置する開口領域と、前記開口領域よりサスペンション幅方向外方向側において前記基端領域及び前記先端領域の間を連結する左右一対の連結梁とを有し、前記一対の圧電素子は、前記ディスク面と直交する方向に沿って視た平面視において少なくとも一部が前記開口領域内に位置した状態で基端部及び先端部が前記基端領域及び前記先端領域にそれぞれ連結されており、前記一対の連結梁は、前記ディスク面と直交する板厚方向に突出された凸状部を有している磁気ヘッドサスペンションを提供する。
好ましくは、前記凸状部は、前記ディスク面とは反対側に突出される。
一形態においては、前記凸状部は、前記ディスク面と平行な側面視において略円弧状とされる。
他形態においては、前記凸状部は、前記ディスク面と平行な側面視において略三角形状とされる。
好ましくは、前記一対の連結梁は、前記先端領域に連結される先端部から前記基端領域に連結される基端部へ行くに従って幅広とされる。
好ましくは、前記一対の連結梁のサスペンション幅方向外方側エッジは、基端側から先端側へ行くに従ってサスペンション長手方向中心線に近接するように、平面視において傾斜される。
一形態においては、前記一対の圧電素子は、先端側及び基端側の端面の少なくとも一部がそれぞれ前記先端領域の基端側の端面及び前記基端領域の先端側の端面と対向するように前記開口領域内に配置された状態で、先端側及び基端側が前記先端領域及び前記基端領域にそれぞれ固着される。
他形態においては、前記一対の圧電素子は、前記開口領域をサスペンション長手方向に跨いた状態で先端側が前記先端領域の上面に載置され且つ基端側が前記基端領域の上面に載置される。
例えば、前記支持部は、前記メインアクチュエータに連結されるキャリッジアームの先端にかしめ加工によって接合されるボス部を備えたベースプレートとされる。
これに代えて、前記支持部は、前記メインアクチュエータに連結されるアームとされ得る。
本発明に係る磁気ヘッドサスペンションによれば、少なくとも一部が支持部に形成された開口領域と平面視においてオーバーラップするように配置された状態で基端側及び先端側が前記支持部の基端領域及び先端領域にそれぞれ連結されるように一対の圧電素子が支持部に装着され、前記開口領域よりサスペンション幅方向外方向側において前記基端領域及び前記先端領域の間を連結するように前記支持部に設けられた左右一対の連結梁がディスク面と直交する板厚方向に突出された凸状部を有しているので、前記一対の圧電素子による前記磁気ヘッドスライダのシーク方向変位のし易さ(以下、微動特性という)を良好に維持しつつ、衝撃力印可時に前記圧電素子に付加される応力の低減及び前記磁気ヘッドサスペンションの共振周波数の向上を同時に図ることができる。
図1(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の一実施の形態に係る磁気ヘッドサスペンションの上面図,下面図及び側面図である。 図2は、一対の圧電素子を取り外した状態の図1に示す前記磁気ヘッドサスペンションの上面図である。 図3(a)は、図1におけるIII-III線に沿った断面図である。 図3(b)は、図3(a)とは異なる取付状態で装着された前記一対の圧電素子の断面図である。 図4(a)及び(b)は、それぞれ、実施例1に係る磁気ヘッドサスペンションの上面図及び側面図である。 図5(a)及び(b)は、それぞれ、比較例に係る磁気ヘッドサスペンションの上面図及び側面図である。 図6(a)及び(b)は実施例2に係る磁気ヘッドサスペンションの上面図及び側面図であり、図6(c)及び(d)は実施例3に係る磁気ヘッドサスペンションの上面図及び側面図であり、図6(e)及び(f)は実施例4に係る磁気ヘッドサスペンションの上面図及び側面図である。 図7は、前記実施例1〜4及び比較例に対して有限要素法を用いて行った耐衝撃性に関する解析結果を示すグラフであり、連結梁のサスペンション幅方向内方側エッジのサスペンション長手方向中心線に対する傾斜角と所定の衝撃波が加わった際に前記圧電素子に付加される応力との関係を示している。 図8は、前記実施例1〜4及び比較例に対して有限要素法を用いて行った共振周波数に関する解析結果を示すグラフであり、図8(a)〜(d)は、それぞれ、前記傾斜角と主共振モード,曲げ一次モード,捩れ一次モード及び捩れ二次モードにおける共振周波数との関係を示している。 図9は、本発明の変形形態に係る磁気ヘッドサスペンションの上面図である。
以下、本発明に係る磁気ヘッドサスペンションの好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1(a)〜(c)に、それぞれ、本実施の形態に係る磁気ヘッドサスペンション1Aの上面図(ディスク面とは反対側から見た平面図),下面図(ディスク面側から見た底面図)及び側面図を示す。なお、図1(b)における○印は溶接点を示している。
図1に示すように、前記磁気ヘッドサスペンション1Aは、磁気ヘッドスライダ50をディスク面へ向けて押し付ける為の荷重を発生する荷重曲げ部20と、前記荷重を磁気ヘッドスライダ50に伝達するためのロードビーム部30と、前記荷重曲げ部20を介して前記ロードビーム部30を支持し且つメインアクチュエータによって直接又は間接的に揺動中心回りに揺動される支持部10と、前記磁気ヘッドスライダ50を支持した状態で前記ロードビーム部30及び前記支持部10に支持されるフレクシャ部40と、前記磁気ヘッドスライダ50をシーク方向に微動させる為にサスペンション長手方向中心線CLを基準にして互いに対して対称で且つ互いに対して伸縮方向が異なるように前記支持部10に装着された左右一対の圧電素子60とを備えている。
前記支持部10は、ボイスコイルモータ等の前記メインアクチュエータに直接又は間接的に連結された状態で、前記荷重曲げ部20を介して前記ロードビーム部30を支持する部材であり、比較的高剛性を有するものとされる。
本実施の形態においては、前記支持部10は、前記メインアクチュエータに連結されるキャリッジアーム(図示せず)の先端にかしめ加工によって接合されるボス部15を備えたベースプレートとされている。
前記支持部10は、例えば、厚さ0.1mm〜0.8mmのステンレス板によって好適に形成される。
図2に、前記一対の圧電素子60を取り外した状態の前記磁気ヘッドサスペンション1Aの上面図を示す。
図1及び図2に示すように、前記支持部10は、前記メインアクチュエータに直接又は間接的に連結される基端領域11と、前記荷重曲げ部20が連結される先端領域12と、サスペンション長手方向に関し前記基端領域11及び前記先端領域12の間に位置する開口領域13と、前記開口領域13のサスペンション幅方向両側において前記基端領域11及び前記先端領域12の間を連結する左右一対の連結梁14とを有している。
なお、前記一対の連結梁14の詳細構造については後述する。
前記ロードビーム部30は、前述の通り、前記荷重曲げ部20によって発生される荷重を前記磁気ヘッドスライダ50に伝達する為の部材であり、従って、所定の剛性が要求される。
本実施の形態においては、図1及び図2に示すように、前記ロードビーム部30は、平板状の本体部31と、前記本体部31の幅方向両端部からディスク面とは反対側に曲げ形成されたフランジ部32とを有しており、前記フランジ部32によって剛性を確保している。
前記ロードビーム部30は、例えば、厚さ0.02mm〜0.1mmのステンレス板によって好適に形成される。
詳しくは、前記ロードビーム部30は、先端部に、所謂ディンプルと呼ばれる突起33を有している。
前記突起33は、ディスク面に近接する方向に、例えば、0.05mm〜0.1mm程度突出されている。この突起33は、前記フレクシャ部40におけるヘッド搭載領域43の裏面(ディスク面とは反対側の面)に接触しており、前記荷重はこの突起33を介して前記フレクシャ部40のヘッド搭載領域43に伝達される。
本実施の形態においては、前記ロードビーム部30は、さらに、前記本体部31の先端からサスペンション長手方向先端側へ延びるリフトタブ34を一体的に有している。前記リフトタブ34は、前記磁気ヘッドスライダ50がディスク面の径方向外方へ位置するように前記磁気ヘッドサスペンション1Aが前記メインアクチュエータによって揺動された際に、磁気ディスク装置に備えられたランプと係合して前記磁気ヘッドスライダ50をz方向(前記ディスク面と直交する方向)に沿って前記ディスク面から離間させる為の部材である。
前記荷重曲げ部20は、基端部が前記支持部10に連結され且つ先端部が前記ロードビーム部30に連結されており、自己の弾性変形に基づいて前記磁気ヘッドスライダ50を前記ディスク面へ向けて押し付ける押し付け荷重を発生する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態においては、前記荷重曲げ部20は、板面が前記ディスク面と対向するように配置された左右一対の板バネ21を有している。
好ましくは、前記一対の板バネ21は、前記磁気ヘッドサスペンション1Aが前記磁気ディスク装置へ実装される前の段階において前記磁気ヘッドスライダ50が前記ディスク面に近づく方向に予め折り曲げられ、且つ、前記磁気ヘッドサスペンション1Aの前記磁気ディスク装置への実装時には曲げ戻されることで前記押し付け荷重を発生するように、構成される。
前記荷重曲げ部20は、例えば、厚さ0.02mm〜0.1mmのステンレス板によって形成される。
なお、本実施の形態においては、図1及び図2に示すように、前記荷重曲げ部20は前記ロードビーム部30と一体形成されている。
即ち、本実施の形態に係る磁気ヘッドサスペンション1Aは、前記ロードビーム部30及び前記荷重曲げ部20を一体形成するロードビーム部形成部材300を有しており、前記ロードビーム部形成部材300における前記ディスク面とは反対側の上面が前記支持部10の前記先端領域12における前記ディスク面と対向する下面に当接された状態で、前記ロードビーム部形成部材300が前記支持部10に溶接されている。
前記フレクシャ部40は、前記磁気ヘッド50を支持した状態で前記ロードビーム部30及び前記支持部10に接合される。
詳しくは、前記フレクシャ部40は、図1(b)に示すように、前記ロードビーム部30における前記ディスク面との対向面に溶接等によって接合される本体領域41と、前記本体領域41から先端側へ延びる一対の支持片42と、前記支持片42によって支持された前記ヘッド搭載領域43とを有している。
前記ヘッド搭載領域43は、ディスク面と対向する対向面において前記磁気ヘッド50を支持している。
前述の通り、前記ヘッド搭載領域43の裏面には前記突起33が接触しており、従って、前記ヘッド搭載領域43は前記突起33を支点としてロール方向及びピッチ方向に柔軟に揺動し得るようになっている。
前記フレクシャ部40は、前記ヘッド搭載領域43がロール方向及びピッチ方向に揺動し得るように、前記ロードビーム部30よりも低剛性とされる。
前記フレクシャ部40は、例えば、厚さ0.01mm〜0.025mm程度のステンレス板によって好適に形成される。
なお、本実施の形態においては、前記フレクシャ部40には、前記磁気ヘッド50に書き込み信号及び/又は読み取り信号を伝達する為の配線がプリント回路として一体的に備えられている。
即ち、前記フレクシャ部40は、前記本体領域41,前記一対の支持片42及び前記ヘッド搭載領域43を一体的に有するフレクシャ基板400と、前記フレクシャ基板400に積層されたフレクシャ配線体410とを有している。
図示は省略するが、前記フレクシャ配線体410は、前記フレクシャ基板400におけるディスク面との対向面に積層された絶縁層と、前記絶縁層におけるディスク面との対向面に積層された導体層と、前記導体層を囲繞する保護層とを有し得る。
本実施の形態においては、前記フレクシャ基板400は、図1(b)に示すように、前記ロードビーム部40の前記本体領域41,前記支持部10の前記先端領域12及び前記支持部10の前記基端領域11にそれぞれ溶接によって接合されている。
前記圧電素子60は、PZT(チタン酸ジリコン酸鉛)からなる本体部と、前記本体部の厚み方向両側に配置された一対の電極層とを有している。
前記本体部は、例えば厚さ0.05mm〜0.3mmとされ、前記電極層は、例えば厚さ0.05μm〜数μmのAgやAuによって形成される。
前記一対の圧電素子60は、図1(a)に示すように、前記ディスク面と直交する方向に沿って視た平面視において少なくとも一部が前記開口領域13とオーバーラップした状態で基端部及び先端部が前記基端領域11及び前記先端領域12にそれぞれ連結されており、且つ、前記磁気ヘッドスライダ50をシーク方向に微動させる為のサブアクチュエータとして作用するように電圧の印可に応じて一方が伸長し且つ他方が圧縮するように構成されている。
図3(a)に、図1におけるIII-III線に沿った断面図を示す。
本実施の形態においては、図1及び図3(a)に示すように、前記一対の圧電素子60は、ディスク面と直交する方向に沿って視た平面視において全体が前記開口領域13内に配置されている。
即ち、前記一対の圧電素子60の先端側及び基端側の端面の少なくとも一部がそれぞれ前記先端領域12の基端側の端面及び前記基端領域11の先端側の端面と対向するように、前記一対の圧電素子60が前記開口領域13内に配置された状態で、前記一対の圧電素子60の先端側及び基端側が前記先端領域12及び前記基端領域11にそれぞれ固着されている。
斯かる構成によれば、前記一対の圧電素子60の伸縮動作を可及的に前記磁気ヘッドスライダ50のシーク方向への移動動作として伝達することができる。
さらに、前記構成によれば、前記一対の圧電素子60の一部又は全部を厚み方向に関し前記支持部10とオーバーラップさせることができ、前記一対の圧電素子60を含む前記磁気ヘッドサスペンション1A全体の厚みを可及的に薄くすることができる。
本実施の形態においては、前記一対の圧電素子60の全体が平面視において前記開口領域13内に配置された状態で、前記一対の圧電素子60の先端側の端面と前記先端領域12の基端側の端面とが絶縁性の接着剤等の固着部材70によって固着され、且つ、前記一対の圧電素子60の基端側の端面と前記基端領域11の先端側の端面とが絶縁性の接着剤等の固着部材70によって固着されている。
即ち、前記一対の圧電素子60の伸縮動作は、前記固着部材70を介して前記先端領域12及び前記基端領域11に伝達される。
なお、本実施の形態においては、図1に示すように、前記一対の圧電素子60は、長手方向(即ち、伸縮方向)がサスペンション長手方向に沿うように配置されているが、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。
即ち、前記一対の圧電素子60がサスペンション長手方向中心線CLを基準にして互いに対し対称であり、且つ、前記一対の圧電素子60の長手方向がサスペンション長手方向に沿った成分を有する範囲内であれば、前記一対の圧電素子60の長手方向をサスペンション長手方向に対して傾斜させることも可能である。
前記一対の圧電素子60への電圧印可は、例えば、前記フレクシャ配線体410を利用して行うことができる。
本実施の形態においては、前記一対の圧電素子60の上面側(前記ディスク面とは反対側)の電極層を導電性接着剤等の導電性部材72(図1(a)参照)によって前記支持体10に電気的に接続することで接地電位とした状態で、前記一対の圧電素子60の下面側(前記ディスク面と対向する側)の電極層に前記フレクシャ配線体410を利用して電圧を印可している。
好ましくは、図1(b)及び図2に示すように、前記フレクシャ部40の一部がディスク面と直交する方向に沿って視た平面視において前記一対の圧電素子60とオーバーラップするように配置させることができる。斯かる構成によれば、前記フレクシャ配線体410を利用した前記一対の圧電素子60の下面側の電極への電圧印可を容易に行うことができる。
本実施の形態においては、図1(b)及び図3に示すように、前記フレクシャ配線体410における前記導体層と前記一対の圧電素子60の下面側の電極層とをワイヤーボンディング74によって電気的に結合している。
なお、図1(b)における符号76は、前記導体層を露出する為に前記保護層に形成された開口である。
本実施の形態においては、前述の通り、前記一対の圧電素子60の全体が前記開口領域13内に配置されているが、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。
即ち、図3(b)に示すように、前記開口領域13をサスペンション長手方向に跨いた状態で先端側が前記先端領域12の上面に載置され且つ基端側が前記基端領域11の上面に載置されるように、前記一対の圧電素子60を配置させることも可能である。
図3(b)に示す構成によれば、z方向の厚みが増加するものの、前記一対の圧電素子60の前記支持部10への固着作業の容易化を図ることができる。
ここで、前記一対の連結梁14の構成について説明する。
前記一対の連結梁14は、図1(a)及び(b)並びに図2に示すように、サスペンション長手方向中心線CLを基準にして互いに対して対称な形状を有している。
前記連結梁14は、図1(c)に示すように、前記ディスク面と直交する板厚方向に突出された凸状部14aを有している。
斯かる構成の前記磁気ヘッドサスペンション1Aによれば、前記一対の圧電素子60の伸縮動作によって前記磁気ヘッドスライダ50をシーク方向に微動させる際に、前記連結梁14が主として前記ディスク面と直交する方向に弾性変形することになる。
従って、前記一対の圧電素子60による前記磁気ヘッドスライダ50のシーク方向への微動特性を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、前記先端領域12,前記一対の連結梁14及び前記基端領域11は単一部材によって一体形成されている。
即ち、前記支持部10を形成する支持部形成部材100は、前記先端領域12を形成する部位,前記一対の連結梁14を形成する部位及び前記基端領域11を形成する部位を一体的に有している。
前記支持部形成部材100は、例えば、プレート基板からプレス加工によって形成され得る。
ここで、前記磁気ヘッドサスペンション1Aの効果を検証する為に有限要素法を用いて行った解析結果について説明する。
図4(a)及び(b)に、本実施の形態に係る前記磁気ヘッドサスペンション1Aの第1例1a(以下実施例1という)の上面図及び側面図を示す。
前記実施例1においては、前記ロードビーム部30,前記圧電素子60,前記支持部10,前記フレクシャ基板400及び前記フレクシャ配線体410の厚みを、それぞれ、0.025mm,0.12mm,0.15mm,0.018mm及び0.018mmとした。
又、前記実施例1においては、図4に示すように、前記連結梁14の基端部及び前記ディンプル33間のサスペンション長手方向距離を8.17mmとし、前記連結梁14のサスペンション長手方向長さを2.52mmとし、前記連結梁14を基端部から先端部へ行くに従ってサスペンション長手方向中心線CLに近接するように平面視において傾斜させた。なお、前記連結梁14の前記サスペンション長手方向中心線CLに対する傾斜角は、前記連結梁14のサスペンション幅方向内方側エッジ及び外方側エッジの双方において17.3°とした。
図5(a)及び(b)に、本解析に用いた従来の磁気ヘッドサスペンション9(以下比較例という)の上面図及び側面図を示す。
図5に示すように、前記比較例は、前記凸状部14aを有する連結梁14に代えて平板状の連結梁90を備えている点において前記実施例1と相違し、その他の寸法は前記実施例1と同一とした。
前記実施例1及び前記比較例において所定の微動特性を得る為に要する前記連結梁14,90の幅Wをそれぞれ解析によって求めた。
具体的には、前記実施例1及び前記比較例において前記一対の圧電素子60への印可電圧に対する前記磁気ヘッドスライダ50のシーク方向変位が8.3nm/V(以下、基準シーク方向変位という)となる際の、前記連結梁14,90の幅Wをそれぞれ求めた。
その結果、前記比較例においては前記連結梁90の幅Wを0.08mmまで狭めないと前記基準シーク方向変位を得ることができないのに対し、前記実施例1においては前記凸状部14aの高さHを0.22mmとすることで前記連結梁14の幅Wを0.53mmまで広げても前記基準シーク方向変位を得ることができた。
このことから、前記実施例1は、前記一対の連結梁90が平板状とされている前記比較例に比して、所望の微動特性を奏する構造をプレス加工によって容易に形成し得ることが理解される。
即ち、平板状のプレートから梁部を有する形状をプレス加工によって安定的に形成する為には、前記梁部の幅を前記プレートの板厚の2倍以上とする必要がある。
前記一対の連結梁14は、前述の通り、前記支持部10に設けられている。そして、本解析においては前記一対の連結梁14を含む前記支持部10の厚みは0.15mmとされている。
従って、本解析の条件下においては、前記一対の連結梁14を含む前記支持部10をプレス加工によって安定的に形成する為には、前記一対の連結梁14の幅を0.30mm以上とする必要がある。
この点に関し、前述の通り、前記比較例において前記基準シーク方向変位を得る為には前記連結梁90の幅Wをプレス加工によって安定形成し得る0.30mmより遙かに狭い0.08mmとしなければならないのに対し、前記実施例1においては前記連結梁14の幅Wをプレス加工によって安定形成し得る0.30mmより広い0.53mmで前記基準シーク方向変位を得ることができる。
図6(a)及び(b)に、本実施の形態に係る前記磁気ヘッドサスペンションの第2例1b(以下実施例2という)の上面図及び側面図を示す。
図6(c)及び(d)に、本実施の形態に係る前記磁気ヘッドサスペンションの第3例1c(以下実施例3という)の上面図及び側面図を示す。
図6(e)及び(f)に、本実施の形態に係る前記磁気ヘッドサスペンションの第4例1d(以下実施例4という)の上面図及び側面図を示す。
前記実施例2〜4は、図6に示すように、前記実施例1に比して前記連結梁14のサスペンション幅方向内方側エッジの傾斜角が変更されている。
具体的には、前記実施例2においては、前記連結梁14のサスペンション幅方向内方側エッジのサスペンション長手方向中心線CLに対する傾斜角を8.7°とし、その結果、前記連結梁14の幅Wは先端部においては0.53mmで基端部においては0.83mmとなっている。
前記実施例3においては、前記連結梁14のサスペンション幅方向内方側エッジをサスペンション長手方向中心線CLに対して略平行(傾斜角が0°)とし、その結果、前記連結梁14の幅Wは先端部においては0.53mmで基端部においては1.22mmとなっている。
前記実施例4においては、前記連結梁14のサスペンション幅方向内方側エッジのサスペンション長手方向中心線に対する傾斜角を逆向きに8.7°とし、その結果、前記連結梁14の幅Wは先端部においては0.53mmで基端部においては1.54mmとなっている。
前記実施例2〜4において前記基準シーク方向変位を得る為の前記凸状部14aの高さHを算出すると、それぞれ、0.25mm,0.27mm及び0.29mmであった。
このことから、前記連結梁14の幅を広げたとしても前記凸状部14aを高くすることにより、所望の微動特性を得ることができることが理解される。
次に、前記実施例1〜4及び前記比較例の耐衝撃性に関する解析結果について説明する。
本解析においては、前記実施例1〜4及び前記比較例に対して前記ボス部15を拘束し且つ前記磁気ヘッドスライダ50をディスク面に直交するz方向には移動しないように拘束した状態でそれらの拘束領域に前記ディスク面に向かう方向の衝撃波(正弦半波)であって、パルス幅1.0msecでピーク値1000Gの衝撃波(正弦半波)を加えた際に、前記一対の圧電素子60に発生する応力のうち最大の応力を求めた。
本解析結果を図7に示す。
なお、図7及び下記図8における横軸の傾斜角は、前記連結梁14のサスペンション幅方向内方側エッジの前記サスペンション長手方向中心線CLに対する傾斜角である。
そして、前記傾斜角のプラス(+)は、前記連結梁14の内方側エッジが基端側から先端側へ行くに従ってサスペンション長手方向中心線CLに近接するように傾斜していることを表し、マイナス(−)は前記連結梁14の内方側エッジが先端側から基端側へ行くに従ってサスペンション長手方向中心線CLに近接するように傾斜していることを表している。
図7から、実施例1〜4の全てにおいて、平面状の前記一対の連結梁90を有する前記比較例に比して、耐衝撃性を向上させ得ることが理解される。
さらに、図7に示されるように、前記実施例1〜4のうち前記実施例4において前記一対の圧電素子に発生する最大応力が最も小さくなっており、前記実施例4が最も優れた耐衝撃性を有している。
このことから、前記連結梁14を基端側が幅広となるように構成すれば、より耐衝撃性を高め得ることが理解される。
最後に、前記実施例1〜4及び前記比較例の共振周波数に関する解析結果について説明する。
本解析においては、固有値解析を用いて前記実施例1〜4及び前記比較例の主共振モード,曲げ一次モード,捩れ一次モード及び捩れ二次モードに関する共振周波数を求めた。
本解析結果を図8(a)〜(d)にそれぞれ示す。
なお、主共振モードは前記磁気ヘッドサスペンションのシーク方向に関する振動モードであり、曲げ一次モードは前記磁気ヘッドサスペンションのz方向(ディスク面と直交する方向)の曲げ動作に関する振動モードであり、捩れ一次モードは前記荷重曲げ部のサスペンション長手方向中心線回りの捩れ動作に関する振動モードであり、捩れ二次モードは前記支持部のサスペンション長手方向中心線回りの捩れ動作に関する振動モードである。
図8(a)〜(d)から明らかなように、前記実施例1〜4は、主共振モード,曲げ一次モード,捩れ一次モード及び捩れ二次モードの全ての振動モードにおいて、平面状の前記連結梁90を有する前記比較例に比して、共振周波数を向上させ得ることが理解される。
又、図8(a)及び(b)から明らかなように、前記連結梁14の先端部から基端部へ行くに従って幅広とすることにより、捩れ一次モード及び捩れ二次モードの共振周波数を悪化させることなく、主共振モード及び曲げ一次モードの共振周波数を向上させ得ることが理解される。
好ましくは、図1に示すように、前記凸状部14aは前記ディスク面とは反対側に突出するように構成される。
斯かる構成によれば、衝撃力印可時に前記凸状部14aが前記ディスク面に衝突することを有効に防止できる。
又、本実施の形態においては、図1に示すように、前記凸状部14aは前記ディスク面に平行な方向に沿った側面視において略円弧状とされている。
斯かる構成によれば、前記一対の圧電素子60の伸縮動作によって前記磁気ヘッドスライダ50をシーク方向に微動させる際に、前記連結梁14を前記ディスク面と直交する方向へスムースに弾性変形させることができる。
これに代えて、前記凸状部14aを側面視において略三角形状とすることも可能である。
斯かる構成によれば、前記凸状部14aの形成容易化を図ることができる。
又、本実施の形態においては、前記支持部10は前記ベースプレートの形態をなしているが、当然ながら、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。即ち、前記支持部10として、基端部が前記メインアクチュエータの揺動中心に連結されるアームを採用することも可能である。
図9に、前記支持部10がアームに変更された本発明の変形形態に係る磁気ヘッドサスペンション1Bの上面図を示す。
なお、図9に示す前記磁気ヘッドサスペンション1Bにおいては、前記連結梁14はサスペンション幅方向内方側エッジ及び外方側エッジの双方がサスペンション中央長手線CLに略平行とされている。
斯かる構成によれば、前記磁気ヘッドサスペンション1Bを幅方向に関し小型化(スリム化)することができる。
1A,1B 磁気ヘッドサスペンション
10 支持部
11 基端領域
12 先端領域
13 開口領域
14 連結梁
14a 凸状部
15 ボス部
20 荷重曲げ部
30 ロードビーム部
40 フレクシャ部
50 磁気ヘッドスライダ
60 圧電素子
CL サスペンション長手方向中心線

Claims (10)

  1. 磁気ヘッドスライダをディスク面へ向けて押し付ける為の荷重を発生する荷重曲げ部と、前記荷重を磁気ヘッドスライダに伝達するためのロードビーム部と、前記荷重曲げ部を介して前記ロードビーム部を支持し且つメインアクチュエータによって直接又は間接的に揺動中心回りに揺動される支持部と、前記磁気ヘッドスライダを支持した状態で前記ロードビーム部及び前記支持部に支持されるフレクシャ部と、前記磁気ヘッドスライダをシーク方向に微動させる為にサスペンション長手方向中心線を基準にして互いに対して対称で且つ互いに対して伸縮方向が異なるように前記支持部に装着される左右一対の圧電素子とを備えた磁気ヘッドサスペンションであって、
    前記支持部は、前記メインアクチュエータに直接又は間接的に連結される基端領域と、前記荷重曲げ部が連結される先端領域と、サスペンション長手方向に関し前記基端領域及び前記先端領域の間に位置する開口領域と、前記開口領域よりサスペンション幅方向外方向側において前記基端領域及び前記先端領域の間を連結する左右一対の連結梁とを有し、
    前記一対の圧電素子は、前記ディスク面と直交する方向に沿って視た平面視において少なくとも一部が前記開口領域内に位置した状態で基端部及び先端部が前記基端領域及び前記先端領域にそれぞれ連結されており、
    前記一対の連結梁は、前記ディスク面と直交する板厚方向に突出された凸状部を有していることを特徴とする磁気ヘッドサスペンション。
  2. 前記凸状部は、前記ディスク面とは反対側に突出していることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  3. 前記凸状部は、前記ディスク面と平行な側面視において略円弧状とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  4. 前記凸状部は、前記ディスク面と平行な側面視において略三角形状とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気ヘッドサスペンション。
  5. 前記一対の連結梁は、前記先端領域に連結される先端部から前記基端領域に連結される基端部へ行くに従って幅広とされていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の磁気ヘッドサスペンション。
  6. 前記一対の連結梁のサスペンション幅方向外方側エッジは、基端側から先端側へ行くに従ってサスペンション長手方向中心線に近接するように、平面視において傾斜されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の磁気ヘッドサスペンション。
  7. 前記一対の圧電素子は、先端側及び基端側の端面の少なくとも一部がそれぞれ前記先端領域の基端側の端面及び前記基端領域の先端側の端面と対向するように前記開口領域内に配置された状態で、先端側及び基端側が前記先端領域及び前記基端領域にそれぞれ固着されていることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の磁気ヘッドサスペンション。
  8. 前記一対の圧電素子は、前記開口領域をサスペンション長手方向に跨いた状態で先端側が前記先端領域の上面に載置され且つ基端側が前記基端領域の上面に載置されていることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の磁気ヘッドサスペンション。
  9. 前記支持部は、前記メインアクチュエータに連結されるキャリッジアームの先端にかしめ加工によって接合されるボス部を備えたベースプレートであることを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の磁気ヘッドサスペンション。
  10. 前記支持部は、前記メインアクチュエータに連結されるアームであることを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の磁気ヘッドサスペンション。
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