JP5306887B2 - ディスク装置用サスペンション - Google Patents

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Description

本発明はディスク装置用サスペンションのベースプレートに関し、特に製造工程における貼り付きを防止するベースプレートに関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスクと、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジのアーム(これ以降、アクチュエータアームと称する)などを含んでいる。このアクチュエータアームの先端部に、ディスク装置用サスペンション(単にサスペンションと称することがある)が設けられている。
前記サスペンションは、前記アクチュエータアームに固定されるベースプレートと、該ベースプレートに取付けられたロードビーム(load beam)と、ロードビームに沿って配置されるフレキシャ(flexure)などを有している。フレキシャに形成されたタング部にスライダが取付けられている。スライダにはデータの読取りあるいは書込みを行なうための素子(トランスジューサ)が設けられている。
前記サスペンションのベースプレートは、下記の特許文献1〜3に開示されているように、アクチュエータアームのサスペンション支持面に固定されている。例えばベースプレートに形成されたボス部をアクチュエータアームに形成された孔に挿入し、該ボス部を治具によって内側から加圧し、ボス部を塑性変形(拡径)させることにより、ベースプレートがアクチュエータアームに固定される。
上記のようにボス部を拡径させてベースプレートをアクチュエータアームに固定する方法として、例えば下記特許文献3に開示されているようなボールかしめ等の拡径加工がある。この拡径加工を行なうには、ベースプレートのボス部をアクチュエータアームの孔に嵌め込み、かしめ治具として機能するスチールボールをボス部の孔に一方側の開口から圧入し、該ボールをボス部の他方側の開口から排出することで、ボス部の径を拡張する。径が拡張されたボス部は、アクチュエータアームの孔の内面と固く嵌合する。これにより、ベースプレートはアクチュエータアームに固定される。
ベースプレートは、プレス加工によって成形する際に加工硬化するため、ボス部が必要以上に硬くなっている。このためこのベースプレートは、熱処理を行なうことにより、前記の拡径加工に適した硬度に調整される。
特開2007−287296号公報 特開2008−004142号公報 特開平7−192420号公報
上述したベースプレートの熱処理は、複数のベースプレートについて一括して同時に行なわれている。この熱処理の際に、多数のベースプレートが加熱炉の中にランダムな状態でまとめて収容されるため、複数のベースプレートの平坦な面どうしが偶然重なった状態で加熱されことがある。複数のベースプレートの平坦な面どうしが互いに接した状態で熱処理が行われてしまうと、これらベースプレートの表面物質が拡散接合等により互いに貼り付いてしまうことがある。
また、ベースプレートの表面から固形微粒子を除去したり、あるいは前記ボールかしめに適した表面状態にしたりするために、ベースプレートに表面処理を行なう場合がある。このような表面処理を行なったベースプレートの平坦な面どうしが接触すると、表面張力等が原因となってベースプレートどうしが貼り付いてしまうおそれもある。
これらの原因によって互いに貼り付いてしまったベースプレートどうしを無理に剥がそうとすると、ベースプレートが変形してしまい使用不可能になる。このためベースプレートに貼り付きが発生すると、歩留まりが低下する原因となる。
従って本発明の目的は、ベースプレートの製造工程等において複数のベースプレートどうしが互いに貼り付くことを防止できるディスク装置用サスペンションを提供することにある。
本発明は、ディスク装置のアクチュエータアームのサスペンション支持面に固定されるベースプレートと、前記ベースプレートに取付けられたロードビームとを有するディスク装置用サスペンションであって、前記ベースプレートが、前記アクチュエータアームの前記サスペンション支持面に接する取付基準面を含む第1の面と、前記第1の面とは反対側に位置する第2の面と、前記取付基準面から突出し、前記アクチュエータアームに形成された取付孔に挿入されるボス部と、前記第1の面の前記取付基準面を除く位置から該ベースプレートの厚さ方向外側に、前記ボス部よりも小さく突出するよう形成された突起部とを具備している。
本発明の好ましい形態では、前記突起部が前記ベースプレートの前記第1の面と前記第2の面との双方にそれぞれ形成されている。また前記ロードビームの前記ベースプレートと重なる部位に、前記突起部が挿入される孔が形成されていてもよい。本発明の1つの形態では、前記ベースプレートの厚さ方向の断面において前記突起部が前記第1の面または前記第2の面から円弧状に突出する形状である。本発明の他の形態では、前記突起部が前記ベースプレートに形成された多数の微小な凹凸からなる粗面によって構成されている。
本発明のディスク装置用サスペンションベースプレートによれば、ベースプレートの製造工程等において複数のベースプレートがランダムな状態でまとめて扱われたときに、複数のベースプレートどうしが貼り付いてしまうことを防止できる。これにより、ベースプレート製造時の歩留まりを向上させることができる。
ディスク装置の一例を示す斜視図。 図1に示されたディスク装置の一部の断面図。 本発明の第1の実施形態に係るサスペンションの斜視図。 図3に示されたサスペンションを図3とは反対側から見た平面図。 図3に示されたサスペンションのベースプレートの平面図。 図5中のF6−F6に沿うベースプレートの断面とアクチュエータアームの一部の断面を示す図。 図3に示されたベースプレートが他のベースプレートと重なった状態を示す斜視図。 本発明の第2の実施形態に係るベースプレートの平面図。 図8に示されたベースプレートの側面図。 本発明の第3の実施形態に係るベースプレートの平面図。 図10中のF11−F11に沿うベースプレートの断面図。
以下に本発明の第1の実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1に示すハードディスク装置(HDD)1は、ケース2と、スピンドル3を中心に回転するディスク4と、ピボット軸5を中心に旋回可能なキャリッジ6と、キャリッジ6を駆動するためのポジショニング用モータ7などを有している。ケース2は、図示しない蓋によって密閉される。
図2はディスク装置1の一部を模式的に示す断面図である。図2に示されるように、キャリッジ6に複数のアクチュエータアーム8が設けられている。アクチュエータアーム8に形成されたサスペンション支持面9(図6に示す)に、ディスク装置用サスペンション(以下、単にサスペンションと称する)10が取付けられている。
サスペンション10の先端に、磁気ヘッドを構成するスライダ11が設けられている。ディスク4がスピンドル3を中心に高速で回転すると、ディスク4とスライダ11との間にエアベアリングが形成される。ポジショニング用モータ7によってアクチュエータアーム8が旋回すると、サスペンション10がディスク4の径方向に移動することにより、スライダ11がディスク4の所望トラックまで移動する。磁気ヘッドとして機能するスライダ11には、読取用素子および書込用素子(いずれも図示せず)が設けられている。
図3はサスペンション10の一例を示している。図4はこのサスペンション10を図3とは反対側から見た平面図である。サスペンション10は、ベースプレート20を含むベース部21と、ロードビーム22と、配線付きフレキシャ(flexure with conductors)23などを備えている。図5にベースプレート20の一例が示されている。ベースプレート20については後に詳しく説明する。
図3および図4に示すようにロードビーム22は、基部22aと先端部22bとを有している。ロードビーム22の基部22aはベースプレート20に重ねられ、レーザ溶接等の固定手段によってベースプレート20に固定されている。ロードビーム22の厚さは例えば30μm〜100μm前後である。ロードビーム22の一部に、ばね性を有する一対のヒンジ部30が形成されている。
ヒンジ部30はベースプレート20の近傍に形成され、厚み方向に撓むことができる。なおロードビーム22にヒンジ部30を形成する代りに、ベースプレート20とロードビーム22との間に、ベースプレート20よりも薄いヒンジ部材(図示せず)を設けてもよい。
フレキシャ23は、ロードビーム22に沿ってロードビーム22の厚み方向に重ねて配置されている。フレキシャ23の先端部付近に、タング部(ジンバル部)24が設けられている。タング部24に前記スライダ11(図3に示す)が取付けられている。
ベースプレート20は、例えばSUS304やSUS305等のオーステナイト系ステンレス鋼からなり、プレス加工することにより成形され、かつ、熱処理によって硬さや表面状態が調整されている。ベースプレート20の厚さはロードビーム22の厚さよりも大きく、例えば100μm以上である。
ベースプレート20は、プレート部50とボス部51とを有している。ベースプレート20のプレート部50は、アクチュエータアーム8のサスペンション支持面9(図6に示す)と対向する側に位置する第1の面20aと、第1の面20aとは反対側に位置する第2の面20bとを有している。第1の面20aと第2の面20bはそれぞれ平坦である。ボス部51は、プレス加工によって短円筒形に成形され、第1の面20aからベースプレート20の厚さ方向外側に突出するよう形成されている。
第1の面20aは平坦な取付基準面Aを含んでいる。この取付基準面Aは、図3に示す2点鎖線Lを境にボス部51側に形成されている。取付基準面Aは、ベースプレート20がアクチュエータアーム8に固定された状態においてサスペンション支持面9と接する部分である。
ベースプレート20の第1の面20aには、取付基準面Aを除く領域に、一方の突起部61が形成されている。この突起部61は、第1の面20aからベースプレート20の厚さ方向外側に突出するように形成されている。第2の面20bに他方の突起部62が形成されている。他方の突起部62は、第2の面20bからベースプレート20の厚さ方向外側に突出するように形成されている。
これらの突起部61,62は、プレート部50の周縁部に近い領域に形成されている。突起部61,62の形状は、例えば図5および図6に示すように、先端に向かうにつれて径が縮小するように形成された円柱形である。なお、突起部61,62の形状はこれに限らず、例えば円柱形、角柱形、円錐形、角錐形、半円球形、またはベースプレート20の厚さ方向の断面において第1の面20aまたは第2の面20bから円弧状に突出する、いわゆるドーム状の突起などでもよい。
これらの突起部61,62は、例えばベースプレート20をコイニング加工することによって、第1の面20aおよび第2の面20bの少なくとも一方に1つ以上形成されている。コイニングはプレス設備によって行なわれる塑性加工の一種であり、精密な成形面を有する金型によってベースプレート20を厚さ方向に打圧し、ベースプレート20に塑性流動を生じさせることにより、平滑な第1および第2の面20a,20bを有するプレート部50と、ボス部51と、突起部61,62等を成形することができる。コイニングによれば、切削等の機械加工を行なう場合のようなコンタミネーション(異物の原因となる微粒子)の発生も回避することができる。突起部61,62の裏側は、前記プレス加工によって凹部が形成されている。
一方の突起部61は、第1の面20aのうち取付基準面Aから外れた位置に形成されている。つまりこの突起部61は、ベースプレート20がアクチュエータアーム8のサスペンション支持面9に固定される際に、アクチュエータアーム8と干渉しない位置に設けられている。このため突起部61が形成されていてもベースプレート20をアクチュエータアーム8に問題なく取り付けることができる。そして形状精度を高くすることが必要な取付基準面Aに突起部61を設けずにすむため、サスペンション支持面9に対するベースプレート20の取付精度が悪くなることを回避できる。
図4に示すようにロードビーム22には、突起部62と対応した位置に、孔70が形成されている。この孔70は、ロードビーム22をベースプレート20に重ねた状態において突起部62と対向する位置に形成され、突起部62を挿入することができるようになっている。なお、ロードビーム22に孔70を設ける代わりに、突起部62を挿入することができる凹部を形成してもよい。
フレキシャ23にも、突起部62との干渉を避けるための孔71(図4に示す)が形成されている。ロードビーム22にフレキシャ23を重ねた状態において、この孔71に突起部62が挿入される。なお、フレキシャ23に孔71を設ける代わりに、突起部62を挿入することができる凹部を形成してもよい。
図6に示すように、キャリッジ6のアクチュエータアーム8に、ベースプレート20が固定されるサスペンション支持面9(図6に示す)が設けられている。サスペンション支持面9は、平面となるように研磨等によって精密に仕上げられている。アクチュエータアーム8にはサスペンション支持面9を含む領域に円形の取付孔8aが形成されている。
ベースプレート20がアクチュエータアーム8のサスペンション支持面9に固定される前は、ボス部51の外径はアクチュエータアーム8の取付孔8aの内径よりも僅かに小さい。すなわちボス部51を取付孔8aに挿入することができるようになっている。ボス部51をアクチュエータアーム8の取付孔8aに挿入し、ボス部51を内側から加圧し、径を広げる方向に塑性変形させることにより、取付孔8aの内周面にボス部51の外周面が固定される。
次に、前記構成のベースプレート20の効果について説明する。
ベースプレート20は、プレス加工により成形された後、必要に応じてばり取りや洗浄などの工程等を経て、熱処理が行なわれる。この熱処理の際に、複数のベースプレート20が加熱炉にランダムな状態で収容されて同時に加熱される。このため、複数のベースプレート20どうしが重なった状態で加熱されることがある。
例えば図7に示すように、熱処理の際に2枚のベースプレート20が互いに重なる状況が考えられる。この場合、例えば突起部62の一部を介してベースプレート20どうしが互いに接し、両者間に隙間が生じるため、一方のベースプレート20の第2の面20bが他方のベースプレート20の第2の面20bに密着することが回避される。
すなわち互いに重なり合ったベースプレート20は、突起部61,62を有していることにより、互いに一部のみが接触することになる。このため熱処理によってベースプレート20どうしが貼り付くことが回避される。万一、ベースプレート20どうしが一方の突起部61あるいは他方の突起部62を介して互いに貼り付いたとしても、ベースプレート20どうしを容易に剥がすことができる。したがってベースプレート20どうしを剥がす際にベースプレート20が変形することを回避できるため、ベースプレート20の生産工程での歩留まりを向上させることができる。
特に突起部61,62がいわゆるドーム状の突起である場合、重なり合ったベースプレート20は、互いにほぼ点接触する。すなわち、互いに重なり合ったベースプレート20は、プレート部50の表面どうしが接触する場合に比べて、ごく限られた面積で接触する。このため、熱処理によってベースプレート20どうしが貼り付くことを、さらに効果的に回避することができる。
なお、以上の説明では熱処理時におけるベースプレート20どうしの貼り付きを防止する効果について説明したが、本発明が防止する貼り付きは熱処理時のものに限らない。例えば、表面処理時におけるベースプレート20どうしの貼り付きや、表面張力によるベースプレート20どうしの貼り付きも同様に防止することができる。
以下に本発明の第2の実施形態について、図8および図9を参照して説明する。
図8と図9に示す第2の実施形態のベースプレート20Aは、第1の面20aと第2の面20bにそれぞれリブ状の突起部91,92を有している。一方の突起部91は、第1の面20aにおいて、取付基準面Aから外れた位置、すなわちアクチュエータアーム8を避ける位置に設けられている。この突起部91は、プレート部50の幅方向に沿って直線状に連続している。他方の突起部92は、第2の面20bにおいて、プレート部50の幅方向に沿って直線状に連続している。
これらの突起部91,92は、プレート部50をプレス加工することにより、それぞれ第1の面20aと第2の面20bからベースプレート20Aの厚さ方向外側に向って円弧状に突出する形状に成形されている。これらの突起部91,92は、ベースプレート20Aの平面視において直線状に限らず、数箇所で折れ曲がって連続していたり、あるいは湾曲して連続していたりしていてもよい。また、突起部91,92が連続する方向はプレート部50の幅方向に限らない。またベースプレートA20の第2の面20bに、第1の実施形態と同様の突起部62が形成されてもよい。以上説明した以外の構成と作用については、前記第1の実施形態のベースプレート20と共通であるから、第1の実施形態と共通の部位に第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
以下に本発明の第3の実施形態について、図10および図11を参照して説明する。
図10および図11に示す第3の実施形態に係るベースプレート20Bでは、プレート部50の第1の面20aと第2の面20bに、プレス加工によって多数の微小な凹凸からなる粗面95,96(いわゆるテクスチャと呼ばれる表面加工)が形成されている。これらの粗面95,96によって、本発明における突起部が構成されている。
これらの粗面95,96は、第1の面20aおよび第2の面20bのほぼ全域にわたって設けられていてもよいし、あるいは第1の面20aおよび第2の面20bの一部に設けられていても良い。また、第2の面20bのうちロードビーム22がレーザスポット溶接等によって固定される箇所には、粗面96を設けることなく平面のまま残すことにより、溶接用の平坦部97が形成されている。以上説明した以外の構成と作用については、前記第1の実施形態および第2の実施形態のベースプレート20と共通であるから、第1および第2の実施形態と共通の部位に第1および第2の実施形態と同一の符号を付して説明は省略する。
また、本発明を実施するに当たって、ベースプレートのプレート部、ボス部、突起部および取付基準面をはじめとして、サスペンションの構成要素の構造および配置を適宜に変更して実施できることは言うまでもない。
以下に、出願当初の特許請求の範囲の内容を付記する。
[1]ディスク装置のアクチュエータアームのサスペンション支持面に固定されるベースプレートと、
前記ベースプレートに取付けられたロードビームと、
を有するディスク装置用サスペンションであって、
前記ベースプレートが、
前記アクチュエータアームの前記サスペンション支持面に接する取付基準面を含む第1の面と、
前記第1の面とは反対側に位置する第2の面と、
前記アクチュエータアームに形成された取付孔に挿入されるボス部と、
前記第1の面の前記取付基準面を除く位置および前記第2の面の少なくとも一方から該ベースプレートの厚さ方向外側に突出するよう形成された突起部と、
を具備したことを特徴とするディスク装置用サスペンション。
[2]前記突起部が前記ベースプレートの前記第1の面と前記第2の面との双方にそれぞれ形成されていることを特徴とする[1]に記載のディスク装置用サスペンション。
[3]前記ロードビームの前記ベースプレートと重なる部位に、前記突起部が挿入される孔が形成されていることを特徴とする[1]または[2]に記載のディスク装置用サスペンション。
[4]前記ベースプレートの厚さ方向の断面において前記突起部が前記第1の面または前記第2の面から円弧状に突出する形状であることを特徴とする[1]から[3]のうちいずれか1つに記載のディスク装置用サスペンション。
[5]前記突起部が前記ベースプレートに形成された多数の微小な凹凸からなる粗面によって構成されていることを特徴とする[1]または[2]に記載のディスク装置用サスペンション。
1…ディスク装置
8…アクチュエータアーム
9…サスペンション支持面
10…サスペンション
20…ベースプレート
20a…第1の面
20b…第2の面
22…ロードビーム
61,62…突起部
91,92…突起部
95,96…粗面
A…取付基準面

Claims (5)

  1. ディスク装置のアクチュエータアームのサスペンション支持面に固定されるベースプレートと、
    前記ベースプレートに取付けられたロードビームと、
    を有するディスク装置用サスペンションであって、
    前記ベースプレートが、
    前記アクチュエータアームの前記サスペンション支持面に接する取付基準面を含む第1の面と、
    前記第1の面とは反対側に位置する第2の面と、
    前記取付基準面から突出し、前記アクチュエータアームに形成された取付孔に挿入されるボス部と、
    前記第1の面の前記取付基準面を除く位置から該ベースプレートの厚さ方向外側に、前記ボス部よりも小さく突出するよう形成された突起部と、
    を具備したことを特徴とするディスク装置用サスペンション。
  2. 前記突起部が前記ベースプレートの前記第2の面にさらに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のディスク装置用サスペンション。
  3. 前記ロードビームの前記ベースプレートと重なる部位に、前記突起部が挿入される孔が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のディスク装置用サスペンション。
  4. 前記ベースプレートの厚さ方向の断面において前記突起部が前記第1の面または前記第2の面から円弧状に突出する形状であることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載のディスク装置用サスペンション。
  5. 前記突起部が前記ベースプレートに形成された多数の微小な凹凸からなる粗面によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のディスク装置用サスペンション。
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