JP3928517B2 - ディスク装置およびヘッド支持装置 - Google Patents

ディスク装置およびヘッド支持装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浮上型のヘッドを用いてディスクに記録再生を行うためのヘッド支持装置およびこれを用いたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
浮上型のヘッドを用いた従来のヘッド支持装置と、それを用いたディスク装置の例として、ハードディスク装置等の磁気記録再生装置について、図面を用いて説明する。
【0003】
図6は、従来の磁気記録再生装置の概略斜視図である。ヘッド支持装置108は、比較的剛性の低いサスペンション102、板バネ部103、比較的剛性の高いアーム104、サスペンション102の一方の端部であってディスク112に対向する面に設けられたスライダ101およびこのスライダ101に搭載されたヘッド(図示せず)から構成されている。また、ヘッド支持装置108のスライダ101側の端部には比較的剛性の低いタブ113が取り付けられている。サスペンション102は比較的剛性が低く設計されており、その他方の端部は折り曲げられて板バネ部103を構成し、この板バネ部103がアーム104に接続されている。さらに、アーム104は、軸受部105で回動自在に軸支され、アーム104に取り付けられた駆動手段106により、ヘッド支持装置108はディスク112面に平行な方向に所定の角度範囲で回動することができる。さらに、ディスク112の外側にテーパ部110aを有するアーム固定部110が設けられている。
【0004】
ディスク112は回転駆動手段109によって所定の回転速度で回転する。磁気記録再生装置の記録再生時には、ディスク112の回転に伴い生じる空気流による浮揚力と、スライダ101をディスク112面側へ付勢する付勢力との力の釣り合いにより、スライダ101は一定の浮上量で浮上し、ヘッドはこの一定の浮上状態で記録再生を行う。なお、ディスク112面側へスライダ101を付勢する力は、ヘッド支持装置108の板バネ部103により主として加えられる。
【0005】
なお、図6に示した磁気記録再生装置は一般にロード・アンロード方式(以下、L/UL方式と記す)と呼ばれる磁気記録再生装置である。これは、ディスク112の回転停止時の外部からの衝撃対策として、スライダ101をディスク112面上から退避させるものである。すなわち、スライダ101がディスク112面上にあると、衝撃によりスライダ101とディスク112が衝突して、スライダ101、ディスク112とも損傷する。そこで、ディスク112の回転停止時には、ヘッド支持装置108が軸受部105を中心にして回動し、ディスク112の外側に設けられているアーム固定部110のテーパ部110a上に、タブ113が乗り上げ、スライダ101をディスク112面上から退避させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
L/UL方式では上述したようにアンロード時、アーム固定部にタブが乗り上げるが、ヘッド支持装置の比較的剛性の高い部分は、スライダが配置されている部分のみで、他の部分は剛性が低い。そのため、ヘッド支持装置は、アーム固定部に移動させる際も振動しやすく、その先端のタブが、アーム固定部に確実に乗り上げない場合があった。このような場合に、外部から衝撃が加わると、スライダがアーム固定部から外れ、ヘッド支持装置がディスクと衝突し、ヘッド支持装置、ディスクとも損傷を受けることになる。このような現象は、上述した磁気記録再生装置だけでなく、浮上型のヘッドを有するディスク装置、例えば光ディスク装置や光磁気ディスク装置等においても同様に生じている。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ディスクの回転停止時に、確実にスライダが固定され、外部からの衝撃に対してもスライダとディスクが衝突しない耐衝撃性の高いディスク装置およびヘッド支持装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスク装置は、記録媒体を保持したディスクと、そのディスクに対して記録と再生の少なくとも一方を行うヘッドと、そのヘッドが一方の端部に取り付けられた支持アームと、その支持アームをディスク主面に対して垂直方向に回動可能に支持する回動支持部が設けられたベースアームと、支持アームとベースアームとの間に設けられ支持アームをディスク方向に付勢する付勢力を与える弾性部材と、支持アームのヘッドが取り付けられていない他方の端部の押圧部を押圧する押圧手段とを備えている構成とする。
【0009】
この構成により、支持アームを直接ベースアーム上に設けることができるので、剛体を有する部材と弾性を有する部材とをそれぞれ独立して設けることが可能となる。したがって、支持アーム部分を高剛性部材で形成することができ、さらに、支持アームは回動支持部で高剛性かつ回動可能に支承されるため、支持アームは振動しにくくなる。さらに、押圧手段により押圧部を押圧することで、スライダをディスクから離した状態で固定できるので、外部から衝撃が作用しても、スライダがディスクに衝突することを防止できる。
【0010】
また、本発明のディスク装置は、ディスクの外周部近傍に配置した固定部と、支持アームが固定部方向へディスクの主面に対して平行に移動し、固定部と接触し、押圧手段が押圧部を押圧する構成とする。この構成により、押圧部が確実に押圧され、スライダがディスクから離れた状態で、スライダは固定される。
【0011】
また、本発明のディスク装置は、固定部がディスクの主面に対し平行で、厚さがディスク内周方向に薄く、ディスク外周方向に厚いテーパ状である。この構成により、押圧部はスムーズに固定部に接触でき、押圧部はより確実に押圧される。
【0012】
また、本発明のディスク装置は、ディスクの回転停止時、押圧手段が押圧部を押圧した後、ディスクの回転が停止するものとする。この構成によりディスクが回転している状態では、浮揚力でスライダがディスクから離れているが、押圧部を押圧することで、さらにスライダがディスクから離れる。この状態で、ディスクの回転を止めれば、浮揚力がなくなっても、スライダがディスクと接触することはなく、スライダ、ディスクとも損傷することがない。
【0013】
また、本発明のディスク装置は、ディスクの回転起動時、ディスクの回転が起動した後、支持アームが固定部からディスク面上まで、ディスクの主面に対して平行に移動するものとする。この構成により、ディスクの回転によるヘッドの浮揚力が生じた後であるので、支持アームを固定部よりディスク面上に移動させても、スライダがディスクに接触することはない。
【0014】
また、本発明のヘッド支持装置は、ディスクに対して記録と再生の少なくとも一方を行うためのヘッドと、そのヘッドが一方の端部に取り付けられた支持アームと、その支持アームをディスク主面に対して垂直方向に回動可能に支持する回動支持部が設けられたベースアームと、支持アームとベースアームとの間に設けられ支持アームをディスク方向に付勢する付勢力を与える弾性部材と、支持アームのヘッドが取り付けられていない他方の端部に押圧部とを設けた構成とする。この構成により、押圧部を押圧するとスライダはディスクから離れて、確実に固定される。
【0015】
また、本発明のヘッド支持装置は、支持アームのヘッドが取り付けられていない他方の端部を折り曲げ、ベースアームを貫通し突起した押圧部を設けた構成とする。この構成により、押圧部の押し込み量はアームプレートとベースアームとの隙間で調整でき、押圧部を押し過ぎることがなく、またその押し込み量でスライダとディスク間の荷重を除去できる。
【0016】
また、本発明のヘッド支持装置は、回動支持部が支持アームと接するベースアーム上に少なくとも1つの頂部またはエッジナイフを有するピボット部からなり、ピボット部の頂部と支持アームとが当接する点を支点として、支持アームがディスク主面に対して垂直方向に回動可能な構成とする。この構成により、回動中心を正確に定めることができ、また押圧部を押圧したとき、回動中心を支点としてスライダをディスクから離すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0018】
図1から図3は、ヘッド支持装置120の詳細な構造を説明するための図である。図1はヘッド支持装置の全体形状を示す斜視図、図2は回動支持部近傍の断面図および図3はヘッド支持装置の分解斜視図である。以下、これらの図を用いて、本実施の形態のヘッド支持装置を説明する。
【0019】
図3に示すように、弾性部材である板バネ部4、支持アーム2、押圧部129およびアームプレート14は1枚の板材(例えばステンレス鋼)を加工して形成されている。板バネ部4は支持アーム2の両側に設けられており、これらは端部でアームプレート14の延長部14aと接続されている。この板バネ部4とアームプレート14の延長部14aとは、ベースアーム12とそれぞれQおよびSで示す位置で、例えばレーザ溶接されて固着される。
【0020】
ベースアーム12は一対の頂部11a、11bからなるピボット部が設けられており、このピボット部により回動支持部11が構成されている。支持アーム2は回動支持部11であるピボット部に当接し、板バネ部4を介して弾性的に保持されており、ディスク112の表面に対して垂直方向にのみ回動可能である。なお、回動支持部11であるピボット部の一対の頂部11a、11bは図3に示すように、支持アーム2のPa、Pbで示す2個所において当接している。また、頂部はナイフエッジでもよい。したがって、板バネ部4の弾性力により、支持アーム2のスライダ1が固定された端部側がディスク表面方向へ付勢され、このとき当接点Pa、Pbには圧縮応力が発生する。この当接点Pa、Pb同士を結ぶ線が回動軸となる。なお、スライダ1にはヘッド1011が搭載されている。
【0021】
また、支持アーム2には、回動支持部11を基準として、スライダ1が固着された端部とは反対側の端部を折り曲げ、押圧部129を形成している。そして図1に示すように、押圧部129はベースアーム12を貫通し、突起している。なお、回動支持部11であるピボット部の各頂部11a、11bは、図3に示すように支持アーム2の長手方向の中心線(A−A線)に対して直角な線上で、かつ、この中心線(A−A線)に対して対称な位置に配置されている。したがって、磁気記録再生装置の動作時、つまりディスク112に対してスライダ1が浮上している状態でのスライダ1への付勢力は、回動支持部11の各頂部11a、11bによる支持アーム2に対する圧縮応力によって生じる。
【0022】
また、図2に示すように押圧部129をベースアーム12側にF1の力で押すと、支持アーム2は回動支持部11を支点として、スライダ101側にF2の力が加わり、スライダ1はディスク112との距離が生じる。
【0023】
以上のように、本発明のヘッド支持装置120は剛性の高い材料で構成されているので、ヘッド支持装置120は振動しにくくなる。また、押圧部129はベースアーム12を貫通し、突起しているので、確実に力を加えて押圧できる。さらに、支持アーム2を回動支持部11で回動自在に支持する構成としているので、支持アーム2一端の押圧部129を押圧すると、他端のスライダ1を確実にディスク112から離すことができる。
【0024】
また、押圧部129はベースアーム12を貫通しているので、押圧部129の押し込み量はアームプレート14とベースアーム12との隙間で調整することができ、押圧部129を押し過ぎることがない。そして、押圧部129の押し込み量により、スライダ1とディスク112の間の荷重を除去することができる。
【0025】
また、スライダ1がディスク112上に存在するときに過度の衝撃力等により、スライダ1がディスク112から離間し跳躍しても、押圧部129がベースアーム12と接触し、スライダ1の跳躍高さを規制することができる。
【0026】
図4は、本発明の実施の形態であるディスク装置の要部斜視図である。このディスク装置は、上述したヘッド支持装置120を用いたものであり、図1から図3と同じ要素については、同一符号を付している。
【0027】
ヘッド支持装置120は、軸受部105を中心として回動自在に軸支されており、駆動手段122を駆動することにより、ディスク112の所定のトラック位置に位置決めできる。ヘッド支持装置120、軸受部105および駆動手段122からヘッド駆動装置124が構成されている。また、上述したようにヘッド支持装置120には押圧部129が突起している。固定部128はディスク112の外周方向から内周方向に、ディスク112の主面と平行に位置し、その厚さはディスク112内周方向に薄く、外周方向に厚いテーパ状となっている。なお、駆動手段122としては、例えばボイスコイルモータを用いることができる。
【0028】
また、ディスク112は回転駆動手段109により所定の回転数で回転が可能である。この回転駆動手段109としては、例えばスピンドルモータを用いることができる。筐体126はこれらを所定の位置関係に保持するとともに、図示しない蓋体とにより密封して、外部の腐食性ガスやゴミによりディスク112やヘッドが劣化することを防止している。
【0029】
次に、ディスク112の回転停止時は、支持アーム2を含むヘッド支持装置120が軸受部105を中心として、ディスク112の外周方向へ回転(図1のU方向)し、押圧部129がディスク112外部にある固定部128のテーパ部128aに接触する。このように固定部128はテーパ状となっているため、押圧部129はスムーズに固定部128で押圧される。そして、押圧部129が押圧されると、スライダ(図示せず)とディスク112の距離が生じる。その後、ディスク112の回転が停止する。
【0030】
また、ディスク112の回転起動時はまず、ディスク112が所定の回転数となった後、支持アーム2を含むヘッド支持装置120が固定部128からディスク112の内周方向へ回転(図1のV方向)し、所定のトラック位置に位置決めされる。
【0031】
なお、固定部のテーパ部128aにストッパを設けてもよい。ストッパを設けることにより、押圧部129がテーパ部128aの適切な箇所で止まるため、手前で止まり押圧力不足になったり、行き過ぎてヘッド支持装置120に過大な力をかけることもない。
【0032】
また、押圧部129を押圧する方法として、本実施の形態ではディスク112外周部近傍に配置した固定部128により押圧する方法を示したが、ヘッド支持装置120の押圧部129近傍に圧電素子や形状記憶合金等の押圧手段を設け、押圧する方法でもよい。
【0033】
以上のようなヘッド支持装置120とそれを用いたディスク装置とすることで、ヘッド支持装置120の押圧部129が、固定部128で確実に押圧される。そしてディスク回転停止時、確実にスライダをディスク112から離し、固定することができる。また、回転起動時もスライダとディスク112が接触することなく、ヘッド支持装置120は所定のトラック位置に位置決めされる。
【0034】
図5は、上述したヘッド支持装置120を4個用いて、2枚のディスク112のそれぞれ両面に、記録再生を行うディスク装置の回転停止時の要部断面図である。ここで、図1から図4と同じ要素については同一符号を付している。
【0035】
固定部128は、それぞれの支持アーム2の押圧部129に対応する位置にテーパ部128aが設けられている。回転停止時、各支持アーム2の押圧部129がテーパ部128aにより押圧され、それぞれのスライダ1はディスク112から離れ、固定される。
【0036】
このように、複数枚の記録再生を行う両面ディスクを有するディスク装置であっても、回転停止時、確実に全スライダをディスクから離し、固定することができる。
【0037】
なお、本発明の実施の形態においては、各部材の製造方法、または各部材間の接続方法について、何ら限定するものではない。支持アーム2の形成には、エッチング法またはプレス加工法を用いることもできる。ピボット部の形成には、フォーミング、プレス加工法、スパッタ蒸着等を用いることもできる。
【0038】
さらに、本発明の実施の形態においては、板バネ部、支持アームおよびアームプレートは1枚の板を加工して作製したが、本発明はこれに限定されるものではなく、別々に作製して、例えばレーザ溶接して組み立ててもよい。このような方法の場合には、支持アームと板バネ部とはそれぞれ最適の材料、厚さを選択できる。
【0039】
さらに、本発明の実施の形態においては、磁気ヘッドを用いた磁気記録再生装置のヘッド支持装置について説明したが、本発明のヘッド支持装置は、非接触型のディスク記録再生装置、例えば光ディスク装置や光磁気ディスク装置等のヘッド支持装置として用いた場合も同様の効果を有する。
【0040】
また、本発明の実施の形態においては、回動支持部として一対の頂部からなるピボット部を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。頂部としては1個のみであってもよい。この場合には、ピボット部と弾性部材の両方の作用により規制すれば垂直方向のみに回動する構成を容易に実現できる。
【0041】
また、本発明の実施の形態においては、スライダにヘッドを搭載した構成で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、支持アームにヘッドが直接固着された構成であってもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のディスク装置は、記録媒体を保持したディスクと、そのディスクに対して記録と再生の少なくとも一方を行うヘッドと、そのヘッドが一方の端部に取り付けられた支持アームと、支持アームをディスク主面に対して垂直方向に回動可能に支持する回動支持部が設けられたベースアームと、支持アームとベースアームとの間に設けられ支持アームをディスク方向に付勢する付勢力を与える弾性部材と、支持アームのヘッドを有する一方の端部と異なる他方の端部の押圧部を押圧する押圧手段とを備えた構成とする。
【0043】
この構成により、支持アームを直接ベースアーム上に設けることができるので、剛体を有する部分と弾性を有する部分とをそれぞれ独立して設けることが可能となる。その結果、支持アーム部分を高剛性部材で形成することができ、支持アームは振動しにくくなる。さらに、押圧手段により押圧部を押圧することで、ディスク面からスライダを離して固定できるので、ディスク回転停止時、確実にスライダが固定され、外部からの衝撃に対してもスライダとディスクが衝突しない耐衝撃性の高いディスク装置およびヘッド支持装置を実現できるという大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるヘッド支持装置の全体形状を示す斜視図
【図2】同実施の形態におけるヘッド支持装置の回動支持部近傍の断面図
【図3】同実施の形態におけるヘッド支持装置の分解斜視図
【図4】同実施の形態におけるディスク装置の要部斜視図
【図5】同実施の形態におけるヘッド支持装置を用いたディスク装置の一例を示す要部断面図
【図6】従来のL/UL方式の磁気記録再生装置の構成を示す概略斜視図
【符号の説明】
1,101 スライダ
2 支持アーム
4,103 板バネ部(弾性部材)
11 ピボット部(回動支持部)
11a,11b 頂部
12 ベースアーム
14 アームプレート
14a 延長部
102 サスペンション
104 アーム
105 軸受部
106 駆動手段
108,120 ヘッド支持装置
109 回転駆動手段
110 アーム固定部
110a,128a テーパ部
112 ディスク
113 タブ
122 駆動手段
124 ヘッド駆動装置
126 筐体
128 固定部
129 押圧部
1011 ヘッド

Claims (6)

  1. 記録媒体を保持したディスクと、
    前記ディスクに対して記録と再生の少なくとも一方を行うヘッドと、
    前記ヘッドが一方の端部に取り付けられ、他方の端部には弾性部材が設けられた支持アームと、
    前記支持アームに設けられた前記弾性部材の端部を保持するベースアームを備え、
    前記ベースアームの前記ディスク側の面には頂部を有する回動支持部を設け、
    前記支持アームは前記ヘッドが取り付けられた一方の端部と、前記弾性部材が設けられた他方の端部との間で前記回動支持部に接し、
    前記支持アームは、前記回動支持部を支点として前記ディスク主面に対して垂直方向に揺動可能に支持されるとともに、
    前記弾性部材が前記支持アームの端部を前記ベースアーム側に付勢することに伴って、前記支持アームの前記ヘッドが取り付けられた端部が前記ディスク方向に付勢され、
    前記支持アームの前記弾性部材を設けた端部には、折り曲げて前記ベースアームを貫通するとともに前記ベースアームとは隙間が形成されるように突起させた押圧部を設け、さらにその押圧部を押圧する押圧手段を備えたディスク装置。
  2. 前記ディスクの外周部近傍に配置した固定部と、
    前記支持アームが前記固定部方向へ前記ディスクの主面に対して平行に移動するとともに、前記固定部と接触し、前記押圧手段が前記押圧部を押圧する請求項1記載のディスク装置。
  3. 前記固定部は、前記ディスクの主面に対し平行で、厚さがディスク内周方向に薄く、ディスク外周方向に厚いテーパ状である請求項2記載のディスク装置。
  4. 前記ディスクの回転停止時は、前記押圧手段が前記押圧部を押圧した後、前記ディスクの回転が停止する請求項2または3記載のディスク装置。
  5. 前記ディスクの回転起動時は、前記ディスクの回転が起動した後、前記支持アームが前記固定部から前記ディスク面上まで、前記ディスクの主面に対して平行に移動する請求項2または3記載のディスク装置。
  6. ディスクに対して記録と再生の少なくとも一方を行うヘッドと、
    前記ヘッドが一方の端部に取り付けられ、他方の端部には弾性部材が設けられた支持アームと、
    前記支持アームに設けられた前記弾性部材の端部を保持するベースアームを備え、
    前記ベースアームの前記ディスク側の面には頂部を有する回動支持部を設け、
    前記支持アームは前記ヘッドが取り付けられた一方の端部と、前記弾性部材が設けられた他方の端部との間で前記回動支持部に接し、
    前記支持アームは、前記回動支持部を支点として前記ディスク主面に対して垂直方向に揺動可能に支持されるとともに、
    前記弾性部材が前記支持アームの端部を前記ベースアーム側に付勢することに伴って、前記支持アームの前記ヘッドが取り付けられた端部が前記ディスク方向に付勢され、
    前記支持アームの前記弾性部材を設けた端部には、折り曲げて前記ベースアームを貫通するとともに前記ベースアームとは隙間が形成されるように突起させた押圧部を設けたヘッド支持装置。
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