JP2000132923A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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JP2000132923A
JP2000132923A JP10308866A JP30886698A JP2000132923A JP 2000132923 A JP2000132923 A JP 2000132923A JP 10308866 A JP10308866 A JP 10308866A JP 30886698 A JP30886698 A JP 30886698A JP 2000132923 A JP2000132923 A JP 2000132923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
base
arm
sliding
resin
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10308866A
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English (en)
Inventor
Junji Kobayashi
淳司 小林
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベースの樹脂部を厚くすることなく磁気ヘッ
ドの取付部を構成し、又、磁気ヘッドの取付部の剛性を
高める。 【解決手段】 磁気ヘッドを内蔵しディスク上を摺動す
る摺動部5と、摺動部5に取りつけるアーム部3,4
と、アーム部3,4に取り付けるベース部6と、ベース
部6に取り付ける固定板7とを備えた磁気ヘッド装置に
おいて、アーム部3,4の材料と固定板7の材料は同一
の弾性金属であり、摺動部5の材料とベース部6の材料
は、同一の樹脂としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ヘッドに関し、
特に、配線の金属板を板バネに兼用してヘッド部をディ
スクに接触させる磁界変調光磁気ディスク用の磁気ヘッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁界変調光磁気ディスク用の光磁
気ヘッドは、図4に示すように、たとえば特開平7−1
30025号公報(「磁気ヘッド装置及びその製造方
法」)に開示されている。この公報に開示された磁気ヘ
ッドのアーム支持機構21は、ヘッド本体22に取り付
けられている。具体的には、アーム支持機構21は、アー
ム部23と、固定部24と、第1及び第2の弾性変形部29
b、29dとを有する。そして、アーム部23の一端側には、
第1弾性変位部29bを介してヘッド本体22が取り付けられ
ている。更に、固定部24の他端は、第2弾性変位部29dを
介してアーム部23の他端と連結されている。又、アー
ム部23と固定部24と摺接部28とは、板バネ部材29と
樹脂部との一体構造で構成されている。図4に示すよう
に、取付穴部分は樹脂で構成されているが、穴の周辺は
成形のウエルドが発生し易くビスで固定したときに割れ
易いため、穴周辺の樹脂部を強度アップのためアームの
板バネ部材で補強している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、コスト
ダウンのためヘッド配線用フレキシブル基板を廃止し
て、2本の板バネ部材で兼用する構成があるが、この場
合、従来のように、板バネ部材で、取り付け穴部を補強
すると、固定の金属ビスが配線の板バネ部材と接触し、
ビスを通じて磁気ヘッドが周辺と電気的にショートして
しまうという問題があり、取り付け穴周辺は樹脂のみで
構成され、強度上厚くなり、小型化・薄型化の支障とな
るという問題が生じていた。
【0004】一方、強度のある樹脂材料を使うことも考
えられるが、光磁気媒体と接触する樹脂部分である摺接
部28と同一材料で成形する都合上、摩擦性能の良い材
料が優先されるため限界があった。
【0005】そこで、本発明は、ベースの樹脂部を厚く
することなく磁気ヘッドの取付部を構成することを課題
としている。
【0006】又、本発明は、磁気ヘッドの取付部の剛性
を高めることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の光磁気ヘッドは、磁気ヘッドを内蔵しディ
スク上を摺動する摺動部と、前記摺動部に取りつけるア
ーム部と、前記アーム部に取り付けるベース部と、前記
ベース部に取り付ける固定板とを備えた磁気ヘッド装置
であって、前記アーム部の材料と前記固定板の材料は、
同一の弾性金属であり、前記摺動部の材料と前記ベース
部の材料は、同一の樹脂としている。
【0008】又、本発明の磁気ヘッドの製造方法は、上
述した磁気ヘッドを製造する際、弾性金属板を樹脂成型
した後寸断して前記アーム部と前記固定板とするように
している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1に本発明の実施形態
の平面図を示す。図1において、1はフェライトより成
るコア、2はコア1に巻かれた巻線、3は弾性を有する
りん青銅またはBeCuの薄肉板より成るアームA、4
は同じく対称形のアームBで、アームA/Bの両端には
インサート成型でスライダ5およびベース6が樹脂成型
されている。
【0010】スライダ5は、更に中にコア1および巻線
2がインサート成型されており、巻線2の両端は3、4
のアームA、Bにそれぞれ3a、4aで公知の方法で接
続されている。
【0011】ベース6には3、4のアームA、Bの他に
固定板7がインサート成型されている。
【0012】固定板7には位置決め穴7b、7c及び取
付け用ビスの穴7aがあいている。
【0013】ベース6は裏表同形状で、図中破線丸部は
ベース6の樹脂が裏表貫通し固定板7と一体化してい
る。また6a、6b部は固定板7のビス穴7aより先方
へ伸延している。
【0014】固定板7の7d部は立ち曲げ形状である。
【0015】3c、3d、4c、4d、7d、7eはイ
ンサート時は一体の材料であるが、後で3、4のアーム
A、Bおよび固定板7に分断される。
【0016】3、4のアームA、Bの3d、4d部は、
はんだメッキされている。
【0017】3b、4bはインサート成型時の位置決め
のパイロット穴である。
【0018】図2にドライブ機構への取付けの斜視図を
示す。図2において、8は光磁気ディスク12の半径方
向に不図示公知の方法でスライド可能に構成された金属
板よりなるスライドベースで、固定板7の穴7b、7c
に対応して凸8b、8cが加工されている。又、穴7a
に対応してタップ8aが加工されている。
【0019】ベース6のL、L’に比較して、スライド
ベースのM、M’は小さい。
【0020】以上の構成において、固定板7を図2のご
とくスライドベース8に7b・7c・8b・8cで位置
あわせ後金属ビス9で7a、8aで固定し、3d、4d
より半田付けで引き出し線10、11を不図示の回路と
接続する。
【0021】3、4のアームA、Bはスライドベース8
には接触しない。
【0022】スライダ5は、3、4のアームA、Bの弾
性でディスク12に接触する。一方、固定板7は立ち曲
げ部および樹脂の伸延部6a、6bで補強され変形しな
い。
【0023】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限らず、樹脂部は2体とする代わり
に、アーム上に更に樹脂部が介在してもよい。
【0024】また、ビス取付部は両面に金属が露出する
構造としたが、スライドベース側に樹脂が介在する構造
としてもよい。この例を図3に示す。図3中の符号16
は図1中の符号6に対応し、図3中の符号17は図1中の
符号7に対応する。図3中のその他の符号は図1と同様
である。
【0025】この場合、取付穴周辺の樹脂は金属板がビ
スの面圧を分散し、また破線丸部で金属板と一体化して
補強されるためウェルドがあっても割れにくい。
【0026】又、従来例の図4のごとく、固定板の端面
が取り付け穴の内面に露出する形状でもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、ベースの
樹脂部を厚くすることなく磁気ヘッドの取付部を構成可
能で工程が同じなのでコストアップせずに装置の小型化
薄型化が可能となる。
【0028】又、本発明によれば、ベースの樹脂部を固
定板の取付穴より伸延することで取付部の剛性を強化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ヘッドの平面図
【図2】本発明の磁気ヘッドの取付の斜視図
【図3】本発明の他の磁気ヘッドの平面図
【図4】従来の磁気ヘッドの斜視図
【符号の説明】
1 コア 2 巻線 3 アームA 4 アームB 5 スライダ 6、16 ベース 7、17 固定板 8 スライドベース 9 取付けビス 10、11 引き出し線 12 光磁気ディスク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを内蔵しディスク上を摺動す
    る摺動部と、前記摺動部に取りつけるアーム部と、前記
    アーム部に取り付けるベース部と、前記ベース部に取り
    付ける固定板とを備えた磁気ヘッド装置であって、 前記アーム部の材料と前記固定板の材料は、同一の弾性
    金属であり、 前記摺動部の材料と前記ベース部の材料は、同一の樹脂
    であることを特徴とする磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記アーム部は、一対の弾性金属板を含
    み、前記弾性金属板の各々を、前記磁気ヘッドのコイル
    に電気的に接続することを特徴とする請求項1記載の磁
    気ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 前記ベース部を、前記固定版に設けられ
    た取り付け穴の位置から見て前記摺動部方向に延在させ
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 取り付け穴周辺の前記固定板を露出させ
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。
  5. 【請求項5】 磁気ヘッドを内蔵しディスク上を摺動す
    る摺動部と、前記摺動部に取りつけるアーム部と、前記
    アーム部に取り付けるベース部と、前記ベース部に取り
    付ける固定板とを備えた磁気ヘッド装置の製造方法であ
    って、 弾性金属板を樹脂成型した後寸断して前記アーム部と前
    記固定板とすることを特徴とする磁気ヘッド装置の製造
    方法。
JP10308866A 1998-10-29 1998-10-29 磁気ヘッド装置 Withdrawn JP2000132923A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004040571A1 (ja) * 2002-10-29 2004-05-13 Fujitsu Limited ヘッドスライダ用サスペンションおよびヘッドサスペンションアセンブリ
JP2010250896A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Nhk Spring Co Ltd ディスク装置用サスペンション

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004040571A1 (ja) * 2002-10-29 2004-05-13 Fujitsu Limited ヘッドスライダ用サスペンションおよびヘッドサスペンションアセンブリ
US7304823B2 (en) 2002-10-29 2007-12-04 Fujitsu Limited Suspension for head slider having higher resistance to vibration
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Effective date: 20031209