JP2004095076A - ディスクドライブ用サスペンション - Google Patents

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Kenichi Takigawa
瀧川 健一
Noriyuki Saito
齋藤 則幸
Masao Hanya
半谷 正夫
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/486Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives with provision for mounting or arranging electrical conducting means or circuits on or along the arm assembly

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

【課題】トラック方向の揺れを抑制することができるディスクドライブ用サスペンションを提供する。
【解決手段】ディスクドライブ用サスペンション13Aは、ロードビーム20と、ベースプレート21と、ヒンジ部材22と、配線付きフレキシャ23とを備えている。配線付きフレキシャ23は、メタルベース50と、メタルベース50上に形成された配線部51とを有している。配線付きフレキシャ23のメタルベース50の一部に被支持部72が形成されている。被支持部72は配線付きフレキシャの23の側方に突出している。被支持部72をベースプレート21の後端部21aに重ね、レーザ溶接等の固定手段によって被支持部72がベースプレート21の後端部21aに固定される。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に内蔵されるディスクドライブ用サスペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】
回転する磁気ディスクあるいは光磁気ディスク等に情報を記録し再生するためのハードディスクドライブ(HDD)は、軸を中心に旋回可能なキャリッジを有している。このキャリッジは、ポジショニング用モータによって、前記軸を中心に旋回駆動される。キャリッジは、アクチュエータアームと、このアクチュエータアームの先端部に設けたサスペンションと、サスペンションに取付けたスライダを含むヘッド部などを備えている。
【0003】
ディスクが回転すると、サスペンション先端部のスライダがディスク表面から僅かに浮上するとともに、ディスクとスライダとの間にエアベアリングが形成される。このサスペンションは、ベースプレートと、ロードビームと、フレキシャ(flexure)と、配線部材などを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
例えば図11に示す従来のディスクドライブ用サスペンション1は、ロードビーム2とベースプレート3との間に、厚み方向に撓むことのできるヒンジ部4を有し、ヒンジ部4の外側に配線部材5を沿わせている。ロードビーム2は、ベースプレート3を重ねる基部2aと、ヒンジ部4からヘッド部6の方向に延びるビーム本体2bとを有している。ロードビーム2の基部2aに配線支持部7が形成されている。
【0005】
図12は、上記サスペンション1のヘッド部6のトラック方向(図11に矢印Yで示す方向)の振動特性を示し、3kHz付近に一次曲げモードによる振動B1が見られる。また9kHz付近に一次ねじれモードによる振動T1が見られる。さらに、16kHz付近にスウェイモードによる振動Sway が見られる。
【0006】
この従来例のように、配線部材5がヒンジ部4の外側を通るサスペンション1では、ヒンジ部4付近の形状が左右非対称になる。このため、低周波数域において比較的大きな一次曲げモードの振動B1が見られる。実際のディスクドライブでは、サスペンション1を駆動するサーボ機構によって低周波数域の振動が増幅されやすく、オフトラックが問題となる。
【0007】
一方、図13に示す従来のサスペンション1´は、ヒンジ部4の内側に配線部材5が通っている。この配線部材5は、ベースプレート3の側方に突出する配線支持部8に固定されている。このサスペンション1´は、ヒンジ部4付近の形状が左右対称となる。
【0008】
図14は上記サスペンション1´のトラック方向の振動特性を示している。このサスペンション1´は、ヒンジ部4付近の形状が左右対称であるため、一次曲げモードの振動B1がかなり改善される。しかし3〜4kHzの低周波数域において、僅かに一次曲げモードの振動B1が見られる。このためオフトラックに関して改良の余地がある。
【0009】
図15中の実線M1は上記サスペンション1´の配線支持部8の厚み方向(図13に矢印Zで示す方向)の揺れを示している。図15中の破線M2はロードビーム2の先端部の厚み方向の揺れを示している。このようにサスペンション1´の側方に比較的質量の大きい配線支持部8が大きく突出する従来例では、配線支持部8がZ方向に揺れることによってねじれが誘発され、低周波数域でトラック方向の揺れが大きくなる。
【0010】
従ってこの発明の目的は、特に低周波数域でのトラック方向の揺れを抑制することができるディスクドライブ用サスペンションを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1の観点に基く本発明は、基部と先端部を有するロードビームと、前記ロードビームの基部側に設けるベースプレートと、前記ロードビームに重ねて固定されかつ先端側にヘッド部を設けるフレキシャと、前記ベースプレートに沿って配置される配線部材とを具備し、前記ベースプレートおよび該ベースプレートに重なる部材が前記ロードビームの軸線を境として左右の重量バランスのとれた形状であり、かつ、前記配線部材の一部に該配線部材の側方に突出する被支持部を形成し、該被支持部を前記ベースプレートに直接固定するかまたは前記ベースプレートに重なる前記部材に該被支持部を固定する。
【0012】
本発明の好ましい形態では、前記ベースプレートおよび該ベースプレートに重なる前記部材が、前記ロードビームの軸線に対し左右対称形である。
【0013】
第2の観点に基く本発明では、配線部材が、金属板からなるメタルベースと、該メタルベース上に形成された配線部とからなり、該メタルベースの一部に前記ベースプレートに向かって突出する前記被支持部を形成し、前記配線部を前記ベースプレートの側方に配置するとともに、前記被支持部を前記ベースプレートまたは前記ベースプレートに重なる前記部材に固定する。
【0014】
本発明の好ましい形態では、前記フレキシャと配線部材が、メタルベースと、該メタルベース上に形成された配線部とを有する配線付きフレキシャであり、該メタルベースの一部に前記被支持部が形成されている。
本発明において、前記配線部材の側部と前記ベースプレートの側部との間の隙間の少なくとも一部に接着剤が設けられていてもよい。
【0015】
本発明の一形態では、前記ベースプレートと前記ロードビームとが、これらとは別体のヒンジ部材を介して互いに連結され、このヒンジ部材の前記ベースプレートと前記ロードビームとの間に、厚み方向に弾性変形可能なヒンジ部が形成され、このヒンジ部の内側に前記配線部材が通っている。このようにベースプレートにヒンジ部材を固定する場合、前記被支持部の厚さが前記ヒンジ部材よりも薄く、該ヒンジ部材が重なっていない前記ベースプレートの端部に、前記被支持部を固定するとよい。
【0016】
本発明の一形態では、前記ロードビームの一部に厚み方向に弾性変形可能なヒンジ部が該ロードビームと一体に形成され、このヒンジ部の内側に前記配線部材が通っている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の第1の実施形態について図1から図5を参照して説明する。 図3に示すハードディスクドライブ(HDD)10は、記録媒体としての複数枚のディスク11と、ディスク11の記録面に情報を磁気的に記録し再生するためのヘッド部12を有する複数のディスクドライブ用サスペンション13Aと、サスペンション13Aを取付けるアーム(アクチュエータアーム)14などを備えている。アーム14は、図示しないポジショニング用モータによって、軸(図示せず)を中心に旋回駆動される。
【0018】
図1と図2に示すようにサスペンション13Aは、ロードビーム20と、ベースプレート21と、ヒンジ部材22と、ロードビーム20に取付ける配線付きフレキシャ23などを含んでいる。配線付きフレキシャ23はロードビーム20に沿って設けられている。
【0019】
ロードビーム20は、基部30と先端部31とを有し、先端部31付近にディンプル32が形成されている。ロードビーム20の厚さは例えば100μm前後である。ベースプレート21の厚さは例えば200μm前後である。
【0020】
ベースプレート21に、円筒形のボス部35が形成されている。図3に示すようにボス部35をアーム14の取付孔36に挿入し、ボス部35を内側からかしめる(塑性変形させる)ことにより、ベースプレート21がアーム14に固定される。
【0021】
ヒンジ部材22は、ロードビーム20の基部30に重ねた状態で固定される端部40と、厚み方向に弾性変形可能な一対のヒンジ部42と、ベースプレート21に重ねた状態で固定されるベースプレート取付部43とを有している。ヒンジ部42は開口41の両側に形成されている。
【0022】
ベースプレート21と、ベースプレート21に重なる部材の一例であるヒンジ部材22は、いずれもロードビーム20の軸線X(図2に示す)を境に左右の重量バランスがとれた形状である。一例として、軸線Xに対し実質的に左右対称形である。ここでは軸線Xを境に左右に多少の形状の差異があってもよい。要するに、ロードビーム20が軸線Xまわりにねじれる際に、ベースプレート21とヒンジ部材22の左右の慣性モーメントが釣り合うよう、左右両側の重量がおおむね等しくなる形状であればよい。
【0023】
配線付きフレキシャ23は、ロードビーム20に沿う主部23aと、ベースプレート21に沿ってボス部35の後方に延出する延出部23bとを含んでいる。配線付きフレキシャ23の延出部23bは、本発明で言う配線部材に相当する。
【0024】
フレキシャ23の主部23aは、ロードビーム20の所定位置にレーザ溶接あるいは接着等によって固定される。フレキシャ23の延出部23bは、左右一対のヒンジ部42の内側を通ってベースプレート21の方向に延びている。
【0025】
図4に示すようにフレキシャ23は、例えば18μm〜30μm前後のばね性のある薄いステンレス鋼板からなるメタルベース50と、メタルベース50上に形成された配線部51とを有している。配線部51は、例えばポリイミド層からなる電気絶縁層52と、電気絶縁層52上に形成された複数本の導体53と、被覆層54などによって構成されている。導体53は銅などの導電材料からなる。
【0026】
フレキシャ23の先端部55に、可動部分として機能する舌状のタング部56と、タング部56の左右両側に位置するアウトリガー部57,58が形成されている。タング部56とアウトリガー部57,58は、いずれもメタルベース50の一部であり、フレキシャ23の厚み方向に撓むことができる。タング部56はロードビーム20に形成されたディンプル32に当接する。
【0027】
タング部56に、ヘッド部を構成するスライダ59が取付けられている。スライダ59には、磁電変換素子としてのトランスジューサ(図示せず)が設けられている。トランスジューサやスライダ59等はヘッド部12を構成する。
【0028】
フレキシャ23の延出部23bの長手方向の一部に、第1の被支持部71と、第2の被支持部72が形成されている。これらの被支持部71,72は、それぞれフレキシャ23のメタルベース50の一部を側方に延出させることによって形成されている。メタルベース50は、ロードビーム20およびベースプレート21と比較してきわめて薄いため、被支持部71,72を形成しても重量の増加は僅かである。
【0029】
第1の被支持部71は、ボス部35の前側すなわちヘッド部12寄りの位置に形成されている。第2の被支持部72は、ボス部35の後側すなわちヘッド部12から遠い側に形成されている。
【0030】
第1の被支持部71は、ヒンジ部材22に重ねた状態で、レーザ溶接等の固定手段によって固定されている。
第2の被支持部72は、ボス部35の後側に位置するベースプレート21の後端部21aに重ねられ、レーザ溶接等の固定手段によってベースプレート21の後端部21aに固定される。
【0031】
第1の被支持部71と第2の被支持部72との間に、ベースプレート21と配線付きフレキシャ23とが互いに固定されていないスリット状の隙間73が形成されている。
【0032】
すなわち、配線部51をベースプレート21の側方に配置するとともに、第1の被支持部71をヒンジ部材22に固定し、第2の被支持部72をベースプレート21の後端部21aに固定している。
【0033】
本実施形態では、ヒンジ部材22が重なっていないベースプレート21の後端部21aに被支持部72を重ねて固定している。被支持部72を構成するメタルベース50はヒンジ部材22よりも薄いから、被支持部72をベースプレート21の後端部21aに重ねた状態において、被支持部72の高さがボス部35まわりのヒンジ部材22の高さよりも低くなる。このためボス部35をかしめる際にヒンジ部材22に重ねる治具が、被支持部72と干渉することを回避できるという利点がある。
【0034】
このサスペンション13Aは、ヒンジ部42の内側(幅方向中間部)に配線付きフレキシャ23が通っているため、ヒンジ部42付近の形状がほぼ左右対称である。しかも、きわめて薄いメタルベース50からなる被支持部72が、ベースプレート21の後端部21aに固定されている。これにより、配線付きフレキシャ23の延出部23bがベースプレート21の後端部21aに支持されている。このためサスペンション13Aが厚み方向に揺れても、ロードビーム20やベースプレート21にねじれが誘発されにくい。
【0035】
図5は上記サスペンション13Aのトラック方向の揺れを示している。3〜4kHz付近に僅かに揺れが見えるが、従来のサスペンション(図11と図13に示す従来例)と比較すれば、トラック方向の揺れが大幅に改善されている。
【0036】
図6は、本発明の第2の実施形態のディスクドライブ用サスペンション13Bを示している。このサスペンション13Bは、配線付きフレキシャ23の延出部23bの側部とベースプレート21の側部との間の隙間73の一部に接着剤80を供給し硬化させることにより、ベースプレート21の側部と配線付きフレキシャ23とを互いに結合している。
【0037】
図7は、上記第2の実施形態のサスペンション13Bのトラック方向の揺れを示している。このサスペンション13Bでは、3〜4kHzの揺れが実質的に見られなくなり、トラック方向の低周波数域の揺れがサーボ機構によって増幅されるおそれがなくなった。それ以外の構成と作用について、このサスペンション13Bは第1の実施形態のサスペンション13Aと同様であるから、第1の実施形態のサスペンション13Aと共通の部位に同一の符号を付して説明を省略する。
【0038】
なお、図6に2点鎖線81で示すように、隙間73の全長にわたって接着剤80を供給することにより、トラック方向の揺れをさらに抑制することが可能である。
【0039】
接着剤80を用いる代わりに、メタルベース50の一部をベースプレート21の方向に延出し、その延出部をベースプレート21あるいはヒンジ部材22等に重ねてレーザ溶接等によって固定してもよい。
【0040】
図8は、本発明の第3の実施形態のディスクドライブ用サスペンション13Cの一部を示している。このサスペンション13Cは、被支持部72がヒンジ部材22を介してベースプレート21に固定されている。ヒンジ部材22はベースプレート21の厚み方向に重なる部材の一例である。それ以外の構成と作用について、このサスペンション13Cは第1の実施形態のサスペンション13Aと同様であるから、第1の実施形態のサスペンション13Aと共通の部位に同一の符号を付して説明は省略する。
【0041】
図9は、本発明の第4の実施形態のディスクドライブ用サスペンション13Dを示している。このサスペンション13Dのヒンジ部材22の長さは、第1の実施形態のサスペンション13Aのヒンジ部材22よりも短いため、その分、重量が軽くなる。それ以外の構成と作用について、このサスペンション13Dは第1の実施形態のサスペンション13Aと同様であるから、第1の実施形態のサスペンション13Aと共通の部位に同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】
図10は本発明の第5の実施形態のディスクドライブ用サスペンション13Eを示している。このサスペンション13Eは、ロードビーム20の基部30付近に、厚み方向に弾性的に撓むことのできるヒンジ部90を形成している。また、ロードビーム20の基部30がベースプレート21に固定されている。それ以外の構成と作用について、このサスペンション13Eは第1の実施形態のサスペンション13Aと同様であるから、第1の実施形態のサスペンション13Aと共通の部位に同一の符号を付して説明を省略する。
【0043】
これらの実施形態をはじめとして、この発明を実施するに当たり、ロードビームやベースプレート、配線部材および被支持部の形態など、この発明の構成要素をこの発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更して実施できることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、ディスクドライブ用サスペンションのトラック方向の揺れを抑制することができる。
請求項2に記載した発明によれば、被支持部をベースプレートの後端部に固定することにより、トラック方向の揺れを効果的に抑制することができる。
【0045】
請求項3に記載した発明によれば、配線付きフレキシャを備えたディスクドライブ用サスペンションのトラック方向の揺れを抑制することができる。
請求項4に記載した発明によれば、配線部材の側部とベースプレートの側部との間に接着剤を供給することにより、トラック方向の揺れをさらに小さくすることができる。
【0046】
請求項5に記載した発明によれば、ベースプレートとロードビームとがヒンジ部材によって接続されているディスクドライブ用サスペンションにおいて、トラック方向の揺れを抑制することができる。
【0047】
請求項6に記載した発明によれば、ヒンジ部材と被支持部をベースプレートに重ねた状態において、被支持部の高さがボス部まわりのヒンジ部材の高さよりも低くなるため、ボス部をかしめる際に用いる治具が被支持部と干渉することを回避できる。
【0048】
請求項7に記載した発明によれば、ロードビームの一部にヒンジ部が形成されているディスクドライブ用サスペンションにおいて、トラック方向の揺れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すディスクドライブ用サスペンションの斜視図。
【図2】図1に示されたディスクドライブ用サスペンションを裏面側から見た平面図。
【図3】図1に示されたサスペンションを備えたディスクドライブの一部の断面図。
【図4】図2中のF4−F4線に沿う配線付きフレキシャの一部の断面図。
【図5】図1に示されたディスクドライブ用サスペンションの振動特性を示す図。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すディスクドライブ用サスペンションの平面図。
【図7】図6に示されたディスクドライブ用サスペンションの振動特性を示す図。
【図8】本発明の第3の実施形態を示すディスクドライブ用サスペンションの一部の斜視図。
【図9】本発明の第4の実施形態を示すディスクドライブ用サスペンションの斜視図。
【図10】本発明の第5の実施形態を示すディスクドライブ用サスペンションの斜視図。
【図11】従来のディスクドライブ用サスペンションを示す斜視図。
【図12】図11に示されたディスクドライブ用サスペンションの振動特性を示す図。
【図13】他の従来のディスクドライブ用サスペンションを示す斜視図。
【図14】図13に示されたディスクドライブ用サスペンションの振動特性を示す図。
【図15】図13に示されたディスクドライブ用サスペンションの配線支持部とロードビームのそれぞれのZ方向の揺れを示す図。
【符号の説明】
10…ディスクドライブ
12…ヘッド部
13A,13B,13C,13D,13E…ディスクドライブ用サスペンション
20…ロードビーム
21…ベースプレート
22…ヒンジ部材
23…配線付きフレキシャ
50…メタルベース
72…被支持部

Claims (9)

  1. 基部と先端部を有するロードビームと、
    前記ロードビームの基部側に設けるベースプレートと、
    前記ロードビームに重ねて固定されかつ先端側にヘッド部を設けるフレキシャと、
    前記ベースプレートに沿って配置される配線部材と、
    を具備し、
    前記ベースプレートおよび該ベースプレートに重なる部材が前記ロードビームの軸線を境として左右の重量バランスのとれた形状であり、かつ、
    前記配線部材の一部に該配線部材の側方に突出する被支持部を形成し、
    該被支持部を前記ベースプレートに直接固定するかまたは前記ベースプレートに重なる前記部材に該被支持部を固定したことを特徴とするディスクドライブ用サスペンション。
  2. 前記ベースプレートおよび該ベースプレートに重なる前記部材が、前記ロードビームの軸線に対し左右対称形であることを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ用サスペンション。
  3. 基部と先端部を有するロードビームと、
    前記ロードビームの基部側に設けるベースプレートと、
    前記ロードビームに重ねて固定されかつ先端側にヘッド部を設けるフレキシャと、
    前記ベースプレートに沿って配置される配線部材と、
    を具備し、
    前記配線部材が、金属板からなるメタルベースと、該メタルベース上に形成された配線部とからなり、
    該メタルベースの一部に前記ベースプレートに向かって突出する被支持部を形成し、
    前記配線部を前記ベースプレートの側方に配置するとともに、
    前記被支持部を前記ベースプレートまたは前記ベースプレートに重なる部材に固定したことを特徴とするディスクドライブ用サスペンション。
  4. 前記被支持部を前記ベースプレートの後端部に固定することを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のディスクドライブ用サスペンション。
  5. 前記フレキシャと前記配線部材が、メタルベースと、該メタルベース上に形成された配線部とを有する配線付きフレキシャであり、該メタルベースの一部に前記被支持部を形成したことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のディスクドライブ用サスペンション。
  6. 前記配線部材の側部と前記ベースプレートの側部との間の隙間の少なくとも一部に接着剤が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のディスクドライブ用サスペンション。
  7. 前記ベースプレートと前記ロードビームとが、これらとは別体のヒンジ部材を介して互いに連結され、該ヒンジ部材の前記ベースプレートと前記ロードビームとの間に、厚み方向に弾性変形可能なヒンジ部が形成され、該ヒンジ部の内側に前記配線部材が通っていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のディスクドライブ用サスペンション。
  8. 前記被支持部の厚さが前記ヒンジ部材よりも薄く、該ヒンジ部材が重なっていない前記ベースプレートの端部に、前記被支持部を固定することを特徴とする請求項7に記載のディスクドライブ用サスペンション。
  9. 前記ロードビームの一部に厚み方向に弾性変形可能なヒンジ部が該ロードビームと一体に形成され、該ヒンジ部の内側に前記配線部材が通っていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のディスクドライブ用サスペンション。
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