JP2009216028A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば冷却水等の冷媒の流路を切り替える内燃機関の冷却装置において、内燃機関の状態に応じてシリンダブロックやヒータ等の暖機を要する部位を効率よく暖機する。
【解決手段】冷却装置(100)は、本体部(11)の壁内を通過する第1分岐流路(3)、第1分岐流路と分岐箇所にて分岐し合流箇所にて合流すると共にエキマニ部(14)の壁内を通過する第2分岐流路(4)、並びに熱発生手段(26,27)の内部を通過する熱交換部を有し、合流箇所から分岐箇所までを繋ぐ合流流路(5)を含む冷媒流路を備える。冷却装置は、合流箇所に配置され、第1分岐流路から合流流路へ流れる冷媒の第1流量及び第2分岐流路から合流流路へ流れる冷媒の第2流量を増減可能な制御弁(24)と、内燃機関の状態に応じて第1及び第2流量の相対比率を変化させるように制御弁を制御する制御手段(40)とを更に備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば冷却水等の冷媒の流路を切り替え可能である内燃機関の冷却装置の技術分野に関する。
この種の冷却装置として、例えば内燃機関の状態に応じて、シリンダヘッドウォータジャケット、シリンダブロックウォータジャケット、及びラジエータにおける冷却水の流路を切り替えるものがある(特許文献1参照)。
また、例えば内燃機関の状態に応じて、軸受通路に冷却水を流通させる暖機モード、冷却水の流通を遮断する通常モード、及び再び軸受通路に冷却水を流通させる冷却モードの3つのモードを切り替える冷却装置がある(特許文献2参照)。
特開2004−270652号公報 特開2005−220770号公報
上述した特許文献1によれば、内燃機関の冷間時における暖機のために、燃焼でより高温となるシリンダヘッド(実際には、シリンダヘッドウォータジャケット)からシリンダブロック(実際には、シリンダブロックウォータジャケット)へ冷却水を循環させる。しかしながら、シリンダヘッドからの熱でシリンダブロックを暖めるだけでは、内燃機関全体の暖機性を十分に確保しかねるという技術的問題点がある。
また、上述の特許文献2によれば、暖機モードでは、先ず軸受を暖めるべく、冷却水を軸受通路に流通させ、更に、軸受通路を介して空調用等のヒータに流通させる。しかしながら、このように軸受通路を介して流通する冷却水の熱量だけでは、ヒータの暖機性を確保するまでに長い時間を要してしまいかねないという技術的問題点がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、例えば内燃機関の状態に応じて、シリンダブロックやヒータ等の暖機を要する部位を効率よく暖機可能な内燃機関の冷却装置を提供することを課題とする。
本発明に係る内燃機関の冷却装置は上記課題を解決するために、気筒を内部に有する本体部、該本体部の排気ポートに接続されたエキマニ部、並びに冷媒により熱を放熱又は吸熱する熱発生手段を有する内燃機関を冷却する冷却装置であって、前記本体部の壁内又は周囲を通過する第1分岐流路、該第1分岐流路と分岐箇所にて分岐し且つ合流箇所にて合流すると共に前記エキマニ部の壁内又は周囲を通過する第2分岐流路、並びに前記熱発生手段の内部又は周囲を通過する熱交換部を有すると共に前記合流箇所から前記分岐箇所までを繋ぐ合流流路を含み、前記冷媒が流れる冷媒流路と、前記合流箇所に配置され、前記第1分岐流路から前記合流流路へ流れる前記冷媒の第1流量及び第2分岐流路から前記合流流路へ流れる前記冷媒の第2流量を増減可能な制御弁と、前記内燃機関の状態に応じて、前記第1及び第2流量の相対比率、前記第1及び第2流量の少なくとも一方、並びに前記第1及び第2流量の合計のうち、少なくとも一つを変化させるように前記制御弁を制御する制御手段とを備える。
本発明の内燃機関の冷却装置によれば、内燃機関を次のように冷却する。ここに「内燃機関」とは、本体部、エキマニ部(即ち、エキゾーストマニホールド部)、及び熱発生手段を有する。「本体部」は、例えばシリンダブロック等であって、「エキマニ部」は、例えばエキゾーストマニホールドやシリンダヘッドである。「熱発生手段」は、例えば、EGR(Exhaust Gas Recirculation)クーラや、車内暖房用或いは空調用のヒータ等である。例えばEGRクーラは、冷媒により、EGR通路を流れる排気を冷やす役割を果たす。例えばヒータは、冷媒により、当該自動車内の空気を暖める役割を果たす。「冷媒」は、例えば冷却水等の流動体である。
内燃機関における燃焼により発生する熱は、本体部及びエキマニ部に伝えられる。この際、本体部は、例えば、シリンダブロックの壁内や、気筒の周囲を通過する第1分岐流路に冷媒が流されることで、冷却可能である。この際、第1分岐流路に冷媒が多量に流されれば流される程、本体部における冷却は促進される。
このような本体部における冷却と並行して又は相前後して、エキマニ部は、例えば、シリンダヘッドの壁内や、排気ポートの周囲を通過する第2分岐流路に冷媒が流されることで、冷却可能である。この際、第2分岐流路に冷媒が多量に流されれば流される程、エキマニ部における冷却は促進される。第2分岐流路には、典型的には、排気ポート内の上側にて、高速の排気が流れる。このため、排気ポート内の下側に比べて上側に、高温の排気が流れ易い。これにより、第2分岐流路について特に、例えば、排気ポートより上側に、排気の熱を受け取り易いように平たく構成することが望ましい。
このような本体部やエキマニ部における冷却と並行して又は相前後して、熱発生手段は、例えば、EGRクーラにおける放熱部(例えば、エバポレータ)や、ヒータにおける吸熱部(例えば、ヒータコア)等である熱交換部に冷媒が流されることで、冷却又は暖機可能である。この際、合流流路に冷媒が多量に流されれば流される程、熱発生手段における冷却又は暖機は促進される。
ここで、第2分岐流路は、第1分岐流路と分岐箇所にて分岐し且つ合流箇所にて合流し、合流流路は、合流箇所から分岐箇所までを繋ぐ。従って、制御手段による制御下で、合流箇所に配置された、例えば三方弁である制御弁によって、内燃機関の状態に応じて、第1分岐流路から合流流路へ流れる第1流量及び第2分岐流路から合流流路へ流れる第2流量を増減させれば、第1及び第2流量の相対比率、第1及び第2流量の少なくとも一方、並びに第1及び第2流量の合計のうち、少なくとも一つを変化させることができる。尚、「制御弁」は、例えば三方弁から構成され、制御手段は、例えば、プロセッサ、メモリ等を含んでなるECU等の一部から構成される。
ここで本願発明者の研究によれば、次のことが判明している。内燃機関の始動冷間時には、燃費向上、排気浄化等の観点から、先ず内燃機関及び排気浄化触媒の暖機を優先的に行うのが望まれるが、これと並行して、乗り心地の快適さ向上の観点から、例えば冬期等に、熱発生手段の一例である車内暖房用のヒータの暖機を行うことも望まれる。このヒータの暖機に、例えば熱発生手段の一例であるEGRクーラの廃熱を利用できるが、内燃機関が始動された直後では、運転状態によって少量のEGRガス(即ち、吸気ポートに還流される排気)しか流用されない。このため、少量のEGRガスを冷却するEGRクーラの熱量だけでは、ヒータの暖機性を確保しかねる。
そこで本発明は、上述の如く第1及び/又は第2流量を変化させることで、本体部を冷却すべき場合には、より優先して本体部を冷却でき、エキマニ部を冷却すべき場合には、より優先してエキマニ部を冷却できる。そして特に、熱発生手段を冷却又は暖機すべき場合には、本体部やエキマニ部の暖機を大なり小なり犠牲にして、熱発生手段を冷却又は暖機できる。即ち、第2分岐流路を流れる冷媒により、排気の熱を、例えばヒータの暖機に積極的に利用できる。よって、例えば、排気の熱量とEGRクーラの熱量とを併せて、ヒータの暖機性を確保することが可能となる。本発明は、例えば、制御手段による制御下で、内燃機関の冷間始動時に、内燃機関及び排気浄化触媒の暖機を優先して行い、排気浄化触媒の暖機が終了されたところで、排気の熱を利用して、例えばヒータの暖機を行うことも可能となる。
例えば、「内燃機関の状態」は、内燃機関及び排気浄化触媒の暖機を優先して行う「第1段階」、例えば熱発生手段の一例であるヒータの暖機を行う「第2段階」、並びに内燃機関及び排気浄化触媒の温度を最適化する「第3段階」の3つの段階であってもよい。尚、「内燃機関の状態」は、より単純に、本体部やエキマニ部の温度或いはヒータの温度などであってもよいし、或いは、内燃機関の回転数及び負荷であってもよい。
具体的には、制御手段は、例えば、内燃機関の始動直後である上記「第1段階」で、第1及び第2流量を夫々零とし、第1及び第2分岐流路における冷媒の流れを停止する。すると、燃焼サイクルにより、第1分岐流路(即ち、本体部)及び第2分岐流路(即ち、エキマニ部)に停滞する冷媒の温度が上昇すると共に、内燃機関から排出される排気により、排気浄化触媒の暖機が行われる。よって、内燃機関及び排気浄化触媒の暖機を優先的に行うことが可能となる。
制御手段は、例えば、排気浄化触媒が暖機された後の上記「第2段階」で、第1流量を継続して零に、第2流量を所定量として、第2分岐流路からのみ冷媒を流す。すると、第2分岐流路を流れる冷媒により、排気の熱を利用して、例えばヒータの暖機を行うことができる。
制御手段は、例えば、ヒータが暖機された後の上記「第3段階」で、内燃機関の運転状態(例えば、回転数及び負荷)に応じて、第1及び第2流量の相対比率を変化させる。すると、本体部及びエキマニ部の冷媒比率が変化され、内燃機関及び排気浄化触媒の温度が最適化される。
以上のように、内燃機関の状態に応じて、第1及び/又は第2流量を変化させることで、内燃機関、排気浄化触媒、及び例えばヒータ等の熱発生手段の暖機を段階的に行うことができる。これにより、内燃機関、排気浄化触媒、及び熱発生手段の各部を、一斉に暖機する場合より効率よく暖機することができる。また、熱発生手段の暖機に、排気の熱を利用するので、燃費を向上させることができる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置の一態様では、前記制御手段は、前記状態として前記内燃機関の機関冷間時からの暖機状態に応じて、前記少なくとも一つを変化させるように前記制御弁を制御する。
この態様によれば、「機関冷間時からの暖機状態」は、例えば、上述した3つの段階であり、各段階で第1及び/又は第2流量を変化させることで、内燃機関、排気浄化触媒、及び熱発生手段の各部を効率よく暖機することができる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置の他の態様では、前記制御手段は、前記内燃機関の冷間始動後に、前記第1及び前記第2流量を夫々零とするように前記制御弁を制御する。
この態様によれば、冷間始動後に、第1及び第2分岐流路における冷媒の流れを停止する。この停止時間は、例えば数秒、十数秒、数十秒などである。これにより、本体部及びエキマニ部に停滞する冷媒の温度、並びに内燃機関から排出される排気が導かれる排気浄化触媒(例えば、NOx吸蔵触媒やEGR触媒)の温度を早期に上昇させることができる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置の他の態様では、前記内燃機関は、前記エキマニ部又は前記エキマニ部に接続された排気通路に配置されており、前記排気を浄化する排気浄化触媒を更に有し、前記熱発生手段は、前記排気浄化触媒を冷却する触媒冷却手段を含み、前記制御手段は、前記状態を示す指標としての前記排気浄化触媒の触媒温度が、第1温度閾値を超えた場合に、前記第2分岐流路からのみ前記冷媒が流れるように前記制御弁を制御する。
この態様によれば、「排気浄化装置」は、例えばEGR触媒であって、この場合に、「触媒冷却手段」は、例えばEGRクーラである。具体的には、触媒温度が第1温度閾値を超えた場合に、EGR触媒の暖機が終了した(言い換えれば、EGR触媒が活性状態となった)として、第2分岐流路からのみ冷媒が流される。この冷媒により、例えばヒータ等の熱発生手段の暖機を行うことができる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置の他の態様では、前記制御手段は、前記状態を示す指標としての前記第1分岐流路を流れる前記冷媒の温度が、第2温度閾値を超えた場合に、前記第1及び第2分岐流路の両者から前記冷媒が流れるように前記制御弁を制御する。
この態様によれば、具体的には、本体部における冷媒の温度が第2温度閾値を超えた場合に、例えばヒータ等の熱発生手段が暖機された(言い換えれば、熱発生手段の暖機に十分な冷媒の温度まで上昇した)として、第1及び第2分岐流路から冷媒が流れる。この冷媒により、内燃機関及び排気浄化触媒(言い換えれば、排気)を冷却することができる。
この態様では、前記制御手段は、前記状態として前記内燃機関の回転数及び負荷に応じて、前記相対比率を変更するように前記制御弁を制御してもよい。
このように構成すれば、「負荷」は、例えばトルクや空気充填率であって、回転数に比例する。相対比率は、例えば回転数対空気充填率の関係を示すマップに基づいて設定される。「空気充填率」は、例えば燃焼室内に充填或いは吸入される空気の率若しくは割合である。典型的には、回転数の高く、且つ空気充填率が高い程、排気の温度が高くなる。具体的には、例えば回転数が低く、空気充填率が少ない場合に、第1流量対第2流量が9対1となり、回転数が高く、空気充填率が高い場合に、8対2となる。このように、排気の温度が高い程、第2流量の比率を高め、排気浄化触媒(言い換えれば、排気)を冷却するための冷媒の流量を増大させることで、内燃機関及び排気浄化触媒の冷却を適切に行うことができる。従って、例えば、内燃機関における高回転及び高負荷の運転領域(即ち、ラムダ領域)で、内燃機関及び排気浄化触媒の冷却が適切に行われれば、ラムダ領域の拡大を図ると共に、排気浄化触媒の温度過上昇に対応して燃料噴射量が増大されることがないので、燃費をより向上させることができる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置の他の態様では、前記内燃機関は、前記エキマニ部又は前記エキマニ部に接続された排気通路から前記内燃機関の吸気側へ連通するEGR通路を更に有し、前記熱発生手段は、前記EGR通路を冷却するEGRクーラを含む。
この態様によれば、EGR通路は、典型的には、内燃機関から排出される排気の一部を、内燃機関の吸気系に還流させる。EGRクーラは、EGR通路により還流される排気の一部を冷却する。これにより、冷媒流路においてEGRクーラより下流に配置されるヒータ等の熱発生手段を、排気の熱に加えてEGRクーラの廃熱を利用して、暖機することができる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置の他の態様では、前記本体部及び前記エキマニ部は、一体に構成されている。
この態様によれば、エキマニ部において、第2分岐流路を、例えば排気ポートより上側に近接して配置することで、冷媒により、排気の熱を効率よく吸熱することができる。尚、「一体に構成されている」とは、同一材料から連続的に構成されている又は異なる材料から夫々形成された上で強固に接着されており、少なくとも本体部及びエキマニ部間における熱伝導が空気を介することなく行われるように構成されていることを意味する。
本発明に係る内燃機関の冷却装置の他の態様では、前記制御弁は、三方弁であり、前記制御手段は、前記状態に応じて、前記三方弁を切り換える。
この態様によれば、三方弁は、例えば、第1分岐流路と合流流路とを接続する位置、第2分岐流路と合流流路とを接続する位置、第1分岐流路と第2分岐流路と合流流路とを接続する位置、どの流路間も接続しない位置との4つの位置に切り替わる。また三方弁は、例えば各位置で、第1及び/又は第2流量を変更可能である。これにより、簡単且つ確実にして、内燃機関及び排気浄化触媒(言い換えれば、排気)を冷却するための冷媒の流量を変更でき、これにより、内燃機関及び排気浄化触媒の冷却を適切に行うことができる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置の他の態様では、前記本体部の壁内又は周囲を通過し、前記冷媒流路と部分的に並列に接続され且つ前記合流流路の一部と共に循環経路を構築し、前記冷媒が流れる主流路と、前記主流路の途中に配置されており、前記冷媒により外部と熱交換する熱交換手段と、前記循環経路の途中に配置されており、前記冷媒を循環させるポンプ手段と、前記主流路と前記合流流路とが合流する箇所に配置されたサーモスタットとを更に備える。
この態様によれば、「主流路」には、例えば冷媒流路の上流から、ポンプ手段、本体部、熱交換手段、及びサーモスタットが配置されている。「ポンプ手段」は、例えばウォーターポンプであって、「熱交換手段」は、例えばラジエータである。「サーモスタット」は、例えばボトムバイパスフロー式で冷媒を循環させる。サーモスタットは、例えば、上述した第2及び第3段階で、合流流路を流れる冷媒を循環させるように、合流流路に配置された水路を開いている。サーモスタットは、例えば、上述した第3段階で、冷媒の温度が規定温度で主流路に配置された水路を開閉し、主流路と合流流路とを合流させる。この合流により、熱交換手段を通過した冷媒をポンプ手段に送ることで、内燃機関の温度を最適化することができる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。
先ず、実施形態に係る内燃機関の冷却装置の構成について図1及び図2を参照して説明する。ここに図1は、実施形態に係る内燃機関の冷却装置の概要を示す概略的平面図であり、図2は、図1に示された第2分岐流路の配置を示す断面図である。
図1において、実施形態に係る内燃機関10の冷却装置100は、内燃機関10、EGR触媒31、及びヒータ27の温度を最適化するために、循環経路1、及びECU40を備える。循環経路1は、主流路2、第1分岐流路3、第2分岐流路4、及び合流流路5を含む冷媒流路である。ECU40は、これら4つの流路2〜5に配置されている内燃機関10を含む各部を、総括的に制御する。各流路2〜5内の矢印は、本実施形態に係る「冷媒」の一例である冷却水が流動する方向を示す。
図2において、内燃機関10は、希薄燃焼エンジンであり、シリンダヘッドを含む本体部11、及びエキマニ上部14を含んでいる。本体部11は、複数の気筒12を備えており、各気筒12の内部に、ピストン13を配置すると共に、各気筒12の壁内に、主流路2、及び第1分岐流路3を通している。各気筒12は、ペントルーフ型の燃焼室を有しており、この燃焼室には、インテークマニホールド(吸気ポート)15、エキゾーストマニホールド(排気ポート)16、スパークプラグ17、及び不図示の燃料通路が連結されている。インテークマニホールド15、エキゾーストマニホールド16及び燃料通路が連結される箇所には、不図示の吸気弁、排気弁、及び噴射弁が夫々配置されている。エキゾーストマニホールド16及びインテークマニホールド15には、後述するEGR通路18が連結されている。
図1に示すように、主流路2には、上流側から順に、ウォーターポンプ21、ラジエータ22、及びサーモスタット23が配置されている。主流路2は、本体部11において、気筒12の壁内を通過する。
ウォーターポンプ(以下、「W/P」と言う)21は、本実施形態に係る「ポンプ手段」の一例として、主流路2に沿って冷却水を圧送する(言い換えれば、循環させる)。
ラジエータ22は、本実施形態に係る「熱交換手段」の一例として、本体部11により暖められた冷却水の放熱を行う。放熱により冷やされた冷却水は、サーモスタット23に流れる。
サーモスタット23は、主流路2と合流流路5とが合流する合流箇所P2に配置されており、不図示のバルブを備える。バルブは、規定温度で開閉する。サーモスタット23は、該バルブの開閉により、主流路2及び/或いは合流流路5を流れる冷却水の温度を調整可能である。サーモスタット23は、バルブが開かれた状態で、冷却水をW/P21に戻す(即ち、主流路2に循環させる)。
循環流路1は、分岐箇所P1で、第1及び第2分岐流路3,4に分岐され、合流箇所P2で再び合流される。合流箇所P2には、三方弁24が配置されている。第1及び第2分岐流路3,4は、主流路2と部分的に並列に接続されている。
第1分岐流路3は、主流路2と同様に、本体部11において、気筒12の壁内を通過する。本体部11を通過した冷却水は、三方弁24に流れる。第1分岐流路3において本体部11と三方弁24の間には、冷却水温度測定部30が配置されている。冷却水温度測定部30は、冷却水の温度W1を測定し、ECU40に測定結果を送る。
図2に示すように、第2分岐流路4は、エキゾーストマニホールド16の上部を通過するように、エキマニ上部14に配置されている。エキマニ上部14は、本実施形態に係る「エキマニ部」の一例として、本体部11と一体に構成されている。エキマニ上部4を通過した冷却水は、三方弁24に流れる。
三方弁24は、不図示の2つの弁、及び不図示のアクチュエータを備える。三方弁24は、アクチュエータを駆動して各弁の開度を変更することで、第1分岐流路3と合流流路5とを接続する第1接続位置、第2分岐流路4と合流流路5とを接続する第2接続位置、第1分岐流路3と第2分岐流路4と合流流路5とを接続する第3接続位置、及びどの流路間も接続しない第4接続位置の4つの接続位置に切り替わる。また、三方弁24は、本実施形態では更に、第3接続位置で、第1分岐流路3から合流流路5に流れる冷却水流量である第1流量F1、及び第2分岐流路4から合流流路5に流れる冷却水流量である第2流量F2の相互比率を変更可能である。三方弁24を通過した冷却水は、EGRクーラ26に流れる。
合流流路5は、合流箇所P3から分岐箇所P1までを繋ぐ流路である。合流流路5には、上流側から順に、EGRクーラ26、ヒータ27、上述したサーモスタット23、及び上述したW/P21が配置されている。
EGRクーラ26は、本実施形態に係る「熱発生手段」の一例として、EGR通路18に配置されている。図2に示すように、EGR通路18は、エキゾーストマニホールド16から、インテークマニホールド15に連通しており、内燃機関10からの排気の一部を還流させる。
EGR通路18においてEGRクーラ26より上流には、EGR触媒31が配置されている。EGR触媒31は、EGR通路18を流れる排気を浄化する。EGR触媒31は、触媒フィルタ、及び触媒温度測定部32を備える。触媒温度測定部32は、触媒フィルタの温度C1を測定し、ECU40に測定結果を送る。
EGRクーラ26は、本実施形態に係る「熱交換部」の一例である不図示のエバポレータを備える。合流流路5は、EGRクーラ26において、該エバポレータの周囲を通過する。EGRクーラ26は、冷却水により、高温の排気により暖められたEGR通路18を冷却する。この冷却により暖められた冷却水は、ヒータ27に流れる。
ヒータ27は、本実施形態に係る「熱発生手段」の一例として、内燃機関10を備える車両の室内温度を変更可能である。ヒータ27は、本実施形態に係る「熱交換部」の一例である不図示のヒータコアを備える。合流流路5は、ヒータ27において、該ヒータコアの周囲を通過する。ヒータ27は、冷却水により、ヒータコアの暖機を行う。この暖機により冷やされた冷却水は、サーモスタット23、及びW/P21を介して分岐箇所P1に到達される。
ECU40は、内燃機関10の機関冷間時からの暖機状態に応じて、三方弁24の接続位置及び冷却水流量を切り替え可能である。ECU40は、機関冷間時からの暖機状態を、「暖機初期」、「暖機中盤」及び「暖機終了」の3つの段階に予め設定している。ECU40は、判定部40aを備えており、判定部40aにより、触媒温度測定部32によって測定されるEGR触媒31の温度、及び冷却水温度測定部30によって測定される冷却水の温度の2つの指標に基づいて、3つの段階間の移行を判定する。尚、ECU40は、三方弁24の制御に併せて、内燃機関10の状態(即ち、3つの段階、及び運転状態)に応じて、W/P21及びサーモスタット23を制御し、本体部11、EGR触媒31、及びヒータ27の温度を最適化する。
次に、3つの段階、及び各段階における三方弁24の制御について図3を参照して具体的に説明する。ここで図3は、本実施形態に係る第1及び第2流量の相対比率を決定するためのマップである。
3つの段階のうち「暖機初期」段階は、冷間時に、内燃機関10が始動されてから、EGR触媒31の温度C1が第1温度閾値C0以下であるまでの時期である。この時期に、ECU40により、三方弁24が第4接続位置に切り替えられ、第1流量F1及び第2流量F2が夫々零にされる。
「暖機初期」段階から移行される「暖機中盤」段階は、EGR触媒31の温度C1が第1温度閾値C0を超えた時点から、冷却水の温度W1が第2温度閾値W0以下であるまでの時期である。この時期に、ECU40により、三方弁24が第2接続位置に切り替えられ、第1流量F1が引き続き零にされ、第2流量F2が所定量に設定される。
「暖機中盤」段階から移行される「暖機終了」段階は、冷却水の温度W1が第2温度閾値W0を超えた時点以後である。この時期に、ECU40により、三方弁24が第3接続位置に切り替えられ、全冷媒流路2〜5(即ち、循環流路1)に冷却水が流される。尚、第1及び第2流量F1,F2が、図3に示されるエキマニ上部冷却水比率マップに基づいて決定されてもよい。
図3において、エキマニ上部冷却水比率マップでは、横軸に回転数(rpm)が、縦軸に空気充填率(KL)(言い換えれば、トルク)が設定されており、これら回転数及び空気充填率の関数として、エキマニ上部冷却水流量比率の各領域を区分する等排気温度線が示されている。該マップでは、回転数の高く、且つ空気充填率が高い程、排気の温度が高くなるために、本体部11を通過する第1流量F1に対して、エキマニ上部14を通過する第2流量F2の比率が増大される。即ち、エキマニ上部14(第2分岐流路4)から、EGRクーラ26及びヒータ27(合流流路5)に流れる第2流量F2が、排気の温度が高くなるに連れて多くなる。本実施形態では、例えば空気充填率が比較的低い場合に、第1流量F1対第2流量F2が、90対10の比率となる。また、空気充填率が比較的高い場合に、第1流量F1対第2流量F2が、80対20の比率となる。
(第1制御処理)
次に、本実施形態に係る制御手段による制御弁の第1制御処理について図4を参照して説明する。ここで図4は、本実施形態に係る制御弁の第1制御処理を示すフローチャートである。第1制御処理では、3つの段階に応じて、三方弁24が切り替えられ、第1及び第2流量F1,F2の合計が変化する。
図4において、ECU40により、先ず内燃機関10が始動したか否かが判定され(ステップS51)、内燃機関10が始動していない場合に(ステップS51:NO)、内燃機関10が始動されるまで待機状態となる。一方、内燃機関10が始動されると(ステップS51:YES)、冷却水温度測定部30により測定された冷却水の温度W1が第2温度閾値W0より低いか否かが判定される(ステップS52)。この判定の結果により、第2温度閾値W0より高い場合に(ステップS52:NO)、ステップS57の処理が実行される。
一方、ステップS52の判定の結果、冷却水の温度W1が第2温度閾値W0より低い場合に(ステップS52:YES)、「暖機初期」段階として、W/P21が停止される(ステップS53)。この際、第1流量F1及び第2流量F2が夫々零となる。続いて、触媒温度測定部32により測定された触媒温度C1が第1温度閾値C0より高いか否かが判定され(ステップS54)、触媒温度C1が第1温度閾値C0より低い場合に(ステップS54:NO)、触媒温度C1が第1温度閾値C0より高くなるまで待機状態となる。
一方、ステップS54の判定の結果、触媒温度C1が第1温度閾値C0より高い場合に(ステップS54:YES)、「暖機中盤」段階として、W/P21が作動され、エキマニ上部14を通過する第2分岐流路4にのみ冷却水が流される(ステップS55)。続いて再度、冷却水温度測定部30による冷却水の温度W1が第2温度閾値W0より高いか否かが判定される(ステップS56)。この判定の結果、第2温度閾値W0より低い場合に(ステップS56:NO)、ステップS55の処理(即ち、第2分岐流路4にのみ冷却水を流す)が継続的に実行される。
一方、ステップS56の判定の結果、冷却水の温度W1が第2温度閾値W0より高い場合に(ステップS56:YES)、「暖機終了」段階として、全冷媒流路2〜5に冷却水が流される(ステップS57)。これにより、一例の第1制御処理が終了される。
このように、内燃機関10の3つの段階に応じて、第1及び/又は第2流量F1,F2を変化させることで、内燃機関10、EGR触媒31、及びヒータ27の暖機を段階的に行うことができる。これにより、内燃機関10、EGR触媒31、及びヒータ27の各部を効率よく暖機することができる。
(第2制御処理)
次に、本実施形態に係る制御手段による制御弁の第2制御処理について図5を参照して説明する。ここで図5は、本実施形態に係る制御弁の第2制御処理を示すフローチャートである。第2制御処理では、「暖機終了」段階において、内燃機関10の回転数及び空気充填率に応じて、第1及び第2流量F1,F2の相対比率が変化する。
図5において、第1制御処理と同様にして、ECU40により、先ず内燃機関10が始動されると(ステップS51:YES)、第1分岐流路3を流れる冷却水の温度W1が第2温度閾値W0より低いか否かが判定され(ステップS52)、第2温度閾値W0より低い場合に(ステップS52:YES)、「暖機初期」段階として、W/P21が停止される(ステップS53)。続いて、EGR触媒31の触媒温度C1が第1温度閾値C0より高いか否かが判定され(ステップS54)、第1温度閾値C0より高い場合に(ステップS54:YES)、「暖機中盤」段階として、W/P21が作動され、第2分岐流路4にのみ冷却水が流される(ステップS55)。続いて再度、冷却水の温度W1が第2温度閾値W0より高いか否かが判定される(ステップS56)。
このステップS56の判定の結果、冷却水の温度W1が第2温度閾値W0より高い場合に(ステップS56:YES)、「暖機終了」段階として、内燃機関の回転数及び空気充填率が読み込まれ(ステップS61)、これら回転数及び空気充填率に基づいて、図3のエキマニ上部冷却水比率マップから、第1流量F1に対する第2流量F2の比率が読み込まれる(ステップS62)。続いて、読み込まれた比率に対応して、三方弁24の弁開度が切り替えられ、該比率に対応する第1及び第2流量F1,F2の冷却水が流される(ステップS63)。これにより、一連の第2制御処理が終了される。
このように、排気の温度が高い程、第2流量F2の比率を高め、排気(言い換えれば、EGR触媒31)を冷却するための冷却水の流量を増大させるので、内燃機関10及びEGR触媒31の冷却を適切に行うことができる。従って、ラムダの領域が拡大され、燃費をより向上させることができる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能である。
実施形態に係る内燃機関の冷却装置を示す概要的なブロック図である。 図1のエキマニ部における第2分岐流路を示す断面図である。 実施形態における第1流量に対する第2流量の比率を示す関数である。 実施形態における制御弁の第1制御処理を示すフローチャートである。 実施形態における制御弁の第2制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
3…第1分岐流路、4…第2分岐流路、5…合流流路、10…内燃機関、11…本体部、14…エキマニ上部、24…三方弁、40…ECU、100…冷却装置

Claims (10)

  1. 気筒を内部に有する本体部、該本体部の排気ポートに接続されたエキマニ部、並びに冷媒により熱を放熱又は吸熱する熱発生手段を有する内燃機関を冷却する冷却装置であって、
    前記本体部の壁内又は周囲を通過する第1分岐流路、該第1分岐流路と分岐箇所にて分岐し且つ合流箇所にて合流すると共に前記エキマニ部の壁内又は周囲を通過する第2分岐流路、並びに前記熱発生手段の内部又は周囲を通過する熱交換部を有すると共に前記合流箇所から前記分岐箇所までを繋ぐ合流流路を含み、前記冷媒が流れる冷媒流路と、
    前記合流箇所に配置され、前記第1分岐流路から前記合流流路へ流れる前記冷媒の第1流量及び第2分岐流路から前記合流流路へ流れる前記冷媒の第2流量を増減可能な制御弁と、
    前記内燃機関の状態に応じて、前記第1及び第2流量の相対比率、前記第1及び第2流量の少なくとも一方、並びに前記第1及び第2流量の合計のうち、少なくとも一つを変化させるように前記制御弁を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする内燃機関の冷却装置。
  2. 前記制御手段は、前記状態として前記内燃機関の機関冷間時からの暖機状態に応じて、前記少なくとも一つを変化させるように前記制御弁を制御することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の冷却装置。
  3. 前記制御手段は、前記内燃機関の冷間始動後に、前記第1及び前記第2流量を夫々零とするように前記制御弁を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の冷却装置。
  4. 前記内燃機関は、前記エキマニ部又は前記エキマニ部に接続された排気通路に配置されており、前記排気を浄化する排気浄化触媒を更に有し、
    前記熱発生手段は、前記排気浄化触媒を冷却する触媒冷却手段を含み、
    前記制御手段は、前記状態を示す指標としての前記排気浄化触媒の触媒温度が、第1温度閾値を超えた場合に、前記第2分岐流路からのみ前記冷媒が流れるように前記制御弁を制御する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関の冷却装置。
  5. 前記制御手段は、前記状態を示す指標としての前記第1分岐流路を流れる前記冷媒の温度が、第2温度閾値を超えた場合に、前記第1及び第2分岐流路の両者から前記冷媒が流れるように前記制御弁を制御する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の内燃機関の冷却装置。
  6. 前記制御手段は、前記状態として前記内燃機関の回転数及び負荷に応じて、前記相対比率を変更するように前記制御弁を制御することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の冷却装置。
  7. 前記内燃機関は、前記エキマニ部又は前記エキマニ部に接続された排気通路から前記内燃機関の吸気側へ連通するEGR通路を更に有し、
    前記熱発生手段は、前記EGR通路を冷却するEGRクーラを含む
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の内燃機関の冷却装置。
  8. 前記本体部及び前記エキマニ部は、一体に構成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の内燃機関の冷却装置。
  9. 前記制御弁は、三方弁であり、
    前記制御手段は、前記状態に応じて、前記三方弁を切り換える
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の内燃機関の冷却装置。
  10. 前記本体部の壁内又は周囲を通過し、前記冷媒流路と部分的に並列に接続され且つ前記合流流路の一部と共に循環経路を構築し、前記冷媒が流れる主流路と、
    前記主流路の途中に配置されており、前記冷媒により外部と熱交換する熱交換手段と、
    前記循環経路の途中に配置されており、前記冷媒を循環させるポンプ手段と、
    前記主流路と前記合流流路とが合流する箇所に配置されたサーモスタットと
    を更に備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の内燃機関の冷却装置。
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