JP2005273582A - 排熱回収システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 排気ガスの量だけでなく、排気ガスの温度も含めたトータルの熱量に着目して車室内の暖気促進やエンジンの昇温を図らんとする排熱回収システムを提供する。
【解決手段】 エンジン1から排出される排気ガスの熱を回収する排熱回収器11と、この排熱回収器11に与えられる排気ガスの熱量を調節する熱量調節手段15、16、17、28、29、32と、排熱回収器11の回収熱量を検出する熱量検出手段23と、この熱量検出手段23の検出値に基づいて熱量調節手段15、16、17、28、29、31を制御するエンジン制御器41と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車に搭載される排熱回収システムに関する。
自動車用エンジンから排出される排気ガスに含まれる窒素酸化物を低減する目的で、排気ガスの一部をエンジンの吸入側に環流するEGR装置が提案されている。この場合、環流する排気ガス(EGRガス)の温度が高いと、エンジンの吸気温度が高くなって出力が低下したり、EGRガスの流量制御を行うEGR量調節弁が劣化する等の不具合が生じる。
これを回避するため、エンジン冷却水が循環するEGRクーラをEGR量調節弁上流に設け、冷却水を用いてEGRガスから熱を奪うことでEGRガスの冷却を図るようにしている。
下記特許特許文献1には、EGRクーラで昇温された冷却水を車内暖気促進に利用する技術が開示されている。この従来技術では、エンジン運転状態がEGR領域か否かに関わらず、EGRクーラに排気ガスを流すことができるよう、排気流路に工夫がなされている。
すなわち、エンジンの運転状態に関わらず、EGRクーラに流れるガスを所定量確保できるようにしており、EGRクーラに流れるガス量に着目した技術であるといえる。
特開平8−165925号公報
本発明は、排気ガスの量だけでなく、排気ガスの温度も含めたトータルの熱量に着目して車室内の暖気促進やエンジンの昇温を図らんとする排熱回収システムを提供することを目的としている。
本発明の排熱回収システムは、エンジン1から排出される排気ガスの熱を回収する排熱回収器11と、この排熱回収器11に与えられる排気ガスの熱量を調節する熱量調節手段15、16、17、28、29、31と、排熱回収器11の回収熱量を検出する熱量検出手段23と、この熱量検出手段23の検出値に基づいて熱量調節手段15、16、17、28、29、31を制御する制御装置(41)と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、排気ガスの熱を回収して暖気促進に用いることで、暖房能力が不足した場合等においても速やかな暖房を行うことができるため、乗員の快適性を向上することができる。
また、エンジンから排出される有害物質を低減する目的で使用されるEGRクーラを排熱回収器として使用する場合、新たな熱交換器を搭載することなく排気ガスの熱を回収できるので、製造コストが安価となる。
また、この場合、エンジン冷却媒体を速やかに昇温させることができるので、エンジンの潤滑油を速暖でき、潤滑油の粘度が低減して摩擦損失が低減するので燃費の改善にも有効である。
さらに、排気ガス流量だけでなく、排気ガス温度も含めたトータルの熱量で排熱回収器の回収熱量を増加させるようにしたことで、燃費の悪化を防ぐこともできる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態の概略構成図、図2は実施形態の制御手順を示すフローチャート、図3は実施形態の制御マップである。
図1において、1はエンジンであり、燃料を噴射するインジェクター2を備えている。インジェクター2は各気筒に配置され、エンジン制御器41からの信号で噴射時期及び噴射量を決めている。
3は吸気流路で、ここから吸入された空気はインジェクター2から噴射される燃料と混合される。4はエンジン1から排出される排気ガスが流れる排気流路である。
5は水やエチレングリコールの混合物である冷却水(冷却媒体)でエンジン1を冷却するエンジン冷却系であり、ラジエータ6、ウォーターポンプ7が配管8を介してエンジン1のウォータージャケットと接続されている。ウォーターポンプ7からウォータージャケットに圧送された冷却水はエンジン1の各部から熱を奪い、ラジエータ6で熱を放出してウォーターポンプ7に戻る。
9はエンジン1の排気ガス中の窒素酸化物を低減するためのEGR装置で、EGR流路10を備えている。EGR流路10は排気流路4から分岐しており、排気流路4を流れる排気ガスをエンジン1の吸入側に環流させる。
EGR流路10にはEGRクーラ11が設けられている。このEGRクーラ11には、エンジン冷却系5の配管8から分岐した配管12が接続されており、EGR流路10を流れる排気ガスをエンジン冷却水と熱交換させて冷却する。
また、EGRクーラ11は、配管12を介して車両用空調装置のヒータコア13に接続されており、さらにヒータコア13は配管12を介してウォーターポンプ7の吸入側に接続されている。
14はバイパス流路で、EGR流路10におけるEGRクーラ11よりも下流の部位から分岐し、排気流路4におけるEGR流路10の分岐点P1よりも下流の部位に合流している。このバイパス通路14を設けたことで、エンジン運転状態がEGR領域であるか否かにかかわらず、EGRクーラ11に排気ガスを流すことができる。
EGR流路10におけるバイパス流路14の分岐点P2よりも下流の部位にはエンジン1の吸入側に環流する排気ガス量を調節するEGR量調節弁15が設けられている。そして、その下流には、EGR流路10を通るガス量を検出するEGRガス量検出センサ37が設けられている。
また、排気流路4におけるEGR流路10の分岐点P1とバイパス流路14との合流点P3との間の部位には、EGRクーラ11に流れ込む排気ガス量を調節するガス流量調節弁16が設けられている。
さらに、EGR流路10におけるEGRクーラ11の下流の部位にも、EGRクーラ11への排気ガスの流入量を制御するガス流れ制御弁17が設けられている。三つの弁15〜17を作動させるアクチュエータは、エンジン制御器41からの出力信号で作動する。
EGRクーラ11に流れ込む排気ガス量はガス流量調節弁16のみで制御することができるが、ガス流れ制御弁17を設けておくことで、EGRクーラ11へ排気ガスを流入させたくない場合には、より確実に排気ガスの流入を防ぐことができる。
排気流路4における合流点P3の下流の部位には排気ガス浄化用の触媒18が設けられ、さらに、その下流には消音器19が設けられている。なお、触媒18が合流点P3の下流に設けられているのは、EGRクーラ11を通った排気ガスを浄化するためである。
排気流路4におけるEGR流路10の分岐点P1の上流側には、排気ガスの温度を検出するガス温度センサ20と、エンジン1の燃料噴射量を検出する燃料噴射量検出センサ36が設けられている。これらの出力信号はエンジン制御器41に入力される。
また、EGRクーラ11にエンジン冷却水を循環させる配管12には、EGRクーラ11の上流側に流量計21、水温センサ22、下流側に水温センサ23が設けられている。これらの出力信号はエンジン制御器41に入力される。
エンジン冷却系5におけるエンジン冷却水が流れる経路は、ラジエータ6に流れる経路と、EGRクーラ11に流れる経路とがある。ラジエータ6に流れる場合には、サーモバルブ24のサーモスタットに入り、ラジエータ6を通過後、ウォーターポンプ7によりエンジン1内に圧送される。
一方、EGRクーラ11から流れ出たエンジン冷却水は、ヒータコア13に流入し、空調風と熱交換した後、ウォーターポンプ7によりエンジン1内に圧送される。
なお、前記サーモスタットはエンジン冷却水の水温を検知して冷却水経路を切り換える。すなわち、エンジン冷却水が例えば75℃未満の場合には、エンジン冷却水をラジエータ6に流さずにEGRクーラ11に流す。
エンジン1の吸気流路3には、吸入空気を冷却するインタークーラ27と、吸入空気をインタークーラ27に通さないようにインテークマニホールド30に案内するインタークーラバイパス流路28とが設けられている。
そして、インタークーラ27上流側の吸気流路3とインタークーラバイパス流路28との接続点には、吸入空気をインタークーラバイパス流路28に切り換える切換バルブ29が設けられている。
インテークマニホールド30は、スワールコントロールバルブ(以下、SCVと記す)31を有するタンジェンシャルポート32とヘリカルポート33の二種類の吸気ポートを有しており、吸入空気量はSCV31により調節可能な構造となっている。
また、吸気流路3には、吸入空気量を検出する吸気量センサ34と、吸入空気温度35を検出する吸気温度センサ35とが設けられている。
この車両用空調装置は、図示しないが、冷媒を圧縮するコンプレッサ、空調風をユニットケース内の下流側に向けて流すファン、そのファンを駆動するファンモータ、コンプレッサで高圧になった冷媒を外気で冷却するコンデンサ、このコンデンサで液化した冷媒を断熱膨張させる膨張手段、この膨張手段で低温低圧になった冷媒で空調風を冷却、除湿するエバポレータ、このエバポレータで冷却された空調風の温度を制御するエアミックスドア、そして、このエアミックスドアの下流にあるヒータコア13等から構成される。
ファンモータやエアミックスドア等は空調制御器42により制御される。空調制御器42はエンジン制御器41と接続され、相互に情報を通信する。また、ヒータコア13の下流には、車室内へ吹き出す空調風の温度を検出する吹き出し温度センサ25が設けられており、その出力信号は空調制御器42に入力される。
次に、本実施形態の動作を図2のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS10で、エンジン制御器41にデータ(エンジン1の作動可否、エンジン冷却水温、空調制御器42からの暖房能力増加要請信号、目標冷却水温等)が入力される。
なお、目標冷却水温は、乗員が設定した車室内設定温度、実際の車室内温度、外気温度、日射量等に基づいて設定される。
次いで、ステップS20で、エンジンが作動しているか否かを判定し、YESの場合には、ステップS30で、前記サーモスタットの検出値が所定温度(例えば75℃)以上であるか否かを判定する。
所定温度未満であればステップS40に進み、目標冷却水温と、水温センサ23が検出した実際の冷却水温との差ΔTを算出する。そして、ステップS50で図3に示す制御マップを参照し、ステップS60でEGR量調節弁15、ガス流量調節弁16、及びガス流れ制御弁17を開く。
ガス流量調節弁16の開度によって、ΔTが図3に示すように変化する。エンジン制御器41は、ΔT、排気ガス温度、及びエンジン回転数に基づいてガス流量制御弁16、ガス流れ制御弁17、EGR量調節弁15を制御する。
また、これと同時に、エンジン制御器41は、必要に応じて、スワールコントロールバルブ31の開度の調節、エンジン噴射タイミングの調節、吸入空気のインタークーラバイパス流路28への切り換え等を行う。
スワールコントロールバルブ31の開度は、吸気量センサ34、吸気温度センサ35、燃料噴射量検出センサ36、流量計21、水温センサ23、EGRガス量検出センサ37に基づいて、EGRクーラ11での熱交換量が最大になるように制御する。
そのような制御は、EGRクーラ11に流入する水とガスの量と温度の関係を示す特性線図をエンジン制御器41のメモリに記憶させておき、この特性線図をマップとして用いることにより実現することができる。
ガス流量制御弁16、ガス流れ制御弁17、スワールコントロールバルブ31により、EGRクーラ11に流入するガス量が制御され、EGR量調節弁15、燃料噴射タイミング制御、インタークーラバイパス流路28及び切換バルブ29により、EGRクーラ11に流入するガス温度が制御される。
このような制御を行うことにより、EGRクーラ11に流入する排気ガスの温度が上昇すると共に排気ガス流量が増加するので、エンジン冷却水に多くの熱量を与えることができ、車室内の暖気促進を図ることができる。
ステップS30でYESの場合にはステップS70に進み、空調制御器42から暖房能力増加要請信号が有るか否かを判定し、YESの場合にはステップS40以下の処理を行う。
なお、空調制御器42は、乗員が設定した車室内温度目標値と実際の車室内温度との温度差に応じて空調風の目標吹き出し温度を調整すると共に、この目標吹き出し温度が所定値以上か、あるいは前記温度差が所定値以上の場合、暖房能力増加要請を出す。
ステップS70でNOの場合にはステップS80に進み、ガス流量調節弁16を開き、EGR量調節弁15の開度はコントロールされ、EGR量調節弁15はNox低減のため、エミッション優先でコントロールされる必要がある。ガス流れ制御弁17は閉じ、EGRクーラ11に排気ガスを流さないようにする。また、ステップS20でNOの場合にも同様とする。
このように、排気ガスの熱を回収して暖気促進に用いることで、暖房能力が不足した場合等においても速やかな暖房を行うことができるため、乗員の快適性を向上することができる。
また、エンジンから排出される有害物質を低減する目的で使用されるEGRクーラ11を排熱回収器として使用しているため、新たな熱交換器を搭載することなく排気ガスの熱を回収できるので、製造コストが安価である。
また、エンジン冷却水を速やかに昇温させることができるので、エンジンの潤滑油を速暖でき、潤滑油の粘度が低減して摩擦損失が低減するので燃費の改善にも有効である。
さらに、排気ガス流量だけで冷却水温を昇温させようとするとエンジン回転数が増加して燃費が悪化する恐れがあるが、排気ガス温度を含むトータルの熱量によりEGRクーラ11での回収熱量を増加させるようにしたことで、燃費の悪化を防ぐこともできる。
なお、排気ガス流量の調節と排気ガス温度の調節は、いずれか一方のみを行うようにしてもよいし、両方を同時に行うようにしてもよい。
なお、排気ガスが冷却されることで触媒18での反応が悪化し、排気ガスの一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物等が所定値以上増加する場合には、排気ガスの浄化が確実に行われるようにするために、EGRクーラ11で冷却された排気ガスが触媒18に流れ込まないようにしてもよい。
また、ヒータコア13の破損を防止するために、エンジン冷却水温が所定温度以上の場合には、ヒータコア13に冷却水が流入しないようにガス流量調節弁16、EGR量調節弁17等を制御するのが好ましい。
なお、上記実施形態では、エンジン冷却媒体のみを熱源として用いる車両用空調装置に本発明を適用した例について説明したが、本発明は、エンジン冷却媒体以外の熱源(例えばヒートポンプ)も併せて用いる車両用空調装置に適用することもできる。
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。
本発明の一実施形態の概略構成図である。 実施形態の制御手順を示すフローチャートである。 実施形態の制御マップである。
符号の説明
1 エンジン
4 排気流路
5 エンジン冷却系
10 EGR流路
11 EGRクーラ(排熱回収器)
14 バイパス流路
15 EGR量調節弁(熱量調節手段、ガス温度調節手段)
16 ガス流量調節弁(熱量調節手段、ガス流量調節手段)
17 ガス流れ制御弁(熱量調節手段、ガス流量調節手段)
21 流量計(冷却媒体流量検出手段)
23 水温センサ(熱量検出手段、冷却媒体温度検出手段)
28 インタークーラバイパス流路(ガス温度調節手段)
29 切換バルブ
30 インテークマニホールド(インテーク部)
31 スワールコントロールバルブ(熱量調節手段、ガス温度調節手段)
32 タンジェンシャルポート
34 吸気量センサ(吸入空気量検出手段)
35 吸気温度センサ(吸入空気温度検出手段)
36 燃料噴射量検出センサ(燃料噴射量検出手段)
37 EGRガス量検出センサ(EGRガス量検出手段)
41 エンジン制御器(制御装置)

Claims (9)

  1. エンジン(1)から排出される排気ガスの熱を回収する排熱回収器(11)と、 この排熱回収器(11)に与えられる排気ガスの熱量を調節する熱量調節手段(15、16、17、28、29、31)と、
    排熱回収器(11)の回収熱量を検出する熱量検出手段(23)と、
    この熱量検出手段(23)の検出値に基づいて熱量調節手段(15、16、17、28、29、31)を制御する制御装置(41)と、
    を備えることを特徴とする排熱回収システム。
  2. 排熱回収器(11)は、エンジン(1)の排気ガスをエンジン(1)の吸入側に環流させるEGR流路(10)に設けられ、エンジン(1)から排出される排気ガスをエンジン(1)の冷却媒体と熱交換させて冷却するEGRクーラであることを特徴とする請求項1記載の排熱回収システム。
  3. EGR流路(10)はエンジン(1)の排気流路(4)から分岐しており、EGR流路(10)におけるEGRクーラ(11)の下流の部位から分岐して排気流路(4)に合流するバイパス流路(14)を設けたことを特徴とする請求項2記載の排熱回収システム。
  4. 熱量調節手段(15、16、17、28、29、31)は、排熱回収器(11)に流入する排気ガス量を調節するガス流量調節手段(16、17、31)と、エンジン(1)から排出される排気ガスの温度を調節するガス温度調節手段(15、28、29)とから成り、制御装置(41)は、ガス流量調節手段(16、17、31)とガス温度調節手段(15、28、29)のいずれか一方又は両方を同時に制御することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の排熱回収システム。
  5. 排熱回収器(11)に流入する排気ガス温度の調節を、エンジン(1)に吸入される空気をインタークーラ(27)に通さないようにインテーク部(30)に案内するインタークーラバイパス流路(28)と、インタークーラ(27)に向けて供給される空気をインタークーラバイパス流路(28)に切り換える切換バルブ(29)とで行うことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記載の排熱回収システム。
  6. 排熱回収器(11)に流入する排気ガス温度の調節を、燃料噴射タイミング制御により行うことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載の排熱回収システム。
  7. 排熱回収器(11)に流入する排気ガス温度の調節を、エンジン(1)の吸入側に環流する排気ガス量を調節するEGR量調節弁(15)で行うことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項記載の排熱回収システム。
  8. 排熱回収器(11)に流入する排気ガス量の調節を、インテーク部(30)のタンジェンシャルポート(32)に設けられたスワールコントロールバルブ(31)の開度調節により行うことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項記載の排熱回収システム。
  9. 制御装置(41)は、排熱回収器(11)に流入する排気ガス量を増加させる際、エンジン(1)の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段(34)、エンジン(1)の吸入空気温度を検出する吸入空気温度検出手段(35)、エンジン(1)の燃料噴射量を検出する燃料噴射量検出手段(36)、エンジン(1)を冷却する冷却媒体の流量を検出する冷却媒体流量検出手段(21)、前記冷却媒体の温度を検出する冷却媒体温度検出手段(23)、及びエンジン(1)の排気ガスをエンジン(1)の吸入側に環流させるEGR流路(10)を通るガス量を検出するEGRガス量検出手段(37)の検出値に基づいて、EGRクーラ(11)における熱交換量が最大になるようにスワールコントロールバルブ(31)を制御することを特徴とする請求項8記載の排熱回収システム。
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