JP2005002983A - 水冷式吸気冷却装置及びその運転制御方法 - Google Patents

水冷式吸気冷却装置及びその運転制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 過給機からエンジン燃焼室に送り込まれる圧縮空気の温度を外気温に左右されること無く、更に低い温度まで冷却可能な水冷式吸気冷却装置及びその運転制御方法を提供する。
【解決手段】 圧縮空気をエンジン燃焼室201に送り込む過給機300と、該燃焼室との間に配設されるインタークーラー101を備える水冷式吸気冷却装置100であって、インタークーラーで圧縮空気と熱交換した冷却水と、冷凍サイクルを循環する冷媒と熱交換する第2熱交換器103と第3熱交換器104aと、これら熱交換器とインタークーラーとを接続する第1の冷却水配管105とを備えることにより、過給機から該燃焼室に送り込まれる圧縮空気を、冷却水を仲介にして冷媒で熱交換する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、過給機から車両用エンジンへ送り込まれる高温の圧縮空気を冷却水で冷却する水冷式吸気冷却装置とエンジンへ送り込まれる吸気温度を制御する水冷式吸気冷却装置の運転制御方法に関する。
従来から、図7に示すように車両に搭載される過給機300から配管301を通ってエンジン燃焼室201に送り込まれる高温の圧縮空気を、エンジン燃焼室201に送り込まれる前の段階で、冷却水にて冷却する熱交換器であるインタークーラー101を備えた水冷式吸気冷却装置100がある。この従来の水冷式吸気冷却装置100は、インタークーラー101と、モータポンプ102と、ラジエータ110と、リザーブタンク111と、これらを直列に接続する冷却水配管105とから構成されている。
インタークーラー101の内部を循環する冷却水は、エンジン本体200を冷却するための周知の冷却水回路(その一部が図示されている)120から分岐配管Aを介して分流して流通している。そして、インタークーラー101内を循環し、過給機300によって圧縮された高温の圧縮空気を冷却(熱交換)した冷却水は、ラジエータ110にて圧縮空気から受け取った熱量を外気に放出している。ラジエータ110で熱量を放出し終わった冷却水は、再度エンジン本体200へ流通するか、又はリザーブタンク111を介してインタークーラー101へと流通する。
しかしながら、この従来の水冷式吸気冷却装置100では、循環する冷却水が圧縮空気から受け取った熱量を放出(熱交換)する手法として、上述したラジエータ110で外気に放出する手法を採用している。
従って、熱量を放出(熱交換)した後の冷却水の温度は、ラジエータ110での外気への放出(外気との熱交換)が最高の効率で行われたと仮定しても、放出した際の外気の温度を下回ることはない。
例えば、外気温が約30℃であり、ラジエータ110にて最高の熱交換効率で約30℃の外気と冷却水とが熱交換(熱量の放出)を行ったと仮定しても、熱交換(熱量の放出)を終えた後の冷却水の温度は、外気温の約30℃を下回ることはない。
このため、当然、外気温と略同等の温度(この場合だと約30℃)の冷却水と圧縮空気とがインタークーラー101で熱交換をし、かつ両者の熱交換が最高の効率で行われたと仮定しても、圧縮空気を外気の温度(この場合だと約30℃)までしか下げることができない。
即ち、冷却水をラジエータ110にて熱交換(熱量の放出)する従来の水冷式吸気冷却装置では、圧縮空気の温度を最大でも外気温に近い温度にまでしか下げることができないという問題があった。
また、従来の水冷式吸気冷却装置では、冷却水の熱量の放出にラジエータ110を使用しており、このラジエータ110は、空気(気体)と冷却水(液体)との熱交換であるため、熱交換効率が悪く、水冷式吸気冷却装置の小型・高性能化に限界があった。
更にまた、従来の水冷式吸気冷却装置では、吸入空気(圧縮空気)は冷却されるだけであるため、低外気温時等のエミッションの悪化が予想されるときにおいても、吸入空気の温度を上げてエミッションの低減を図ることができないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、過給機からエンジン燃焼室に送り込まれる圧縮空気の温度を外気温に左右されることなく、更に低い温度まで冷却することが可能であると共に、小型・高性能化が図れ、低外気温時のエミッション低減を図ることができる水冷式吸気冷却装置及びその運転制御方法を提供することである。
請求項1に記載の水冷式吸気冷却装置は、圧縮空気を車両用エンジンの燃焼室に送り込む過給機と、この車両用エンジンの燃焼室との間に配設され、圧縮空気と冷却水とを熱交換し、圧縮空気を冷却する第1の熱交換手段を備える水冷式吸気冷却装置であって、この第1の熱交換手段で圧縮空気と熱交換する冷却水を、車両用空調装置に備わる冷凍サイクルを構成する冷凍回路内を循環する冷媒と熱交換する第2の熱交換手段と、第1の熱交換手段と第2の熱交換手段とを接続する第1の冷却水回路とを備えることを特徴とするものである。
この発明により、第2の熱交換手段にて冷媒と熱交換し、外気温より更に低い温度の冷却水と、過給機から車両用エンジンの燃焼室に送り込まれる圧縮空気とを熱交換するので、圧縮空気の温度を外気温に左右されることなく、更に低い温度にまで冷却することが可能となる。
請求項2の水冷式吸気冷却装置は、第1の冷却水回路が車両用エンジンの本体を冷却する第2の冷却水回路と接続されることを特徴とするものである。
この発明により、既に備わっているエンジンの本体を冷却するための第2の冷却水回路を流通する冷却水を分流し、その分流した冷却水を圧縮空気の冷却に用いることができるので、新らたに圧縮空気を冷却するための冷却水が流通する冷却水回路を構成する必要がなく、安価に本発明を構成することが可能となる。
請求項3の水冷式吸気冷却装置は、第1の冷却水回路における第2の熱交換手段の下流に、冷却水を貯えるリザーブタンクが接続されており、このリザーブタンクには、冷媒とリザーブタンクに貯えられた冷却水とを熱交換する第3の熱交換手段が備わることを特徴とするものである。
この発明により、リザーブタンク内に貯えられる冷却水を冷媒によって常に冷却することが可能となるので、過給機の始動時から圧縮空気を効果的に冷却することが可能となる。
請求項4の水冷式吸気冷却装置は、第2ならびに第3の熱交換手段が、車両用空調装置に備わる冷凍サイクルと接続され、この車両用空調装置に備わる冷凍サイクルを構成する冷凍回路から冷媒が分流されることを特徴とするものである。
この発明により、第2ならびに第3の熱交換手段で熱交換する冷媒を流通させるための新らたな冷凍サイクルを備える必要がなくなるので、本発明を安価に構成することが可能となる。また、従来のラジエータのように空気−冷却水の熱交換ではなく、冷媒−冷却水の熱交換であるので熱交換効率を向上させることができ、その分、熱交換手段の小型・高性能化を図ることができる。
請求項5の水冷式吸気冷却装置は、リザーブタンクを断熱構造としたことを特徴とするものである。
この発明により、リザーブタンクの蓄冷能力を高めることができ、リザーブタンクの小型化が図れる。
請求項6の水冷式吸気冷却装置は、車両用空調装置に備わる冷凍サイクルが、クーラサイクルとヒートポンプサイクルとを切り替えることができる冷凍回路を有していることを特徴とするものである。
この発明により、第2、第3の熱交換手段に高温冷媒を流して、これらの手段を冷却水の加熱に利用することができ、外気温度が非常に低いような場合において、冷却水を加熱して、過給機からの圧縮空気を加熱させることにより、低外気温時のエミッションの低減を図ることが可能となる。
請求項7に記載の水冷式吸気冷却装置の運転制御方法は、エンジンの出力アップを図るときに、リザーブタンク内の冷却水温度が所定の温度より低いときは、車両用空調装置に備わる冷凍サイクルを構成する冷凍回路内を循環する冷媒を利用せずに、リザーブタンク内の冷却水のみを使用して過給機からの圧縮空気の温度を下げるようにし、リザーブタンク内の冷却水温度が所定の温度より高いときは、冷凍回路内の循環する冷媒を、冷却水と冷媒との熱交換手段に導いて、冷却水を冷却することで、過給機からの圧縮空気の温度を下げるようにして、エンジンの出力アップを図ることを特徴とするものである。
この発明により、外気温に左右されることなく圧縮空気の温度を低い温度にまで下げることができ、エンジンの出力アップが効率よく行える。
請求項8に記載の水冷式吸気冷却装置の運転制御方法は、外気温度が設定温度よりも低い場合において、リザーブタンク内の冷却水温度が所定の温度よりも高いときは、車両用空調装置に備わる冷凍サイクルを構成する冷凍回路内を循環する冷媒を利用せずに、リザーブタンク内の冷却水のみを利用して、過給機からの圧縮空気の温度を上げるようにし、リザーブタンク内の冷却水温度が所定の温度よりも低いときは、車両用空調装置に備わる冷凍サイクルをヒートポンプサイクルに切り替えて作動し、高温冷媒を、冷却水と冷媒の熱交換手段に導いて冷却水を加熱し、過給機からの圧縮空気の温度を上げることを特徴とするものである。
この発明により、エミッションの悪化が予想される低外気温時において、エミッションの低減を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施形態の水冷式吸気冷却装置を図を用いて説明する。図1は、本発明の水冷式吸気冷却装置100の構成の概略を示した構成図である。図1には、水冷式吸気冷却装置100と、エンジン200と、過給機300と、空調装置400とが示されている。
水冷式吸気冷却装置100は、第1の熱交換手段であるインタークーラー101と、モータ駆動によるモータポンプ102と、第2の熱交換手段である第2熱交換器103と、蓄冷式リザーブタンク104と、これらを直列に接続する第1の冷却水配管(第1の冷却水回路)105とから構成されている。
インタークーラー101は、後述する過給機300と、エンジン燃焼室201とを連通する配管301内に配設されており、過給機300が圧縮し、高温になった圧縮空気と、第1の冷却水配管105内を流通する冷却水とを熱交換する。
モータポンプ102は、第1の冷却水配管105内を流通する冷却水を循環させる圧送装置であり、過給機300の作動と連動して冷却水を循環させている。
第2熱交換器103は、後述する空調装置400の冷凍サイクルを構成する冷凍回路から分流する冷媒と、インタークーラー101にて熱交換を終えた冷却水とを熱交換する冷却水−冷媒熱交換器である。この第2熱交換器103の断面図の一例を図2に示す。冷却水がインタークーラー101で圧縮空気から受け取った熱量を、空調装置400の冷凍サイクルを構成する冷凍回路から分流する冷媒に渡す(冷媒に熱量を放出する)ために、冷媒を細長いチューブ103a内に流通させ、このチューブ103aの外側の流路103b内に冷却水を流通させることによって、冷媒と冷却水とを熱交換する。
蓄冷リザーブタンク104は、冷媒が流通する第3の熱交換手段である第3熱交換器104aと周知のリザーブタンク104bとからなる。リザーブタンク104bの外殻又は内部に、空調装置400の冷凍サイクルを構成する冷凍回路から分流した冷媒が流通する第3熱交換器104aが配設されている。また、リザーブタンク104bは、真空断熱構造又は断熱材104cで覆う等の断熱構造をしている。この第3の熱交換器104aは、冷媒とリザーブタンク104b内に貯えられている冷却水とを常時熱交換することで、冷却水を冷媒と略同等の温度に保っている、即ち蓄冷している。
上述した蓄冷式リザーブタンク104の断面図の一例を図3(a)に示す。この例では、リザーブタンク104bの外殻を冷媒が流通する第3熱交換器104aで覆うことで、リザーブタンク104b内に貯えられる冷却水を常に冷媒と略同等の温度に保つことが可能になる。
また、図3(a)に示した蓄冷式リザーブタンク104の変形例を図3(b)に示す。
この変形例では、冷媒が流通する第3熱交換器104aが、貯留されている冷却水に浸るようにリザーブタンク104bの内部にも設けられている。
なお、図1では、第2の熱交換手段である第2熱交換器103と第3の熱交換手段である第3熱交換器104aとが直列に接続して冷媒を導入するようにしているが、第2熱交換器103と第3熱交換器104aとが並列に接続して冷媒を導入するようにしてもよい。
第1の冷却水配管(第1の冷却水回路)105は、上述したインタークーラー101と、モータポンプ102と、第2熱交換器103と、蓄冷式リザーブタンク104とを直列的かつ閉回路的に接続する配管であり、内部を冷却水が循環する水冷サイクルである。この第1の冷却水配管(第1の冷却水回路)105は、周知のエンジン本体200を冷却する第2の冷却水回路120(一部が図1に示されている)と、分岐配管Aを介して接続しており、この分岐配管Aを介して第2の冷却水回路120から第1の冷却水配管(第1の冷却水回路)105へ冷却水が流通している。即ち、この冷却水はエンジン冷却水である。
後述する空調装置400に備わる冷凍サイクルを構成する冷凍回路から冷媒を第2熱交換器103及び第3熱交換器104aに導入するための配管(バイパス路)411には、開閉バルブ106が設けられている。この開閉バルブ106は、第2熱交換器103と蓄冷式リザーブタンク104に配設される第3熱交換器104aへの冷媒の流通を制御している。
この開閉バルブ106が開放されると、通常は後述する配管(冷凍回路)410のみに循環している冷媒が、配管(バイパス路)411にも流通する。この開閉バルブ106とモータポンプ102とは、過給機300が作動を開始したとき、それに連動して開閉バルブ106が開放され、モータポンプ102が駆動されるように構成されている。更にまた、開閉バルブ106は、後述するように蓄冷式リザーブタンク104内の冷却水の温度に基づいて制御されるようにも構成されている。
配管(バイパス路)411の第2熱交換器103の上流側には、膨張弁107が配置されている。この膨張弁107は、後述する空調装置の冷凍サイクルを構成する冷凍回路410から分流してきた冷媒の圧力を下げて、第2熱交換器103に送り出す減圧装置である。
過給機300は、エンジン燃焼室201において、燃焼用の空気の充填効率を高めるための圧送手段の一種である。
一般的に過給機300は、大別するとエンジン200からの排ガスを利用して空気を圧縮するターボチャージャーと、エンジン200の駆動を利用して空気を圧縮するスーパーチャージャーと2つのタイプが存在するが、本発明の水冷式吸気冷却装置100は、どちらのタイプの過給機300が圧縮した空気でも冷却することが可能であり、いずれのタイプの過給機300でも使用することができる。
空調装置400は、車両に搭載される周知のカーエアコンに相当する。この空調装置400は、エキスパッションバルブ401と、エバポレータ402と、コンプレッサ403と、コンデンサ404と、これら4つの構成をそれぞれ直列に接続する配管410とから構成される閉回路である冷凍回路を備えており、これによって冷凍サイクルを形成している。
この冷凍回路には、上述した第2熱交換器103と、第3熱交換器104aへ冷媒を流通させるための分岐配管Bと、この第2、第3熱交換器103,104aを流通した冷媒が再び冷凍回路に合流する合流配管Cとが設けられ、バイパス回路を形成している。
分岐配管Bは、コンデンサ404と、その下流側に位置するエキスパッションバルブ401との間の配管410の途中に、配管411と接続するように設けられている。
また合流配管Cは、エバポレータ402と、その下流側に位置するコンプレッサ403との間の配管410の途中に、配管411と接続するように設けられている。
配管410を流通する冷媒は、開閉バルブ106が開弁しているときは、分岐配管Bを介して上述した第2熱交換器103と第3熱交換器104aとに流通し、合流配管Cを介して再度配管410に合流する。
次に上記した構成の水冷式吸気冷却装置100の、冷媒を用いての冷却水の作動について説明する。
まず、過給機300が始動すると、これに連動してモータポンプ102が作動するとともに開閉バルブ106が開放する。開閉バルブ106が開放すると、空調装置400が冷凍回路内を流通している冷媒が、第2熱交換器103と第3熱交換器104aとに向かって分流する。
モータポンプ102の作動により、エンジン200を冷却するための第2の冷却水回路120から分岐配管Aを経て、第1の冷却水配管(第1の冷却水回路)105に冷却水が分流する。分岐配管Aから流通してきた冷却水は、第1の冷却水配管105を流通し、蓄冷式リザーブタンク104のリザーブタンク104b内に貯えられる。蓄冷式リザーブタンク104に設けられる第3熱交換器104aには、開閉バルブ106が開放されたことにより、空調装置400の冷凍回路から冷媒が分流してきているので、冷却水はリザーブタンク104bに貯えられている間、この第3熱交換器104aを介して冷媒と熱交換しつづけ、冷媒と略同等の温度にまで下げられて保持、すなわち蓄冷される。
次に、蓄冷式リザーブタンク104にて冷媒と略同等の温度にまで冷却された冷却水は、蓄冷式リザーブタンク104を出て、第1の冷却水配管105を介して、配管301内に配設されているインタークーラー101を流通し、ここで過給機300が圧縮し、高温となっている圧縮空気と熱交換する。
インタークーラー101で圧縮空気と熱交換する冷却水は、圧縮空気から熱量を受け取ることによって、圧縮空気を冷媒と略同等の温度にまで冷却することが可能となる。
その後、冷却水はモータポンプ102を経て第2熱交換器103に到達する。冷却水は、この第2熱交換器103のチューブ103aの外側の流路103bを流通することで、チューブ103a内を流通する冷媒と熱交換し、圧縮空気から受け取った熱量をチューブ103aを介して冷媒に放出する。第2熱交換器103にて熱量を放出し、再び冷却された冷却水は、再度蓄冷式リザーブタンク104に貯えられ、ここで再び蓄冷される。
次に空調装置400の冷凍回路内を流通する冷媒に関して説明する。通常時、即ち開閉バルブ106が閉鎖されているとき、冷凍サイクルを構成する冷凍回路内を流通する冷媒は、冷凍回路の配管410のみを流通するが、開閉バルブ106が開放すると、分岐配管Bを介してバイパス回路の配管411側にも分流する。配管411を介して流通する冷媒は、配管411の途中の膨張弁107にて減圧した後、第2熱交換器103で冷却水と熱交換する。
第2熱交換器103にて冷却水と熱交換し終った冷媒は、その下流に設置される蓄冷式リザーブタンク104に設けられる第3熱交換器104aで、リザーブタンク104b内に貯えられる冷却水と熱交換する。このリザーブタンク104b内に貯えられる冷却水と熱交換する作動が蓄冷に相当する。
蓄冷式リザーブタンク104で冷却水と熱交換し終った冷媒は、配管411を介して合流配管Cにまで到達し、ここで空調装置400の冷凍回路に合流する。
合流後は周知の冷凍サイクルの作動にて、受け取った熱量を放出し、再度冷凍回路(即ち配管410側)または本発明の水冷式吸気冷却装置100側(即ち配管411側)へと流通する。
上記した構成と作動とにより、過給機300からエンジン燃焼室201に送り込まれる圧縮空気の温度を外気温に左右されることなく、冷媒によって外気温より更に低い温度にまで冷却することが可能になる。
図4は、本発明の別の実施形態を示している。この実施形態では、水冷式吸気冷却装置100の第2の熱交換手段である第2熱交換器103及び第3の熱交換手段である第3熱交換器104a(図4では図示されていない)で使用する冷媒を、クーラサイクルとヒートポンプサイクルとに切り替えることができる冷凍サイクルを備えた空調装置400から得ている。その他の構成、特に水冷式吸気冷却装置100の構成については、先の実施形態と同様である。
この冷凍サイクルは、クーラサイクルとヒートポンプサイクルとにサイクルを切り替えるために、冷凍回路内に四方弁405が設けられている。
クーラサイクル時においては、四方弁405は、図4に実線で示される流れに切り替える。即ち、冷媒は、白い矢印で示すようにコンプレッサ403から四方弁405を通ってコンデンサ404で冷却される。その後、冷媒は、第1膨張弁401Aを通ってエバポレータ402で放熱し、第1開閉バルブ106Aを経て四方弁405を通り、アキュムレータ406からコンプレッサ403へと戻る、配管410で示される経路をたどる。第2開閉バルブ106Bが開放されているときは、一部の冷媒は分流し、配管411で示されるバイパス路に入り、第2膨張弁401Bから第2熱交換器103及び第3熱交換器104aを経て、エバポレータ402を通った冷媒に合流する。このようにして、クーラサイクル時においては、第2熱交換器103及び第3熱交換器104aによって、冷却水が冷却され、過給機300からの圧縮空気の温度を下げることができる。なお、エバポレータ402は空調ダクト420に配置され、エバポレータ402の下流には、エンジンの冷却水が流通するヒータコア430が配置されている。
これに対して、ヒートポンプサイクル時においては、四方弁405は、図4に点線で示される流れに切り替えられる。即ち、ヒートポンプサイクルは、クーラサイクルの逆サイクルとなっており、冷媒は、冷凍回路内の配管410を逆の方向に循環する。即ち、冷媒は、図4に黒い矢印で示すようにコンプレッサ403から四方弁405を経て第1開閉バルブ106Aを通ってエバポレータ402に達する。この場合、エバポレータ402は、コンデンサとして機能する。エバポレータ402を出た冷媒は第1膨張弁401Aを経てコンデンサ404に達し、コンデンサ404から四方弁405を経てアキュムレータ406を通りコンプレッサ403に戻る。この場合、コンデンサ404は、エバポレータとして機能する。また、コンプレッサ403を出た冷媒は、その一部が第1開閉バルブ106Aの手前で分流され、バイパス路の配管411に入り、第2熱交換器103及び第3熱交換器104aに到る。この場合、第2熱交換器103及び第3熱交換器104aは、コンデンサとして機能し、これらを通る冷却水を加熱する。第2熱交換器103及び第3熱交換器104aを出た冷媒は、第2膨張弁401Bを経て第2開閉バルブ10Bを通り、第1膨張弁401Aを出た冷媒に合流する。このようにして、ヒートポンプサイクル時においては、第2熱交換器103及び第3熱交換器104aを冷却水を加熱する加熱器として使用することができ、過給機300からの圧縮空気の温度を更に上げることができる。
図5及び図6は、本発明の水冷式吸気冷却装置100を利用した運転制御方法を示すフローチャートであり、図5は、エンジン出力アップ時の制御方法を、また図6は、エミッション低減時の制御方法を示している。なお、これらの運転制御を行う前提条件として、水冷式吸気冷却装置100は、外気温度Taを検出する外気温検出手段(図示せず)と蓄冷式リザーブタンク104内の冷却水の温度Ttを検出する冷却水温度検出手段(図示せず)及びこれらの温度情報に基づいて開閉バルブ106,106Bの開閉を制御する電子制御装置(ECU)(図示せず)等を具備しているものである。
まず、エンジン出力アップ時の水冷式吸気冷却装置100の運転制御方法について、図5のフローチャートに従って説明する。なお、この場合、図4では、クーラサイクルに四方弁405は切り替えられている。ステップS1において、出力アップが選択されると、ステップS2では、蓄冷式リザーブタンク104内の冷却水の温度Ttが検出され、この冷却水温度Ttが過給機300からの圧縮空気に対し十分冷却性能を発揮できる温度(所定温度)になっているとき、即ち、冷却水温度Ttが所定温度より低いときは、ステップS3に移り、開閉バルブ106(図4では、第2開閉バルブ106B)を閉じる。こうして、冷凍回路の配管410から冷媒をバイパス回路の配管411に分流させないようにする。次いで、ステップS4でモータポンプ102を駆動し、第1の冷却水回路の配管105内に冷却水を循環する。こうして、蓄冷式リザーブタンク104内の冷却水のみで、過給機300からの圧縮空気をインタークーラー101で冷却し、その温度を下げる。ステップS5で必要な時間ΔTだけ、モータポンプ102を駆動したら、ステップS6でモータポンプ102を停止し、ステップS7で空調装置400の運転を停止する。
ステップS2で冷却水温度が所定温度よりも高い場合は、ステップS8で空調装置100を作動し、ステップS9で開閉バルブ106(図4では、第2開閉バルブ106B)を開く。このようにして、冷凍回路の配管410から冷媒をバイパス路の配管411内に分流し、第2熱交換器103及び第3熱交換器104a内に冷媒を流通させる。同時に、ステップS10でモータポンプ102を駆動し、第1の冷却水回路の配管105内に冷却水を循環させる。従って。冷却水は冷媒により冷却され、過給機300からの圧縮空気はこの冷却水によって冷却され、温度が下げられる。ステップS11で必要な時間ΔTだけモータポンプ102を駆動したら、ステップS12でモータポンプ102を停止し、ステップS13で空調装置400を停止する。
なお、ステップS1で出力アップを図る必要のないときは、ステップS14に飛んで開閉バルブ106(図4では、第2開閉バルブ106B)を閉じておく。
このようにして、過給温度を下げることにより、エンジンの出力アップを図ることができる。
次に、エミッション低減時の水冷式吸気冷却制御装置の運転制御方法について、図6のフローチャートを使用して説明する。このエミッション低減時の制御においては、図4に示す冷凍回路がヒートポンプサイクルを行うように四方弁405が切り替えられている。この状態において、まずステップT1で外気温度Taが検出されて、この外気温度Taが外気設定温度よりも低い場合は、ステップT2に移り、蓄冷式リザーブタンク104内の冷却水の温度Ttを検出し、この冷却水温度Ttが、過給機300からの圧縮空気に対して十分暖房性能を発揮できる冷却水温度(所定温度)になっていないとき、即ち冷却水温度Ttが所定温度よりも低いときは、ステップT3に移り、空調装置400をヒートポンプサイクルで駆動させる。同時に、ステップT4で第2開閉バルブ106Bを開放する。こうして、冷凍回路の配管410から冷媒をバイパス回路の配管411に分流させる。次いで、ステップT5でモータポンプ102を駆動し、第1の冷却水回路の配管105内に冷却水を循環させる。この場合、空調装置400はヒートポンプサイクルで駆動しているので、第2熱交換器103及び第3熱交換器104aはコンデンサとして機能し、冷却水は冷媒によって加熱され、結果として過給機300からの圧縮空気が更に温度を上げられることで、エミッションの低減が図れる。ステップT6で必要な時間ΔTだけモータポンプ102を駆動したら、ステップT7でモータポンプ102を停止し、ステップT8で空調装置400を停止する。
外気温度Taが外気設定温度よりも低い場合で、ステップT2で蓄冷式リザーブタンク104内の冷却水温度Ttが所定の温度よりも高い場合は、ステップT9に移り、第2開閉バルブ106Bを閉じて、冷媒がバイパス回路の配管411に流通しないようにする。次いで、ステップT10でモータポンプ102を駆動し、第1の冷却水回路の配管105内に冷却水を循環する。したがって、この場合、冷却水が保持している熱量のみで、過給機300からの圧縮空気の加熱を図ることになる。ステップT11で必要な時間ΔTだけモータポンプ102を駆動したら、ステップT12でモータポンプ102を停止し、ステップT13で空調装置400の駆動を停止する。
なお、ステップT1で外気温度Taが外気設定温度よりも高いときは、ステップT14に飛んで第2開閉バルブ106Bを閉じる。
このようにして、外気温度が非常に低いときに予想されるエミッションの悪化を低減することが可能となる。
本発明の実施形態の水冷式吸気冷却装置の構成の概略を示す構成図である。 第2熱交換器の断面の一例を示した断面図である。 (a)は蓄冷式リザーブタンクの断面図であり、(b)は(a)の変形例の断面図である。 本発明の水冷式吸気冷却装置に使用される別の実施形態の冷凍サイクルをもつ空調装置を説明する図である。 エンジン出力アップ時における水冷式吸気冷却装置の運転制御方法を示すフローチャートである。 エミッション低減時における水冷式吸気冷却装置の運転制御方法を示すフローチャートである。 従来の水冷式吸気冷却装置の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
100…水冷式吸気冷却装置
101…インタークーラー(第1の熱交換手段)
102…モータポンプ
103…第2熱交換器(第2の熱交換手段)
104…蓄冷式リザーブタンク
104a…第3熱交換器(第3の熱交換手段)
104c…断熱材
105…第1の冷却水配管(第1の冷却水回路)
106…開閉バルブ
106B…第2開閉バルブ
110…従来のラジエータ
111…従来のリザーブタンク
200…エンジン
201…エンジン燃焼室
300…過給機
301…配管
400…空調装置
401…エキスパッションバルブ
401A…第1膨張弁
401B…第2膨張弁
402…エバポレータ
403…コンプレッサ
404…コンデンサ
405…四方弁
406…アキュムレータ
410…配管(冷凍回路)
411…配管(バイパス回路)

Claims (8)

  1. 圧縮空気を車両用エンジンの燃焼室に送り込む過給機と、前記車両用エンジンの燃焼室との間に配設され、前記圧縮空気と冷却水とを熱交換し、前記圧縮空気を冷却する第1の熱交換手段を備える水冷式吸気冷却装置であって、
    前記第1の熱交換手段にて前記圧縮空気と熱交換する前記冷却水が、車両用空調装置に備わる冷凍サイクルを構成する冷凍回路内を循環する冷媒と熱交換する第2の熱交換手段と、前記第1の熱交換手段と前記第2の熱交換手段とを接続する第1の冷却水回路とを備えることを特徴とする水冷式吸気冷却装置。
  2. 前記第1の冷却水回路は、前記車両エンジンの本体を冷却する第2の冷却水回路と接続されることを特徴とする請求項1に記載の水冷式吸気冷却装置。
  3. 前記第1の冷却水回路における前記第2の熱交換手段の下流には、前記冷却水を貯えるリザーブタンクが接続されており、前記リザーブタンクには、前記冷媒と前記リザーブタンクに貯えられた前記冷却水とを熱交換する第3の熱交換手段が備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の水冷式吸気冷却装置。
  4. 前記第2及び前記第3の熱交換手段は、前記車両用空調装置に備わる冷凍サイクルと接続され、前記車両用空調装置に備わる冷凍サイクルを構成する冷凍回路から前記冷媒が分流されることを特徴とする請求項3に記載の水冷式吸気冷却装置。
  5. 前記リザーブタンクが断熱構造をしていることを特徴とする請求項3又は4に記載の水冷式吸気冷却装置。
  6. 前記車両用空調装置に備わる冷凍サイクルが、クーラサイクルとヒートポンプサイクルとを切り替えることができる冷凍回路を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の水冷式吸気冷却装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の水冷式吸気冷却装置が、
    第1の冷却水回路内に冷却水を貯めるリザーブタンクと、前記リザーブタンク内の冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段と、前記車両用空調装置に備わる冷凍サイクルを構成する冷凍回路の冷媒を、冷却水と冷媒との熱交換手段に導入するバイパス路を開閉する開閉バルブと、前記冷却水温度検出手段による冷却水の温度に基づいて前記開閉バルブを制御する制御手段とを具備していて、
    エンジン出力アップモード時に、前記リザーブタンク内の冷却水温度を検出し、その温度が所定の温度よりも低いときは、前記開閉バルブを閉じて前記冷却水と冷媒との熱交換手段に冷媒を導入せずに、前記リザーブタンク内の冷却水を利用して、過給機からの圧縮空気の温度を下げるようにし、
    また、前記冷却水温度が所定の温度よりも高いときは、前記車両用空調装置を作動させると共に、前記開閉バルブを開いて前記冷却水と冷媒との熱交換手段に冷媒を導入して、冷却水を冷却し、過給機からの圧縮空気の温度を下げるようにして、エンジンの出力アップを図ることを特徴とする水冷式吸気冷却装置の運転制御方法。
  8. 請求項6に記載の水冷式吸気冷却装置が、外気の温度を検出する外気温度検出手段と、第1の冷却水回路内に冷却水を貯めるリザーブタンクと、前記リザーブタンク内の冷却水を温度を検出する冷却水温度検出手段と、前記車両用空調装置に備わる冷凍サイクルを構成する冷凍回路の冷媒を、冷却水と冷媒との熱交換手段に導入するバイパス路を開閉する開閉バルブと、前記冷却水温度検出手段による冷却水の温度に基づいて前記開閉バルブを制御する制御手段とを具備していて、
    外気温度が設定温度よりも低い場合において、
    前記リザーブタンク内の冷却水温度が所定の温度よりも高いときは、前記開閉バルブを閉じて前記冷却水を冷媒との熱交換手段に冷媒を導入せず、前記リザーブタンク内の冷却水を利用して、過給機からの圧縮空気の温度を上げるようにし、
    また、前記冷却水温度が所定の温度よりも低いときは、前記車両用空調装置に備わる冷凍サイクルをヒートポンプサイクルに切り替えて作動し、前記開閉バルブを開いて前記冷凍回路からの冷媒を、前記冷却水と冷媒との熱交換手段に導いて、冷却水を加熱し、過給機からの圧縮空気の温度を上げるようにして、エミッションを向上させることを特徴とする水冷式吸気冷却装置の運転制御方法。
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