JPH07180620A - Egrガス冷却構造 - Google Patents

Egrガス冷却構造

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JPH07180620A
JPH07180620A JP5325110A JP32511093A JPH07180620A JP H07180620 A JPH07180620 A JP H07180620A JP 5325110 A JP5325110 A JP 5325110A JP 32511093 A JP32511093 A JP 32511093A JP H07180620 A JPH07180620 A JP H07180620A
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cooling water
heater
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Abstract

(57)【要約】 【目的】EGR通路を備えたエンジンにおいて、その冷
却水でEGRガスを有効に冷却し、EGRガス冷却時の
交換熱を吸気混合気に悪影響を及ぼすことなく有効に利
用してヒータ性能をより一層向上させる。 【構成】V型エンジン1の排気マニホールド8と吸気マ
ニホールド6との間に、排気ガスの一部をEGRガスと
して再循環させるEGR通路11を設ける。エンジン1
の冷却水通路と、その冷却水の一部を車室暖房用のヒー
タコア27へ循環させるヒータ用パイプ26との接続部
分を、V型エンジン1の各バンクに対応する各冷却水通
路を集合させヒータ用パイプ26へ分岐させる管路継手
17より構成する。又、管路継手にEGR通路11の一
部を一体に形成する。従って、EGR通路11を通るE
GRガスが、ヒータ用パイプ26を通る冷却水により適
宜に冷却され、そのEGRガスの熱がヒータコア27に
て熱交換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンにおいて、
その排気ガスの一部を吸入混合気に再循環させる排気ガ
ス再循環(EGR)装置に係り、詳しくはそのEGRガ
スを冷却するための冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンでは、排気ガス中におけ
る窒素酸化物(NOx)を低減させる目的から、排気ガ
ス再循環(EGR)装置を設けることが知られている。
このEGR装置は、排気ガスの一部をEGRガスとして
燃焼室に吸入される混合気に再循環させるよう構成され
ている。即ち、排気マニホールドと吸気マニホールドと
の間をつなぐEGR通路と、そのEGR通路に設けられ
たEGR弁とを備えている。そして、EGR弁の開度が
エンジンの運転状態に応じて適宜に制御されることによ
り、吸入混合気に対するEGRガスの割合が調整され
る。
【0003】ここで、EGRガスは混合気と共に燃焼室
に取り込まれることから、適度な温度に保たれる必要が
ある。即ち、EGRガスは本来高温であるが、そのEG
Rガスの温度が高すぎると、混合気が加熱されて熱膨張
することにより、空気の充填効率が悪くなる。その結
果、混合気の燃焼率が悪化してエンジンの出力低下を招
くおそれがあった。一方、EGRガスの温度が低すぎる
と、同ガス中のタール等の付着物質の粘度が増して、そ
の付着物質がEGR通路やEGR弁に付着し易くなり、
装置の信頼性を低下させるおそれがあった。
【0004】そこで、上記の不具合等に対処することを
狙った技術が、実開昭61−179361号公報に開示
されている。この従来技術では、吸気マニホ−ルドの壁
体内に、混合気通路に隣接してエンジンの冷却水を通過
させるための水流路が形成されている。加えて、同壁体
内には、水流路に隣接してEGR通路の一部が一体に形
成されている。水流路には、エンジン本体の各部を冷却
した後の冷却水が通るようになっており、エンジン暖機
後にある程度温まった冷却水が水流路を通ることによ
り、混合気通路を通る混合気が加熱されてその気化が促
進される。又、冷却水が水流路を通ることにより、EG
R通路を通るEGRガスが適度な温度に保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術では、混合気の加熱とEGRガスの冷却とを両立
させるために、水流路とEGR通路の一部が共に吸気マ
ニホールドの壁体内に形成されている。このため、EG
R通路を通る高温のEGRガスは、水流路の冷却水によ
り冷却されるものの、ERGガスの熱の一部は吸気マニ
ホールドの壁体そのものにも伝わることになる。その結
果、EGR通路に隣接した混合気通路では、その通路を
通る混合気が必要以上に加熱されてしまい、エンジン性
能を低下させるおそれがあった。
【0006】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、EGR通路を備えたエンジ
ンにおいて、エンジン冷却水によりEGRガスを有効に
冷却すると共に、EGRガス冷却時の交換熱を吸気混合
気に悪影響を及ぼすことなく有効に利用してヒータ性能
をより一層向上させることを可能にしたEGRガス冷却
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の第1の発明では、吸気通路より
吸入される混合気を燃焼してその燃焼後の排気ガスを排
気通路を通じて排出するようにしたエンジンと、吸気通
路と排気通路との間に接続され、エンジンより排気通路
へ排出される排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通
路へ再循環させるためのEGR通路と、そのEGR通路
に設けられ、同通路を通過するEGRガスの量を調節す
るためのEGR弁と、エンジンの各部を冷却すべく冷却
水を循環させるための冷却水通路と、その冷却水通路に
接続され、同通路を循環する冷却水の一部を、加熱の必
要な箇所に配設されたヒータ用熱交換器に循環させるた
めのヒータ用水通路とを備え、EGRガスを冷却するた
めに、EGR通路の一部をヒータ用水通路の一部に隣接
して設けたことを趣旨としている。
【0008】請求項2に記載の第2の発明では、第1の
発明の構成において、エンジンを二つのバンクを備えて
なるV型エンジンとし、冷却水通路とヒータ用水通路と
の接続部分を、各バンクに対応して設けられた各冷却水
通路を集合させヒータ用水通路へ分岐させるための管路
継手より構成し、その管路継手に対してEGR通路の一
部を一体に形成したことを趣旨としている。
【0009】請求項3に記載の第3の発明では、第2の
発明の構成において、管路継手に形成されたEGR通路
を、縦方向へ蛇行する形状としたことを趣旨としてい
る。
【0010】
【作用】第1の発明の構成によれば、吸気通路よりエン
ジンに吸入された混合気が燃焼されることにより、高温
の排気ガスが排気通路に排出される。このとき、EGR
弁が開かれることにより、排気通路に排出された高温の
排気ガスの一部が、EGRガスとしてEGR通路を通じ
て吸気通路に再循環される。
【0011】一方、エンジンの各部は冷却水通路を循環
する冷却水により冷却される。そして、エンジンの各部
を冷却して暖められて冷却水通路を循環する冷却水の一
部は、ヒータ用水通路を通じてヒータ用熱交換器に循環
され、その熱交換器での熱交換により加熱の必要な箇所
が適宜に暖められる。
【0012】ここで、ヒータ用水通路の一部には、EG
R通路の一部が隣接して設けられていることから、EG
R通路を通る高温のEGRガスが、ヒータ用水通路を通
る冷却水により適宜に冷却される。又、EGRガスを冷
却した後の冷却水はヒータ用熱交換器へ循環されること
から、EGRガスから奪われた熱が熱交換器にて熱交換
される。
【0013】第2の発明の構成によれば、V型エンジン
の各バンクを冷却して暖められた冷却水の一部は、冷却
水通路から管路継手及びヒータ用水通路を通じてヒータ
用熱交換器に循環され、その熱交換器にて熱交換され
る。
【0014】ここで、管路継手にEGR通路の一部が一
体に形成されていることから、EGR通路を通る高温の
EGRガスが、管路継手を通る冷却水により適宜に冷却
される。又、EGRガスを冷却した後の冷却水は熱交換
器へ循環されることから、EGRガスから奪われた熱が
熱交換器にて熱交換される。更に、冷却水通路の一部、
ヒータ用水通路の一部及びEGR通路の一部が、一つの
管路継手に一体に形成される。
【0015】第3の発明の構成によれば、第2の発明の
作用に加えて、管路継手にてEGR通路が縦方向へ蛇行
していることから、管路継手でEGR通路の有効長さが
大きくなり、EGR通路をヒータ用水通路に対して長め
に隣接させることが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、第1、第2及び第3の発明におけるE
GRガス冷却構造を自動車のV型ガソリンエンジンに具
体化した一実施例を図1〜図12に基づいて詳細に説明
する。
【0017】図1はV型のエンジン1における冷却装置
と排気ガス再循環(EGR)装置を示す概略図である。
図2は、同エンジン1における冷却装置の概略を示す斜
視図である。
【0018】エンジン1はシリンダブロック2とシリン
ダヘッド3とから、左右一対のバンク4A,4Bを備え
て構成されている。シリンダブロック2には、燃焼室を
形成する複数のシリンダボア5が形成されている。エン
ジン1には吸気通路を構成する吸気マニホールド6及び
サージタンク7等と、排気通路を構成する排気マニホー
ルド8等とが設けられている。吸気マニホールド6に
は、燃料噴射用の図示しないインジェクタが設けられて
いる。サージタンク7の近傍には、スロットル弁9aを
備えてなるスロットルボディ9が設けられている。その
スロットルボディ9の近傍には、スロットル弁9aの全
閉時、即ちエンジン1のアイドリング時に吸気通路を通
過する吸気量を調節するためのアイドルスピードコント
ロール弁(ISC弁)10が設けられている。そして、
吸気マニホールド6を通過する空気とインジェクタより
噴射される燃料との混合気が燃焼室にて燃焼され、その
燃焼後の排気ガスが排気マニホールド8等を通じて排出
される。
【0019】EGR装置は、EGR通路11を構成する
EGRパイプ12A,12Bと、EGR弁13とを備え
て構成されている。EGRパイプ12A,12Bは、吸
気マニホールド6と排気マニホールド8との間に配設さ
れ、エンジン1の図示しない燃焼室より排気マニホール
ド8へ排出される排気ガスの一部をEGRガスとして、
吸気マニホールド6へ再循環させる。EGR弁13はE
GR通路11の途中に配設され、同通路11を通過する
EGRガスの量を調節するために開度調節される。この
ように、吸気マニホールド6へ再循環されるEGRガス
の量が適宜に調節されることにより、燃焼室での混合気
の燃焼が改善され、排気ガス中における窒素酸化物(N
Ox)が低減される。
【0020】冷却装置は以下のように構成されている。
左右各バンク4A,4Bのシリンダブロック2及びシリ
ンダヘッド3には、冷却水通路を構成する互いに連通し
た複数のウォータジャケット14等が形成されている。
シリンダブロック2のフロント側には、エンジン1に連
動して駆動されるウォータポンプ15が設けられてい
る。シリンダブロック2の前後両側には、管路継手とし
てのフロントウォータジョイント16及びリアウォータ
ジョイント17がそれぞれ配設されている。これら両ジ
ョイント16,17は、従来からV型のエンジンにおい
て、冷却装置の構成部材として使用されているものであ
る。
【0021】フロントウォータジョイント16には、左
右各バンク4A,4Bの各冷却水通路を通った冷却水が
導入される。又、同ジョイント16に導入された冷却水
は、第1のパイプ18を通じてラジエータ19に導入さ
れる共に、第2のパイプ20を通じてウォータインレッ
ト21に導入される。ラジエータ19に導入された冷却
水は、そこで熱交換(放熱)された後、第3のパイプ2
2を通じてウォータインレット21に戻される。更に、
ウォータインレット21に戻された冷却水は、ウォータ
ポンプ15に導入される。ウォータインレット21には
サーモスタット21aが内蔵されており、そのサーモス
タット21aが冷却水の温度状態に応じて伸縮すること
により、第3のパイプ22を通じてウォータインレット
21に戻される冷却水の量が調節される。又、ラジエー
タ19から溢れた冷却水は、第4のパイプ23を通じて
リザーブタンク24に導入され、そのリザーブタンク2
4から溢れた冷却水は、第5のパイプ25等を通じてウ
ォータポンプ15へ戻される。
【0022】一方、リアウォータジョイント17にも、
左右各バンク4A,4Bの各冷却水通路を通った冷却水
が導入される。同ジョイント17に導入された冷却水の
一部は、ヒータ用水通路を構成するヒータ用パイプ26
を通じて、ヒータ用熱交換器としてのヒータコア27に
導入される。このヒータコア27は、加熱(暖房)の必
要な箇所である車室に臨んで配設され、エンジン1の各
部を冷却して暖まった冷却水の一部が導入され、放熱さ
れる。ヒータコア27に導入されて放熱された冷却水
は、ヒータ用戻りパイプ28を通じてウォータポンプ1
5に戻される。又、リアウォータジョイント17に導入
された冷却水の一部は、第6のパイプ29を通じてスロ
ットルボディ9及びISC弁10へ送られる。更に、リ
アウォータジョイント17に導入された冷却水の一部
は、第7のパイプ30を通じてEGR弁13及びISC
弁10へ送られる。つまり、リアウォータジョイント1
7では、左右各バンク4A,4Bの各冷却水通路が集合
され、その集合した冷却水通路がヒータ用パイプ26及
び各パイプ29,30へ分岐される。
【0023】スロットルボディ9、EGR弁13及びI
SC弁10へ送られた冷却水は、それらの壁体を暖めた
後、ISC弁10から第8のパイプ31及びウォータイ
ンレット21を通じてウォータポンプ15に戻される。
そして、各部からウォータポンプ15に戻された冷却水
は、再び左右各バンク4A,4Bの各冷却水通路へと送
られ、上記のような経路を通じて再循環される。
【0024】図3及び図4は、リアウォータジョイント
17と各パイプ26,29,30及び各部材7,9,1
0,13等の配設状態を示している。上記したスロット
ルボディ9、ISC弁10及びEGR弁13は、サージ
タンク7を中心に前及び左右に配設されている。リアウ
ォータジョイント17とスロットルボディ9との間、ス
ロットルボディ9とISC弁10との間には、前述した
第6のパイプ29が配設されている。又、リアウォータ
ジョイント17とEGR弁13との間、EGR弁13と
ISC弁10との間には、前述した第7のパイプ30が
それぞれ配設されている。
【0025】この実施例では、EGR通路11を通過す
る高温のEGRガスを冷却するために、EGR通路11
の一部がヒータ用水通路に隣接して設けられている。詳
しくは、この実施例では、リアウォータジョイント17
がEGRクーラとして利用され、ヒータ用水通路の一部
が同ジョイント17の壁体に形成され、同壁体には、E
GR通路11の一部が一体に形成されている。
【0026】即ち、図5はリアウォータジョイント17
の正面図を示し、図6は同ジョイント17の平面図を示
し、図7〜図12は、図5における各断面を示してい
る。図3〜図12に示すように、この実施例では、ヒー
タ用パイプ26に接続されてヒータ用水通路の一部を構
成する水通路部32が、リアウォータジョイント17の
壁体に形成されている。又、同ジョイント17の壁体に
は、EGR通路11の一部を構成するEGR通路部33
が一体に形成されている。このEGR通路部33は、縦
方向へ蛇行する横U字形状をなしている。そして、その
EGR通路部33の下端が、EGRパイプ12Aにより
排気マニホールド8に接続されている。又、EGR通路
部33の上端が、EGRパイプ12BによりEGR弁1
3に接続されている。
【0027】図5〜図12に示すように、リアウォータ
ジョイント17における水通路部32は、隔壁34によ
り上通路部35と下通路部36の上下二段に区画されて
いる。隔壁34の横方向中央には、上下各通路部35,
36の間を連通させる連通孔37が形成されている。リ
アウォータジョイント17の一端(図5の左端)上側に
は、上方へ突出するパイプジョイント38が設けられて
いる。このパイプジョイント38は上通路部35に連通
され、同ジョイント38には第7のパイプ30の一端が
接続される。リアウォータジョイント17の左端下側に
は、フランジ39が形成されている。このフランジ39
には下通路部36の一端が開口され、同フランジ39は
右バンク4Bの冷却水通路に接続される。
【0028】一方、リアウォータジョイント17の他端
(図5の右端)上側には、上方へ突出する大小二つのパ
イプジョイント40,41が設けられている。各パイプ
ジョイント40,41は上通路部35に連通されてい
る。そして、大きい方のパイプジョイント40には、ヒ
ータ用パイプ26の一端が接続され、小さい方のパイプ
ジョイント41には、第6のパイプ29の一端が接続さ
れる。又、リアウォータジョイント17の右端下側に
は、フランジ42が形成されている。このフランジ42
には下通路部36の他端が開口され、同フランジ42は
左バンク4Aの冷却水通路に接続される。ここで、上記
の各パイプジョイント38,40,41の中では、ヒー
タ用パイプ26のためのパイプジョイント40の内径が
最も大きく設定されている。従って、ヒータコア27に
は、リアウォータジョイント17から最も多くの冷却水
が流れることになる。
【0029】リアウォータジョイント17にて縦方向へ
蛇行するEGR通路部33は、その湾曲部以外の部分が
下方へある程度の角度θをもって傾斜する形状をなして
いる。又、EGR通路部33の上下両端には、フランジ
43,44がそれぞれ形成されている。その上端のフラ
ンジ43には、EGRパイプ12Bが接続され、下端の
フランジ44には、EGRパイプ12Aが接続される。
【0030】次に、上記のように構成したEGRガス冷
却構造の作用について説明する。今、エンジン1の運転
中に、EGR弁13が開かれると、燃焼室から排気マニ
ホールド8へ排出された高温の排気ガスの一部が、EG
RガスとしてEGR通路11を通じて吸気マニホールド
8へと再循環され、混合気と共に燃焼室へ取り込まれ
る。この際、EGRガスは、リアウォータジョイント1
7のEGR通路部33を通過することになる。
【0031】一方、エンジン1の運転中において、エン
ジン1の各部はウォータジャケット14等を含む冷却水
通路を循環する冷却水により冷却される。ここで、エン
ジン1の各部を冷却して暖められ、左右各バンク4A,
4Bの冷却水通路を循環する冷却水の一部は、リアウォ
ータジョイント17に導入される。即ち、左右各バンク
4A,4Bよりリアウォータジョイント17に導入され
る冷却水は、先ずその下通路部36に流れる。下通路部
36に流れた冷却水は、連通孔37を通じて上通路部3
5へと導かれ、上通路部35の両端へと分流される。そ
して、上通路部35の両端へ分流された冷却水は、各パ
イプ30,26,29を通じて、EGR弁13、ヒータ
コア27、スロットルボディ9及びISC弁10へとそ
れぞれ流れる。
【0032】ここで、冷却水の一部がヒータ用パイプ2
6を通じてヒータコア27に循環されると、そのヒータ
コア27での放熱により加熱の必要な箇所、即ち車室内
が適宜に暖められる。冷却水の一部が第6のパイプ29
を通じてスロットルボディ9に循環されると、そのスロ
ットルボディ9の壁体が適宜に暖機され、そのスロット
ル弁9aの氷結を防止することができる。又、冷却水の
一部が第7のパイプ30を通じてEGR弁13に循環さ
れると、そのEGR弁13の壁体が適宜に暖機される。
そのため、特に冷間時にも、EGR弁13の好適な作動
応答性を確保することができる。更に、冷却水の一部が
第6及び第7のパイプ29,30を通じてISC弁10
に循環されると、そのISC弁10の壁体が適宜に暖機
される。そのため、特に冷間時にも、ISC弁10の好
適な作動応答性を確保することができる。
【0033】そして、リアウォータジョイント17で
は、水通路部32に隣接してEGR通路部33が形成さ
れていることから、EGR通路部33を通る高温のEG
Rガスが、水通路部32を通る冷却水により積極的に冷
却される。つまり、エンジン1の冷却水を利用してEG
Rガスを有効に冷却することができる。又、EGRガス
を冷却できることから、EGRガスが常に好適な温度に
保たれる。その結果、EGRガスの温度が高すぎて燃焼
室での空気充填率が悪化したり、EGRガスの温度が低
すぎてタール等の付着物がEGR弁13等に付着したり
することを防止することができる。
【0034】又、高温のEGRガスを冷却した後の冷却
水の多くは、ヒータコア27へ流れることから、EGR
ガスを冷却した際の交換熱を含めた冷却水の熱が、ヒー
タコア27で有効に放熱される。即ち、EGRガスより
奪われた大きな熱量は、エンジン1の各部より奪われた
熱量に加えられ、その熱量の多くがヒータコア27にて
有効に放熱される。その結果、EGRガス冷却時の交換
熱を利用し、その交換熱の分だけヒータコア27での放
熱量を増大させることができ、そのヒータ性能をより一
層向上させることができる。このため、特に積極的な暖
房を必要とする車室内で、多量の暖房熱を効率良く確保
することができる。又、上記と同様の理由により、スロ
ットルボディ9、ISC弁10及びEGR弁13の暖機
性能をも併せて向上させることができる。
【0035】ここで、リアウォータジョイント17で
は、左右各バンク4A,4Bより下通路部36に導入さ
れた冷却水が、連通孔37にて適度に混合された後、上
通路部35の両端へと分流される。従って、リアウォー
タジョイント17よりヒータコア27へ多量の冷却水が
流れても、左右各バンク4A,4Bにおける冷却水の循
環のバランスが崩れることはない。
【0036】又、上記のように冷却水の循環をバランス
させ得るリアウォータジョイント17が、EGRクーラ
として利用されている。そのため、シリンダブロックや
シリンダヘッドにて特定のウォータジャケットに隣接し
てEGR通路を設けたような場合とは異なり、シリンダ
ブロック2やシリンダヘッド3にて冷却水温が局部的に
上昇するようなことはなく、エンジン1の各部における
冷却バランスの悪化を防止することができる。
【0037】更に、この実施例では、リアウォータジョ
イント17が吸気マニホールド6等の吸気通路とは個別
に設けられている。そのため、リアウォータジョイント
17でEGR通路部33を通過するEGRガスの熱が、
EGRガスと混合される前の混合気に伝わることがな
い。その結果、混合気がEGRガスにより不用意に加熱
されることがなく、エンジン1の性能低下を招くことが
ない。
【0038】しかも、この実施例では、冷却水通路の一
部と、ヒータ用水通路の一部と、EGR通路11の一部
が、一つのリアウォータジョイント17に一体的に形成
されている。このため、冷却水通路、ヒータ用水通路及
びEGR通路11の取り回しを、一つのリアウォータジ
ョイント17によりコンパクトにまとめることができ
る。特に、エンジン1のリア側は、車室を区画するため
のダッシュボードとの間の狭い空間で、ブレーキ等のた
めの配管やワイヤーハーネス等が交錯していることが多
い。従って、上記各通路の関係を一つのリアウォータジ
ョイント17にコンパクトにまとめることにより、エン
ジン1のリア側の狭い空間を有効に利用することがで
き、各周辺部品に対する熱害を大幅に軽減することもで
きる。
【0039】併せて、この実施例のリアウォータジョイ
ント17では、EGR通路部33が縦方向へ蛇行してい
ることから、そのEGR通路部33の有効長さが大きく
なり、そのEGR通路部33を水通路部32に対して長
めに隣接させることが可能となる。その結果、リアウォ
ータジョイント17におけるEGRガスの冷却性能を向
上させることができる。又、EGR通路部33の蛇行部
分が下方へ向かって傾斜していることから、EGR通路
部33内で凝縮する水分がEGR通路部33の傾斜に沿
って流下することになり、凝縮水が同通路部33内に溜
まることがない。そのため、EGR通路部33でその内
壁が凝縮水により腐食することを未然に防止することが
できる。
【0040】加えて、この実施例では、リアウォータジ
ョイント17がEGRクーラとして利用され、その壁体
にEGR通路部33が一体に形成されている。従って、
EGR装置を採用しないV型のエンジンでは、リアウォ
ータジョイント17に代わって、EGR通路部を持たな
い別のリアウォータジョイントを使用するだけで対応す
ることができる。
【0041】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、加熱の必要な箇所に配設された
ヒータ用熱交換器を、車室暖房用のヒータコア27に具
体化したが、ヒータ用熱交換器を、保温や解氷のために
用いられるパネルヒータ等に具体化することもできる。
【0042】(2)前記実施例では、管路継手を、V型
のエンジン1の左右各バンク4A,4Bにおける冷却水
の循環をバランスさせるためのリアウォータジョイント
17に具体化した。これに対し、直列型のエンジンにお
いて、シリンダブロックに形成された冷却水の出口に外
付けされる管路継手を設け、その管路継手に、ヒータ用
水通路の一部とEGR通路の一部とをそれぞれ一体に形
成するようにしてもよい。
【0043】(3)前記実施例では、リアウォータジョ
イント17に水通路部32とEGR通路部33とを一体
に形成することにより、ヒータ用水通路の一部とEGR
通路11の一部とを隣接させた。これに対し、ヒータ用
水通路を構成するヒータ用パイプの途中で同パイプにE
GR通路を隣接させてもよい。
【0044】(4)前記実施例では、EGRガス冷却構
造を自動車のV型ガソリンエンジンに具体化したが、E
GRガス冷却構造をディーゼルエンジンに具体化するこ
ともできる。
【0045】(5)前記実施例では、リアウォータジョ
イント17の内部に隔壁34を設けて、水通路部32を
上通路部35と下通路部36との上下二段に区画した
が、リアウォータジョイント17における隔壁34を廃
止してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明によれ
ば、エンジンの排気ガスの一部をEGRガスとして吸気
通路へ再循環させるEGR通路を設け、エンジンの冷却
水を循環させる冷却水通路に、その冷却水の一部を加熱
の必要な箇所に配設されたヒータ用熱交換器に循環させ
るヒータ用水通路を接続する。そして、EGRガスを冷
却するために、EGR通路の一部をヒータ用水通路の一
部に隣接して設けている。
【0047】従って、EGR通路を通る高温のEGRガ
スが、ヒータ用水通路を通る冷却水により適宜に冷却さ
れると共に、そのEGRガスから奪われた熱が熱交換器
にて熱交換され、加熱の必要な箇所が適宜に暖められ
る。その結果、エンジン冷却水によりEGRガスを有効
に冷却することができると共に、EGRガス冷却時の交
換熱をエンジンに対する吸気混合気に悪影響を及ぼすこ
となく有効に利用して、熱交換器におけるヒータ性能を
より一層向上させることができるという優れた効果を発
揮する。
【0048】第2の発明によれば、第1の発明の構成に
おいて、冷却水通路とヒータ用水通路との接続部分を、
V型エンジンの各バンクに対応する各冷却水通路を集合
させヒータ用水通路へ分岐させるための管路継手より構
成し、その管路継手にEGR通路の一部を一体に形成し
ている。
【0049】従って、第1の発明の作用及び効果に加え
て、冷却水通路の一部、ヒータ用水通路の一部及びEG
R通路の一部が、一つの管路継手に一体に形成される。
その結果、冷却水通路、ヒータ用水通路及びEGR通路
の取り回しを一つの管路継手によりコンパクトにまとめ
ることができるという優れた効果を発揮する。
【0050】第3の発明によれば、第2の発明の構成に
おいて、管路継手におけるEGR通路を縦方向へ蛇行す
る形状としている。従って、管路継手でEGR通路の有
効長さが大きくなり、EGR通路をヒータ用水通路に対
して長めに隣接させることが可能となる。その結果、管
路継手におけるEGRガスの冷却性能を向上させること
ができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2及び第3の発明を具体化した一実施
例において、エンジンの冷却装置とEGR装置を示す概
略図である。
【図2】一実施例において、V型エンジンの冷却装置の
概略を示す斜視図である。
【図3】一実施例において、リアウォータジョイント、
各パイプ及び各部材等のサージタンクを中心とする配設
状態を示す平面図である。
【図4】一実施例において、リアウォータジョイント、
各パイプ及び各部材等のサージタンクを中心とする配設
状態を示すリア側の正面図である。
【図5】一実施例において、リアウォータジョイントを
示す正面図である。
【図6】一実施例において、リアウォータジョイントを
示す平面図である。
【図7】一実施例において、図5のA−A線断面図であ
る。
【図8】一実施例において、図5のB−B線断面図であ
る。
【図9】一実施例において、図5のC−C線断面図であ
る。
【図10】一実施例において、図5のD−D線断面図で
ある。
【図11】一実施例において、図5のE−E線断面図で
ある。
【図12】一実施例において、図5のF−F線断面図で
ある。
【符号の説明】
1…エンジン、6…吸気マニホールド、7…サージタン
ク(6,7等は吸気通路を構成している)、8…排気マ
ニホールド、11…EGR通路、13…EGR弁、17
…管路継手としてのリアウォータジョイント、26…ヒ
ータ用水通路を構成するヒータ用パイプ、27…熱交換
器としてのヒータコア、32…冷却水通路の一部を構成
する水通路部、33…EGR通路の一部を構成するEG
R通路部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路より吸入される混合気を燃焼し
    てその燃焼後の排気ガスを排気通路を通じて排出するよ
    うにしたエンジンと、 前記吸気通路と前記排気通路との間に接続され、前記エ
    ンジンより前記排気通路へ排出される排気ガスの一部を
    EGRガスとして前記吸気通路へ再循環させるためのE
    GR通路と、 前記EGR通路に設けられ、同通路を通過する前記EG
    Rガスの量を調節するためのEGR弁と、 前記エンジンの各部を冷却すべく冷却水を循環させるた
    めの冷却水通路と、 前記冷却水通路に接続され、同通路を循環する冷却水の
    一部を、加熱の必要な箇所に配設されたヒータ用熱交換
    器に循環させるためのヒータ用水通路とを備え、 前記EGRガスを冷却するために、前記EGR通路の一
    部を前記ヒータ用水通路の一部に隣接して設けたことを
    特徴とするEGRガス冷却構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のEGRガス冷却構造に
    おいて、 前記エンジンを二つのバンクを備えてなるV型エンジン
    とし、前記冷却水通路と前記ヒータ用水通路との接続部
    分を、前記各バンクに対応して設けられた各冷却水通路
    を集合させ前記ヒータ用水通路へ分岐させるための管路
    継手より構成し、その管路継手に対して前記EGR通路
    の一部を一体に形成したことを特徴とするEGRガス冷
    却構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のEGRガス冷却構造に
    おいて、 前記管路継手に形成された前記EGR通路を、縦方向へ
    蛇行する形状としたことを特徴とするEGRガス冷却構
    造。
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