JP2009211581A - 媒体処理装置 - Google Patents

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隆二 石井
Mitsuhisa Kumagai
光永 熊谷
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和明 江原
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Abstract

【課題】装置仕様規定より厚さの薄い媒体の取込みを防止して、装置仕様規定より厚さの薄い媒体の取込みによるジャムの発生を未然に防ぐようにする。
【解決手段】媒体挿入口1から装置内部に延在する搬送路3に上下動可能な媒体押圧ロッド6と規定外媒体検知センサ7を設けると共に、媒体に対する媒体押圧ロッド6の押圧力を装置仕様規定の厚さの媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体の場合は変形する強さに設定して、媒体挿入口1から搬送路に挿入された媒体を媒体押圧ロッド6で押圧し、一定時間経過しても規定外媒体検知センサ7が媒体を検知しない場合は媒体を取込み、検知した場合は取込まないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、挿入口から挿入される媒体を取込んで読取りや印字等の処理を行う媒体処理装置に関する。
従来のこの種の媒体処理装置として、例えば航空券の処理を行う装置がある。
この媒体処理装置では、予め利用者に発券された航空券が挿入口から挿入されると、その航空券を取込んで、航空券に記録された磁気データ等の読取り、あるいは航空券に対する印字等の処理を行って排出したり、挿入された券を収納して新たな券の交換発行等を行うものとなっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−266864公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、以下の問題がある。
すなわち、一般のこの種の装置では取扱う媒体(券)の仕様により、媒体の大きさ、フォーマット等と共に媒体の厚さが規定されており、装置仕様規定外の厚さの媒体が挿入されると、搬送途中でジャム等の不具合が生じることになる。
この場合、装置仕様規定より厚い媒体については、厚さを規制する手段を挿入口に設ける等の比較的簡易な構成により装置内への取込みを防止できるが、装置仕様規定より薄い腰の弱い媒体が挿入された場合その取込みを防止できず、結局搬送途中でジャム等の不具合が生じるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、挿入口から挿入される媒体を取込み、搬送路により搬送して媒体に対する処理を行う媒体処理装置において、前記搬送路を開閉するシャッタと、前記挿入口から前記搬送路に挿入された媒体を検知する媒体検知手段と、挿入された媒体の厚さ方向に動作する媒体押圧手段と、この媒体押圧手段により押圧されて変形した媒体を検知する規定外媒体検知手段を設けると共に、前記媒体押圧手段による媒体に対する押圧力を、当該装置仕様規定の媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体は変形する強さに設定して、前記シャッタが前記搬送路を閉じている状態で前記挿入口から挿入され、前記媒体検知手段により検知された媒体を前記媒体押圧手段により押圧したとき、前記規定外媒体検知手段が媒体を検知しない場合、前記シャッタを退避させることで前記搬送路を開放して前記媒体を取込むことを特徴とする。
このようにした本発明は、挿入口から搬送路に挿入された媒体を媒体押圧ロッドで押圧し、このとき規定外媒体検知手段が媒体を検知しない場合は媒体を取込み、検知した場合は取込まないため、装置仕様規定より厚さの薄い媒体の取込みを防止することができるという効果が得られ、装置仕様規定より厚さの薄い媒体の取込みによるジャムの発生を未然に防ぐことが可能になる。
以下、図面を参照して本発明による媒体処理装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示す要部側断面図、図2は要部平面図である。
図において1は媒体挿入口、2aは上部搬送ガイド、2bは下部搬送ガイドで、上部搬送ガイド2aと下部搬送ガイド2bは上下に対向するように設けられていて、媒体挿入口1から装置内に向かって延在する媒体搬送路3を構成しており、この媒体搬送路3は当該装置で取扱う媒体の幅と少なくとも同等の幅を有している。
4と5は上部搬送ガイド2aと下部搬送ガイド2bを挟んで対向するように配置された発光素子と受光素子からなる第1の媒体検知センサで、媒体搬送路3の幅方向の左右両端部側に位置するように設けられており、上部搬送ガイド2aと下部搬送ガイド2bには各々発光素子の光を通過させる透孔があけられている。
6は媒体押圧ロッド(媒体押圧手段)で、媒体挿入口1から挿入される媒体の挿入方向の第1の媒体検知センサ4、5より下流側において上部搬送ガイド2a側に設けられ、図示しない駆動手段により上下動するものとなっている。
この媒体押圧ロッド6は、その材質や大きさ及び駆動手段による駆動力により、媒体に対する押圧力が装置仕様規定の厚さの媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体は変形する強さになるように設定されている。
7は媒体押圧ロッド6により押圧されて変形した装置仕様規定より厚さの薄い媒体を検知する発光素子と受光素子からなる規定外媒体検知センサで、下部搬送ガイド2bの下側に配置されている。
8と10は下部搬送ガイド2b側に所定の間隔で配置された搬送ローラで、媒体挿入方向において媒体押圧ロッド6の下流側に設けられている。
9と11は搬送ローラ8と10に対応するプレスローラで、上部搬送ガイド2a側に所定の間隔で配置されている。
搬送ローラ8と10はそれぞれの外周の一部が下部搬送ガイド2bに設けられた穴12b、13bから下部搬送ガイド2b上に突出し、プレスローラ9と11はそれぞれの外周の一部が上部搬送ガイド2aに設けられた穴12a、13aから上部搬送ガイド2a下に突出して搬送ローラ8と10にそれぞれ当接しているが、搬送ローラ10より上流側に位置する搬送ローラ8に対応するプレスローラ9は媒体押圧ロッド6用とは別の図示しない駆動手段により上方に退避して搬送ローラ8から離間できるようになっている。
また、搬送ローラ8とプレスローラ9を突出させる穴12a、12bは、搬送ローラ8とプレスローラ9の直径より大きくとって、この穴12a、12bにより媒体押圧ロッド6の上下動を可能にしているが、媒体押圧ロッド6専用の穴を別途に上部搬送ガイド2aと下部搬送ガイド2bに設けるものとしてもよい。
尚、搬送ローラ10とプレスローラ11によるローラ対は、上部搬送ガイド2aと下部搬送ガイド2bによる媒体搬送路3に沿って必要数設けられている。
14は上部搬送ガイド2aと下部搬送ガイド2bを挟んで対向するように配置された発光素子と受光素子からなる第2の媒体検知センサで、媒体挿入方向において搬送ローラ8及びプレスローラ9の下流側で搬送路の幅方向のほぼ中央に位置するように設けられており、上部搬送ガイド2aと下部搬送ガイド2bには発光素子の光を通過させる透孔があけられている。
15と16はそれぞれ長片部と短片部からなるL字形のシャッタで、短辺部を下方に向けかつ長片部の一端を支点として回動するように上部搬送ガイド2a上に設けられ、かつ媒体搬送路3の幅方向の左右両端部側に位置するように配置されている。
このシャッタ15と16の短辺部に対応するように上部搬送ガイド2aと下部搬送ガイド2bには出入孔17と18が設けられていて、シャッタ15と16が媒体押圧ロッド6用やプレスローラ9用とは別の図示しない駆動手段により前記支点を中心に下方に回動して短辺部が対応する出入孔に入り込むことで媒体搬送路3を閉止し、またシャッタ15と16が上方に回動して各々の短片部が上部搬送ガイド2a上に退避することで媒体搬送路3を開放するものとなっている。
図3は上述した構成による第1の実施例の作用を示す図で、同図(a)は装置仕様規定の厚さの媒体を挿入したときの要部側断面図、同図(b)は装置仕様規定の厚さの媒体を挿入したときの要部平面図、同図(c)は装置仕様規定より厚さの薄い媒体を挿入したときの要部側断面図であり、以下これらの図を参照して作用を説明する。
尚、以下の説明において第1の媒体検知センサ4と5、媒体押圧ロッド6、搬送ローラ8と10、プレスローラ9、第2の媒体検知センサ14、及びシャッタ15と16等の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御されるものとする。
媒体が挿入されていない状態では、媒体押圧ロッド6は媒体の挿入を妨げないように図示しない駆動手段により上方に退避し、またプレスローラ9も図示しない駆動手段により上方に退避して搬送ローラ8から離間しており、シャッタ15と16は図示しない駆動手段により支点を中心に下方に回動して短辺部が対応する出入孔17、18に入り込むことで媒体搬送路3を閉じている。
この状態で図3(a)、(b)に示したように装置仕様規定の厚さの媒体19を作業者が媒体挿入口1から媒体搬送路3を閉じているシャッタ15と16の短辺部に突き当たるまで挿入すると、第1の媒体検知センサ4、5及び第2の媒体検知センサ14により媒体19が検知される。
このように媒体19が第1の媒体検知センサ4、5及び第2の媒体検知センサ14で検知されると、図示しない駆動手段により媒体押圧ロッド6が下降して、下部搬送ガイド2bに設けられた穴12b上で媒体19を押圧するが、前記のように媒体押圧ロッド6は、その材質や大きさおよび駆動手段による駆動力により、媒体に対する押圧力が装置仕様規定の厚さの媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体は変形する強さになるように設定されているので、装置仕様規定の厚さの媒体19は変形せず、平坦な状態を保持する。
この場合、媒体押圧ロッド6が媒体19を押圧してから一定時間経過しても、規定外媒体検知センサ7は媒体19を検知しないので、一定時間経過後、プレスローラ9が図示しない駆動手段により下降して搬送ローラ8との間に媒体19を挟持し、またシャッタ15、16が上方に回動して各々の短片部が上部搬送ガイド2a上に退避することで媒体搬送路3を開放する。
同時に搬送ローラ8、10が図3(a)に矢印で示した反時計回り方向に回転し、これにより媒体19は搬送されて装置内に取り込まれ、磁気データ等の読取り部や印字等の処理部に搬送されて行く。
一方、図3(c)に示したように装置仕様規定より厚さの薄い(腰の弱い)媒体20を作業者が媒体挿入口1から媒体搬送路3を閉じているシャッタ15と16の短辺部に突き当たるまで挿入すると、第1の媒体検知センサ4、5及び第2の媒体検知センサ14により媒体19が検知される。
このように媒体20が第1の媒体検知センサ4、5及び第2の媒体検知センサ14で検知されると、図示しない駆動手段により媒体押圧ロッド6が下降して、下部搬送ガイド2bに設けられた穴12b上で媒体20を押圧する。
媒体押圧ロッド6は、前記のように押圧力が装置仕様規定より厚さの薄い媒体は変形する強さになるように設定されているので、媒体押圧ロッド6により押圧された媒体20は変形して穴12bの下に押下げられ、規定外媒体検知センサ7によって検知される。
これにより図示しない制御部は挿入された媒体が装置仕様規定より厚さの薄い媒体20であると判断して、プレスローラ9の下降やシャッタ15、16の上部搬送ガイド2a上への退避動作及び取込み動作を行わず、図示しない表示部に装置取り扱い以外の媒体であることを作業者に知らせてその抜き取りを促す旨のメッセージを表示する。
これにより媒体20の装置内への取込は防止され、そして表示されたメッセージを見た作業者により媒体挿入口1からの媒体20の除去が行われる。
以上説明した第1の実施例では、媒体挿入口から装置内部に延在する搬送路に上下動可能な媒体押圧ロッドと規定外媒体検知センサを設けると共に、媒体に対する媒体押圧ロッドの押圧力を装置仕様規定の厚さの媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体の場合は変形する強さに設定して、媒体挿入口から搬送路に挿入された媒体を媒体押圧ロッドで押圧して、一定時間経過しても規定外媒体検知センサが媒体を検知しない場合は媒体を取込み、検知した場合は取込まないようにしているため、装置仕様規定より厚さの薄い媒体の取込みを防止することができるという効果が得られ、装置仕様規定より厚さの薄い媒体の取込みによるジャムの発生を未然に防ぐことが可能になる。
尚、上述した第1の実施例において、媒体押圧ロッド(媒体押圧手段)6は、搬送ローラ8とプレスローラ9の上流側の位置に設けた場合を図示しているが、媒体挿入方向においてシャッタ15と16の上流側に設けられていればよい。
図4は第2の実施例を示す要部側断面図、図5は要部平面図である。
この第2の実施例は、シャッタ15、16を媒体押圧手段として兼用させることで第1の実施例における媒体押圧ロッド6を省くと共に、規定外媒体検知センサ7をシャッタ15、16用の出入孔17と18の下側にそれぞれ配置したものである。
この場合、シャッタ15、16はその材質や大きさ及び駆動手段による駆動力により、媒体に対する押圧力が装置仕様規定の厚さの媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体は変形する強さになるように設定されている。
この他の構成は、第1の実施例と同様であるので説明を省略するが、装置仕様規定より厚さの薄い媒体がシャッタ15、16により押圧されたとき変形し易いように、少なくとも下部搬送ガイド2b側の出入孔17と18の大きさを第1の実施例に比べて大きくとっている。
図6は上述した構成による第2の実施例の作用を示す図で、同図(a)は装置仕様規定の厚さの媒体を挿入したときの要部側断面図、同図(b)は装置仕様規定より厚さの薄い媒体を挿入したときの要部側断面図であり、以下これらの図を参照して作用を説明する。
尚、以下の説明において第1の媒体検知センサ4と5、搬送ローラ8と10、プレスローラ9、第2の媒体検知センサ14、及びシャッタ15と16等の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御されるものとする。
媒体が挿入されていない状態では、プレスローラ9は図示しない駆動手段により上方に退避して搬送ローラ8から離間しており、シャッタ15と16は図示しない駆動手段により支点を中心に下方に回動して短辺部が対応する出入孔17、18に入り込むことで媒体搬送路3を閉じている。
この状態で図6(a)に示したように装置仕様規定の厚さの媒体19を作業者が媒体挿入口1から媒体搬送路3を閉じているシャッタ15と16の短辺部に突き当たるまで挿入すると、第1の媒体検知センサ4、5及び第2の媒体検知センサ14により媒体19が検知される。
このように媒体19が第1の媒体検知センサ4、5及び第2の媒体検知センサ14で検知されると、プレスローラ9が図示しない駆動手段により下降して搬送ローラ8との間に媒体19を挟持し、またシャッタ15、16が図示しない駆動手段により上方に回動して各々の短片部が上部搬送ガイド2a上に退避することで媒体搬送路3を開放する。
同時に搬送ローラ8が矢印で示した反時計回り方向に一定量回転して媒体19を下流側の搬送ローラ10方向に一定量搬送する。
これにより媒体19が下部搬送ガイド2b側の出入孔17と18を覆う位置に停止されると、シャッタ15と16がそれぞれの支点を中心に下方に回動して短辺部が下降し、出入孔17、18上で媒体19を押圧するが、前記のようにシャッタ15と16は、その材質や大きさおよび駆動手段による駆動力により、媒体に対する押圧力が装置仕様規定の厚さの媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体は変形する強さになるように設定されているので、装置仕様規定の厚さの媒体19は変形せず、平坦な状態を保持する。
この場合、媒体押圧ロッド6が媒体19を押圧してから一定時間経過しても、規定外媒体検知センサ7は媒体19を検知しないので、一定時間経過後、搬送ローラ8、10が反時計回り方向に回転し、これにより媒体19は搬送されて装置内に取り込まれ、磁気データ等の読取り部や印字等の処理部に搬送されて行く。
一方、図6(b)に示したように装置仕様規定より厚さの薄い腰の弱い媒体20を作業者が媒体挿入口1から媒体搬送路3を閉じているシャッタ15と16の短辺部に突き当たるまで挿入すると、第1の媒体検知センサ4、5及び第2の媒体検知センサ14により媒体19が検知される。
このように媒体20が第1の媒体検知センサ4、5及び第2の媒体検知センサ14で検知されると、プレスローラ9が図示しない駆動手段により下降して搬送ローラ8との間に媒体20を挟持し、またシャッタ15、16が図示しない駆動手段により上方に回動して各々の短片部が上部搬送ガイド2a上に退避することで媒体搬送路3を開放する。
同時に搬送ローラ8が矢印で示した反時計回り方向に一定量回転して媒体19を下流側の搬送ローラ10方向に一定量搬送する。
これにより媒体20が下部搬送ガイド2b側の出入孔17と18を覆う位置に停止されると、シャッタ15と16がそれぞれの支点を中心に下方に回動して短辺部が下降し、出入孔17、18上で媒体20を押圧する
シャッタ15と16は、前記のように押圧力が装置仕様規定より厚さの薄い媒体は変形する強さになるように設定されているので、媒体押圧ロッド6により押圧された媒体20の先端は変形して出入孔17と18の下に押下げられ、規定外媒体検知センサ7によって検知される。
これにより図示しない制御部は挿入された媒体が装置仕様規定より厚さの薄い媒体20であると判断して、プレスローラ9を上昇させて取込み動作を行わず、図示しない表示部に装置取り扱い以外の媒体であることを作業者に知らせてその抜き取りを促す旨のメッセージを表示する。
これにより媒体20の装置内への取込は防止され、そして表示されたメッセージを見た作業者により媒体挿入口1からの媒体20の除去が行われる。
以上説明した第2の実施例では、媒体挿入口から装置内部に延在する搬送路を開閉するシャッタに対応させて規定外媒体検知センサを設けると共に、媒体に対するシャッタの押圧ロッドの押圧力を装置仕様規定の厚さの媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体の場合は変形する強さに設定して、媒体挿入口から搬送路に挿入された媒体を媒体シャッタで押圧して、一定時間経過しても規定外媒体検知センサが媒体を検知しない場合は媒体を取込み、検知した場合は取込まないようにしているため、第1の実施例と同様に装置仕様規定より厚さの薄い媒体の取込みを防止することができるという効果が得られ、装置仕様規定より厚さの薄い媒体の取込みによるジャムの発生を未然に防ぐことが可能になる。
尚、上述した第1、第2の実施例では、規定外媒体検知手段として発光素子と受光素子を有する規定外媒体検知センサ7を用いるものとしたが、媒体押圧ロッド6やシャッタ15、16により押されることで動作する機械的なスイッチを用いることも可能である。
また、上述した第1、第2の実施例による媒体処理装置は、挿入口から挿入される航空券を取込んで、航空券に記録された磁気データ等の読取り、あるいは航空券に対する印字等の処理を行って排出したり、挿入された券を収納して新たな券の交換発行等の処理を行う装置の他、交通機関として電車やバスの乗車券あるいはイベント入場券や前売り券等の媒体に対して同様の処理を行う装置に適用することができる。
第1の実施例を示す要部平面図 第1の実施例を示す側断面図 第1の実施例の作用を示す図 第2の実施例を示す要部平面図 第2の実施例を示す側断面図 第2の実施例の作用を示す図
符号の説明
1 媒体挿入口
2a 上部搬送ガイド
2b 下部搬送ガイド
3 媒体搬送路
4、5 第1の媒体検知センサ
6 媒体押圧ロッド
7 規定外媒体検知センサ
8 搬送ローラ
9 プレスローラ
10 搬送ローラ
11 プレスローラ
12a、12b 穴
14 第2の媒体検知センサ
15、16 シャッタ
17、18 出入孔
19 装置仕様規定の厚さの媒体
20 装置仕様規定より厚さの薄い媒体

Claims (4)

  1. 挿入口から挿入される媒体を取込み、搬送路により搬送して媒体に対する処理を行う媒体処理装置において、
    前記搬送路を開閉するシャッタと、前記挿入口から前記搬送路に挿入された媒体を検知する媒体検知手段と、挿入された媒体の厚さ方向に動作する媒体押圧手段と、この媒体押圧手段により押圧されて変形した媒体を検知する規定外媒体検知手段を設けると共に、前記媒体押圧手段による媒体に対する押圧力を、当該装置仕様規定の媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体は変形する強さに設定して、
    前記シャッタが前記搬送路を閉じている状態で前記挿入口から挿入され、前記媒体検知手段により検知された媒体を前記媒体押圧手段により押圧したとき、前記規定外媒体検知手段が媒体を検知しない場合、前記シャッタを退避させることで前記搬送路を開放して前記媒体を取込むことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 請求項1記載の媒体処理装置において、
    媒体挿入方向における前記挿入口の下流側に搬送ローラとこの搬送ローラに対して当接、離間可能なプレスローラを設け、
    前記搬送ローラに対してプレスローラを離間させた状態で、前記媒体押圧手段により押圧された媒体を前記規定外媒体検知手段が検知しない場合、前記プレスローラを前記搬送ローラに当接させてローラ間に前記媒体を挟持し、かつ前記シャッタを退避させることで前記搬送路を開き、前記搬送ローラを回転させて前記媒体を取込むことを特徴とする媒体処理装置。
  3. 挿入口から挿入される媒体を取込み、搬送路により搬送して媒体に対する処理を行う媒体処理装置において、
    媒体の厚さ方向に動作して媒体を押圧しかつ前記搬送路を開閉するシャッタと、前記挿入口から前記搬送路に挿入された媒体を検知する媒体検知手段と、前記シャッタにより押圧されて変形した媒体を検知する規定外媒体検知手段を設けると共に、前記シャッタによる媒体に対する押圧力を、当該装置仕様規定の媒体は変形せず、装置仕様規定より厚さの薄い媒体は変形する強さに設定して、
    前記シャッタが前記搬送路を閉じている状態で前記挿入口から挿入された媒体が前記媒体検知手段により検知されると、前記シャッタを退避させて前記搬送路を開放し、その後前記媒体を前記媒体押圧手段により押圧したとき、前記規定外媒体検知手段が媒体を検知しない場合、前記シャッタを退避させることで前記搬送路を開放して前記媒体を取込むことを特徴とする媒体処理装置。
  4. 請求項3記載の媒体処理装置において、
    媒体挿入方向における前記挿入口の下流側に搬送ローラとこの搬送ローラに対して当接、離間可能なプレスローラを設け、
    前記搬送ローラに対してプレスローラを離間させた状態で、前記シャッタにより押圧された媒体を前記規定外媒体検知手段が検知しない場合、前記プレスローラを前記搬送ローラに当接させてローラ間に前記媒体を挟持し、かつ前記シャッタを退避させることで前記搬送路を開き、前記搬送ローラを回転させて前記媒体を取込むことを特徴とする媒体処理装置。
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