JP2008140239A - 媒体取扱装置および媒体カセット - Google Patents

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Abstract

【課題】通帳カセットに通帳を装填する際に、不揃い、特に飛び出しをなくし、通帳冊数の計数を正確に行えるようにする。
【解決手段】所定位置で掛止可能とし、通帳繰出し部12側へ通帳14を押圧するとともに移動可能な押圧部材15と、装填されている通帳背部14aの上面位置に配置し、通帳背部14aの位置を規制しながら通帳装填空間内から押圧部材15の移動とともに進退可能に形成した通帳上面ガイド17a、17bを設ける。さらに、通帳上面ガイド17a、17bが開いた状態において通帳カセット11の外に突出する突起部21を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関等で用いられる通帳等の冊子状媒体に印字や磁気リード・ライトを施し発行する媒体処理装置であって、特に通帳を取り扱う媒体取扱装置および媒体カセットに関する。
従来、この種の媒体取扱装置は、顧客により挿入された通帳に取引内容を順次印字し、当該通帳の印字可能部分がなくなった場合に、新しい通帳を装填した媒体カセットよりその通帳を繰出して発行する媒体繰出し部を有している。
そして、通帳残量冊数を正確に検知するために、通帳に光を発光する発光素子と、通帳との距離が大きくなるほど弱くなる反射光を検知して、反射光に応じた電気信号に変換する受光素子を有するフォトリフレクタが、媒体カセット内に揃えて装填した複数の新しい通帳背部の厚さ方向に走査することができるようにした。
この走査により、受光素子からの電気信号が当該通帳背部の形状に応じ、当該通帳背部の頂部では大きく、通帳間では小さくなることを検知して制御部により通帳冊数を計数するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−77268号公報
しかしながら、上記従来の媒体取扱装置では、通帳冊数を計数するためにフォトリフレクタを走査する際に、通帳背部が読み取りに必要な高さに揃えられていなかったり、一部通帳が飛び出した高さに位置する場合は、通帳冊数の計数を正確にできない場合があるという問題があった。
本発明は、前述の課題を解決するために次の手段を採用する。すなわち、媒体背部を有する複数の媒体を装填した媒体カセットを配し、当該媒体カセットに装填した前記媒体冊数を計数可能な媒体取扱装置であって、前記媒体カセットには、装填されている媒体を繰出すための媒体繰出し部と、所定位置で掛止可能とし、前記媒体繰出し部側に前記媒体を押圧するとともに移動可能な押圧部材と、前記装填されている媒体の媒体背部の位置を規制するとともに、媒体装填空間内から進退可能に形成した媒体ガイド部材を設け、前記押圧部材の移動とともに前記媒体ガイド部材が進退するようにした。
本発明の媒体取扱装置によれば、装填されている媒体の媒体背部の位置を規制するとともに、媒体装填空間内から進退可能に形成した媒体ガイド部材を設けたので、媒体がフォトリフレクタ側に飛び出すことがなくなり、フォトリフレクタとの距離を一定にしやすいので、フォトリフレクタによる媒体冊数の計数を正確に行うことができる。
以下、本発明に係る実施の形態例を、図面を用いて説明する。図面に共通する要素には同一の符号を付す。なお、以下説明する媒体取扱装置の実施例の説明では、媒体として一般に使用される通帳を例として説明するがこれに限定するものではない。
(構成)
まず、図8により本実施例の媒体(以後、通帳とする)の構成を説明する。通帳14は、媒体背部(以後、通帳背部とする)14aおよび、磁気リード・ライトが行なわれる磁気ストライプ27を有している。この通帳背部14aは通帳14の中紙を表紙と縫い合わせ二つ折りにした部位に相当する、いわゆるセンターオールド(綴部)である。
次に、本実施例の媒体取扱装置全体の構成を、図5に示す媒体取扱装置の構成図を用いて説明する。
図5に示す媒体取扱装置1には、通帳14、または図示しない証書を繰出し可能に装填する通帳証書繰出装置2が具備され、その上部に通帳14または証書を搬送する搬送路3が設けられている。
前記搬送路3に沿って、通帳14を改頁する改頁部4、通帳14の頁および印字済み行を検出する頁・印字済行検出部5、通帳14または証書に印字を行う印字部6、通帳14の繰り越しが発生した場合や、排出した通帳14を顧客が取り忘れた場合などに、通帳14を一時的に保留しておくための機構である取込部10、および通帳14に設けられている磁気ストライプ27に磁気リード・ライト処理を施す磁気リード・ライト部7が設けられている。
また、媒体取扱装置1の上部には、取引内容を表示する表示部9並びに印字および磁気リード・ライト処理を施した通帳14と、印字処理を施した証書を排出する通帳証書排出部8を有している。
次に、通帳証書繰出装置2について説明する。図5において、通帳証書繰出装置2には、中央部に図示しない複数の支柱が設けられており、当該支柱の一部にはベルトが巻き掛けられたプーリが軸支されている。そして、一方のプーリには回転駆動源として、モータが接続されている。
26は通帳証書キャリアであって、ガイド体により、後述する媒体繰出し部(以後、通帳繰出し部とする)12より繰出された通帳14、および証書繰出し部より繰出された証書を、図5の破線で示す下端位置から実線で示す上端位置まで移動し、通帳14や証書を搬送路3へ受け渡す構成となっている。
そして、図示しない駆動回路によりモータが駆動すると、ベルトの一部に取り付けられた通帳証書キャリア26が、ガイド体に沿って上下動する。
また通帳証書繰出装置2には、図示しない証書が装填される、複数(本実施例では3個)の証書カセット16が着脱可能にセットされており、当該証書は証書カセット16に水平状態で装填されている。
前記証書カセット16の図示の右側には、証書繰出し部が設けられ、装填された証書が1枚ずつ繰出されるようになっている。各証書カセット16には、証書の枚数を計数する証書計数部28が、図示しない駆動手段により矢印A方向に動作し、それぞれの証書カセット毎に計数可能に制御されている。
さらに本実施例の通帳証書繰出装置2には、通帳14が装填される複数(10個)の媒体カセット(以後、通帳カセットとする)11、11aが、通帳証書繰出装置2の設置方向に対して上下左右方向に並設されている。
本実施例では、各通帳カセット11、11aが2列に並設され、図5における右側の通帳カセット11は左側に通帳繰出し部12を有し、左側の通帳カセット11aは右側に通帳繰出し部12aを有している。そして通帳繰出し部12、12aから通帳カセット11、11aに装填されている通帳14が繰出される。
また、通帳カセット11、11aは、互いに通帳繰出し部12、12aを先頭に向き合うようにセットされており、通帳カセット11、11aは通帳証書繰出装置2に対して着脱可能な構造となっている。
さらに、通帳カセット11、11aの上方向には、通帳14の冊数を計数する媒体計数部(以後、通帳計数部とする)13、13aが、図示しない駆動手段により矢印B方向に動作可能に設けられている。
図6は本実施例の通帳計数部および通帳カセットの概略側面図を示しており、通帳カセット11および通帳計数部13を例に以下説明する。通帳計数部13は、発光素子24、および受光素子23を有するフォトリフレクタ25より構成されている。
発光素子24は電気信号により光aを発光し、この光aが通帳背部14aに反射し、その反射光bが受光素子23に検知されて図7に示す出力信号cに変換されることになる。
前記発光素子24は例えば発光ダイオードから成っており、受光素子23は例えばフォトトランジスタから成っている。また、フォトリフレクタ25は図示しないシャフトにより滑動可能に支持され、図示しない駆動源により、装填される通帳14の媒体装填空間上を移動できる。
通帳14は、通帳カセット11内に傾斜した状態で、且つ、通帳背部14aを上側にするように装填され、図示しないスプリングが取付けられた押圧部材15により、矢印D方向の通帳繰出し部12側、すなわち図5に示す通帳証書キャリア26側へ押圧する構成となっている。
図7は本実施例のフォトリフレクタの出力波形を説明する図であり、フォトリフレクタ25を図6の矢印B方向に移動して走査させた場合の、受光素子23側の出力信号cを示している。
前記出力信号cは、図6に示すフォトリフレクタ25と、測定の対象とする媒体である通帳14間と通帳背部14aとの距離dによって変化する。すなわち、距離dが小さいほど反射光bが強いので出力が大きくなり、距離dが大きいほど反射光bが弱いので出力が小さくなるため、図7に示すような波形となる。
このことから、出力が大きくなる通帳背部14aの頂部の出力と、出力が小さくなる通帳14間(谷間)の出力の間にスライスレベルeを設定する。そして、出力がスライスレベルeを超えてピークfを形成する回数を、図示しない制御部により計数することにより、通帳冊数を算出できるようになっている。なお、出力信号cは測定の対象とする媒体の色(反射率)によっても変化するので、スライスレベルeを可変とすることもできる。
図1および図2は、本実施例の媒体ガイドである通帳背部を規制し移動可能な通帳ガイドを示す概略上面図である。図1は媒体取扱装置1の通帳カセット11に実装されている通帳ガイド(以降、通帳上面ガイドとする)17a、17bが開いた状態を示し、図2は通帳上面ガイド17a、17bが閉じた状態を示す。
図1に示す通帳上面ガイド17a、17bは、通帳背部14aがフォトリフレクタ25の動作時に触れないように所定の間隔を確保するために、通帳背部14aの突出をなくすためのものである。この通帳上面ガイド17a、17bには、長穴18aないし18dが図示するように斜め方向に設けられている。
また通帳カセット11側には、図3および図4に示すように上面ガイドブラケット22a、22bが設けられ、その上面ガイドブラケット22a、22bにはガイドポスト19aないし19dが植設されている。そして、このガイドポスト19aないし19dに前記長穴18aないし18dが嵌入している。
したがって、通帳上面ガイド17a、17bはガイドポスト19aないし19dに案内され、矢印F方向に平行移動が可能になる。なお、ガイドポスト19aないし19dと長穴18aないし18d部には嵌入形状を維持するためのスナップリング等がはめ込まれているが、図示では省略している。
また、前記通帳上面ガイド17a、17bには、上面ガイドブラケット22a、22bとの間に図示しないスプリングが張設されており、通帳上面ガイド17a、17bは常時、図2に示すように通帳14を装填する媒体装填空間内に突出する方向に付勢されている。
なお、上面ガイドブラケット22a、22bを設けることなく、通帳カセット11側のフレーム自身にガイドポスト19aないし19dを直接植設してもよいのは言うまでもない。
さらに、通帳上面ガイド17a、17bの一部(図1では下端側)には、押圧部材15との当接部20a、20bが設けられており、押圧部材15を矢印E方向に(図1では下方)に移動させると、押圧部材15の一部と前記当接部20a、20bが衝突し、通帳上面ガイド17a、17bも移動する。すなわち長穴18aないし18dがそれぞれガイドポスト19aないし19dに案内され図1に示すような状態になる。
なお、押圧部材15は先の通帳上面ガイド17a、17bのスプリング張力に抗して移動させるが、当接部20a、20bに衝突後の所定量だけ移動できるようにし、且つ、その位置で掛止させることができるようになっている。したがって、掛止状態では、押圧部材15から手を離しても、押圧部材15が通帳繰出し部12側に向かって移動することはない。また、押圧部材15を矢印C方向に移動させるときにはこのスプリングの張力に抗して操作することになる。
次に誤装填防止部としての突起部について説明する。通帳上面ガイド17bには、先に説明した当接部20b以外に、さらに他の突起部21が設けられている。この突起部21は図1に示すように、少なくとも押圧部材15が掛止状態のときには、通帳カセット11本体より突出し、この突出状態のまま、すなわち、押圧部材15が掛止状態を解除しないまま通帳証書繰出装置2に装着を試みると、図示しない装置側のフレーム等と干渉してしまい、解除忘れを気づかせることができる。
また、この突起部21は押圧部材15側に設けてもよい。なお、解除忘れがあったとき、本体側のフレームに干渉する際に自動的に解除されるように構成することもできるが、装填した通帳14が装填量によっては倒れこむ場合もあるので、操作者により解除する方がよい。
図3は図1の下方向から見た通帳上面ガイドが開いた状態の概略図を示し、図4は図2の下方向から見た通帳上面ガイドが閉じた状態の概略図を示している。
通帳14を装填する媒体装填空間内に突出している通帳上面ガイド17a、17bの側面は、図1に示すように通帳14の装填の邪魔にならない位置に退避する。そして図3に示すように、操作者が装填した通帳14が規制する高さhを超え、突出したままの状態で押圧部材15の掛止を解除すると、通帳背部14a´と通帳上面ガイド17a、17bが干渉することになり、装填不良を気づかせることができる。
さらに、通帳上面ガイド17a、17bが干渉した状態では、図1に示す状態に近いので、このままの状態で通帳証書繰出装置2に通帳カセット11のセットを試みると、突起部21が突き出した状態のままなので、通帳証書繰出装置2にセットが出来ないため、容易に装填不良を認知させることができる。
(動作)
以上の構成により本実施例の媒体取扱装置1は、以下のように動作する。この動作を図1ないし図8の概略図および構成図およびフォトリフレクタの出力波形図を用いて通帳カセット11を例に以下説明する。
まず、通帳証書繰出装置2の通帳カセット11の内部に装填された通帳14が、通帳繰出し部12より繰出され、通帳証書キャリア26に取込まれ搬送路3に送り込まれると、印字部6にて通帳14の表紙に顧客の氏名、口座番号等が印字される。
通帳14の表紙の印字が終了すると、通帳14は改頁部4へ送られ、ここで該当する頁が開くように改頁が行われ、頁・印字済み行検出部5で頁情報が読取られ、図示しない制御部により印字の可否を確認した後、印字可の場合には再び印字部6へ搬送して当該該当する印字行に印字を行う。
通帳14の印字処理が終了すると、磁気リード・ライト部7へ搬送され、通帳14の磁気ストライプ27に所定の情報が記録され、その後通帳証書排出部8より排出されて発行処理を終了する。なお、取込部10に繰り越し前の通帳14が待避している場合は続けて排出するが説明は省略する。
通帳発行処理動作が終了すると、図示しない記憶部に格納されている通帳冊数情報が更新(1冊減)される。ここで上位装置または操作者の指示入力により通帳14の残数確認指示が発せられると、制御部は通帳冊数検知動作を行わせる。
通帳冊数検知は図6に示すように、通帳計数部13におけるフォトリフレクタ25を原点位置、例えば押圧部材15側の所定位置に戻す、または当該位置で静止していることを確認する。
次に、発光素子24の電気信号により光aを発光しつつ、矢印B方向に走査し、光aが通帳背部14aに反射した反射光bより受光素子23が出力する出力信号cを得る。
そして、図示しない制御部は前記フォトリフレクタ25からの出力信号cのスライスレベルeを超えたピークfを形成する回数を計数することで、通帳カセット11に装填されている通帳冊数とする。このとき、図4に示すように、通帳背部14aが通帳上面ガイド17a、17bの下側に入り、規制する高さhを超えて装填されていないため、フォトリフレクタ25の出力は安定したものとなる。
新たな通帳14を通帳カセット11に装填する場合には、まず、通帳証書繰出装置2から通帳カセット11を取り出して、図1に示すように押圧部材15を矢印E方向に引き、前記掛止状態とさせる。このときには、当接部20a、20bと押圧部材15が衝突し、さらに押圧部材15の移動とともに通帳上面ガイド17a、17bが移動する。
すると、図1に示すように通帳14を装填する媒体装填空間内に突出可能な通帳上面ガイド17a、17bの側面は、通帳14の装填の邪魔にならないように退避している。なお、図1に示すように突起部21は通帳カセット11本体より突出していることは前述のとおりである。
操作者が所定の通帳14を装填する。例えば、片手で通帳14を媒体装填空間内の所定位置に挿入したら他の手で押圧部材15の掛止を解除する。すると、スプリングの作用により押圧部材15は通帳繰出し部12側へ移動し、装填した通帳14に所定の圧力を加えた状態で静止するので片手を離す。
一方、通帳上面ガイド17a、17bもスプリングの作用により押圧部材15の移動に追従して移動する。この移動は、ガイドポスト19aないし19dに嵌合する長穴18aないし18dにより斜め方向に案内され、図2に示すように通帳装填空間内に突出する。
このとき、図3に示すように操作者が装填した通帳14が規制する高さhより突出していると、通帳背部14a´と通帳上面ガイド17a、17bが干渉するので、操作者はセット不良であることを把握することができ、容易に修正できる。
なお、押圧部材15を掛止したままの状態で通帳証書繰出装置2に通帳カセット11のセットを試みると、突起部21が突き出した状態のままなので、通帳証書繰出装置2にセットが出来ないため、容易に操作忘れを認知させることができる。
また、証書を発行する必要がある場合は、証書カセット16より図示しない証書繰出し部より繰出され、通帳証書キャリア26により搬送路3まで搬送され、印字部6にて印字が施され、通帳証書排出部8より排出される。そして、証書計数部28が図示しない計数手段により証書の枚数の計数を行うが、説明は省略する。
なお、以上の実施例の説明では、突起部21を通帳上面ガイド17bに設けるように説明したが、通帳上面ガイド17aに設けるようにしてもよいし、両方に設けるようにしてもよいが、装置側に装填する際に早い段階で操作者に気づかせるためには、挿入方向(矢印S方向)の先端側が良いことは言うまでもない。
また、突起部21を通帳カセット11の外側に突出する構成として説明したが、通帳上面ガイド17a、17bの位置に応じてスイッチ等を押下し、通帳上面ガイド17a、17bが開いたままであることを図示しない制御部等に通知するようにしてもよい。
(実施例の他の効果)
以上のように、装填されている通帳背部の位置を規制する媒体上面ガイド部材を設けたので、以下に記載する効果も奏する。通帳カセットの挿抜にあたっては、まず操作者の所持するIDカード等で操作者を特定している。また、通帳カセットの挿抜の有無や前面扉の開閉を電気的に検出し、時刻情報と共に記録を残しているので、通帳の計数結果に相違が生じた場合には、前記操作者や日時を特定しての追跡調査や解析が可能となる。本発明の通帳カセットでは、通帳背部を通帳上面ガイド部材が覆っているので、装置への装着状態では通帳を抜き取ることができない。従って、計数結果に相違が生じたとき、通帳カセットの挿抜記録のない操作者は調査対象外とすることができ、原因究明時間が削減できる。
本発明は、通帳やカード等の大きさの揃った媒体を取扱う媒体取扱装置に広く用いることができる。
実施例の通帳上面ガイドの概略上面図である。 実施例の通帳上面ガイドの概略上面図である。 図1の下方向から見た通帳上面ガイドの概略図である。 図2の下方向から見た通帳上面ガイドの概略図である。 実施例の媒体取扱装置の構成図である。 実施例の通帳計数部および通帳カセットの概略側面図である。 実施例のフォトリフレクタの出力波形を説明する図である。 実施例の通帳構成を説明する図である。
符号の説明
11 通帳カセット
12 通帳繰出し部
14 通帳
14a 通帳背部
15 押圧部材
17a、17b 通帳上面ガイド
21 突起部

Claims (4)

  1. 媒体背部を有する複数の媒体を装填した媒体カセットを配し、当該媒体カセットに装填した前記媒体冊数を計数可能な媒体取扱装置であって、
    前記媒体カセットには、
    装填されている媒体を繰出すための媒体繰出し部と、
    所定位置で掛止可能とし、前記媒体繰出し部側に前記媒体を押圧するとともに移動可能な押圧部材と、
    前記装填されている媒体の媒体背部の位置を規制するとともに、媒体装填空間内から進退可能に形成した媒体ガイド部材を設け、
    前記押圧部材の移動とともに前記媒体ガイド部材が進退することを特徴とする媒体取扱装置。
  2. 前記媒体カセットを本装置から着脱可能とし、
    前記媒体ガイド部材が媒体装填空間内から退避しているとき、前記媒体カセットが本装置に装着困難としたことを特徴とする請求項1記載の媒体取扱装置。
  3. 装填されている媒体を繰出すための媒体繰出し部と、
    所定位置で掛止可能とし、前記媒体繰出し部側に前記媒体を押圧するとともに移動可能な押圧部材と、
    前記装填されている媒体の媒体背部の位置を規制するとともに、媒体装填空間内から進退可能に形成した媒体ガイド部材を設け、
    前記押圧部材の移動とともに前記媒体ガイド部材が進退することを特徴とする媒体カセット。
  4. 前記押圧部材が掛止位置にあるとき、媒体ガイド部材が媒体装填空間内から退避していることを特徴とする請求項3記載の媒体カセット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108421A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Sumitomo Mitsui Banking Corp 通帳管理発行装置およびその制御方法

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