JP2006056021A - 記録装置 - Google Patents

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Hiroshi Kurokawa
弘 黒川
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Abstract

【課題】 本発明は、装置外装に設けられたシート搬送路を構成する開口部から、埃や異物の侵入を防止しうる記録装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係る記録装置の代表的な構成は、シートに画像を記録する記録手段2と、シートを搬送する搬送手段3と、シート搬送路から装置外部へと通じる開口部7と、前記開口部7をふさぐ蓋8とを備えた記録装置において、前記蓋8は、前記開口部7の開口面と略平行にスライドして該開口部7を開閉し、シートが前記開口部7を通過する際に開くことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子カメラで撮影した画像を印刷するような小型の記録装置に関し、特にシート搬送路の構成に特徴を有するものである。
従来から、シート搬送方向の奥行きが短い小型の記録装置が提供されている。例えば、電子カメラで撮影した画像などを印刷する熱転写プリンタや、携帯用のインクジェットプリンタなどである。これらの小型の記録装置は、多くの場合シート搬送経路が略水平となるように構成されていた。
図5は、従来の記録装置の例を示す図である。図5(a)に示すように、従来例としての熱転写プリンタ100は、記録手段101と、シート搬送手段としての搬送ローラ102、および略水平のシート搬送路103を備えている。なお図において熱転写プリンタ100の左側が前面、右側が背面であって、前面から給送したシートを装置内部に送り込み、前面に排出しながら画像記録を行う。
ところで、上記熱転写プリンタ100は、小型であるがゆえに、シート搬送方向の長さがはがきサイズほどにもなると、給送した際に装置背面からシートの一部が突出する。このとき、熱転写プリンタ100の背面付近に物が置いてあるとシートがぶつかってしまう。従って少なくとも使用時には熱転写プリンタ100の背面側は空けておく必要があり、装置が小型であることの利点が薄れてしまうという問題がある。
そこで図5(b)に示す熱転写プリンタ104のように、背面近傍に物が置いてあってもシートとぶつからないようにするために、シート搬送路105をカーブさせて背面側に突出させないよう構成したものもある。この場合、シート搬送路105は装置上面の外装に開口部を備え、はがきサイズのようにシート搬送方向に長いシートを給送する際には、その一部が上方に突出する。
特開2004−058338 特開2001−260474
しかしながら、上記図5(b)に示した従来例では、装置上面に開口部があるために、埃が侵入して記録画像の品位が低下したり、クリップなどの異物が侵入して故障や破損の原因となるおそれがあった。
そこで本発明は、装置外装に設けられたシート搬送路を構成する開口部から、埃や異物の侵入を防止しうる記録装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る記録装置の代表的な構成は、シートに画像を記録する記録手段と、シートを搬送する搬送手段と、シート搬送路から装置外部へと通じる開口部と、前記開口部をふさぐ蓋とを備えた記録装置において、前記蓋は、前記開口部の開口面と略平行にスライドして該開口部を開閉し、シートが前記開口部を通過する際に開くことを特徴とする。
本発明によれば、装置外装に設けられたシート搬送路を構成する開口部から、埃が侵入して記録画像の品位が低下したり、異物が侵入して故障や破損の原因となることを防止することができる。
[第一実施例]
本発明に係る記録装置の実施例について、図を用いて説明する。図1は本実施例に係る記録装置の概略構成図、図2は開口部近傍の動作を説明する図である。本実施例において記録装置の例として用いる熱転写プリンタ1は、デジタルカメラのデータや写真画像を出力することを目的とし、カードサイズやLサイズ、はがきサイズなどの小さなシートに記録を行う小型の記録装置である。
図1に示すように、熱転写プリンタ1は、記録手段の例としての記録部2、シートを搬送する搬送手段の例としての搬送ローラ3a、3bを備えている。図において熱転写プリンタ1の左側が前面、右側が背面であって、前面から給送したシートを装置内部に送り込み、前面に排出しながら画像記録を行う。なお画像記録は一色ごとに行われるため、シートは色数と同じ回数だけ装置内に送り込み、排出しながら画像記録を行う動作を繰り返す。
装置内部のシート搬送路4は装置上方に向かってカーブを描いており、搬送上ガイド5a、搬送下ガイド5bによって、装置外装6に設けられた開口部7へと導かれる。例えばはがきサイズのシートなど、シート搬送路4の長さを超えるシートに画像を記録する場合には、シート後端を7から突出させる。
開口部7には、これをふさぐ蓋8が開口面と略平行(矢印A方向)にスライド移動可能に取り付けられている。また蓋8は付勢手段の例としてのバネ9によって閉じる方向に付勢されており、通常時は蓋8が開口部7をふさぐように構成している。蓋8は、装置外装6に設けられた不図示のガイド溝に沿ってスライド移動し、バネ9の付勢力により装置外装6に設けられた不図示の突当部に突き当たって位置決めされる。なお、本実施例においてバネ9は押圧バネであるが、反対側に引っ張りバネを設けることでも同等の構成とすることができる。
このように、開口部7を装置上面に設けたことにより、シート搬送路の長さを超えるシートに画像を記録する場合において、背面近傍に物が置いてあってもシートとぶつかることがなく、省スペースで装置を使用することができる。この場合において、通常時は蓋8によって開口部7をふさぐように構成したことにより、埃などの塵埃10が侵入して記録画像の品位が低下したり、異物が侵入して故障や破損の原因となることを防止することができる。
次に、蓋8を開閉するための構成およびその動作について説明する。
図2(a)に示すように、蓋8の先端部(位置決めされる側)には、シートSが当接する当接面8aが形成されている。当接面8aは、シート搬送方向に対して直交する方向よりもわずかに開口部7に向かって傾斜している。搬送ローラ3a、3bによって搬送されてきたシートSは、この当接面8aに、蓋8の移動方向(矢印A方向)に対して所定の角度θをもって突き当たる(矢印B方向)。
ここで、シートSの搬送力をFfとした場合、蓋8を開けるための分力はFfcosθとなる。そしてバネ9が蓋8を閉めようとする力をFsとすると、シートSの搬送力によって蓋8を開くためには、次式を満足している必要がある。
Ffcosθ > Fs
すなわち、バネ9による蓋8の付勢力は、シート搬送力のうち蓋8の移動方向の分力よりも弱く設定している。なお、本装置は写真画質の記録を行うことを目的としており、使用されるシートSはコピー機などに用いられる普通紙よりも厚みがあり剛性が高いため、座屈することなく蓋8を開くことができる。
図2(b)に示すように、蓋8が開くと、シートSの後端(記録開始側を先端とする)が突出する。そしてシート先端が記録部2の位置に来るとシート搬送方向を逆転し、画像を記録しながら装置前面より排出する。
図2(c)に示すように、記録が進んで蓋8を押しのけていたシート後端が装置内部に入ると、蓋8はバネ9の付勢力によって移動し、開口部7をふさぐことになる。
上記構成の蓋8は、装置外装の内側に配置している。また、例えばフレキシブルディスクドライブの入口の蓋のように装置外部から与えられる力によって開くものではない。さらに、開口部7はシートが通過できればよいことから細いスリット形状となっている。これらのことから、蓋8は外部からは極めて開きにくい構造となっている。このため、使用者が誤って異物を挿入することがない。すなわち、蓋8はシートが開口部7を通過する際にのみ開き、シートが内部にある場合や装置を使用していない場合には開口部7は蓋8によって確実に閉じられている。これにより、確実に塵埃10や異物の侵入を防止することができる。
[第二実施例]
上記第一実施例においては、シートが蓋8に直接当接し、これを開くよう構成して説明した。しかし、蓋の開閉に連動するリンク部材を用いることでもよい。
図3は、第二実施例に係る開口部近傍の構成と動作を説明する図である。図3(a)に示すように、蓋11は開口部7の開口面と略平行(矢印A方向)にスライド移動可能に取り付けられており、バネ9によって閉じる方向に付勢されている。リンク部材12は蓋の開閉に連動する部材であって、装置本体に軸12aによって回動自在に取り付けられ、シート搬送方向に対して略直交する当接面12bをシート搬送路4上に配置し、接続部12cによって蓋11と回転自在に接続されている。接続部12cはピンであって、蓋11に設けられた長穴11aと嵌合している。すなわち、蓋11のスライド移動とリンク部材12の回動は連動しており、一方を動作させれば他方が移動する関係にある。
搬送ローラ3a、3bによって搬送されてきたシートは、リンク部材12の当接面12bに当接して押圧する。するとリンク部材12は軸12aを中心に回動し、接続部12cが長穴11aを介して蓋11をスライドさせる。図3(b)は、蓋11が開いた状態を示す図である。
すなわちリンク部材12は、シート搬送方向の力を、蓋11のスライド移動の方向へと変換している。シート後端が当接する当接面12bはシート搬送路に対して略直交して位置しているため、確実に力を与えることができる。また蓋11を移動させる力は分力ではなく、シート搬送力がほぼそのまま伝達される(厳密には、接続部12cの円運動における接線方向の力が搬送力Ffであり、蓋11にはその移動方向の分力が加えられる)ため、バネ9の力をある程度強くすることができ、蓋11の動作を確実なものとすることができる。
[第三実施例]
上記第一および第二実施例においては、シートの搬送力と、バネ9による付勢力を用いて蓋8、11を開閉する構成について説明した。しかし本発明はこれに限定するものではなく、制御可能な駆動手段を用いて蓋を開閉させるよう構成しても良い。
図4は、第三実施例に係る開口部近傍の構成と動作を説明する図である。図に示すように、蓋13は開口部7の開口面と略平行(矢印A方向)にスライド移動可能に取り付けられており、これを駆動する駆動手段の例としてのソレノイド14が接続されている。一方、シート搬送路上にはシートの有無を検知するセンサ15が配置されている。ソレノイド14およびセンサ15は、熱転写プリンタ1の動作を制御する制御部16に接続されている。制御部16は、センサ15がシートを検知するとソレノイド14を駆動して蓋13を開放し、センサ15がシートを検知しなくなるとソレノイド14の駆動を切って蓋13を閉じる。
上記の如く構成することにより、蓋13の開閉のためにシートの搬送力が不要となることから、シートSに腰の弱いシート(例えばシール用シート)なども好適に用いることが可能となる。
[他の実施例]
上記各実施例において、開口部7は、シート後端が一時的に突出し、ふたたびシートは装置内に搬送されていくためのものであった。しかし、画像を記録したシートを開口部から排出する構成の記録装置であっても、開口部が装置外装の上面に設けられているのであれば、本発明を適用して利益を得ることができる。
本発明は、装置上面に開口部を備えた記録装置に対して利用することができる。
第一実施例に係る記録装置の概略構成図である。 開口部近傍の動作を説明する図である。 第二実施例に係る開口部近傍の構成と動作を説明する図である。 第三実施例に係る開口部近傍の構成と動作を説明する図である。 従来の記録装置の例を示す図である。
符号の説明
S …シート
1 …熱転写プリンタ
2 …記録部
3 …搬送ローラ
4 …シート搬送路
5a …搬送上ガイド
5b …搬送下ガイド
6 …装置外装
7 …開口部
8、11、13 …蓋
9 …バネ
10 …塵埃
12 …リンク部材
14 …ソレノイド
15 …センサ
16 …制御部

Claims (7)

  1. シートに画像を記録する記録手段と、
    シートを搬送する搬送手段と、
    シート搬送路から装置外部へと通じる開口部と、
    前記開口部をふさぐ蓋とを備えた記録装置において、
    前記蓋は、前記開口部の開口面と略平行にスライドして該開口部を開閉し、シートが前記開口部を通過する際に開くことを特徴とする記録装置。
  2. 前記開口部は、装置外装の上面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 前記蓋は、閉じる方向に付勢手段によって付勢され、
    開く方向にシートの搬送力によって付勢されることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 前記蓋はシートが当接する当接面を備え、
    前記当接面は、シート搬送方向に対して直交する方向よりもわずかに前記開口部に向かって傾斜していることを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 蓋の開閉に連動するリンク部材を備え、
    前記リンク部材は、装置本体に回動自在に取り付けられ、
    前記シート搬送方向に対して略直交する当接面と、
    前記蓋と回転自在に接続された接続部とを備えることを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  6. 前記蓋を開閉させる制御可能な駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  7. 前記蓋は、装置外装の内側に配置していることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
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