JP3631795B2 - 紙葉類識別収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は,紙,紙幣,手紙,葉書等の紙葉類を識別して収納する装置に関し,詳しくは,搬送ベルトと搬送ベルトに用いられるプーリの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,例えば,図4に示される紙葉類識別収納装置が知られている。図4を参照して,従来の紙葉類識別収納装置は,前面を構成する内側部材50と,後面を構成する外側部材60と,下部を構成する収納部材70とを備えている。
【0003】
内側部材50と外側部材60との間には,手前側に挿入口53が形成され,この挿入口53から夫々の壁部によって,収納部材70に至る逆L字型の搬送通路54が形成されている。
【0004】
内側部材50は前方に突出した前面部51と前面部51の後ろ側に搬送部材52を備えている。前面部51の上面は挿入口53の下側とこれに連続する搬送通路54の下面を形成している。
【0005】
搬送部材52には,搬送通路54側に突出した磁気ヘッド55と光学センサー56とが設けられている。また,搬送部材52の上端と下端には,プーリ57,58が夫々設けられ,その間に搬送ベルト59が懸架されている。
【0006】
外側部材60は,搬送通路54に突出して,紙葉類の挿入を検知するための挿入検知爪61が設けられ,内側部材50のプーリ57に接触するように,搬送通路54側にローラ62及び63が設けられている。また,外側部材60の下端寄りに搬送通路54を水平方向に貫通してソレノイド64によって駆動されるシャッター爪65とを備えている。また,内側部材の光学センサー56に搬送通路54を介して対向して光学センサー66が設けられている。また,搬送通路54に突出してエスクロレバー67と下端に突出して規制片68が設けられている。
【0007】
収納部材70は,正面側にカセットレール71を備えている。カセットレール71の前方には,スタッカプレート72及びスタッカリンク73等のスタッカ部材74を備えている。
【0008】
カセットレール71の上方には,プーリ58と接触するローラ75が設けられている。収納された紙葉類100は,カセットスプリング77によって,収容プレート76を介して,カセットレール71側に付勢されている。
【0009】
図5は図4の従来例と同様の構成を有する他の従来例を機器に取り付けた状態を示す断面図である。図5を用いて,搬送ベルト59と,プーリ57,58と,これらを固定した固定部材52aとを備えた搬送部材52の着脱の操作について説明する。図5に示すように,まず,紙葉類識別収納装置を固定された機器80の壁部の内側から取り外し,内側部材50の前面部51の固定ねじ82,82´を外して,前面部51を取り外し、搬送部材を前記前面部51の取り付けられていた位置の方に向かって手前に矢印84に示すように引くと,搬送部材52を引き出すことができる。したがって,図示の2点鎖線で示された状態で,搬送ベルト59及びプーリ57,58を外していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の紙葉類判別収納装置の正面部分は,機器の前面に内側から取り付けられているので,紙葉類識別収納装置を装着している機器から取り外してから前面を取り外した後,紙葉類識別収納装置の内側部材を外し,プーリと搬送ベルトを固定する固定部材を外さないと,プーリと搬送ベルトの着脱ができなかったので,プーリーや搬送ベルトの故障の際の交換や修理が容易ではなかった。
【0011】
そこで,本発明の技術的課題は,紙葉類識別収納装置を機器に装着した状態で,プーリと搬送ベルトの着脱が容易にできる紙葉類識別収納装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば,挿入口から挿入された紙葉類を搬送通路に沿って搬送する搬送手段と,前記搬送手段によって搬送された紙葉類を識別し,収納部材に収容する紙葉類識別収納装置において,前記搬送手段は,前記挿入された紙葉類を搬送通路に送り込む搬送ベルトと,前記搬送ベルトの駆動及び案内を行うプーリと,前記プーリを固定する固定部材とを備え,前記固定部材は前記搬送通路の内側を形成する内側部材の通路側に設けられていることを特徴とする紙葉類識別収納装置が得られる。
【0013】
また,本発明によれば,前記紙葉類識別収納装置において,前記搬送通路は外側部材と前記内側部材との間に形成され,前記固定部材は,前記外側部材を開くことにより着脱可能に形成されていることを特徴とする紙葉類識別収納装置が得られる。
【0014】
また,本発明によれば,前記紙葉類識別収納装置において,前記外側部材は回転軸に沿って回動することによって開成し,前記回転軸は,前記搬送ベルトの終端より収納部材側にあることを特徴とする紙葉類識別収納装置が得られる。
【0015】
【作用】
上記構成の本発明においては,紙葉類識別収納装置を機器に固定した状態で搬送通路の外側を形成する外側部材の開放が可能で,プーリーと搬送ベルトを固定する固定部材が外れる。したがって,プーリーと搬送ベルトの着脱が容易になる。
【0016】
【実施例】
以下,本発明の実施例について,図面を参照して説明する。
【0017】
図1は本発明の紙葉類識別装置の一例を示す正面断面図で,内側部材の内壁部は取り除いて示されている。図2は搬送通路の内側を形成する内側部材と搬送ベルトと,搬送ベルトのかかるプーリーと,プーリーと搬送ベルトを固定する固定部材を示す後面図である。図3は,搬送通路の外側を形成する外側部材を開いた状態の側面断面図である。
【0018】
図1乃至図3を参照して,紙葉類識別収納装置は,前面を構成する内側部材50と,後面を構成する外側部材6と,下部を構成する収納部材70とを備えている。内側部材50と外側部材6との境界部には,手前側に挿入口53を構成し,この挿入口53から夫々の壁部によって,収納部材70に至る逆L字型の搬送通路54を形成している。
【0019】
内側部材50は前方に突出した前面部51と,前面部51の後ろ側に,搬送手段をなす搬送部材10を備えている。前面部51上面は挿入口53の下側とこれに連続する搬送通路54の下面を形成している。搬送部材10には,搬送通路54側に突出した磁気ヘッドと光学センサーとが設けられているが,図示では省略されている。
【0020】
また,搬送部材10の上端と下端には,プーリ57,58が夫々設けられ,その間に搬送ベルト59が懸加されている。
【0021】
外側部材6は,搬送通路54に突出して,挿入検知爪61が設けられ,内側部材50のプーリ57に接触するように,ローラ62及び63が設けられている。また,内側部材50の光学センサーに搬送通路54を介して対向して光学センサーが設けられているが図面では省略されている。また,搬送通路54の下端に突出して規制片68が設けられている。
【0022】
収納部材70は,正面側にカセットレール71を備えている。カセットレール71の前方には,スタッカプレート72及びスタッカリンク73等のスタッカ部材74を備えている。
【0023】
カセットレール71の上方には,プーリ58と接触するローラ75が設けられている。収納された紙葉類100は,カセットスプリング77によって,収納プレート76を介して,カセットレール側71に付勢されている。以上までは,従来と構成がほぼ同じである。
【0024】
本発明の実施例に係る紙葉類識別収納装置は,搬送部材10の搬送ベルト59とプーリー57,58と固定部材1とが,外側部材6を外したときに取り外せる点で従来の紙葉類識別収納装置とは構成が異なっている。
【0025】
図2及び図3を参照して,搬送部材10は,プーリー57,58と,搬送ベルト59と,固定部材1とを備えている。また,プーリー57の一端には,プーリー57の軸に接続され,図示しない駆動装置によって駆動するためのギア2が設けられている。また,固定部材1は,内側部材50の内壁部3に固定ネジ4等によって取り付け可能に形成されている。
【0026】
図3を参照して,搬送部材10を取り出すには,後面側の外側部材6を手前に矢印15に示す方向に引き出すと,外側部材6は回転軸7の回りに回転して後方に倒れるような状態で開放される。この状態から,固定ネジ4を外すと固定部材1を搬送部材10を,後方に取り外すことができる。ベルト交換の後,先に述べた手順と逆の手順で,搬送部材10を固定部材1で内側部材50に固定し外側部材6を上方に押し上げて,ロックして,使用可能状態となる。
【0027】
このように,本発明の実施例においては,紙葉類識別収納装置を機器の前面壁80から取り外すことなく,外側部材6を全開にし,固定部材1を固定している固定ネジ4を外して取り出し,搬送部材10を固定しているねじを外すことにより搬送ベルト59とプーリー56,57が着脱できる。また,外側部材6を全開にすると外側部材6が搬送部材10を覆わなくなるため,固定部材1の固定ネジ4を外すことにより固定部材1が取り外すことができ,搬送ベルト59が交換できる。
【0028】
【発明の効果】
以上,説明したように,本発明によれば,外側部材を全開にすると外側部材がが搬送手段を覆わなくなるため,固定部材の固定ネジを外すことによりプーリと搬送ベルトの固定部材が取り外せ,紙葉類識別収納装置を機器に装着した状態でプーリと搬送ベルトの交換が可能になる紙葉類識別収納装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類識別装置の一例を示す正面図である。
【図2】搬送通路の内側を形成する内側部材と搬送ベルトと,搬送ベルトのかかるプーリーと,プーリーと搬送ベルトを固定する固定部材を示した正面断面図である。
【図3】搬送通路の外側を形成する外側部材を開いた状態の側面図である。
【図4】従来例に係る紙葉類識別装置を示す側面断面図である。
【図5】図4の紙葉類識別装置の搬送部材の取り出し方法の説明に供せられる図である。
【符号の説明】
1 固定部材
2 ギア
3 内壁部
4 固定ネジ
6 外側部材
7 回転軸
10 搬送部材
50 内側部材
51 前面部
52 搬送部材
53 挿入口
54 搬送路
55 磁気ヘッド
56 光学センサー
57,58 プーリ
59 搬送ベルト
60 外側部材
62,63 ローラ
66 光学センサー
68 規制片
70 収納部材
71 カセットレール
72 スタッカプレート
73 スタッカリンク
74 スタッカ部材
75 ローラ
76 収納プレート
77 カセットスプリング
100 紙葉類

Claims (3)

  1. 挿入口から挿入された紙葉類を搬送通路に沿って搬送する搬送手段と,前記搬送手段によって搬送された紙葉類を識別し,収納部材に収容する紙葉類識別収納装置において,
    前記搬送手段は,前記挿入された紙葉類を搬送通路に送り込む搬送ベルトと,前記搬送ベルトの駆動及び案内を行うプーリと,前記プーリを固定する固定部材とを備え,
    前記固定部材は前記搬送通路の内側を形成する内側部材の通路側に設けられていることを特徴とする紙葉類識別収納装置。
  2. 請求項1記載の紙葉類識別収納装置において,前記搬送通路は外側部材と前記内側部材との間に形成され,前記固定部材は,前記外側部材を開くことにより着脱可能に形成されていることを特徴とする紙葉類識別収納装置。
  3. 請求項2記載の紙葉類識別収納装置において,前記外側部材は回転軸に沿って回動することによって開成し,前記回転軸は,前記搬送ベルトの終端より収納部材側にあることを特徴とする紙葉類識別収納装置。
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