JP3589733B2 - 紙葉類収納装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は,紙,紙幣,手紙,葉書等の紙葉類を収納する装置に関し,詳しくは,収納部の紙葉類を収納する収納部の変形の規制に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,例えば,図4に示される紙葉類収納装置が知られている。図4を参照して,従来の紙葉類収納装置は,装置の略前面を構成する内側部材50と,装置の前面の一部と後面を略構成する外側部材60と,装置の略下部を構成する収納部70とを備えている。
【0003】
内側部材50と,外側部材60との境界部には,装置正面側に挿入口53を構成し,この挿入口53から夫々の壁部によって,収納部70に至る逆L字型の搬送通路54を形成している。
【0004】
内側部材50は前方に突出したフロントマスク51と,フロントマスク51の後ろ側にインナーシュート52を備えている。フロントマスク51上面は挿入口53の下側とこれに連続する搬送通路54の下面を形成している。
【0005】
インナーシュート52には,搬送通路54側に位置した磁気ヘッド55と光学センサー56とが設けられている。
【0006】
また,インナーシュート52の上端と下端には,プーリ57,58が夫々設けられ,その間に搬送ベルト59が懸架されている。
【0007】
外側部材60は,搬送通路54に突出して,紙葉類100の挿入を検知する挿入検知爪61が設けられ,インナーシュート52のプーリ57に接触するように,ローラ62及び63が設けられている。また,外側部材60の下端寄りに搬送通路54を水平方向に貫通してソレノイド64によって駆動されるシャッター爪65を備えている。また,内側部材50の光学センサー56に搬送通路を介して光学センサー66が設けられている。また,搬送通路54に突出してエスクロレバー67と下端に突出した規制片68が設けられている。
【0008】
収納部70は,正面側に,収納された紙葉類から次に収納する紙葉類を分離するためのカセットレール71を備えている。カセットレール71の前方には,スタッカプレート72及びスタッカリンク73等のスタッカ部材74を備えている。
【0009】
カセットレール71の上方には,プーリ58と接触するローラ75が設けられている。収納された紙葉類100は,カセットスプリング77によって,カセットプレート76を介して,装置の正面側に付勢されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図4の紙葉類収納装置においては,収納部70を装着したときに左右のカセットレール71の相互間隔が少ない場合,搬送通路54を通して紙面に沿って搬送された紙葉類がカセットレール71の入口部分で引っ掛かり,詰まりを起こしてしまう。一方,広い場合は収納して積層した紙葉類が搬送通路面側に飛び出してしまい,次に搬送してきた紙葉類の先端が引っ掛かり詰まりを起こしてしまう。また収納部70の紙葉類の収納量が多くなってきた場合,スタッカプレート72による押圧力で収納部70が変形し,この場合にも紙葉類に詰まりが生じる虞がある。このように収納部70,特に,カセットレール71の紙葉類の入口部分には厳密な寸法管理が要求される。
【0011】
それ故に本発明の課題は,カセット方式の収納部を使用しているにもかかわらず,収納部の紙葉類の入口部分の変形を阻止して紙葉類の詰まりを防止した紙葉類収納装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、紙面に沿って搬送される紙葉類を案内する搬送通路と、前記搬送通路から紙葉類を紙面に沿った移動を伴って紙葉類入口を通して受けとり収納するためのカセット方式の収納部とを有する紙葉類収納装置において、前記収納部の前記紙葉類入口を規定する部分の変形を規制する変形規制手段を設け、前記収納部は、前記紙葉類を収納するためのカセットボックスと、前記カセットボックスに収納された紙葉類から次に収納する紙葉類を分離するためのカセットレールとを有し、前記変形規制手段は、前記搬送通路を形成する部材と前記カセットレールとの間に設けた凹凸嵌合部であることを特徴とする紙葉類収納装置が得られる。
また本発明によれば、紙面に沿って搬送される紙葉類を案内する搬送通路と、前記搬送通路から紙葉類を紙面に沿った移動を伴って紙葉類入口を通して受けとり収納するためのカセット方式の収納部とを有する紙葉類収納装置において、前記収納部の前記紙葉類入口を規定する部分の変形を規制する変形規制手段を設け、前記収納部は、前記紙葉類を収納するためのカセットボックスと、前記カセットボックスに収納された紙葉類から次に収納する紙葉類を分離するためのカセットレールとを有し、前記変形規制手段は、前記紙葉類収納装置のフレームと前記カセットレールとの間に設けた凹凸嵌合部であることを特徴とする紙葉類収納装置が得られる。
【0013】
【実施例】
以下,本発明の実施例について,図面を参照して説明する。
【0014】
図1は本発明の一実施例による紙葉類収納装置を示す側断面図である。この紙葉類収納装置は,挿入口から下方の正面部分を略構成する内側部材50と,挿入口から上方の正面部分の一部と後面部分を略構成する外側部材60と,紙葉類を収納する収納部70とを備えている。内側部材50と,外側部材60との境界部には,装置正面側に挿入口53を構成し,この挿入口53から夫々の壁部によって,収納部70に至る逆L字型の搬送通路54を形成している。
【0015】
内側部材50は,前方に突出したフロントマスク51と,フロントマスク51の後側にインナーシュート52を備えている。フロントマスク51の上面は挿入口53の下側とこれに連続する搬送通路54の下面を形成している。インナーシュート52には,搬送通路54側に位置した磁気ヘッド55と光学センサー56とが設けられている。
【0016】
また,インナーシュート52の上端と下端には,プーリ57,58が夫々設けられ,その間に搬送ベルト59が懸架されている。
【0017】
外側部材60の一部は,インナーシュート52に対向してアウターシュートを形成し,インナーシュート52とともに搬送通路54を形成している。外側部材60には,搬送通路54に突出して,紙葉類の挿入を検知する挿入検知爪61が設けられ,内側部材50のプーリ57に接触するように,ローラ62及び63が設けられている。また,内側部材50の光学センサー56に搬送通路54を介して対向して光学センサー66が設けられている。また,搬送通路54に突出したシャッタ爪65が設けられている。シャッタ爪65は,図示しないソレノイドによって駆動され,紙葉類を収納したときに搬送通路54を遮断するものである。シャッタ爪65の下方には公知のエスクロレバー67が設けられている。
【0018】
また下端には下方に突出した規制片68が設けられている。規制片68は支点軸69の回りに回動可能であり,収納部70に紙葉類が収納される毎に往復回動し,かつ収納された紙葉類が正面側へ移動しないように,即ち,搬送通路に出ないように規制するものである。
【0019】
収納部70は,正面側に,収納された紙葉類から次に収納する紙葉類を分離するためのカセットレール71を従来と同様に備えている。カセットレール71の前方には,スタッカプレート72及びスタッカリンク73等のスタッカ部材74を備えている。アウターシュートの下方には,プーリ58と接触するローラ75が設けられている。収納された紙葉類100は,カセットスプリング77によって,カセットプレート76を介して,装置正面側に付勢されている。以上までは,従来と構成がほぼ同じである。
【0020】
さらに図2及び図3をも参照して,収納部70は搬送通路54から紙葉類を紙面に沿った移動を伴って紙葉類入口81を通して受けとり収納するためのものであり,装置フレーム82に対し着脱自在のカセット方式にされている。具体的には,収納部70はカセットレール71に一体に接続されたカセットボックス83を含み,装置フレーム82から取り外して移動可能なものである。装置フレーム82に収納部70を装着するには,まずカセットボックス83の下部を装置フレーム82の下部に引っ掛け,この部分を中心として収納部70を図2における時計回りに回動させ,搬送通路54を形成する部材84にカセットレール71を図2に鎖線で示すように合せる。
【0021】
カセットレール71は前面,即ち,図3における下端面を開放面とされている。したがってカセットレール71の紙葉類入口81は特に左右方向の寸法に狂いが生じやすい。この問題を解決するため,カセットレール71の前面上部に凹部85を形成する一方,部材84の後面に凹部85に対応して凸部86を形成する。凹部85と凸部86は収納部70を正規の位置に装着したときに互いに嵌合し,これにより紙葉類入口81の寸法の狂いを防止する。即ち,搬送通路54を形成する部材84とカセットレール71との間に凹凸嵌合部が設けられる。この凹凸嵌合部は収納部70の紙葉類入口81を規定する部分の変形を規制する変形規制手段を構成する。
【0022】
なおカセットレール71に凸部を形成する一方,部材84に凹部を形成し,これらにより凹凸嵌合部を構成させてもよい。また凹凸嵌合部はカセットレール71と装置フレーム82との間に設けてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上,説明したように,本発明の紙葉類収納装置によれば,収納部の紙葉類の入口部分の変形が阻止されるため,カセット方式の収納部を使用しているにもかかわらず紙葉類の詰まりが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による紙葉類収納装置を示す側面断面図である。
【図2】図1の紙葉類収納装置の要部のみを,カセット式の収納部を装着する途中の状態で示す側面断面図である。
【図3】図2の紙葉類収納装置の要部のみを,カセット式の収納部を装着した状態で示す平面断面図である。
【図4】図4は従来の紙葉類識別収納装置の一例を示す側断面図である。
【符号の説明】
50 内側部材
51 フロントマスク
52 インナーシュート
53 挿入口
54 搬送通路
55 磁気ヘッド
56 光学センサー
57,58 プーリ
59 搬送ベルト
60 外側部材
61 挿入検知爪
62,63 ローラ
66 光学センサー
68 規制片
70 収納部
71 カセットレール
72 スタッカプレート
73 スタッカリンク
74 スタッカ部材
75 ローラ
77 カセットスプリング
81 紙葉類入口
82 装置フレーム
83 カセットボックス
84 搬送通路を形成する部材
85 凹部
86 凸部
100 紙葉類
Claims (2)
- 紙面に沿って搬送される紙葉類を案内する搬送通路と、前記搬送通路から紙葉類を紙面に沿った移動を伴って紙葉類入口を通して受けとり収納するためのカセット方式の収納部とを有する紙葉類収納装置において、前記収納部の前記紙葉類入口を規定する部分の変形を規制する変形規制手段を設け、前記収納部は、前記紙葉類を収納するためのカセットボックスと、前記カセットボックスに収納された紙葉類から次に収納する紙葉類を分離するためのカセットレールとを有し、前記変形規制手段は、前記搬送通路を形成する部材と前記カセットレールとの間に設けた凹凸嵌合部であることを特徴とする紙葉類収納装置。
- 紙面に沿って搬送される紙葉類を案内する搬送通路と、前記搬送通路から紙葉類を紙面に沿った移動を伴って紙葉類入口を通して受けとり収納するためのカセット方式の収納部とを有する紙葉類収納装置において、前記収納部の前記紙葉類入口を規定する部分の変形を規制する変形規制手段を設け、前記収納部は、前記紙葉類を収納するためのカセットボックスと、前記カセットボックスに収納された紙葉類から次に収納する紙葉類を分離するためのカセットレールとを有し、前記変形規制手段は、前記紙葉類収納装置のフレームと前記カセットレールとの間に設けた凹凸嵌合部であることを特徴とする紙葉類収納装置。
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JP08150395A Expired - Fee Related JP3589733B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 紙葉類収納装置 |
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-
1995
- 1995-04-06 JP JP08150395A patent/JP3589733B2/ja not_active Expired - Fee Related
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